JP2015074046A - ロボットハンド機構 - Google Patents

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康寿 松浦
昭宏 鈴木
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昭宏 鈴木
真也 浅井
Shinya Asai
真也 浅井
亮介 小関
Ryosuke Koseki
亮介 小関
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Yasuyuki Aida
泰之 合田
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Takuya Murata
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【課題】指部を確実に原点復帰させるとともに、指部の可動域を広くとる。【解決手段】ロボットハンド機構100は、関節J1〜J6が形成された指部6と、関節J1〜J6における指部6の角度の変化を検出する角度センサ7と、角度センサ7に電気的に接続されるとともに、指部6の移動を制御する制御手段としてECU8、振動回路9及びアクチュエータ1とを備え、制御手段は、指部6を原点復帰させる際、方向Qに向かって指部6の移動を開始させ、その後、角度センサ7によって検出される指部6の角度の変化が所定時間以上停止する状態となった場合、関節可動角度制限位置Pxに到達したと判断し、指部6を方向Pに角度Px−P0分回動させ、原点復帰させる。【選択図】図2

Description

この発明は、ロボットハンド機構に関する。
一般的に、ロボットハンドに用いられる多関節ハンドの指部の関節には、各々の関節を中心として指部を前後に回動するように駆動させるアクチュエータが設けられている。また同時に、関節の曲がり具合、すなわち関節における指部の角度を検出するための角度センサが関節に設けられる。この角度センサが、指部の角度を正確に把握するためには、原点となる角度を定めて、この原点を基準として指部が相対的にどの程度の角度だけ移動したかを検出する必要がある。そのため、ロボットハンドの指部の動作の開始時に、指部を原点に復帰させるか、または、指部の原点に対する相対位置を把握しなくてはならない。
引用文献1では、ロボットハンドの指部に相当するマニュピレータの原点復帰を行うため、マニュピレータの現在位置から見て原点を超える仮想位置を第一目標値として設定する。すなわち、指部の動作の開始前において、アクチュエータはまず、マニュピレータを第一目標値に向かう一方向に移動させる。そして、マニュピレータが原点を超えて第一目標値に達したことが検出されると、次に原点が第二目標値として設定される。そしてさらに、アクチュエータはそれまでと反対の方向に、第二目標値に向かってマニュピレータを回動させるように駆動する。マニュピレータが第二目標値である原点に到達した時点で、マニュピレータの原点復帰動作は完了する。なお、この時、マニュピレータの絶対的な位置を検出することができるアブソリュートエンコーダが角度センサとして用いられる。
特開2009−148859号公報
しかしながら、指部の相対的な位置の変化のみを検出することができるインクリメンタルエンコーダを角度センサとして使用した場合、指部の動作開始前に電源を入れた時点では、指部が原点に対してどの方向に位置しているのかを把握することができない。そのため、原点復帰動作前の指部のもともとの位置が、原点を超えて、原点と第一目標値との間にある場合、引用文献1に記載された制御方法を適用しても指部を原点復帰させることはできない。
一方、角度センサとしてアブソリュートエンコーダを用いる場合又は、インクリメンタルエンコーダにポテンショメータを併用する場合は、電源を入れた時点で、角度センサは原点に対する指部の位置を検出することができる。しかし、指部にアブソリュートエンコーダやポテンショメータが設けられた場合、角度センサとしてインクリメンタルエンコーダのみを用いる場合と比較して、指部が太くなり、指部の可動域が制限されてしまう。
この発明は、このような問題を解決するためになされ、指部を確実に原点復帰させることができるとともに、指部の可動域を広くとることができるロボットハンド機構を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係るロボットハンド機構は、少なくともひとつの関節が形成された、少なくともひとつの指部と、関節における指部の回動による角度の変化を検出する回動角検出手段と、回動角検出手段に電気的に接続されるとともに、指部の回動を制御する制御手段とを備え、制御手段は、指部を原点復帰させる際、一方向に向かって指部を回動させ、その後、回動角検出手段によって検出される指部の角度の変化が所定時間以上停止する状態となった場合、関節可動角度制限位置に到達したと判断し、指部を一方向とは反対の方向に、予め設定した所定の角度回動させて原点復帰させる。
これにより、指部を当て止めして指部の位置を把握した上で原点復帰を行うことができる。
また、この発明に係るロボットハンド機構において、回動角検出手段は、インクリメンタルエンコーダであってもよい。
また、この発明に係るロボットハンド機構の制御手段は超音波モータを有し、指部の角度が前記関節可動角度制限位置に到達するまでの前記超音波モータの駆動トルクは、指部の角度が関節可動角度制限位置から原点復帰するまでの間の超音波モータの駆動トルクよりも小さい。
この発明に係るロボットハンド機構によれば、指部を確実に原点復帰させることができるとともに、指部の可動域を広くとることができる。
この発明の実施の形態1に係るロボットハンド機構の全体的な構成を模式的に示すとともに、ロボットハンド機構が物体を把持する動作を示す図である。図1(a)はロボットハンド機構が物体を把持する前の状態を、図1(b)はロボットハンド機構が物体を把持している状態を示す。 図1に示すロボットハンド機構の関節に用いられるアクチュエータの構成を模式的に示す斜視図である。 図1に示すロボットハンド機構が物体を把持する際の動作をフローチャートとして示した図である。 図1に示すロボットハンド機構の関節において、指部が原点P0に位置している時の状態を模式的に示す側面図である。 図1に示すロボットハンド機構の関節において、指部が角度Ps1に相当する箇所に位置している時の状態を模式的に示す側面図である。 図1に示すロボットハンド機構の関節において、指部が角度Ps2に相当する箇所に位置している状態を模式的に示す側面図である。 図1に示すロボットハンド機構の関節において、指部が関節可動角度制限位置Pxに相当する箇所に達した時の状態を模式的に示す側面図である。 図1に示すロボットハンド機構の関節における指部の原点復帰動作に係る角度の変化を示すグラフである。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
まず、この発明の実施の形態に係るロボットハンド機構100の全体的な構成の概略について、図1を参照して説明する。図1(a)に示すように、ロボットハンド機構100は、アーム部11と、アーム部11に接続される指部6を有しており、指部6は第一指部6aと第二指部6bとからなる。第一指部6aは長さ方向に三分割され、二箇所の分割部分は、指先に近い箇所が関節J1に、付根に近い箇所が関節J2によってそれぞれ相対的に回動可能に接続されている。また、第一指部6aの付根にあたる一端にも関節J3が設けられ、第一指部6aは関節J3を介してアーム部11に対して回動可能に取り付けられている。すなわち、第一指部6aには、三個の関節J1〜J3が形成されている。また、第二指部6bにも、同様にして三個の関節J4〜J6が形成されるとともに、第二指部6bは第一指部6aと対向する位置において、アーム部11に関節J6を介して回動可能に接続されている。また、各関節J1〜J6には、後述するアクチュエータ1及び角度センサ7が設けられ、第一指部6a及び第二指部6bは、各関節J1〜J6を中心に回動するようにアクチュエータ1によって駆動される(図2参照)。ここで、ロボットハンド機構100の第一指部6a及び第二指部6bは、対象物10を把持する前は、図1(a)に示すように、対象物10の幅よりも広く左右に開かれた状態となる。そして、対象物10を把持する時には、第一指部6a及び第二指部6bは、図1(b)に示すように互いに閉じられた状態となって、対象物10を挟み込み、把持する。
次に、ロボットハンド機構100の第一指部6aの関節J1に用いられるアクチュエータ1の構成について、図2を参照して説明する。なお、指部6aの関節J2、J3及び指部6bの関節J4〜J6に用いられるアクチュエータ1の構成についても同様である。また、この実施の形態において、アクチュエータ1には超音波モータが用いられている。
アクチュエータ1は、略円柱形状の振動子2と、振動子2の下面に接触して設けられる略円柱状の圧電素子3と、振動子2の上面に載置されるとともに一対の略円盤形状の部材からなる回転子4とを有する。回転子4の上部には第一指部6aが一体的に接続している。また、圧電素子3は、振動回路9に電気的に接続される複数の圧電素子板を積層した構造を有しており、これらの圧電素子板は振動回路9と電気的に接続している。また、振動回路9はECU8に電気的に接続している。そして、圧電素子3の複数の圧電素子板は、ECU8に制御される振動回路9により交流電圧を印加されることによって超音波振動を発生する。この超音波振動が振動子2に伝達され、振動子2の上面の先端には楕円振動が発生する。そして、振動子2の楕円振動によって、回転子4は回転軸Rを回動中心として方向P又は方向Qに回動する。回転子4の回動に伴って、第一指部6aも前後に回動する。なお、回転子4が方向Pに回動する時は、第二指部6bは物を解放する方向、すなわちロボットハンド機構100が開状態になる方向に動作する。一方、回転子4が方向Qに回動する時、第一指部6aは物を把持する方向、すなわちロボットハンド機構100が閉状態になる方向に動作する。また、回転子4には角度センサ7が取り付けられている。角度センサ7は回転子4の側面において、回転中心が回転子4の回転軸Rと一致するように配置される。なお、角度センサ7には、回転子4の回動に伴いパルス信号を出力し、カウントするインクリメンタルエンコーダが用いられている。角度センサ7は、任意の初期値に対するパルス信号のカウント値の変化によって、第一指部6aの回動による角度の変化を検出する。また、角度センサ7にはECU8が電気的に接続されている。
なお、角度センサ7は回動角検出手段を構成する。また、アクチュエータ1、ECU8及び振動回路9は、第一指部6aの回動を制御する制御手段を構成する。すなわち、角度センサ7によって検出された第一指部6aの角度の変化に基づき、ECU8は振動回路9を介してアクチュエータ1の圧電素子3及び振動子2を超音波振動させ、回転子4に接続された第一指部6aの回動を制御する。
次に、ロボットハンド機構100が図1に示すように対象物10を把持する際の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS1において、図1(a)に示すようにロボットハンド機構100の第一指部6a及び第二指部6bを開かれた状態とする。そして、ステップS2において、アーム部11の移動によって、ロボットハンド機構100は、対象物10を把持するために適当な位置まで移動する。そして、ステップS3において、図1(b)に示すように第一指部6a及び第二指部6bは互いに閉じられ、対象物10を挟み込むように動作し、対象物10の把持が開始される。
ステップS4において、関節J1における第一指部6aの角度が一定時間tの間、変化しないことを角度センサ7が検出した場合、ステップS5において、関節J1に設けられたアクチュエータ1への通電が停止される。また同様に、関節J2における第一指部6aの角度が一定時間tの間、変化しないことが検出された場合も、ステップS7において、関節J2のアクチュエータ1への通電が停止される。第一指部6aの関節J3及び第二指部6bの関節J4〜J6に関しても、それぞれ同様に、アクチュエータ1への通電が制御される。そして、関節J1〜J6に設けられた全てのアクチュエータ1への通電が停止した時点において、ロボットハンド機構100による対象物10の把持は完了する(ステップS8)。
ここで、超音波モータであるアクチュエータ1は摩擦によって駆動されているため、動作が停止された状態で通電が続くと破損のおそれがある。従って、このように対象物10の把持に伴って各々の関節J1〜J6のアクチュエータ1への通電を停止させることで、アクチュエータ1の破損を防止することができる。なお、超音波モータであるアクチュエータ1は、通電が停止された状態で対象物10を把持し続けることが可能である。
次に、関節J1における第一指部6aの原点復帰動作について、図4〜8を参照して説明する。なお、関節J2、J3における第一指部6aの原点復帰動作及び関節J4〜J6における第二指部6bの原点復帰動作についても同様である。なお以下の説明において、原点とは、指部6の動作における初期位置として予め定められた所定の位置をいう。また、原点復帰とは、指部6に設けられたアクチュエータ1が指部6を移動させて原点に位置させることをいう。
図4において、第一指部6aは関節J1における原点P0に位置している。原点P0において、第一指部6aは関節J1において真っ直ぐに伸びた状態となっている。また、図5は、第一指部6aが原点P0に対して、方向Pへ角度Ps1に相当する位置まで移動した状態を示す。また、図6は、第一指部6aが原点P0に対して、方向Qへ角度Ps2に相当する位置まで移動した状態を示す。図7は、第一指部6aが関節可動角度制限位置Pxに達した時の状態を示す。ここで、関節可動角度制限位置Pxとは第一指部6aが機構的にこれ以上、方向Qに回動することができない限界の角度を示す。
図8を参照すると、電源を入れた時点において、第一指部6aが図5に示すように角度Ps1に相当する箇所に位置する場合は、第一指部6aはグラフXのように動作することにより、原点復帰を行う。具体的には、第一指部6aは、時刻T0において図5に示す角度Ps1に相当する位置から方向Qに向かって回動をしつつ移動を開始する。すなわち、第一指部6aはまず、関節可動角度制限位置Pxに向かう方向に向かって移動する。そして、第一指部6aは原点P0を超えて、時刻T1において関節可動角度制限位置Pxに到達する。第一指部6aが関節可動角度制限位置Pxに到達したことは、時刻T1から時刻T2までの間、第一指部6aの角度の変化が停止したことが角度センサ7によって検出され、判断される。そして、この時点で角度センサ7によるパルス信号のカウント値はリセットされるか、又はカウント値=角度Pxと置き換えられて、時刻T2における第一指部6aの絶対的な位置が規定される。そしてその後、第一指部6aは角度差Px−P0の分だけ方向Pに回動しつつ移動し、時刻T3において、図4に示すように原点P0へと原点復帰する。ここで、角度差Px−P0は、ECU8によって予め設定されているものとする。
なおこの時、第一指部6aの角度が関節可動角度制限位置Pxに到達するまでのアクチュエータ1の駆動トルクは、第一指部6aの角度が関節可動角度制限位置Pxから原点復帰するまでの間のアクチュエータ1の駆動トルクよりも小さい。すなわち、時刻T0〜T1における第一指部6aの回動の速度は、時刻T2〜T3における第一指部6aの回動の速度よりも遅い。具体的にはECU8は、時刻T0〜T1においてアクチュエータ1の超音波振動の周波数を高くしたり、圧電素子3に印加される電圧を低くしたり、超音波振動の位相差を最適値からずらしたりすることで、アクチュエータ1の駆動トルクを小さくする。
また、電源を入れた時点において、第一指部6aが図6に示すように角度Ps2に相当する箇所に位置する場合は、第一指部6aは図8のグラフYのように動作することにより、原点復帰を行う。具体的には、第一指部6aは、時刻T0において図6に示す角度Ps2に相当する位置から方向Qに回動を開始し、時刻T4において関節可動角度制限位置Pxに到達する。第一指部6aが関節可動角度制限位置Pxに到達したことは、時刻T4から時刻T5までの間、第一指部6aの角度の変化が停止したことによって判断される。この時、グラフXの場合と同様にして、時刻T5における第一指部6aの絶対的な位置が規定される。そしてその後、第一指部6aは予め設定された角度差Px―P0の分だけ方向Pに回動し、時刻T6において、図4に示すように原点P0へと原点復帰する。この時、グラフXの場合と同様に、時刻T0〜T4におけるアクチュエータ1の駆動トルクは、時刻T5〜T6におけるアクチュエータ1の駆動トルクよりも小さくなるように設定される。
なお、角度センサ7におけるノイズの影響を除去するため、ECU8は、実際には関節J1における第一指部6aの回転速度を計算した上で、この回転速度がある閾値以下である場合を「角度の変化が停止する状態」として処理する。関節J2、J3における第一指部6a及び関節J4〜J6における第二指部6bについても同様である。
以上より、ロボットハンド機構100の指部6を原点復帰させる際、方向Qに指部6の移動を開始させ、その後、指部6の角度の変化が所定時間以上停止する状態となった場合、指部6を方向Pに角度差Px−P0分移動させる。これにより、指部6は関節可動角度制限位置Pxに相当する位置に当て止めされ、その後、原点P0に到達するために角度差Px−P0分だけ回動することにより、確実に原点復帰することができる。また、電源を入れた時点で、指部6がいかなる角度に位置するかに関係なく、指部6を関節可動角度制限位置Pxに相当する位置に当て止めすることで原点復帰させることができる。よって、指部6の絶対的な位置を把握するためにアブソリュートエンコーダやポテンショメータを用いる必要がなく、角度センサとしてはインクリメンタルエンコーダのみを用いて原点復帰を行うことができる。従って、その分、指部6の太さを比較的細く設計することができ、ロボットハンド機構100の可動領域を広くとることができる。
また、指部6の角度が関節可動角度制限位置Pxに到達するまでのアクチュエータ1の駆動トルクは、指部6の角度が関節可動角度制限位置Pxから原点復帰するまでの間のアクチュエータ1の駆動トルクよりも小さい。これによって、指部6が関節可動角度制限位置Pxに相当する位置に当て止めされた場合にも、ロボットハンド機構100への衝撃等の影響を少なくすることができる。また、指部6の角度が関節可動角度制限位置Pxから原点復帰するまでの間、アクチュエータ1の駆動トルクを大きくし、指部6の回動の速度を上げることで、指部6をより早く原点復帰させることができる。
なお、本実施の形態において、角度センサ7はインクリメンタルエンコーダに限定されず、指部6の角度の相対的な変化のみを検出するものであればよい。
また、関節可動角度制限位置は、本実施の形態における関節可動角度制限位置Pxに限定されず、方向P又は方向Qに関わらず、指部6が機構的にこれ以上回動することができない限界の角度を示すものであればよい。なお、関節可動角度制限位置Pxが原点P0から見て方向Pに位置する場合は、指部6は時刻T0において、関節可動角度制限位置Pxに向かう方向である方向Pへと移動するものとする。
また、アクチュエータ1は、超音波モータに限られない。
また、指部の本数及び関節の数は本実施の形態に限られず、少なくともひとつの指部6に少なくともひとつの関節が形成されていればよい。
1 アクチュエータ、超音波モータ(制御手段)、6 指部、7 角度センサ、インクリメンタルエンコーダ(回動角検出手段)、8 ECU(制御手段)、9 振動回路(制御手段)、100 ロボットハンド機構、P0 原点、Px 関節可動角度制限位置。

Claims (3)

  1. 少なくともひとつの関節が形成された、少なくともひとつの指部と、
    前記関節における前記指部の回動による角度の変化を検出する回動角検出手段と、
    前記回動角検出手段に電気的に接続されるとともに、前記指部の前記回動を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記指部を原点復帰させる際、一方向に向かって前記指部を回動させ、その後、前記回動角検出手段によって検出される前記指部の前記角度の変化が所定時間以上停止する状態となった場合、関節可動角度制限位置に到達したと判断し、前記指部を前記一方向とは反対の方向に、予め設定した所定の角度回動させて原点復帰させるロボットハンド機構。
  2. 前記回動角検出手段は、インクリメンタルエンコーダである請求項1に記載のロボットハンド機構。
  3. 前記制御手段は超音波モータを有し、
    前記指部の前記角度が前記関節可動角度制限位置に到達するまでの前記超音波モータの駆動トルクは、
    前記指部の前記角度が前記関節可動角度制限位置から原点復帰するまでの間の前記超音波モータの前記駆動トルクよりも小さい請求項1又は2に記載のロボットハンド機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170128713A (ko) * 2016-05-13 2017-11-23 현대자동차주식회사 관절보조장치 및 그 제어방법
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