JP2015063944A - 排気ターボチャージャ - Google Patents

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Abstract

【課題】タービンの周囲に可変ノズルが構成される場合でも、分解作業等をせずに実装状態で可変ノズルの固着を抑制・解消し得る洗浄が可能な排気ターボチャージャを提供する。
【解決手段】排気を上流側排気流路部分15aからタービンホイール12に吹き付けるノズル通路部分15bの開度を複数の可動ノズルベーン21の姿勢に応じて変化させる可変ノズル20と、複数の可動ノズルベーン21を回動操作可能な操作リンク機構25とを備えた排気ターボチャージャであって、操作リンク機構25が、ベアリングハウジング14およびタービンハウジング16のうち少なくとも一方のハウジング14または16によって上流側排気流路部分15aに近接して形成された操作リンク機構室23に収納されており、操作リンク機構室23の鉛直方向上方側の壁部16dに、操作リンク機構室23内に外部から洗浄剤Lを注入可能な洗浄剤注入孔71が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気ターボチャージャに関し、特に、排気タービン側の内部の洗浄が可能な排気ターボチャージャに関する。
内燃機関の排気エネルギを利用してその内燃機関に過給する排気ターボチャージャにおいては、タービンホイール等の表面に付着する燃焼残さ等が固化してデポジット(堆積物)が形成され、そのデポジットの堆積量が増すことで過給性能の低下を招き易い。これに対し、定期的に排気ターボチャージャを分解してデポジットを洗浄除去する作業が従前よりなされていたが、その作業が煩雑で時間の掛かる作業であったため、比較的短期間でデポジットを洗浄除去可能にする技術が提案されている。
そのような従来技術としては、例えば排気ターボチャージャに排気ガスを導入する上流側の排気管を一旦切り離し、排気ターボチャージャのスクロール通路内に多数の洗浄水噴射孔を有する洗浄パイプを挿入して洗浄液を噴射させることで、排気タービンやタービンノズルを洗浄できるようにしたものが知られている。この場合、排気ターボチャージャの内底壁部には、洗浄液を機外に排出するためのドレン孔が形成される(例えば、特許文献1参照)。
また、デポジットを除去するためにベアリングハウジング側からエアを導入するものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭56−054340号公報 特開平11−082038号公報
しかしながら、上述のような従来技術にあっては、可変ノズル型のターボチャージャのように、タービンホイールの周囲に多数の可動部材とそれらを操作する操作機構とが配置される場合に、その操作機構側の洗浄ができなかった。
すなわち、可変ノズル型のターボチャージャにおいては、タービンホイールの周囲に多数の可動ノズルベーンとそれらの回動姿勢を操作する操作リンク機構が配置され、その操作リンク機構を収納する環状のリンク室がターボチャージャのスクロール通路に近接して形成されていたため、そのリンク室内に排気ガスが侵入し易かった。
そのため、例えばDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)の強制再生のために排気ガス中にディーゼル燃料が添加されるような場合に、添加燃料がリンク室内に入った後に加熱されて重合反応によりデポジット化し、そのデポジットによって操作リンク機構における部材間の摺動性が妨げられ、操作リンク機構の円滑な動作が損なわれる可能性があった。
また、粗悪燃料の使用等によってそのような摺動性の低下が顕著になり、可変ノズルの開度を変化させる複数の可動ノズルベーンが実質的に固着するような状態に陥ってしまうと、従来の洗浄装置での洗浄によっては操作リンク機構側のデポジットを除去できないため、排気ターボチャージャの分解作業や交換作業が必要になっていた。
そして、そのような排気ターボチャージャの分解作業等には、再組付け後の性能を保証できる精度や調整が高度に要求されるため、十分な設備の無い販売店等では対応できないという問題があった。
そこで、本発明は、タービンの周囲に可変ノズルが構成される場合でも、分解作業や交換作業をすることなく、実装状態で可変ノズルの固着を抑制したり解消したりし得る洗浄作業が可能な排気ターボチャージャを提供することを目的とする。
本発明に係る排気ターボチャージャは、上記目的達成のため、(1)タービンシャフトが一体に連結されたタービンホイールと、前記タービンシャフトを回転自在に支持する筒状をなすとともに外周側に拡径部を有するベアリングハウジングと、前記ベアリングハウジングの前記拡径部側に結合され、前記タービンホイールに内燃機関の排気を導くためのスクロール通路を形成するタービンハウジングと、複数の可動部材を有し、前記排気を前記スクロール通路から前記タービンホイールに吹き付けるノズル通路の開度を前記可動部材の姿勢に応じて変化させる可変ノズルと、前記可動部材の前記姿勢を変化させるよう前記可動部材を操作する操作機構とを備えた排気ターボチャージャであって、前記操作機構が、前記ベアリングハウジングおよび前記タービンハウジングのうち少なくとも一方のハウジングによって前記スクロール通路に近接して形成された操作機構室に収納されており、前記少なくとも一方のハウジングによって構成される前記操作機構室の鉛直方向上方側の壁部に、前記操作機構室内に外部から洗浄剤を注入可能な洗浄剤注入孔が形成されていることを特徴とする。
この構成により、本発明の排気ターボチャージャでは、洗浄剤注入孔を通して操作機構室内に洗浄剤が注入されると、可変ノズルの複数の可動部材を操作する操作機構が洗浄される。したがって、操作機構室内に溜まったデポジットを、排気ターボチャージャの実装状態で洗浄することができる。その結果、排気ターボチャージャの実装状態で、分解作業や交換作業をすることなく、複数の可動部材の固着を解消させる洗浄作業が可能となる。
本発明の排気ターボチャージャにおいては、(2)前記少なくとも一方のハウジングによって構成される前記操作機構室の鉛直方向下方側の壁部に、前記操作機構室と前記スクロール通路とを連通させる連通路が形成されていてもよい。
このようにすると、操作機構室とスクロール通路が連通することになり、操作機構室に溜まったデポジットを内燃機関の運転時にスクロール室側に排出させ易くなり、デポジットを排気ターボチャージャの外部に排出させ易くなる。
本発明の排気ターボチャージャにおいては、(3)前記タービンハウジングによって構成される前記スクロール通路の鉛直方向下方側の壁部に、前記スクロール通路から前記洗浄剤を流下させて排出することが可能な洗浄剤排出孔が形成されていてもよい。
この場合、スクロール通路の内底壁部に排出孔を設けるので、デポジットを洗い落とした洗浄後の洗浄剤をデポジットと共に外部に容易にかつ確実に排出させることができる。
本発明の排気ターボチャージャにおいて、(4)前記連通路は、前記操作機構室側から前記スクロール通路側に近付くほど鉛直方向下方側に位置するよう傾斜していてもよい。
この構成により、洗浄後の洗浄剤をデポジットと共に操作リンク機構室内からスクロール室側に確実に排出させることができ、デポジットを排気ターボチャージャの外部に排出させ易くなる。
本発明の排気ターボチャージャにおいて、(5)前記操作機構は、前記操作機構室と前記スクロール通路とを区画するよう前記少なくとも一方のハウジングによって形成される隔壁部と、前記隔壁部の一面側で前記複数の可動部材を支持するとともに前記隔壁部に回動可能に支持された複数の支持軸部と、前記操作機構室の内壁面となる前記少なくとも一方のハウジングの周壁面と前記隔壁部の他面とに沿って回動するリング部材と、前記複数の支持軸部を前記リング部材の回動に応じ同期して回動させるよう、前記複数の支持軸部と前記リング部材の間に介在する複数の連動係合部材と、を含んでいてもよい。
この構成により、操作機構室内に洗浄剤が注入されると、その洗浄剤により、リング部材の摺動部位、複数の連動係合部材とリング部材の係合部位、複数の支持軸部等に付着しているデポジットが洗い落とされたり、洗浄剤中に浸漬された各部のデポジットが洗浄除去されたりする。したがって、複数の可動部材を同期して回動させる操作機構が多数の摺動部を有するものの、デポジットの堆積による摺動部の摺動性の低下を有効に抑制したり解消したりし得るものとなる。また、洗浄後の洗浄剤は、デポジットと共に排気ターボチャージャの外部に排出させることができる。
また、本発明の排気ターボチャージャにおいて、(6)前記洗浄剤注入孔は、前記操作機構室の内壁面となる前記周壁面に対し直交する方向に延びる外端部と、前記周壁面に沿ってその内周方向に延びるように拡径された内端部とを有していてもよい。
この構成により、操作機構室内に注入される洗浄剤が内周方向に広がり易くなり、均一な洗浄効果が得られる。
本発明によれば、タービンの周囲に可変ノズルが構成される場合でも、分解作業や交換作業をすることなく、実装状態で可変ノズルの固着を抑制したり解消したりし得る洗浄作業が可能な排気ターボチャージャを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る可変ノズル型のターボチャージャの排気タービン側の要部断面図である。 本発明の一実施形態に係るノズルターボチャージャにおける可変ノズルの操作リンク機構を背面側から示す図1のII−II矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係る可変ノズル型のターボチャージャの排気タービン側の要部上面側の外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可変ノズル型のターボチャージャの排気タービン側の要部下面側の外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る可変ノズル型のターボチャージャを備えた内燃機関の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る可変ノズル型のターボチャージャの洗浄剤注入孔付近におけるタービンハウジングとベアリングハウジングの結合形態の変形態様を示す排気タービン側の要部上面側の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(一実施形態)
図1ないし図4に、本発明の一実施形態に係る可変ノズル型のターボチャージャの構成を示し、図5に、一実施形態のターボチャージャを含む内燃機関の吸・排気システム等の構成を示している。また、図6に、その一実施形態におけるタービンハウジングとベアリングハウジングの結合構造の変形例を示している。
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1に排気タービン側部分のみを断面で示し、図5にその配置形態を示す本実施形態のターボチャージャ10は、車両走行駆動用の多気筒内燃機関であるエンジン1の吸・排気システムに装備されている。
エンジン1は、図5に示すように、例えばディーゼル機関であるエンジン本体1Mと、このエンジン本体1Mに装着された吸気装置3、排気装置4および排気再循環装置5と、本実施形態の可変ノズル型(可変容量型)のターボチャージャ10とを備えている。
吸気装置3は、吸気マニホールド31aを含む吸気管31と、エアクリーナ32と、インタークーラ33と、スロットルバルブ34とを含んで構成されている。
排気装置4は、排気マニホールド41aを含む排気管41と、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)を内蔵する排気ガス浄化装置42と、排気ガス浄化装置42の入口側に位置する排気空燃比センサ43とを含んで構成されている。
また、排気装置4は、排気ガス浄化装置42より下流側に位置する酸素濃度センサ44および排気浄化触媒ユニット45と、排気ガス浄化装置42の前後差圧を検出する差圧センサ46と、差圧センサ46の検出差圧増大時に排気マニホールド41a内に添加燃料を噴射する燃料添加弁47とを含んでいる。
図5に示すように、ターボチャージャ10は、エンジン1からの排気のエネルギによって回転動力を発生する排気タービン部分10aと、この排気タービン部分10aからの回転動力を用いてコンプレッサホイール13を回転させ、エンジン1の吸入空気を正圧に加圧して過給することができるコンプレッサ部分10bとを具備している。
具体的には、図1および図5に示すように、ターボチャージャ10は、タービンシャフト11、タービンホイール12、コンプレッサホイール13、センターハウジング14、タービンハウジング16およびコンプレッサハウジング(詳細図示せず)を含んで構成されている。
図1に示すように、タービンシャフト11は、回転中心軸線C1に沿って延在するロータシャフトであり、タービンホイール12は、タービンシャフト11の一端側(図1中の右端側)に一体に連結されている。
コンプレッサホイール13は、タービンシャフト11の他端側(図1中の左端側外方)に一体に連結されている。
センターハウジング14は、タービンシャフト11を回転自在に支持する筒状のベアリングハウジングとなっており、その一端近傍に円環板状の外周側のフランジ部14fを有している。
また、タービンハウジング16は、センターハウジング14の一端部に連結されてタービンホイール12を収納するとともに、タービンホイール12の周囲にエンジン1の排気ガスを導くための排気流路15を形成している。
タービンシャフト11の他端側に一体に連結されたコンプレッサホイール13は、その回転により遠心圧縮作用をなすことで、吸入空気を圧縮することができる。
また、前記コンプレッサハウジングは、センターハウジング14との間にコンプレッサホイール13を収納するようセンターハウジング14の他端部に連結されており、コンプレッサホイール13により遠心方向に加速された空気を減速させるディフューザ通路を形成するようになっている。
なお、センターハウジング14、タービンハウジング16および前記コンプレッサハウジングは、これら全体としてターボチャージャ10のハウジングを構成するように一体的にボルト締結されており、センターハウジング14のフランジ部14fは、その外周近傍に配置された複数のボルト18により略環状の押さえ板19を介してタービンハウジング16側に締結されている。
排気流路15は、その上流側排気流路部分15aで排気管41(排気マニホールドを含む)内に形成される上流側排気通路41uに連通しており、エンジン本体1Mからの排気ガスが流入する。この排気流路15の上流側排気流路部分15aは、渦巻き形をなすスクロール通路となっている。
また、この排気流路15は、上流側排気流路部分15aからタービンホイール12に向かって放射内方へと方向付けられたノズル通路部分15bを有しており、そのノズル通路部分15bを通り加速された排気ガスによって、タービンホイール12が駆動されるようになっている。タービンホイール12より下流側の下流側排気流路部分15cは、排気ガス浄化装置42が装着された下流側排気通路41d内に連通している。
タービンシャフト11が貫通するセンターハウジング14の中心部には、タービンシャフト11を回転自在に支持するための複数の軸受、例えば一対の浮動ブッシュ軸受17(図1中に片方のみ図示している)と、タービンシャフト11を軸方向で位置決めする図示しない位置決め手段等が装着されている。
さらに、詳細を図示しないが、センターハウジング14には、一対の浮動ブッシュ軸受17に加圧された潤滑油を供給する油路や、冷却水を通す複数の冷却水通路14w等が形成されている。
センターハウジング14とタービンハウジング16との間には、排気流路15上に位置するように複数の可動ノズルベーン21(可動部材)を有する可変ノズル20が配置されており、センターハウジング14内には、可動ノズルベーン21を操作する操作リンク機構25(操作機構)が設けられている。
複数の可動ノズルベーン21は、それぞれに対応するベーン操作軸22を介して、排気流路15の壁面の一部をなすノズルバックプレート24に等角度間隔にかつ回動可能に保持されている。そして、これら可動ノズルベーン21は、ノズルバックプレート24の背面側から、図2に示す操作リンク機構25によってそれぞれの回動姿勢(開度位置)を操作されるようになっている。
この操作リンク機構25は、センターハウジング14とタービンハウジング16の間に排気流路15に近接して形成された操作リンク機構室23(操作機構室)に収納されている。
ノズルバックプレート24は、操作リンク機構室23とスクロール通路である排気流路15の上流側排気流路部分15aを区画するよう、センターハウジング14とタービンハウジング16のうち少なくとも一方のハウジング14または16によって形成される隔壁部となっている。
すなわち、ノズルバックプレート24は、図1中ではセンターハウジング14およびタービンハウジング16に嵌着された別体部品として構成されているが、センターハウジング14またはタービンハウジング16に一体に設けられてもよいし、センターハウジング14に一体に設けられた部分とタービンハウジング16に一体に設けられた部分とで構成されてもよい。よって、操作リンク機構室23は、センターハウジング14とタービンハウジング16のうち少なくとも一方のハウジング14または16によって形成され得る。
また、操作リンク機構25は、外部への操作リンケージをなす部材として、センターハウジング14の外部からの操作力により回動操作される操作レバー51と、操作レバー51への操作入力に応じて回動する回動軸52と、センターハウジング14のフランジ部14fを貫通し、回動軸52をセンターハウジング14のフランジ部14fに回動自在に支持する軸受ブッシュ53とを有している。なお、軸受ブッシュ53は、回動軸52の周りの軸受隙間(符号なし)を封止する不図示のシールを内蔵している。
また、図1および図2に示すように、操作リンク機構25は、回動軸52と複数のベーン操作軸22との間に介在する操作リンケージを形成すべく、内側入力レバー54、ユニゾンリング55および複数の操作伝達リンク58を有している。
回動軸52は、操作レバー51と内側入力レバー54を回動方向一体に連結しており、内側入力レバー54は、操作リンク機構室23内で回動軸52の内端部52aに連結されるとともに、回動軸52の内端部52aからユニゾンリング55に向かって延びている。
ユニゾンリング55は、ノズルバックプレート24の背面24b側でタービンハウジング16の内周ガイド面部16aおよびノズルバックプレート24に対して相対回転方向に摺動自在に支持されている。
このユニゾンリング55は、円環状をなすそのリング本体部55aから放射外方向に突出する複数の凸部55bを有しており、リング本体部55aの外周側であって複数の凸部55bの間に複数の空間55cが形成されている。
また、ユニゾンリング55の内周側の一部には、内側入力レバー54の先端部54aに凹凸係合するよう半径方向内方側に向かって開く操作入力溝部56(凹部)が形成されており、ユニゾンリング55の内周側の残部には、可動ノズルベーン21に対応する個数だけ等角度間隔に離間しつつ半径方向内方側に向かって開く複数の伝達溝部57が形成されている。
複数の操作伝達リンク58は、これら複数の伝達溝部57に凹凸係合するそれぞれの一端部58aと、ノズルバックプレート24の背面側に突出した複数のベーン操作軸22の一端部22aにセレーション結合等によって回動方向一体に結合されたそれぞれの他端部58bとを有している。
そして、操作レバー51への操作入力に応じて回動軸52が回動するとき、回動軸52と一体に回動する内側入力レバー54の回動によってユニゾンリング55が操作入力溝部56で周方向に操作され、ユニゾンリング55が、外周側でタービンハウジング16の内周ガイド面部16aに案内されながら回動する。
さらに、このユニゾンリング55によって複数の伝達溝部57に凹凸係合する複数の操作伝達リンク58が同期して回動操作され、複数の操作伝達リンク58に連結された複数のベーン操作軸22を介して複数の可動ノズルベーン21がそれぞれ等角度だけ回動操作される。
ここで、複数のベーン操作軸22は、ノズルバックプレート24の一面24a側で複数の可動ノズルベーン21を支持するとともに、ノズルバックプレート24に回動可能に支持された複数の支持軸部となっている。
また、ユニゾンリング55は、操作リンク機構室23の内壁面となるタービンハウジング16の内周ガイド面部16aとズルバックプレート24の他面24bとに沿って回動するリング部材となっている。
さらに、複数の操作伝達リンク58は、複数のベーン操作軸22をユニゾンリング55の回動に応じ同期して回動させるように、複数のベーン操作軸22とユニゾンリング55の間に介在する複数の連動係合部材となっている。
なお、内側入力レバー54と操作入力溝部56との凹凸係合部分や、複数の操作伝達リンク58と複数の伝達溝部57との凹凸係合部分においては、それらの凹凸が逆になってもよい。
複数の可動ノズルベーン21に対してノズルバックプレート24とは反対の側には、複数のベーン操作軸22の他端部22bをそれぞれ回動自在に保持する円環板状のシュラウドプレート61が設けられており、このシュラウドプレート61とノズルバックプレート24によって、排気流路15のノズル通路部分15bが形成されている。
さらに、シュラウドプレート61とタービンハウジング16の間には、皿ばね状の弾性部材62が介装されており、複数の可動ノズルベーン21は、この弾性部材62によりシュラウドプレート61を介してノズルバックプレート24側に付勢されつつ、シュラウドプレート61とノズルバックプレート24の間に回動可能に、かつ、がたつき無く保持されている。
ところで、センターハウジング14とタービンハウジング16のうち少なくともいずれか一方で構成される操作リンク機構室23の鉛直方向上方側の壁部、例えばタービンハウジング16の内周ガイド面部16aの近傍に位置する大径の環状段付部16bの一部で構成される鉛直方向上方側の壁部16dには、操作リンク機構室23内に外部から洗浄剤Lを注入可能な洗浄剤注入孔71が形成されている。
洗浄剤注入孔71は、例えば図1に示すようにタービンハウジング16の鉛直方向上方側の壁部16dに形成されているが、図3および図6に示すように、センターハウジング14の鉛直方向上方側の壁部14dに形成されてもよい。また、操作リンク機構室23の鉛直方向上方側であれば、センターハウジング14とタービンハウジング16の双方に、洗浄剤注入孔71に代わる任意の形状および数の洗剤注入孔が形成されてもよい。
洗浄剤注入孔71は、操作リンク機構室23の内壁面となるタービンハウジング16の内周ガイド面部16aに対し直交する半径方向に延びる外端部71aと、内周ガイド面部16aに沿ってその内周方向に延びるよう拡径された内端部71bとを有している。そして、半径方向に延びる洗浄剤注入孔71の外端部71a側の孔深さ方向の一部または全部の範囲には、雌ねじが形成されている。
また、洗浄剤注入孔71には、金属ガスケット77を装着したプラグ状のボルト76が締結されており、洗浄剤注入孔71は、ボルト76および金属ガスケット77(例えば、銅ガスケット)によってシール締結されている。したがって、洗浄剤注入孔71は、ボルト76を取り外すことにより開放させることができる。
一方、センターハウジング14とタービンハウジング16のうち少なくともいずれか一方で構成される操作リンク機構室23の鉛直方向下方側の壁部、例えばタービンハウジング16の環状段付部16bおよびバックプレート24の外周部(符号なし)のそれぞれの一部で構成される鉛直方向下方側の壁部16f,24pには、操作リンク機構室23と排気流路15の上流側排気流路部分15aとを連通させる連通路72が形成されている。
この連通路72は、操作リンク機構室23側でその周方向に広がる上流側通路部分72aと、操作リンク機構室23側から排気流路15の上流側排気流路部分15a側に延びる下流側通路部分72bとを有している。
また、連通路72は、上流側通路部分72a側でタービンハウジング16の内周ガイド面部16aの周方向の両側に分岐しつつ広がっており、この上流側通路部分72aから排気流路15の上流側排気流路部分15aに向かって下流側通路部分72bが延びている。
さらに、操作リンク機構室23に対する連通路72の上流側通路部分72aの開口面積は、排気流路15の上流側排気流路部分15aに対する連通路72の下流側通路部分72bの開口面積より大きくなっており、操作リンク機構室23内で流下する洗浄剤が連通路72に流入し易くなっている。
加えて、この連通路72の上流側通路部分72aの開口部分は、複数の操作伝達リンク58が凹凸係合するユニゾンリング55によって、開口面積を狭めることができるようになっている。すなわち、ユニゾンリング55の回動位置に応じて連通路72の上流側通路部分72aが複数の凸部55bのいずれかによって開閉され、その開口面積を変化させることができるようになっている。
連通路72の下流側通路部分72bは、タービンハウジング16とバックプレート24の外周部とが嵌合する環状の嵌合部位の一部をそれぞれ円弧断面の凹状に切り欠いて形成されている。
この連通路72の下流側通路部分72bは、操作リンク機構室23側(図1中で左側)から排気流路15の上流側排気流路部分15a(図1中で右側)に向かってバックプレート24の板厚方向に延びるとともに、排気流路15の上流側排気流路部分15aに近付くほど鉛直方向下方側に位置している。
加えて、タービンハウジング16によって構成される排気流路15の上流側排気流路部分15a(スクロール通路)の鉛直方向下方側の内底壁部16eには、上流側排気流路部分15aから洗浄剤Lを流下させて外部(機外)に排出させることができる洗浄剤排出孔73が形成されている。
洗浄剤排出孔73は、タービンハウジング16の内周ガイド面部16aの半径方向のうち鉛直方向下方側に延びる真直ぐな円筒状の孔であり、その孔深さ方向の一部または全部の範囲に雌ねじが形成されている。
また、洗浄剤排出孔73には、金属ガスケット79を装着したプラグ状のボルト78が締結されており、洗浄剤排出孔73は、ボルト78および金属ガスケット79(例えば、銅ガスケット)によってシール締結されている。したがって、洗浄剤排出孔73は、ボルト78を取り外すことにより開放させることができる。
なお、センターハウジング14のフランジ部14fは、一面側でタービンハウジング16の環状段付部16bに対向しており、センターハウジング14のフランジ部14fとタービンハウジング16の環状段付部16bとの間には、円環板状のガスケット63が挟圧保持されている。
次に、作用について説明する。
上述のように構成された本実施形態のターボチャージャ10では、洗浄剤注入孔71を通して操作リンク機構室23内に洗浄剤Lが注入されると、可変ノズル20の複数の可動ノズルベーン21を回動操作する操作リンク機構25が洗浄される。したがって、操作リンク機構室23内に溜まったデポジットを、ターボチャージャ10の実装状態で洗浄することができることになる。よって、可変ノズル型のターボチャージャ10の分解作業や交換作業をすることなく、ターボチャージャ10の実装状態で複数の可動ノズルベーン21の固着を抑制したり解消したりする洗浄作業が可能となる。
しかも、本実施形態では、少なくとも一方のハウジング16によって構成される操作リンク機構室23の鉛直方向下方側の壁部16f,24pに、操作リンク機構室23と上流側排気流路部分15aとを連通させる連通路72が形成されている。したがって、操作リンク機構室23と上流側排気流路部分15aが連通路72を介して連通することになり、操作リンク機構室23に溜まったデポジットをエンジン1の運転時に排気流路15の上流側排気流路部分15a側に排出させ易くなり、デポジットをターボチャージャ10の外部に排出させ易くなる。
また、本実施形態では、タービンハウジング16によって構成される上流側排気流路部分15aの鉛直方向下方側の内底壁部16eに、上流側排気流路部分15aから洗浄剤Lを流下させて排出することが可能な洗浄剤排出孔73が形成されている。したがって、デポジットを洗い落とした洗浄後の洗浄剤Lを洗い落とされたデポジットと共にターボチャージャ10の外部に容易にかつ確実に排出させることができる。
加えて、連通路72が、操作リンク機構室23側から上流側排気流路部分15a側に近付くほど鉛直方向下方側に位置するよう傾斜しているので、洗浄後の洗浄剤が洗い落とされたデポジットと共に操作リンク機構室23内から上流側排気流路部分15a側に確実に排出されることになる。
また、本実施形態では、操作リンク機構室23内に洗浄剤Lが注入されると、その洗浄剤Lにより、ユニゾンリング55の摺動部位、操作伝達リンク58とユニゾンリング55の係合部位、複数のベーン操作軸22等に付着しているデポジットが洗い落とされたり、洗浄剤L中に浸漬された各部のデポジットが洗浄除去されたりする。したがって、複数の可動ノズルベーン21を同期して回動させる操作リンク機構25が多数の摺動部を有するものの、デポジットの堆積によるその摺動部の摺動性の低下を有効に抑制可能となる。そして、洗浄後の洗浄剤Lは、デポジットと共にターボチャージャ10の外部に排出させることができる。
また、洗浄剤注入孔71が、タービンハウジング16の内周ガイド面部16aに沿ってその内周方向に延びるように拡径された内端部71bを有しているので、操作リンク機構室23内に注入される洗浄剤Lが内周方向に広がり易くなり、均一な洗浄効果が得られる。
このように、本実施形態のターボチャージャ10においては、タービンホイール12の周りに可変ノズル20が構成されるものの、ターボチャージャ10のタービンホイール12側の分解作業や全体の交換作業等をすることなく、実装状態で可変ノズル20の固着を抑制したり解消したりし得る洗浄作業が可能なターボチャージャ10を提供することができる。
なお、前述の一実施形態においては、エンジン本体1Mを例えばディーゼル機関としたが、本発明が他の燃料を使う内燃機関にも適用可能であることはいうまでもない。また、排気ガス浄化装置42は、DPFを用いるものに限らず、燃料添加やポスト噴射等によって排気ガス中に未燃焼の燃焼成分が添加される他の任意の排気浄化装置であってもよい。
また、図1、図6に示したセンターハウジング14およびタービンハウジング16のように、ベアリングハウジングとタービンハウジングの結合形態に関係なく、操作リンク機構室23の鉛直方向上方側に洗浄剤注入孔71を配置すればよく、投入される液体状の洗浄剤Lが流下可能のものであれば、洗浄剤注入孔71が鉛直方向に対し傾斜する軸線を有していてもよいし、湾曲または屈曲していてもよい。
さらに、連通路72は、ノズルバックプレート24の外周部24pおよびタービンハウジング16の鉛直方向下方側の壁部16fを部分的に切り欠いて形成していたが、少なくとも一方のハウジング14または16となるノズルバックプレート24のみに、あるいは、センターハウジング14もしくはタービンハウジング16のみに、連通路72を穿孔して形成してもよい。
操作リンク機構室23内のデポジットを洗浄剤Lにより洗い流してスクロール通路である排気流路15の上流側排気流路部分15a側に排出させたときに、そのスクロール通路を通して洗浄後の洗浄剤Lをターボチャージャ10の外部に容易に流下させたり吸い出したりできる場合、洗浄剤排出孔73は必ずしも必要ではない。ただし、洗浄剤排出孔73を形成することで、配管を着脱する作業も不要にできるし、洗浄剤排出孔73をターボチャージャ10の実装状態における洗浄剤Lの流下部位に配置することで、洗浄剤Lおよびデポジットを容易にかつ確実に排出させることができるので、より好ましい。
操作リンク機構25が、図示のような特定の操作機構に限定されるものでないことはいうまでもない。また、本発明にいう可動部材が可動ノズルベーンに限定されず、可変ノズルであるタービンノズルの口径を姿勢変化により制御できる任意の形状の可動部材で構成され得ることも勿論である。
以上説明したように、本発明は、タービンの周囲に可変ノズルが構成される場合でも、分解作業や交換作業をすることなく、実装状態で可変ノズルの固着を抑制したり解消したりし得る洗浄作業が可能な排気ターボチャージャを提供することができる。このような本発明は、排気タービン側の内部の洗浄が可能な排気ターボチャージャ全般に有用である。
1…エンジン(内燃機関、ディーゼル機関)、3…吸気装置、4…排気装置、10…ターボチャージャ(排気ターボチャージャ、過給機)、10a…排気タービン部分、10b…コンプレッサ部分、11…タービンシャフト、12…タービンホイール、14…センターハウジング(ベアリングハウジング、一方のハウジング)、14d…鉛直方向上方側の壁部、14f…フランジ部、15a…上流側排気流路部分(スクロール通路)、15b…ノズル通路部分、16…タービンハウジング(一方のハウジング)、16d…鉛直方向上方側の壁部、16e…内底壁部、16f…鉛直方向下方側の壁部、20…可変ノズル、21…可動ノズルベーン(可動部材)、22…ベーン操作軸(複数の支持軸部)、23…操作リンク機構室(操作機構室)、24…ノズルバックプレート(隔壁部)、24p…外周部、25…操作リンク機構(操作機構)、41d…下流側排気通路、41u…上流側排気通路、47…燃料添加弁、51…操作レバー、52…回動軸、54…内側入力レバー、55…ユニゾンリング(リング部材)、55b…凸部、55c…空間、56…操作入力溝部(凹部)、57…伝達溝部、58…操作伝達リンク(複数の連動係合部材)、58a…一端部、58b…他端部、71…洗浄剤注入孔、71a…外端部、71b…内端部、72…連通路、72a…上流側通路部分、72b…下流側通路部分、73…洗浄剤排出孔、76…ボルト、77…金属ガスケット、78…ボルト、79…金属ガスケット

Claims (6)

  1. タービンシャフトが一体に連結されたタービンホイールと、前記タービンシャフトを回転自在に支持する筒状をなすとともに外周側に拡径部を有するベアリングハウジングと、前記ベアリングハウジングの前記拡径部側に結合され、前記タービンホイールに内燃機関の排気を導くためのスクロール通路を形成するタービンハウジングと、複数の可動部材を有し、前記排気を前記スクロール通路から前記タービンホイールに吹き付けるノズル通路の開度を前記可動部材の姿勢に応じて変化させる可変ノズルと、前記可動部材の前記姿勢を変化させるよう前記可動部材を操作する操作機構とを備えた排気ターボチャージャであって、
    前記操作機構が、前記ベアリングハウジングおよび前記タービンハウジングのうち少なくとも一方のハウジングによって前記スクロール通路に近接して形成された操作機構室に収納されており、
    前記少なくとも一方のハウジングによって構成される前記操作機構室の鉛直方向上方側の壁部に、前記操作機構室内に外部から洗浄剤を注入可能な洗浄剤注入孔が形成されていることを特徴とする排気ターボチャージャ。
  2. 前記少なくとも一方のハウジングによって構成される前記操作機構室の鉛直方向下方側の壁部に、前記操作機構室と前記スクロール通路とを連通させる連通路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排気ターボチャージャ。
  3. 前記タービンハウジングによって構成される前記スクロール通路の鉛直方向下方側の壁部に、前記スクロール通路から前記洗浄剤を流下させて排出することが可能な洗浄剤排出孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の排気ターボチャージャ。
  4. 前記連通路は、前記操作機構室側から前記スクロール通路側に近付くほど鉛直方向下方側に位置するよう傾斜していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の排気ターボチャージャ。
  5. 前記操作機構は、
    前記操作機構室と前記スクロール通路とを区画するよう前記少なくとも一方のハウジングによって形成される隔壁部と、
    前記隔壁部の一面側で前記複数の可動部材を支持するとともに前記隔壁部に回動可能に支持された複数の支持軸部と、
    前記操作機構室の内壁面となる前記少なくとも一方のハウジングの周壁面と前記隔壁部の他面とに沿って回動するリング部材と、
    前記複数の支持軸部を前記リング部材の回動に応じ同期して回動させるよう、前記複数の支持軸部と前記リング部材の間に介在する複数の連動係合部材と、を含んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1の請求項に記載の排気ターボチャージャ。
  6. 前記洗浄剤注入孔は、前記操作機構室の内壁面となる前記周壁面に対し直交する方向に延びる外端部と、前記周壁面に沿ってその内周方向に延びるように拡径された内端部とを有していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の排気ターボチャージャ。
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