JP2015071213A - バフ研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バフロールの偏摩耗を未然に防止して研磨品質の安定化及び生産性向上を図ることが可能なバフ研磨装置を提供する。【解決手段】バフ研磨装置1は、ワーク100を保持する保持台10と、保持台10に対して相対的に上下動可能に設けられたシャフト20と、相互に隣り合うようにシャフト20に設けられたバフロール31,32と、バフロール31,32をそれぞれ回転させるバフ駆動モータ41,42と、シャフト20の両端を保持台10に向かってそれぞれ押圧するバフ押付機構70,80と、バフ駆動モータ41,42の駆動電流値IA,IBをそれぞれ検出する電流計61,62と、駆動電流値IA,IBに基づいてバフ押付機構70,80を制御するコントローラ90と、を備え、コントローラ90は、駆動電流値IA,IBが実質的に同一になるようにバフ押付機構70,80の押圧力を調整する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワークの被研磨面を研磨するバフ研磨装置に関するものである。
バフ車(バフロール)を回転させるバフ駆動モータの駆動電流値を電流センサで検出し、この駆動電流値を基準電流値と比較することで、ワークに対するバフロールの押付荷重を調整するバフ研磨装置が知られている。このバフ研磨装置では、バフロールの軸受を支持する可動支持台に設置された位置センサによって、バフロールの摩耗量を検出している(例えば特許文献1参照)。
特開2003−266295号公報
バフロールに対してワークの形状や投入方向が不均一であったり、バフロールが傾いて取り付けられていることで、バフロールが偏って摩耗してしまう場合がある。上記のバフ研磨装置ではこうしたバフロールの偏摩耗を検出することができないため、偏摩耗による幅方向の研磨ムラを発見した時点で、バフロールを手動でドレッシングしなければならず、研磨品質が安定しなかったり生産性に劣る、という問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、バフロールの偏摩耗を未然に防止して研磨品質の安定化及び生産性向上を図ることが可能なバフ研磨装置を提供することである。
[1]本発明に係るバフ研磨装置は、ワークを保持する保持台と、前記保持台に対して相対的に上下動可能に設けられたシャフトと、前記シャフトに回転可能に支持された第1のバフロールと、前記第1のバフロールに隣り合うように前記シャフトに回転可能に支持された第2のバフロールと、前記第1のバフロールを前記シャフト上で回転させる第1のバフ駆動モータと、前記第2のバフロールを前記シャフト上で回転させる第2のバフ駆動モータと、前記シャフトの一端を前記保持台に向かって押圧する第1の押圧手段と、前記シャフトの他端を前記保持台に向かって押圧する第2の押圧手段と、前記第1のバフ駆動モータの第1の駆動電流値を検出する第1の電流検出手段と、前記第2のバフ駆動モータの第2の駆動電流値を検出する第2の電流検出手段と、前記第1及び第2の駆動電流値に基づいて、前記第1及び第2の押圧手段をそれぞれ制御する制御手段と、を備えており、前記制御手段は、前記第1の駆動電流値と前記第2の駆動電流値とが実質的に同一になるように、前記第1及び第2の押圧手段の押圧力をそれぞれ調整することを特徴とする。
[2]上記発明において、前記制御手段は、前記第1及び第2の駆動電流値がいずれも所定値となるように、前記第1及び第2の押圧手段の押圧力をそれぞれ調整してもよい。
本発明では、バフロールを2つに分割すると共に当該2つのバフロールを支持するシャフトの両端を第1及び第2の押圧手段でそれぞれ押圧するようにバフ研磨装置を構成する。そして、当該2つのバフロールを回転させる第1及び第2のバフ駆動モータの第1及び第2の駆動電流値が実質的に同一となるように、制御手段が第1及び第2の押圧手段の押圧力を調整する。
このため、2つのバフロールをワークに均一に当てることができ、バフロールの偏摩耗を未然に防止することができるので、研磨品質の安定化及び生産性向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態におけるバフ研磨装置の概略構成図である。 図2(a)及び図2(b)は、本発明の実施形態におけるバフ研磨装置の制御内容を示すフローチャートであり、図2(a)は第1のバフ押付機構の制御内容を示すフローチャートであり、図2(b)は第2のバフ押付機構の制御内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態におけるバフ研磨装置の概略構成図である。
本実施形態におけるバフ研磨装置(バフ加工装置)1は、保持台10上に保持されたワーク100をバフロール31,32によって研磨加工する装置である。ワーク100の具体例としては、例えば、フレキシブルプリント配線板(FPC)を例示することができ、当該フレキシブルプリント配線板のカバーレイの表面を研磨するためにバフ研磨装置1が用いられる。
このバフ研磨装置1は、同図に示すように、シャフト20に回転可能に支持されたバフロール31,32と、当該バフロール31,32をそれぞれ回転させるバフ駆動モータ41,42と、シャフト20の両端を保持台10に向かってそれぞれ押圧するバフ押付機構70,80と、バフ押付機構70,80を制御する第1及び第2の制御部91,92を有するコントローラ90と、を備えている。
第1及び第2のバフロール31,32は、例えば、研磨材を保持した布の積層体、或いは、研磨材を保持したフェルトを備えた円形状のロールである。第1のバフロール31は、軸受311,312を介してシャフト20に回転可能に支持されている。第2のバフロール32も、軸受321,322を介してシャフト20に回転可能に支持されており、第1のバフロール31に隣り合うように配置されている。つまり、本実施形態では、分割された2つのバフロール31,32が1本のシャフト20に保持されており、当該2つのバフロール31,32は、シャフト20上において相互に独立して回転することが可能となっている。
2つのバフロール31,32を支持するシャフト20は、保持台10に対向するように第1及び第2の支柱21,22に保持されている。この第1及び第2の支柱21,22は、上下方向に伸縮可能な第1及び第2のスプリング211,221をそれぞれ有しており、バフロール31,32はこの第1及び第2のスプリング211,221によって保持台10に対して上下動することが可能となっている。なお、保持台10がバフロール31,32に対して上下動するような構成としてもよい。
第1のバフロール31の端部と第1のバフ駆動モータ41の第1の駆動軸411に第1の伝達ベルト412がループ状に張設されており、第1のバフ駆動モータ41は、この第1の伝達ベルト412を介して、第1のバフロール31に動力伝達可能に連結されている。この第1のバフ駆動モータ41は、コントローラ90の第1の制御部91からの指示に応じて第1の駆動回路51から供給される電力によって駆動することが可能となっている。当該第1のバフ駆動モータ41が駆動することで、第1の伝達ベルト412を介して当該回転力が第1のバフロール31に伝達され、これにより第1のバフロール31がシャフト20上で回転する。
第1のバフ駆動モータ41と第1の駆動回路51の間には、第1の電流計61が設けられている。この第1の電流計61は、第1のバフ駆動モータ41の駆動時に第1の駆動回路51から第1のバフ駆動モータ41に供給される電力の第1の駆動電流値(負荷電流値)Iを検出し、当該第1の駆動電流値Iをコントローラ90の第1の制御部91に出力することが可能となっている。
同様に、第2のバフロール32の端部と第2のバフ駆動モータ42の駆動軸421にも第2の伝達ベルト422がループ状に張設されており、第2のバフ駆動モータ42は、この第2の伝達ベルト422を介して、第2のバフロール32に動力伝達可能に連結されている。この第2のバフ駆動モータ42は、コントローラ90の第2の制御部92からの指示に応じて第2の駆動回路52から供給される電力によって駆動することが可能となっている。当該第2のバフ駆動モータ42が駆動することで、第2の伝達ベルト422を介して当該回転力が第2のバフロール32に伝達され、これにより第2のバフロール32がシャフト20上で回転する。
第2のバフ駆動モータ42と第2の駆動回路52の間には、第2の電流計62が設けられている。この第2の電流計62は、第2のバフ駆動モータ42の駆動時に第2の駆動回路52から第2のバフ駆動モータ42に供給される電力の第2の駆動電流値(負荷電流値)Iを検出し、当該第2の駆動電流値Iをコントローラ90の第2の制御部92に出力することが可能となっている。
以上のように、本実施形態では、第1のバフ駆動モータ41によって第1のバフロール31を回転させると共に、第2のバフ駆動モータ42によって第2のバフロール32を回転させることが可能となっている。つまり、2つのバフ駆動モータ41,42によって2つのバフロール31,32を相互に独立して回転させることが可能となっている。
第1のバフ押付機構70は、第1のバフ押付モータ71と、第1のボールねじ72と、第1のスプリング73と、第3の駆動回路74と、を備えている。第1のボールねじ72は、第1のボールねじ軸721と、鋼球(不図示)を有する第1のボールねじナット722と、から構成されている。
第1のバフ押付モータ71は、第1のボールねじ軸721が連結された第1の駆動軸711を有しており、この第1のボールねじ軸721には第1のボールねじナット722が螺合している。一方、この第1のボールねじナット722は、第1のスプリング73を介して、上述のシャフト20の一端に固定されている。また、第1のバフ押付モータ71は、コントローラ90の第1の制御部91からの指示に応じて第3の駆動回路74から供給される電力によって駆動することが可能となっている。
第1の押付モータ71が第1の駆動軸711を一方の方向(例えば正転方向)に回転させると、第1のボールねじ72によって回転運動が直線運動に変換されてシャフト20の一端が押し下げられる。これに対し、第1の押付モータ71が第1の駆動軸711を反対の方向(例えば逆転方向)に回転させると、シャフト20一端に対する押付力が弱められ、第1のスプリング211,73の弾性力によってシャフト20の一端が押し上げられる。
同様に、第2のバフ押付機構80も、第1のバフ押付モータ81と、ねじ軸821及びナット822から構成される第2のボールねじ82と、第2のスプリング83と、第4の駆動回路84と、を備えている。
第2のバフ押付モータ81は、第2のボールねじ軸821が連結された第1の駆動軸811を有しており、この第1のボールねじ軸821には第2のボールねじナット822が螺合している。一方、この第2のボールねじナット822は、第2のスプリング83を介して、上述のシャフト20の他端に固定されている。また、第2のバフ押付モータ81は、コントローラ90の第2の制御部92からの指示に応じて第4の駆動回路84から供給される電力によって駆動することが可能となっている。
第2の押付モータ81が第2の駆動軸811を一方の方向(例えば正転方向)に回転させると、第2のボールねじ82によって回転運動が直線運動に変換されてシャフト20の他端が押し下げられる。これに対し、第2の押付モータ82が第2の駆動軸821を反対の方向(例えば逆転方向)に回転させると、シャフト20の他端に対する押付力が弱められ、第2のスプリング221,83の弾性力によってシャフト20が押し上げられる。
コントローラ90は、例えば、CPU、ROM、RAM、各種インタフェースを備えたコンピュータから構成されており、2つの制御部91,92を機能的に備えている。本実施形態では、このコントローラ90の第1の制御部91が、第1の電流計61から出力される第1駆動電流値Iに基づいて、第1のバフ押付機構70を制御することが可能となっている。また、当該コントローラ90の第2の制御部92が、第2の電流計62から出力される第2の駆動電流値Iに基づいて、第2のバフ押付機構80を制御することが可能となっている。
ここで、研磨加工時にバフロール31,32に作用する負荷トルクは、ワーク100に対するバフロール31,32の押付力に比例する。また、バフ駆動モータ41,42の駆動電流値I,Iも、この負荷トルクに比例する。従って、電流計61,62によって検出される第1及び第2の駆動電流値I,Iは、ワーク100に対するバフロール31,32の押付力に応じて変化する。このため、本実施形態では、コントローラ90の第1及び第2のコントローラ91,92は、第1及び第2の駆動電流値I,Iがいずれも所定値Iとなるように、第1及び第2のバフ押付機構70,80の押圧力をそれぞれ調整する。
次に、以上に説明したバフ研磨装置1の制御内容について、図2(a)及び図2(b)を参照しながら説明する。図2(a)及び図2(b)は本実施形態におけるバフ研磨装置の制御内容を示すフローチャートであり、図2(a)は第1のバフ押付機構70の制御内容を示すフローチャート、図2(b)は第2のバフ押付機構80の制御内容を示すフローチャートである。
ワーク100が保持台10上に搬送されると、当該ワーク100の被研磨面にバフロール31,32が押し付けられると共に、当該バフロール31,32がバフ駆動モータ41,42によって回転することで、ワーク100の被研磨面が研磨される。
そして、コントローラ90の第1の制御部91が図2(a)のステップS11〜S15の処理を実行すると同時に、当該コントローラ90の第2の制御部92が図2(b)のステップS21〜S25の処理を実行する。
具体的には、図2(a)のステップS11において、第1の電流計61によって第1のバフ駆動モータ41の第1の駆動電流値Iが検出され、コントローラ90の第1の制御部91に出力される。そして、当該第1の制御部91は、図2(a)のステップS12において、この第1の駆動電流値Iを所定値Iと比較し、第1の駆動電流値Iが所定値Iに等しい(I=I)か否かを判断する。なお、この所定値Iは、上述のコントローラ90に予め記憶されている基準の電流値であり、ワーク100の被研磨面がバフロール31,32によって適切に研磨される場合におけるバフ駆動モータ41,42の駆動電流値(負荷電流値)である。
第1の駆動電流値Iが所定値Iと等しくない場合(I≠I、ステップS12にてNO)には、図2(a)にステップS13において、第1の駆動電流値Iが所定値I未満(I<I)か否かを判断する。このステップS13において第1の駆動電流値Iが所定値I未満(I<I)であると判断された場合には、図2(a)のステップS14において、第1の制御部91が第1のバフ押付機構70の押圧力を強めるように制御する。具体的には、当該第1のバフ押付機構70の第1のバフ押付モータ71を正転方向に回転させてシャフト20の一端を押し下げることで、第1のバフロール31の押付力を強める。
これに対し、ステップS13において第1の駆動電流値Iが所定値I未満ではない(I>I)と判断された場合には、図2(a)のステップS15において、第1の制御部91が第1のバフ押付機構70の押圧力を弱めるように制御する。具体的には、当該第1のバフ押付機構70の第1のバフ押付モータ71を逆転方向に回転させて、第1のスプリング211,73の弾性力によってシャフト20の一端を押し上げることで、第1のバフロール31の押付力を弱める。
以上のステップS11〜S15を繰り返すことで、第1の駆動電流値Iが所定値Iと等しく(I=I)なる。コントローラ90の第1の制御部91がこのステップS11〜S15の処理を繰り返す間、当該コントローラ90の第2の制御部92も、図2(b)に示すステップS21〜S25の処理を繰り返し実行する。
具体的には、先ず、図2(b)のステップS21において、第2の電流計62が第2の駆動電流値Iを検出したら、同図のステップS22において、当該第2の駆動電流値Iが所定値Iに等しい(I=I)か否かをコントローラ90の第2の制御部92が判断する。
第2の駆動電流値Iが所定値Iと等しくない場合(I≠I、ステップS22にてNO)には、図2(b)のステップS23において第2の駆動電流値Iが所定値I未満(I<I)か否かを判断する。このステップS23において第2の駆動電流値Iが所定値I未満(I<I)であると判断された場合には、同図のステップS24において、第2の制御部92が第2のバフ押付機構80の押圧力を強めるように制御する。具体的には、当該第2のバフ押付機構80の第2のバフ押付モータ81を正転方向に回転させてシャフト20の他端を押し下げることで、第2のバフロール32の押付力を強める。
一方、ステップS23において第2の駆動電流値Iが所定値I未満ではない(I>I)と判断された場合には、図2(b)のステップS25において、第2の制御部92が第2のバフ押付機構80の押圧力を弱めるように制御する。具体的には、当該第2のバフ押付機構80の第2のバフ押付モータ81を逆転方向に回転させて、第2のスプリング221,83の弾性力によってシャフト20の他端を押し上げることで、第2のバフロール32の押付力を弱める。
上記のステップS11〜S15の繰り返しにより第1の駆動電流値Iが所定値Iと等しく(I=I)なると共に、上記のステップS21〜S25の繰り返しにより第2の駆動電流値Iが所定値Iと等しく(I=I)なるので、結果的に、第1の駆動電流値Iと第2の駆動電流値Iが同一(I=I)となる。このため、2つのバフロール31,32の傾きが自動的に調整され、2つのバフロール31,32をワーク100に対して常に均一に当てることができる。
以上に説明したステップS11〜S15の処理とステップS21〜S25の処理は、ワーク100のバフ研磨作業が継続している間、コントローラ90によって繰り返し実行される。
以上のように、本実施形態では、バフロールを2つに分割すると共にシャフト20の両端を第1及び第2のバフ押圧機構70,80で押圧するようにバフ研磨装置1を構成する。そして、第1及び第2のバフ駆動モータ41,42の第1及び第2の駆動電流値I,Iが実質的に同一となる(I≒I)ように第1及び第2の押付モータ71,72の押圧力を制御する。
このため、2つのバフロール31,32をワーク100に均一に当てることができ、バフロール31,32の偏摩耗を未然に防止することができるので、研磨品質の安定化及び生産性向上を図ることができる。
また、本実施形態では、第1及び第2の駆動電流値I,Iが所定値Iと実質的に等しく(I≒I、I≒I)なるように第1及び第2のバフ押付機構70,80の押付力を調整するので、バフロール31,32の押付力を常に最適化することができる。
本実施形態における第1及び第2の電流計61,62が本発明における第1及び第2の電流検出手段の一例に相当し、本実施形態における第1及び第2のバフ押付機構70,80が本発明における第1及び第2の押付手段の一例に相当し、本実施形態におけるコントローラ90が本発明における制御手段の一例に相当する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、コントローラ90が、図2(a)に示すステップS11〜S15の処理と、図2(b)に示すステップS21〜S25の処理と、を交互に実行してもよい。この場合に、ステップS11〜S15の処理、又は、ステップS21〜S25の処理のいずれから開始してもよい。
1…バフ研磨装置
10…保持台
20…シャフト
31…第1のバフロール
32…第2のバフロール
41…第1のバフ駆動モータ
42…第2のバフ駆動モータ
51…第1の駆動回路
52…第2の駆動回路
61…第1の電流計
62…第2の電流計
70…第1のバフ押付機構
71…第1のバフ押付モータ
72…第1のボールねじ
73…第1のスプリング
74…第3の駆動回路
80…第2のバフ押付機構
81…第2のバフ押付モータ
82…第2のボールねじ
83…第1のスプリング
84…第4の駆動回路
90…コントローラ
91…第1の制御部
92…第2の制御部
100…ワーク

Claims (2)

  1. ワークを保持する保持台と、
    前記保持台に対して相対的に上下動可能に設けられたシャフトと、
    前記シャフトに回転可能に支持された第1のバフロールと、
    前記第1のバフロールに隣り合うように前記シャフトに回転可能に支持された第2のバフロールと、
    前記第1のバフロールを前記シャフト上で回転させる第1のバフ駆動モータと、
    前記第2のバフロールを前記シャフト上で回転させる第2のバフ駆動モータと、
    前記シャフトの一端を前記保持台に向かって押圧する第1の押圧手段と、
    前記シャフトの他端を前記保持台に向かって押圧する第2の押圧手段と、
    前記第1のバフ駆動モータの第1の駆動電流値を検出する第1の電流検出手段と、
    前記第2のバフ駆動モータの第2の駆動電流値を検出する第2の電流検出手段と、
    前記第1及び第2の駆動電流値に基づいて、前記第1及び第2の押圧手段をそれぞれ制御する制御手段と、を備えており、
    前記制御手段は、前記第1の駆動電流値と前記第2の駆動電流値とが実質的に同一になるように、前記第1及び第2の押圧手段の押圧力をそれぞれ調整することを特徴とするバフ研磨装置。
  2. 請求項1に記載のバフ研磨装置であって、
    前記制御手段は、前記第1及び第2の駆動電流値がいずれも所定値となるように、前記第1及び第2の押圧手段の押圧力をそれぞれ調整することを特徴とするバフ研磨装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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