JP2008179979A - 騒音低減装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】騒音源からの騒音が指向性を有する場合には、信号処理部によって、センサーマイク及びスピーカ近接マイク38の音波情報に基づいて、騒音源からの騒音の指向性を算出し、算出された指向性に応じて、指向性補正係数を各スピーカ12について算出して、各遅延回路に指向性補正係数を設定し、指向性補正係数に応じて制御音の大きさを補正するように、低減信号の振幅を補正する。これにより、各スピーカ12から放音された制御音の指向性と騒音の指向性とが同じになるため、騒音源からの騒音が指向性を有していても、制御点を含む広い範囲で、騒音源からの騒音が打ち消される。
【選択図】図3
Description
d≦λ/2
Ti=di/c
R=Tmin・c
12 スピーカ
14 スピーカユニット
16 制御ブロック
18 センサーマイク
20 マイクアンプ
22 逆フィルタDSP
26 A/D変換器
28 逆フィルタ
30 遅延回路
34 D/A変換器
36 パワーアンプ
38、238 スピーカ近接マイク
40 信号処理部
240 ワイヤ
350、450、550 防音壁
Claims (13)
- 低減対象となる騒音の周波数帯域における最大周波数に対応する波長の1/2に相当する長さ以下の間隔で配列された複数のスピーカを備えたスピーカユニットと、
騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力するマイクロホンと、
前記音響信号に基づいて、前記スピーカユニットから前記騒音源と反対側における騒音を低減するための低減信号を生成する生成手段と、
前記スピーカから放音された制御音の波面の包絡面が前記騒音の波面に相当するように、前記低減信号を、前記騒音源と遅延させた低減信号に基づいた制御音を放音する前記複数のスピーカとの距離の各々に応じた時間だけ各々遅延させる処理を行う処理手段と、
前記処理手段で処理された信号を前記複数のスピーカの各々に入力する入力手段と、
前記騒音源からの騒音の指向性を算出する指向性算出手段と、
前記指向性算出手段によって算出された指向性に基づいて、前記複数のスピーカから放音される制御音の指向性と前記騒音源からの騒音の指向性とが同じになるように、前記複数のスピーカの各々から放音される制御音の大きさを補正する補正手段と、
を含む騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの配列方向に沿って移動可能であって、かつ、前記複数のスピーカの各々に対する所定位置において、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力するスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記指向性算出手段は、前記マイクロホンによって出力された音響信号及び前記スピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の指向性を算出する請求項1記載の騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの各々に対応して、対応するスピーカに対する所定位置に設置され、かつ、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力する複数のスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記指向性算出手段は、前記マイクロホンによって出力された音響信号及び前記複数のスピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の指向性を算出する請求項1記載の騒音低減装置。 - 前記騒音源からの騒音の位相差を算出する位相差算出手段と、
前記位相差算出手段によって算出された位相差に基づいて、前記スピーカから放音された制御音の波面の包絡面が前記騒音の波面に相当するように、前記処理手段によって遅延される時間を補正する遅延時間補正手段と、
を更に含む請求項1〜請求項3の何れか1項記載の騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの配列方向に沿って移動可能であって、かつ、前記複数のスピーカの各々に対する所定位置において、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力するスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記位相差算出手段は、前記マイクロホンによって出力された音響信号及び前記スピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の位相差を算出する請求項4記載の騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの各々に対応して、対応するスピーカに対する所定位置に設置され、かつ、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力する複数のスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記位相差算出手段は、前記マイクロホンによって出力された音響信号及び前記複数のスピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の位相差を算出する請求項4記載の騒音低減装置。 - 低減対象となる騒音の周波数帯域における最大周波数に対応する波長の1/2に相当する長さ以下の間隔で配列された複数のスピーカを備えたスピーカユニットと、
騒音源の振動を検出し、検出した振動に対応する振動信号を出力する振動検出手段と、
前記振動信号に基づいて、前記スピーカユニットから前記騒音源と反対側における騒音を低減するための低減信号を生成する生成手段と、
前記スピーカから放音された制御音の波面の包絡面が前記騒音の波面に相当するように、前記低減信号を、前記騒音源と遅延させた低減信号に基づいた制御音を放音する前記複数のスピーカとの距離の各々に応じた時間だけ各々遅延させる処理を行う処理手段と、
前記処理手段で処理された信号を前記複数のスピーカの各々に入力する入力手段と、
前記騒音源からの騒音の指向性を算出する指向性算出手段と、
前記指向性算出手段によって算出された指向性に基づいて、前記複数のスピーカから放音される制御音の指向性と前記騒音源からの騒音の指向性とが同じになるように、前記複数のスピーカの各々から放音される制御音の大きさを補正する補正手段と、
を含む騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの配列方向に沿って移動可能であって、かつ、前記複数のスピーカの各々に対する所定位置において、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力するスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記指向性算出手段は、前記振動検出手段によって出力された振動信号及び前記スピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の指向性を算出する請求項7記載の騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの各々に対応して、対応するスピーカに対する所定位置に設置され、かつ、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力する複数のスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記指向性算出手段は、前記振動検出手段によって出力された振動信号及び前記複数のスピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の指向性を算出する請求項7記載の騒音低減装置。 - 前記騒音源からの騒音の位相差を算出する位相差算出手段と、
前記位相差算出手段によって算出された位相差に基づいて、前記スピーカから放音された制御音の波面の包絡面が前記騒音の波面に相当するように、前記処理手段によって遅延される時間を補正する遅延時間補正手段と、
を更に含む請求項7〜請求項9の何れか1項記載の騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの配列方向に沿って移動可能であって、かつ、前記複数のスピーカの各々に対する所定位置において、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力するスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記位相差算出手段は、前記振動検出手段によって出力された振動信号及び前記スピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の位相差を算出する請求項10記載の騒音低減装置。 - 前記複数のスピーカの各々に対応して、対応するスピーカに対する所定位置に設置され、かつ、前記騒音源からの騒音を集音し、集音した騒音に対応する音響信号を出力する複数のスピーカ対応マイクロホンを更に含み、
前記位相差算出手段は、前記振動検出手段によって出力された振動信号及び前記複数のスピーカ対応マイクロホンによって出力された音響信号に基づいて、前記騒音源からの騒音の位相差を算出する請求項10記載の騒音低減装置。 - 前記スピーカユニットの複数のスピーカを、壁上に設けた請求項1〜請求項12の何れか1項記載の騒音低減装置。
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