JP2015073013A - Euvリソグラフィ用反射型マスクブランクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】イオン注入法を用いて、EUVマスクブランクの吸収層のEUV光線反射率を調整する手順を含んだEUVマスクブランクの製造方法の提供。
【解決手段】基板上にEUV光を反射する反射層を形成し、前記反射層上にEUV光を吸収する吸収層を形成するEUVリソグラフィ(EUVL)用反射型マスクブランクの製造方法であって、前記吸収層が、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数を高くすることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
【選択図】なし
【解決手段】基板上にEUV光を反射する反射層を形成し、前記反射層上にEUV光を吸収する吸収層を形成するEUVリソグラフィ(EUVL)用反射型マスクブランクの製造方法であって、前記吸収層が、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数を高くすることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
【選択図】なし
Description
本発明は、半導体製造等に使用されるEUV(Extreme Ultraviolet:極端紫外)リソグラフィ用反射型マスクブランクの製造方法に関する。
従来、半導体産業において、シリコン基板等に微細なパターンからなる集積回路を形成する上で必要な微細パターンの転写技術として、可視光や紫外光を用いたフォトリソグラフィ法が用いられてきた。しかし、半導体デバイスの微細化が加速している一方で、従来のフォトリソグラフィ法の限界に近づいてきた。フォトリソグラフィ法の場合、パターンの解像限界は露光波長の1/2程度であり、液浸法を用いても露光波長の1/4程度と言われており、ArFレーザ(波長:193nm)の液浸法を用いても、その露光波長は45nm程度が限界と予想される。そこで45nmよりも短い波長を用いる次世代の露光技術として、ArFレーザよりさらに短波長のEUV光を用いた露光技術であるEUVリソグラフィが有望視されている。本明細書において、EUV光とは、軟X線領域または真空紫外線領域の波長の光線を指し、具体的には波長10〜20nm程度、特に13.5nm±0.3nm程度の光線を指す。
EUV光は、あらゆる物質に対して吸収されやすく、かつこの波長で物質の屈折率が1に近いため、従来の可視光または紫外光を用いたフォトリソグラフィのような屈折光学系を使用できない。このため、EUV光リソグラフィでは、反射光学系、すなわち反射型フォトマスクとミラーとが用いられる。
マスクブランクは、フォトマスク製造に用いられるパターニング前の積層体である。EUVマスクブランクの場合、ガラス製等の基板上にEUV光を反射する反射層と、EUV光を吸収する吸収層とがこの順で形成された構造を有している。
上記反射層と吸収層の間には、通常、保護層が形成される。該保護層は、吸収層にパターン形成する目的で実施されるエッチングプロセスによって反射層がダメージを受けないように、該反射層を保護する目的で設けられる。
上記反射層と吸収層の間には、通常、保護層が形成される。該保護層は、吸収層にパターン形成する目的で実施されるエッチングプロセスによって反射層がダメージを受けないように、該反射層を保護する目的で設けられる。
反射層としては、EUV光に対して低屈折率特性となる低屈折率層としてのモリブデン(Mo)層と、EUV光に対して高屈折率特性となる高屈折率層としてのケイ素(Si)層と、を交互に積層することで、EUV光を層表面に照射した際の光線反射率が高められたMo/Si多層反射膜が通常使用される。
吸収層には、EUV光に対する吸収係数の高い材料、具体的にはたとえば、クロム(Cr)やタンタル(Ta)を主成分とする材料が用いられる。
吸収層には、EUV光に対する吸収係数の高い材料、具体的にはたとえば、クロム(Cr)やタンタル(Ta)を主成分とする材料が用いられる。
近年、反射型フォトマスク用のマスクブランクにおいて、パターンが微細化するにつれて、吸収層の厚さに起因するShadowingの影響(パターン精度の悪化)が問題となっており、このShodowingの影響を抑制するために吸収層の薄膜化が検討されている。
吸収層の薄膜化は、形成される吸収層の組成の調節によってもある程度可能ではあるが、吸収層の組成の調節によって、吸収層に対する要求特性を全て満たすことは困難である。
吸収層の薄膜化は、形成される吸収層の組成の調節によってもある程度可能ではあるが、吸収層の組成の調節によって、吸収層に対する要求特性を全て満たすことは困難である。
吸収層に入射するEUV光に対する反射率(以下、「EUV反射率」という。)を、該吸収層となる層の形成後に調節できれば、吸収層に対する他の要求特性を満たしつつ、吸収層の薄膜化を図ることができると考えられる。
吸収層のような金属材料を主成分とする薄膜の物性を、該薄膜の形成後に変化させる手段としては、形成後の薄膜に対し、該薄膜の構成材料以外の元素または化合物をイオンとして注入することにより、該薄膜の物理特性や化学特性を変化させるイオン注入法がある。
EUVマスクブランクの製造時において、多層反射膜や吸収層の形成には、スパッタリング法が用いられる。一般的に、スパッタリング法のような真空成膜法では、熱力学的平衡状態では得られない組成、構造の物質を作ることが可能である。その理由は原料物質が基板温度に対し、温度に換算すると数千℃以上(〜数十万℃)の大きなエネルギーを持って堆積し、その際に急激にエネルギーを失うことによる。
イオン注入法により注入される原料は、真空成膜法にて原料物質が有するエネルギーと比べ、更に千倍程度のエネルギーを持つため表面に堆積されず、物質内へと侵入する。侵入領域においては真空成膜法でも得られない組成、構造をもつ物質となるので、イオン注入法は真空成膜法でも作ることのできない材料の層を形成できる手法であるといえる。このため、該薄膜の構成材料以外の元素または化合物をイオンとして注入することにより、該薄膜の物理特性や化学特性を変化させることができる。
イオン注入法により注入される原料は、真空成膜法にて原料物質が有するエネルギーと比べ、更に千倍程度のエネルギーを持つため表面に堆積されず、物質内へと侵入する。侵入領域においては真空成膜法でも得られない組成、構造をもつ物質となるので、イオン注入法は真空成膜法でも作ることのできない材料の層を形成できる手法であるといえる。このため、該薄膜の構成材料以外の元素または化合物をイオンとして注入することにより、該薄膜の物理特性や化学特性を変化させることができる。
透過型フォトマスクの吸収層にイオン注入することで、該吸収層の物理特性や化学特性を変化させる方法が特許文献1〜2に開示されている。
特許文献1、2に記載の方法では、X線吸収層の応力を調整する目的で、該吸収層にアルゴンイオン等の希ガスイオンを注入している。
透過型フォトマスクのマスク基板にイオン注入することで、該マスク基板の物理特性や化学特性を変化させる方法が特許文献3〜4に開示されている。特許文献3に記載の方法では、透過型フォトマスクの屈折率や透過率を調節する目的で、マスク基板の光学特性を修正する任意の適当な物質として、ホウ素、リン、アルミニウム、ガリウム、インジウム、ヒ素、アンチモンを注入している。特許文献4に記載の方法では、透過型マスクのガラス基板のエッチング特性を改善する目的で、リンやボロンをイオン注入している。
また、EUVマスクの反射多層膜の一部の層にイオン注入することで、該反射多層膜のEUV反射率を変化させる方法が特許文献5に開示されている。特許文献5に記載の方法では、該反射多層膜の一部に酸素をイオン注入している。
特許文献1、2に記載の方法では、X線吸収層の応力を調整する目的で、該吸収層にアルゴンイオン等の希ガスイオンを注入している。
透過型フォトマスクのマスク基板にイオン注入することで、該マスク基板の物理特性や化学特性を変化させる方法が特許文献3〜4に開示されている。特許文献3に記載の方法では、透過型フォトマスクの屈折率や透過率を調節する目的で、マスク基板の光学特性を修正する任意の適当な物質として、ホウ素、リン、アルミニウム、ガリウム、インジウム、ヒ素、アンチモンを注入している。特許文献4に記載の方法では、透過型マスクのガラス基板のエッチング特性を改善する目的で、リンやボロンをイオン注入している。
また、EUVマスクの反射多層膜の一部の層にイオン注入することで、該反射多層膜のEUV反射率を変化させる方法が特許文献5に開示されている。特許文献5に記載の方法では、該反射多層膜の一部に酸素をイオン注入している。
以上述べたように、EUVL用反射型マスクブランク、EUVL用反射型マスクの場合、吸収層のEUV反射率を調節する目的で、該吸収層にイオン注入する試みはこれまでなされていなかった。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するため、イオン注入法を用いて、EUVマスクブランクの吸収層のEUV反射率を調整する手順を含んだEUVマスクブランクの製造方法の提供を目的とする。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するため、イオン注入法を用いて、EUVマスクブランクの吸収層のEUV反射率を調整する手順を含んだEUVマスクブランクの製造方法の提供を目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明は、基板上にEUV光を反射する反射層を形成し、前記反射層上にEUV光を吸収する吸収層を形成するEUVリソグラフィ(EUVL)用反射型マスクブランクの製造方法であって、
前記吸収層は、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数が高くなるように形成されることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法(1)を提供する。
前記吸収層は、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数が高くなるように形成されることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法(1)を提供する。
また、本発明は、基板上にEUV光を反射する反射層を形成し、前記反射層上に該反射層の保護層を形成し、前記保護層上にEUV光を吸収する吸収層を形成するEUVリソグラフィ(EUVL)用反射型マスクブランクの製造方法であって、
前記吸収層は、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数が高くなるように形成されることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法(2)を提供する。
前記吸収層は、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数が高くなるように形成されることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法(2)を提供する。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜表面におけるEUV波長域の中心波長(波長13.5nm)の反射率を、イオン注入前をRiとし、イオン注入後をRfとする時、イオン注入前後のEUV反射率の変化率((Rf−Ri)×100/Ri)の値は、−5%以下が好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の消衰係数を、イオン注入前をkiとし、イオン注入後をkfとするとき、イオン注入前後の消衰係数の変化率((kf−ki)/ki)の値は、0.03以上が好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の屈折率を、イオン注入前をniとし、イオン注入後をnfとするとき、イオン注入前後の屈折率の変化量(nf−ni)が下記式を満たすことが好ましい。
−0.1≦nf−ni≦0.1
−0.1≦nf−ni≦0.1
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)を主成分とする材料、パラジウム(Pd)を主成分とする材料、クロム(Cr)を主成分とする材料、ルテニウム(Ru)を主成分とする材料、から選ばれるいずれかからなることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、周期律表第10〜15族に含まれる元素のうち、少なくとも1つの元素から生成されることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、鉛(Pb)およびビスマス(Bi)からなる群から選択される少なくとも1種類の元素から生成されることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)を主成分とし、ハフニウム(Hf)、珪素(Si)、ジルコニウム(Zr)、ゲルマニウム(Ge)、硼素(B)、窒素(N)および水素(H)から選ばれる少なくとも1種類の元素を含み、
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、鉛(Pb)およびビスマス(Bi)からなる群から選択される少なくとも1種類の元素から生成されることが好ましい。
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、鉛(Pb)およびビスマス(Bi)からなる群から選択される少なくとも1種類の元素から生成されることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)と窒素(N)を含有し、Taの含有率が40〜80at%であり、Nの含有率が20〜60at%であり、
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、銀(Ag)から生成される銀イオン(Ag+)であることが好ましい。
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、銀(Ag)から生成される銀イオン(Ag+)であることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)および窒素(N)と、水素(H)およびホウ素(B)から選ばれる少なくとも一つの元素と、を含有し、
前記スパッタリング形成膜におけるタンタル(Ta)および窒素(N)の合計含有率が80〜99.9at%であり、水素(H)およびホウ素(B)から選ばれる少なくとも一つの元素の合計含有率が、0.1〜20at%であり、
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、銀(Ag)から生成される銀イオン(Ag+)であることが好ましい。
前記スパッタリング形成膜におけるタンタル(Ta)および窒素(N)の合計含有率が80〜99.9at%であり、水素(H)およびホウ素(B)から選ばれる少なくとも一つの元素の合計含有率が、0.1〜20at%であり、
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、銀(Ag)から生成される銀イオン(Ag+)であることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜へイオンを注入する回数が1回であってもよい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜へイオンを注入する回数が2回以上であってもよい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記スパッタリング形成膜へイオンを注入する回数が2回以上であってもよい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記銀イオンの総注入量が1×1014/cm2〜5×1017/cm2であることが好ましい。
本発明のEUVマスクブランクの製造方法(1),(2)において、前記吸収層上にマスクパターンの検査光に対する低反射層を形成してもよい。
この場合、前記スパッタリング形成膜を形成した後に、前記スパッタリング形成膜上にマスクパターンの検査光に対する低反射層を形成し、前記低反射層側から前記スパッタリング形成膜へ前記イオンを注入してもよい。
または、前記スパッタリング形成膜を形成し、該スパッタリング形成膜にイオンを注入した後、該スパッタリング形成膜上に前記低反射層を形成してもよい。
この場合、前記スパッタリング形成膜を形成した後に、前記スパッタリング形成膜上にマスクパターンの検査光に対する低反射層を形成し、前記低反射層側から前記スパッタリング形成膜へ前記イオンを注入してもよい。
または、前記スパッタリング形成膜を形成し、該スパッタリング形成膜にイオンを注入した後、該スパッタリング形成膜上に前記低反射層を形成してもよい。
本発明によれば、イオン注入により、スパッタリング形成膜のEUV反射率を調整できるため、EUVマスクブランクの吸収層に対する他の要求特性を満たしつつ、吸収層の薄膜化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明の方法により製造されるEUVL用反射型マスクブランク(以下、本明細書において、「本発明のEUVマスクブランク」という。)の1実施形態を示す概略断面図である。図1に示すEUVマスクブランク1は、基板11上にEUV光を反射する反射層12と、EUV光を吸収する吸収層14とがこの順に形成されている。反射層12と吸収層14との間には、吸収層14へのパターン形成時に反射層12を保護するための保護層13が形成されている。
なお、本発明のEUVマスクブランクにおいて、図1に示す構成中、基板11、反射層12、および、吸収層14のみが必須であり、保護層13は任意の構成要素である。
以下、EUVマスクブランク1の個々の構成要素について説明する。
図1は、本発明の方法により製造されるEUVL用反射型マスクブランク(以下、本明細書において、「本発明のEUVマスクブランク」という。)の1実施形態を示す概略断面図である。図1に示すEUVマスクブランク1は、基板11上にEUV光を反射する反射層12と、EUV光を吸収する吸収層14とがこの順に形成されている。反射層12と吸収層14との間には、吸収層14へのパターン形成時に反射層12を保護するための保護層13が形成されている。
なお、本発明のEUVマスクブランクにおいて、図1に示す構成中、基板11、反射層12、および、吸収層14のみが必須であり、保護層13は任意の構成要素である。
以下、EUVマスクブランク1の個々の構成要素について説明する。
基板11は、EUVマスクブランク用の基板としての特性を満たすことが要求される。
そのため、基板11は、低熱膨張係数(0±1.0×10-7/℃が好ましく、より好ましくは0±0.3×10-7/℃、さらに好ましくは0±0.2×10-7/℃、さらに好ましくは0±0.1×10-7/℃、特に好ましくは0±0.05×10-7/℃)を有し、平滑性、平坦度、およびマスクブランクまたはパターン形成後のフォトマスクの洗浄等に用いる洗浄液への耐性に優れたものが好ましい。基板11としては、具体的には低熱膨張係数を有するガラス、例えば、SiO2−TiO2系ガラス等を用いるが、これに限定されず、β石英固溶体を析出した結晶化ガラスや石英ガラスやシリコンや金属などの基板も使用できる。また、基板11上に応力補正膜のような膜を形成してもよい。
基板11は、0.15nm rms以下の平滑な表面と100nm以下の平坦度を有していることが、パターン形成後のフォトマスクにおいて高反射率および高い転写精度が得られるために好ましい。
基板11の大きさや厚さなどはマスクの設計値等により適宜決定される。後で示す実施例では、外形6インチ(152.4mm)角で、厚さ0.25インチ(6.3mm)のSiO2−TiO2系ガラスを用いた。
基板11の成膜面、つまり、反射層(多層反射膜)12が形成される側の表面には欠点が存在しないことが好ましい。しかし、存在している場合であっても、凹状欠点および/または凸状欠点によって位相欠点が生じないように、凹状欠点の深さおよび凸状欠点の高さが2nm以下であり、かつこれら凹状欠点および凸状欠点の半値幅は、60nm以下が好ましい。
そのため、基板11は、低熱膨張係数(0±1.0×10-7/℃が好ましく、より好ましくは0±0.3×10-7/℃、さらに好ましくは0±0.2×10-7/℃、さらに好ましくは0±0.1×10-7/℃、特に好ましくは0±0.05×10-7/℃)を有し、平滑性、平坦度、およびマスクブランクまたはパターン形成後のフォトマスクの洗浄等に用いる洗浄液への耐性に優れたものが好ましい。基板11としては、具体的には低熱膨張係数を有するガラス、例えば、SiO2−TiO2系ガラス等を用いるが、これに限定されず、β石英固溶体を析出した結晶化ガラスや石英ガラスやシリコンや金属などの基板も使用できる。また、基板11上に応力補正膜のような膜を形成してもよい。
基板11は、0.15nm rms以下の平滑な表面と100nm以下の平坦度を有していることが、パターン形成後のフォトマスクにおいて高反射率および高い転写精度が得られるために好ましい。
基板11の大きさや厚さなどはマスクの設計値等により適宜決定される。後で示す実施例では、外形6インチ(152.4mm)角で、厚さ0.25インチ(6.3mm)のSiO2−TiO2系ガラスを用いた。
基板11の成膜面、つまり、反射層(多層反射膜)12が形成される側の表面には欠点が存在しないことが好ましい。しかし、存在している場合であっても、凹状欠点および/または凸状欠点によって位相欠点が生じないように、凹状欠点の深さおよび凸状欠点の高さが2nm以下であり、かつこれら凹状欠点および凸状欠点の半値幅は、60nm以下が好ましい。
EUVマスクブランクの反射層12に特に要求される特性は、高いEUV反射率である。具体的には、EUV光の波長領域の光線を反射層12表面に入射角度6度で照射した際の、波長13.5nm付近の光線反射率の最大値は、60%以上が好ましく、63%以上がより好ましく、65%以上がさらに好ましい。また、反射層12の上に保護層13を設けた場合であっても、波長13.5nm付近の光線反射率の最大値は、60%以上が好ましく、63%以上がより好ましく、65%以上がさらに好ましい。
EUVマスクブランクの反射層としては、高いEUV反射率を達成できることから、EUV光に対して低屈折率となる低屈折率層と、EUV光に対して高屈折率となる高屈折率層とを交互に複数回積層させた多層反射膜が広く用いられている。本発明のEUVマスクブランクでは、低屈折率層としてのMo層と、高屈折率層としてのSi層とを交互に複数回積層させたMo/Si多層反射膜を用いる。
なお、本明細書において、Mo/Si多層反射膜は、最上層がSi層である場合と、最上層がMo層である場合の両方を含むものとする。ただし、最上層がSi層である場合と、最上層がMo層である場合と、を比較した場合、最上層がSi層の場合の方が大気雰囲気室温下において酸化に対して安定であることから、多層反射膜表面の酸化を防止する観点から好ましい。
Mo/Si多層反射膜の場合に、EUV反射率の最大値が60%以上の反射層12とするには、膜厚2.3±0.1nmのMo層と、膜厚4.5±0.1nmのSi層とを繰り返し単位数が30〜60になるように積層させればよい。
なお、本明細書において、Mo/Si多層反射膜は、最上層がSi層である場合と、最上層がMo層である場合の両方を含むものとする。ただし、最上層がSi層である場合と、最上層がMo層である場合と、を比較した場合、最上層がSi層の場合の方が大気雰囲気室温下において酸化に対して安定であることから、多層反射膜表面の酸化を防止する観点から好ましい。
Mo/Si多層反射膜の場合に、EUV反射率の最大値が60%以上の反射層12とするには、膜厚2.3±0.1nmのMo層と、膜厚4.5±0.1nmのSi層とを繰り返し単位数が30〜60になるように積層させればよい。
なお、Mo/Si多層反射膜を構成する各層は、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法など、周知の成膜方法を用いて所望の厚さになるように成膜すればよい。例えば、イオンビームスパッタリング法を用いてMo/Si多層反射膜を形成する場合、ターゲットとしてMoターゲットを用い、スパッタリングガスとしてArガス(ガス圧1.3×10-2Pa〜2.7×10-2Pa)を使用して、イオン加速電圧300〜1500V、成膜速度0.03〜0.30nm/secで厚さ2.3nmとなるようにMo層を成膜し、次に、ターゲットとしてSiターゲットを用い、スパッタリングガスとしてArガス(ガス圧1.3×10-2Pa〜2.7×10-2Pa)を使用して、イオン加速電圧300〜1500V、成膜速度0.03〜0.30nm/secで厚さ4.5nmとなるようにSi層を成膜することが好ましい。これを1周期として、Mo層およびSi層を30〜60周期積層させることによりMo/Si多層反射膜が成膜される。
保護層13は、エッチングプロセス、通常はドライエッチングプロセスにより吸収層14にパターン形成する際に、反射層12がエッチングプロセスによるダメージを受けないよう反射層12を保護する目的で設けられる任意の構成要素である。但し、反射層12の保護という観点からは、反射層12上に保護層13を形成することが好ましい。
保護層13の材質としては、吸収層14のエッチングプロセスによる影響を受けにくい、つまりこのエッチング速度が吸収層14よりも遅く、しかもこのエッチングプロセスによるダメージを受けにくい物質が選択される。
また、保護層13は、保護層13を形成した後であっても反射層12でのEUV反射率を損なうことがないように、保護層13自体もEUV反射率が高い物質を選択することが好ましい。
保護層13としては、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)といった白金族の金属層、または、これらの金属を含む化合物層が、上記の条件を満足するため好ましい。中でも、Ru層、または、Ru化合物(RuB等)層を形成することが好ましい。保護層13として、Ru層、または、Ru化合物層を形成する場合、保護層13中のRuの含有率は、50at%以上が好ましく、70at%以上がより好ましく、90at%以上がさらに好ましく、特に95at%以上が好ましい。
また、保護層13は、保護層13を形成した後であっても反射層12でのEUV反射率を損なうことがないように、保護層13自体もEUV反射率が高い物質を選択することが好ましい。
保護層13としては、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)といった白金族の金属層、または、これらの金属を含む化合物層が、上記の条件を満足するため好ましい。中でも、Ru層、または、Ru化合物(RuB等)層を形成することが好ましい。保護層13として、Ru層、または、Ru化合物層を形成する場合、保護層13中のRuの含有率は、50at%以上が好ましく、70at%以上がより好ましく、90at%以上がさらに好ましく、特に95at%以上が好ましい。
反射層12上に保護層13を形成する場合、保護層13表面の表面粗さは、0.5nm rms以下が好ましい。なお、本明細書において表面粗さとは、JIS−B0601に基づく二乗平均平方根粗さRq(旧RMS)として説明する。保護層13表面の表面粗さが大きいと、該保護層13上に形成される吸収層14の表面粗さが大きくなり、該吸収層14に形成されるパターンのエッジラフネスが大きくなり、パターンの寸法精度が悪くなる。パターンが微細になるに従いエッジラフネスの影響が顕著になるため、吸収層14表面は平滑であることが要求される。
保護層13表面の表面粗さが0.5nm rms以下であれば、該保護層13上に形成される吸収層14表面が十分平滑であるため、エッジラフネスの影響によってパターンの寸法精度が悪化するおそれがない。保護層13表面の表面粗さは、0.4nm rms以下がより好ましく、0.3nm rms以下がさらに好ましい。
保護層13表面の表面粗さが0.5nm rms以下であれば、該保護層13上に形成される吸収層14表面が十分平滑であるため、エッジラフネスの影響によってパターンの寸法精度が悪化するおそれがない。保護層13表面の表面粗さは、0.4nm rms以下がより好ましく、0.3nm rms以下がさらに好ましい。
反射層12上に保護層13を形成する場合、保護層13の厚さは、EUV反射率を高め、かつ耐エッチング特性を得られるという理由から、1〜10nmが好ましい。保護層13の厚さは、1〜5nmがより好ましく、2〜4nmがさらに好ましい。
反射層12上に保護層13を形成する場合、保護層13は、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法など周知の成膜方法を用いて形成できる。
イオンビームスパッタリング法を用いて、保護層13としてRu層を形成する場合、ターゲットとしてRuターゲットを用い、アルゴン(Ar)雰囲気中で放電させればよい。具体的には、以下の条件でイオンビームスパッタリングを実施すればよい。
スパッタリングガス:Ar(ガス圧:1.3×10-2Pa〜2.7×10-2Pa)
イオン加速電圧:300〜1500V
成膜速度:1.8〜18.0nm/min
イオンビームスパッタリング法を用いて、保護層13としてRu層を形成する場合、ターゲットとしてRuターゲットを用い、アルゴン(Ar)雰囲気中で放電させればよい。具体的には、以下の条件でイオンビームスパッタリングを実施すればよい。
スパッタリングガス:Ar(ガス圧:1.3×10-2Pa〜2.7×10-2Pa)
イオン加速電圧:300〜1500V
成膜速度:1.8〜18.0nm/min
吸収層14に特に要求される特性は、EUV反射率が極めて低いことである。具体的には、EUV光の波長領域の光線を吸収層14表面に照射した際の、波長13.5nm付近の最大光線反射率は、0.5%以下が好ましく、0.1%以下がより好ましい。
上記の特性を達成するため、吸収層14は、EUV光の吸収係数が高い材料、具体的には、タンタル(Ta)を主成分とする材料、パラジウム(Pd)を主成分とする材料、クロム(Cr)を主成分とする材料、ルテニウム(Ru)を主成分とする材料、から選ばれるいずれかからなることが好ましい。本明細書において、「元素Xを主成分とする材料」と言った場合、当該材料中に、元素Xを40at%以上、好ましくは50at%以上、より好ましくは55at%以上含有する材料を意味する。
本発明では、これらの材料を用いて、スパッタリング法により吸収層の前駆体となるスパッタリング形成膜を形成する。
本発明では、これらの材料を用いて、スパッタリング法により吸収層の前駆体となるスパッタリング形成膜を形成する。
スパッタリング形成膜の構成材料としては、Taを主成分とする材料が、化学的に安定である、吸収層のパターン形成時にエッチングが容易であるなどの理由から好ましい。
Taを主成分とする材料としては、Ta以外にハフニウム(Hf)、珪素(Si)、ジルコニウム(Zr)、ゲルマニウム(Ge)、硼素(B)および窒素(N)から選ばれる少なくとも一つの元素を含む材料が挙げられる。Ta以外の上記の元素を含有する材料の具体例としては、例えば、TaN、TaHf、TaHfN、TaBSi、TaBSiN、TaB、TaBN、TaSi、TaSiN、TaGe、TaGeN、TaZr、TaZrNなどが挙げられる。
Taを主成分とする材料としては、Ta以外にハフニウム(Hf)、珪素(Si)、ジルコニウム(Zr)、ゲルマニウム(Ge)、硼素(B)および窒素(N)から選ばれる少なくとも一つの元素を含む材料が挙げられる。Ta以外の上記の元素を含有する材料の具体例としては、例えば、TaN、TaHf、TaHfN、TaBSi、TaBSiN、TaB、TaBN、TaSi、TaSiN、TaGe、TaGeN、TaZr、TaZrNなどが挙げられる。
また、吸収層14表面は、上述のとおり、その表面粗さが大きいと、吸収層14に形成されるパターンのエッジラフネスが大きくなり、パターンの寸法精度が悪くなる。パターンが微細になるに従いエッジラフネスの影響が顕著になるため、吸収層14表面は平滑であることが要求される。
このため、吸収層14の前駆体となるスパッタリング形成膜としては、TaおよびNを含有する膜(TaN膜)が、結晶状態がアモルファスの膜を形成しやすい点で好ましい。結晶状態がアモルファスの膜は、表面の平滑性に優れている。
スパッタリング形成膜がTaN膜の場合、Taの含有率が40〜80at%、Nの含有率が20〜60at%、が好ましく、Taの含有率が40〜70at%、Nの含有率が30〜60at%、がより好ましい。
また、スパッタリング形成膜は、TaおよびN以外に、HおよびBから選ばれる少なくとも一つの元素を含有してもよい。この場合、TaおよびNの合計含有率が80〜99.9at%、HおよびBから選ばれる少なくとも一つの元素の合計含有率が0.1〜20at%が好ましく、TaおよびNの合計含有率が90〜99.9at%、HおよびBから選ばれる少なくとも一つの元素の合計含有率が0.1〜10at%がより好ましい。
このため、吸収層14の前駆体となるスパッタリング形成膜としては、TaおよびNを含有する膜(TaN膜)が、結晶状態がアモルファスの膜を形成しやすい点で好ましい。結晶状態がアモルファスの膜は、表面の平滑性に優れている。
スパッタリング形成膜がTaN膜の場合、Taの含有率が40〜80at%、Nの含有率が20〜60at%、が好ましく、Taの含有率が40〜70at%、Nの含有率が30〜60at%、がより好ましい。
また、スパッタリング形成膜は、TaおよびN以外に、HおよびBから選ばれる少なくとも一つの元素を含有してもよい。この場合、TaおよびNの合計含有率が80〜99.9at%、HおよびBから選ばれる少なくとも一つの元素の合計含有率が0.1〜20at%が好ましく、TaおよびNの合計含有率が90〜99.9at%、HおよびBから選ばれる少なくとも一つの元素の合計含有率が0.1〜10at%がより好ましい。
また、吸収層14の前駆体となるスパッタリング形成膜の厚さは、20〜100nmの範囲が、高い転写精度が得られるという理由から好ましく、20〜90nmの範囲がより好ましい。
なお、スパッタリング形成膜の厚さは、後述するイオン注入ではほとんど変化しないため、スパッタリング形成膜の厚さがイオン注入後の吸収層14の厚さとなる。
なお、スパッタリング形成膜の厚さは、後述するイオン注入ではほとんど変化しないため、スパッタリング形成膜の厚さがイオン注入後の吸収層14の厚さとなる。
吸収層14の前駆体となるスパッタリング形成膜の形成には、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法といった各種スパッタリング法を、形成する膜の組成に応じて適宜選択できる。
スパッタリング形成膜として、マグネトロンスパッタリング法を用いてTaN膜を形成する場合、Taターゲットを使用し、Arで希釈した窒素(N2)雰囲気中でターゲットを放電させることによって、TaN膜を形成できる。
上記例示した方法でスパッタリング形成膜としてのTaN膜を形成するには、具体的には以下の成膜条件で実施すればよい。
スパッタリングガス:ArとN2の混合ガス(N2ガス濃度:3〜80vol%、好ましくは5〜30vol%、より好ましくは8〜15vol%。ガス圧:0.5×10-1Pa〜10×10-1Pa、好ましくは0.5×10-1Pa〜5×10-1Pa、より好ましくは0.5×10-1Pa〜3×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:2.0〜60nm/min、好ましくは3.5〜45nm/min、より好ましくは5〜30nm/min
また、スパッタリング形成膜としてのTaNH膜を形成するには、具体的には以下の成膜条件で実施すればよい。
スパッタリングガス:ArとN2とH2の混合ガス(H2ガス濃度:1〜50vol%、好ましくは1〜30vol%、N2ガス濃度:1〜80vol%、好ましくは5〜75vol%、Arガス濃度5〜95vol%、好ましくは10〜94vol%、ガス圧:1.0×10-1Pa〜50×10-1Pa、好ましくは1.0×10-1Pa〜40×10-1Pa、より好ましくは1.0×10-1Pa〜30×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:0.5〜60nm/min、好ましくは1.0〜45nm/min、より好ましくは1.5〜30nm/min
スパッタリング形成膜として、マグネトロンスパッタリング法を用いてTaN膜を形成する場合、Taターゲットを使用し、Arで希釈した窒素(N2)雰囲気中でターゲットを放電させることによって、TaN膜を形成できる。
上記例示した方法でスパッタリング形成膜としてのTaN膜を形成するには、具体的には以下の成膜条件で実施すればよい。
スパッタリングガス:ArとN2の混合ガス(N2ガス濃度:3〜80vol%、好ましくは5〜30vol%、より好ましくは8〜15vol%。ガス圧:0.5×10-1Pa〜10×10-1Pa、好ましくは0.5×10-1Pa〜5×10-1Pa、より好ましくは0.5×10-1Pa〜3×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:2.0〜60nm/min、好ましくは3.5〜45nm/min、より好ましくは5〜30nm/min
また、スパッタリング形成膜としてのTaNH膜を形成するには、具体的には以下の成膜条件で実施すればよい。
スパッタリングガス:ArとN2とH2の混合ガス(H2ガス濃度:1〜50vol%、好ましくは1〜30vol%、N2ガス濃度:1〜80vol%、好ましくは5〜75vol%、Arガス濃度5〜95vol%、好ましくは10〜94vol%、ガス圧:1.0×10-1Pa〜50×10-1Pa、好ましくは1.0×10-1Pa〜40×10-1Pa、より好ましくは1.0×10-1Pa〜30×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:0.5〜60nm/min、好ましくは1.0〜45nm/min、より好ましくは1.5〜30nm/min
本発明の方法では、吸収層14の前駆体となるスパッタリング形成膜に対し、EUV光に対する消衰係数がより高い元素のイオンを注入することで、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数を高くした吸収層14を実現できる。
そのため、注入するイオンは、スパッタリング形成膜を構成する元素よりも、EUV光に対する消衰係数が高い元素から生成することが求められる。上述したように、スパッタリング形成膜の構成材料は、タンタル(Ta)を主成分とする材料、パラジウム(Pd)を主成分とする材料、クロム(Cr)を主成分とする材料、または、ルテニウム(Ru)を主成分とする材料が好ましいため、これらの材料の主成分である元素、すなわち、Ta、Pd、Cr、Ruよりも、EUV光に対する消衰係数が高い元素から生成したイオンが用いられる。具体的には、周期律表第10〜15族に含まれる元素のうち、少なくとも1つの元素から生成したイオンが用いられる。より具体的には、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、鉛(Pb)およびビスマス(Bi)からなる群から選択される少なくとも1種類の元素から生成したイオンが用いられる。これらの中でも、Agから生成した銀イオン(Ag+)が、消衰係数が最も大きく、吸収層14の薄膜化に有利であるなどの理由から好ましい。
そのため、注入するイオンは、スパッタリング形成膜を構成する元素よりも、EUV光に対する消衰係数が高い元素から生成することが求められる。上述したように、スパッタリング形成膜の構成材料は、タンタル(Ta)を主成分とする材料、パラジウム(Pd)を主成分とする材料、クロム(Cr)を主成分とする材料、または、ルテニウム(Ru)を主成分とする材料が好ましいため、これらの材料の主成分である元素、すなわち、Ta、Pd、Cr、Ruよりも、EUV光に対する消衰係数が高い元素から生成したイオンが用いられる。具体的には、周期律表第10〜15族に含まれる元素のうち、少なくとも1つの元素から生成したイオンが用いられる。より具体的には、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、鉛(Pb)およびビスマス(Bi)からなる群から選択される少なくとも1種類の元素から生成したイオンが用いられる。これらの中でも、Agから生成した銀イオン(Ag+)が、消衰係数が最も大きく、吸収層14の薄膜化に有利であるなどの理由から好ましい。
本発明の方法において、スパッタリング形成膜に対し、イオン注入して、EUV光に対する吸収係数をイオン注入前よりも高くするのは、吸収層14となる膜(すなわち、スパッタリング形成膜)の形成後に、EUV反射率を変化させるのが目的である。EUV光に対する吸収係数をイオン注入前よりも高くすると、EUV反射率がより低くなる。このため、イオン注入する元素の選択や、イオン注入量の調整により、吸収層14となる膜(すなわち、スパッタリング形成膜)の形成後に、EUV反射率を調整できる。
これにより、吸収層14に対する他の要求特性を満たしつつ、吸収層の薄膜化が実現できると考えられる。
これにより、吸収層14に対する他の要求特性を満たしつつ、吸収層の薄膜化が実現できると考えられる。
本発明の方法では、イオン注入前後のEUV反射率の変化が下記を満たすことが好ましい。
スパッタリング形成膜表面におけるEUV波長域の中心波長(波長13.5nm)の反射率を、イオン注入前をRiとし、イオン注入後をRfとする時、イオン注入前後の反射率の変化率((Rf−Ri)×100/Ri)の値が、−5%以下が好ましく、−10%以下がより好ましく、−15%以下がさらに好ましく、−20%以下がさらに好ましい。
スパッタリング形成膜表面におけるEUV波長域の中心波長(波長13.5nm)の反射率を、イオン注入前をRiとし、イオン注入後をRfとする時、イオン注入前後の反射率の変化率((Rf−Ri)×100/Ri)の値が、−5%以下が好ましく、−10%以下がより好ましく、−15%以下がさらに好ましく、−20%以下がさらに好ましい。
上記のイオン注入前後のEUV反射率の変化を達成するため、イオン注入前後の消衰係数の変化が下記を満たすことが好ましい。
EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の消衰係数について、イオン注入前をkiとし、イオン注入後(即ち、吸収層14)をkfとするとき、イオン注入前後の消衰係数の変化率((kf−ki)/ki)の値は、0.03以上が好ましく、0.05以上がより好ましく、0.07以上がさらに好ましく、0.10以上が特に好ましい。
EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の消衰係数について、イオン注入前をkiとし、イオン注入後(即ち、吸収層14)をkfとするとき、イオン注入前後の消衰係数の変化率((kf−ki)/ki)の値は、0.03以上が好ましく、0.05以上がより好ましく、0.07以上がさらに好ましく、0.10以上が特に好ましい。
但し、イオン注入の前後で、スパッタリング形成膜の他の光学特性も変化する点に留意する必要がある。たとえば、イオン注入の前後で、EUV波長域の屈折率が変化する。EUV波長域の屈折率が大きく変化すると、吸収層14の膜厚変化に対する反射率変化の振動周期が変化し、所望の膜厚で所望の反射率特性を得ることが困難となるなどの問題がある。
本発明の方法では、イオン注入前後のEUV波長域の屈折率の変化が下記を満たすことが好ましい。
EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の屈折率を、イオン注入前をniとし、イオン注入後(即ち、吸収層14)をnfとするとき、イオン注入前後の屈折率の変化量(nf−ni)が下記式を満たすことが好ましい。
−0.1≦nf−ni≦0.1
本発明の方法では、イオン注入前後のEUV波長域の屈折率の変化が下記を満たすことが好ましい。
EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の屈折率を、イオン注入前をniとし、イオン注入後(即ち、吸収層14)をnfとするとき、イオン注入前後の屈折率の変化量(nf−ni)が下記式を満たすことが好ましい。
−0.1≦nf−ni≦0.1
本発明の方法において、スパッタリング形成膜に銀イオン(Ag+)を注入する場合、総注入量が1×1014/cm2〜5×1017/cm2が、消衰係数の変化率を大きくできるなどの理由から好ましい。
銀イオン(Ag+)の総注入量は、5×1014/cm2〜5×1017/cm2がより好ましく、1×1015/cm2〜5×1017/cm2がより好ましく、本発明の方法において、銀イオン(Ag+)以外のイオンを注入する場合は、そのイオンの種類に応じて、その総注入量を適宜選択する。
銀イオン(Ag+)の総注入量は、5×1014/cm2〜5×1017/cm2がより好ましく、1×1015/cm2〜5×1017/cm2がより好ましく、本発明の方法において、銀イオン(Ag+)以外のイオンを注入する場合は、そのイオンの種類に応じて、その総注入量を適宜選択する。
本発明の方法において、スパッタリング形成膜にイオンを注入する回数は特に限定されず、上記の総注入量を1回のイオン注入で注入してもよく、2回以上に分けて注入してもよい。
また、後述するように、吸収層上にマスクパターンの検査光に対する低反射層を形成する場合は、スパッタリング形成膜にイオン注入して、該スパッタリング形成膜を吸収層としてから低反射層を形成してもよいし、スパッタリング形成膜上に低反射層を形成してから、該低反射層側からスパッタリング形成膜へイオン注入して、該スパッタリング形成膜を吸収層としてもよい。なお、後者の手順でも、スパッタリング形成膜へのイオン注入が可能であることは、後述する実施例により確認されている。
また、後述するように、吸収層上にマスクパターンの検査光に対する低反射層を形成する場合は、スパッタリング形成膜にイオン注入して、該スパッタリング形成膜を吸収層としてから低反射層を形成してもよいし、スパッタリング形成膜上に低反射層を形成してから、該低反射層側からスパッタリング形成膜へイオン注入して、該スパッタリング形成膜を吸収層としてもよい。なお、後者の手順でも、スパッタリング形成膜へのイオン注入が可能であることは、後述する実施例により確認されている。
なお、本発明のEUVマスクブランクは、図1に示した構成(すなわち、基板11、反射層12、保護層13および吸収層14)以外の構成要素を有していてもよい。
図2は、本発明のEUVマスクブランクの別の実施形態を示す概略断面図である。
図2に示すEUVマスクブランク1´では、吸収層14上にマスクパターンの検査に使用する検査光における低反射層15が形成されている。
図2は、本発明のEUVマスクブランクの別の実施形態を示す概略断面図である。
図2に示すEUVマスクブランク1´では、吸収層14上にマスクパターンの検査に使用する検査光における低反射層15が形成されている。
本発明のEUVマスクブランクからEUVマスクを作製する際、吸収層にパターンを形成した後、このパターンが設計どおりに形成されているかどうか検査する。このマスクパターンの検査では、検査光として通常257nmの光を使用した検査機が使用される。つまり、この257nm程度の光の反射率の差、具体的には、吸収層14がパターン形成により除去されて露出した面と、パターン形成により除去されずに残った吸収層14表面と、の反射率の差によって検査される。ここで、前者は保護層13表面であり、反射層12上に保護層13を形成しない場合は反射層12表面である。
したがって、257nm程度の検査光の波長に対する保護層13表面(または反射層12表面)と吸収層14表面との反射率の差が小さすぎると検査時のコントラストが悪くなり、正確な検査ができない場合がある。
以下、本明細書で検査光と言った場合、その波長を特に記載しない場合は波長257nmの光を指す。
したがって、257nm程度の検査光の波長に対する保護層13表面(または反射層12表面)と吸収層14表面との反射率の差が小さすぎると検査時のコントラストが悪くなり、正確な検査ができない場合がある。
以下、本明細書で検査光と言った場合、その波長を特に記載しない場合は波長257nmの光を指す。
上記した吸収層14、すなわち、上記構成のスパッタリング形成膜に対し、EUV光に対する消衰係数がより高い元素のイオンを注入した吸収層14は、EUV反射率が極めて低く、EUVマスクブランクの吸収層として優れた特性を有しているが、検査光の波長について見た場合、光線反射率が必ずしも十分低いとは言えない。この結果、検査光の波長での吸収層14表面の反射率と反射層12表面(または保護層13表面)の反射率との差が小さくなり、検査時のコントラストが十分得られないおそれがある。検査時のコントラストが十分得られないと、マスク検査においてパターンの欠陥を十分判別できず、正確な欠陥検査を行えない場合がある。
図2に示すEUVマスクブランク1´のように、吸収層14上に低反射層15を形成することにより、検査時のコントラストが良好となる。別の言い方をすると、検査光の波長での光線反射率が極めて低くなる。このような目的で形成する低反射層15は、検査光の波長領域(257nm近傍)の光線を照射した際の、該検査光の波長の最大光線反射率は、15%以下が好ましく、10%以下がより好ましく、5%以下がさらに好ましい。
低反射層15における検査光の波長の光線反射率が15%以下であれば、該検査時のコントラストが良好である。具体的には、保護層13表面(または反射層12表面)における検査光の波長の反射光と、低反射層15表面における検査光の波長の反射光と、のコントラストが、40%以上となる。
図2に示すEUVマスクブランク1´のように、吸収層14上に低反射層15を形成することにより、検査時のコントラストが良好となる。別の言い方をすると、検査光の波長での光線反射率が極めて低くなる。このような目的で形成する低反射層15は、検査光の波長領域(257nm近傍)の光線を照射した際の、該検査光の波長の最大光線反射率は、15%以下が好ましく、10%以下がより好ましく、5%以下がさらに好ましい。
低反射層15における検査光の波長の光線反射率が15%以下であれば、該検査時のコントラストが良好である。具体的には、保護層13表面(または反射層12表面)における検査光の波長の反射光と、低反射層15表面における検査光の波長の反射光と、のコントラストが、40%以上となる。
本明細書において、コントラストは下記式を用いて求められる。
コントラスト(%)=((R2−R1)/(R2+R1))×100
ここで、検査光の波長におけるR2は保護層13表面(または反射層12表面)での反射率であり、R1は低反射層15表面での反射率である。なお、上記R1およびR2は、図2に示すEUVマスクブランク1´の吸収層14および低反射層15にパターンを形成した状態で測定する。上記R2は、パターン形成によって吸収層14および低反射層15が除去され、外部に露出した保護層13表面(または反射層12表面)で測定した値であり、R1はパターン形成によって除去されずに残った低反射層15表面で測定した値である。
本発明において、上記式で表されるコントラストは、45%以上がより好ましく、60%以上がさらに好ましく、70%以上が特に好ましい。
コントラスト(%)=((R2−R1)/(R2+R1))×100
ここで、検査光の波長におけるR2は保護層13表面(または反射層12表面)での反射率であり、R1は低反射層15表面での反射率である。なお、上記R1およびR2は、図2に示すEUVマスクブランク1´の吸収層14および低反射層15にパターンを形成した状態で測定する。上記R2は、パターン形成によって吸収層14および低反射層15が除去され、外部に露出した保護層13表面(または反射層12表面)で測定した値であり、R1はパターン形成によって除去されずに残った低反射層15表面で測定した値である。
本発明において、上記式で表されるコントラストは、45%以上がより好ましく、60%以上がさらに好ましく、70%以上が特に好ましい。
低反射層15は、上記の特性を達成するため、検査光の波長の屈折率が吸収層14よりも低い材料で構成され、その結晶状態はアモルファスが好ましい。
このような低反射層15の具体例としては、Ta、酸素(O)および窒素(N)を以下に述べる比率で含有するもの(低反射層(TaON))が挙げられる。
Taの含有率 20〜80at%、好ましくは、20〜70at%、より好ましくは20〜60at%
OおよびNの合計含有率 20〜80at%、好ましくは30〜80at%、より好ましくは40〜80at%
OとNとの組成(O:N) 20:1〜1:20、好ましくは18:1〜1:18、より好ましくは15:1〜1:15
このような低反射層15の具体例としては、Ta、酸素(O)および窒素(N)を以下に述べる比率で含有するもの(低反射層(TaON))が挙げられる。
Taの含有率 20〜80at%、好ましくは、20〜70at%、より好ましくは20〜60at%
OおよびNの合計含有率 20〜80at%、好ましくは30〜80at%、より好ましくは40〜80at%
OとNとの組成(O:N) 20:1〜1:20、好ましくは18:1〜1:18、より好ましくは15:1〜1:15
低反射層(TaON)は、上記の構成により、その結晶状態はアモルファスであり、その表面が平滑性に優れている。具体的には、低反射層(TaON)表面の表面粗さが0.5nm rms以下である。
上記したように、エッジラフネスの影響によってパターンの寸法精度の悪化を防止するため、吸収層14表面は平滑であることが要求される。低反射層15は、吸収層14上に形成されるため、同様の理由から、その表面は平滑であることが要求される。
低反射層15表面の表面粗さが0.5nm rms以下であれば、低反射層15表面が十分平滑であるため、エッジラフネスの影響によってパターンの寸法精度が悪化するおそれがない。低反射層15表面の表面粗さは0.4nm rms以下がより好ましく、0.3nm rms以下がさらに好ましい。
上記したように、エッジラフネスの影響によってパターンの寸法精度の悪化を防止するため、吸収層14表面は平滑であることが要求される。低反射層15は、吸収層14上に形成されるため、同様の理由から、その表面は平滑であることが要求される。
低反射層15表面の表面粗さが0.5nm rms以下であれば、低反射層15表面が十分平滑であるため、エッジラフネスの影響によってパターンの寸法精度が悪化するおそれがない。低反射層15表面の表面粗さは0.4nm rms以下がより好ましく、0.3nm rms以下がさらに好ましい。
吸収層14上に低反射層15を形成する場合、吸収層14と低反射層15との合計厚さは、25〜130nmが好ましい。また、低反射層15の厚さが吸収層14の厚さよりも大きいと、吸収層14でのEUV光吸収特性が低下するおそれがあるので、低反射層15の厚さは吸収層14の厚さよりも小さいことが好ましい。このため、低反射層15の厚さは5〜30nmが好ましく、10〜20nmがより好ましい。
上記の構成の低反射層(TaON)は、ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)のうち少なくともひとつを含む不活性ガスで希釈した酸素(O2)および窒素(N2)雰囲気中で、Taターゲットを用いたスパッタリング法、例えば、マグネトロンスパッタリング法またはイオンビームスパッタリング法により形成できる。または、ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)のうち少なくともひとつを含む不活性ガスで希釈した窒素(N2)雰囲気中でTaターゲットを放電させてTaおよびNを含有する膜を形成した後、例えば酸素プラズマ中にさらしたり、酸素を用いたイオンビームを照射することによって、形成された膜を酸化することにより、上記の構成の低反射層(TaON)としてもよい。
上記した方法で低反射層(TaON)を形成するには、具体的には以下の成膜条件で実施すればよい。
スパッタリングガス:ArとO2とN2の混合ガス(O2ガス濃度:5〜80vol%、N2ガス濃度:5〜75vol%、好ましくはO2ガス濃度:6〜70vol%、N2ガス濃度:6〜35vol%、より好ましくはO2ガス濃度:10〜30vol%、N2ガス濃度:10〜30vol%。Arガス濃度:5〜90vol%、好ましくは10〜88vol%、より好ましくは20〜80vol%、ガス圧:1.0×10-1Pa〜50×10-1Pa、好ましくは1.0×10-1Pa〜40×10-1Pa、より好ましくは1.0×10-1Pa〜30×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:0.1〜50nm/min、好ましくは0.2〜45nm/min、より好ましくは0.2〜30nm/min
なお、Ar以外の不活性ガスを使用する場合、その不活性ガスの濃度が上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。また、複数種類の不活性ガスを使用する場合、不活性ガスの合計濃度を上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。
スパッタリングガス:ArとO2とN2の混合ガス(O2ガス濃度:5〜80vol%、N2ガス濃度:5〜75vol%、好ましくはO2ガス濃度:6〜70vol%、N2ガス濃度:6〜35vol%、より好ましくはO2ガス濃度:10〜30vol%、N2ガス濃度:10〜30vol%。Arガス濃度:5〜90vol%、好ましくは10〜88vol%、より好ましくは20〜80vol%、ガス圧:1.0×10-1Pa〜50×10-1Pa、好ましくは1.0×10-1Pa〜40×10-1Pa、より好ましくは1.0×10-1Pa〜30×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:0.1〜50nm/min、好ましくは0.2〜45nm/min、より好ましくは0.2〜30nm/min
なお、Ar以外の不活性ガスを使用する場合、その不活性ガスの濃度が上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。また、複数種類の不活性ガスを使用する場合、不活性ガスの合計濃度を上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。
前記低反射層15は、さらに水素(H)を含んでもよい。この場合、TaONH膜となる。低反射層15がTaONH膜である場合、Hの含有率は、1〜15at%がより好ましく、5〜15at%がさらに好ましく、5〜10at%が特に好ましい。また、Ta、OおよびNの合計含有率は、85〜99at%がより好ましく、85〜95at%がさらに好ましく、90〜95at%が特に好ましい。また、Taと(O+N)の組成比は、1:7〜2:1が好ましく、1:6〜1:1がさらに好ましく、1:5〜1:1が特に好ましい。
上記した構成の低反射層15(TaONH膜)は、ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)、ネオン(Ne)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)のうち少なくともひとつを含む不活性ガスと、酸素(O)、窒素(N)および水素(H)を含む雰囲気中で、Taターゲットを用いたスパッタリング法、例えば、マグネトロンスパッタリング法またはイオンビームスパッタリング法を実施することにより形成できる。
上記した方法で低反射層15(TaONH)を形成するには、具体的には以下の成膜条件で実施すればよい。
スパッタリングガス:ArとO2とN2とH2の混合ガス(H2ガス濃度:1〜50vol%、好ましくは1〜30vol%、O2ガス濃度:1〜80vol%、好ましくは5〜75vol%、N2ガス濃度:1〜80vol%、好ましくは5〜75vol%、Arガス濃度:5〜95vol%、好ましくは10〜89vol%、ガス圧:1.0×10-1Pa〜50×10-1Pa、好ましくは1.0×10-1Pa〜40×10-1Pa、より好ましくは1.0×10-1Pa〜30×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:0.01〜60nm/min、好ましくは0.05〜45nm/min、より好ましくは0.1〜30nm/min
なお、Ar以外の不活性ガスを使用する場合、その不活性ガスの濃度が上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。また、複数種類の不活性ガスを使用する場合、不活性ガスの合計濃度を上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。
スパッタリングガス:ArとO2とN2とH2の混合ガス(H2ガス濃度:1〜50vol%、好ましくは1〜30vol%、O2ガス濃度:1〜80vol%、好ましくは5〜75vol%、N2ガス濃度:1〜80vol%、好ましくは5〜75vol%、Arガス濃度:5〜95vol%、好ましくは10〜89vol%、ガス圧:1.0×10-1Pa〜50×10-1Pa、好ましくは1.0×10-1Pa〜40×10-1Pa、より好ましくは1.0×10-1Pa〜30×10-1Pa。)
投入電力:30〜1000W、好ましくは50〜750W、より好ましくは80〜500W
成膜速度:0.01〜60nm/min、好ましくは0.05〜45nm/min、より好ましくは0.1〜30nm/min
なお、Ar以外の不活性ガスを使用する場合、その不活性ガスの濃度が上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。また、複数種類の不活性ガスを使用する場合、不活性ガスの合計濃度を上記したArガス濃度と同じ濃度範囲にする。
前述のとおり、図2に示すEUVマスクブランク1´のように、吸収層14上に低反射層15を形成する構成が好ましいのは、パターンの検査光の波長とEUV光の波長とが異なるからである。したがって、パターンの検査光としてEUV光(13.5nm付近)を使用する場合、吸収層14上に低反射層15を形成する必要はないと考えられる。検査光の波長は、パターン寸法が小さくなるに伴い短波長側にシフトする傾向があり、将来的には193nm、さらには13.5nmにシフトすることも考えられる。また、検査光の波長が193nmである場合、吸収層14上に低反射層15を形成する必要はない場合がある。さらに、検査光の波長が13.5nmである場合、吸収層14上に低反射層15を形成する必要はないと考えられる。
本発明のEUVマスクブランクは、反射層12、保護層13、吸収層14、低反射層15以外に、EUVマスクブランクの分野において公知の機能膜を有していてもよい。このような機能膜の具体例としては、例えば、特表2003−501823号公報に記載のように、基板の静電チャッキングを促すために、基板の裏面側に施される高誘電性コーティングが挙げられる。ここで、基板の裏面とは、図1の基板11において、反射層12が形成されている側とは反対側の面を指す。このような目的で基板の裏面に施す高誘電性コーティングは、シート抵抗が100Ω/□以下となるように、構成材料の電気伝導率と厚さを選択する。高誘電性コーティングの構成材料としては、公知の文献に記載されているものから広く選択できる。例えば、特表2003−501823号公報に記載の高誘電率のコーティング、具体的には、シリコン、TiN、モリブデン、クロム、TaSiからなるコーティングを適用できる。高誘電性コーティングの厚さは、例えば10〜1000nmである。
高誘電性コーティングは、公知の成膜方法、例えば、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法といったスパッタリング法、CVD法、真空蒸着法、電解メッキ法を用いて形成できる。
高誘電性コーティングは、公知の成膜方法、例えば、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法といったスパッタリング法、CVD法、真空蒸着法、電解メッキ法を用いて形成できる。
以下、実施例を用いて本発明をさらに説明する。
(実施例1)
本実施例では、図1に示すEUVマスクブランクを作製する。
成膜用の基板11として、SiO2−TiO2系のガラス基板(外形6インチ(152.4mm)角、厚さが6.3mm)を使用する。このガラス基板の熱膨張係数は0.05×10-7/℃、ヤング率は67GPa、ポアソン比は0.17、比剛性は3.07×107m2/s2である。このガラス基板を研磨により、表面粗さrmsが0.15nm以下の平滑な表面と、100nm以下の平坦度に形成する。
(実施例1)
本実施例では、図1に示すEUVマスクブランクを作製する。
成膜用の基板11として、SiO2−TiO2系のガラス基板(外形6インチ(152.4mm)角、厚さが6.3mm)を使用する。このガラス基板の熱膨張係数は0.05×10-7/℃、ヤング率は67GPa、ポアソン比は0.17、比剛性は3.07×107m2/s2である。このガラス基板を研磨により、表面粗さrmsが0.15nm以下の平滑な表面と、100nm以下の平坦度に形成する。
基板11の裏面側には、マグネトロンスパッタリング法を用いて厚さ100nmのCr膜を成膜することによって、シート抵抗100Ω/□の導電性コーティング(図示していない)を施す。
平板形状をした通常の静電チャックに、形成したCr膜を用いて基板11(外形6インチ(152mm)角、厚さ6.3mm)を固定して、該基板11の表面上にイオンビームスパッタリング法を用いてSi層およびMo層を交互に成膜することを40周期繰り返すことにより、合計膜厚272nm((4.5nm+2.3nm)×40)のMo/Si多層反射膜(反射層12)を形成する。
さらに、Mo/Si多層反射膜(反射層12)上に、イオンビームスパッタリング法を用いてRu層(膜厚2.5nm)と成膜することにより、保護層13を形成する。
平板形状をした通常の静電チャックに、形成したCr膜を用いて基板11(外形6インチ(152mm)角、厚さ6.3mm)を固定して、該基板11の表面上にイオンビームスパッタリング法を用いてSi層およびMo層を交互に成膜することを40周期繰り返すことにより、合計膜厚272nm((4.5nm+2.3nm)×40)のMo/Si多層反射膜(反射層12)を形成する。
さらに、Mo/Si多層反射膜(反射層12)上に、イオンビームスパッタリング法を用いてRu層(膜厚2.5nm)と成膜することにより、保護層13を形成する。
Si膜、Mo層およびRu層の成膜条件は以下のとおりである。
Si層の成膜条件
ターゲット:Siターゲット(ホウ素ドープ)
スパッタリングガス:Arガス(ガス圧0.02Pa)
電圧:700V
成膜速度:0.077nm/sec
膜厚:4.5nm
Mo層の成膜条件
ターゲット:Moターゲット
スパッタリングガス:Arガス(ガス圧0.02Pa)
電圧:700V
成膜速度:0.064nm/sec
膜厚:2.3nm
Ru層の成膜条件
ターゲット:Ruターゲット
スパッタリングガス:Arガス(ガス圧0.02Pa)
電圧:500V
成膜速度:0.023nm/sec
膜厚:2.5nm
Si層の成膜条件
ターゲット:Siターゲット(ホウ素ドープ)
スパッタリングガス:Arガス(ガス圧0.02Pa)
電圧:700V
成膜速度:0.077nm/sec
膜厚:4.5nm
Mo層の成膜条件
ターゲット:Moターゲット
スパッタリングガス:Arガス(ガス圧0.02Pa)
電圧:700V
成膜速度:0.064nm/sec
膜厚:2.3nm
Ru層の成膜条件
ターゲット:Ruターゲット
スパッタリングガス:Arガス(ガス圧0.02Pa)
電圧:500V
成膜速度:0.023nm/sec
膜厚:2.5nm
次に、保護層13上に、吸収層14の前駆体となるスパッタリング形成膜としてTaNH膜を、マグネトロンスパッタリング法を用いて形成する。
TaNH膜を成膜条件は以下のとおりである。
TaNH膜の成膜条件
ターゲット:Taターゲット
スパッタリングガス:ArとN2とH2の混合ガス(Ar:89vol%、N2:8.3vol%、H2:2.7vol%、ガス圧:0.46Pa)
投入電力:300W
成膜速度:1.5nm/min
膜厚:32nm
TaNH膜を成膜条件は以下のとおりである。
TaNH膜の成膜条件
ターゲット:Taターゲット
スパッタリングガス:ArとN2とH2の混合ガス(Ar:89vol%、N2:8.3vol%、H2:2.7vol%、ガス圧:0.46Pa)
投入電力:300W
成膜速度:1.5nm/min
膜厚:32nm
上記の手順で形成したTaNH膜に対し、銀イオン(Ag+)を下記条件でイオン注入する。
総注入量:1×1015/cm2
加速電圧:30〜80keVで調整
総注入量:1×1015/cm2
加速電圧:30〜80keVで調整
イオン注入前後のTaNH膜について、EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における消衰係数および屈折率を下記手順で測定する。前記の成膜条件と同条件で、4inchウエハ上に成膜して、13.5nm領域の反射率の「角度依存性」を測定することにより評価した。EUV反射率とEUV光の入射角度、消衰係数、および屈折率は、以下の式で表される。
R=|(sinθ−((n+ik)2−cos2θ)1/2)/(sinθ+((n+ik)2−cos2θ)1/2)|
ここで、θはEUV光の入射角度、Rは入射角度θにおけるEUV反射率、nはスパッタリング形成膜または吸収層14の屈折率、kはスパッタリング形成膜または吸収層14の消衰係数である。各EUV入射角度における反射率測定値を、前式を用いてフィッティングすることにより、光学定数(nおよびk)を見積もることができる。
イオン注入前の消衰係数kiが0.0338であり、イオン注入後の消衰係数kfが0.0377である。イオン注入前後の消衰係数の変化率((kf−ki)/ki)は0.12である。
また、イオン注入前の屈折率niが0.9437であり、イオン注入後の屈折率nfが0.9444である。イオン注入前後の屈折率の変化量(nf−ni)は−0.007である。
R=|(sinθ−((n+ik)2−cos2θ)1/2)/(sinθ+((n+ik)2−cos2θ)1/2)|
ここで、θはEUV光の入射角度、Rは入射角度θにおけるEUV反射率、nはスパッタリング形成膜または吸収層14の屈折率、kはスパッタリング形成膜または吸収層14の消衰係数である。各EUV入射角度における反射率測定値を、前式を用いてフィッティングすることにより、光学定数(nおよびk)を見積もることができる。
イオン注入前の消衰係数kiが0.0338であり、イオン注入後の消衰係数kfが0.0377である。イオン注入前後の消衰係数の変化率((kf−ki)/ki)は0.12である。
また、イオン注入前の屈折率niが0.9437であり、イオン注入後の屈折率nfが0.9444である。イオン注入前後の屈折率の変化量(nf−ni)は−0.007である。
イオン注入前後のTaNH膜について、EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)の反射率を下記手順で測定する。上述した手順で作製したEUVマスクブランク(図1)に対して、イオン注入前後のTaNH膜の表面にEUV光を照射し、EUV反射率を測定する。
イオン注入前のEUV反射率Riが6.0%であり、イオン注入後のEUV反射率Rfが4.5%である。イオン注入前後のEUV反射率の変化率((Rf−Ri)×100/Ri)は−25.0%である。
イオン注入前のEUV反射率Riが6.0%であり、イオン注入後のEUV反射率Rfが4.5%である。イオン注入前後のEUV反射率の変化率((Rf−Ri)×100/Ri)は−25.0%である。
TaNH膜の膜厚を0〜90nmの範囲で変えて、イオン注入前後のEUV反射率(EUVR)、および、イオン注入前後のEUVRの変化率を評価すると、図3に示す関係になる。ここで、TaNH_Ag(なし)は、イオン注入前のEUV反射率、TaNH_Ag(1e15)は、イオン注入後のEUV反射率を示している。TaNH膜の膜厚を0nmの場合は、保護層13としてのRu膜表面のEUV反射率である。また、図4は、TaNH膜の膜厚が30〜70nmの範囲を拡大したグラフである。これらのグラフから、銀イオン(Ag+)の注入により、EUV反射率がより低くできることが確認できる。また、銀イオン(Ag+)の注入により、より小さな膜厚で同一のEUV反射率を達成できることが確認できる。
(実施例2)
本実施例では、実施例1と同様の手順で、膜厚を0〜90nmの範囲で変えてTaNH膜を形成した後、低反射層15としてTaONH膜を、マグネトロンスパッタリング法を用いて形成する。
TaONH膜の成膜条件は以下のとおりである。
TaONH膜の成膜条件
ターゲット:Taターゲット
スパッタリングガス:ArとO2とN2とH2の混合ガス(Ar:48vol%、O2:36vol%、N2:14vol%、H2:2vol%、ガス圧:0.3Pa)
投入電力:450W
成膜速度:1.5nm/min
膜厚:7nm
本実施例では、実施例1と同様の手順で、膜厚を0〜90nmの範囲で変えてTaNH膜を形成した後、低反射層15としてTaONH膜を、マグネトロンスパッタリング法を用いて形成する。
TaONH膜の成膜条件は以下のとおりである。
TaONH膜の成膜条件
ターゲット:Taターゲット
スパッタリングガス:ArとO2とN2とH2の混合ガス(Ar:48vol%、O2:36vol%、N2:14vol%、H2:2vol%、ガス圧:0.3Pa)
投入電力:450W
成膜速度:1.5nm/min
膜厚:7nm
上記の手順で形成したTaONH膜の側から、実施例1と同様の手順で銀イオン(Ag+)を注入する(総注入量:1×1015/cm2)。イオン注入前後のEUV反射率(EUVR)、および、イオン注入前後のEUVRの変化率を評価すると、図5に示す関係になる。ここで、TaNH_Ag(なし)は、イオン注入前のEUV反射率、TaNH_Ag(1e15)は、イオン注入後のEUV反射率を示している。合計膜厚が7nmの場合は、TaNH膜を形成せずに、保護層13としてのRu膜上に、TaONH膜を形成した場合のEUV反射率である。このグラフから、低反射層として形成したTaONH膜の側から、銀イオン(Ag+)を注入した場合でも、実施例1と同様に、TaNH膜へのイオン注入が可能であることが、EUV反射率の結果から確認できる。
1,1´:EUVマスクブランク
11:基板
12:反射層(Mo/Si多層反射膜)
13:保護層
14:吸収層
15:低反射層
11:基板
12:反射層(Mo/Si多層反射膜)
13:保護層
14:吸収層
15:低反射層
Claims (17)
- 基板上にEUV光を反射する反射層を形成し、前記反射層上にEUV光を吸収する吸収層を形成するEUVリソグラフィ(EUVL)用反射型マスクブランクの製造方法であって、
前記吸収層は、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数が高くなるように形成されることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。 - 基板上にEUV光を反射する反射層を形成し、前記反射層上に該反射層の保護層を形成し、前記保護層上にEUV光を吸収する吸収層を形成するEUVリソグラフィ(EUVL)用反射型マスクブランクの製造方法であって、
前記吸収層は、スパッタリング法により形成したスパッタリング形成膜に、前記スパッタリング形成膜よりもEUV光に対する消衰係数が高い元素のイオンを注入して、イオン注入前のEUV光に対する吸収係数よりも、イオン注入後のEUV光に対する吸収係数が高くなるように形成されることを特徴とするEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。 - 前記スパッタリング形成膜表面におけるEUV波長域の中心波長(波長13.5nm)の反射率を、イオン注入前をRiとし、イオン注入後をRfとする時、イオン注入前後のEUV反射率の変化率((Rf−Ri)×100/Ri)の値が−5%以下である、請求項1または2に記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の消衰係数を、イオン注入前をkiとし、イオン注入後をkfとするとき、イオン注入前後の消衰係数の変化率((kf−ki)/ki)の値が0.03以上である、請求項1〜3のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- EUV波長域の中心波長(波長13.5nm)における、前記スパッタリング形成膜の屈折率を、イオン注入前をniとし、イオン注入後をnfとするとき、イオン注入前後の屈折率の変化量(nf−ni)が下記式を満たす、請求項1〜4のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
−0.1≦nf−ni≦0.1 - 前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)を主成分とする材料、パラジウム(Pd)を主成分とする材料、クロム(Cr)を主成分とする材料、ルテニウム(Ru)を主成分とする材料、から選ばれるいずれかからなる、請求項1〜5のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、周期律表第10〜15族に含まれる元素のうち、少なくとも1つの元素から生成される、請求項1〜6のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、鉛(Pb)およびビスマス(Bi)からなる群から選択される少なくとも1種類の元素から生成される、請求項1〜7のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)を主成分とし、ハフニウム(Hf)、珪素(Si)、ジルコニウム(Zr)、ゲルマニウム(Ge)、硼素(B)、窒素(N)および水素(H)から選ばれる少なくとも1種類の元素を含み、
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、パラジウム(Pd)、インジウム(In)、スズ(Sn)、アンチモン(Sb)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、鉛(Pb)およびビスマス(Bi)からなる群から選択される少なくとも1種類の元素から生成される、請求項1〜5のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。 - 前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)と窒素(N)を含有し、Taの含有率が40〜80at%であり、Nの含有率が20〜60at%であり、
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、銀(Ag)から生成される銀イオン(Ag+)である、請求項9に記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。 - 前記スパッタリング形成膜が、タンタル(Ta)および窒素(N)と、水素(H)およびホウ素(B)から選ばれる少なくとも一つの元素と、を含有し、
前記スパッタリング形成膜におけるタンタル(Ta)および窒素(N)の合計含有率が80〜99.9at%であり、水素(H)およびホウ素(B)から選ばれる少なくとも一つの元素の合計含有率が、0.1〜20at%であり、
前記スパッタリング形成膜に注入するイオンが、銀(Ag)から生成される銀イオン(Ag+)である、請求項9に記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。 - 前記スパッタリング形成膜へイオンを注入する回数が1回である、請求項1〜11のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記スパッタリング形成膜へイオンを注入する回数が2回以上である、請求項1〜11のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記銀イオンの総注入量が1×1014/cm2〜5×1017/cm2である、請求項10〜13のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記吸収層上にマスクパターンの検査光に対する低反射層を形成する、請求項1〜14のいずれかに記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記スパッタリング形成膜を形成した後に、前記スパッタリング形成膜上に前記低反射層を形成し、前記低反射層側から前記スパッタリング形成膜へ前記イオンを注入する、請求項15に記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
- 前記スパッタリング形成膜を形成し、該スパッタリング形成膜にイオンを注入した後に、前記低反射層を形成する、請求項15に記載のEUVL用反射型マスクブランクの製造方法。
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