JP2015069313A - 電子アルバム装置 - Google Patents

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Yoshikatsu Henmi
吉克 辺見
中山 隆
Takashi Nakayama
隆 中山
小原 剛
Takeshi Obara
剛 小原
鈴木 裕一
Yuichi Suzuki
裕一 鈴木
幹夫 山▲崎▼
Mikio Yamazaki
幹夫 山▲崎▼
祐輔 入野
Yusuke Irino
祐輔 入野
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Abstract

【課題】いつどこで撮影した写真かがわかり、旅の想い出を効率良く振り返ることができる電子アルバム装置を提供する。【解決手段】電子アルバム装置100は、制御部21が、地図上に移動軌跡に沿って撮影画像又は表示ポイントを表示するとともに、表示ポイントが指定された場合、記憶部から階層化構造により階層化された情報を、当該階層化構造に従って順次表示する電子アルバム作成処理を実行する。また、制御部21は、撮影画像を、撮影位置情報及び撮影時刻情報に基づいて、グループ化し、当該グループ化した代表画像を表示する。制御部21は、グループ化した代表画像をランダムに変える。また、制御部21は、地図上に移動軌跡に沿ってアイコンをアニメーション表示させる。制御部21は、アイコンが、表示ポイントに移動した場合、撮影画像を表示させる。【選択図】図12

Description

本発明は、電子アルバム装置に関する。
特許文献1には、車両の走行を停止した位置と、停止時写真データに係る画像とを対応づけて表示し、入力された軌跡情報に係る走行軌跡を示す画像、及び、入力された写真データに係る画像を同一地図上に表示させる画面情報を生成する電子アルバム作成サーバが記載されている。
特許文献2には、電子地図管理サーバが、写真の撮影地点に相当する地図上の位置に写真を関連付けて登録し、通信手段によって表示端末から送信された検索条件データと表示条件データを受信して対応する地図データと撮影条件データと写真画像データとを検索処理し表示データを表示端末へ送信する電子地図上での写真表示方法が記載されている。
特開2012−19374号公報 特開2010−39583号公報
しかしながら、このような従来の写真表示方法にあっては、旅行等で撮影したデジタル写真をPC等に格納した後に振り返った時に、いつどこで撮影したかがわからなってしまい、旅の想い出が埋もれてしまうという課題があった。
そこで、本発明は、前記した問題を解決するために、いつどこで撮影した写真であるかがわかり、旅の想い出を効率良く振り返ることができる電子アルバム装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明による電子アルバム装置は、撮影位置情報及び撮影時刻情報を有する撮影画像を取得する画像取得部と、前記撮影位置に対応する地図情報を取得する地図情報取得部と、前記地図情報に基づいて、電子アルバム地図を表示する地図表示部と、前記撮影位置情報及び撮影時刻情報に基づいて、前記地図上に行動履歴を示す移動軌跡を表示する移動軌跡表示部と、前記移動軌跡を含む前記撮影位置において前記撮影画像を電子アルバムとして表示するための表示ポイントを指定する表示ポイント指定部と、前記表示ポイントに、詳細地図情報、関連情報、又は行動履歴情報のうち少なくともいずれか1つを階層化構造により階層化して記憶する記憶部と、前記地図上に移動軌跡に沿って前記撮影画像又は前記表示ポイントを表示するとともに、前記表示ポイントが指定された場合、前記記憶部から前記階層化構造により階層化された情報を、当該階層化構造に従って現時点の階層の移動軌跡を辿る処理から下位の階層の移動軌跡を辿る処理に順次移り、順次表示する表示制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、いつどこで撮影した写真であるかがわかり、旅の想い出を効率良く振り返ることができる電子アルバム装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電子アルバムシステムの構成図である。 上記実施形態に係る電子アルバムシステムの撮影端末のハードウェア構成図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置のハードウェア構成図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の電子アルバムコンテンツのデータ構造を示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置のアルバム表示情報のデータ構造を示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の動作の概要を説明する図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の写真集合全体テーブルを示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の写真情報の詳細を示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の写真の表示順序を定義する写真表示順序定義テーブルを示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の写真の表示順序を定義するための配列の一例を示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の立寄り地情報を定義する立寄り地情報定義テーブルを示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の立寄り地の詳細地図の多段(N段)表示を説明する図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の電子アルバムコンテンツ22aを起動する際に、アニメーションを実行するための準備として行われる処理を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の電子アルバムコンテンツ22aを起動する際に、アニメーションを実行するための準備として行われる処理を示すフローチャート(続き)である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の電子アルバムのアニメーション起動処理を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の移動軌跡アイコン形態確定処理を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の移動軌跡アイコン形態確定処理で用いる移動距離とアイコン形態のデータ構造を示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の移動軌跡アイコン形態を説明する図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の移動軌跡アイコン向き確定処理を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の移動軌跡アイコン向き確定処理で用いる、向きと向きに応じたアイコンのデータ構造を示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の写真のランダム再生処理を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の写真のランダム再生処理で用いる写真のデータ構造を示す図である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の詳細地図を起動しアニメーションを実行する処理を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の詳細地図を起動しアニメーションを実行する処理を示すフローチャート(続き)である。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の詳細地図アニメーション起動処理を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る電子アルバム装置の移動ベクトルV及び移動ベクトルの振れ幅Pを説明する図である。
以降、本発明を実施するための形態(「本実施形態」という)を、図などを参照しながら詳細に説明する。また、本実施形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子アルバムシステムの構成図である。
図1に示すように、電子アルバムシステム1は、撮影端末10と、PC(Personal Computer)等からなる電子アルバム装置20と、電子アルバム装置20からアクセス可能なインターネットからなるネットワーク30と、を備える。
撮影端末10は、撮影機能付きのモバイル端末であり、例えば電子カメラ又はカメラ機能を有するスマートフォン等のPDA(Personal Digital Assistants)が挙げられる。また、カメラ付き携帯電話機の携帯通信端末を用いてもよい。
撮影端末10は、自身の位置情報を知るための電波をGPS(Global Positioning System)衛星2から受信するGPS機能を備える。撮影端末10は、電子アルバム装置20に例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル3により接続可能である。
図2は、撮影端末10のハードウェア構成図である。
図2に示すように、撮影端末10は、制御部11、撮像部12、操作部13、フラッシュライト14、LCD(Liquid Crystal Display)表示部15、タッチパネル16、記録部17、GPS機能部18、及びインターフェース(I/F)部19を備えて構成される。
制御部11は、本装置全体を制御するマイクロコンピュータ等からなる。マイクロコンピュータは、ROM(Read Only Memory)に記憶された制御プログラムを読み出してRAM(Random Access Memory)に展開し、CPU(Central Processing Unit)が各種処理を実行する。
制御部11は、ログファイル生成部11aを備え、ログファイル生成部11aは、撮影時の撮影画像と位置情報と時間情報とを記録するログファイルを生成する。ログファイル生成部11aは、撮影画像とGPS機能部18で取得した位置情報(経度及び緯度)と日付時刻とからなる組を時系列に記録した履歴を生成し、記録部17に保存する。制御部11は、I/F部19を介して、PC等の電子アルバム装置20に対して画像データや、位置情報の履歴を記載するログファイルを送る。
撮像部12は、撮影レンズ、撮像センサ、AFE(Analog Front End)、及びDSP(Digital Signal Processor)を備える。撮像センサは、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサからなり、シャッタレリーズに応答して撮影レンズにより結像される被写体像を撮像して画像信号を出力する。AFEは、画像信号を増幅してデジタル信号に変換し、DSPは、デジタルの画像信号をYUV信号に変換する。
操作部13は、シャッタボタン、各種モード選択部、及び十字キー等から構成されている。
フラッシュライト14は、暗い場所や撮影時等にユーザ操作等により発光する。
LCD表示部15は、LCDディスプレイ又は有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ、白色LEDバックライト及び各ドライバ等で構成され、撮影した画像やコンテンツ等を表示する。LCD表示部15は、撮影端末10がスマートフォン等の場合、筐体の表面の略全面を覆う大型ディスプレイである。また、撮影端末10が電子カメラの場合、筺体の背面を覆うように設けられる。
タッチパネル16は、LCD表示部15の表示画面内で、任意の位置を指示するためのポインティングデバイスである。タッチパネル16は、ユーザが上面を指で押したり、スライドしたり、離したりすることにより各操作を検出する。
記録部17は、シャッタレリーズに応答して生成される画像データに、その撮影時、又は撮影直後に取得した位置情報を、例えばExif(Exchangeable image file format)等の形式を有する付加情報として付与した形態で保存する。記録部17は、SD(Secure Digital)カード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリスティック(Memory Stick)などの外部メモリを含む。
GPS機能部18は、静止しているGPSの位置情報の電波をGPS衛星2(図1参照)から受信するGPSアンテナ18aを備え、GPSアンテナ18aを介して受信した情報より、現在位置情報を、緯度/経度の2つのパラメータとして算出するGPS機能により位置情報を取得する。
ここで、本実施形態では、位置情報を取得する手段として、GPS衛星2を利用した例を示したが、GPS以外の、基地局との位置関係を利用した方式でもよい。例えば、モバイル端末である撮影端末10として、Android(登録商標)スマートフォンやカメラ付き高機能携帯電話機を使用する場合、GPS機能部18に代えて又は併用して、基地局及び携帯電話通信網(図示省略)を介して携帯電話会社サーバと情報の送受信を行い、接近確認から自端末の現在位置情報を取得することも可能である。
また、Wi-Fi測位による位置情報取得、すなわちWi-Fi(Wireless Fidelity)アクセスポイントと所定の位置情報サービスを利用した位置情報取得を用いてもよい。
I/F部19は、USB等のインターフェースによる有線接続、又はBluetooth(登録商標)等の無線接続を利用してPC等の外部接続部に接続する。
撮影端末10は、GPS機能部18を内蔵しており、I/F部19を介して、PC等の電子アルバム装置20に対して画像データや、位置情報の履歴を記載するログファイルを送る。
図3は、電子アルバム装置20のハードウェア構成図である。本実施形態では、電子アルバム装置20は、本観光ガイドアプリケーションを組み込んだスマートフォンに適用した例である。
図3に示すように、電子アルバム装置20は、本装置全体を制御するマイクロコンピュータ等からなる制御部21と、記憶部22と、表示部23と、入力部24と、音声出力部25と、ネットワーク30(図1参照)に接続して通信を行う通信部26と、撮影端末10に接続するI/F部27と、を備える。
制御部21は、電子アルバム装置全体の制御及び、地図上の移動軌跡に沿って撮影画像又は表示ポイントを表示するとともに、表示ポイントが指定された場合、記憶部から階層化構造により階層化された情報を、当該階層化構造に従って順次表示する電子アルバム作成処理を実現するマイクロコンピュータからなる。マイクロコンピュータは、ROMに記憶された制御プログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが本観光ガイドアプリケーションを含む各種処理を実行する。
制御部21は、撮影画像を、撮影位置情報及び撮影時間情報に基づいて、グループ化し、当該グループ化した代表画像を表示する。制御部21は、グループ化した代表画像をランダムに変える。また、制御部21は、地図上の移動軌跡に沿ってアイコンをアニメーション表示させる。制御部21は、アイコンが、表示ポイントに移動した場合、撮影画像を表示させる。制御部21は、地図情報及び移動距離に基づいて、移動手段を判定し、判定結果に基づいて、アイコンの種別、又は移動軌跡に沿うアイコンの向きを変える表示制御を行う。
記憶部22は、各種処理のプログラムを収めたROM、RAM、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等から構成される。記憶部22は、ハードディスクドライブ(HDD)等の外部記憶装置を含む。記憶部22は、表示ポイントに、詳細地図情報、関連情報、又は行動履歴情報のうち少なくともいずれか1つを階層化構造により階層化して記憶する。記憶部22は、電子アルバムコンテンツ22aと、アルバム表示情報22bと、を記憶する。電子アルバムコンテンツ22a及びアルバム表示情報22bの詳細については、図4及び図5により後記する。
表示部23は、制御部21からの制御に従った表示画面を出力する表示装置である。表示部23は、例えば、LCDディスプレイである。
表示部23は、制御部21と共に、撮影位置情報及び撮影時間情報を有する撮影画像を取得する画像取得部と、撮影位置に対応する地図情報を取得する地図情報取得部と、地図情報に基づいて、電子アルバム地図を表示する地図表示部と、撮影位置情報及び撮影時間情報に基づいて、地図上に行動履歴を示す移動軌跡を表示する移動軌跡表示部と、撮影位置情報及び撮影時間情報に基づいて、地図上に移動状況を示すアイコンを表示するアイコン表示部としての機能を有する。
入力部24は、ユーザによる操作指示を受付け、その操作内容を制御部21に出力する。入力部24は、移動軌跡を含む撮影位置において撮影画像を電子アルバムとして表示するための表示ポイントを指定する表示ポイント指定部としての機能を備える。ユーザによる操作指示としては、移動軌跡情報の編集及び再生に係る各種の操作指示などが挙げられる。また、目的地の設定、地図の拡大及び縮小、音声案内設定、画面表示設定などが挙げられる。なお、入力部24は、表示部23と一体的に設けられるタッチスクリーンであってもよい。
音声出力部25は、スピーカなどからなり、制御部21の指示に応じて、記憶部22の電子アルバムコンテンツ22aから読み出した音声データを出力する。音声データは、例えば音楽、録音された音声、効果音などが挙げられる。
I/F部27は、制御部21と共に、撮影位置情報及び撮影時間情報を有する撮影画像を取得する画像取得部と、撮影位置に対応する地図情報を取得する地図情報取得部と、地図情報に基づいて、電子アルバム地図を表示する地図表示部としての機能を有する。
次に、制御部21の各機能部について説明する。
制御部21は、電子アルバム作成部21a、地図表示部21b、撮影位置表示部21c、移動軌跡表示部21d、移動軌跡アイコン表示部21e、移動軌跡階層表示部21f、自動スクロール部21g、及びランダム表示部21hを備える。
電子アルバム作成部21aは、各部21b〜21hを統括制御して、(図2参照)撮影した位置情報を保持した写真(画像データ)を地図上に表示する電子アルバムを作成する。電子アルバム作成部21aは、地図上に軌跡情報と撮影位置情報とを表示する電子アルバムを作成する。
電子アルバム作成部21aは、行動履歴ログを基にしたアニメーション動作機能(自動表示機能)を有し、音声やコメント、絵文字を表示させる。
地図表示部21bは、取得した位置情報と地図DBを参照して所定範囲(尺度)の地図を表示するための地図情報を生成する。地図表示部21bは、道路や地名、ランドマーク、観光スポット名などを表示した地図を表示する。
撮影位置表示部21cは、取得した位置情報に基づいて撮影ポイントを表す写真の撮影位置を前図上に表示するための撮影位置指標情報を生成する。撮影位置表示部21cは、複数の撮影位置を、場面単位などで一体の出来事として扱うようにしてもよい。
移動軌跡表示部21dは、ログファイルに記録された複数の位置情報の軌跡を表す軌跡を前記地図上に表示するための軌跡情報を生成する。軌跡は、地図上に表示される移動ルートである。軌跡は、選択したログファイルに記録の全ての位置情報に応じた地図上の位置を時系列で辿った線である。移動軌跡表示部21dは、取得した位置情報から移動軌跡情報を生成する。移動軌跡情報は、「電車で移動中」「車で移動中」「徒歩で移動中」及び「テーマパーク内で滞在中」などが挙げられる。
移動軌跡アイコン表示部21eは、取得した位置情報を解析し、移動距離と時間を基に移動手段(徒歩/乗り物)を判定し、適切なアイコンを選択して表示する。また、移動軌跡アイコン表示部21eは、地図情報をも併せて解析し、地図に合った移動手段のアイコンに変える。例えば、移動軌跡アイコン表示部21eは、移動軌跡が海上や湖上であれば乗り物を船に変える。さらに、移動軌跡アイコン表示部21eは、事前に準備したアイコンを移動ベクトルの向きに合わせて表示する。具体的には、後記する図20に示すように、事前に前後左右(好ましくは、時計と同じ12分割)を向いたアイコンを準備しておく。移動軌跡アイコン表示部21eは、取得した位置情報に従って移動軌跡を辿る際に(t)番目、(t+1)番目の各位置情報のうちの2次元の要素から移動ベクトルを算出することで、アイコンを移動ベクトルの向きに合わせて表示する。
移動軌跡階層表示部21fは、観光スポット等において、より詳細な情報がある場合、移動軌跡を辿ることを一旦止め現時点の階層の移動軌跡を辿る処理から下位の階層の移動軌跡を辿る処理に順次移り、その詳細情報を表示する。当該詳細情報は、階層構造を有し、移動軌跡階層表示部21fは、ユーザ設定に従って、所定階層の詳細情報を表示する。例えば、移動軌跡階層表示部21fは、実際の通行ルート上のアニメーション動作中、観光スポット(立ち寄り地)に到達したことをトリガに、地図上(例えば、観光スポットを拡大した絵地図上)に、写真を表示し、終了後、また実際の通行ルートへ戻ってアニメーション動作を継続する。
自動スクロール部21gは、行動履歴ログをもとにしたアニメーション動作と連動させた自動スクロールを行う。
ランダム表示部21hは、電子アルバムのアニメーション時に表示するGPS写真グループを、任意の表示枚数設定でランダム表示する。GPS写真グループは、同一緯度経度付近の位置情報をもつ写真をグループ化したものである。
図4は、電子アルバムコンテンツ22aのデータ構造を示す図である。
図4に示すように、電子アルバムコンテンツ22aは、電子アルバム作成のためのワーキングファイルであるFlashファイルからなるFlashファイル群220、設定ファイル221、移動軌跡ログ222、撮影写真223、背景地図画像224、観光情報225、及び画像・音声・動画226を有する。上記設定ファイル221、移動軌跡ログ222、及び観光情報225は、XML(Extensible Markup Language)で記述され、文字列に各種情報、構造文、装飾などを埋め込むことが可能である。また、各Flashファイルは、必要なリソース及びデータを読み込んでいる。Flashファイルは、拡張子がswfで表示されるファイルであり、FlashPlayerを導入することで、比較的簡単にCGアニメーションなどを再生したり、その中で絵やプログラムを動かすことが可能になる。なお、Flashファイルを用いる例は、一例であり、どのようなファイル形式のものでもよい。
撮影写真223は、撮影端末10で撮影した画像データである。制御部21の指示に応じて、電子アルバムコンテンツ22aに記憶された撮影写真223が制御部21に提供される。
背景地図画像224は、電子アルバムを作成するための地図情報である。この地図情報は、外部の地図情報データベース等から取得しても構わない。制御部21の指示に応じて、電子アルバムコンテンツ22aに記憶された背景地図画像224が制御部21に提供される。
画像・音声・動画226は、電子アルバムを作成するための動画像や音声である。画像・音声・動画226には、例えば、収集された音声が記憶される。制御部21の指示に応じて、電子アルバムコンテンツ22aに記憶された画像音声動画226が制御部21に提供される。
なお、本実施形態では、電子アルバム装置20は、本観光ガイドアプリケーションを組み込んだスマートフォンに適用した例であり、移動軌跡ログ222を生成し、電子アルバムコンテンツ22aに格納している。このような移動軌跡ログ222を生成する機能を、電子カメラ又はカメラ付き携帯電話機に搭載してもよい。
図5は、アルバム表示情報22bのデータ構造を示す図である。
図5に示すように、記憶部22のアルバム表示情報22bは、写真属性情報231、移動軌跡ログ232、及びアルバム情報233を有する。
写真属性情報231は、写真番号(例えば「1234」)、撮影日、撮影時刻、経度、緯度、及びグループ番号(例えば「A123」)を保存する。
移動軌跡ログ232は、年月日、時刻、緯度、及び経度を保存する。
アルバム情報233は、グループ番号(例えば「A123」)、題名(例えば「海岸」)、表示緯度、表示経度を保存する。
以下、上述のように構成された電子アルバム装置20の動作を説明する。
図6は、電子アルバム装置20の動作の概要を説明する図である。
電子アルバム装置20(図3参照)の制御部21は、記憶部22から電子アルバムコンテンツ22a(図4参照)及びアルバム表示情報22b(図5参照)を取り込んで電子アルバムを作成する。電子アルバム作成部21aは、地図表示部21b、撮影位置表示部21c、移動軌跡表示部21d、移動軌跡アイコン表示部21e、移動軌跡階層表示部21f、自動スクロール部21g、及びランダム表示部21h(図3参照)を統括制御して、撮影した写真(画像データ)を地図上に表示する電子アルバムを作成する。電子アルバム作成部21aは、地図上に軌跡情報と撮影位置情報とを表示する電子アルバムを作成する。
電子アルバム装置20の制御部21は、所定のトリガ(例えば入力部24による電子アルバム作成開始指示)に従って、記憶部22の電子アルバムコンテンツ22aに格納されている入力データ110を、電子アルバムテンプレート120として取り込む。図6の例では、電子アルバムを作成しようとする該当入力データ110、すなわち、移動軌跡ログ111a及び観光客情報111bを有する観光客個別データ111と、観光情報112a及び各種リソース112bを有するコース個別データ112と、からなる入力データ110を、電子アルバムテンプレート120として取り込む。
電子アルバムテンプレート120は、各種設定及びデザイン210と、Flashファイル群220(図4参照)と、を有する。各種設定及びデザイン210は、図4の設定ファイル221を参照して予め設定されている。図6の例では、各種設定及びデザイン210は、電子アルバム211、画面デザイン212、及びデザインリソース213を有し、電子アルバム作成部21aの指示に従って、電子アルバム作成時に適宜読み込まれる。
電子アルバム作成部21aは、Flashファイル群220上で、電子アルバム作成制御(基幹制御)を実行する。電子アルバム作成部21aは、行動履歴のn階層を表現する電子アルバム作成を特徴とする。n階層表現は、例えば、電子アルバムの概観表現を第1階層とし、立寄り地や観光スポット、写真の詳細表示などを第2階層とし、さらに立寄り地や観光スポットのより詳細な情報を第3階層とするように階層構造で表現される。各階層間の移行は、例えば地図上の移動軌跡の該当撮影場所、地図上の移動軌跡に表示されたサムネイル写真の指定をトリガとする。
図6の例では、電子アルバム作成部21aは、Flashファイル群220を用いて電子アルバム作成制御(基幹制御)を実行し(ステップS参照)、起動1段目121で電子アルバムの地図上にバスアニメーション121a(移動軌跡アイコンの一形態)、立寄り地情報121b、及び写真サムネイル121cを表示する。特段の指定がない場合、この階層(起動1段目121の階層)において、地図上の移動軌跡を辿って次の写真(写真群)の表示を行う。ここで、移動手段が例えばバスから降りて徒歩に変更になった場合には、徒歩(移動軌跡アイコンの一形態)に変更されて表示される。また、アイコンの向きも適切な向きに変更されて表示される。なお、移動軌跡アイコンの表示形態の変更については、図16により後記する。また、立寄り地情報121b及び写真サムネイル121cについても、その地点における該当する立寄り地情報及び写真サムネイルに変更されて表示される。
一方、上記起動1段目121の階層において、所定の指定があった場合、電子アルバム作成部21aは、起動2段目122の階層に移行し、電子アルバムには起動2段目122の想い出情報が表示される。起動2段目122の想い出情報は、複数写真122a、立寄り地詳細情報122b、店舗情報表示122cとその店舗詳細情報122d、及び写真表示122eである。なお、店舗情報表示122cから店舗詳細情報122dへの詳細表示は、起動3段目とする態様でもよい。上記起動1段目121の階層における所定の指定とは、図6の場合には、立寄り地情報121bに対する指定(例えば立寄り地情報121b上のダブルクリック)である。また、写真サムネイル121cに対する指定(例えば写真サムネイル121c上のダブルクリック)である。立寄り地情報121bに対する指定によって、起動2段目122の階層において、複数写真122a、立寄り地詳細情報122b、及び店舗情報表示122cが表示される。また、写真サムネイル121cに対する指定によって、起動2段目122の階層において、写真表示122eが表示される。
[アニメーション実行準備]
次に、電子アルバムコンテンツ22aのアニメーション実行処理(図12参照)で使用するパラメータ、及び電子アルバムの表示例について説明する。
図7は、写真集合全体テーブルを示す図である。
図7に示すように、写真集合全体テーブル250は、グループ緯度251、グループ経度252、写真リスト253、及び次回表示開始位置254を有する。
グループ緯度251及びグループ経度252は、写真リスト253の中から選択された代表となる緯度経度である。
写真リスト253は、グループに属する写真一覧である。
次回表示開始位置254は、写真を表示する際の開始インデックスである(初期値0)。
図8は、写真情報の詳細を示す図である。
図8に示すように、写真情報260は、写真ID261、写真ファイル名262、写真緯度経度263、写真撮影時刻264、及び写真表示向き265を有する。
写真ID261は、写真を一意に決定付けるIDである。
写真ファイル名262は、写真データのファイル名である。
写真緯度経度263は、写真の撮影場所を示す緯度経度である。
写真撮影時刻264は、写真を撮影した時刻である。
写真表示向き265は、写真を表示する際の向きである。
図9は、写真の表示順序を定義する写真表示順序定義テーブルXを示す図である。
図9に示すように、写真表示順序定義テーブルXは、写真ID261及び表示フラグ266を有する。
表示フラグ266は、0:未表示、1:表示済み、のうちのいずれかである。
図10は、写真の表示順序を定義するための配列の一例を示す図であり、図9のテーブルXの具体例を示す。
図10に示すように、写真表示順序「0」〜「3」毎に、写真ID「pic001」〜「pic004」が割り当てられる。表示フラグ266は、0:未表示である。
図11は、立寄り地情報を定義する立寄り地情報定義テーブルを示す図である。
図11に示すように、立寄り地情報定義テーブル270は、立寄り地ID271、立寄り地名272、緯度経度273、詳細地図有無274、及び立寄り地テーブルID275を有する。
立寄り地ID271は、立寄り地を一意に決定付けるIDである。
立寄り地名272は、対寄り地の名称である。
緯度経度273は、立寄り地の場所を表す緯度経度である。
詳細地図有無274は、当該立寄り地に詳細地図が存在するか否かを表し、0:なし、1:あり、である。
立寄り地テーブルID275は、詳細地図有無:1の場合に設定される立寄りテーブルを一意に決定付けるIDである。
図12は、立寄り地の詳細地図の多段(N段)表示を説明する図である。(a)は地図(1段目)を示し、(b)は(a)の立寄り地の詳細地図(2段目)を示し、(c)は(b)の立寄り地の詳細地図のさらに詳細地図(3段目)を示す。
(a)の一か所を指定(タップ又はクリック。以下タップという)すると、その場所(ここでは立寄り地333)に関する詳細地図(b)が表示され、(b)の一か所をタップすると、その場所に関する詳細地図(c)が表示される。
図12(a)(b)(c)に示すように、地図300上には、移動軌跡310が表示される。また、図12(a)(b)に示すように、移動軌跡310上には、写真グループ(グルーピング処理がなされているものであり1枚のものも含む)320が表示される。また、地図300上には、立寄り地331、写真グループ320が関連付いた立寄り地332、詳細地図を有する写真グループが関連付いた立寄り地333が表示される。これら立寄り地331〜333を総称して立寄り地330と呼ぶ。図12(a)の地図300には、海301が表示されている。図12(b)の地図300には道路302が表示されている。図12(c)の地図には、観光スポットの詳細地図303と詳細情報304とが表示されている。
なお、詳細地図303と詳細情報304の表示は一例であり、詳細地図303又は詳細情報304を表示することもしないこともできる。また、2段、3段に限らず、4段以上の複数段を定義することも可能である。さらに、詳細情報の表示において、本実施形態のように詳細地図303を詳細情報304より大きくすることや、図示していないが詳細地図を詳細情報より優先して表示する(あるいは、詳細地図はより上位の階層で表示する)ようにしてもよい。
[電子アルバムコンテンツ起動]
図13及び図14は、電子アルバムコンテンツ22aを起動する際に、アニメーションを実行するための準備として行われる処理を示すフローチャートである。本フローは、電子アルバム装置20(図3参照)の制御部21により実行される。
まず、ステップS11で地図表示部21bは、電子アルバムコンテンツ22aの背景地図画像224(図4参照)を基に背景地図を表示する。
ステップS12では、電子アルバム作成部21aは、初期設定として立寄り地数を示す変数jを0とし(0→j)、ステップS13で立寄り地数がjより大きいか否かを判別する。
立寄り地数がjより大きい場合(ステップS13:Yes)、ステップS14で撮影位置表示部21c及び移動軌跡アイコン表示部21eは、立寄り地のマーカ(図12の立寄り地331参照)を表示し、ステップS15で電子アルバム作成部21aは、jをインクリメントして(j+1→j)ステップS13に戻る。
一方、上記ステップS13で立寄り地数がj以下の場合(ステップS13:No)、ステップS16に進む。
ステップS16では、電子アルバム作成部21aは、撮影写真の集合を撮影場所の緯度経度に基づいてグルーピングする。具体的には、電子アルバム作成部21aは、図5に示すアルバム表示情報22bの写真属性情報231の緯度経度を参照して、撮影場所の緯度経度が略等しい写真についてはグループ番号を付して一纏めにグルーピングする。
ステップS17では、電子アルバム作成部21aは、各グループの代表となる緯度経度を決定する。
ステップS18では、電子アルバム作成部21aは、写真の表示順序を定義するためのテーブルX(図9参照)をテーブル毎に定義する。
ステップS19では、電子アルバム作成部21aは、初期設定として写真グループ数を示す変数iを0とし(0→i)、ステップS20で写真グループ数がiより大きいか否かを判別する。
写真グループ数がiより大きい場合(ステップS20:Yes)、ステップS21で撮影位置表示部21c及び移動軌跡アイコン表示部21eは、i番目の写真グループの位置と立寄り地(写真グループが関連付いた立寄り地)のマーカ(図12の立寄り地332参照)を表示する。
ステップS22では、電子アルバム作成部21aは、立寄り地に写真を纏める際の基準距離Rが距離を示す変数ri以上か否かを判別する。
基準距離Rがri以上の場合(ステップS22:Yes)、ステップS23で電子アルバム作成部21aは、立寄り地の情報に写真グループを関連付け、移動軌跡アイコン表示部21eは、立寄り地の情報に写真グループを関連付けた立寄り地(写真グループが関連付いた立寄り地)のマーカ(図12の立寄り地332参照)を表示する。
基準距離Rがriより小さい場合(ステップS22:No)、ステップS24で電子アルバム作成部21aは、各グループの代表的な緯度経度に基づいて立寄り地の情報に写真グループを関連付け、移動軌跡アイコン表示部21eは、地図上に写真グループを関連付けた立寄り地(詳細地図を有する写真グループが関連付いた立寄り地)のマーカ(図12の立寄り地333参照)を表示する。
ステップS25では、電子アルバム作成部21aは、iをインクリメントして(i+1→i)ステップS20に戻る。
一方、上記ステップS20で写真グループ数がi以下の場合(ステップS20:No)、ステップS26に進む。
ステップS26では、移動軌跡表示部21dは、移動軌跡ログ222(図4参照)に基づいて移動軌跡を表示する。
ステップS27では、電子アルバム作成部21aは、アニメーション再生用ボタン(図示省略)の表示を行って、起動を完了する。
以上のフローにより、電子アルバムコンテンツ22aを起動する際に、アニメーションを実行するための準備が完了する。
[アニメーション起動]
図15は、電子アルバムのアニメーション起動処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS31で電子アルバム作成部21aは、初期設定として写真グループ数を示す変数iを0とする(0→i)。
ステップS32では、電子アルバム作成部21aは、移動軌跡ログ222(図4参照)が存在するか否かを判別する。
移動軌跡ログ222が存在する場合(ステップS32:Yes)、ステップS33で移動軌跡アイコン表示部21eは、後記する移動軌跡アイコン形態確定サブルーチン(図16参照)を実行して移動軌跡アイコン形態を確定する。
ステップS34では、移動軌跡アイコン表示部21eは、後記する移動軌跡アイコン向き確定サブルーチン(図19参照)を実行して移動軌跡アイコン向きを確定する。
ステップS35では、移動軌跡アイコン表示部21eは、i番目の移動軌跡ログ222の位置までの移動ベクトルにマイナスを乗じたベクトル分、背景地図を移動する。
ステップS36では、移動軌跡アイコン表示部21eは、移動軌跡を画面中央に表示する。
ステップS37では、電子アルバム作成部21aは、i番目の移動軌跡ログ222の近傍のx軸(横方向)のxxピクセル以内に立寄り地が存在するか否かを判別する。
i番目の移動軌跡ログ222の近傍のxxピクセル以内に立寄り地が存在しない場合(ステップS37:No)、ステップS38で電子アルバム作成部21aは、i番目の移動軌跡ログ222の近傍のy軸(縦方向)のyyピクセル以内に写真グループが存在するか否かを判別する。
上記ステップS38でi番目の移動軌跡ログ222の近傍のyyピクセル以内に写真グループが存在する場合は(ステップS38:Yes)、ステップS42に進み、i番目の移動軌跡ログ222の近傍のyyピクセル以内に写真グループが存在しない場合は(ステップS38:No)、ステップS43に進む。
一方、ステップS37でi番目の移動軌跡ログ222の近傍のxxピクセル以内に立寄り地が存在する場合(ステップS37:Yes)、ステップS39で電子アルバム作成部21aは、立寄り地に写真があるか否かを判別する。
立寄り地に写真がない場合(ステップS39:No)、ステップS43に進む。立寄り地に写真がある場合(ステップS39:Yes)、ステップS40で電子アルバム作成部21aは、当該立寄り地に詳細地図が存在するか否かを判別する。
上記ステップS40で立寄り地に詳細地図が存在する場合(ステップS40:Yes)、ステップS41でランダム表示部21hは、後記する写真ランダム再生サブルーチン(図21参照)を実行して写真のランダム表示を行ってステップS43に進む。
また、上記ステップS40で立寄り地に詳細地図が存在しない場合(ステップS40:No)、ステップS42で地図表示部21bは、後記する詳細地図起動サブルーチン(図25参照)を実行して詳細地図画面を表示しステップS43に進む。
ステップS43では、電子アルバム作成部21aは、iをインクリメントして(i+1→i)ステップS32に戻り、上述したアニメーション起動処理を繰り返す。
[移動軌跡アイコン形態確定]
図16は、移動軌跡アイコン形態確定処理を示すフローチャートであり、図15のステップS33の移動軌跡アイコン形態確定サブルーチンである。図17は、図16の移動軌跡アイコン形態確定処理で用いる移動距離とアイコン形態のデータ構造を示す図であり、(a)は移動距離とアイコン形態のデータ構造を、(b)はそのデータ例を示す。
本フローは、図15のステップS33のサブルーチンコールにより呼び出される。
まず、ステップS51で移動軌跡アイコン表示部21eは、次式(1)に従って、(i−1)番目の緯度経度(N(i−1),E(i−1))とi番目の緯度経度(Ni,Ei)の間の距離R(スカラー)を算出する。
R=((Ni−N(i−1))+(Ei−E(i−1))0.5 …(1)
ステップS52では、移動軌跡アイコン表示部21eは、初期設定として立寄り地数を示す変数jを0とする(0→j)。
ステップS53では、移動軌跡アイコン表示部21eは、j番目の移動距離が距離R(スカラー)以上か否かを判別する。
j番目の移動距離が距離R(スカラー)以上である場合(ステップS53:Yes)、ステップS54でjをインクリメントして(j+1→j)上記ステップS53に戻る。
j番目の移動距離が距離R(スカラー)より小さい場合(ステップS53:No)、ステップS55でj番目に該当するアイコンに決定して図15のステップS33に戻る。
図17(a)に示すように、本実施形態では、アイコン形態は移動距離の大きさに対応付けている。例えば、図17(b)に示すように、単位時間当たりで最も移動距離の小さいアイコン形態は、徒歩アイコン、移動距離が中程度の場合のアイコン形態は、船アイコン、移動距離が最も大きい場合のアイコン形態は、車アイコンとしている。これにより、移動距離の大きさに応じた適切なアイコン形状を決定して、移動軌跡上に表示することができる。
図18は、移動軌跡アイコン形態を説明する図である。(a)は地図(1段目)を示し、(b)は(a)の立寄り地の詳細地図(2段目)を示し、(c)は(b)の立寄り地の詳細地図のさらに詳細地図(3段目)を示す。図12と同一構成部分には同一符号を付している。
図18(a)(b)に示すように、移動距離が最も大きい場合は、車(ここではバス)アイコン351が表示され、移動距離が中程度の場合は、船アイコン352が表示される。また、図18(c)に示すように、移動距離が最も小さい場合は、徒歩アイコン533が表示される。なお、移動距離の大きさとアイコン形態とは一例であり、どのような移動距離及びアイコン形態であってもよい。
[移動軌跡アイコン向き確定]
図19は、移動軌跡アイコン向き確定処理を示すフローチャートであり、図15のステップS34の移動軌跡アイコン向き確定サブルーチンである。図20は、図19の移動軌跡アイコン向き確定処理で用いる、向きと向きに応じたアイコンのデータ構造を示す図であり、(a)は向きと向きに応じたアイコンのデータ構造を、(b)はそのデータ例を示す。
本フローは、図15のステップS34のサブルーチンコールにより呼び出される。
まず、ステップS61で移動軌跡アイコン表示部21eは、次式(2)に従って、移動ベクトルの振れ幅Pを算出する(図26参照)。
P=2π/N/2 …(2)
N:分割数
次いで、ステップS62で移動軌跡アイコン表示部21eは、次式(3)に従って、(i−1)番目の緯度経度から(N(i−1),E(i−1))とi番目の緯度経度に向かう(Ni,Ei)移動ベクトルVを算出する。
V=(Ni−N(i−1), (Ei−E(i−1)) …(3)
ステップS63では、移動軌跡アイコン表示部21eは、移動ベクトルVがX軸(水平方向)と成す角度Θを算出する。
ステップS64では、移動軌跡アイコン表示部21eは、初期設定としてアイコン数を示す変数nを0とする(0→n)。
図26は、移動ベクトルV及び移動ベクトルの振れ幅Pを説明する図である。図26(a)に示すように、移動ベクトルの振れ幅Pは、移動ベクトルV同士の誤差(移動ベクトルV1と移動ベクトルV2との差)である。また、図26(b)示すように、移動軌跡アイコン表示部21eは、移動ベクトルV1,V2,V3,V4,…がX軸(横軸)と成す角度Θ1〜Θ4…を算出する。
図19に戻って、ステップS65では、移動軌跡アイコン表示部21eは、移動ベクトルVが成す角度Θが、n番目の向きから移動ベクトルの振れ幅Pを減算した値より小さく、且つ、n番目の向きから移動ベクトルの振れ幅Pを加算した値以上か否かを判別する。
移動ベクトルVが成す角度Θがn番目の向きから移動ベクトルの振れ幅Pを減算した値以上、又は、n番目の向きから移動ベクトルの振れ幅Pを加算した値より小さい場合(すなわち、上記向きが大きく変化する場合)(ステップS65:No)、ステップS67で該当アイコンを表示してサブルーチンコールされた処理ステップ(例えば、図15のステップS34)に戻る。
上記ステップS65で移動ベクトルVが成す角度Θがn番目の向きから移動ベクトルの振れ幅Pを減算した値より小さく、且つ、n番目の向きから移動ベクトルの振れ幅Pを加算した値以上の場合(すなわち、上記向きが殆ど変化しない場合)(ステップS65:Yes)、ステップS66で移動軌跡アイコン表示部21eは、nをインクリメントして(n+1→i)ステップS65に戻る。
図20(a)に示すように、本実施形態では、向き(ラジアン)と、その向きに応じたアイコンの組合せを複数準備しておくようにする。例えば、図20(b)に示すように、2π/12に該当する向きのアイコン,4π/12に該当する向きのアイコン,…,24π/12に該当する向きのアイコンを予め用意しておく。なお、上記向きのアイコンは、アイコン形態(バスを含む車、船、徒歩など)毎に用意しておくことが好ましい。これにより、図18(b)に示すように、アイコンの向き(ここではバスの進行方向の向き)が、進行方向に向かうこととなり、自然なアニメーションを実現することができる。なお、向きと向きに応じたアイコンとは一例であり、どのようなものでもよい。
[写真のランダム再生]
図21は、写真のランダム再生処理を示すフローチャートであり、図15のステップS41の写真のランダム表示サブルーチンである。図22は、図21の写真のランダム再生処理で用いる写真のデータ構造を示す図である。
本フローは、図15のステップS41のサブルーチンコールにより呼び出される。
まず、ステップS71でランダム表示部21hは、写真テーブルの写真順をシャッフルする。
ステップS72では、ランダム表示部21hは、初期設定として写真グループ数を示す変数iを0とする(0→i)。
ステップS73では、ランダム表示部21hは、図21に示すグループ内の写真枚数Ngの中からランダムに1枚を選択したか(!(i<MAXg&&i<Ng)か)否かを判別する。ここで、グループ内の写真枚数:Ng、最大表示枚数:MAXgである。
グループ内の写真枚数Ngの中からランダムに1枚を選択した場合(ステップS73:Yes)、サブルーチンコールされた処理ステップ(例えば、図15のステップS41)に戻る。
上記グループ内の写真枚数Ngの中からランダムな選択ができなかった場合(ステップS73:No)、ステップS74でランダム表示部21hは、i番目の写真を表示し、ステップS75でランダム表示部21hは、nをインクリメントして(i+1→i)上記ステップS73に戻る。
これにより、見る度に異なった写真が表示されるので、興趣が尽きないものとなり観賞価値を高めることができる。
[詳細地図起動]
図23及び図24は、詳細地図を起動し、アニメーションを実行する処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS81で地図表示部21bは、電子アルバムコンテンツ22aの背景地図画像224(図4参照)を基に詳細用背景地図を表示する。
ステップS82では、電子アルバム作成部21aは、初期設定として立寄り地数を示す変数jを0とし(0→j)、ステップS83で立寄り地数がjより大きいか否かを判別する。
立寄り地数がjより大きい場合(ステップS83:Yes)、ステップS84で撮影位置表示部21c及び移動軌跡アイコン表示部21eは、立寄り地のマーカ(図12の立寄り地331参照)を表示し、ステップS85で電子アルバム作成部21aは、jをインクリメントして(j+1→j)ステップS83に戻る。
一方、上記ステップS83で立寄り地数がj以下の場合(ステップS83:No)、ステップS86に進む。
ステップS86では、電子アルバム作成部21aは、図5に示すアルバム表示情報22bの写真属性情報231の緯度経度を参照して、立寄り地に関連した撮影写真グループの集合を詳細地図上の撮影場所の緯度経度に基づいてグルーピングする。
ステップS87では、電子アルバム作成部21aは、各グループの代表となる緯度経度及び撮影時刻を決定する。
ステップS88では、電子アルバム作成部21aは、写真の表示順序を定義するためのテーブルX(図9参照)をテーブル毎に定義する。
ステップS89では、電子アルバム作成部21aは、初期設定として写真グループ数を示す変数iを0とし(0→i)、ステップS90で写真グループ数がiより大きいか否かを判別する。
写真グループ数がiより大きい場合(ステップS90:Yes)、ステップS91で撮影位置表示部21c及び移動軌跡アイコン表示部21eは、i番目の写真グループの位置と立寄り地(写真グループが関連付いた立寄り地)のマーカ(図12の立寄り地332参照)の位置と距離差分riを表示する。
ステップS92では、電子アルバム作成部21aは、立寄り地に写真を纏める際の基準距離Rが距離を示す変数ri以上か否かを判別する。
基準距離Rがri以上の場合(ステップS92:Yes)、ステップS93で電子アルバム作成部21aは、立寄り地の情報に写真グループを関連付け、移動軌跡アイコン表示部21eは、立寄り地の情報に写真グループを関連付けた立寄り地(写真グループが関連付いた立寄り地)のマーカ(図12の立寄り地332参照)を表示する。
基準距離Rがriより小さい場合(ステップS92:No)、ステップS94で電子アルバム作成部21aは、各グループの代表的な緯度経度に基づいて立寄り地の情報に写真グループを関連付け、移動軌跡アイコン表示部21eは、地図上に写真グループを関連付けた立寄り地(詳細地図を有する写真グループが関連付いた立寄り地)のマーカ(図12の立寄り地333参照)を表示する。
ステップS95では、電子アルバム作成部21aは、iをインクリメントして(i+1→i)ステップS90に戻る。
一方、上記ステップS90で写真グループ数がi以下の場合(ステップS90:No)、ステップS96に進む。
ステップS96では、電子アルバム作成部21aは、写真グループ間を各グループの代表となる撮影時間の順に結び、直線を描画する。
ステップS97では、電子アルバム作成部21aは、後記する詳細地図アニメーション起動サブルーチン(図23参照)を実行して起動を完了する。
[詳細地図アニメーション起動]
図25は、詳細地図アニメーション起動処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS101で電子アルバム作成部21aは、初期設定として写真グループ数を示す変数iを0とする(0→i)。
ステップS102では、電子アルバム作成部21aは、i番目の写真グループ(図7乃至図10参照)が存在するか否かを判別する。
i番目の写真グループが存在する場合(ステップS102:Yes)、ステップS103で移動軌跡アイコン表示部21eは、移動軌跡アイコン形態確定サブルーチン(図16参照)を実行して移動軌跡アイコン形態を確定する。
ステップS104では、移動軌跡アイコン表示部21eは、移動軌跡アイコン向き確定サブルーチン(図19参照)を実行して移動軌跡アイコン向きを確定する。
ステップS105では、電子アルバム作成部21aは、代表となる撮影時刻がi番目に早い写真グループは立寄り地であるか否かを判別する。
代表となる撮影時間がi番目に早い写真グループが立寄り地である場合(ステップS105:Yes)、ステップS106で電子アルバム作成部21aは、当該立寄り地に詳細地図が存在するか否かを判別する。また、代表となる撮影時間がi番目に早い写真グループが立寄り地でない場合(ステップS105:No)、そのままステップS107に進む。
上記ステップS106で立寄り地に詳細地図が存在しない場合(ステップS106:No)、ステップS108で地図表示部21bは、詳細地図起動サブルーチン(図23及び図24参照)を実行して詳細地図画面を表示しステップS109に進む。
また、上記ステップS106で立寄り地に詳細地図が存在する場合(ステップS106:Yes)、ステップS107でランダム表示部21hは、写真ランダム再生サブルーチン(図21参照)を実行して写真のランダム表示を行ってステップS109に進む。
ステップS109では、移動軌跡アイコン表示部21eは、i番目の位置から、(i+1)番目の位置までの移動ベクトルにマイナスを乗じたベクトル分、背景地図を移動する。
ステップS110では、移動軌跡アイコン表示部21eは、移動軌跡を画面中央に表示する。
ステップS111では、電子アルバム作成部21aは、iをインクリメントして(i+1→i)ステップS102に戻り、上述した詳細地図アニメーション起動処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態に係る電子アルバム装置100は、制御部21が、地図上に移動軌跡に沿って撮影画像又は表示ポイントを表示するとともに、表示ポイントが指定された場合、記憶部から階層化構造により階層化された情報を、当該階層化構造に従って順次表示する電子アルバム作成処理を実行する。また、制御部21は、撮影画像を、撮影位置情報及び撮影時刻情報に基づいて、グループ化し、当該グループ化した代表画像を表示する。制御部21は、グループ化した代表画像をランダムに変える。また、制御部21は、地図上に移動軌跡に沿ってアイコンをアニメーション表示させる。制御部21は、アイコンが、表示ポイントに移動した場合、撮影画像を表示させる。制御部21は、地図情報及び移動距離に基づいて、移動手段を判定し、判定結果に基づいて、アイコンの種別、又は移動軌跡に沿うアイコンの向きを変える表示制御を行う。
これにより、撮影した位置(GPSによる緯度経度情報)を保持した写真を地図上に表示することができる。この場合、行動履歴ログをもとにしたアニメーション動作機能(自動表示機能)と音声・コメント(デコメ)を表示することができる。例えば、階層的に表示することで、電子アルバムを観賞するユーザが、いつどこで撮影した写真かがわかり、旅の想い出を効率良く振り返ることができる。旅の想い出を効率良く振り返ることができるので、旅の想い出の情感がより想起されやすくなり、旅の想い出を楽しく、またしみじみと振り返る効果が期待できる。
また、本実施形態では、行動履歴ログを基にしたアニメーション動作と連動させた自動スクロールを実現しているので、電子アルバムを観賞するユーザは、アニメーションのスタートボタンを押下する以外は、何もしなくてもよく、ストレスなく電子アルバムの観賞が可能となる。
また、本実施形態では、GPS写真グループのランダム表示と表示枚数を自由に設定して、写真のランダム表示を実現しているので、電子アルバムを観るたびに、毎回、異なったGPS写真グループが表示されるようになり、ユーザの観賞する楽しさを飛躍的に向上させることができる。
また、本実施形態では、実際の通行ルート上のアニメーション動作中、観光スポット(立ち寄り地)に到達したことをトリガに、観光スポットを拡大した絵地図上に、写真を表示し、終了後、また実際の通行ルートへ戻ってアニメーション動作を継続する行動履歴のn階層を表現しているので、電子アルバムを観賞するユーザは、立ち寄った観光スポットの詳細(行動履歴と写真)を観光スポットを拡大し絵地図上で閲覧することが可能となり、旅の想い出の詳細をより具体的に振り返ることができる。例えば、観光を行う場合、実際の通行ルート上の観光スポットに立ち寄ることが多い。本電子アルバムのアニメーション動作は、通常の地図上を通ったルート上に写真を表示するだけではなく、観光スポット構内で撮影した写真をわかりやすくみせてあげることができる。例えば、立ち寄り観光スポット地点から、さらにグラスボートで海中散策をした等、旅の想い出の詳細をより具体的に振り返ることができる。
また、本実施形態では、移動距離と時間に基づいて移動手段(徒歩/乗り物)を判定する、また地図情報と併せても解析し、海上や湖の上であれば乗り物を船に変えるので、旅の記録をより正確に再現し、ユーザが旅の記憶をより詳細に振り返ることを支援できる。
また、本実施形態では、地図上の移動経路上を時間順に辿るアニメーションにおいて、移動軌跡アイコンの向きを移動ベクトルの向きに合わせて表示するのでしているので、移動経路の進行方向と同じ向きのアイコンが表示されるため、不自然さを解消させることができる。
本発明は上記の実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。
また、上記した実施形態例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記実施の形態では、電子アルバム装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、装置の名称は想い出アルバム装置、電子アルバムシステム等であってもよい。
以上説明した電子アルバム作成処理は、この電子アルバム作成処理を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行するためのソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、IC(Integrated Circuit)カード、SD(Secure Digital)カード、光ディスク等の記録媒体に保持することができる。また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 電子アルバムシステム
10 撮影端末
11,21 制御部
12 撮像部
13 操作部
14 フラッシュライト
15 LCD表示部
16 タッチパネル
17 記録部
18 GPS機能部
19,27 インターフェース(I/F)部
20 電子アルバム装置
21a 電子アルバム作成部
21b 地図表示部
21c 撮影位置表示部
21d 移動軌跡表示部
21e 移動軌跡アイコン表示部
21f 移動軌跡階層表示部
21g 自動スクロール部
21h ランダム表示部
22 記憶部
22a 電子アルバムコンテンツ
22b アルバム表示情報
23 表示部
24 入力部
25 音声出力部
26 通信部
220 Flashファイル群
221 設定ファイル
222,232 移動軌跡ログ
223 撮影写真
224 背景地図画像
225 観光情報
226 画像音声動画
231 アルバム表示情報
233 アルバム情報

Claims (6)

  1. 撮影位置情報及び撮影時刻情報を有する撮影画像を取得する画像取得部と、
    前記撮影位置に対応する地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記地図情報に基づいて、電子アルバム地図を表示する地図表示部と、
    前記撮影位置情報及び撮影時刻情報に基づいて、前記地図上に行動履歴を示す移動軌跡を表示する移動軌跡表示部と、
    前記移動軌跡を含む前記撮影位置において前記撮影画像を電子アルバムとして表示するための表示ポイントを指定する表示ポイント指定部と、
    前記表示ポイントに、詳細地図情報、関連情報、又は行動履歴情報のうち少なくともいずれか1つを階層化構造により階層化して記憶する記憶部と、
    前記地図上に移動軌跡に沿って前記撮影画像又は前記表示ポイントを表示するとともに、前記表示ポイントが指定された場合、前記記憶部から前記階層化構造により階層化された情報を、当該階層化構造に従って現時点の階層の移動軌跡を辿る処理から下位の階層の移動軌跡を辿る処理に順次移り、順次表示する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする電子アルバム装置。
  2. 前記表示制御部は、前記撮影画像を、前記撮影位置情報及び撮影時刻情報に基づいて、グループ化し、当該グループ化した代表画像を表示することを特徴とする請求項1記載の電子アルバム装置。
  3. 前記表示制御部は、前記グループ化した代表画像をランダムに変えることを特徴とする請求項2記載の電子アルバム装置。
  4. 前記撮影位置情報及び撮影時刻情報に基づいて、前記地図上に移動状況を示すアイコンを表示するアイコン表示部を備え、
    前記表示制御部は、前記地図上に移動軌跡に沿って前記アイコンをアニメーション表示させることを特徴とする請求項1記載の電子アルバム装置。
  5. 前記表示制御部は、前記アイコンが、前記表示ポイントに移動した場合、前記撮影画像を表示させることを特徴とする請求項4記載の電子アルバム装置。
  6. 前記地図情報及び移動距離に基づいて、移動手段を判定する判定部を備え、
    前記アイコン表示部は、前記判定結果に基づいて、前記アイコンの種別、又は前記移動軌跡に沿うアイコンの向きを変えることを特徴とする請求項4記載の電子アルバム装置。
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