JP2015066105A - 注射針組立体 - Google Patents

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一倫 小岩井
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剛博 浦
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Abstract

【課題】注射針組立体の皮膚変形部が、皮膚に対して斜めに押し当てられても、針管が皮膚に対して、ほぼ垂直に穿刺される注射針組立体を提供する。【解決手段】注射針組立体1は、針管4と、針管を保持するハブと、針管の周囲を囲う皮膚押圧用円筒部とを備える。注射針組立体は、皮膚押圧用円筒部の先端開口部の端部が皮膚表面に対する斜めに押圧を阻害する部位を持たず、先端開口部の内径が6〜14mm、針管の先端開口部からの突出長が0.5〜1.4mmである。注射針組立体は、皮膚表面11と皮膚押圧用円筒部の先端開口部の端部間が30度の角度での先端開口部の端部の全周の皮膚表面への押圧が可能であり、かつ、30度の角度でかつ5N以上の押圧時に、針管は皮膚押圧用円筒部内に形成される皮膚盛り上がり部12に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものとなっている。【選択図】図11

Description

本発明は、針先を皮膚の表面より穿刺し、皮膚上層部に薬剤を注入するために用いる注射針組立体に関する。
近年、多くのワクチンが用いられている。ワクチンは、通常、皮下注射により投与される。皮膚は、表皮と、真皮と、皮下組織の一部の3部分から構成される。表皮は、皮膚表面から50〜200μm程度の層であり、真皮は、表皮から続く1.5〜3.5mm程度の層である。ワクチンは、一般的に皮下投与もしくは筋肉内投与であるため、皮膚の下層部もしくはそれよりも深部に投与されている。
一方、免疫担当細胞が多く存在する皮膚上層部を標的部位として、ワクチン(特に、パンデミックワクチン)を投与することにより、投与量を少なくしても、皮下投与や筋肉投与と同等の免疫獲得能が得られることが報告されている。したがって、プレパンデミックワクチンを皮膚上層部に投与することによって、投与量を減らすことができるので、限られた生産量のプレパンデミックワクチンをより多くのヒトに投与できる可能性がある。なお、皮膚上層部とは、皮膚のうちの表皮と真皮を指す。
皮膚上層部への薬剤の投与方法としては、単針、多針、パッチ、ガス等を用いた方法が報告されている。そして、投与の安定性、信頼性、製造コストを考慮すると、皮膚上層部への投与方法としては、単針を用いた方法が最も適している。この単針を用いて皮膚上層部にワクチンを投与する方法として、古くからマントー法が知られている。マントー法は、一般的に26〜27Gのサイズで短ベベルの針先を有する針を皮膚に対して10〜15°程度の斜め方向から2〜5mm程度挿入して、100μl程度の薬剤を投与する方法である。
ところが、マントー法は、手技が難しく、注射を行う医者の技量に委ねられる。特に小児は投与時に動く可能性があるため、マントー法によってワクチンを投与することは難しい。したがって、簡便に皮膚上層部にワクチンを投与することのできるデバイスの開発が求められている。
本件出願人は、そのようなデバイスとして、特開2010−172603(特許文献1)、特開2010−172662(特許文献2)、WO2011/040221(特許文献3)を提案している。
特許文献1の注射針組立体1は、針先を有する26〜33Gの針管2と、針管2を保持するハブ3とを備える。更に、注射針組立体1は、調整部4と、筒形状の安定部6と、安定部6の外周面に設けられたガイド部7とを備える。調整部4は、針管2の周囲に設けられ、針管2の針先が突出する針突出面4bを有している。安定部6は、針管2の周囲を覆うように配置されて針管を生体に穿刺する場合に皮膚と接触する。そして、ガイド部7は、針管2及び安定部6の生体への押圧力を案内する。これにより、針管及び安定部による生体への適正な押圧力を認識することができ、針管の針先及び刃面を皮膚上層部に確実に位置させることができるものとなっている。
特許文献2の注射針組立体1は、生体に穿刺可能な針先を有する針管2と、針管2を保持するハブ3と、皮膚変形部4と、距離認識部8とを備えている。皮膚変形部4は、針管2の周囲を囲うように筒状に形成され、端面6bが皮膚に押し付けられることにより、筒孔6a内に針管2が穿刺される皮膚の盛り上がりを形成する。距離認識部8は、皮膚変形部4に設けられ、皮膚に対して皮膚変形部4が押し込まれる距離Xを認識させることができるものとなっている。
特許文献3の注射針組立体1は、生体に穿刺可能な針先(5A)を有する針
管(5)と、針管(5)の針先(5A)を突出させた状態で針管(5)を保持すると共にインサート成形時に針管(5)の周面を支持固定するチャック部材が挿通される保持孔(26)が形成された針ハブ(6)と、を備えている。
特開2010−172603 特開2010−172662 WO2011/040221
上述したいずれの特許文献においても、投与は、注射針組立体の皮膚変形部を皮膚に対して、平行に当てることにより、針管を皮膚に対して、垂直に穿刺することを前提としている。しかし、投与環境、投与対象が幼児である場合、投与時の患者の動きなどの種々の要因により、皮膚変形部を皮膚に対して、垂直に当てることができず、投与時に針管の刃先および刃面を皮膚上層部に位置させることができない場合があった。
そこで、本発明の目的は、注射針組立体の皮膚変形部が、皮膚に対して斜めに押し当てられても、針管が皮膚に対して、ほぼ垂直に穿刺される注射針組立体を提供するものである。
上記目的を達成する注射針組立体は、以下のものである。
(1) 生体に穿刺可能な針先を有し、外径が0.15〜0.45mmの針管と、前記針管を保持するハブとを備え、さらに、前記ハブが、前記針管の周囲を囲うように円筒状に形成され、先端開口部の端部が皮膚に押し付けられることにより、前記先端開口部内で皮膚の盛り上がりを形成する皮膚押圧用円筒部を備える注射針組立体であって、前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が皮膚表面に対して斜めに押圧されることを阻害する部位を持たず、かつ、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の内径が、6〜14mmであり、前記針管は、前記先端開口部の中心軸上に配置され、かつ、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部からの突出長が0.5〜1.4mmであり、さらに、前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が、前記皮膚表面に対して平行ではなく、前記皮膚表面と前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部間が30度の角度での前記先端開口部の端部全周の前記皮膚表面への当接および押圧が可能であり、かつ、前記30度の角度かつ5N以上の押圧時に、前記針管は、前記皮膚押圧用円筒部内に形成される前記皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであるる注射針組立体。
(2) 前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が、前記皮膚表面に対して平行ではなく、前記皮膚表面と前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部間が40度の角度での前記皮膚押圧用円筒部の端部全周の前記皮膚表面への当接および押圧が可能であり、かつ、前記40度の角度かつ10N以上の押圧時に、前記針管は、前記皮膚押圧用円筒部内に形成される前記皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものである上記(1)に記載の注射針組立体。
(3) 前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が、前記皮膚表面に対して平行ではなく、前記皮膚表面と前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部間が50度の角度での前記皮膚押圧用円筒部の端部全周の前記皮膚表面への当接および押圧が可能であり、かつ、前記50度の角度かつ20N以上の押圧時に、前記針管は、前記皮膚押圧用円筒部内に形成される前記皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものである上記(1)に記載の注射針組立体。
(4) 前記皮膚押圧用円筒部の先端における厚さが、0.4〜2.0mmである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の注射針組立体。
(5) 前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部より所定長基端側に設けられ、皮膚に対して前記皮膚押圧用円筒部が押し込まれる距離を認識させるための外方に突出するフランジ状の距離認識部を備え、前記フランジ状の距離認識部の先端側外縁は、環状傾斜面もしくは角が大きく丸められた環状湾曲面となっている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の注射針組立体。
(6) 前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の外縁が、角部を持たない丸みを帯びたものとなっている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の注射針組立体。
本発明の注射針組立体は、生体に穿刺可能な針先を有し、外径が0.15〜0.45mmの針管と、針管を保持するハブとを備え、さらに、ハブが、針管の周囲を囲うように円筒状に形成され、先端開口部の端部が皮膚に押し付けられることにより、先端開口部内で皮膚の盛り上がりを形成する皮膚押圧用円筒部とを備える。そして、注射針組立体は、皮膚押圧用円筒部の先端開口部の端部が皮膚表面に対して斜めに押圧されることを阻害する部位を持たず、かつ、皮膚押圧用円筒部の先端開口部の内径が、6〜14mmであり、針管は、皮膚押圧用円筒部の中心軸上に配置され、かつ、皮膚押圧用円筒部の先端開口部からの突出長が0.5〜1.4mmとなっている。このため、注射針組立体は、皮膚押圧用円筒部の先端開口部が、皮膚表面に対して平行ではなく、皮膚表面と皮膚押圧用円筒部の先端開口部の端部間が30度の角度での皮膚押圧用円筒部の全周の皮膚表面への当接および押圧が可能であり、かつ、30度の角度かつ5N以上の押圧時に、皮膚押圧用円筒部内に形成される皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものとなる。
図1は、本発明の注射針組立体の一実施例の正面図である。 図2は、図1に示した注射針組立体の底面図である。 図3は、図1のA−A線断面図である。 図4は、図1に示した注射針組立体の先端側から見た部分省略斜視図である。 図5は、図1に示した注射針組立体の構成を説明するための説明図である。 図6は、本発明の注射針組立体が用いられる注射器具の一例の正面図である。 図7は、図6の注射器具の縦断面図である。 図8は、本発明の注射針組立体の作用を説明するための説明図である。 図9は、本発明の注射針組立体の作用を説明するための説明図である。 図10は、本発明の注射針組立体の作用を説明するための説明図である。 図11は、本発明の注射針組立体の作用を説明するための説明図である。
本発明の注射針組立体を図面に示した実施例を用いて説明する。
本発明の注射針組立体1は、生体に穿刺可能な針先4aを有し、外径が0.15〜0.45mmの針管4と、針管を保持するハブ2とを備え、さらに、ハブ2は、針管4の周囲を囲うように円筒状に形成され、先端開口部28の端部が皮膚10に押し付けられることにより、先端開口部28内で皮膚10の盛り上がり12を形成する皮膚押圧用円筒部22とを備える。そして、注射針組立体1は、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部が皮膚表面に対して斜めに押圧されることを阻害する部位を持たず、かつ、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の内径が、6〜14mmであり、針管4は、皮膚押圧用円筒部22の中心軸上に配置され、かつ、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部からの突出長が0.5〜1.4mmである。そして、注射針組立体1は、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部が、皮膚表面11に対して平行ではなく、皮膚表面11と皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部間が30度の角度での先端開口部28の端部の全周の皮膚表面11への当接および押圧が可能であり、かつ、30度の角度かつ5N以上の押圧時に、針管4は、皮膚押圧用円筒部22内に形成される皮膚盛り上がり部12の皮膚表面12aに対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものとなっている。
図1ないし図5に示す実施例の注射針組立体1は、針先4aを有する中空の針管4と、針管4を保持するハブ2と、ハブ2の基端部に装着されたコネクター3と、コネクター3内に収納されたシール部材5とを備える。
針管4は、外径が0.15〜0.45mmのものが使用される。針管4は、先端に刃面を有する針先4aが設けられている。刃面における針管4の軸方向の長さ(以下、「ベベル長B」という)は、0.5mm以上であることが好ましい。特に、ベベル長Bは、0.5〜1.4mmであることが好ましい。また、針管4の先端部の表面には、例えばシリコーン樹脂やフッ素形樹脂等からなるコーティング剤がコーティングされていることが好ましい。これにより、針管4を生体に穿刺した際に、皮膚と針管との摩擦を低減することができ、穿刺時に伴う痛みを軽減させることが可能となる。
針管4の材料としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金などが用いられる。また、針管4は、ストレート針、テーパー針などが用いられる。そして、この針管4は、ハブ2にその先端部が突出するように固定されている。
ハブ2は、図1ないし図4に示すように、針管4が貫通する本体部20と、本体部2の先端部および針管4の先端部の周囲を囲うように円筒状に形成された皮膚押圧用円筒部22を備える。さらに、この実施例のハブ4は、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28より所定長基端側に設けられ、皮膚に対して皮膚押圧用円筒部22が押し込まれる距離を認識させるための外方に突出するフランジ状の距離認識部21を備えている。具体的には、ハブ2は、略円柱状の本体部20を備え、本体部の先端より、所定長基端側の側面より、外方に延びる円盤状部(距離認識部)21を備えている。そして、円盤状部21の先端面より、先端方向に皮膚押圧用円筒部22が突出している。また、円盤状部(距離認識部)は、皮膚押圧用円筒部22の外面よりもさらに外方に突出するものとなっている。
そして、この実施例のハブ2では、本体部20の先端部の先端面はある程度の面積を有する皮膚当接用先端面23となっている。そして、針管4の先端部は、この当接用先端面23より、所定長突出している。また、針管4は、ハブ2の本体部20および皮膚押圧用円筒部22のほぼ中心軸上となるように配置されている。さらに、ハブ2は、図3に示すように、後端部が拡径した拡径部27を備え、拡径部27の後端面には、環状凹部29が形成されている。
そして、本発明の注射針組立体1は、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部が皮膚表面に対して斜めに押圧されることを阻害する部位を持たないものとなっている。言い換えれば、上述した外方に延びる円盤状部(距離認識部)21を備えるものの、この距離認識部21は、図9ないし図11に示すように、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部が皮膚表面に対して斜めに押圧されることを阻害しないものとなっている。
そして、この実施例の注射針組立体1では、図1ないし図4に示すように、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部の外側角部(外縁)26が90度以下のエッジを持たないものとなっている。図示する実施例では、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部の外縁が、エッジを持たない丸みを帯びたものとなっている。なお、外側角部26は、面取りされたものであってもよい。外側角部26が90度以下のエッジを持たないものとすることにより、図9ないし図11に示すように、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部が皮膚表面に対して斜めに押圧されたとき、エッジに起因する痛みの発生を防止できる。このため、皮膚表面に対して斜めに押圧されても十分な押圧力を加えることができる。
さらに、この実施例の注射針組立体1では、図1ないし図4に示すように、円盤状部(距離認識部)21の先端側外縁24も90度以下のエッジを持たないものとなっている。図示する実施例では、フランジ状の距離認識部21の先端側外縁24は、環状傾斜面となっている。さらに、環状傾斜面と距離認識部21の先端面間の鈍角の角部も丸められ、実質的にエッジを持たないものとなっている。なお、外縁24は、角が大きく丸められた環状湾曲面であってもよい。このようにすることにより、図9ないし図11に示すように、距離認識部21の先端側外縁24が皮膚表面に対して斜めに押圧されたとき、エッジに起因する痛みの発生を防止できる。
そして、本発明の注射針組立体1は、図9ないし図11に示すように、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部が、皮膚表面11に対して平行ではなく、皮膚表面11と皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部間の角度θが30度での先端開口部28の端部の全周の皮膚表面11への当接および押圧が可能であり、かつ、30度の角度かつ5N以上での押圧時に、先端開口部28の端部の全周(言い換えれば、環状端部の全体)は、皮膚表面に当接し、針管4は、皮膚押圧用円筒部22により形成される皮膚盛り上がり部12の皮膚表面12aに対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものとなっている。
さらに、この実施例の注射針組立体1は、皮膚表面11と皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部間の角度θが30度であり、かつ、5Nの押圧力にて押圧した時、針管4は、皮膚押圧用円筒部22により形成される皮膚盛り上がり部12の皮膚表面12aに対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであることが好ましい。特に、5N以下、望ましくは、3Nの押圧力にて押圧した時においても、針管4は、皮膚押圧用円筒部22により形成される皮膚盛り上がり部12の皮膚表面12aに対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであることが好ましい。
さらに、本発明の注射針組立体1は、上記角度θが40度であっても、針管は、皮膚押圧用円筒部により形成される皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであることが好ましい。特に、上記角度θが40度であり、かつ10N以上での押圧力にて押圧した時、先端開口部28の端部の全周(言い換えれば、環状端部の全体)は、皮膚表面に当接し、針管4は、皮膚押圧用円筒部22により形成される皮膚盛り上がり部12の皮膚表面12aに対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであることが好ましい。
さらに、本発明の注射針組立体1は、上記角度θが50度であっても、針管は、皮膚押圧用円筒部により形成される皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであることが好ましい。特に、上記角度θが50度であり、かつ、20N以上の押圧力にて押圧した時、先端開口部28のの端部の全周(言い換えれば、環状端部の全体)は、皮膚表面に当接し、針管4は、皮膚押圧用円筒部22により形成される皮膚盛り上がり部12の皮膚表面12aに対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであることが好ましい。
そして、この実施例の注射針組立体1では、図5に示すように、針管4の皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部からの突出長Eが0.5〜1.7mmとなっている。特に、突出長Eは、0.9〜1.6mmであることが好ましい。また、針管4のハブ2の本体部20の先端面23からの突出長は、0.5〜1.4mmとなっている。特に、この突出長は、0.8〜1.3mmであることが好ましい。
また、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の内径Dが、6〜14mmとなっている。特に、内径Dは、6〜12mmであることが好ましい。また、皮膚押圧用円筒部22の先端環状平坦部の幅Fは、0.4〜2.0mmであることが好ましい。特に、先端環状平坦面の幅Fは、0.5〜1.0mmであることが好ましい。ハブ2の本体部20の先端面23の直径は、0.5〜5.0mmであることが好ましい。特に、本体部20の先端面23の直径は、1.0〜2.0mmであることが好ましい。
また、本体部20の先端面23は、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部と同じか、先端開口部28より若干突出している。突出長Gは、0〜0.5mmであることが好ましい。特に、突出長Gは、0.1〜0.3mmであることが好ましい。また、針管4の本体部20の先端面23からの突出長は、0.5〜1.4mmであることが好ましく、特に、0.8〜1.3mmであることが好ましい。
また、距離認識部21の円筒部22の外面からの突出幅Hは、1〜5mmであることが好ましい。特に、突出幅Hは、2〜4mmであることが好ましい。また、距離認識部21の先端側外縁(環状傾斜部)24の幅Jは、0.05〜0.5mmであることが好ましい。特に、幅Jは、0.1〜0.3mmであることが好ましい。そして、皮膚押圧用円筒部22の距離認識部21からの突出長Iは、1〜5mmであることが好ましい。特に、突出長Iは、2〜4mmであることが好ましい。
そして、この実施例の注射針組立体1は、図1ないし図5に示すように、ハブ2の基端部に装着されたコネクター3を備える。
コネクター3は、筒状本体部31と、筒状本体部の先端に形成され、ハブ2への固定部となる先端フランジ部32と、筒状本体部の基端部外面に形成された注射針組立体側螺合部33とを備える。さらに、本体部31は、先端部内部にハブ基端部収納部34を有し、後端部内腔にシリンジのノズル部収納部35を有している。先端フランジ部32は、円盤状の先端面が、ハブ2の距離認識部21の後端面に当接し、当接部において両者が固定されている。
ハブ2およびコネクターの形成材料は、特に限定されるものではないが、合成樹脂、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、BS樹脂、ABS樹脂などのスチレン系樹脂、ポリカーボネート、塩化ビニル樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリエステル、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が好適に使用できる。
図1ないし図5に示す実施例の注射針組立体1は、コネクター3内に収納されたシール部材5を備える。シール部材5は、ハブ2の基端面にシール部材5の先端面が当接するように収納されている。シール部材は、図8に示すように、装着されるシリンジのノズル部78の先端とハブ2の後端間に押圧され、ハブ2の後端面およびシリンジのノズル部78の先端面と液密に接触するものとなっている。
シール部材5は、略円柱状に形成されており、針管4の基端部を収納している。シール部材5は、本体部50と、本体部50の内面に設けられ、針管4の基端部外面と液密に接触可能な環状突出部51を備える。また、本体部50は、先端部外側面に設けられた環状突出部52を有する。環状突出部52は、コネクター3のノズル収納部35よりも大きな外径を有している。このため、シール部材5の環状リブ52は、コネクター3のノズル収納部とハブ基端部収納部間の段差部と当接し、後端方向への移動が規制されている。さらに、シール部材5の先端面には、先端方向に突出する環状リブ54が設けられている。この環状リブ54は、ハブ2の後端面に形成された環状凹部29に進入している。
シール部材5の形成材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の合成ゴム、オレフィン系エラストマーやスチレン系エラストマー等の熱可塑性エラストマー等を使用することが好ましい。
次に、本発明の注射針組立体1が用いられる注射器具について説明する。
図6は、本発明の注射針組立体が用いられる注射器具の一例の正面図である。図7は、図6の注射器具の縦断面図である。
この例の注射器具6は、プレフィルドシリンジ7と、プレフィルドシリンジ7をプランジャーの後端側部分が露出するように収納するホルダー8と、プレフィルドシリンジ7のノズル部78を封止するシールキャップ9とを備える。
プレフィルドシリンジ7は、図6および図7に示すように、外筒71と、外筒71のノズル部78を被包するロックアダプタ72と、外筒71内に摺動可能に収納されたガスケット73と、ガスケット73に装着されたプランジャ74と、外筒71内に充填された薬液77を備える。そして、外筒71の先端部には、シールキャップ9が装着されている。
外筒71は、円筒状の本体部を有し、その先端に、本体部より小径かつ先端に向かって縮径するノズル部78を備える。また。外筒71は、基端にフランジ部75を備えている。また、この例における外筒71は、ノズル部78の基端部にロックアダプタ72を係止可能な係止用リブを備えている。さらに、ノズル部78の基端部には、図示しないロックアダプタの回転規制用リブを備えている。
外筒71の形成材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、環状ポリオレフィンポリマー、環状オレフィンコポリマーのような各種樹脂が挙げられるが、その中でも成形が容易で耐熱性があることから、ポリプロピレン、環状ポリオレフィンポリマー、環状オレフィンコポリマーのような樹脂が好ましい。なお、内部に充填された薬液を外側から目視にて確認できるように透明性が高く、充填された薬液を安定に保存可能な環状オレフィンポリマー、環状オレフィンコポリマーが、特に好ましい。
ロックアダプタ72は、図7に示すように、短い筒状体、言い換えれば、リング状部材であり、ノズル部78の外側面を被包するように設けられている。また、ロックアダプタ72の内周面には、キャップ9のノズル収納部93の外面に形成されたキャップ側螺合部と螺合可能なアダプタ側螺合部(筒状部側螺合部)が設けられている。また、外筒71のアダプタ側螺合部(筒状部側螺合部)は、上述した実施例の注射針組立体1のコネクタ3の注射針組立体側螺合部33と螺合可能なものとなっている。
シールキャップ9は、図7に示すように、大径に形成された本体部(把持部)91と、本体部91より突出する小径かつ円筒状のノズル収納部93と、ノズル収納部93内に収納されたシール部材92とを備えている。そして、ノズル収納部93内に外筒71のノズル部78が収納されるとともに、その先端は、シール部材92に密着し、液密にシールされている。また、キャップ9のキャップ側螺合部とアダプタ72のアダプタ側螺合部が、螺合し、キャップ9の外筒71からの離脱が防止されている。
ホルダー8は、先端から基端まで貫通した内腔を有する筒状部材81と、筒状部材81の内部であり、かつ先端より所定長後端側となる部分に収納されかつ固定されたプレフィルドシリンジ先端部保持部材(具体的には、ロックアダプタ保持部材)83を備える。さらに、筒状部材81は、後端部の内部に収納されかつ固定された外筒71のフランジ部保持部材82を備えている。ホルダー8は、プレフィルドシリンジ7をプランジャー74の押圧部76を含む後端側部分が露出するように収納するとともに、プレフィルドシリンジ7は、上述の保持部材により、ホルダーに保持され、移動不能なものとなっている。
次に、本発明の注射針組立体の作用について説明する。
最初に、例えば、図6および図7に示したようなプレフィルドシリンジ7を備える注射器具6を準備する。そして、注射器具6よりシールキャップ9を取り外し、プレフィルドシリンジ7のノズル部78に、本発明の注射針組立体1を装着する。この実施例の注射針組立体1および注射器具6では、注射針組立体1を回転させて、プレフィルドシリンジ7のロックアダプタ72のアダプタ側螺合部と、注射針組立体1のコネクタ3の注射針組立体側螺合部33とを螺合させることにより、図8のように装着される。装着状態では、注射針組立体1のシール部材5は、ハブ2の後端面とノズル部78の先端面間に押圧された状態となり、プレフィルドシリンジ7内は、シール部材5を介して、注射針組立体1の針管4内と液密状態にて連通するものとなる。
そして、注射針組立体1が装着された注射器具6のホルダー8を握り、親指が、プランジャー7の押圧部76上となる状態とする。これにより、投与可能な状態となる。そして、通常は、上記の把持状態において、注射針組立体の皮膚変形部を皮膚に対して、平行に当て、針管を皮膚に対して、垂直に穿刺した後、プランジャーを押込む(親指を押し下げる)ことにより、薬剤投与が行われる。しかし、投与環境、投与対象が幼児である場合、投与時の患者の動きなどの種々の要因により、図9に示すように、注射針組立体1の皮膚押圧用円筒部22が、皮膚10の皮膚表面11に対して斜めに押し当てられる場合がある。しかし、本発明の注射針組立体1では、図10に示すように、注射針組立体1の皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部が、皮膚に対して斜めに押し当てられることを阻害しない。そして、斜めに押し当てられると、押し当てられた部分が窪むものの押し当ての進行により、注射針組立体1の皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部の全周が皮膚に押し当てられる。そして、本発明の注射針組立体1では、図12に示すように、注射針組立体1の皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部の全周が皮膚に押し当てられた時、皮膚押圧用円筒部22内に形成される皮膚10の皮膚表面11の盛り上がり部12は、皮膚押圧用円筒部22の先端開口部28の端部とほぼ平行なものとなる。このため、針管4は、皮膚10の盛り上がり部12の皮膚表面12aに対して、ほぼ垂直に穿刺されるものとなる。
1 注射針組立体
2 ハブ
3 コネクタ
4 針管
22 皮膚押圧用円筒部
28 先端開口部

Claims (6)

  1. 生体に穿刺可能な針先を有し、外径が0.15〜0.45mmの針管と、前記針管を保持するハブとを備え、さらに、前記ハブが、前記針管の周囲を囲うように円筒状に形成され、先端開口部の端部が皮膚に押し付けられることにより、前記先端開口部内で皮膚の盛り上がりを形成する皮膚押圧用円筒部を備える注射針組立体であって、
    前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が皮膚表面に対して斜めに押圧されることを阻害する部位を持たず、かつ、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の内径が、6〜14mmであり、前記針管は、前記先端開口部の中心軸上に配置され、かつ、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部からの突出長が0.5〜1.4mmであり、さらに、前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が、前記皮膚表面に対して平行ではなく、前記皮膚表面と前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部間が30度の角度での前記先端開口部の端部全周の前記皮膚表面への当接および押圧が可能であり、かつ、前記30度の角度かつ5N以上の押圧時に、前記針管は、前記皮膚押圧用円筒部内に形成される前記皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものであることを特徴とする注射針組立体。
  2. 前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が、前記皮膚表面に対して平行ではなく、前記皮膚表面と前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部間が40度の角度での前記皮膚押圧用円筒部の端部全周の前記皮膚表面への当接および押圧が可能であり、かつ、前記40度の角度かつ10N以上の押圧時に、前記針管は、前記皮膚押圧用円筒部内に形成される前記皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものである請求項1に記載の注射針組立体。
  3. 前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部が、前記皮膚表面に対して平行ではなく、前記皮膚表面と前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の端部間が50度の角度での前記皮膚押圧用円筒部の端部全周の前記皮膚表面への当接および押圧が可能であり、かつ、前記50度の角度かつ20N以上の押圧時に、前記針管は、前記皮膚押圧用円筒部内に形成される前記皮膚盛り上がり部の皮膚表面に対して、ほぼ直交する状態で穿刺されるものである請求項1に記載の注射針組立体。
  4. 前記皮膚押圧用円筒部の先端における厚さが、0.4〜2.0mmである請求項1ないし3のいずれかに記載の注射針組立体。
  5. 前記注射針組立体は、前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部より所定長基端側に設けられ、皮膚に対して前記皮膚押圧用円筒部が押し込まれる距離を認識させるための外方に突出するフランジ状の距離認識部を備え、前記フランジ状の距離認識部の先端側外縁は、環状傾斜面もしくは角が大きく丸められた環状湾曲面となっている請求項1ないし4のいずれかに記載の注射針組立体。
  6. 前記皮膚押圧用円筒部の前記先端開口部の外縁が、角部を持たない丸みを帯びたものとなっている請求項1ないし5のいずれかに記載の注射針組立体。
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