JP2015072222A - 電池監視装置 - Google Patents

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義幸 高原
Yoshiyuki Takahara
義幸 高原
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Abstract

【課題】各監視ICのアドレス学習の時間を低減した電池監視装置を提供すること。【解決手段】電池状態を監視する複数の監視部が直列に接続された電池監視装置12であって、信号を送信する外部装置と接続された監視部21を起点に、各監視部が、各監視部の後段に接続された監視部に次々に信号を送信し、最も後段の監視部を起点に、各監視部が、各監視部の前段に接続された監視部に前記信号の受信応答を次々と送信し、各監視部は、前記信号を受信した時から、前記受信応答を送信するまでの時間を測定する時間測定手段26と、前記時間に応じて自機のアドレスを学習する学習手段25と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、電池状態を監視する複数の監視部が直列に接続された電池監視装置に関する。
バッテリーを搭載した製品ではバッテリーの状態を精度よく検出したいという要望がある。また、EVやHVなどの車両などでは車両駆動用の高圧電源として複数の電池セルが直列に接続された電池パックが搭載されている。必要とされる電源が高圧になるほど搭載される電池セルの数が増大する。
このような電池パックの各電池セルの状態を監視するため、各電池セルには複数の監視ICが搭載されているが、電池セルの数の増大に対応するため複数の電池セルをグループ化してブロックを作り、各ブロック毎に監視ICが搭載されることが多い。
電池パックに配置された監視ICに対し、電圧などの送信を要求する制御装置(例えば、ECU:Electronic Control Unit)が存在する。ECUと、ECU側に最も近い監視ICは通信線で接続され、また、各監視ICはケーブル長の節約などの理由からデイジーチェーン接続される。
デイジーチェーン接続では、ECUが各監視ICを識別するため各監視ICに固有のアドレスが与えられる(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、上段の監視ICから受信したID信号を自身のID信号として格納し、受信したID信号に対して"1"を加算して後段の監視ICのID信号として後段の監視ICに送信する電圧監視システムが開示されている。
特開2011−181392号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたIDの指定方法は、各監視ICがIDを指定するまでに時間がかかるという問題がある。すなわち、特許文献1の方法では、各監視ICが、
A.前段の監視ICからID信号を受信
B.IDの保存
C."1"を加算
D.後段の監視ICに送信
という4つの手順を行うため、「A〜Dの時間×監視ICの数」だけ処理時間がかかってしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、各監視ICのアドレス学習の時間を低減した電池監視装置を提供することを目的とする。
本発明は、電池状態を監視する複数の監視部が直列に接続された電池監視装置であって、信号を送信する外部装置と接続された監視部を起点に、各監視部が、各監視部の後段に接続された監視部に次々に信号を送信し、最も後段の監視部を起点に、各監視部が、各監視部の前段に接続された監視部に前記信号の受信応答を次々と送信し、各監視部は、前記信号を受信した時から、前記受信応答を送信するまでの時間を測定する時間測定手段と、前記時間に応じて自機のアドレスを学習する学習手段と、を有することを特徴とする。
各監視ICのアドレス学習の時間を低減した電池監視装置を提供することができる。
電池監視システムの概略構成図の一例である。 アドレスの割り当てに関する各監視ICの機能ブロック図の一例である。 時間とクロック数の関係を用いて、タイマーの測定結果から変換されるアドレスを説明する図の一例である。 監視ICの動作手順を示すフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
〔本実施形態の電池監視装置の概略について〕
図1は、本実施形態の電池監視システム50の概略構成図の一例を示す。電池パック12の各監視IC21(以下、監視ICを区別する場合、監視IC1〜nと称する。)は、以下のようにしてアドレスを学習する。ここでは、監視IC2を例にして説明する。
(1)監視IC1から、アドレス学習指示というコマンドを端子31を介して受信する。
(2)監視IC3へ(図ではICn)、アドレス学習指示を送信する。
(3)監視IC3からアドレス学習指示の受信完了を受信する。
(4)監視IC1へ受信完了を端子37を介して送信する。
(5)監視IC1からアドレス学習指示を受信してから、監視IC1へ受信完了を送信するまでの時間をアドレスに変換して記憶する。
各監視IC1〜3は、アドレス学習指示の受信完了を後段の監視ICから受信した後、アドレスを記憶する。したがって、各監視IC1〜3は通常の送受信処理と同様に、往路ではコマンドを後段の監視ICに転送し、復路では受信完了を前段の監視ICに転送するだけでよく、通信処理以上の時間はほとんどかからない。また、アドレスの記憶は、各監視ICが復路の受信完了の転送後に行うので、各監視ICがほぼ同時期にアドレスの記憶を行うことができる。
したがって、従来技術のように、前段の監視ICがアドレスを演算し記憶した後に後段の監視ICがアドレスを記憶する方法よりもアドレスの学習時間を短縮できる。例えば、コマンドの転送には2マイクロ秒程度しかかからないが、ソフト的な処理は100マイクロ秒くらいかかる。従来技術では、1つの監視ICが処理を開始してから最低でも100マイクロ秒以上が経過しないと次の監視ICが処理できない。したがって、全ての監視ICがアドレスを学習するには最低でも「100マイクロ秒×監視IC」の数だけ必要である。これに対し、本実施形態では先に転送処理だけ実行できるので、最も長い時間を測定する監視IC1でも、「往路と復路の転送時間+100マイクロ秒」くらいでアドレスを学習できる。その他の監視IC2〜nのアドレス学習時間はこれよりも短い。
〔構成例〕
図1を用いて電池監視システム50の構成について説明する。なお、図1では電池パック12の監視のための主要な構成が図示されておりその他の構成は省略されている場合がある。電池監視システム50は、ECU(Electronic Control Unit)11及びECU11と通信可能に接続された電池パック12を有している。ECU11又はマイコン13は電池パック12を監視する外部装置の一例であり、監視IC21は監視部の一例であり、複数の監視IC21は電池監視装置の一例である。
ECU11は主要な構成としてマイコン13を有している。なお、電池パック12の電圧が高圧なため、マイコン13と電池パックを絶縁するアイソレータを有することが好適である。マイコン13は不図示のCPUにより全体が制御され、一般的な汎用回路(ROM、RAM、DMAC、タイマー、入出力回路など)を有している。
マイコン13は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行してマイコン13の全体を制御することで、例えば、IG−ON、IG−OFFを検出してそれぞれの状況に応じて電池パック12を監視する。すなわち、IG−ONの間は周期的に、電池パック12の各電池セルの電圧・温度を要求する。また、IG−OFFの間は、監視ICをスリープ状態に遷移させることで監視ICの消費電力を低減する。また、IG−OFF中に監視ICを起動させ、IG−OFFの無負荷状態を利用して各電池セルの精度よい電圧・温度を取得して、必要であれば均等化処理を行う。
マイコン13と電池パック12は、送信線14、クロック信号線15、及び、受信線16を介して接続されている。すなわち、マイコン13と電池パック12はクロック信号で同期して通信する同期通信を行う。同期通信としては、SPI(Serial Peripheral Interface)、I2Cなどの通信規格が知られている。本実施形態では、ECU11と電池パック12の通信方法に影響されず、各監視ICのアドレスを決定可能なので通信プロトコルはどのようなものでもよい。
また、同期通信を用いるのでなく、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などの非同期通信で通信してもよい。また、マイコン13からの送信を同期通信で行い、受信を非同期通信で行ってもよい。
マイコン13は、送信線14を介して制御データを送信する。制御データには、監視ICを指定するアドレス信号、制御内容としてのコマンド、及び、コマンドに付随する引数などが含まれている。また、マイコン13は、監視IC1から電池の状態などを受信する。
続いて電池パック12について説明する。電池パック12は、主に、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池から構成される単セルが複数個積層された電池スタックの構造を有している。また、各電池スタックの電池セルを制御する監視IC21を、複数の電池セルのグループ毎に有している。複数の電池セルをグループ化してブロックを作り、各ブロックに対応した監視ICがブロック毎に監視を行う。なお、図では監視IC21の数はn個であるが、監視IC21の数は2以上であればよい。
監視IC21は、主に各電池セルの電圧測定機能、電池セルの温度測定機能、及び、均等化機能を有している。マイコン13は、監視IC21から電池セルの電圧を取得して、電池セルの電圧に基づき電池の残量を検出し、また、過電圧や低電圧(電池の過充電や過放電など)などの異常状態を検出する。また、マイコン13は、監視IC21から電池セルの温度を取得して、電池セルの異常発熱を検出し、また、温度により電池セルの残量を補正する。また、マイコン13は電池セルの残量格差を検出すると均等化を行う。均等化とは、複数の電池セルが直列に接続されリーク電流の偏りや監視IC自体の消費電力の偏りによって生じる各電池セル間の残量のアンバランスを改善することをいう。よって、均等化は、残量の多い電池セルを放電させることで少ない電池セルに電力を合わせることである。残量の多い電池セルから少ない電池セルに移動させるアクティブセルバランス手法も存在する。
電池セルは直列接続されるため、高電圧側から低電圧側のブロックが存在する。図では最下位の監視IC1が最も低電圧側の監視ICで、最上位の監視ICnが最も高電圧側の監視ICである。
最下位の監視IC1、中位の監視IC2、及び、最上位の監視ICnは、デイジーチェーン接続されている(すなわち、直列接続されている)。また、最下位の監視IC1はマイコン13と通信する機能を有しており、送信線14、クロック信号線15、及び、受信線16でマイコン13と接続されている。
なお、電池パック12側にマイコンを配置してもよい。この場合、不図示のマイコンは最下位の監視IC1よりもECU11側に配置され、ECU11と監視IC1の通信を中継する。
各監視IC21同士は、送信線14、クロック信号線15、受信線16、及び、クロック信号線17で接続されている。このため、最上位の監視ICnを除き、各監視ICは復路に4つの端子31〜34を有し、往路に4つの端子35〜38を有している。
下位の監視IC21はクロック信号線15を介して上位の監視IC21にクロック信号を送信する。また、上位の監視IC21はクロック信号線17を介して下位の監視IC21にクロック信号を送信する。
また、最下位の監視IC21aは、マイコン13から送信線14で送信された制御データを受信する。最下位の監視IC21aは制御データの送信の起点となる監視ICである。制御データには監視IC21を指定するアドレスが含まれている。最下位の監視IC1は同期通信の通信プロトコルからデイジーチェーン用のプロトコルに制御データをプロトコル変換して、中位の監視IC2に転送する。中位の監視IC2は、最上位の監視ICnにプロトコル変換された制御データを転送する。最上位の監視ICnは終端されているので(それ以上の送信先はないので)制御データを転送しない。
各監視ICは、コマンドを解釈して自分宛の制御データを受信した場合、応答を送信する。上段の監視ICから応答を受信した下段の監視ICは、次々と下段の監視ICに転送する。例えば、アドレス学習指示のコマンドの場合、最上位の監視ICnは自分宛の制御データであると判断して、監視ICn-1に応答を送信する。本実施形態ではこの応答を「受信完了」と称する。最下位の監視IC1はデイジーチェーン用の通信プロトコルから同期通信の通信プロトコルにプロトコル変換して、受信完了をマイコン13に送信する。なお、「受信完了」は時間測定の終了の契機となる通信なので、送信内容は任意(例えば、ダミーデータ)でよい。
アドレス学習指示のコマンドでなく、例えば、電圧や温度の電池状態を検出するコマンドと共に、アドレスで最上位の監視ICが選択された場合、最上位の監視ICnは、ブロック内の各電池セルの電圧や温度を検出して、中位の監視IC2を経由して最下位の監視IC1に送信する。中位の監視IC2が選択された場合も同様である。
このように、監視IC21の識別情報は、ECU11が監視IC21を識別したり選択したりするために必要なため、各監視IC21には重複しないアドレス(識別情報)が割り当てられる。予め固有のアドレスを割り当てると、各ICにEEPROMが必要になりICのコストアップにつながる。このため、ECU11は所定のタイミングで(例えば電池に接続されることで電源オンされた時、IG−OFF中の任意のタイミングなど)監視IC21にアドレスを割り当てる処理を行う。
図2は、アドレスの割り当てに関する各監視ICの機能ブロック図の一例を示す。各監視ICは、送信部23、受信部22、アドレス記憶部24、制御部25、タイマー26、受信部27、及び、送信部28を有している。往路側の受信部22は、送信線14で送信された制御データを下段の監視IC21から受信して、制御部25に出力する。また、受信部22は、送信部23に制御データを出力し、送信部23は後段の監視IC21に制御データを送信する。
制御部25は制御データに含まれるコマンドを解釈して、監視IC21を制御する。本実施形態ではアドレス学習指示のコマンドを受信する。制御部25は、コマンドがアドレス学習指示であることからタイマー26をONに設定する。これによりタイマー26は時間の測定を開始する。時間の測定には、クロック信号線で送信されるクロック信号を用いてもよいし、各ICが有する発振器のクロック信号を用いてもよい。また、監視IC21の外部に不図示のクロック供給装置が存在してもよい。
復路側の受信部27は、上段の監視IC21から受信完了を受信する。受信部27は、送信部28に受信完了を出力し、送信部28は下段の監視IC21に受信完了を送信する。送信部28は、受信完了を送信したことを制御部25に通知する。制御部25は、受信完了を送信したことを検出すると、すでにアドレス学習指示を受信しているためタイマー26をOFFに設定する。これによりタイマー26は時間の測定を終了する。
よってタイマー26は制御データの受信から受信完了を送信するまでの時間を測定する。下位の監視IC21ほど通信経路が長くなるため、この時間は下位の監視IC21ほど長い。なお、タイマー26はハード的な回路でもソフト的な手段・機能のいずれでもよい。
ところで、通信経路に応じた時間を測定するという点では、往路の送信部23が制御データが送信してから復路の受信部27が受信完了を受信するまでの時間を測定することができる。または、往路の受信部22が制御データが受信してから復路の受信部27が受信完了を受信するまでの時間を測定することもできる。または、往路の送信部23が制御データが送信してから復路の送信部28が受信完了を受信するまでの時間を測定することもできる。しかし、最上段の監視ICnは、送信部23を有していても制御データを送信せず、受信部27を有していても受信完了を受信しないので、これらの測定方法を適用できない。本実施形態では、往路の受信部22が制御データが受信してから復路の送信部28が受信完了を送信するまでの時間を測定することで、全ての監視IC21が共通の方法で時間を測定できる。
そして、制御部25は、タイマー26の測定結果(例えば、クロック数であるが時間そのものでもよい)を読み出して、アドレスに変換して、自機のアドレス記憶部24に記憶する。タイマー26の測定結果とアドレスとの変換については後述する。
アドレス記憶部24は、電池パック12から電力が供給されている間は、記憶している内容を維持する揮発性メモリ、又は、書き換え可能な不揮発メモリである。各監視ICがこのような機能を有することで各監視ICが一意のアドレスをアドレス記憶部24に保持できる。
〔タイマーの測定結果とアドレスとの変換について〕
図3は、時間とクロック数の関係を用いて、タイマー26の測定結果から変換されるアドレスを説明する図の一例である。横軸は、各監視IC21が制御データを受信した時から、各監視IC21が受信完了を送信した時までの時間を示している。IC2はIC1よりも上段にあるため、IC1よりも遅れて時間の測定を開始し、IC1よりも先に時間の測定を終了する。縦軸は、タイマー26がカウントするクロック数であるため、時間に比例して増大する。したがって、図の横線は以下の時間を表している。
IC1〜IC1´:監視IC1のタイマー26がONになった時から監視IC1のタイマー26がOFFになるまでの時間
IC2〜IC2´:監視IC2のタイマー26がONになった時から監視IC2のタイマー26がOFFになるまでの時間
制御部25は、予めクロック数とアドレスを対応させたテーブルを有しており、テーブルに基づきクロック数をアドレスに変換する。
a≦クロック数<b:アドレス1
b≦クロック数<c:アドレス2
c≦クロック数<d:アドレス3
d≦クロック数<e:アドレス4
ただし、a<b<c<d<eである。このようなテーブルは実験的に定めることができる。すなわち、クロック数がb未満であれば必ず最上位の監視ICnであり、クロック数がb以上c未満であれば最上位の次の監視ICn-1であることがテーブルに登録されている。したがって、各監視IC21は一意のアドレス情報をアドレス記憶部24に保持できる。
〔動作手順〕
図4は、監視IC2の動作手順を示すフローチャート図の一例である。
制御部25は、端子31を制御データが通過したか否かを判定する(S10)。受信部22は、制御データを送信部23に出力するので、受信部22が制御データを受信すれば、端子31を通過したことになる。制御部25は、受信部22から制御データを受け取って、アドレス学習指示のコマンドであることを検出する。または、ECU11が監視IC21をアドレスの学習モードにして、コマンドの解釈なしに制御データを受信したこと(端子31がH又はLに変化すること)のみを検知してもよい。
制御データが端子31を通過した場合(S10のYes)、送信部23は制御データを上段の監視IC21に送信する(S20)。また、並行して制御部25はタイマー26をONに設定する。
次に、監視IC2の制御部25は、端子37を受信完了が通過したか否かを判定する(S30)。すなわち、受信部27は受信完了を送信部28に出力し、送信部28は下段の監視ICに受信応答を送信するので、端子37を通過したことになる。制御部25は、送信部28が受信完了を送信したことを検出する。または、監視ICがアドレスの学習モードの場合、受信応答が端末37から出力されたことを検知して受信応答を送信したことを検知してもよい(端子37がH又はLに変化することを検知する)。
受信完了が端子37を通過した場合(S30のYes)、制御部25はタイマー26をOFFに制御する(S40)。制御部25は上記のテーブルを参照して、タイマー26の測定結果をアドレスに設定する。また、アドレスをアドレス記憶部24に記憶する。
これにより、各監視IC21のアドレス記憶部24には上段から下段に向けて、昇順の連続したアドレスが記憶されたことになる。したがって、マイコン13は各監視IC21を指定してコマンドを送信できる。または、この後、マイコン13が各監視IC21に対しアドレスの送信を要求してもよい。要求する時点ではマイコン13にとって各監視ICのアドレスは不明なので、例えば全てのアドレスを指定する特殊なアドレスで各監視ICに同報的にアドレスを要求すればよい。
以上説明したように、本実施形態の監視IC21は、アドレス学習指示を下段から上段に転送し、受信応答を上段から下段に転送する通信処理程度の時間で、各監視ICがほぼ同時期にアドレスを記憶できるのでアドレスの学習時間を短縮できる。
11 ECU
12 電池パック
13 マイコン
14 送信線
15 クロック信号線
16 受信線
21 監視IC
24 アドレス記憶部
26 タイマー
31〜38 端子
50 電池監視システム

Claims (1)

  1. 電池状態を監視する複数の監視部が直列に接続された電池監視装置であって、
    信号を送信する外部装置と接続された監視部を起点に、各監視部が、各監視部の後段に接続された監視部に次々に信号を送信し、
    最も後段の監視部を起点に、各監視部が、各監視部の前段に接続された監視部に信号の受信応答を次々と送信し、
    各監視部は、
    前記信号を受信した時から、前記受信応答を送信するまでの時間を測定する時間測定手段と、
    前記時間に応じて自機のアドレスを学習する学習手段と、
    を有することを特徴とする電池監視装置。
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