JP2015064015A - 分配弁およびガスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、1つの製品で多くの潤滑箇所に適宜対応可能な分配弁を提供する。【解決手段】本発明の分配弁は、第1ブロック片3に、注入口7、複数の往復動可能な第1ピストン15a〜15b、第1吐出口19a〜19d、第1流体路Xを設けた第1ブロック部1。第1ブロック部と積み重ね可能な第2ブロック片33に、複数の往復動可能な第2ピストン45a,45b、第2吐出口49a〜49d、第2流体路Yを設けた第2ブロック部30。要求される吐出口数に応じた個数が第1ブロック部と第2ブロック部との間に積み重ねられる選択可能な、第3ブロック片63に、複数の往復動可能な第3ピストン75a,75bと、第3吐出口79a〜79dと、第3流体路Zとを有した第3ブロック部60を有するものとした。同構成により、第3ブロック部の数量を、要求される分配個所の数量に応じて、適宜、増やしたり減少させたりして対応することにより、1つの製品で、求められる潤滑剤の分配数量と対応した吐出口をもつ分配弁が得られる。【選択図】図5

Description

本発明は、注入された流体を複数の吐出口から分配する分配弁に関し、詳しくは注入される流体にて複数のピストンが順次駆動され、順に複数の吐出口から流体が送り出される分配弁およびガスケットに関する。
大形トラックやバスや建設機械や産業用機械などでは、軸受部など多くの被潤滑部に供給するため、分配弁を用いて各部に潤滑剤(流体)を分配することが行われている。
こうした分配弁は、1個所から多くの被潤滑部へ分配する要望が多い。そのため、多口数の分配弁には、特許文献1の図1にも開示されているように柱形のアルミダイキャスト製の本体に、注入口や、2列で長手方向に並行に配置した複数本のピストンや、ピストン毎の吐出口や、供給ポンプから注入される潤滑剤で各ピストンを順次駆動させて潤滑剤を各吐出口から順に送り出す潤滑剤路を設けた一体成形品が用いられる。
特開2004−232687号公報(図1)
このような1つのブロックで形成される分配弁は、潤滑剤を分配する吐出口の数量が、例えば8口などを基準として一義的に定められている。このため、例えば8個を越える被潤滑部へ、潤滑剤の供給が求められるときは、1つの分配弁では対処できないため、例えば8口の吐出口を有する分配弁に、補助金具や配管部材などを用いて、別途、複数個の分配弁を接続して、分配する口数を増やしている。
ところが、一体成形品の分配弁は、コスト的に高価な製品なので、このように口数を多くするために、一体成形品の分配弁を複数個用いると、求められる分配はできても、かなりコスト的な負担が強いられる。しかも、複数の分配弁を設置するための設置スペースが必要となるうえ、別途、補助金具や配管部材が必要となる問題もある。
そこで、本発明の目的は、1つの製品で多くの分配個所に適宜、対応可能とした分配弁およびガスケットを提供することにある。
請求項1の発明の第1の態様に関わる分配弁は、第1ブロック片に、流体が注入される注入口と、複数の往復動可能な第1ピストンと、第1ピストン毎の第1吐出口と、注入口からの流体が流通する第1流体路とを設けている第1ブロック部と、第1ブロック部と積み重ね可能な第2ブロック片に、複数の往復動可能な第2ピストンと、第2ピストン毎の第2吐出口と、注入口からの流体が流通する第2流体路とを設けている第2ブロック部と、第1ブロック部と第2ブロック部との間に、要求される吐出口数に応じた個数が積み重ねられる選択可能な第3ブロック部とを有し、第3ブロック部は、第1ブロック部および第2ブロック部と積み重ね可能な第3ブロック片に、複数の往復動可能な第3ピストンと、第3ピストン毎の第3吐出口と、注入口からの流体が流通する第3流体路とを有し、第1流体路、第2流体路、第3流体路は、第1ブロック部、要求に応じて選択された個数の第3ブロック部、第2ブロック部を重ねたとき、注入口から注入される流体により、第1〜第3ピストンが順次駆動され、当該各第1〜第3ピストンの摺動変位に応じて、流体を各第1〜第3吐出口から分配して送り出す経路が設定されることとした。
請求項2の発明の第1の態様に関わる分配弁は、第1〜第3ブロック部が、重ねた方向から締結部材にて、相互間が締結されることとした。
請求項3の発明の第1の態様に関わる分配弁は、重なり合う第1〜第3ブロック部の各ブロック部間にシール部を有し、第1〜第3流体路のうち、ブロック部間を通じてピストン間を連通する通路部分は、シール部に形成された通路と、当該通路を挟んだ各ブロック片にそれぞれ形成され、通路を介してピストン間を連通する通孔とを有していることとした。
請求項4の発明の第1の態様に関わる分配弁は、シール部が、第1〜第3ブロック部の間に配置される基板部と、基板部に形成された通路開口と、基板部の外周縁部および通路開口の縁部にそれぞれ設けられた弾性シール部とを有していることとした。
請求項5の発明の第1の態様に関わるガスケットは、シールされる被シール部材間に配置される基板と、基板に形成された通路開口と、基板の外周縁部および通路開口の縁部にそれぞれ設けられた弾性シール材とを有していることとした。
請求項1の発明の分配弁によれば、注入口の有る第1ブロック部と、第2ブロック部との間に介在される第3のブロック部の数量を、要求される分配個所の数量に応じて、適宜、増やしたり減少させたりして対応することにより、1つの製品で、求められる潤滑剤の分配数量と対応した吐出口をもつ分配弁を得ることができる。これにより、多くの分配個所でも、1つの分配弁(製品)で対応でき、たとえ流体を分配する個所が多くとも、別途、補助金具や配管部材を用いずにすむ。
したがって、分配する個所が多くとも、分配に求められるコストは安価ですむ。しかも、複数の分配弁を用いる場合に比べ、分配弁を設置する設置スペースは抑えられるうえ、分配弁につながる配管も簡素になる。
請求項2の発明の分配弁によれば、簡単な構造で、各種、吐出口の数量を異ならせた分配弁を容易に組み立てることができる。
請求項3の発明の分配弁によれば、重なり合うブロック部間を通じてピストン間を連通する通路部分は、三次元的な加工を必要としない、シール部の通路、ブロック片の通孔を形成するといった二次元的な通路で実現でき、第1〜第3流体路を容易に形成することができる。
請求項4の発明の分配弁によれば、基板部と弾性シール部とを組み合わせたシール部により、第1〜第3ブロック部間に、高い面圧下でシールされる通路部分が形成できる。これにより、第1〜第3ブロック部間に、流体の漏れのおそれのない通路部分が確保でき、どのような圧力の流体が分配されることになっても、常に良好に流体の分配を行うことができる。
請求項5の発明のガスケットによれば、通路開口を有する基板に弾性シール材を組み合わせるガスケット構造により、被シール部材間にガスケットが配置されるだけで、被シール部材間に、高い面圧下でシールされる通路を容易に形成することができる。
本発明の一実施形態に係る分配弁の外形を示す斜視図。 図1中の矢視Aから見た側面図。 図1中の矢視Bから見た背面図。 同分配弁の口数を増減可能とする構造を示す側面図。 分配弁を各ブロック部毎に分解した分解斜視図。 図4中のC−C線に沿う第1ブロック部の平断面図。 図4中のD−D線に沿う第3ブロック部の平断面図。 図4中のE−E線に沿う第2ブロック部の平断面図。 ブロック部間に介在するガスケットを示す平面図。 図9中のF−F線に沿うガスケットの一部の断面図。 第1、第2、第3潤滑路で設定される分配弁の経路を概略的に示す斜視図。 図2の分配弁をG−G線から展開した断面図。 異なる口数(吐出口の数量:16口)に設定した分配弁を示す分解斜視図。 異なる口数(吐出口の数量:8口)に設定した分配弁を示す分解斜視図。
以下、本発明を図1〜図14に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は、流体、例えば粘性流体、具体的にはグリースなど粘性を有する潤滑剤を分配する縦形の分配弁の外観を示し、図2および図3は、同分配弁の側面および背面をそれぞれ示し、図4は同分配弁の基本的な構造を示している。
縦形の分配弁は、図1〜図4に示されるように最上部に配置されるトップブロック1(本願の第1ブロック部に相当)と、最下部に配置されるベースブロック30(本願の第2ブロック部に相当)と、これらトップブロック1とベースブロック30との間に介在される中間ブロック60(本願の第3ブロック部に相当)とに分かれていて、これらを重ね合わせることにより、全体が構成される。特に中間ブロック60は、例えば同じ構造(共通)で構成され、選択可能な個数が用意されている。中間ブロックは複数個、図4では例えば3つの中間ブロック60が用意されている。なお、トップブロック1、ベースブロック30、中間ブロック60は、いずれも本願の被シール部材に相当する(請求項5)。
分配弁は、これら中間ブロック60を、要求される潤滑剤の供給個所の数量に応じ、適宜、個数を選択して、トップブロック1とベースブロック30との間に、シール部、例えば別体なシール部であるところのガスケット2(ブロック間をシールするもの)と共に配置する。ここでは、要求される吐出口数に応じて中間ブロック60を、一段、あるいは二段に重ねることにより、要求される吐出口数、すなわち所要数の分配口数が確保(設定)される。つまり、分配弁は、中間ブロック60の数量を可変すると、適宜、分配口数が設定される分割式になっている。
図1〜図3は、同構造を用いて分配口数を、例えば基準となる8口から、12口に増やしたときの分配弁が示されている。図5には、同分配弁の分解図、図6〜図8には、同分配弁の各部たるトップブロック1、中間ブロック60、ベースブロック30の平断面図が示されている。図9および図10は、そのブロック間に配置されるガスケット2の平面図および断面図が示されている。図12は、同分配弁を、図2中のG−G線から展開した、各トップブロック1、中間ブロック60、ベースブロック30の連続した断面が示されている。また図11は、同分配弁内における潤滑剤の経路が概略的に示されている。
トップブロック1を説明すると、トップブロック1の本体は、例えば角形の扁平形状に形成されたブロック片3(本願の第1ブロック片に相当)から構成されている(図1〜図6)。このブロック片3の上部中央には、逆止弁5a(図5、図11に概略的に図示)を内蔵した口体部5が設けられている。本実施形態では口体部5は、例えば横向きに配置されている。口体部5の先端から、グリースなど潤滑剤が注入される注入口7を形成している。本実施形態では、この注入口7が向いた方向を前側とし、反対側を背面側としている。注入口7は、ブロック片3の中央下面に開口する縦向きの通孔9(貫通孔)と連通している。
ブロック片3の内部には、図6に示されるように通孔9を挟んだ両側の位置に、口体部5と直交する向きで、例えば一対(2個)のピストン孔(貫通孔)が設けられている。各ピストン孔の両端開口は、プラグ部材11で塞がれ、左右方向に、ブロック片3の厚み方向と直交する向きに平行に並ぶ一対のピストン室13a,13bを形成している。この並んだピストン室13a,13b内にそれぞれピストン15a,15b(本願の第1ピストンに相当)が往復動可能に収容され、各ピストン15a,15bの端側に、それぞれ押圧室16a,16bを形成している。
ピストン15a,15bは、いずれも軸方向中央部に小径な段差部17aを有し、段差部17aを挟んだ両側に一対の溝部、例えば断面が三角状の環状溝17bを有している。またブロック片3の前面(注入口7が形成された面)には、ピストン15aで開閉される一対の吐出口19a,19bが設けられている。反対側のブロック片3の後面(注入口7とは反対側の面)には、ピストン15bで開閉される吐出口、例えば一対の吐出口19c,19dが設けられている(いずれも本願の第1吐出口に相当:第1ピストン毎、2個)。さらに述べると、吐出口19a,19bは、ピストン15aの往復動方向の変位毎に、一対の環状溝17bと交互に連通する位置に配置され、吐出口19c,19dは、ピストン15bの往復動方向の変位毎に、一対の環状溝17bと交互に連通する位置に配置されている。
ブロック片3の下面は、後述する中間ブロック60と重ね合わせ可能な重ね面としている。この下面のうち、ピストン15aと対向する下面部分には、通孔9と並んだ中央の位置に縦向きで中継孔21a(縦孔)が開口しているとともに、中継孔21aの両側に縦向きで一対の中継孔21b(縦孔)が開口している。さらに述べると、中継孔21aは、ピストン15aの往復動方向の変位に関わらずに段差部17aと連通する位置に配置され、中継孔21bはいずれもピストン15aの往・復動方向の変位毎に、両側の環状溝17bと交互に連通する位置に配置される。なお、中継孔21bは、段差部17aとも交互に連通するよう、ここでは2つの並行な通孔から構成してある。
ブロック片3の下面のうち、ピストン15bと対向する下面部分には、通孔9と並んで中継孔23a(縦孔)が開口しているとともに、中継孔23aの両側の位置に一対の中継孔23b(縦孔)が開口している。さらに述べると、中継孔23aは、ピストン15bの往復動方向の変位に関わらずに段差部17aと連通する位置に配置され、中継孔23bはいずれもピストン15bの往・復動方向の変位毎、押圧室16a,16bへ出入りするピストン15bの端部で開閉される位置に配置される。
ブロック片3の中央内部には、一端部がピストン室13aの両端側の押圧室16a,16bと連通し、他端部がピストン室13bの中央側と連通する一対の中継孔27が設けられている。中継孔27の一端部は、押圧室16a,16bへ出入りするピストン15aの端部で交互に開閉される位置に配置され、他端部は、ピストン15bの往・復動方向の変位毎、段差部17aと交互に連通する位置に配置される。こうした各種中継孔から、本願の第1流体路であるところの第1潤滑剤路Xを構成している。ちなみに、ブロック片3の四隅側には、ボルト挿通孔28aが設けられている。
ベースブロック30について説明すると、本体は、トップブロック1と同様の外形、例えば角形の扁平形状のブロック片33(本願の第2ブロック片に相当)から構成されている(図1〜図5、図8)。ブロック片33は、下面に設置用のベースプレート35を有し(図1〜図5)、上面に、後述する中間ブロック60と重ね合わせ可能な重ね面を有する。
ブロック片33内には、トップブロック1と同様、プラグ部材31を用いた構造で、一対の並行なピストン室43a、43bが形成される。そして、各ピストン室43a,43b内に、トップブロック1と同様、それぞれ一対のピストン45a,45b(本願の第2ピストンに相当)が往復動自在に収容される。またプラグ部材31を用いて、各ピストン45a,45bの端側にそれぞれ押圧室46a,46bを形成している。
ピストン45aは、中央両側(軸心方向)に一対の小径な段差部44a,44bを有している。ピストン45bは、トップブロック1のピストン15a,15bと同様、軸方向中央部に小径な段差部47aを有し、段差部47aを挟んだ両側に一対の溝部、例えば断面が三角状の環状溝47bを有している。またブロック片33の前面(注入口7の形成される面)には、ピストン45aで開閉される一対の吐出口49a,49bが設けられている。反対側のブロック片33の後面(注入口7とは反対側の面)には、ピストン45bで開閉される一対の吐出口49c,49dが設けられている(本願の第2吐出口に相当:第2ピストン毎、2個)。さらに述べると、吐出口49a,49bは、ピストン45aの往復動方向の変位毎に、一対の段差部44a,44bと交互に連通され、吐出口49c,49dは、ピストン45bの往復動方向の変位毎に、両側の環状溝47bと交互に連通する位置に配置される。吐出口49a〜49dは、いずれもトップブロック1の吐出口19a〜19dと並ぶように配置される。
ブロック片33の上面のうち、ピストン45aと対向する上面部分には、トップブロック1の中継孔21aと同じ位置に中継孔53a(縦孔)が開口しているとともに、中継孔53aの両側の位置に一対の中継孔53b(縦孔)が開口している。中継孔53aは、ピストン45aの往・復動方向の変位毎、段差部44a、44bと交互に連通し、中継孔53bはいずれもピストン45aの往・復動方向の変位毎、押圧室46a,46bへ変位するピストン45aの端部で開閉される位置に配置される。
またブロック片33の上面のうち、ピストン45bと対向する上面部分には、トップブロック1の中継孔21a、一対の中継孔21a,21bと同様の配列で、中継孔51aと一対の中継孔51bが開口している。中継孔51aは、ピストン45bの往復方向に関わらずに段差部47aと連通する位置に配置され、中継孔51bは、ピストン45bの往・復方向の変位毎に、両側の環状溝47bと交互に連通する位置に配置される。中継孔51bは、トップブロック1と同様、段差部47aとも交互に連通するよう、2つの並行な通孔から構成されている。
ブロック片33の内部には、一端部がピストン室43bの両端側の押圧室46a,46bと連通し、他端部がピストン室43aの中央側と連通する一対の中継孔57が設けられている。中継孔57の一端部は、ピストン45bの往復動方向の変位毎、押圧室46a,46bへ出入りするピストン45bの端部で開閉される位置で連通し、他端部は、ピストン45aの往復動方向の変位毎、一対の段差部44a、44bと交互に連通する位置に配置される。こうした各種中継孔から本願の第2流体路であるところの第2潤滑剤路Yを構成している。ブロック片33の四隅側には、トップブロック1のときと同様、ボルト挿入孔28bが設けられている。
残る中間ブロック60は、本体がトップブロック1と同じ外形、詳しくは角形の扁平形状のブロック片63(本願の第3ブロック片に相当)から構成されている(図1〜図5、図7)。ブロック片3の上下面は、いずれも平坦な面で形成され、トップブロック1やベースブロック30と重ね合わせ可能な重ね面としている。このブロック片63には、トップブロック1のときと同じ配列、同じ構造で、プラグ部材71、一対のピストン室73a,73b、ピストン75a,75b(含む段差部77a,環状溝77b:本願の第3ピストンに相当)、押圧室76a,76bや吐出口79a〜79d(第3吐出口に相当:第3ピストン毎、2個)が設けられている(詳細は略)。なお、ピストン変位を外部へ出力させたり、ピストン変位を確認したりするため、例えばピストン75bの一方の端部には指示棒62が設けられている。ちなみに指示棒62の端部は、プラグ部材71を貫通して外部へ突き出ている。
ブロック片63の上面には、ピストン75aと対向する上面部分に、図11および図12に示されるようにトップブロック1の中継孔21aと同じ位置に中継孔83a(縦孔)が開口しているとともに、中継孔83aの両側の位置に一対の中継孔83b(縦孔)が開口している。さらに述べると、中継孔83aは、ピストン75aの往復動方向の変位に関わらずに段差部77aと連通する位置に配置され、中継孔83bはいずれもピストン75aの往・復動方向の変位毎に、押圧室76a,76bへ変位するピストン75aの端部で開閉される位置に配置される。
ブロック片63の上面のうち、ピストン75bと対向する上面部分には、図11および図12に示されるようにトップブロック1の中継孔21a、一対の中継孔21a,21bと同様の配列で、中継孔81aと一対の中継孔81bが開口している。中継孔81aは、ピストン75bの往復動方向の変位に関わらずに段差部77aと連通する位置に配置され、中継孔81bは、ピストン75bの往復動方向の変位毎に、一対の環状溝77bと交互に連通する位置に配置される。中継孔81bは、トップブロック1やベースブロック30と同様、段差部77aとも連通するよう、2つの並行な通孔から構成されている。
ブロック片63の下面には、ピストン75aと対向する下面部分に、図7、図11および図12に示されるようにベースブロック30の中継孔53aと同じ位置に中継孔91a(縦孔)が開口しているとともに、中継孔91aの両側の位置に一対の中継孔91b(縦孔)が開口している。中継孔91aは、ピストン75aの往復動方向の変位に関わらずに段差部77aと連通する位置に配置され、中継孔91bはいずれもピストン75aの往・復動方向の変位毎に、両側の環状溝77bと交互に連通する位置に配置される。中継孔91bは、トップブロック1やベースブロック30と同様、段差部77aとも連通するよう、2つの並行な通孔から構成されている。
またブロック片63の下面のうち、ピストン75bと対向する下面部分には、図7、図11および図12に示されるように、トップブロック1の中継孔23a、23bと同じ位置に中継孔93a,93b(縦孔)が開口している。中継孔93aは、ピストン75bの往復動方向の変位に関わらずに段差部77aと連通する位置に配置され、中継孔93bはいずれもピストン75bの往復動方向の変位毎に、両側の環状溝77bと交互に連通する位置に配置される。こうした各種中継孔から、本願の第3の流体路であるところの第3潤滑剤路Zを構成している。
また各ブロック1,60,30間に配置されるシール部であるところのガスケット2は、図9および図10に示されるように例えば角形の平板部材100(本願の基板部、基板に相当)の各部に、弾性シール部を形成する、ゴム、プラスチック等の弾性部材101をコーティングして構成される。具体的には、ガスケット2は、平板部材100の中央部に注入口7方向(前後方向)に延びる細長の通路開口103やその通路開口103の周りに同方向と直交する方向(左右方向)に延びる複数の通路開口、ここでは例えば左右二組の細長の通路開口105を設けている。
弾性部材101は、平板部材100の外周縁部、通路開口103,105の開口縁部などに設けられ、重なるブロック間(トップブロック1、中間ブロック60、ベースブロック30の両者間)をシールする。ちなみに平板部材100の四隅側には、ボルト挿通孔28dが設けられている。
そして、各ガスケット2の中央に配置された細長の通路開口103にて、図11中の各α1地点のように各ブロック1,60の中央に配置された通孔9,9aと中継孔21a,23a,51a,53a,81a,83a,91a,93aとの間をそれぞれ連通している。
また通路開口103周辺の4個の細長の通路開口105にて、図11中の各α2地点のようにガスケット2を挟んで両側に隣接するブロック間を連通する通路を形成している。この通路により、ガスケット2を挟んで厚み方向に隣接して配置される各ピストン間を、三次元でなく、二次元的に連通している(図12)。具体的には、通路開口105にて、ブロック1,60,30間に隙間通路106(本願の通路に相当)が形成され、同隙間通路106を介して、ブロックの厚み方向に延びる通孔で形成された中継孔21b,23bと中継孔83b、81b間を連通したり、中継孔91b,93bと中継孔51b,53b間を連通している。つまり、左右方向や縦方向に延びるといった二次元方向の通路(α2地点)にて、ガスケット2を挟んで隣接したピストン間を連通している。
こうしたブロック1,60,30の各種潤滑剤路(含む:ガスケット2の通路開口103,105)が組合い、ベースブロック30に、適宜に中間ブロック60を挟んで、トップブロック1を積み重ねたり、あるいはベースブロック30に、トップブロック1を積み重ねたりするだけで、分配弁の全体に、各口数(積んだブロック数で定まる吐出口の数)から順に定量ずつ潤滑剤が押し出される経路(通路)が形成(設定)される。
つまり、分配弁は、ブロック1,60,30が重ね合さると、潤滑剤が各ピストンの端側へ交互に導かれる充填路と、各ピストンの移動方向を潤滑剤の圧力で交互に順に切り換えられる切換路とが組み合う経路が形成される。これにより、どのような段数でブロックが積み重ねられても、注入口7から注入される潤滑剤にて、ピストン15a,15b,45a,45b,75a,75bが順次駆動され、さらに同ピストンの摺動変位に応じて、各吐出口19a〜79dから順に潤滑剤が分配されるようにしている。
ちなみに、ブロック片63の四隅側には、トップブロック1やベースブロック30と同様、ボルト挿入孔28cが設けられている。これにより、重ねたベースブロック30、中間ブロック60、トップブロック1のボルト挿入孔28a〜28cへ、締結部材、例えばボルト部材110を挿入して、ベースプレート35に形成されたねじ孔115(図5)にねじ込むことにより、ブロック1,60,30の相互間が締結され、どのような段数の分配弁も同じ構造で組み立てられる。
図12の展開図を参照して、このようにして組み立てられた12口の分配弁の作用を参照して説明する。
今、注入口7に潤滑剤供給ポンプ(図示しない)をつなぎ、各吐出口を軸受など各種被潤滑部分(図示しない)につなぎ、潤滑剤供給ポンプの運転により潤滑剤(グリースなど)を吐出する。すると、同ポンプからの潤滑剤は、逆止弁5aを通じて、図12中の点群のように、まず通孔9,9aや各段のガスケット2の通路開口103を通り、各種中継孔や各種段部を経て、各ピストン15a,15b,45a,45b,75a,75bの各押圧室の片側へ導かれ、押圧室のうちの一方、例えば図12中の点群に示されるようにピストン15aの押圧室16b,ピストン75aの押圧室76a,ピストン45bの押圧室76b,ピストン15bの押圧室16aが順に潤滑剤で押圧される。
すると、圧入された潤滑剤は、当初の行き場を失うと、今度は図12中の点群のようにピストン75aの段差部77a,中継孔91b、隙間通路106、中継孔53bを通じて、ピストン45aの押圧室46bへ進入し、ピストン45aを図12中の矢印aのように変位させる。すると、押圧室46aの潤滑剤は、押し出される。このピストン45aの摺動変位に応じた量の潤滑剤は、中継孔53b、隙間通路106、中継孔91b、ピストン75aの環状溝77bを通じて、吐出孔79cから吐出される(定量)。続いてピストン45aの変位による流路の切換えにより、開放する中継孔57を通じて、ピストン45bの押圧室46bへ潤滑剤が進入し、図12中の矢印bのようにピストン45bが反対側に変位され、押圧室46aの潤滑剤が、中継孔57、小径部44aを通じて、吐出孔49cから吐出される(定量)。
続いてピストン45bの変位による流路の切換えにより、ピストン75bの押圧室76aへ向かう経路が形成され、ピストン75bの押圧室76aへ潤滑剤が進入する。すると、図12中の矢印cのようにピストン75bが反対側に変位され、押圧室76bの潤滑剤が中継孔93b、隙間通路106、中継孔51b、環状溝47bを通じて、吐出孔49bから吐出される(定量)。
同様に流路の切換えにより、図12中の矢印d〜fのようにピストン15b,15a,75aの順で変位し、残る吐出孔79a,19d,19a,79dから、順に潤滑剤が吐出される(定量)。こうした各ピストン15a,15b,45a、45b,75a、75bの摺動変位(切換え)は、潤滑剤が吐出される毎、順次に繰り返し行われ、ピストンの変位に応じた定量の潤滑剤が、各吐出口から各種被潤滑部へ送り出される。
つまり、潤滑剤は、各12個の吐出口から、定量ずつ分配されて、潤滑を必要とする12個所へ送り出される。
こうした潤滑剤を複数(12個所)へ分配する分配弁は、トップブロック1、中間ブロック60、ベースブロック30を重ね合わせるにしたがい、その都度、分配口数に適した経路が適宜に形成される。つまり、分割式の分配弁により、要求される吐出口数に応じて中間ブロック60の段数を加減することにより、その要求を満たす吐出口数をもつ分配弁を得ることができる。
そのため、例えば分配個所が16個所である場合には、図13に示されるようにトップブロック1とベースブロック30との間に介在される中間ブロック60を二段にして吐出口数(分配口数)を16口にするだけでよい。むろん、それ以上の口数が求められる場合には、中間ブロック60をそれ以上(三段以上)にすればよい。また例えば分配個所が8個所で有る場合には、図14に示されるようにトップブロック1とベースブロック30だけにして吐出口数(分配口数)を8口とすることもできる。
それ故、分配弁は、注入口7の有るトップブロック1とベースブロック30との間に介在される中間ブロック60の数量を、要求される分配個所の数量に応じて、増やしたり減少させたりして対応させさえすれば、1つの分配弁の製品で、求められる潤滑剤の分配数量と対応した吐出口をもつ分配弁を容易に得ることができる。
この結果、多くの分配個所でも、1つの分配弁(製品)で対応でき、たとえ潤滑剤を分配する個所が多くとも、別途、補助金具や配管部材や分配弁は必要でなく、ダイキャストの一体製品の分配弁を用いる場合に比べ、コストを大幅に安価にすることができる。特に多用される中間ブロック60は、共通な経路に設定して、共通構造(共通化)にしてあるので、コスト的な負担は少なくてすむ。
しかも、複数の分配弁を用いる場合に比べ、分配弁を設置する設置スペースは抑えられるので、分配弁につながる配管も簡素になる。そのうえ、隣接したピストン15a,75a間,ピストン75a,45a間,ピストン45b,75ba間,ピストン75b,15b間を短絡的に連通させる通路部分は、シール部(ガスケット2)に通路開口103,105を設けたり、ブロック端面に各種中継孔(縦孔)を形成するという二次元的な通路で実現したので、面倒な三次元的な加工は不要となり、第1〜第3潤滑剤通路X〜Zが容易、かつ安価に形成できる。
また分配弁は分割式としたことで、中間ブロック60については、他のブロックと同じピストン径をもつピストンでなく、異なる径のピストンを内蔵した中間ブロックを用意しておき、必要に応じてトップブロック1とベースブロック30間に介在することもできる。このようにすると分配弁の吐出口のうちの一部からの吐出量を増加させたり減少させたりすることができ、一部の被潤滑部の個所だけ、潤滑剤量を増加させたい、あるいは減少させたい場合といった特殊な要求にも容易に対応できる。
そのうえ、分割式の分配弁は、ボルト部材110を用いて締結されるため、簡単な構造で、各種、吐出口の数量を異ならせた分配弁を容易に組み立てることができる。
特に各ブロック1,30,60間をシールするシール部には、基板部となる平板部材100に通路開口103,105を設け、この平板部材100の外周縁部や通路開口103,105の開口縁部に弾性部材101(弾性シール材)を設けた構造が用いられることで、隙間通路106(通路部分)は高い面圧下でシールされ、各ブロック1,30,60間に、潤滑剤の漏れのおそれのない通路部分が確保できる。これにより、どのような圧力の潤滑剤が分配されることになっても、常に良好に潤滑剤の分配を行うことができる。
また、一般に用いられるガスケット2に、こうした構造、すなわち基板たる平板部材100に通孔開口103や通路開口105を設け、平板部材100の外周縁部や通路開口103,105の開口縁部に弾性部材101(弾性シール材)を設ける構造を採用すると、シールすべき被シール部材間にガスケット2を配置するだけで、同間に、高い面圧下でシールされた通路を容易に形成することができる。
なお、各実施形態における各構成およびそれの組合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であること。また本発明の実施形態によって限定されることはなく、「特許請求の範囲」によってのみ限定されることはいうまでもない。例えば一実施形態では、ブロック片毎、2つのピストンを並行に配置する構造を挙げたが、これに限らず、3つピストン、それ以上の数量のピストンを並行に配置する構造でも構わない。吐出口もピストン毎に2つでなく、それ以上の数量でも構わない。むろん、分配する流体も潤滑剤でなく、他の流体でもよい。また一実施形態では、シール部を、ガスケットといった別体な部品から形成した例を挙げたが、ブロック片に一体に形成されるシール部でも構わない。またガスケットの弾性部材(弾性シール材)は、平板部材の外周縁部、通路開口の開口縁部だけでなく、例えば平板部材の側面全体をコーティングさせてもよい。
1 トップブロック(第1ブロック部)
2 ガスケット(シール部)
3 第1ブロック片
7 注入口
15a,15b 第1ピストン
19a〜19d 第1吐出口
30 ベースブロック(第2ブロック部)
33 第2ブロック片
45a,45b 第2ピストン
49a〜49d 第2吐出口
60 中間ブロック(第3ブロック部)
63 第3ブロック片
75a,75b 第3ピストン
79a〜79d 第3吐出口
100 平板部材(基板部、基板)
101 弾性部材(弾性シール部、弾性シール材)
103,105 通路開口
X 第1潤滑剤路(第1流体路)
Y 第2潤滑剤路(第2流体路)
Z 第3潤滑剤路(第3流体路)

Claims (5)

  1. 第1ブロック片に、流体が注入される注入口と、複数の往復動可能な第1ピストンと、第1ピストン毎の第1吐出口と、前記注入口からの流体が流通する第1流体路とを設けている第1ブロック部と、
    前記第1ブロック部と積み重ね可能な第2ブロック片に、複数の往復動可能な第2ピストンと、第2ピストン毎の第2吐出口と、前記注入口からの流体が流通する第2流体路とを設けている第2ブロック部と、
    前記第1ブロック部と前記第2ブロック部との間に、要求される吐出口数に応じた個数が積み重ねられる選択可能な第3ブロック部とを有し、
    前記第3ブロック部は、前記第1ブロック部および前記第2ブロック部と積み重ね可能な第3ブロック片に、複数の往復動可能な第3ピストンと、第3ピストン毎の第3吐出口と、前記注入口からの流体が流通する第3流体路とを有し、
    前記第1流体路、前記第2流体路、前記第3流体路は、前記第1ブロック部、要求に応じて選択された個数の第3ブロック部、前記第2ブロック部を重ねたとき、前記注入口から注入される流体により、前記第1〜第3ピストンが順次駆動され、当該各第1〜第3ピストンの摺動変位に応じて、前記流体を各第1〜第3吐出口から分配して送り出す経路が設定される
    ことを特徴する分配弁。
  2. 前記第1〜第3ブロック部は、重ねた方向から締結部材にて、相互間が締結されることを特徴とする請求項1に記載の分配弁。
  3. 前記重なり合う第1〜第3ブロック部の各ブロック部間は、それぞれシール部を有し、
    前記第1〜第3流体路のうち、前記ブロック部間を通じてピストン間を連通する通路部分は、前記シール部に形成された通路と、当該通路を挟んだ各ブロック片にそれぞれ形成され、前記通路を介して前記ピストン間を連通する通孔とを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の分配弁。
  4. 前記シール部は、第1〜第3ブロック部の間に配置される基板部と、前記基板部に形成された通路開口と、前記基板部の外周縁部および前記通路開口の縁部にそれぞれ設けられた弾性シール部とを有していることを特徴とする請求項3に記載の分配弁。
  5. シールされる被シール部材間に配置される基板と、
    前記基板に形成された通路開口と、
    前記基板の外周縁部および前記通路開口の縁部にそれぞれ設けられた弾性シール材と
    を有していることを特徴とするガスケット。
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