JP2015061469A - モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法 - Google Patents

モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より広い駆動範囲で適切にモータの進角制御を行うことができるモータ駆動制御装置を提供する。
【解決手段】モータ駆動制御装置は、モータ20の進角に関する進角補正値情報S10に基づいて駆動制御信号Sdを出力する制御回路部4と、駆動制御信号Sdに基づいてモータ20を駆動させるモータ駆動部2とを有している。制御回路部4は、複数の補正値のうち進角補正値情報S10を生成するために用いる1つ以上の補正値を決定し、決定された補正値を用いて進角補正値情報S10を生成する。複数の補正値には、制御回路部により電流検出回路6の検出結果に対応する情報に基づいて生成された電流進角補正値と、
モータ20の回転数に関する回転数指令情報に対応する速度進角補正値とが含まれる。
【選択図】図2

Description

この発明は、モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法に関し、特に、モータの進角制御を行うモータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法に関する。
モータ駆動制御装置によるモータ(例えば、ファンモータや扇風機用のモータとして使用されるブラシレスDCモータなど)の回転速度の制御方式として、外部から指令信号を入力し、モータの回転速度がその指令信号に応じたものになるように制御を行うものがある。指令信号としては、例えば、PWM(パルス幅変調)信号が挙げられ、PWM信号のデューティ比などに応じて、モータの回転速度の制御が行われる。
このようなモータ駆動制御装置では、回転しているロータの位置に同期させて各相の電機子コイルを通電させる必要がある。そのため、モータ駆動制御装置は、ロータの回転を制御するとき、位置センサによる位置検出信号や電機子コイルに発生する逆起電圧に基づいてロータの位置を検出し、それに応じてモータの各相に通電するパターン(通電パターン)を設定する。
また、このようなモータ駆動制御装置は、モータの駆動にあたり、モータトルクを最大限に引き出すために、いわゆる進角制御を行う。進角制御では、モータの回転位相に対して、モータの駆動電流の位相の調整が行われる。
下記特許文献1には、モータに流れる電流を検出し、検出した電流値をもとに最適な進角値を決定するようにして進角制御を行うモータ駆動装置が開示されている。このモータ駆動装置は、検出電流のピーク値に応じて、最適な転流点まで転流パルスを遅延させるのに必要な電気角遅延量を決定する。
特開平11−75396号公報
上述のように、モータを高効率で駆動するために進角補正(進角制御)を行うことは一般的であるが、回転数(回転速度)や負荷条件などの駆動状況が変化すれば、最適な進角値は変化する。そのため、モータ駆動制御装置においては、回転数や負荷条件の駆動範囲が広い場合においても、適切に進角補正を行って高効率にモータを駆動させることができるようにすることが要求されている。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、広い駆動範囲で適切にモータの進角制御を行うことができるモータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、モータ駆動制御装置は、モータの進角に関する進角補正値情報に基づいてモータを駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、モータに駆動信号を出力してモータを駆動させるモータ駆動部と、モータの駆動電流を検出する電流検出回路とを備え、制御回路部は、電流検出回路の検出結果に対応する情報に基づいて第1補正値を生成する第1補正手段と、モータの回転数に関する回転数指令情報に対応する第2補正値を生成する第2補正手段と、少なくとも第1補正値及び第2補正値を含む複数の補正値のうち進角補正値情報を生成するために用いる1つ以上の補正値を決定する決定手段と、複数の補正値のうちの決定手段により決定された補正値を用いて進角補正値情報を生成する補正値情報生成手段とを有する。
好ましくは、制御回路部は、予め指定された第3補正値を記憶する第3補正手段をさらに備え、決定手段は、少なくとも第1補正値、第2補正値、及び第3補正値のうち、進角補正値情報を生成するために用いる1つ以上の補正値を決定する。
好ましくは、制御回路部は、電流検出回路の検出結果に対応するデジタル変換された情報を取り込む取り込み回路をさらに含み、第1補正手段は、取り込み回路により取り込まれた情報を平均化処理し、その結果に基づいて第1補正値を生成する。
好ましくは、第1補正手段は、取り込み回路により取り込まれた情報の平均化処理後の結果の変化に対して第1補正値がヒステリシスを持って変化するように、第1補正値を生成する。
好ましくは、制御回路部は、電流検出回路の検出結果を増幅する増幅回路と、増幅回路の出力のピーク値を保持するピークホールド回路とをさらに備え、取り込み回路は、ピークホールド回路の出力をデジタル変換して取り込む。
好ましくは、補正値情報生成手段は、生成する進角補正値情報が変化するとき、進角が所定の変化率を超えて変化しないように徐々に変化させるカウンタ回路を有する。
好ましくは、モータ駆動制御装置は、その全部又は一部が集積回路装置としてパッケージ化されている。
この発明の他の局面に従うと、モータの進角に関する進角補正値情報に基づいてモータを駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、モータに駆動信号を出力してモータを駆動させるモータ駆動部と、モータの駆動電流を検出する電流検出回路とを備えるモータ駆動制御装置の制御方法は、制御回路部に電流検出回路の検出結果に対応する情報に基づいて第1補正値を生成させる第1補正ステップと、制御回路部にモータの回転数に関する回転数指令情報に対応する第2補正値を生成させる第2補正ステップと、少なくとも第1補正値及び第2補正値を含む複数の補正値のうち進角補正値情報を生成するために用いる1つ以上の補正値を決定する決定ステップと、制御回路部に複数の補正値のうちの決定ステップにより決定された補正値を用いて進角補正値情報を生成させる補正値情報生成ステップとを有する。
これらの発明に従うと、第1補正値及び第2補正値を含む複数の補正値のうち用いると決定された1つ以上の補正値を用いて進角補正値情報が生成される。したがって、より広い駆動範囲で適切にモータの進角制御を行うことができるモータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置の制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるモータ駆動制御装置の回路構成を示すブロック図である。 制御回路部の構成を示すブロック図である。 設定情報と進角補正値情報との関係の一例を示す表である。 設定情報と進角補正値情報との関係の変形例を示す表である。 オフセット補正値の設定例について示す表である。 進角の変化動作を説明する図である。 電流進角補正値の生成時の動作を説明するフローチャートである。 電流進角補正値の生成時のCURRENT_HISの設定動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態におけるモータ駆動制御装置について説明する。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるモータ駆動制御装置の回路構成を示すブロック図である。
図1に示すように、モータ駆動制御装置1は、モータ20を例えば正弦波駆動により駆動させるように構成されている。本実施の形態において、モータ20は、例えば3相のブラシレスモータである。モータ駆動制御装置1は、ロータの回転位置信号に基づいて、モータ20の電機子コイルLu,Lv,Lwに正弦波状の駆動電流を流すことで、モータ20を回転させる。本実施の形態において、ロータの回転位置信号は、ホール(HALL)素子の出力信号から、ロータの回転位置を推定した信号である(不図示)。
モータ駆動制御装置1は、インバータ回路2a及びプリドライブ回路2bを有するモータ駆動部2と、制御回路部4とを有している。また、モータ20には、電流検出回路6が設けられている。なお、図1に示されているモータ駆動制御装置1の構成要素は、全体の一部であり、モータ駆動制御装置1は、図1に示されたものに加えて、他の構成要素を有していてもよい。
本実施の形態において、モータ駆動制御装置1は、その全部がパッケージ化された集積回路装置(IC)である。なお、モータ駆動制御装置1の一部が1つの集積回路装置としてパッケージ化されていてもよいし、他の装置と一緒にモータ駆動制御装置1の全部又は一部がパッケージ化されて1つの集積回路装置が構成されていてもよい。
インバータ回路2aは、プリドライブ回路2bとともに、モータ駆動部2を構成する。インバータ回路2aは、プリドライブ回路2bから出力された出力信号に基づいてモータ20に駆動信号を出力し、モータ20が備える電機子コイルLu,Lv,Lwに通電する。インバータ回路2aは、例えば、直流電源Vccの両端に設けられた2つのスイッチ素子の直列回路の対が、電機子コイルLu,Lv,Lwの各相(U相、V相、W相)に対してそれぞれ配置されて構成されている。2つのスイッチ素子の各対において、スイッチ素子同士の接続点に、モータ20の各相の端子が接続されている(不図示)。
プリドライブ回路2bは、制御回路部4による制御に基づいて、インバータ回路2aを駆動するための出力信号を生成し、インバータ回路2aに出力する。出力信号としては、例えば、インバータ回路2aの各スイッチ素子に対応するVuu,Vul,Vvu,Vvl,Vwu,Vwlの6種類が出力される。これらの出力信号が出力されることで、それぞれの出力信号に対応するスイッチ素子がオン、オフ動作を行い、モータ20に駆動信号が出力されてモータ20の各相に電力が供給される。
本実施の形態において、制御回路部4には、回転数信号Srと、回転速度指令信号(回転数指令情報の一例)Scと、スタート信号Ssとが入力される。
回転数信号Srは、モータ20から制御回路部4に入力される。回転数信号Srは、例えば、モータ20のロータの回転に対応するFG信号である。FG信号は、ロータの側にある基板に設けたコイルパターンを用いて生成される信号(パターンFG)であってもよいし、モータ20に配置されたホール(HALL)素子の出力を用いて生成される信号(ホールFG)であってもよい。なお、モータ20の各相(U,V,W相)に誘起する逆起電圧を検出する回転位置検出回路を設け、検出された逆起電圧に基づき、モータ20のロータの回転位置と回転数とを検出するようにしてもよいし、モータの回転数や回転位置を検出するエンコーダなどのセンサ信号を用いてもよい。
回転速度指令信号Scは、例えば、制御回路部4の外部から入力される。回転速度指令信号Scは、モータ20の回転数に関する信号であって、例えば、モータ20の目標回転速度に対応するクロック信号である。
スタート信号Ssは、例えば、制御回路部4の外部から入力される。スタート信号Ssは、モータ20の駆動制御を行うか、駆動制御を行わないスタンバイ状態となるかを設定するための信号である。
制御回路部4は、例えば、マイクロコンピュータやデジタル回路等で構成されている。制御回路部4は、回転数信号Srと、回転速度指令信号Scと、スタート信号Ssと、回転位置信号とに基づいて駆動制御信号Sdをプリドライブ回路2bに出力する。制御回路部4は、駆動制御信号Sdを出力することで、モータ20が回転速度指令信号Scに対応する回転数で回転するようにモータ20の回転制御を行う。すなわち、制御回路部4は、モータ20を駆動させるための駆動制御信号Sdをモータ駆動部2に出力し、モータ20の回転制御を行う。
電流検出回路6は、モータ駆動部2からモータ20に流れる電流を検出する。例えば、モータ20に流れた電流はインバータ回路2aを通り、電流検出抵抗を通って、GNDへ流れるので、電流検出回路6は、電流検出抵抗の両端の電圧からモータ20に流れる電流を検出することができる。これにより、電流検出回路6は、モータ20に流れる駆動電流を電圧として検出する。電流検出回路6は、検出結果である検出電圧信号Vdを出力する。検出電圧信号Vdは、制御回路部4に入力される。
[制御回路部4の説明]
ここで、制御回路部4は、モータ20の進角に関する進角補正値情報に基づいて、駆動制御信号Sdを出力する。すなわち、モータ20の駆動電流について、進角制御を行う。このとき、制御回路部4は、所定の方法で得られた補正値を用いて、進角補正値情報を生成する。
図2は、制御回路部4の構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、制御回路部4は、速度制御回路31と、進角補正回路(決定手段、補正値情報生成手段の一例)33と、正弦波駆動回路35と、メモリ37と、電流帰還回路41とを含む。速度制御回路31と、進角補正回路33と、正弦波駆動回路35とは、それぞれデジタル回路である。なお、図2において、各回路間での信号や情報等の送受は後述の進角補正値情報S10の生成に関する説明に係るものが示されている。
電流帰還回路41には、電流検出回路6の検出電圧信号Vdが、電流検出抵抗を用いて入力される。電流帰還回路41は、検出電圧信号Vdが入力される非反転増幅回路(増幅回路の一例)43と、ピークホールド回路45と、取り込み回路47とを含んでいる。非反転増幅回路43とピークホールド回路45とはアナログ回路である。取り込み回路47は、ピークホールド回路45の出力信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、そのデジタル信号を進角補正回路33に取り込むためのロジック回路とを有している。ADコンバータは、例えば、分解能5ビット、変換速度100kHzのデジタル信号を出力する。
電流帰還回路41に入力された検出電圧信号Vdは、非反転増幅回路43で増幅され、そのピーク値がピークホールド回路45で保持され、ピーク値の推移を示す信号が取り込み回路47に出力される。取り込み回路47は、ピークホールド回路45の出力をデジタル変換して取り込む。取り込み回路47で取り込まれた情報は、電流検出回路6の検出結果に対応する電流値S3として進角補正回路33に入力される。
制御回路部4において、進角補正回路33は、後述のようにして進角補正値情報S10を生成し、正弦波駆動回路35に出力する。そうすると、正弦波駆動回路35は、入力された進角補正値情報S10とロータの回転位置信号に基づいて、正弦波駆動を行うための波形の駆動制御信号Sdを生成し、モータ駆動部2に出力する。すなわち、駆動制御信号Sdは、ロータの回転位置信号と、進角補正値情報S10と、回転速度指令信号Scとに基づいて生成される。
[進角補正値情報S10の生成に関する説明]
ここで、本実施の形態において、進角補正回路33は、互いに由来が異なる3種類の進角に関する補正値のうち1つ以上を用いて、進角補正値情報S10を生成する。すなわち、補正値としては、回転速度指令信号Scに対応する速度進角補正値(第2補正値)S1がある。また、予め設定された、オフセット補正値(第3補正値)S2がある。さらにまた、電流検出回路6の検出結果に対応する情報に基づいて生成される電流進角補正値(第1補正値)がある。各補正値は、デジタル信号である。
速度進角補正値S1は、速度制御回路31において生成される。速度制御回路31には、回転速度指令信号Scと、回転数信号Srとが入力される。速度制御回路31は、例えば、回転速度指令信号Scに対応する目標回転数(目標回転速度)の大きさに速度進角補正値S1が比例するように、速度進角補正値S1を生成し、進角補正回路33に出力する。なお、速度進角補正値S1がモータ20の回転速度すなわち回転数信号Srに応じた大きさになるように、速度進角補正値S1が生成されるようにしてもよい。
オフセット補正値S2は、例えば、メモリ37に進角補正値37aとして予め記憶されている、予め指定された固定値である。進角補正回路33は、メモリ37内の進角補正値37aの情報を読み取ることで、オフセット補正値S2を用いることができる。
電流進角補正値は、上述のようにして電流帰還回路41から進角補正回路33に入力される電流値S3を用いて生成される。換言すると、進角補正回路33は、電流検出回路6の検出結果に対応する情報に基づいて、電流進角補正値を生成する。本実施の形態において、進角補正回路33は、電流値S3の大きさと電流進角補正値とが比例するように、電流進角補正値を生成する。
進角補正回路33は、これらの速度進角補正値S1、オフセット補正値S2、及び電流進角補正値の3つの補正値のうち、進角補正値情報S10を生成するために用いる補正値を決定する(補正値を選択する)。そして、進角補正回路33は、用いると決定した補正値を用いて、進角補正値情報S10を生成する。生成は、用いると決定した補正値同士を加算することで行われる。すなわち、用いると決定された補正値同士を加算した結果が、進角補正値情報S10として出力される。
本実施の形態では、進角補正回路33は、メモリ37を参照して、メモリ37に予め記憶された設定情報37bを設定情報D1として読み取る。そして、読み取った設定情報D1の値に応じて、いずれの補正値を用いるかを決定する。なお、進角補正回路33に外部から設定情報D1に相当する信号が入力されるようにして、進角補正回路33がそれに応じて用いる補正値を決定するようにしてもよい。
図3は、設定情報D1と進角補正値情報S10との関係の一例を示す表である。
図3に示されるように、本実施の形態では、設定情報D1として「0」か「1」のいずれかが設定されており、それに応じて、進角補正値情報S10が2通りの方法で生成される。
具体的には、設定情報D1が「0」のとき、進角補正回路33は、3つの補正値のすべてを用いると決定する。すなわち、進角補正回路33は、速度進角補正値S1と、オフセット補正値S2と、生成した電流進角補正値とを加算して、進角補正値情報S10を生成する。
他方、設定情報D1が「1」のとき、進角補正回路33は、3つの補正値のうち、速度進角補正値S1とオフセット補正値S2との2つを用いると決定する。すなわち、進角補正回路33は、速度進角補正値S1とオフセット補正値S2とを加算して、進角補正値情報S10を生成する。このとき、電流進角補正値は生成されなくてもよいし、生成されてもよい(電流進角補正値が生成された場合であっても、他の補正値に加算はされない。)。
このように構成されていることで、例えばモータ20の用途などに応じて、進角補正値情報S10の生成方法(どの補正値を用いて生成するか)を変更することができる。また、回転数、負荷電流に応じて進角に補正することで、モータ20を、広い回転数域や、広い負荷の範囲で、適切にモータ20を駆動させることができる。
すなわち、3種類の補正値は、それぞれ異なる点に着目して、進角を補正するためのものである。具体的には、モータ20の回転数域が変化する場合には、適切な進角値が回転数域に応じて変化する。このような場合に、速度進角補正値S1に基づいて進角制御を行うと、有効である。また、モータ20において、ロータの回転位置の検出精度には誤差がある場合がある。このような問題について、予め進角値をオフセットさせるオフセット補正値S2に基づいて進角制御を行うことで、このような誤差があっても遅れ位相(遅角)で駆動電流が流れることがないようにすることができる。また、定速での駆動時にモータ20の負荷が変動する場合にも、それに応じて適切な進角値が負荷に応じて変化する。このような場合に、負荷の大小に応じて変化する電流値S3に応じた電流進角補正値に基づいて進角制御を行うと、有効である。
ここで、例えば、モータ20を所定の間隔で用紙を搬送する装置の動力源として用いる場合などには、負荷変動が大きくなることがある。このような用途では回転ムラが小さいことが重要になるところ、電流値S3の変動が大きいと電流進角補正値の変動が大きくなり、モータ20の適正な回転に影響が及ぶ場合がある。本実施の形態では、このような場合において、設定情報37bを設定することで、電流進角補正値を用いて進角補正値情報S10を生成するかどうか(負荷変動に注目した進角制御を行うか否か)を指定することができる。したがって、回転数域や負荷の大きさやそれらの変動などが様々な使用場面において、モータ20の進角制御を適正に行って、適正にモータ20を駆動させることができる。
なお、進角補正値情報S10の生成に用いる補正値の決定方法はこれに限られるものではない。進角補正値情報S10の生成に用いる補正値は、3つの補正値のうちいずれか1つ以上であればよい。
図4は、設定情報D1と進角補正値情報S10との関係の変形例を示す表である。
例えば、図4に示されるように、2ビットの値を設定情報D1として用いて、進角補正値情報S10の生成に用いる補正値が決定されるようにしてもよい。具体的には、例えば、次のようにすればよい。設定情報D1が「00」のとき、オフセット補正値S2のみを用いる。設定情報D1が「01」のとき、速度進角補正値S1とオフセット補正値S2とを用いる。設定情報D1が「10」のとき、速度進角補正値S1とオフセット補正値S2と電流進角補正値とを用いる。設定情報D1が「11」のとき、オフセット補正値S2と電流進角補正値とを用いる。なお、オフセット補正値S2として「0」を設定することにより、実質的にはオフセット補正値S2による進角のオフセットを行わないようにすることができる。
ここで、オフセット補正値S2としては、所定の値が当初からメモリ37に記憶されていてもよいし、ユーザが設定情報D1と同様にメモリ37に設定値を指定することにより、その設定値に応じた値がオフセット補正値S2として用いられるようにしてもよい。
図5は、オフセット補正値S2の設定例について示す表である。
本実施の形態において、正弦波生成の分解能によって進角の最小ステップ幅が決まる。例えば、電気角360°を144分割した信号を得れば、2.5°ステップで進角を変化させることができる。図5に示されるように、「0」〜「7」までの設定値とそれに対応するオフセット補正値S2とが設定されている。これにより、例えば、設定値を「0」に設定したときにはオフセット補正値S2が「0度(オフセットさせない)」、設定値を「1」に設定したときにはオフセット補正値S2が「2.5度」、設定値を「2」に設定したときにはオフセット補正値S2が「5度」、…、設定値を「7」に設定したときにはオフセット補正値S2が「17.5度」などとなるように、適宜適切なオフセット補正値S2を容易に指定することができるようになる。
なお、本実施の形態では、進角補正値情報S10は、進角が第1の値から第2の値まで変化すべきときでも、徐々に進角が変化するようにして出力される。進角補正回路33は、例えばアップカウンタ回路やダウンカウンタ回路などのカウンタ回路を有しており、進角が第1の値から第2の値まで変化すべきときに、目標値となる第2の値に進角が到達するまで、単位時間あたりに所定の量ずつ進角を変化させる制御を行う。換言すると、進角補正回路33は、カウンタ回路により進角が所定の変化率を超えて変化しないようにして、進角補正値情報S10を出力する。
図6は、進角の変化動作を説明する図である。
図6において、破線は進角の目標値であり、実線は進角である。時間が経過するにつれ、モータ20の目標回転数が変更されたり電流値S3が変化したりすることで、進角の大きさが変化すると、進角は、目標値に向けて、カウンタ回路により定められた一定の傾きで変化する。
例えば、時刻t1以前は第1の値V1であった目標値が、時刻t1に第1の値V1より大きい第2の値V2に変化し、その後、時刻t2に、第1の値V1より大きく第2の値V2より小さい第3の値V3に変化した場合を想定する。時刻t1において進角が第1の値V1であったとき、時刻t1以後は、進角は、第2の値V2に向けて変化する。このとき、進角は時間の経過と共に一定量ずつ変化するので、徐々に上昇する。進角が第3の値V3より大きくなったとき、時刻t2において目標値が第3の値V3に変化すると、その時点から、進角は、第3の値V3に向けて下降を開始する。進角は、下降時も、上昇時と同様に徐々に変化する。進角が目標値にまで一致すると、その値のままとなる。
このように進角は徐々に変化するので、進角制御の影響でモータ20の動作が急激に変化することがなくなり、回転ムラの発生を抑えることができる。
[電流進角補正値の生成に関する説明]
本実施の形態において、進角補正回路33は、取り込み回路47により取り込まれた電流値S3を平均化処理し、その結果に基づいて、電流進角補正値を生成する。このとき、進角補正回路33は、電流値S3の平均化処理後の結果の変化に対して、電流進角補正値がヒステリシスを持って変化するようにして、電流進角補正値を生成する(ヒステリシス動作ということがある。)。
図7は、電流進角補正値の生成時の動作を説明するフローチャートである。
図7に示されるように、電流進角補正値の生成は、現在の電流進角補正値をもとにして行われる(ステップS111)。電流進角補正値の初期値は、「0」である。
ステップS112において、ヒステリシスを考慮した補正値の候補値CURRENT_HISの設定を行う。
図8は、電流進角補正値の生成時のCURRENT_HISの設定動作を示すフローチャートである。
図8に示されるように、ステップS131において、取り込み回路47より取り込まれる電流値S3の所定の期間分のデータを足し算した値(取り込み周期毎に所定の回数だけ足し算した値)を生成する(平均化処理)。本実施の形態では、PWM周期(例えば50usec)毎に、取り込み回路47により取り込まれる5ビットの電流検出データ(電流値S3)を、4095回加算する。これにより、候補値CURRENT4095が生成される。そして、CURRENT4095が、所定値(ここでは4095)よりも大きいかどうかを判定する。
ステップS131においてCURRENT4095が4095よりも大きければ、ステップS132の処理が行われる。すなわち、CURRENT4095から4095を引いた値を、CURRENT_HISとして設定する。
他方、ステップS131においてCURRENT4095が4095よりも大きくなければ、ステップS133の処理が行われる。すなわち、「0」がCURRENT_HISとして設定される。
ステップS132又はステップS133の処理が行われることで、負の値でないCURRENT_HISが設定される。その後、図7のステップ113の処理に戻る。
ステップS113において、CURRENT4095[16:14](CURRENT4095の上位3ビット)の値が、CURRENT_HIS[16:14](CURRENT_HISの上位3ビット)の値と等しいか否か判断する。
ステップS113において、CURRENT4095[16:14]とCURRENT_HIS[16:14]とが等しければ(YESの場合)、ステップS114において、CURRENT4095[16:14]を電流進角補正値として設定する。
ステップS113において、CURRENT4095[16:14]とCURRENT_HIS[16:14]とが等しくなければ(NOの場合)、ステップS115において、現在の補正値が、CURRENT_HIS[16:14]の値と2以上の差があるか否かを判断する。
ステップS115において、現在の補正値とCURRENT_HIS[16:14]の値とに2以上の差があれば(YESの場合)、ステップS116において、CURRENT_HIS[16:14]を電流進角補正値として設定する。
ステップS115において、現在の補正値とCURRENT_HIS[16:14]の値とに2以上の差がなければ(NOの場合)、ステップS117において、現在の電流進角補正値を保持する。
以上の処理が行われることで、電流進角補正値が生成される。進角補正回路33はデジタル回路であるので、これらの処理は比較的容易に行うことができる。
このように、電流進角補正値は、ヒステリシスを考慮した処理により生成される。したがって、軽微な負荷変動などが生じて、ヒステリシス動作が行われない場合にある補正値とその次の段階の補正値とが切り替わるような電流値S3の変化があったときでも、本実施形態においては、補正値が切り替わりにくくなる。したがって、電流進角補正値がある補正値と次の段階の補正値との間で頻繁に切り替わるような進角のばたつきを軽減させることができ、モータ20の駆動を安定させることができる。
[実施の形態における効果]
以上説明したように、本実施の形態では、速度進角補正値と、電流進角補正値と、オフセット補正値とを用いて進角補正値情報を生成することで、モータの回転数指令値及び電流値にそれぞれ比例した進角補正を行ってモータを駆動させることができる。したがって、どのような回転数、負荷条件下においても、その条件に適した進角制御を行うことができる。そのため、広範囲な回転領域や用途において、モータを高効率に駆動させることができる。これらの補正値の中から進角補正値情報の生成に用いるものを適切に選択できるので、より使用条件等に即した進角制御を行うことができる。
電流進角補正値の生成時には、ヒステリシス動作が行われる。したがって、進角補正値が変わる閾値が近い状態で電流変動があっても、進角補正値が頻繁に変動することを防止でき、モータを安定的に駆動させることができる。
進角補正値情報の生成は、デジタル回路を用いて行われる。したがって、比較的小規模な回路を構成して補正値を生成する演算を行うことができる。従来見られるような、モータの電気子コイル各相に電流検出抵抗を設けたりモータ端子電圧の積分波形を生成する回路を設けたりすることは必要なく、回転位置を検出するホール素子などのセンサを用いたモータ用のモータ駆動制御装置であっても、比較的安価に製造することができる。
[その他]
制御回路部は、図2に示されるような回路構成に限定されない。本発明の目的にあうように構成された、様々な回路構成が適用できる。
進角補正回路が生成する電流進角補正値と電流値との関係や、速度制御回路が生成する速度進角補正値と目標回転数等との関係は、メモリの設定情報などに基づいて変更可能であってもよい。オフセット補正値は、任意の値に変更可能であってもよい。
進角補正回路は、メモリに記憶されている設定情報に応じて、進角補正値情報の生成動作や電流進角補正値の生成動作の態様を変更するものに限られず、制御回路部の外部から入力された設定信号に応じてこれらの動作を変更したり、モータの動作に関する種々の検出結果等にあわせてこれらの動作を変更したりするようにしてもよい。
電流帰還回路では、非反転増幅回路やピークホールド回路に限られず、種々のアナログフィルタ回路を用いることができる。例えば、ピークホールド回路に代えて、サンプルホールド回路などを用いるようにしてもよい。取り込み回路は、これらのアナログフィルタ回路を経由してADコンバータを用いて変換された、電流検出回路の検出電圧信号Vdに対応するデジタル変換された情報を取り込むように構成されていればよい。
制御回路部には、回転速度指令信号が入力されなくてもよい。この場合、例えば、所定の目標回転数に応じて正弦波駆動回路が駆動制御信号を出力するようにしたりその所定の目標回転数に応じた進角の補正値が生成されて進角補正回路に送られるようにしたりしてもよい。
モータ駆動制御装置の各構成要素は、少なくともその一部がハードウェアによる処理ではなく、ソフトウェアによる処理であってもよい。
本実施の形態のモータ駆動制御装置により駆動されるモータは、3相のブラシレスモータに限られず、他の種類のモータであってもよい。
本発明は、正弦波駆動方式によりモータを駆動するモータ駆動制御装置に限られず、例えば矩形波駆動方式によりモータを駆動するモータ駆動制御装置に適用してもよい。
上述の実施の形態における処理の一部又は全部が、ソフトウェアによって行われるようにしても、ハードウェア回路を用いて行われるようにしてもよい。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 モータ駆動制御装置
2 モータ駆動部
4 制御回路部
6 電流検出回路
20 モータ
31 速度制御回路
33 進角補正回路(決定手段、補正値情報生成手段の一例)
35 正弦波駆動回路
37 メモリ
41 電流帰還回路
43 非反転増幅回路(増幅回路の一例)
45 ピークホールド回路
47 取り込み回路
D1 設定情報
Sc 回転速度指令信号(回転数指令情報の一例)
Sd 駆動制御信号
Sr 回転数信号
S1 速度進角補正値(第2補正値)
S2 オフセット補正値(第3補正値)
S3 電流値
S10 進角補正値情報
Ss スタート信号
Vd 検出電圧信号

Claims (8)

  1. モータの進角に関する進角補正値情報に基づいて前記モータを駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、
    前記制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、前記モータに駆動信号を出力して前記モータを駆動させるモータ駆動部と、
    前記モータの駆動電流を検出する電流検出回路とを備え、
    前記制御回路部は、
    前記電流検出回路の検出結果に対応する情報に基づいて第1補正値を生成する第1補正手段と、
    前記モータの回転数に関する回転数指令情報に対応する第2補正値を生成する第2補正手段と、
    少なくとも前記第1補正値及び前記第2補正値を含む複数の補正値のうち前記進角補正値情報を生成するために用いる1つ以上の補正値を決定する決定手段と、
    前記複数の補正値のうちの前記決定手段により決定された補正値を用いて前記進角補正値情報を生成する補正値情報生成手段とを有する、モータ駆動制御装置。
  2. 前記制御回路部は、予め指定された第3補正値を記憶する第3補正手段をさらに備え、
    前記決定手段は、少なくとも前記第1補正値、前記第2補正値、及び前記第3補正値のうち、前記進角補正値情報を生成するために用いる1つ以上の補正値を決定する、請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記制御回路部は、
    前記電流検出回路の検出結果に対応するデジタル変換された情報を取り込む取り込み回路をさらに含み、
    前記第1補正手段は、前記取り込み回路により取り込まれた情報を平均化処理し、その結果に基づいて前記第1補正値を生成する、請求項1又は2に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記第1補正手段は、前記取り込み回路により取り込まれた情報の平均化処理後の結果の変化に対して前記第1補正値がヒステリシスを持って変化するように、前記第1補正値を生成する、請求項3に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記制御回路部は、
    前記電流検出回路の検出結果を増幅する増幅回路と、
    前記増幅回路の出力のピーク値を保持するピークホールド回路とをさらに備え、
    前記取り込み回路は、前記ピークホールド回路の出力をデジタル変換して取り込む、請求項3又は4に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 前記補正値情報生成手段は、生成する進角補正値情報が変化するとき、進角が所定の変化率を超えて変化しないように徐々に変化させるカウンタ回路を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
  7. 前記モータ駆動制御装置は、その全部又は一部が集積回路装置としてパッケージ化されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のモータ駆動制御装置。
  8. モータの進角に関する進角補正値情報に基づいて前記モータを駆動させるための駆動制御信号を出力する制御回路部と、
    前記制御回路部から出力された駆動制御信号に基づいて、前記モータに駆動信号を出力して前記モータを駆動させるモータ駆動部と、
    前記モータの駆動電流を検出する電流検出回路とを備えるモータ駆動制御装置の制御方法であって、
    前記制御回路部に前記電流検出回路の検出結果に対応する情報に基づいて第1補正値を生成させる第1補正ステップと、
    前記制御回路部に前記モータの回転数に関する回転数指令情報に対応する第2補正値を生成させる第2補正ステップと、
    少なくとも前記第1補正値及び前記第2補正値を含む複数の補正値のうち前記進角補正値情報を生成するために用いる1つ以上の補正値を決定する決定ステップと、
    前記制御回路部に前記複数の補正値のうちの前記決定ステップにより決定された補正値を用いて前記進角補正値情報を生成させる補正値情報生成ステップとを有する、モータ駆動制御装置の制御方法。
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