JP2015068626A - 温度管理ユニット、温度管理庫及び温度管理車 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度管理ユニットを温度管理庫に対して脱着する際の手間を従来よりも軽減する。
【解決手段】温度管理庫1内の温度管理に要する熱交換系を一体的に筐体4内に内蔵すると共に、当該筐体4を温度管理庫1の開口部3に固定するための固定部を有し、前記筐体4が温度管理庫1の開口部3に固定部によって固定されることにより当該開口部3を封じるように形成され、温度管理庫1への固定状態において温度管理庫1の外側に開口する通気口と温度管理庫の内側に開口する通気口とを熱交換系の装置用に筐体4に設けた。
【選択図】図2
【解決手段】温度管理庫1内の温度管理に要する熱交換系を一体的に筐体4内に内蔵すると共に、当該筐体4を温度管理庫1の開口部3に固定するための固定部を有し、前記筐体4が温度管理庫1の開口部3に固定部によって固定されることにより当該開口部3を封じるように形成され、温度管理庫1への固定状態において温度管理庫1の外側に開口する通気口と温度管理庫の内側に開口する通気口とを熱交換系の装置用に筐体4に設けた。
【選択図】図2
Description
本発明は、保冷車などの温度管理車に装備される温度管理ユニット及び温度管理庫の構造に関する。
特許文献1には、冷蔵室の上部前方にコンデンサとエバポレータからなる冷却ユニットを備えた冷蔵車が開示されている。コンデンサとエバポレータは個別の筐体に内蔵され、コンデンサは冷蔵室の外部に、エバポレータは冷蔵室の内部に装着されている。
このような従来一般的な温度管理ユニットの装着方法によると、温度管理ユニットのメンテナンスなどにおいて、温度管理ユニットを温度管理庫に対して脱着する必要が生じた場合、温度管理庫の庫外においてコンデンサを含む筐体の脱着作業を行い、また、温度管理庫の庫内においてエバポレータを含む筐体の脱着作業を行う必要がある。また、その際に冷媒の配管の脱着も必要となる。よって、温度管理ユニットの脱着に手間がかかるという不都合があった。
このような従来一般的な温度管理ユニットの装着方法によると、温度管理ユニットのメンテナンスなどにおいて、温度管理ユニットを温度管理庫に対して脱着する必要が生じた場合、温度管理庫の庫外においてコンデンサを含む筐体の脱着作業を行い、また、温度管理庫の庫内においてエバポレータを含む筐体の脱着作業を行う必要がある。また、その際に冷媒の配管の脱着も必要となる。よって、温度管理ユニットの脱着に手間がかかるという不都合があった。
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、特に、温度管理ユニットを温度管理庫に対して脱着する際の手間を従来よりも軽減することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の構成を備える。即ち、
温度管理車の温度管理庫に装着される温度管理ユニットであって、前記温度管理庫内の温度管理に要する熱交換系を一体的に筐体内に内蔵すると共に、当該筐体を前記温度管理庫の開口部に固定するための固定部を有し、当該筐体が前記温度管理庫の開口部に前記固定部によって固定されることにより当該開口部を封じるように形成され、前記温度管理庫への固定状態において前記温度管理庫の外側に開口する通気口と前記温度管理庫の内側に開口する通気口とを前記熱交換系の装置用に前記筐体に設けた、温度管理車用の温度管理ユニットである。
温度管理車の温度管理庫に装着される温度管理ユニットであって、前記温度管理庫内の温度管理に要する熱交換系を一体的に筐体内に内蔵すると共に、当該筐体を前記温度管理庫の開口部に固定するための固定部を有し、当該筐体が前記温度管理庫の開口部に前記固定部によって固定されることにより当該開口部を封じるように形成され、前記温度管理庫への固定状態において前記温度管理庫の外側に開口する通気口と前記温度管理庫の内側に開口する通気口とを前記熱交換系の装置用に前記筐体に設けた、温度管理車用の温度管理ユニットである。
温度管理庫から温度管理ユニットを取り外す場合、固定部を解除し、熱交換系を一体的に内蔵している温度管理ユニットの筐体を庫外から取り外す。また、温度管理庫に温度管理ユニットを取り付ける場合、温度管理ユニットの筐体を温度管理庫の開口部を封じるように庫外から取り付け、固定部により固定する。
本発明によれば、温度管理ユニットを温度管理庫に対して脱着する際の手間を従来よりも軽減することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1において、温度管理車としての保冷車10は、温度管理庫としての保冷庫1を備えている。保冷庫1には、当該保冷庫1に対して脱着が可能な温度管理ユニットとしての冷凍ユニット2が装着されている。
保冷庫1には、冷凍ユニット2を装着する部位に開口部3が形成されている。本実施形態では、開口部3は、保冷庫1の上部前方に形成されている。保冷庫1に冷凍ユニット2が装着され所定の固定手段により固定されることによって、保冷庫1の庫内が密閉されるようになっている。
冷凍ユニット2は、温度管理に必要な熱交換系のすべての装置を筐体4内に一体的に内蔵している。即ち、冷凍ユニット2は、冷却に必要な、エバポレータ11、コンデンサ12及びコンプレッサを単一の筐体4内に一体的に内蔵したユニットになっている。冷凍ユニット2を保冷庫1に装着した状態において、コンデンサ12用の吸気口及び排気口は、保冷庫1の庫外に位置するように冷凍ユニット2の筐体4の所定位置に形成されている。また、冷凍ユニット2を保冷庫1に装着した状態において、エバポレータ用の吸気口及び送風口は、保冷庫1の庫内に位置するように冷凍ユニット2の筐体4の所定位置に形成されている。これにより、コンデンサ12は、図1の実線の矢印が示すように外気を吸排気し、エバポレータ11は、図1の点線の矢印が示すように保冷庫1内の内気を循環する。本実施形態において、冷凍ユニット2は、温度管理専用のコンプレッサを筐体に内蔵している。
図2は、温度管理ユニットとしての冷凍ユニット2のブロック構成図である。冷凍ユニット2の筐体4内部には、エバポレータ11、コンデンサ12、DCコンプレッサ13を含む熱交換系と、これらの動作を制御する制御部14が一体的に内蔵されている。冷凍ユニット2は、バッテリから供給される電力により動作する。バッテリは、保冷車10のエンジンに付設されたオルタネータの出力により充電される。本実施形態において、バッテリの出力電圧はDC12Vとし、DCコンプレッサの駆動にあたっては、DC−DCコンバータによりバッテリ電圧をDCコンプレッサ用の電圧に昇圧して印加する。このようにすると、DC−DCコンバータから冷凍ユニット2までの電気配線を流れる電流を低減することができるので、比較的径の細い電気配線を用いることができ、冷凍ユニット2に接続される電気配線の取り回しが容易になり、保冷庫1に対する冷凍ユニット2の脱着作業も容易になる。
図3に示すように、保冷庫1と冷凍ユニット2とを繋ぐ固定部を解除することにより、冷凍ユニット2を保冷庫1から取り外すことができる。また、冷凍ユニット2を保冷庫1の開口部3に装着し、固定部において保冷庫1に固定することにより、冷凍ユニット2を備えた保冷庫1が構成される。熱交換系を一体的に内蔵した冷凍ユニット2の脱着にあたっては、冷媒の配管を脱着する必要はなく、電気配線のコネクタの脱着だけで済むため、脱着の手間を従来よりも大幅に軽減することができる。
ここで、本発明は、上記実施形態に限られない。温度管理車両の規模は問わない。例えば、軽トラックをベースとした小型の車両でもよい。また、温度管理車の種類は、保冷車に限らず、冷蔵車、冷凍車、加温車などでもよい。温度管理庫の名称も、温度管理車の種類に応じるものであって、保冷庫に限らない。温度管理ユニットの名称も、温度管理車の種類に応じるものであって、冷凍ユニットに限らない。図2に示す具体的な電圧は例示であり、図示の電圧に限らない。温度管理ユニットに内蔵される熱交換系の装置は、温度管理ユニットの機能に応じて異なり、図2に示した装置に限らない。図2に示した電源システムは例示であり、この電源システムの構成に限らない。温度管理ユニットを取り付ける位置、即ち、温度管理庫に形成される開口部3の位置は、上部前方に限らない。後方や側部でもよい。また、開口部の形状は、図3に図示した形状に限らない。その他、本発明の範囲は、上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載した発明の範囲である。
1 保冷庫(温度管理庫)
2 冷凍ユニット(温度管理ユニット)
3 開口部
4 冷凍ユニットの筐体
10 保冷車(温度管理車)
11 エバポレータ
12 コンデンサ
13 コンプレッサ
14 冷凍ユニットの制御部
2 冷凍ユニット(温度管理ユニット)
3 開口部
4 冷凍ユニットの筐体
10 保冷車(温度管理車)
11 エバポレータ
12 コンデンサ
13 コンプレッサ
14 冷凍ユニットの制御部
Claims (4)
- 温度管理車の温度管理庫に装着される温度管理ユニットであって、前記温度管理庫内の温度管理に要する熱交換系を一体的に筐体内に内蔵すると共に、当該筐体を前記温度管理庫の開口部に固定するための固定部を有し、当該筐体が前記温度管理庫の開口部に前記固定部によって固定されることにより当該開口部を封じるように形成され、前記温度管理庫への固定状態において前記温度管理庫の外側に開口する通気口と前記温度管理庫の内側に開口する通気口とを前記熱交換系の装置用に前記筐体に設けた、温度管理車用の温度管理ユニット。
- 請求項1に記載した温度管理ユニットの筐体を装着するための開口部と、この開口部を前記温度管理ユニットの筐体が封じるようにして当該温度管理ユニットの筐体を固定する固定部とを備えた、温度管理車用の温度管理庫。
- 請求項2に記載した温度管理庫を備えた、温度管理車。
- 車載のバッテリによって駆動される請求項1に記載した温度管理ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013205954A JP2015068626A (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 温度管理ユニット、温度管理庫及び温度管理車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013205954A JP2015068626A (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 温度管理ユニット、温度管理庫及び温度管理車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015068626A true JP2015068626A (ja) | 2015-04-13 |
Family
ID=52835454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013205954A Pending JP2015068626A (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 温度管理ユニット、温度管理庫及び温度管理車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015068626A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018036015A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社日章冷凍 | 車両用冷凍装置およびその運転制御方法 |
-
2013
- 2013-09-30 JP JP2013205954A patent/JP2015068626A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018036015A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社日章冷凍 | 車両用冷凍装置およびその運転制御方法 |
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