JP2015067408A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示されるように、複合機10は、薄型の直方体に概ね形成されており、下部にプリンタ部11が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。複合機10は、プリント機能として、インクジェット方式で記録用紙12(図2参照)の片面に画像を記録する機能を有している。なお、複合機10は、記録用紙12の両面に画像を記録する機能を有していてもよい。
図1に示されるように、プリンタ部11は、前壁75に開口13が形成された筐体14を有している。筐体14の正面には、開口13を通じて後方へ凹んだ凹部80が形成されている。給送トレイ20が、前後方向8に移動することによって、開口13を介して凹部80へ挿入可能であり凹部80から脱抜可能である。給送トレイ20は、上側が開放された箱形状の部材である。図2に示されるように、給送トレイ20の底板22には、記録用紙12が載置される。つまり、給送トレイ20は、記録用紙12を支持可能である。
図2に示されるように、給送トレイ20の前側且つ上側には、排出トレイ21が支持されている。排出トレイ21は、給送トレイ20と一体に前後方向8に移動する。排出トレイ21は、給送トレイ20とともに凹部80に挿入された状態において、凹部80に配置されている。当該状態において、排出トレイ21の上面には、後述する排出ローラ対44によって搬送された記録用紙12が排出される。つまり、排出トレイ21は、記録用紙12を支持する。
図2に示されるように、給送部16は、凹部80に挿入された状態の給送トレイ20の底板22の上方に設けられている。給送部16は、給送ローラ25、給送アーム26、及び駆動伝達機構27を備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端部で軸支されている。給送アーム26は、基端部に設けられた支軸28を中心として、矢印29の方向に回動可能である。これにより、給送ローラ25は、給送トレイ20の底板22または当該給送トレイ20に支持された記録用紙12に対して、当接及び離間が可能である。
図2に示されるように、筐体14内部において、給送トレイ20の後端部から搬送路65が延出されている。搬送路65は、湾曲部33と直線部34とを備える。湾曲部33は、給送トレイ20の後端部から上方へ向かって湾曲しつつ延びている。直線部34は、前後方向8に延びている。
図2に示されるように、記録部24は、直線部34の上側に設けられている。記録部24の下側且つ記録部24と対向する位置には、プラテン42が設けられている。プラテン42は、搬送路65の直線部34を搬送される記録用紙12を支持する部材である。記録部24は、キャリッジ40と記録ヘッド38とを備えている。
図2に示されるように、直線部34における記録部24の記録ヘッド38よりも搬送向き15の上流側には、搬送ローラ対59(本発明のローラ対の一例)が配置されている。直線部34における記録部24の記録ヘッド38よりも搬送向き15の下流側には、排出ローラ対44(本発明のローラ対の一例)が配置されている。
図4及び図5に示されるように、プリンタ部11には、移動機構50が設けられている。移動機構50は、上述した支持部材55と、支持部材55の左右両端部から下方へ突出しており孔53が形成された凸部52と、左右方向9に延びており孔53に挿通されたシャフト54とを備えている。シャフト54の左右両端部は、後述するレバー部90に設けられた開口91(図3参照)に挿通されている。
図3に示されるように、プリンタ部11には、レバー部90(本発明の可動部材の一例)が配置されている。レバー部90は、プリンタ部11のフレーム(不図示)によって、前後方向8に移動可能に支持されている。レバー部90は、図3(A)に示される位置である第3位置と、第3位置よりも前側の位置であって図3(B)に示される位置である第4位置との間で移動可能である。なお、レバー部90の移動方向は前後方向8に限らず、例えば前後方向8に対して上方に傾斜した方向に沿って移動してもよい。
図1に示されるように、プリンタ部11の筐体14の前壁75における開口13の上側には、概ね平板形状の部材であるパネル70が設けられている。パネル70は、筐体14の前壁75における開口13の上側且つ左右方向9の中央部に設けられたパネル嵌め込み用凹みに嵌め込まれている。これにより、図1(A)に示される状態において、パネル70の前面74と筐体14の前壁75とは面一となっている。
図1に示されるように、凹部80は、パネル70よりも下方において、前壁75から後方へ凹んでいる。凹部80は、プリンタ部11のフレームや外装カバーなどで構成された右側面及び左側面からなる内側面81と天面82とによって区画されている。
連動機構85は、レバー部90を第3位置から第4位置へ移動させる操作に連動してパネル70を第1位置から第2位置に回動させる機構である。図1及び図8に示されるように、連動機構85は、レバー部90の把持部93の前端部から上方へ突出した凸部86(本発明の当接部の一例)を備えている。つまり、凸部86は、レバー部90に設けられている。
本実施形態によれば、ジャム発生時にレバー部90が第3位置から第4位置へ移動すると、連動機構85によって、パネル70が第1位置から第2位置に回動される。これにより、パネル70の下端部78が第1位置のときよりも前方斜め上に位置する。その結果、外部から凹部80の内部への視認性を良くすることができ、ユーザがジャム処理を行い易くなる。また、ジャム発生時にレバー部90が第3位置から第4位置へ移動すると、搬送ローラ対59及び排出ローラ対44が第1状態から第2状態に状態変化するため、複合機10内の記録用紙12を取出容易とすることができる。つまり、ジャム発生時に外部から凹部80内の空間への視認性を良くすることにより、ジャム処理を容易とすることができる。
上述の実施形態では、図8(A)及び図8(B)に示されるように、レバー部90の位置に関わらず、凸部86は上下方向7において同位置であった。しかし、図8(C)に示されるように、レバー部90が第4位置の状態における凸部86の位置は、レバー部90が第3位置の状態における凸部86の位置よりも上方であってもよい。図8(C)に示されるような凸部86の移動を実現するために、レバー部90は、例えば以下に詳述するように構成される。
上述の実施形態では、本発明の可動部材は、ユーザに把持されて操作されるレバー部90であったが、本発明の可動部材は、ユーザに把持されて操作されるものでなくてもよい。例えば、本発明の可動部材は、レバー部90から把持部93と接続部94を除いたもの、つまりユーザに把持されない案内部95であってもよい。この場合、案内部95は、ユーザによって把持されて操作されるのではなく、例えばモータから駆動力を付与されて前後方向8に移動する。また、案内部95は、上述の実施形態よりも前方まで延びており、後方からパネル70に当接可能である。そして、モータによって駆動された案内部95が第3位置から第4位置に移動すると、パネル70は案内部95に後方から押されることによって第1位置から第2位置に回動する。
上述の実施形態では、連動機構85は、凸部86で構成されていたが、凸部86に限らない。例えば、連動機構85は、一端がレバー部90と接続され、他端がパネル70と接続されることによって、レバー部90とパネル70とを連結するリンク機構であってもよい。
上述の実施形態では、搬送装置は、レバー部90を備えていたが、レバー部90を備えていなくてもよい。この場合、例えば、搬送装置に設けられた連動機構85は、図9(A)に示されるように、支持部材55から前方に突出しており支持部材55と一体に上下動する第1凸部材101と、パネル70の後面79から後向きに突出した第2凸部材102とを備えている。第2凸部材102は、上下方向7において、第1凸部材101よりも下方に設けられている。また、第2凸部材102の上面は、突出先端側(後側)が突出基端側(前側)よりも下方に位置するように傾斜した傾斜面103である。
上述の実施形態では、凹部80には、記録用紙12が排出されていたが、凹部80に記録用紙12が排出されない構成でもよい。この場合、例えば、直線部34の下側の一部を形成しており且つ回動可能なガイド部材(不図示)が、凹部80を構成する空間に対して露出している。そして、記録用紙12が直線部34において詰まった場合、ガイド部材が回動されることによって直線部34が露出される。その結果、直線部34に配置されたローラ対59、44や直線部34に詰まった記録用紙12へアクセスすることが可能となり、直線部34に詰まった記録用紙12を取り出すことができる。
21・・・排出トレイ
44・・・排出ローラ対
59・・・搬送ローラ対
70・・・パネル
71・・・液晶パネル
72・・・操作キー
73・・・回動軸
75・・・前壁
78・・・下端部
80・・・凹部
85・・・連動機構
90・・・レバー部
Claims (9)
- 当該装置の前壁に回動可能に配置されており、表示を行う表示部または当該装置の動作の指示が入力される入力部の少なくとも一方を有しており、回動先端が回動軸よりも下方に位置する第1位置、及び上記回動先端が上記第1位置よりも前方且つ上方に位置する第2位置に回動可能なパネルと、
第1ローラ及び当該第1ローラと対向する第2ローラによってシートを挟持して搬送するローラ対であって、上記第1ローラが上記第2ローラを押圧する第1状態、及び上記第1ローラの上記第2ローラに対する押圧力が上記第1状態のときよりも小さい第2状態に状態変化可能なローラ対と、
上記回動軸よりも下方において、当該装置の前壁から後方へ凹んでおり、上記ローラ対によって搬送されたシートが排出される凹部と、
上記ローラ対を上記第1状態とする第3位置及び上記ローラ対を上記第2状態とする第4位置の間で移動可能な可動部材と、
上記可動部材の上記第3位置から上記第4位置への移動に連動して上記パネルを上記第1位置から上記第2位置に回動させる連動機構と、を備える搬送装置。 - 上記可動部材は、前後方向において上記第3位置及び上記第3位置よりも前方の上記第4位置に移動可能であり、
上記連動機構は、上記可動部材に設けられ且つ後側から上記パネルと当接可能な当接部を備え、
上記可動部材が上記第4位置における上記当接部の位置は、上記可動部材が上記第3位置における上記当接部の位置よりも前方であり、
上記パネルは、上記可動部材が上記第3位置から上記第4位置へ移動する過程において、上記当接部に押されることによって上記第1位置から上記第2位置に回動する請求項1に記載の搬送装置。 - 上記可動部材は、上記パネルの後側において上記凹部に配置されており、且つ前後方向において上記第3位置及び上記第3位置よりも前方の上記第4位置に移動可能であり、
上記可動部材の上記第3位置から上記第4位置への移動領域は、上記第1位置に位置する上記パネルの領域と少なくとも一部が重複している請求項1に記載の搬送装置。 - 上記可動部材が上記第4位置の状態における上記当接部の位置は、上記可動部材が上記第3位置の状態における上記当接部の位置よりも上方である請求項2または3に記載の搬送装置。
- 上記可動部材は、その少なくとも一部が上記パネルよりも下方に位置する請求項2から4のいずれかに記載の搬送装置。
- 上記凹部に配置されており、上記凹部に排出されたシートを支持する排出トレイを更に備える請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。
- 上記排出トレイを支持しており、上記ローラ対へ向けて給送されるシートを支持可能であり、上記凹部に対して上記排出トレイと一体に挿入及び脱抜される給送トレイを更に備える請求項6に記載の搬送装置。
- 上記ローラ対が上記第2状態において、上記第1ローラは上記第2ローラから離間している請求項1から7のいずれかに記載の搬送装置。
- 当該装置の前壁に回動可能に配置されており、表示を行う表示部または当該装置の動作の指示が入力される入力部の少なくとも一方を有しており、回動先端が回動軸よりも下方に位置する第1位置、及び上記回動先端が上記第1位置よりも前方且つ上方に位置する第2位置に回動可能なパネルと、
第1ローラ及び当該第1ローラと対向する第2ローラによってシートを挟持して搬送するローラ対であって、上記第1ローラが上記第2ローラを押圧する第1状態、及び上記第1ローラの上記第2ローラに対する押圧力が上記第1状態のときよりも小さい第2状態に状態変化可能なローラ対と、
上記回動軸よりも下方において、当該装置の前壁から後方へ凹んでおり、上記ローラ対にアクセス可能な凹部と、
上記ローラ対の上記第1状態から上記第2状態への状態変化に連動して上記パネルを上記第1位置から上記第2位置に回動させる連動機構と、を備える搬送装置。
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