JP2015068639A - 超音波探傷方法及び超音波探傷装置 - Google Patents

超音波探傷方法及び超音波探傷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015068639A
JP2015068639A JP2013199875A JP2013199875A JP2015068639A JP 2015068639 A JP2015068639 A JP 2015068639A JP 2013199875 A JP2013199875 A JP 2013199875A JP 2013199875 A JP2013199875 A JP 2013199875A JP 2015068639 A JP2015068639 A JP 2015068639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
steel material
wave
received
ultrasonic wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013199875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5874703B2 (ja
Inventor
穣 松井
Minoru Matsui
穣 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2013199875A priority Critical patent/JP5874703B2/ja
Publication of JP2015068639A publication Critical patent/JP2015068639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5874703B2 publication Critical patent/JP5874703B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

【課題】鋳片表面の凹凸と横割れとを分離し、過検出なく横割れのみを検出すること。
【解決手段】超音波探傷装置1は、第1の側面SS1から鋼材Sの内部に向けて超音波信号を3波以上の連続波として送信し、第2の側面SS2で鋼材Sを伝播してきた超音波信号を受信し、受信した超音波信号を増幅し、ローパスフィルターを用いて送信した超音波信号の基本周波数及び高調波成分を遮断して分周波成分のみを通過させ、分周波成分に基づいて横割れを検出する。これにより、表面凹凸と横割れとを分離し、過検出なく横割れのみを検出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、連続鋳造プロセスにおいて超音波を利用して鋼材のコーナー部に存在する横割れを非接触で検出する超音波探傷方法及び超音波探傷装置に関する。
厚板や薄鋼板等の鋼材を製造する主要なプロセスの一つである連続鋳造プロセスにおいては、鋳片を垂直方向から水平方向に曲げる時や鋳片の曲げを矯正する時に鋳片表面に横割れ(鋳片の幅方向に伸びる割れ)やかぎ割れといった表面割れが発生しやすく、表面性状のよい鋳片を製造することが困難である。また、表面割れは、鋳型内での鋳片の不均一凝固や二次冷却帯におけるスプレー冷却の不均一に起因するものや、二次冷却帯ガイドロールのロールアライメントの不整に起因するもの等、様々な要因によって発生し得る。このような背景から、鋳片の成分系等を制御することによって鋳片に表面割れが発生することを抑制する技術が提案されている(特許文献1参照)。
一方、鋳片の成分系等を制御することによって鋳片に表面割れが発生することを抑制するといった抜本的な対策は重要であるが、表面割れが発生してしまった鋳片を他の健全な鋳片と区別して適切な処理を施すことも重要である。そこで、連続鋳造プロセスにおいて鋳片に発生した表面割れを検出する技術も提案されている。具体的には、特許文献2には、連続鋳造プロセスにおいて渦流センサを利用して鋳片のコーナー部に発生した横割れを非接触で検出する技術が提案されている。
特開2000−256795号公報 特開2007−114137号公報
しかしながら、渦流の浸透深さは最大で0.3mm程度であるのに対して、鋳片表面に存在するオシレーションマークと呼ばれる表面凹凸の深さは約1〜1.5mm程度もある。このため、特許文献2記載の技術によれば、鋳片表面の凹凸を横割れとして誤検出してしまう可能性がある。このため、鋳片表面の凹凸と横割れとを分離し、過検出なく横割れのみを検出可能な技術の提供が期待されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、鋳片表面の凹凸と横割れとを分離し、過検出なく横割れのみを検出可能な超音波探傷方法及び超音波探傷装置を提供することにある。
本発明に係る超音波探傷方法は、連続鋳造プロセスにおいて超音波を利用して鋼材の第1の側面と第2の側面とが交わるコーナー部に発生した横割れを非接触で検出する超音波探傷方法であって、前記第1の側面から鋼材の内部に向けて超音波を3波以上の連続波として送信する送信ステップと、前記第2の側面で鋼材を伝播してきた超音波を受信し、受信した超音波を増幅し、ローパスフィルターを用いて送信した超音波の基本周波数及び高調波成分を遮断して分周波成分のみを通過させ、該分周波成分に基づいて横割れを検出する検出ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る超音波探傷方法は、上記発明において、前記送信ステップにおいて送信する超音波は横波であり、第1の側面に対する該超音波の入射角度は70°から90°の範囲内にあり、前記検出ステップにおいて受信する超音波の第2の側面に対する角度は70°から90°の範囲内にあることを特徴とする。
本発明に係る超音波探傷方法は、上記発明において、前記送信ステップは、超音波が鋼材を伝播する方向に対して平行な軸線上に超音波を送信する電磁超音波プローブを所定の間隔をあけて複数配置し、複数の電磁超音波プローブが超音波を送信するタイミングを前記間隔及び超音波の伝播速度に基づいて制御して超音波を送信するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る超音波探傷方法は、上記発明において、前記検出ステップは、超音波が鋼材を伝播する方向に対して平行な軸線上に鋼材を伝播してきた超音波を受信する電磁超音波プローブを所定の間隔をあけて複数配置し、前記間隔及び超音波の伝播速度に基づいて計算した遅延時間に従って受信した超音波信号に遅延をかけることによって伝播時間のタイミングを揃えた複数の超音波信号を合成するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る超音波探傷装置は、連続鋳造プロセスにおいて超音波を利用して鋼材の第1の側面と第2の側面とが交わるコーナー部に発生した横割れを非接触で検出する超音波探傷装置であって、前記第1の側面から鋼材の内部に向けて超音波を3波以上の連続波として送信する送信手段と、前記第2の側面で鋼材を伝播してきた超音波を受信し、受信した超音波を増幅し、ローパスフィルターを用いて送信した超音波の基本周波数及び高調波成分を遮断して分周波成分のみを通過させ、該分周波成分に基づいて横割れを検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る超音波探傷方法及び超音波探傷装置によれば、鋳片表面の凹凸と横割れとを分離し、過検出なく横割れのみを検出することができる。
図1は、本発明の一実施形態である超音波探傷装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す電磁超音波送信部及び電磁超音波受信部の構成を示す模式図である。 図3は、4つの電磁超音波プローブで構成した場合の電磁超音波送信部の構成を示す図である。 図4は、4つの電磁超音波プローブで構成した場合の電磁超音波受信部の構成を示す図である。 図5は、表面凹凸で反射したバースト波の形状を示す模式図である。 図6は、横割れで反射したバースト波の形状を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である超音波探傷装置の構成及びその動作について説明する。
〔超音波探傷装置の全体構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態である超音波探傷装置の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である超音波探傷装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の一実施形態である超音波探傷装置1は、信号発生部2、信号送信部3、電磁超音波送信部4、電磁超音波受信部5、受信信号増幅部6、フィルター部7、A/D変換部8、及び評価部9を備えている。信号発生部2、信号送信部3、及び電磁超音波送信部4は本発明に係る送信手段として機能し、電磁超音波受信部5、受信信号増幅部6、フィルター部7、A/D変換部8、及び評価部9は本発明に係る検出手段として機能する。
信号発生部2は、鋼材Sに送信する超音波信号の波形を信号送信部3に送信する装置である。
信号送信部3は、信号発生部2から送信された超音波信号を増幅して電磁超音波送信部4に送信する装置である。
電磁超音波送信部4は、鋼材Sの第1の側面SS1に設置されている。電磁超音波送信部4は、信号送信部3から送信された超音波信号を鋼材Sの内部に向けて送信する装置である。なお、電磁超音波送信部4は、第1の側面SS1に対して可能な限り垂直に超音波信号を送信することが望ましく、超音波信号の入射角度は第1の側面SS1に対し70°から90°の範囲内とすることが望ましい。また、超音波信号は横波(SV波)であることが望ましい。
電磁超音波受信部5は、鋼材Sの第2の側面SS2に設置されている。電磁超音波受信部5は、鋼材Sの内部を伝播してきた超音波信号を受信する装置である。鋼材Sの内部を伝播してきた超音波信号の中には、第1の側面SS1と第2の側面SS2とが交わる鋼材Sのコーナー部に発生した横割れ(コーナー割れ)Cで反射された、ある指向性をもって伝播する超音波信号も含まれている。なお、電磁超音波受信部5は、第2の側面SS2に対する角度が70°から90°の範囲内にある超音波信号を受信することが望ましい。
受信信号増幅部6は、電磁超音波受信部5が受信した超音波信号を増幅してフィルター部7に送信する装置である。
フィルター部7は、受信信号増幅部6から送信された超音波信号に対して後述するフィルター処理を施した後、超音波信号をA/D変換部8に送信する装置である。
A/D変換部8は、フィルター部7から送信された超音波信号をアナログ形態からデジタル形態に変換した後、デジタル形態の超音波信号を評価部9に送信する装置である。
評価部9は、A/D変換部8から送信された超音波信号の波形に基づいてコーナー割れCの有無を判定する装置である。
〔電磁超音波送信/受信部の構成〕
次に、図2,3を参照して、電磁超音波送信部4及び電磁超音波受信部5の構成について説明する。
一般に、超音波信号の送受信感度は低いために、リフトオフ(鋼材Sと電磁超音波送信部4及び電磁超音波受信部5との間の距離)を十分にとることはできない。このため、本実施形態では、図2に示すように、電磁超音波送信部4及び電磁超音波受信部5は、超音波信号が鋼材Sを伝播する方向に対して平行な軸線上に配置された複数(N個)の電磁超音波プローブ41〜N,51〜Nにより構成されている。
図3は、4つの電磁超音波プローブで構成された場合の電磁超音波送信部4の構成を示す図である。図3に示す電磁超音波送信部4の構成では、第1の電磁超音波プローブ4と第2の電磁超音波プローブ4とは間隔Pd1を空けて配置され、第2の電磁超音波プローブ4と第3の電磁超音波プローブ4とは間隔Pd2を空けて配置され、第3の電磁超音波プローブ4と第4の電磁超音波プローブ4とは間隔Pd3を空けて配置されている。電磁超音波プローブ間の間隔は全て同じとしても良いし、互いに異なっていても良い。以下では、電磁超音波プローブ間の間隔は全て同じとして説明する。
このような構成を有する電磁超音波送信部4では、始めに、第1の送信部10と第1の電磁超音波プローブ4で励起されて伝播してきた超音波信号SW1と第2の送信部10と第2の電磁超音波プローブ4で励起された超音波信号とが重ね合わされ、超音波信号の振動振幅は大きくなる。続いて、第3の送信部10と第3の電磁超音波プローブ4、第4の送信部10と第4の電磁超音波プローブ10で前述と同様に伝播してきた超音波信号の振動振幅が重ね合わされ、より大きな振幅振動を有する超音波信号SW4が鋼材Sの内部へと伝播する。
ここで、第2の送信部10、第3の送信部10、及び第4の送信部10を駆動させて各電磁超音波プローブを励起させるタイミングは、電磁超音波プローブの長さSdと各電磁超音波プローブの設置間隔、表層を伝播する超音波の音速Vsから算出することができる。具体的には、第2の送信部10の駆動タイミングを制御する第1の遅延回路11の遅延時間量をd1、第3の送信部10の駆動タイミングを制御する第2の遅延回路11の遅延時間量をd2、第4の送信部10の駆動タイミングを制御する第3の遅延回路11の遅延時間量をd3とした場合、以下に示す数式(1)〜(3)を用いて各電磁超音波プローブを励起させるタイミングを計算することができる。
Figure 2015068639
Figure 2015068639
Figure 2015068639
一方、鋼材Sの内部を透過してきた超音波信号は、図4に示すように、超音波信号が鋼材Sを伝播する方向に対して平行な軸線上に複数配置された電磁超音波プローブ5〜5及び受信部12〜12を用いて受信する。すなわち、電磁超音波プローブ5〜5によって鋼材Sの内部を伝播してきた超音波信号を受信し、受信部12〜12によって超音波信号を増幅する。
その後、電磁超音波プローブ5〜5の配置位置を考慮して遅延回路13〜13を利用して電磁超音波プローブ5〜5が受信した超音波信号RW1〜RW4の伝播時間のタイミングを揃える。そして、信号合成部14が、伝播時間のタイミングが揃えられた各受信信号RW1〜RW4を加算処理する。このように、超音波信号の伝播時間のタイミングを揃えて加算処理することによって、位相が揃わないノイズ信号を相殺し、S/N比を高めることができる。
〔表面凹凸とコーナー割れとを分離する方法〕
超音波探傷においては、表面凹凸が大きい場合、その表面凹凸からも反射波が生じ、コーナー割れからの反射波と同様に表面凹凸からの反射波も電磁超音波受信部5で受信され、それらがノイズとなる。例えば、連続鋳造鋳片の表面には、深さ約1〜1.5mm程度の表面凹凸が存在し、これらがノイズ源となる。そこで、本実施形態の超音波探傷装置1は、以下に示すようにして、表面凹凸に起因する超音波信号とコーナー割れに起因する超音波信号とを分離する。
すなわち、始めに、電磁超音波送信部4が、大振幅のバースト波(連続したsin波)を送信する。バースト波の波数は3〜10波程度が良い。一般に、バースト波は、表面凹凸で反射する場合、図5(a)に示すようにそのまま反射されるために、図5(b)に示すように反射波W2の波形に歪みは見られない。これに対して、図6(a)に示すようにバースト波がコーナー割れに到達した場合には、バースト波によってコーナー割れが開口したり平衡したりするため、図6(b)に示すように反射波W2は歪んだ形状で反射される。
このため、電磁超音波受信部5で横割れからの反射波を受信し、フィルター部7においてローパスフィルターを用いて送信した超音波信号の基本周波数及び高調波成分を遮断して分周波成分のみを通過させると、波形のゆがみ成分のみが抽出される。一方、表面凹凸による反射波は、歪みがない形状をした反射波(つまり送信周波数のみ)であるので、分周波成分のみを抽出するローパスフィルターを通過するとカットされる。従って、分周波成分の有無に基づいて表面凹凸と横割れとを分離し、過検出なく横割れのみを検出することができる。
なお、ローパスフィルターは急峻な遮断特性をもったフィルターが好ましく、例えば4次、6次といった高次のフィルターを用いることが良い。また、フィルター処理を実行すると、出力波形の振幅は小さくなるので、フィルター処理の後に信号を増幅することが望ましい。すなわち、電磁超音波受信部5が受信した超音波信号を受信信号増幅部6で増幅し、フィルター部7で送信した超音波信号の基本周波数及び高調波成分をカットした後、A/D変換部8でA/D変換を行う前に超音波信号を増幅すると良い。また、A/D変換の分解能が十分細かい(例えば12〜14ビット)場合には、A/D変換後にデジタル的にフィルター処理を行っても良い。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態である超音波探傷装置1は、第1の側面SS1から鋼材Sの内部に向けて超音波信号を3波以上の連続波として送信し、第2の側面SS2で鋼材Sを伝播してきた超音波信号を受信し、受信した超音波信号を増幅し、ローパスフィルターを用いて送信した超音波信号の基本周波数及び高調波成分を遮断して分周波成分のみを通過させ、分周波成分に基づいて横割れを検出する。これにより、表面凹凸と横割れとを分離し、過検出なく横割れのみを検出することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 超音波探傷装置
2 信号発生部
3 信号送信部
4 電磁超音波送信部
1〜N 電磁超音波プローブ
5 電磁超音波受信部
1〜N 電磁超音波プローブ
6 受信信号増幅部
7 フィルター部
8 A/D変換部
9 評価部
C コーナー割れ
S 鋼材
SS1 第1の側面
SS2 第2の側面

Claims (5)

  1. 連続鋳造プロセスにおいて超音波を利用して鋼材の第1の側面と第2の側面とが交わるコーナー部に発生した横割れを非接触で検出する超音波探傷方法であって、
    前記第1の側面から鋼材の内部に向けて超音波を3波以上の連続波として送信する送信ステップと、
    前記第2の側面で鋼材を伝播してきた超音波を受信し、受信した超音波を増幅し、ローパスフィルターを用いて送信した超音波の基本周波数及び高調波成分を遮断して分周波成分のみを通過させ、該分周波成分に基づいて横割れを検出する検出ステップと、
    を含むことを特徴とする超音波探傷方法。
  2. 前記送信ステップにおいて送信する超音波は横波であり、第1の側面に対する該超音波の入射角度は70°から90°の範囲内にあり、前記検出ステップにおいて受信する超音波の第2の側面に対する角度は70°から90°の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の超音波探傷方法。
  3. 前記送信ステップは、超音波が鋼材を伝播する方向に対して平行な軸線上に超音波を送信する電磁超音波プローブを所定の間隔をあけて複数配置し、複数の電磁超音波プローブが超音波を送信するタイミングを前記間隔及び超音波の伝播速度に基づいて制御して超音波を送信するステップを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波探傷方法。
  4. 前記検出ステップは、超音波が鋼材を伝播する方向に対して平行な軸線上に鋼材を伝播してきた超音波を受信する電磁超音波プローブを所定の間隔をあけて複数配置し、前記間隔及び超音波の伝播速度に基づいて計算した遅延時間に従って受信した超音波信号に遅延をかけることによって伝播時間のタイミングを揃えた複数の超音波信号を合成するステップを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか1項に記載の超音波探傷方法。
  5. 連続鋳造プロセスにおいて超音波を利用して鋼材の第1の側面と第2の側面とが交わるコーナー部に発生した横割れを非接触で検出する超音波探傷装置であって、
    前記第1の側面から鋼材の内部に向けて超音波を3波以上の連続波として送信する送信手段と、
    前記第2の側面で鋼材を伝播してきた超音波を受信し、受信した超音波を増幅し、ローパスフィルターを用いて送信した超音波の基本周波数及び高調波成分を遮断して分周波成分のみを通過させ、該分周波成分に基づいて横割れを検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする超音波探傷装置。
JP2013199875A 2013-09-26 2013-09-26 超音波探傷方法及び超音波探傷装置 Active JP5874703B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013199875A JP5874703B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 超音波探傷方法及び超音波探傷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013199875A JP5874703B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 超音波探傷方法及び超音波探傷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015068639A true JP2015068639A (ja) 2015-04-13
JP5874703B2 JP5874703B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=52835463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013199875A Active JP5874703B2 (ja) 2013-09-26 2013-09-26 超音波探傷方法及び超音波探傷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5874703B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7201864B1 (ja) 2022-07-14 2023-01-10 株式会社日立パワーソリューションズ 超音波映像装置及び反射波のノイズ除去方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58216950A (ja) * 1982-06-11 1983-12-16 Sumitomo Metal Ind Ltd 超音波探傷方法
JPH0195658U (ja) * 1987-12-18 1989-06-23
JPH11190724A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Non Destructive Inspection Co Ltd 層状複合材料の層検査装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58216950A (ja) * 1982-06-11 1983-12-16 Sumitomo Metal Ind Ltd 超音波探傷方法
JPH0195658U (ja) * 1987-12-18 1989-06-23
JPH11190724A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Non Destructive Inspection Co Ltd 層状複合材料の層検査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7201864B1 (ja) 2022-07-14 2023-01-10 株式会社日立パワーソリューションズ 超音波映像装置及び反射波のノイズ除去方法
JP2024011497A (ja) * 2022-07-14 2024-01-25 株式会社日立パワーソリューションズ 超音波映像装置及び反射波のノイズ除去方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5874703B2 (ja) 2016-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6066635B2 (ja) 超音波検査装置と方法
US8393218B2 (en) Ultrasonic testing method and apparatus
KR102157507B1 (ko) 음향 거리 측정용 회로
US10458871B2 (en) Apparatus and method for measuring the pressure inside a pipe or container
TWI408699B (zh) 核子反應爐振動監視系統及其方法
KR20100072820A (ko) 비선형 초음파 발생을 이용한 강판의 내부결함 검출시스템 및 검출방법
KR101939383B1 (ko) 초음파 센서 장치 및 초음파 센서 장치의 센싱 방법
JP5904339B2 (ja) 液体検知方法および液体検知装置
JP5874703B2 (ja) 超音波探傷方法及び超音波探傷装置
JP2008179979A (ja) 騒音低減装置
JP2009058238A (ja) 欠陥検査方法および装置
JP5059344B2 (ja) 板厚測定装置および測定方法
WO2017154731A1 (ja) 振動検査装置
JP3638248B2 (ja) 異常箇所検出装置
Chimura et al. 2Pa2-1 Speed Measurement by Using Sensitivity Compensated FM Signal
JP4135512B2 (ja) 超音波信号処理方法及び超音波計測装置
JP2005233783A (ja) 電磁波レーダを用いた位置の遠隔計測方法
RU2783082C1 (ru) Способ регистрации выноса твердых фракций в газовом потоке
KR101558922B1 (ko) 빔크기 조절이 가능한 분할형 초음파 센서
JP6440371B2 (ja) 超音波測定装置及び方法
JP2006105680A (ja) コンクリート構造物の非破壊検査方法
JP6703775B2 (ja) 音波伝搬長測定方法、及び音波伝搬長測定装置
KR101256502B1 (ko) 측정 잡음 감소를 위한 전자기 초음파 센서의 이동 거리 보상 방법 및 시스템
JPH07239384A (ja) 距離センサー
JP5817191B2 (ja) 音響材料の音響特性計測方法および音響材料の音響特性計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5874703

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250