JP2015064622A - 飲料提供装置 - Google Patents

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修一 伊藤
Shuichi Ito
修一 伊藤
秀之 峯崎
Hideyuki Minezaki
秀之 峯崎
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【課題】飲料ノズルからの飲料の吐出終了直後に、飲料ノズルから後だれが生じても、その後だれでカップの外面などが濡れるのを防止することができる飲料提供装置を提供する。
【解決手段】斜め下に向かって飲料を吐出するように配置された飲料ノズル41を有し、飲料の提供時に、飲料ノズル41から飲料を吐出し、所定の飲料供給位置に保持されているカップCに供給する飲料供給装置と、カップCを飲料供給位置に保持するとともに、カップCを水平に移動させることが可能なカップ搬送装置と、飲料供給装置及びカップ搬送装置を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、飲料の提供時において、飲料供給位置に保持されているカップCに飲料を供給させるとともに、その供給の終了直後に、カップCを、飲料ノズル41から滴下する飲料である後だれ液Aを受け取り可能な後だれ液受取位置に移動させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、カップ式自動販売機や飲料ディスペンサなどに適用され、飲料の提供時に、飲料ノズルから飲料を吐出させ、その飲料をカップに供給し、提供する飲料提供装置に関する。
従来、この種の飲料提供装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この飲料提供装置は、カップ式自動販売機に適用されたものであり、コールド飲料用の飲料ノズルとして、希釈用の冷水を吐出する希釈水ノズル、炭酸水を吐出する炭酸水ノズル、及びコールド飲料の原液であるシロップを吐出するシロップノズルを備えている。これらの飲料ノズルは、自動販売機の商品取出口において、カップが載置されるベンドステージの上方に、前下がりに傾斜した状態に配置されている。そして、この自動販売機では、炭酸飲料を販売する場合、ベンドステージ上にセットされたカップに対し、シロップ及び炭酸水を供給することによって、炭酸飲料を調理する。
上記のようにして炭酸水をカップに供給する場合、その供給が終了しても、炭酸水ノズルやそれに接続された搬送チューブの内部に残留した炭酸水が発泡することで、炭酸水ノズルの先端の吐出口から微量の炭酸水の液体が滴下する、いわゆる後だれが生じやすい。このため、上記の自動販売機では、炭酸水ノズルの先端部に、その吐出口から後だれする液体(以下単に「後だれ液」という)をカップの外側に案内するための液体ガイドが設けられている。この液体ガイドは、炭酸水ノズルの吐出口に連なり、カップの外方に向かって前下がりに傾斜する傾斜面を有している。これにより、炭酸水ノズルの吐出口からの後だれ液は、液体ガイドの傾斜面を伝って流れ、カップの外側に排出される。
特開2007−141147号公報
上記の炭酸水ノズルは、前述したように、前下がりに傾斜した状態に配置され、その先端の吐出口が、ベンドステージにセットされたカップの内方に向いた状態で、そのカップの上面開口の周縁部よりも若干内側に位置している。このため、吐出口からの後だれ液は、カップの上方において、その上面開口の周縁部を内側から外側に横切るように、液体ガイドの傾斜面を伝って流れる。この場合、例えば、後だれ液の量が多い場合、液体ガイドの傾斜面の途中で落下することがあり、その落下した後だれ液が、カップの外面や、そのカップを両側から支えるカップホルダなどに付着するおそれがある。この場合には、購入者がカップを手に取ったときに、自身の手が濡れることなどで、購入者に不快感を与えてしまうことがある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、飲料ノズルからの飲料の吐出終了直後に、飲料ノズルから後だれが生じても、その後だれでカップの外面などが濡れるのを防止することができる飲料提供装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、飲料をカップに供給し、提供する飲料提供装置であって、斜め下に向かって飲料を吐出するように配置された飲料ノズルを有し、飲料の提供時に、飲料ノズルから飲料を吐出し、所定の飲料供給位置に保持されているカップに供給する飲料供給手段と、カップを飲料供給位置に保持するとともに、カップを水平に移動させることが可能なカップ移動手段と、飲料供給手段及びカップ移動手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、飲料の提供時において、飲料供給位置に保持されているカップに飲料を供給させるとともに、その供給の終了直後に、カップを、飲料ノズルから滴下する飲料である後だれ液を受け取り可能な後だれ液受取位置に移動させることを特徴とする。
この構成によれば、制御手段によって飲料供給手段及びカップ移動手段を制御することにより、飲料の提供時において、飲料供給手段の飲料ノズルから飲料を斜め下に向かって吐出し、その飲料を、カップ移動手段によって飲料供給位置に保持されているカップに供給する。そして、その供給の終了直後に、カップを上記の後だれ液受取位置に移動させる。これにより、飲料ノズルからの飲料の吐出終了直後に、飲料ノズルから後だれが生じても、その後だれ液をカップで受け取ることができ、カップの外面などが濡れるのを防止することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の飲料提供装置において、飲料供給手段は、飲料ノズルから炭酸水を吐出し、供給可能に構成されており、飲料ノズルは、飲料供給位置に保持されるカップに対し、吐出した炭酸水がカップの内側面に当たるとともにその周方向に沿って一方向に流れるように設置されていることを特徴とする。
この構成によれば、飲料ノズルから吐出される炭酸水は、飲料供給位置に保持されるカップに対し、その内側面に当たるとともに、周方向に沿って一方向に流れる。これにより、例えば、炭酸飲料の原液であるシロップと炭酸水をカップ内に供給することによって炭酸飲料を調理する際に、カップに供給された炭酸水の勢いによって、シロップと炭酸水をカップ内で回転させながら、良好に攪拌でき、良質の炭酸飲料を提供することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の飲料提供装置において、飲料ノズルは、飲料を吐出する吐出口を有しており、飲料供給位置は、飲料ノズルの吐出口を通る鉛直線が飲料を供給すべきカップの上面開口の周縁部の外側に位置するように設定され、後だれ液受取位置は、鉛直線がカップの上面開口の周縁部の内側に位置するように設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、飲料供給位置が上記のように設定されることにより、飲料ノズルの吐出口から吐出した飲料がカップの内側面に当たるまでの距離を十分に確保できるとともに、その内側面に当たる飲料の角度を比較的簡単に鋭角にすることができる。これにより、その飲料がカップの内側面に当たるときの衝撃を緩和しながら、カップの内側面の周方向に沿って流れるように、飲料をカップに供給することができる。これにより、例えばその飲料ノズルから吐出される飲料が炭酸水である場合、その炭酸水がカップに供給される際の発泡を抑制でき、炭酸の効きの良い良質の炭酸飲料を得ることができる。また、後だれ液受取位置が上記のように設定されることにより、飲料ノズルからの後だれ液がカップの上面開口の周縁部の内側に落下するので、その後だれ液をカップで確実に受け取ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の飲料提供装置において、飲料提供装置は、飲料の販売時に、販売機本体内において飲料を調理するカップ式自動販売機であり、カップ移動手段は、飲料を調理するために、販売機本体内においてカップを前後方向及び左右方向に搬送するカップ搬送装置であることを特徴とする。
この構成によれば、飲料提供装置としてのカップ式自動販売機において、販売機本体内でカップを前後方向及び左右方向に搬送する既存のカップ搬送装置を、カップ移動手段として利用することができる。これにより、後だれによる不具合を回避することができるカップ式自動販売機を容易にかつ低コストで実現することができる。
本発明の飲料提供装置を適用したカップ式自動販売機の内部構造を示す正面図である。 カップ搬送装置及びパウダートレイを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 飲料供給位置に位置するカップと飲料ノズルとの位置関係を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 飲料販売における飲料供給装置及びカップ搬送装置の制御処理を示すフローチャートである。 販売時におけるカップへの飲料供給動作を順に説明するための説明図であり、(a)は飲料供給位置に搬送されたカップに飲料を供給する状態、(b)は飲料供給の終了直後に、カップを後だれ液受取位置に移動させた状態、(c)は後だれ液をカップで受け取る状態を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による飲料提供装置を適用したカップ式自動販売機の内部構造を示している。このカップ式自動販売機1は、コーヒーやジュースなどの飲料をカップCに入れて販売するものであり、前面が開放した縦長ボックス状の販売機本体2と、その前面に開閉自在に設けられたメインドア(図示せず)とを備えている。販売機本体2内には、左側にコーヒーを調理するためのコーヒー調理部3が設けられ、その右側にパウダーやシロップを用いて各種の飲料を調理するための飲料調理部4が設けられている。
コーヒー調理部3は、ホット用及びアイス用のコーヒー豆をそれぞれ収容する2つのキャニスタ11と、これらのキャニスタ11からシュート12を介して供給されたコーヒー豆を挽き、コーヒー粉を生成するミル13と、生成されたコーヒー粉及び湯を用いてコーヒーを抽出するコーヒー抽出装置14などを備えている。なお、コーヒー抽出後のコーヒー豆やペーパーフィルタは、下部に配置された滓バケツ15に排出される。
一方、飲料調理部4は、砂糖、クリーム及び各種飲料の原料用パウダーをそれぞれ収容する多数のキャニスタ21と、これらのキャニスタ21からパウダーをカップCに直接案内したり、パウダーを湯と攪拌したりする多数のミキシングボウルを有するシュート・ミキシングユニット22と、カップCを前後方向及び左右方向に搬送するカップ搬送装置23と、複数の飲料ノズルで構成されたノズルユニット24を有し、各種の飲料をカップCに供給する図示しない飲料供給装置(飲料供給手段)と、上記のカップ搬送装置23及び飲料供給装置を制御するマイクロコンピュータで構成された図示しない制御装置(制御手段)などを備えている。なお、カップ搬送装置23の下側には、飲料調理用の各種のパウダーや液体が販売機本体2内の下部に落下するのを防止するためのパウダートレイ25が設けられている。
図2は、カップ搬送装置23及びパウダートレイ25を示している。同図に示すように、カップ搬送装置23は、カップCを保持するカップホルダ31と、これを前後左右に水平に移動させることにより、カップホルダ31に保持されたカップCを水平に搬送する水平搬送機構32とを備えている。
カップホルダ31は、ボックス状に形成された本体部33と、この本体部33の前面下端部から前方に突出するように設けられ、カップCを載置した状態で支持するカップステージ34と、本体部33の前面上部から前方に突出するように設けられ、カップステージ34に載置されたカップCを左右両側から把持した状態で支持する左右2つの把持アーム35、35とを有している。一方、水平搬送機構32は、カップホルダ31を下方から支持した状態で、これを前後方向に移動させることにより、カップホルダ31に保持されたカップCを前後方向に水平に搬送する前後方向搬送機構36と、この前後方向搬送機構36を下方から支持した状態で、カップホルダ31とともに左右方向に移動させることにより、カップホルダ31に保持されたカップCを左右方向に水平に搬送する左右方向搬送機構37とを備えている。
前後方向搬送機構36は、所定形状の金属板を折曲げ加工することなどによって構成され、前後方向に所定長さ延びるボックス状の可動レール36aを有している。図示は省略するが、この可動レール36a内には、前端部及び後端部に配置された前後2つのプーリ、及びこれらに巻き掛けられるとともに、カップホルダ31に連結された無端のタイミングベルトが設けられている。可動レール36aの底面後端部には、ステッピングモータが設けられており、そのモータによって、後ろ側のプーリが回転駆動されることにより、タイミングベルトが回転し、それに伴い、カップホルダ31が、可動レール36a上をこれに沿って前後方向に移動する。なお、上記の可動レール36aは、前側の所定部分が左右方向搬送機構37で下方から支持されるとともに、後端部が左右方向に延びる後レール部38に、図示しないローラを介して、摺動自在に係合している。
左右方向搬送機構37は、所定形状の金属板を折曲げ加工することなどによって構成され、左右方向に所定長さ延びるボックス状の固定レール37aを有している。図示は省略するが、この固定レール37a内には、左端部及び右端部に配置された左右2つのプーリ、及びこれらに巻き掛けられるとともに、可動レール36aに連結された無端のタイミングベルトが設けられている。固定レール37aの底面左端部には、ステッピングモータが設けられており、そのモータによって、左側のプーリが回転駆動されることにより、タイミングベルトが回転し、それに伴い、可動レール36aが、カップホルダ31とともに、固定レール37a上をこれに沿って左右方向に移動する。
飲料供給装置は、前記コーヒー調理部3で調理されたコーヒー、希釈用の湯や冷水、炭酸水及び複数種類のシロップをカップCに供給するように構成されており、これらの飲料は、ノズルユニット24の対応する飲料ノズルからそれぞれ吐出される。
図3は、飲料を吐出し、カップCに供給するノズルユニット24のうち、コールド飲料用の複数(本例では4つ)の飲料ノズル40を示しており、具体的には、炭酸水を吐出する炭酸水ノズル41、希釈用の冷水を吐出する希釈水ノズル42、互いに異なるシロップを吐出する2つのシロップノズル43、43を示している。これらの飲料ノズル40は、吐出する飲料に応じて、所定の径及びサイズを有する円筒状に形成されるとともに、下流端に飲料を吐出する吐出口40aを有している。また、各飲料ノズル40は、対応する飲料を搬送する搬送チューブ44が接続されるとともに、ノズルホルダ45を介して、所定の位置及び姿勢で設置されている。
すなわち、各飲料ノズル40は、所定の飲料供給位置に保持されるカップCに対し、その上面開口の内側に吐出口40aが向いた状態で、前下がりに傾斜した状態に設置されている。またこの場合、これらの飲料ノズル40の吐出口40aはいずれも、それを通る鉛直線Lが上記カップCの上面開口の周縁部の外側に位置するように、飲料ノズル40が設置されている。換言すると、カップCに飲料が供給される飲料供給位置は、飲料ノズル40の吐出口40aを通る鉛直線LがカップCの上面開口の周縁部の外側に位置するように設定されている。
また、上記のように設置された各飲料ノズル40から吐出される飲料は、図3(a)及び(b)において一点鎖線で示すように、飲料供給位置のカップCに供給される。具体的には、炭酸水ノズル41及び希釈水ノズル42からそれぞれ吐出される炭酸水及び希釈水は、カップCの内側面に対し、鋭角を為すように当たり、一方、両シロップノズル43から吐出されるシロップは、カップCの内側面に対し、ほぼ直角を為すように当たる。これにより、炭酸水ノズル41及び希釈水ノズル42からそれぞれ吐出される炭酸水及び希釈水は、カップCの内側面に当たるとともに、その周方向に沿って一方向(本実施形態では反時計方向)に流れるように、カップCに供給される。
次に、図4及び図5を参照しながら、自動販売機1における飲料販売の一例として、炭酸飲料の販売動作について説明する。図4は、飲料販売におけるカップ搬送装置23及び飲料供給装置の制御処理のフローチャートを示している。図4に示すように、まずステップ1(図4では「S1」と図示。以下同じ)において、販売指令が有るか否かを判別し、その判別結果がNOのときには、本処理をそのまま終了する。一方、ステップ1の判別結果がYESで、販売指令があったときには、図示しないカップ供給装置からカップ搬送装置23のカップホルダ31へのカップCの供給があったか否かを判別する(ステップ2)。この判別結果がNOで、カップホルダ31にカップCが未だ供給されていないときには、本処理をそのまま終了する。一方、ステップ2の判別結果がYESで、カップホルダ31にカップCが供給されたときには、続くステップ3に進む。
このステップ3では、カップ搬送装置23によって、カップCを飲料供給位置に搬送する。図5(a)は、カップCが飲料供給位置に搬送された状態を示している。同図に示すように、炭酸水ノズル41及び一方のシロップノズル43からそれぞれ、炭酸水及びシロップを吐出し、飲料供給位置に保持されたカップCに供給する(ステップ4)。この場合、炭酸水ノズル41から吐出し、カップCの内側面に当たった炭酸水は、反時計方向に回転するように供給され、これにより、カップC内で供給されたシロップと良好に攪拌される。
次いで、ステップ5において、飲料供給が終了したか否かを判別する。この判別結果がNOのときには、カップCへの飲料供給を継続する。一方、ステップ5の判別結果がYESで、飲料供給が終了したときには、その終了直後に、カップ搬送装置23によって、カップCを若干搬送し、図5(b)に示すように、後だれ液受取位置に移動させる。この後だれ液受取位置は、前述した飲料供給位置に対し、カップCを左方に所定距離、移動させた位置であり、図5(b)に示すように、所定の飲料ノズル40(本例では炭酸水ノズル41)の吐出口40aを通る鉛直線LがカップCの上面開口の周縁部の内側に位置するように設定されている。これにより、図5(c)に示すように、炭酸水ノズル41から後だれが生じた場合、その後だれ液Aは、カップCに受け取られる。
次いで、カップCの後だれ液受取位置への搬送後、所定時間(例えば1〜3秒)が経過したか否かを判別する(ステップ7)。そして、ステップ7の判別結果がYESのときには、炭酸水ノズル41からの炭酸水の吐出終了から後だれが止まるまでの十分な時間が経過したとして、カップCを後だれ液受取位置の前方の商品取出口1aに搬送する(ステップ8)。
なお、商品取出口1aから飲料入りのカップCが購入者に取り出されると、カップ搬送装置23のカップホルダ31は、次回の飲料販売に備えて、所定の待機位置に戻る。
以上詳述したように、本実施形態によれば、飲料の販売時において、飲料ノズル40から吐出させた飲料を、飲料供給位置に保持されているカップCに供給し、その終了直後に、カップCを後だれ液受取位置に移動させる。これにより、飲料ノズル40からの飲料の吐出終了直後に、飲料ノズル40から後だれが生じても、その後だれ液AをカップCで受け取ることができ、カップCの外面や、カップホルダ31の把持アーム35などが濡れるのを防止することができる。これにより、カップCなどが濡れることによる不快感を購入者に与えることなく、飲料を販売することができる。
また、炭酸水ノズル41から吐出される炭酸水は、飲料供給位置に保持されたカップCに対し、その内側面に当たるとともに周方向に沿って一方向に流れるので、カップCに供給された炭酸水の勢いによって、シロップと炭酸水をカップC内で回転させながら、良好に攪拌でき、良質の炭酸飲料を販売することができる。さらに、炭酸水ノズル41の吐出口40aから吐出した炭酸水がカップCの内側面に当たるまでの距離が十分に確保され、その内側面に当たる炭酸水の角度が鋭角であるので、炭酸水がカップCの内側面に当たるときの衝撃を緩和しながら、カップCの内側面の周方向に沿って流れるように、炭酸水をカップCに供給することができる。これにより、炭酸水がカップCに供給される際の発泡を抑制でき、炭酸の効きの良い良質の炭酸飲料を販売することができる。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、本発明をカップ式自動販売機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、飲料ノズルから飲料を吐出し、カップに供給する飲料ディスペンサにも適用することが可能である。
また、実施形態で示した飲料ノズル40及びカップ搬送装置23の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
1 カップ式自動販売機(飲料提供装置)
2 販売機本体
3 コーヒー調理部
4 飲料調理部
23 カップ搬送装置
24 ノズルユニット
31 カップホルダ
32 水平搬送機構
40 飲料ノズル
40a 飲料ノズルの吐出口
41 炭酸水ノズル(飲料ノズル)
42 希釈水ノズル(飲料ノズル)
43 シロップノズル(飲料ノズル)
44 搬送チューブ
C カップ
L 鉛直線
A 後だれ液

Claims (4)

  1. 飲料をカップに供給し、提供する飲料提供装置であって、
    斜め下に向かって飲料を吐出するように配置された飲料ノズルを有し、飲料の提供時に、当該飲料ノズルから飲料を吐出し、所定の飲料供給位置に保持されているカップに供給する飲料供給手段と、
    カップを前記飲料供給位置に保持するとともに、当該カップを水平に移動させることが可能なカップ移動手段と、
    前記飲料供給手段及び前記カップ移動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、飲料の提供時において、前記飲料供給位置に保持されているカップに飲料を供給させるとともに、その供給の終了直後に、当該カップを、前記飲料ノズルから滴下する飲料である後だれ液を受け取り可能な後だれ液受取位置に移動させることを特徴とする飲料提供装置。
  2. 前記飲料供給手段は、前記飲料ノズルから炭酸水を吐出し、供給可能に構成されており、
    前記飲料ノズルは、前記飲料供給位置に保持されるカップに対し、吐出した炭酸水が当該カップの内側面に当たるとともにその周方向に沿って一方向に流れるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の飲料提供装置。
  3. 前記飲料ノズルは、飲料を吐出する吐出口を有しており、
    前記飲料供給位置は、前記飲料ノズルの吐出口を通る鉛直線が飲料を供給すべきカップの上面開口の周縁部の外側に位置するように設定され、
    前記後だれ液受取位置は、前記鉛直線が前記カップの上面開口の周縁部の内側に位置するように設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料提供装置。
  4. 前記飲料提供装置は、飲料の販売時に、販売機本体内において飲料を調理するカップ式自動販売機であり、
    前記カップ移動手段は、飲料を調理するために、前記販売機本体内においてカップを前後方向及び左右方向に搬送するカップ搬送装置であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の飲料提供装置。
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