JP2015068327A - キャニスタの取付構造 - Google Patents

キャニスタの取付構造 Download PDF

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健吾 深谷
Kengo Fukaya
健吾 深谷
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Abstract

【課題】この発明は、キャニスタに衝撃が加わった際に、衝撃を吸収してキャニスタを保護することができるキャニスタの取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】この発明は、ブラケットによってキャニスタを車体に取り付けるキャニスタの取付構造であって、キャニスタは被保持部を有し、ブラケットは、被保持部と係合しキャニスタを保持する保持部と、この保持部を車体に連結する連結部とを有するキャニスタの取付構造において、ブラケットは、保持部と連結部との間に衝撃緩衝部を有し、衝撃緩衝部は、その外周囲が保持部と連結部とに連結される円筒形状に形成されるとともに、半径方向の圧縮に対する強度が保持部及び連結部よりも弱いことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明はキャニスタの取付構造に係り、特に、蒸発燃料を捕集するキャニスタの衝撃に対する保護を図ったキャニスタの取付構造に関する。
車両においては、燃料タンクで発生する蒸発燃料を処理するためのキャニスタを車体に取り付けている。従来のキャニスタの取付構造には、特開2011−84088号公報に、エンジンルーム内のダッシュパネルにキャニスタを取り付け、蒸発燃料を離脱させるための外気を導入する大気開放配管をエアコン用低温配管に取り付け、エアコン用低温配管周囲の冷却された空気をキャニスタに導入してキャニスタの燃料蒸発ガスの処理能力を向上させ、蒸発燃料の吸着量を増加させて車室内へのガソリン臭の発生を抑制した構造が開示されている。
特開2011−84088号公報
ところで、キャニスタは、床板や燃料タンクの近く、若しくはエンジンルーム内に配置することが一般的である。車体に外力が作用した場合、配置場所に関係なく、キャニスタを衝撃から保護しなければならないため、レイアウトに注意が必要となる。
しかし、従来のキャニスタを車体に取り付けるブラケットは、キャニスタを車体に固定するための機能しか有していないため、車体に外力が作用してキャニスタに衝撃が加わった場合の対策がなされていない。
また、キャニスタには、外気を導入する大気開放配管の一端側を連結しているが、大気開放側の端部を固定させるために、別体のブラケットを設定していることがある。例えば、前記特開2011−84088号公報では、大気開放配管をエアコン用低温配管に取り付けるために、大気開放配管専用の取付部品としてクランプを設けている。
この発明は、キャニスタに衝撃が加わった際に、衝撃を吸収してキャニスタを保護することができるキャニスタの取付構造を提供することを目的とする。
この発明は、ブラケットによってキャニスタを車体に取り付けるキャニスタの取付構造であって、前記キャニスタは被保持部を有し、前記ブラケットは、前記被保持部と係合し前記キャニスタを保持する保持部と、この保持部を前記車体に連結する連結部とを有するキャニスタの取付構造において、前記ブラケットは、前記保持部と前記連結部との間に衝撃緩衝部を有し、前記衝撃緩衝部は、その外周囲が前記保持部と前記連結部とに連結される円筒形状に形成されるとともに、半径方向の圧縮に対する強度が前記保持部及び前記連結部よりも弱いことを特徴とする。
この発明は、キャニスタに衝撃が加わった際に、円筒形状の衝撃緩衝部が壊れ、車体からキャニスタが分離することによって、キャニスタへの衝撃を吸収し、キャニスタを保護することができる。
図1はキャニスタの右前上方からの斜視図である。(実施例) 図2はキャニスタの平面図である。(実施例) 図3はキャニスタの取付部分の拡大側面図である。(実施例) 図4はキャニスタの左前上方からの拡大斜視図である。(実施例) 図5はキャニスタとブラケットとの組み付け前の平面図である。(実施例)
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。図1、図2に示すように、車体を構成するダッシュパネル1には、キャニスタ2をブラケット3により取り付けている。キャニスタ2は、キャニスタ本体4の外周部5に平面状の4面5a〜5dを有するとともに略四角面状の上部6および底部7を有する略縦長直方体形状に形成されている。
キャニスタ2は、キャニスタ本体4の上部6に、キャニスタ用の配管を接続するエバポ配管連結部8とパージ配管連結部9と大気開放配管連結部10とを設けている。エバポ配管連結部8には、燃料タンクから蒸発燃料を導入するエバポ配管11を連結する。パージ配管連結部9には、内燃機関へ蒸発燃料を供給するパージ配管12を連結する。大気開放配管連結部10には、蒸発燃料を離脱させるための外気を導入する大気開放配管13を連結する。
また、キャニスタ2は、キャニスタ本体4の外周部5にブラケット3に保持させるための被保持部を有している。この実施例においては、キャニスタ本体4の外周部5の2面5a、5bに、第1被保持部14、第2被保持部15の2つを設けている。第1被保持部14、第2被保持部15は、共通形状に形成され、第1被保持部14を幅狭の面5aに設け、第2被保持部15を幅広の面5bに設けている。
前記第1被保持部14は、図3〜図5に示すように、車両上下方向へ延びる一対のガイド部16、17と、これらガイド部16、17の間を接続する複数の水平方向に延びる接続部18とを備えている。第1被保持部14は、水平方向から見た場合、各ガイド部16、17を鉛直方向下側に向かうにつれてお互いの間隔が狭くなるように、鉛直方向に対して傾斜させている(図1の第2被保持部15参照)。また、第1被保持部14は、図5に示すように鉛直方向から見た場合、各ガイド部16、17をキャニスタ本体4の面5aとの接合部から外方に向かうにつれて、お互いの間隔が広がる方向へ延びている。なお、第1被保持部14は、上下方向中間を切除して、第1上側被保持部14Uと第1下側被保持部14Lとに分離している。
また、前記第2被保持部15は、図1に示すように、車両上下方向へ延びる一対のガイド部19、20と、これらガイド部19、20の間を接続する複数の水平方向に延びる接続部21とを備えている。第2被保持部15は、水平方向から見た場合、各ガイド部19、20を鉛直方向下側に向かうにつれてお互いの間隔が狭くなるように、鉛直方向に対して傾斜させている。また、第2被保持部15は、図2に示すように鉛直方向から見た場合、各ガイド部19、20をキャニスタ本体4の面5bとの接合部から外方に向かうにつれて、お互いの間隔が広がる方向へ延びている。なお、第2被保持部15は、上下方向中間を切除して、第2上側被保持部15Uと第2下側被保持部15Lとに分離している。
前記キャニスタ2は、共通形状の第1被保持部14、第2被保持部15のうちのいずれか1箇所を前記ブラケット3に保持され、ダッシュパネル1に取り付けられる。キャニスタ2は、第1被保持部14、あるいは第2被保持部15を係合させたブラケット3をダッシュパネル1に取り付けることによって、ダッシュパネル1に対する取り付け方向を変更できる。
前記キャニスタ2を保持するブラケット3は、図3〜図5に示すように、樹脂材料により形成され、キャニスタ2の第1被保持部14、第2被保持部15のうちのいずれか1つと係合し、キャニスタ2を保持する保持部22と、この保持部22をダッシュパネル1に連結する連結部23とを有している。なお、この実施例においては、キャニスタ2の第1被保持部14をブラケット3に保持させる場合を説明する。
前記保持部22は、図3〜図5に示すように、平板状のベース部24と、このベース部24から突出されて第1被保持部14の一対のガイド部16、17と係合する一対の係合部25、26とを備えている。前記ベース部24は、第1被保持部14の一対のガイド部16、17の幅方向両側に跨る長さと一対のガイド部16、17の鉛直方向両端に達する長さとを有し、鉛直方向下側に向かうにつれて幅狭になる四角平板状に形成される。
前記一対の係合部25、26は、ベース部24の前面側の幅方向両端から突出されている。この一対の係合部25、26は、水平方向から見た場合、第1被保持部14の一対のガイド部16、17と平行で、鉛直方向下側に向かうにつれてお互いの間隔が狭くなるように鉛直方向に対して傾斜させている。また、一対の係合部25、26は、鉛直方向から見た場合、ベース部24との接合部から外方に向かうにつれて、お互いの間隔が狭まる方向へ延びている。
前記連結部23は、図1、図4に示すように、三角平板状の基板部27を備え、基板部27の前面側の上端幅方向両側及び下端幅方向一側にそれぞれボス部28を備えている。ブラケット3は、3つのボス部28にダッシュパネル1前面側のキャニスタ取付位置に設けた3つのスタッドボルト29をそれぞれ挿通し、各スタッドボルト29にそれぞれ取付ナット30を締め付けることで、ダッシュパネル1に取り付けられる。
このブラケット3は、図3〜図5に示すように、保持部22と連結部23との間に衝撃緩衝部31を有している。衝撃緩衝部31は、円筒形状の本体32内に軸方向両端に開放された通路33を有し、保持部22と連結部23との間に鉛直方向に伸びるように配置される。衝撃緩衝部31は、その本体32の外周囲の半径方向反対側においてそれぞれ軸方向に伸びる各稜線部分が、結合部34、35によって保持部22の後面側と連結部23の前面側とにそれぞれ連結される。衝撃緩衝部31は、円筒形状の本体32の半径方向の圧縮に対する強度が、保持部22や連結部23よりも弱い構造に形成されている。
前記キャニスタ2は、図1〜図3に示すように、共通形状の第1被保持部14、第2被保持部15のうち、第1被保持部14のガイド部16、17をブラケット3の保持部22の係合部25、26に係合させて保持され、ダッシュパネル1に取り付けられる。
ダッシュパネル1にブラケット3により取り付けられたキャニスタ2は、図2に示すように、荷重Fが作用して衝撃が加わった場合、保持部22や連結部23よりも半径方向の圧縮に対する強度が弱い衝撃緩衝部31が破損し、ダッシュパネル1から分離する。
これにより、このキャニスタ2の取付構造は、キャニスタ2がブラケット3から離れることでキャニスタ2への衝撃を吸収し、キャニスタ2を保護することができる。
前記キャニスタ2には、図1、図4に示すように、キャニスタ本体4の上部6の大気開放配管接続部10に、蒸発燃料を離脱させるための外気を導入する大気開放配管13の一端側を連結している。大気開放配管13の他端側は、反対側の他端部を、衝撃緩衝部31の鉛直方向上端に連結している。これにより、大気開放配管13は、図3に示すように、衝撃緩衝部31の通路33に連通され、衝撃緩衝部31の鉛直方向下端開口を大気開放口36としている。
このように、このキャニスタ2の取付構造は、大気開放配管13を衝撃緩衝部31に連結したことで、大気開放配管13をキャニスタ2に固定するための専用のブラケットを他に設ける必要がなく、コストと重量を低減できる。
また、このキャニスタ2の取付構造は、衝撃緩衝部31の下端開口を大気開放配管13の大気開放口36として使用することができ、内燃機関から遮蔽されたキャニスタ2とダッシュパネル1との間に大気開放口36を設けることができるため、酸素濃度の高い冷たい空気をキャニスタ2に導入できる。このため、キャニスタ2の燃料蒸発ガスの処理能力を向上できる。
さらに、このキャニスタ2の取付構造は、衝撃緩衝部31の通路33の下端開口を大気開放口36として使用できるため、大気開放配管13を短くすることができ、コストと重量の低減ができる。
前記衝撃緩衝部31は、図3に示すように、本体32の外周囲の側面部にスリット部37を設けている。スリット部37は、衝撃緩衝部31の軸方向に伸びるように形成されている。
このように、このキャニスタ2の取付構造は、衝撃緩衝部31の軸方向に伸びるスリット部37により、衝撃緩衝部31の半径方向の圧縮に対する強度を弱くすることができる。このため、衝撃緩衝部31に衝撃が加わった際の破損による分離性を高めて、キャニスタ2の衝撃吸収力を向上することができる。
さらに、このキャニスタ2の取付構造は、衝撃緩衝部31の下端に設けた大気開放口36に加えて、側面部に設けたスリット部37を大気開放口として使用することができるため、スリット部37によって大気開放口面積を広くすることができる。
なお、この実施例においては、ブラケット3の保持部22にキャニスタ本体4の幅狭の面5aに設けた第1被保持部14を保持させたが、ブラケット3の保持部22に幅広の面5bに設けた共通形状の第2被保持部15を保持させることもできる。このように、キャニスタ2は、第1被保持部14、あるいは第2被保持部15をブラケット3に保持させることによって、取付スペースに応じてダッシュパネル1に対する取り付け方向、つまり車体に対する取り付け方向を変更することができる。
この発明は、キャニスタに衝撃が加わった際に、車体からキャニスタが分離することによって、キャニスタへの衝撃を吸収し、キャニスタを保護することができるものであり、キャニスタを備えた内燃機関を搭載する車両に適用することができる。
1 ダッシュパネル
2 ブラケット
3 キャニスタ
13 大気開放配管
14 第1被保持部
15 第2被保持部
16、17 ガイド部
19、20 ガイド部
22 保持部
23 連結部
25、26 係合部
27 基板部
28 ボス部
29 スタッドボルト
30 取付ナット
31 衝撃緩衝部
32 本体
33 通路
34、35 連結部
36 大気開放口
37 スリット部

Claims (3)

  1. ブラケットによってキャニスタを車体に取り付けるキャニスタの取付構造であって、前記キャニスタは被保持部を有し、前記ブラケットは、前記被保持部と係合し前記キャニスタを保持する保持部と、この保持部を前記車体に連結する連結部とを有するキャニスタの取付構造において、前記ブラケットは、前記保持部と前記連結部との間に衝撃緩衝部を有し、前記衝撃緩衝部は、その外周囲が前記保持部と前記連結部とに連結される円筒形状に形成されるとともに、半径方向の圧縮に対する強度が前記保持部及び前記連結部よりも弱いことを特徴とするキャニスタの取付構造。
  2. 前記キャニスタには大気開放配管の一端部が連結され、前記大気開放配管は、前記キャニスタと連結する一端部と反対側の他端部を、前記衝撃緩衝部に連結させたことを特徴とする請求項1に記載のキャニスタの取付構造。
  3. 前記衝撃緩衝部は、側面部にスリット部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャニスタの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20230072911A1 (en) * 2019-07-03 2023-03-09 Polaris Industries Inc. Evaporative emissions control for a vehicle

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