JPH02261983A - サイクル式分配弁 - Google Patents

サイクル式分配弁

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JPH02261983A
JPH02261983A JP8381089A JP8381089A JPH02261983A JP H02261983 A JPH02261983 A JP H02261983A JP 8381089 A JP8381089 A JP 8381089A JP 8381089 A JP8381089 A JP 8381089A JP H02261983 A JPH02261983 A JP H02261983A
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block
hole
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passage
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JP8381089A
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Kazuyuki Hirayama
平山 一之
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ISHIKAWAJIMA HANYOUKI SERVICE KK
IHI Corp
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ISHIKAWAJIMA HANYOUKI SERVICE KK
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の軸受けに潤滑油を供給する際などに使用
されて、サイクル進行式動作によって潤滑油等を継続的
に吐出するサイクル式分配弁に関するものである。
〔従来の技術〕
一般形潤滑油分配弁は何年も前から知られている。主に
製造及び保守が容易である必要からこうした弁は通常複
数の部品で構成しこれら部品をボルトで締結して一体の
弁構造としている。
ボルトや同種の締結手段を用いているため各種部品を分
離させ又互いに取り外して簡単に清掃、補修、さらには
必要に応じて部品交換ができる。
このような分配弁の従来例として次の刊行物に記載され
たものがある。
(1)米国特許3219148号 −iの中間ブロックユニットが入口ブロックユニットと
エンドブロックユニットとの間に配置され又各ブロック
ユニットは別個で一体組立にするため一連の通しボルト
を用いているサイクル式潤滑油分配弁である。そして、
それぞれボアとその内部を往復動できるスプールをもつ
3個以上の中間ブロックユニットをもつ。
各中間ブロックユニットのスプールはサイクルシーケン
ス的運動を行い、スプールは動くたびに2つの機能を果
たす。
第1にスプールは一定量の潤滑油を出口経由で軸受又は
その使用点に強制的に送る。
第2にスプールは分配弁全体のサイクル動作に必要な弁
動作をする。
また、各中間ブロックユニットは複数の孔を開けた一対
の側壁をもつ。弁入口から各出口に流れる潤滑油はすべ
て中間ブロックユニットの側壁に開けた孔を通過する。
(2)米国特許3298460号 この場合、弁は単一の一体基本部材で構成されておりこ
の部材の上に複数の個々のブロツ・クユニットが装置さ
れている。潤滑油人口及び各出口はこの基本部材に設け
られている。可動スプールは全て個別ブロックユニット
内に収納されている。
各ブロックユニットには底壁があり、そこに基本部材の
対応する孔と連絡する孔がいくつも開けられている。入
口から各出口に流れる潤滑油は全て隣接するブロックユ
ニットの側壁の間には潤滑:illの連絡が全くない。
(3)米国特許4312425号 前記した米国特許3219146号、米国特許3298
460号の各々特長である整備能力(基礎ブロックの追
加可能)と交換特性(スプール部材、バルブブロックの
交換可能)とを合わせ持ったサイクル式潤滑油分配弁で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
米国特許3219148号の分配弁は吐出口追加時は通
しボルトを完全にはずして(及び配管継手もはずして)
追加ブロックを追加し再組立する。
このためシール部材、継手等の密着面の破損、漏れ等の
機会が多くなる。
米国特許3298480号の分配弁は一体べ一スのため
ベースの構造上対応出来る総数吐出口以上は吐出口追加
は不可能である。
米国特許4312425号の分配弁は隣接密着面数が過
多く最少でも7面)のため組合わせ工数が大、シール部
材点数多数でユーザー側保守管理(初期組立及び分解、
再組立)の面からの難易度が高い。なお人口ブロック、
エンドブロック及び中間ブロックは形状が同一なので組
立順序を錯覚しやすい。
本発明の目的は、設備、装置の増設、省力化多機能化に
追従可能なサイクル式分配弁を提供することである。
第2は吐出容量の調節を容易にする。すなわちバルブブ
ロック(スプール部材)の交換を出口配管を取り外すこ
となく交換できること。
第3は隣接密着面を最少限とし、入口ベースブロック、
エンドベースブロックを多機能化スルことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のサイクル式分配弁は、流体入口を有する入口ベ
ースブロックと、該入口ベースブロックに連結可能なエ
ンドベースブロックと、両ベースブロックの間に着脱可
能に挾持される中間ベースブロックと、各ベースブロッ
ク上にそれぞれ載置状態に取り付けられるとともにボア
内にスプールを収納したバルブブロックとからなり、こ
れら各ブロックには、前記流体入口から流入した流体を
各バルブブロック内のボアを経由して挿通させる通路が
相互に連通状態に形成され、各ベースブロックに、前記
通路に連通ずる流体出口がそれぞれ設けられていること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明のサイクル式分配弁は、入口ベースブロックトエ
ンドベースブロックとの間に、38 室数ノウ間ベース
ブロックを介在させることにより、流体出口の数を増加
させることができる。
また、流体の入口と出口とはベースブロックに配設され
ているから、これらに接続される管を外すことなくバル
ブブロックを交換することができる。
さらに、中間ベースブロックのみならず、入口ベースブ
ロックおよびエンドベースブロックにも流体出口が設け
られて、これらの上にもバルブブロックが取り付けられ
るから、最少機能を発揮するために3個のバルブブロッ
クが必要であるトスると、これらバルブブロックを各ベ
ースプロ、りに1個ずつ配設すれば、該最少機能発揮の
構成時は各ブロック間の隣接密着面数を各ベースブロッ
クとその上のバルブブロックとの間の3面、各ベースブ
ロックの間の1面の計4面に減少することができる。こ
の場合、入口ベースブロックとエンドベースブロックと
にも出口を形成する技術思想であるから、3個バルブブ
ロックを両ベースブロックに分けて配設し、その出口を
両ベースブロックに形成しておけば、最少構成単位では
、隣接密着面数は4面にすることができる。
〔実施例〕
以下本発明の原理による構造を持つサイクル式分配弁の
一実施例を図面に基づいて説明する。この場合、流体は
潤滑油とする。
まず、第1図を参照しながら分配弁20の全体概略構成
を説明する。
分配弁20は、それぞれ直方体状に形成された入口ベー
スブロック21、エンドベースブロック22.3個ノハ
ルブブC’ツク21  Vl、2l−V2,22−Vl
で最少構成とされる。さらに、中間ベースブロック23
と中間ベースブロック23上の2個のバルブブロック2
3−Vl、23−v2も追加できる。中間ベースブロッ
ク23とバルブブロック23−Vl、23−V2を追加
できる事は利点の一つでもある。
各バルブブロック2l−Vl、2l−V2,22−V’
1.23−Vl、23−V2はすヘテ同一形状、同一構
造とされて、独立したスブールカ収納されている。
流体入口として潤滑油人口24が入口ベースブロック2
1に、複数(10個)の潤滑油出口(流体出口)222
,228,231,243,206.203,225,
204,236,239が各ベースブロック21.22
.23にそれぞれ設けられている。これら潤滑油人口2
4、潤滑油出口222はテーパーガス用ネジ穴によって
形成される。
各ベースブロック21,22.23はI−列に並べられ
て、エンドベースブロック23および中間ベースブロッ
ク22を貫通する複数の通しボルト46.47.48が
入口ベースプロ、り21のネジ穴にねじ込まれているこ
とによって連結状態に固定されている。また、各バルブ
ブロック2l−Vl、2l−V2.22−Vl、23−
Vl。
23−V2は、これらバルブブロックを貫通して対応す
るベースブロック21.22,23ji:ねt;込まれ
る一対のボルト49.50によって各ベースブロックに
固定される。つまり、通しボルト46.47.48は分
配弁2oの長手軸に平行であり、ボルト49.50はそ
の横手方向に平行である。なおこの配置によって通しボ
ルト48.47゜48はバルブブロックを貫通すること
も、又それに力をかけることもしない。また、ボルト4
9゜50はバルブブロックをそれぞれベースブロックに
組み立てるだけのものである。
このようにして通しボルト46,47.48による締結
力は分配弁2oの長手軸に平行な方向にのみ働く。一方
、ボルト49.50による締結力は横手方向にのみ働(
。こうした配置によって各バルブブロック内でのボア歪
は最少限になる。
本発明の分配弁の油圧回路は立体的に設けられていて非
常に入り組んでいるので、その主要部分を平面的に配置
した第2図のモデル図により全体の概略構成を示す。
以下、各ブロックの細部構成を説明するが、中間ベース
ブロック23とその上のバルブブロック23−Vl、2
3−V2は、入口ベースブロック21とその上のバルブ
ブロック2l−V2のI成の組み合わせであるため、説
明の簡略化のため、主として、中間ベースブロック23
を省略して、入口ベースブロック21にエンドベースブ
ロック22を直接接続した状態と・して説明する。
第3図は入口ベースブロック21とその上のバルブブロ
ック2l−Vlとの断面図で、該第3図において、入口
ベースブロック21内に孔239aと孔53とをもち、
これらの孔239a、53は通路54で連絡しており、
孔6oと孔242a。
孔58と孔241a、孔57と孔240aはそれぞれ通
路54で連絡している。又、入口通路21Oは前記潤滑
油人口24と連絡している。
第8図はエンドベースブロック22とその上のバルブブ
ロック22−Vlとの断面図で、該第8図ニオいて、エ
ンドベースブロック22内の孔61と孔241Cとは通
路54で連絡しており、孔63と孔240Cとは通路5
4で連絡している。
同様に孔60と孔239c、孔62と孔242Cは各々
通路54で連絡している。又入口ベースブロック21で
始まった入口通路210はエンドベースブロック22を
貫通しないでここで終端となる。
第3図、第8図は第2図の比較的長い通路242c  
242a、241c、241a、239c。
239a、240c、240aの各々通話とボア211
a、211c及び入口ベースブロック21の潤滑油出口
222,226、それぞれの通路、ボア(スプール)、
出口の位置、連絡関係も示している。
第9図は入口ベースブロック21とバルブブロック2l
−Vl、2l−V2とを切り離した分解図で、第10図
はエンドベースブロック22とバルブブロック22−V
lとを切り離した分解図である。
第9図において、入口ベースブロック21は側面73と
上面75がフラットな直方体をなしており、複数のネジ
穴76.77.78が設けられ、これらネジ穴に前記通
しボルト46,47.48が各々ネジ込まれる。側面7
3に開口している入口通路210は、第10図に示すよ
うにエンドベースプロ、り22の側面83に開口してい
る入口通路210に接続される。孔228,229,2
27.230は、上面75に取り付けられるバルブブロ
ック2l−V2に対する連絡孔である。更に、孔240
,241はバルブブロック21−Vlへの連絡孔で、孔
251.242は入口ベースブロック21の潤滑油吐出
口2’22,226への連絡孔である。
入口ベースブロック21の上壁面75には孔219b、
219aがある。これらの孔は入口通路210に対する
連絡孔で、上面75に取付られるハルブブC1yり2l
−V2.2l−VIの孔153.137へ接続される。
又孔129,130゜131.132,127.124
は、上面75に取付られるバルブブロック2l−V2の
孔151゜152.154,155,157,158へ
それぞれ接続される。更に上面75に開口している孔1
02.104も同様にバルブブロック21−■2の孔1
59,156へ接続される。
同様に入口ベースブロック21の上面75には、これに
取付られるもう一つのバルブブロック21V1用に複数
の孔があり、孔125,123゜126.128はバル
ブブロック2l−Vlの孔135.136,138,1
39と対応して接続される。又、上面75に開口してい
る孔101゜57.58,103はバルブブロック2l
−Vlの孔141,143,142.140と対応して
接続される。
更に、ネジ孔110,111はバルブブロック2l−V
2の取付孔で、ボルト50.49が組込まれる。ネジ孔
113,112も同様にバルブブロック2l−Vlの取
付孔でボルト50.49が組立てられる。
孔114.115は入口ベースブロック21(分配弁2
0)の取付孔である。
前記で記述した上面75の孔102.104は、両川滑
油出口243,241が一つのfvI滑点と接続された
時、両川滑油出口243.23]を相互連絡するために
使用されるもので、通常孔102104はお互いに連絡
しておらず、従って二つの潤滑油出口243.231を
接続することはない。
又、孔101,103は他の潤滑油出口226222を
前記と同様の目的のために使う。
第3図、第4図は入口ベースブロック21とバルブブロ
ック2l−Vlを組立た時(図1参照)の断面図で、名
代、通路等が現れるように図示したものである。これら
の図の符号は第9図の符号と対応させられ、第9図の入
口ベースブロック21の上面75に開口している名代の
構造目的が明確になる。
例えば潤滑油出口222について述べると、潤滑油は、
通路242aより通路54.60を経由して、逆止弁用
鋼球lieを経由して潤滑油吐出口222へ吐出される
。又、潤滑油出口226についても同様である。逆止弁
用鋼球116は高圧力で潤滑油を吐出時、潤滑油吐出口
222(又は226)から起こることのありうる逆流圧
力波を防止、更にはバルブブロック2l−Vl等のスプ
ール212aの動作に影響を与えないためのものである
第5図、第6図は入口ベースブロック21の上面75に
組立てられるもう一つのバルブブロック2l−V2を組
立てた時(図1参照)の断面図で、各社、通路が現れる
ように図示したものである。
これらの図においても第3図、第4図と同様に第9図の
符号と対応させており、該第9図における入口ベースブ
ロック21の上面75の孔の位置が明確になる。
第7図、第8図は第10図と対応させたものでエンドベ
ースブロック22 (第10 図参照) トノ4ルブブ
ロック22−Vlの連絡通路、孔の対応が明確になる。
第10図では第9図と同様にエンドベースブロック22
とバルブブロック22−Vlは切り離されている。エン
ドベースブロック22は側面83と上面85がフラット
な直方体をなしている。
エンドベースブロック22の側面83には複数の貫通孔
76a、77a、78aがあり、これら孔に前記通しボ
ルト46,47.48が各々入り、入口ベースブロック
21に一体組立される。
又側面83には前記入口通路210が開口しており、該
入口通路210は、入口ベースブロック21の入口通路
210と接続される。更にこの入口通路210は上面8
5の孔219Cと連絡され、該上面85に取付組立され
るバルブブロック22−Vlの孔178に接続される。
さらに孔242,241,240,229,228.2
5H1、A/l/ブブロック22−vlへの連絡孔で、
上面85の孔62.63,61,171.170.80
へ各々連絡通路242c、24Oc、  241c、 
 237c、  236c、  239cで連絡されて
いる。
又、孔230.227はエンドベースブロック22の潤
滑油出口236,239への連絡孔で各々通路238c
、235cで連絡されている。尚、上面85の孔106
.105は、エンドベースブロック22の両温滑油出口
236.239が一つの潤滑点と接続された時、これら
両温滑油出口236.239を相互連絡するために使用
される。
従って孔103,105はお互いに連絡しておらず通常
は二つの潤滑油出口236,239を接続することはな
い。
上面85のネジ孔116,117はバルブブロック22
−Vlのための取付孔で、ボルト49゜50が組付組立
られる。孔118.119はエンドベースブロック(分
配弁20)22の取付孔である。
第3図、第4図、第5図、第6図、第7図、第8図及び
第11図、第12図、第13図、第14図で図示するよ
うに、各ブロックの隣接密着面においては、孔の回りを
囲む0−りング261でシールしである。隣接密着面は
入口ベースブロック21、エンドベースブロック22、
中間ベースブロック23の各ベースブロック間の密着面
と、各ベースブロックとバルブブロックとの間の密着面
である。
第3図ないし第8図に示したように、各バルブブロック
2l−Vl、2l−V2,22−Vl。
(23−V 1,23−V2) には、プラグ302゜
301がネジ込まれており、これらプラグ302゜30
1を取り外すことにより、別の圧力検知用シグナル部材
を取付ける事ができる。そして、該圧力検知用シグナル
部材を取付ける事により潤滑油出口以降の圧力等が検知
可能である。
又プラグ302.301のネジ込穴302 b。
301bに追加機械加工等により連絡加工孔を連絡させ
ると、対をなしている両温滑油出口222゜226、潤
滑油出口231,243、潤滑油出口206.203、
潤滑油出口225,204、潤滑油出口236,239
は、それぞれ連絡されて一つの潤滑点に吐出することが
できる。
第3図、第4図で説明すると、潤滑油出口222→通路
222 a→孔103→バルブブロック21、− V 
1の孔140→通路302a−+プラグ302除去後の
ネジ通人302b→連絡加工孔→プラグ301除去後の
ネジ通入301b→通路301a→孔141→人日ベー
スブロック21の孔101→通路226a→潤滑油出口
226のように相互連絡通路ができる。
次に、第2図により作動を説明するが、中間ベースブロ
ック23内の作動は人ロベースブロノク21内のボア2
11b、スプール212bと同様のため説明を省略する
。よって入口ベースブロック21とエンドベースブロッ
ク22を直接接続したく最少構成分配弁)状聾で説明す
る。
潤滑油ポンプ207は管208を経由して入口ベースブ
ロック21内の潤滑油人口24と連絡しており、該潤滑
油人口24には入口通路210が接続されて、入口ベー
スブロック21とエンドベースブロック22とを通って
いる。(中間ベースブロック23がある場合は、入口通
路210は、中間ベースブロック23を経由してエンド
ベースブロック22へ入る。) 各バルブブロック2l−V1.2l−V2,22−■1
に形成されたボア211a、211b211c内のスプ
ール212a、212b、212Cは、軸方向に間隔を
置いた3個のランド213.214.215を有してお
り、その中央のランド214をはさんで反対側にある一
対の間隔を置いた溝217,218と、両端部との合計
4個の液室を形成している。ボア211a、211b。
スプール212a、212bは、入口ベースブロック2
1に載置されている各バルブブロック2l−Vl、2l
−V2に、ボア212c、スプール212cは、エンド
ベースブロック22に載置されているバルブブロック2
2−Vlにある。孔219aは入口通路210とボア2
11aの中央部分を連絡し、同様に孔219b、219
cは入1コ通路210とボア211b、211cの中央
部分と連絡している。この場合、各社21.9a、21
9b、219cは、ボア211a、211b、211c
内のスプール212a、212b、212Cの移動によ
って、その中央のランド214により区画された前記両
溝217,218のいずれか一方に択一的に接続される
ようになっている。
潤滑油は潤滑油人口24から各ボア211a〜211c
に送られる。もう一つの通路220aがボア211aの
中央開口部とボア211bに連絡している。さらに、通
路221aはボア211aと左側の第1潤滑、i11出
口231とを連絡している。
同様にして通路223aはボア211aの中央開口部と
ボア211bと1、通路224aはボア211aと入ロ
ベースブ0 ツク21の第2潤滑浦出口243とを連絡
する。同様にして通路228 b。
236c  229b、237cは、それぞれボア21
1bの左右中央開口部とボア211cと連絡し、通路2
27a、235c、230b、238c ハエンドベー
スブロノク22の第3潤滑油出口239および第4潤滑
浦出口236に連絡する。
なお、詳i滑浦出[1は、231,243,236゜2
39.222,226の順に第1出ロ〜第6出口とする
比較的長い通路241c、241aは、エンドベースブ
ロック22上のボア211cと入口ベースブロック21
上のボア211a左方端と連絡する。別の比較的長い通
路242c、242aはボア211cと入口ベースブロ
ック21の第5潤滑油出口222に連絡する。同様に通
路240c。
240aはボア211Cとボア211aの右方端とを連
絡する。別の通路239c、239aはホ7211cと
入口ベースブロックの第6潤滑油出ロ226に連絡する
潤滑油人口24、潤滑油出口222. 226゜231
.243,236,239、ボア2118211b、2
11c、スプール212a、212b、、212c及び
接続通路を含む分配弁20の)111圧回路は加圧潤滑
油が潤滑油人口24に供給されている間、スプールが右
端から左端(又は左端から右端)に継続的に動くように
構造及び配置を定める。
スプール212a、212b、212cの各々がその対
応するボア内で動く間スプールの変位に応じた潤滑油量
を対応する各ブロックの出口から強制吐出する。
この様に図2に示す操作状態の場合、分配弁20の次の
操作段階で入口ベースブロック21のスプール212b
がボア211b内を左方向に動く。
この動作順序は孔219b、219cへの加圧潤滑油は
スプール212aの溝部218を経由してボア211b
の右端に流れ、スプール212bを左方端へ前進させる
。このスプール212bの動作に従ってボア211bの
左端にある潤滑油は通路220aを強制的に通過させら
れ、そこから更にスプール212aの溝部217を通過
し、通路221a及び潤滑油出口231を通じて使用点
(軸受等、潤滑油出口231に連絡されているもの)に
吐出される。
スプール212bがボア21 lbの左限界位置まで移
動すると入口通路210の加圧潤滑油はスプール212
bの溝部218更に通路228 b。
236Cを通ってボア211cの右端に流れスプール2
12Cを左方向に動かし、又ボア211c左端の潤滑油
を通路237c、229b、スプール212bの溝部2
17、通路230b、23801更にエンドベースブロ
ック22の潤滑油出口236を通じて吐出される。スプ
ール212cが左方限界位置まで移動すると、入口通路
210の加圧潤滑油はスプール212cの溝部218さ
らに通路241c、241aを通ってボア211aの左
端へ流れスプール2f2aを右方向に動かし、又ボア2
11a右端の潤滑油を通路240a、240c、スプー
ル212cの溝部217、通路242c、242aを通
じて入口ベースブロック22の潤滑油出口222を通じ
て吐出される。スプール212aが右方限界位置まで移
動すると、スプール212b、212cは順次右方に動
かされ、その過程で対応する潤滑油出口243,239
から潤滑油を吐出する。
スプールがすべて右方位置に動くと、スプール212a
、212b、212cの移動サイクル(又はシーケンス
)は左方向移動に反復される。まず、スプール212a
の左方向移動で潤滑油出口226より吐出する。これは
ポンプ207が潤滑油を入口24に圧送している間続け
られる。
先に第2図により第1図分配弁20の作動回路説明を記
述した第9図、第10図においても第2図と同様に説明
する。
加圧潤滑油は入口ベースブロック21の潤滑油人口24
より入口通路210を経由して入口ベースブロック21
の上面75の孔219a、219bと連絡、更に入口ベ
ースブロック21の側面73の開口から第10図に示す
エンドベースブロック22の側面83に開口している入
口210と接続され上面の孔219Cと連絡している。
第9図、第10図に示す操作状態の場合、次の動作(1
1作)段階で入口ベースブロック21のスプール212
bがボア211b内を左方向に動く。
この動作順序は孔219b、219cへの加圧潤滑油が
スプールの動作位置の場合(時)、孔219aよりの加
圧潤滑油はスプール212aのiM 部218を経由し
てボア211bの右端に流れ、スプール212bを左方
端へ前進させる。
この時の油路の流れ順序は次のようになる。孔219a
−+スプール212aの溝218→通路138a→孔1
36→(123a)→入ロベースブo ツク21の孔1
23→通路223a4孔124→(124a)→バルブ
ブロック2l−V2の孔158→通路158a−+孔1
60→スプール212bを左方端に前進させる。次にこ
のスプール212bの動きによってボア211bの左端
にある潤滑油はバルブブロック2l−V2の孔166よ
り通路157a−+孔157→(127a)→入口ベー
スブロック21の孔127→通路220a→孔126 
→(126a) →バルブブロック21Vlの孔138
→通路138aからスプール212aの溝部217→孔
145→通路139a−+孔139→(128a)→入
口ベースブロック21の孔128→通路221a・・・
のように次々に経由して入口ベースブロック201の出
口231へ強制的に潤滑油は吐出される。
スプール212bがボア211bの左限界位置まで移動
すると入口通路210の加圧潤滑油はスプール212b
の溝部218へ流れるその流れ順序は通路210→孔2
19b→(219)→バルブブo ツク2l−V2の孔
153→通路153a→孔163→スプール212bの
溝218に流れる順序である。
更に次の順序でボア211cの右端へ潤滑油は流れる。
スプール212bの溝部218→通路152a→孔15
2→(130a)→入口ベースブロック21の孔130
→孔228→エンドベースブロック22の孔228→通
路236C→孔170→(t70c)→バルブブロック
22−Vlの孔183→通路183a−’孔185から
ボア211cの右端へ流れる。 ボア211Cの右端へ
潤滑油が流入する事によりスプール212Cを左方端へ
前進させる。
次にこのスプール212Cの動きによってボア211c
の左方端にある潤滑油は次の順序でエンドベースブロッ
ク22出口236へ吐出する。ボア211c左方端→孔
191→通路182a→孔182→(171a)→エン
ドベースブロック22の孔171→通路237C→孔2
29→入ロベースブロック21の孔229→孔131→
(131a)→バルブブロック2l−V2の孔154→
通路154a→孔164→スプール212bの溝部21
7→孔165→通路155 a→孔155→(132a
)→入口ベースブロック21の孔132→通路230b
→孔230→再びエンドベースブロック22の孔230
→通路238C→出口236へ吐出する。
スプール212Cが左方限界位置まで移動すると、加圧
潤滑油は次の順序でスプール212aの左方端へ潤滑油
が流入し、スプール212aを右方端へ前進させる。孔
2L9c(入口通路21.0と連絡)→(219)→バ
ルブブロック22−V1の孔178→通路178a→孔
188→スプール212Cの溝部218→孔187→通
路179a→孔179→()74a)→エンドベースブ
ロック22の孔63→通路240c→孔241→入ロベ
ースブロック21の孔241→通路241a→孔58→
(58a)→バルブブロック21−■1の孔142→通
路142a→孔144−スプール212a左方端へ潤i
tが流入し、スプール212aを右方端へ前進させる。
このスプール212aの動きによってボア211aの右
方端にある潤滑油は次の順序で強制的に出口222より
吐出する。スプール212a右方端へ前進すると、潤滑
油は、孔150→通路143a→孔143→(57a)
→入口ベースブロ、。
り21の孔57→通路240a→孔240→エンドベー
スブロック22の孔240→通路241c→孔61→(
177a)→バルブブロック22−vtの孔177→通
路177a−”孔189→スプール211cの溝部21
7→孔190→通路176a→孔176→(172a)
→エンドベースブロック22の孔62→通路242C→
孔242→入口ベースブロック21の孔242→通路2
42a→出口222へ潤滑油を吐出させる。
更に、スプール212aが右方限界位置まで移動すると
、加圧潤滑油はスプール212b及びスプール212c
を順次動作(右方端)させその過程で対応する出口24
3.239から潤滑油を吐出させる。スプールがすべて
右方位置に動くと、スプール212a、2t2b及び2
12Cの移動サイクル(又はシーケンス)は左方向移動
に反復される。
なお、第16図は第1図のサイクル式分配弁20から中
間ベースブロック23を外して、入口べ一スブロノク2
1とエベースブロック22とを直接接続した状態を示し
ており、3個のバルブブロック2l−Vl、2l−V2
,22−Viによって、これらに接続される各出口22
2,226゜231.243,236,239から潤滑
油を分配するものである。この第16図に示す構成が分
配弁20の最少単位とされ、該最少単位においては、隣
接密着面数は岡ベースブロック21.22の間、および
これらベースブロック21.22とバルブブロック2l
−Vl、2l−V2.22Vlとの間の4面となる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のサイクル式分
配弁によれば、次のような効果を奏することができる。
(i)入口ベースブロックとエンドベースブロックとの
間に中間ベースブロックを挾持することにより、該中間
ベースブロックの数に応じた流体出口を配設することが
でき、分配箇所の増設、省力化多機能化に容易に対応す
ることができる。
(ii )流体の入口と出口とがベースブロックに設け
られているから、これらに接続される管を外すことなく
バルブブロックを交換することができ、吐出容量の調節
を容易にすることができる。
(iii )入口ベースブロックとエンドベースブロッ
クとにも流体出口を形成したから、最少機能発揮の構成
時は各ブロック間の隣接密着面数を最大でも4面に減少
し得て;漏洩の発生を少なくすることができる。
(iv)上記(ii )  (iii )により、流体
漏洩部、シール部品等の点検個所が減少し、製作、販売
、品質、管理(補守)全面に渡り秀れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサイクル式分配弁の一実施例を示す全
体斜視図、第2図は第1図の分配弁における油圧回路の
主要部分を平面的に配置したモデル図、第3図ないし第
8図はそれぞれ第1図の“3″−“3″線、4″−“4
〃線、“5″5″  “6″−“6″線、7”−“7”
線、8″−“8”線に沿う断面図、第9図は第1図にお
ける入口ベースブロックとバルブブロックとを分離した
状態に示す斜視図、第10図は第1図のエンドベースブ
ロックとバルブブロックとを分離した状態をした斜視図
、第11図ないし第14図はそれぞれ第5図の“11″
−11″線、′12”−“12−線、”13”−“13
”線、“14”−“14″線に沿う断面図、第15図は
第1図のサイクル式分配弁から中間ベースブロックおよ
びその上のバルブブロックを取り外して人口べ一スブロ
ックとエンドベースブロックとを直接接続した状態の全
体斜視図である。 20・・・・・・サイクル式分配弁、21・・・・・・
入口ベースブロック、22・・・・・・エンドベースブ
ロック、23・・・・・・中間ベースブロック、2l−
Vl、2l−V2,22−Vl、23−Vl、23−V
2−・・−・・バルブブロック、24・・・・・・潤滑
油入口、222゜226.231,243,206,2
03,225.204,236.239・・・・・・潤
滑油出口、46.47.48・・・・・・通しボルト、
49.50・・・・・・ボルト、76.77.78・・
・・・・ネジ穴、76a。 77a、78a・・・・・・貫通穴、210・・・・・
・入口通路、211a、211b、211c、211d
、211 f ・=−・ボア、212a、212b、2
12c。 212d、212f・・・・・・スプール、261・・
・・・・0リング。 出願人  石川島播磨重工業株式会社 石川島汎用機サービス株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  流体入口を有する入口ベースブロックと、該入口ベー
    スブロックに連結可能なエンドベースブロックと、両ベ
    ースブロックの間に着脱可能に挾持される中間ベースブ
    ロックと、各ベースブロック上にそれぞれ載置状態に取
    り付けられるとともにボア内にスプールを収納したバル
    ブブロックとからなり、これら各ブロックには、前記流
    体入口から流入した流体を各バルブブロック内のボアを
    経由して挿通させる通路が相互に連通状態に形成され、
    各ベースブロックに、前記通路に連通する流体出口がそ
    れぞれ設けられていることを特徴とするサイクル式分配
    弁。
JP8381089A 1989-03-31 1989-03-31 サイクル式分配弁 Pending JPH02261983A (ja)

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