JP2015061177A - 車載機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両間の通話を適切に継続させることができる車載機器を提供する。
【解決手段】相手側端末とトランシーバ通信を行う特定小電力トランシーバ回路11と、携帯電話12による電話回線を介した通話および特定小電力トランシーバ回路11によるトランシーバ通信の切り替えを制御して相手側端末との通話を行う中央制御部1とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯電話とリンクして通話を中継する車載機器に関する。
従来、携帯電話を用いて他者と通話する際には、電話会社の基地局を経由して相手側の携帯電話と通話回線が接続される。このため、通話相手が近い場所にいても、基地局との電波状況が悪い環境であれば、通話ができなくなる。
一方、複数人のグループで車両移動を行う場合、複数の車両に分かれて行動することがある。この場合、複数の車両は近距離内に集まった状態で移動することが多く、車両間の情報交換には、一般に携帯電話が使用される。
しかしながら、通常の携帯電話網は、上述した通り、基地局との電波状況に影響されるため、例えばトンネル内などでは、自車の近くを走行する他車両に通話相手がいる場合であっても、通話ができない状態が発生する。例えば、タクシー無線やアマチュア無線の技術を用いれば長距離通信も可能であるが、これらの無線機を使用するには無線免許を取得する必要があり、手間とコストがかかってしまう。
これに対して、例えば、特許文献1には、車両間で互いの位置情報およびその他の情報(音声、図形または文字情報)を交換するナビゲーションシステムが開示されている。
この情報交換には、既存の道路交通システムであるVICS(登録商標)などの中継塔を介する無線通信方式あるいは周波数帯域がミリ波(30GHz〜300GHzの電磁波)の無線通信方式が使用される。
また、特許文献2には、複数の相手車両との無線通信によって各相手車両の位置情報を受信し、表示地図上に自車両の現在位置および各相手車両の位置を表示する車両位置表示装置が開示されている。この装置では、相手車両の位置情報を表示するときに、相手車両と直接通信できなければ中継車両を設定し、この中継車両を介して通信を可能とするための送受信データ様式について述べられている。
特開平8−304088号公報 特開平9−044795号公報
特許文献1に代表される従来の技術には、中継塔を介する無線通信方式またはミリ波帯の無線通信方式は開示されているが、これらの無線通信方式を用いた情報交換のみが開示されている。このため、トンネル内などの基地局との電波状況が悪い環境で、通話相手が自車の近くを走行する他車両にいる場合であっても、通話ができないという不具合に対処することができない。
また、特許文献2では、相手車両の位置情報を表示するときに、相手車両と直接通信できない場合には中継車両を設定し、その中継車両を経由して通信を可能にするための送受信データ様式について述べられている。しかしながら、中継車両となり得る車両の無線機がない場合は、相手車両との通信が継続できない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車両間の通話を適切に継続させることができる車載機器を得ることを目的とする。
この発明に係る車載機器は、携帯電話と通信接続して、電話回線を介した通話およびトランシーバ通信が可能な相手側端末との間で通話を行う車載機器であって、相手側端末とトランシーバ通信を行う特定小電力トランシーバ部と、携帯電話による電話回線を介した通話および特定小電力トランシーバ部によるトランシーバ通信の切り替えを制御して相手側端末との通話を行う制御部とを備える。
この発明によれば、車両間の通話を適切に継続させることができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る車載機器の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る車載機器の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る車載機器の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る車載機器の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る車載機器の構成を示すブロック図である。図1に示す車載機器は、Bluetooth(登録商標;以下記載を省略する)などの近距離無線通信で携帯電話12と通信接続して、電話回線を介した通話およびトランシーバ通信が可能な相手側端末との間で通話を行う機能を有した車載機器であり、例えば、カーナビゲーション装置またはカーオーディオ装置で実現される。
その構成として、中央制御部1、表示部2、記憶部3、キー操作部4、マイクアンプ5、パワーアンプ6、音声制御部7、音声コーデック部8、Bluetooth制御部9、Bluetoothアンテナ10および特定小電力トランシーバ回路11を備える。
中央制御部1は、図1に示す車載機器の内部構成を制御する制御部であり、車載機器を構成するコンピュータのCPU(中央演算装置)に相当する。すなわち、表示部2、記憶部3、キー操作部4、音声制御部7、特定小電力トランシーバ回路11の送受信回路部11aは、中央制御部1に接続されて動作が制御される。
また、中央制御部1は、携帯電話12による電話回線を介した通話および特定小電力トランシーバ回路11によるトランシーバ通信の切り替えを制御して相手側端末との通話を行う制御部としても機能する。
表示部2は、中央制御部1による処理の結果を表示する表示装置であり、例えば、操作画面やメニュー画面などを表示する。また、表示部2は、例えば、液晶表示パネル、プラズマ表示パネル、有機ELパネルなどで実現することができる。
記憶部3は、車載機器のシステム制御を行うための基本ソフトウェアおよび周辺機器を操作するためのアプリケーションソフトなどを記憶する記憶装置である。
キー操作部4は、外部からのキー操作を受け付ける操作部である。なお、キー操作としては、ハードウェアキーのキー操作に加え、表示部2に表示したソフトウェアキー(ボタン)に対するタッチパネルの押圧操作も含まれる。
マイクアンプ5は、車載マイク5aによって集音された音声を増幅するアンプであり、車載マイク5aは、車内のユーザAが発した音声を集音するマイクである。
また、パワーアンプ6は、D/Aコンバータ7bによりデジタル信号からアナログ信号に変換された音声信号を増幅するアンプであり、車載スピーカ6aは、パワーアンプ6で増幅された通話相手の音声を出力するスピーカである。
音声制御部7は、各種音声の再生経路を制御する制御部であり、A/Dコンバータ7aとD/Aコンバータ7bを備える。A/Dコンバータ7aは、マイクアンプ5により増幅された音声信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。D/Aコンバータ7bは、音声コーデック部8から出力された音声信号をデジタル信号からアナログ信号に変換する。音声コーデック部8は、音声制御部7から出力された音声信号をエンコードしてBluetooth制御部9に出力し、Bluetooth制御部9から出力された音声信号をデコードして音声制御部7に出力する。
Bluetooth制御部9は、携帯電話12とのBluetoothアンテナ10を介した通信を制御する制御部である。
特定小電力トランシーバ回路11は、相手側端末とトランシーバ通信を行う特定小電力トランシーバ部であり、送受信回路部11aおよびトランシーバ用アンテナ11bを備えて構成される。なお、特定小電力トランシーバは、422MHz〜423MHz程度の周波数帯域を使用する無線通信方式であり、携帯電話会社の基地局を介さずに、自車位置を中心に100m〜2km程度の近距離範囲内に存在する、トランシーバ通信機能を有した相手側端末と通信が可能である。
送受信回路部11aは、音声制御部7から入力したユーザAの音声信号を、トランシーバ用アンテナ11bを介して相手側端末へ送信し、トランシーバ用アンテナ11bを介して相手側端末から受信した通話相手の音声信号を音声制御部7に出力する。
次に動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係る車載機器の動作を示すフローチャートであって、携帯電話12を介した通話動作の詳細を示している。なお、相手側端末は、電話回線を介した通話およびトランシーバ通信が可能な相手側端末であるものとする。
まず、車載機器の中央制御部1が、「Bluetooth+携帯電話」通信または「特定小電力トランシーバ」通信のいずれで通話を行うかを選択させる選択用画面を表示部2に表示する。
なお、「Bluetooth+携帯電話」通信は、車載機器で通話音声の送受を行い、携帯電話12が電話回線を介して通話を行う通話方法である。
また、「特定小電力トランシーバ」通信とは、車載機器が特定小電力トランシーバ回路11によるトランシーバ通信で通話を行う通話方法である。
この選択用画面に基づいて、ユーザAが、キー操作部4を用いて「Bluetooth+携帯電話」通信または「特定小電力トランシーバ」通信のいずれかを選択して車載機器に設定する(ステップST1)。「特定小電力トランシーバ」通信が選択された場合に、中央制御部1は、特定小電力トランシーバ回路11の送受信回路部11aに指示することで、トランシーバ通信で相手側端末との通話を開始する(ステップST2)。
これにより、ユーザAは、相手側端末との間でトランシーバ通信によるプッシュ・トゥ・トークの通話が可能となる(ステップST3)。
なお、プッシュ・トゥ・トークとは、キー操作部4の送信ボタンを押下している間だけ音声を送信する通話方式である。この方式では、送信中は音声を受信できなくなるが、周波数を合せれば複数の相手に音声を一斉送信することができる。
例えば、ユーザAがキー操作部4の操作(送信ボタンの押下)を継続すると、この操作情報が、キー操作部4から中央制御部1へ入力される。
中央制御部1は、この操作情報が入力されている間、各構成をトランシーバ通信の送信状態に制御する。具体的には、ユーザAが上記操作を行いながら発話すると、その音声が車載マイク5aで集音され、マイクアンプ5、音声制御部7、送受信回路部11a、トランシーバ用アンテナ11bの順で相手側端末に送信される。
なお、相手側端末は、電話回線を介した通話およびトランシーバ通信が可能な相手側端末であるか、もしくは、トランシーバ通信のみが可能な端末である。
また、ユーザAがキー操作部4の操作を解除(送信ボタンを離す)すると、中央制御部1は、上記操作情報の入力が停止している間、各構成をトランシーバ通信の受信状態に制御する。ここで、通話相手が発話した音声が相手側端末のトランシーバ通信によって送信される。この信号がトランシーバ用アンテナ11bにより受信され、送受信回路部11aおよび音声制御部7を経由してパワーアンプ6で増幅された後に、車載スピーカ6aから音声出力される。
なお、この通話方法では、Bluetooth通信を介したトランシーバ通信用の通信プロトコルであるトランシーバ機能用プロファイルが必要である。
例えば、トランシーバ機能用プロファイルおよびこれを更新するための更新用プログラムを車載機器の記憶部3にあらかじめ記憶しておく。
また、携帯電話12にトランシーバ機能用プログラムが登録されていない場合、記憶部3から読み出したプロファイルを携帯電話12にダウンロードする。
一方、ステップST1で「Bluetooth+携帯電話」通信が選択された場合は、
ユーザAが、携帯電話12のBluetooth通信をオン状態とし、キー操作部4を用いて車載機器のBluetooth通信をオン状態とすることで、携帯電話12と車載機器との間でBluetooth通信が開始される(ステップST4)。
次に、携帯電話12が携帯電話会社の基地局との通信を開始(ステップST5)する。これにより、ユーザAは、基地局が接続する電話回線を介した通話(例えば、ハンズフリー通話)が可能となる(ステップST6)。
すなわち、ユーザAの発話した音声が車載マイク5aに集音されて音声信号となり、マイクアンプ5で増幅された後に、音声制御部7でデジタル信号に変換されて音声コーデック部8に出力される。音声コーデック部8では、音声制御部7から入力した音声信号をエンコードしてBluetooth制御部9に出力する。
Bluetooth制御部9は、Bluetoothアンテナ10を介して、音声コーデック部8から入力した音声信号を携帯電話12に送信する。携帯電話12は、車載機器から受信したユーザAの発話音声を基地局に送信し、基地局が電話回線を介して相手側端末に送信する。
通話相手の発話音声は、相手側端末から電話回線を介して基地局に送信され、基地局は携帯電話12に送信する。携帯電話12は、Bluetooth通信によって通話相手の発話音声を車載機器に送信し、Bluetoothアンテナ10で受信される。
Bluetoothアンテナ10が受信した音声信号は、Bluetooth制御部9から音声コーデック部8に出力される。音声コーデック部8は、Bluetooth制御部9から入力した音声信号をデコードして音声制御部7に出力する。音声制御部7によりアナログ信号に変換された通話相手の音声信号は、パワーアンプ6で増幅された後に車載スピーカ6aから音声出力される。
携帯電話12による電話回線を介した通話中、中央制御部1は、Bluetooth制御部9を経由した音声信号に対する音声コーデック部8の誤り訂正処理結果に基づいて、携帯電話12の電波状態が劣化したか否かを判定している(ステップST7)。例えば、自車両が電波状況の悪い地域内に進入して、現在の電波状態を示す値が、携帯電話12の通話が可能な電波状態を示す下限の閾値に所定の範囲内まで接近しその状態が所定の時間継続した場合に、電波状態が劣化したと判定する。
ここで、電波状態が劣化していなければ(ステップST7;NO)、ステップST6に戻って通話を継続する。
一方、電波状態が劣化したと判定した場合(ステップST7;YES)、中央制御部1は、通話を継続するか否かをユーザAに問い合わせる(ステップST8)。例えば、表示部2に現在の通話を継続するか否かを選択させる問い合わせ画面を表示する。
ユーザAがキー操作部4を用いて通話を継続しない旨を入力した場合は、中央制御部1が、各構成を制御して通話を切断する(ステップST9)。
ユーザAがキー操作部4を用いて通話を継続する旨を入力した場合、ステップST2に移行し、中央制御部1が、特定小電力トランシーバ回路11の送受信回路部11aに指示することにより、トランシーバ通信で相手側端末との通話を開始する。
このようにして、ステップST3において、ユーザAは、相手側端末とトランシーバ通信によるプッシュ・トゥ・トークの通話が可能となる。
すなわち、ユーザAがキー操作部4または携帯電話12の操作(送信ボタンの押下)を継続すると、この操作情報が入力されている間、各構成をトランシーバ通信による送信が可能な状態に制御する。
また、ユーザAがキー操作部4または携帯電話12の操作(送信ボタンを離す)を解除すると、中央制御部1は、上記操作情報の入力が停止している間、各構成をトランシーバ通信による受信可能な状態に制御する。
以上のように、この実施の形態1によれば、相手側端末とトランシーバ通信を行う特定小電力トランシーバ回路11と、携帯電話12による電話回線を介した通話および特定小電力トランシーバ回路11によるトランシーバ通信の切り替えを制御して相手側端末との通話を行う中央制御部1とを備える。
このように構成することで、携帯電話12で通話不可となりやすい山間部やトンネル内といった、基地局の電波が届かない場所を自車両が走行している場合であっても、自車両の車載機器と他車両の相手側端末との間の通話を適切に継続させることができる。
例えば、特定小電力トランシーバ回路11は、市街地などの障害物が多い場所で100m〜200m程度、見通しがよく障害物の少ない場所では1km〜2km程度の範囲で通信が可能である。従って、携帯電話12の通話は不可な場所を自車両が走行していても、自車付近を他車両が走行していれば、トランシーバ通信により通話を継続可能である。
この場合、携帯電話12と基地局との通信が不要であるため、通話料金も不要である。なお、特定小電力トランシーバは免許が不要であり、容易に利用することができる。
また、この実施の形態1によれば、中央制御部1が、携帯電話12の通信状態に応じて、携帯電話12による電話回線を介した通話から特定小電力トランシーバ回路11によるトランシーバ通信へ切り替えて相手側端末との通話を継続する。
このように構成することで、自車両の携帯電話12で他車両の相手側端末と通話が可能な場合にはそれを継続し、携帯電話12が相手側端末と通話できない環境になった場合、自車両の車載機器と他車両の相手側端末との間を、トランシーバ通信を用いて接続して通話を適切に継続させることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る車載機器の構成を示すブロック図である。図3に示す車載機器は、車載マイクおよび車載スピーカの代わりに携帯電話12を使用して、特定小電力トランシーバ回路11のトランシーバ通信による通話を行う。この構成では、電話回線を介した携帯電話12の通話中にトランシーバ通信へ通信方式を切り替えることはできないが、助手席や後部座席にいる乗員であっても、携帯電話12を使用したトランシーバ通信が可能となる。
まず、ユーザAが、携帯電話12のBluetooth通信をオン状態とし、キー操作部4を用いて車載機器のBluetooth通信をオン状態として、携帯電話12と車載機器との間のBluetooth通信を開始する。
ユーザAが携帯電話12の操作(送信ボタンの押下)を継続した場合、この操作情報がBluetoothアンテナ10で受信されBluetooth制御部9に出力される。Bluetooth制御部9は、操作情報を中央制御部1へ入力する。中央制御部1は、この操作情報が入力されている間、各構成をトランシーバ通信の送信状態に制御する。
具体的には、ユーザAが上記操作を行いながら発話すると、その音声が携帯電話12で集音され、Bluetooth通信により車載機器に送信される。
携帯電話12から送信されたユーザAの発話信号は、Bluetoothアンテナ10で受信され、Bluetooth制御部9、音声コーデック部8および音声制御部7の順に経由して送受信回路部11aに出力される。送受信回路部11aは、音声制御部7から入力した発話信号を、トランシーバ用アンテナ11bを介して相手側端末に送信する。
また、ユーザAが携帯電話12の操作を解除(送信ボタンを離す)すると、中央制御部1は、上記操作情報の入力が停止している間、各構成をトランシーバ通信の受信状態に制御する。ここで、通話相手が発話した音声が相手側端末のトランシーバ通信によって送信される。この信号がトランシーバ用アンテナ11bにより受信され、送受信回路部11a、音声制御部7および音声コーデック部8を経由してBluetooth制御部9に出力される。Bluetooth制御部9は、Bluetoothアンテナ10を介して通話相手の発話信号を携帯電話12に送信する。これにより、携帯電話12は、車載機器から受信した通話相手の発話信号を音声出力する。
以上のように、この実施の形態2によれば、相手側端末とトランシーバ通信を行う特定小電力トランシーバ回路11と、携帯電話12が通信接続されると、特定小電力トランシーバ回路11によるトランシーバ通信を制御して、携帯電話12を介した相手側端末との通話を行う中央制御部1とを備える。
このように構成することでも、自車両と他車両との間の通話を適切に継続させることができる。例えば、自車両の携帯電話12と他車両の相手側端末とで通話していたときに、自車両と他車両が走行する場所の電波状態が劣化して携帯電話12で通話が不可になった場合、実施の形態2に係る車載機器と携帯電話12をBluetooth通信で接続するだけで、特定小電力トランシーバ回路11によるトランシーバ通信で相手側端末との通話を適切に継続することが可能となる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3に係る車載機器の構成を示すブロック図である。図4に示す車載機器では、特定小電力トランシーバ回路を、USB(ユニバーサルシリアルバス)接続により着脱自在なオプション品(ユニット化)としている。
すなわち、車載機器は、実施の形態2の構成における特定小電力トランシーバ回路11の代わりに、USB制御部13を備える。USB制御部13は、USB接続された相手側とのUSB通信を制御する制御部である。図4の場合、特定小電力トランシーバユニット14がUSB接続される。
特定小電力トランシーバユニット14は、トランシーバ通信を行う機能を有し、USB接続に対応したユニットであり、送受信回路部11a、トランシーバ用アンテナ11b、音声制御部15、USB制御部16、中央制御部17および記憶部18を備えて構成される。送受信回路部11aおよびトランシーバ用アンテナ11bは、実施の形態1と同様の機能を有する構成であるため、説明を省略する。
音声制御部15は、各種音声の再生経路を制御する制御部であって、A/Dコンバータ15aおよびD/Aコンバータ15bを備える。A/Dコンバータ15aは、送受信回路部11aから出力された音声信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。D/Aコンバータ15bは、USB制御部16から出力された音声信号をデジタル信号からアナログ信号に変換する。USB制御部16は、USB接続された相手側とのUSB通信を制御する制御部である。
中央制御部17は、特定小電力トランシーバユニット14の内部構成を制御する制御部であり、このユニットを構成するコンピュータのCPU(中央演算装置)に相当する。
すなわち、送受信回路部11a、音声制御部15、USB制御部16、中央制御部17および記憶部18は、中央制御部17に接続されて動作が制御される。
記憶部18は、基本ソフトウェアおよび周辺機器を操作するためのアプリケーションソフトなどを記憶する記憶部である。
車載機器とUSB接続した特定小電力トランシーバユニット14は、専用のアプリケーションソフトを車載機器の記憶部3にインストールすることで、キー操作部4による操作が可能となる。このとき、記憶部18にアプリケーションソフトのインストール用プログラムを記憶しておき、車載機器にUSB接続された際に中央制御部17が上記プログラムを実行することで、自動的にアプリケーションソフトが車載機器にインストールされる。
ユーザAがキー操作部4または携帯電話12の操作(送信ボタンの押下)を継続した場合、中央制御部1は、この操作情報が入力されている間、各構成をトランシーバ通信による送信が可能な状態に制御する。
具体的には、ユーザAが上記操作を行いながら発話すると、その音声が携帯電話12で集音され、Bluetooth通信により車載機器に送信される。携帯電話12から送信されたユーザAの発話信号は、Bluetoothアンテナ10で受信され、Bluetooth制御部9、音声コーデック部8および音声制御部7の順に経由してUSB制御部13に出力される。USB制御部13は、音声制御部7から入力した発話信号をUSB信号に変換して特定小電力トランシーバユニット14に出力する。
特定小電力トランシーバユニット14のUSB制御部16が、車載機器から入力されたUSB信号を音声信号に再度変換して音声制御部15に出力する。ユーザAの発話の音声信号は、音声制御部15、送受信回路部11a、トランシーバ用アンテナ11bを介して相手側端末に送信される。
また、ユーザAが携帯電話12の操作を解除(送信ボタンを離す)すると、中央制御部1は、上記操作情報の入力が停止している間、各構成をトランシーバ通信の受信状態に制御する。ここで、通話相手が発話した音声が相手側端末のトランシーバ通信によって送信される。この信号がトランシーバ用アンテナ11bにより受信され、送受信回路部11aおよび音声制御部7を経由してUSB制御部16に出力される。
USB制御部16は、音声信号をUSB信号に変換して通話相手の発話信号を車載機器に送信する。車載機器のUSB制御部13が、特定小電力トランシーバユニット14から入力されたUSB信号を音声信号に再度変換して音声制御部7に出力する。
通話相手の発話の音声信号は、音声制御部7から音声コーデック部8に出力され、音声コーデック部8がデコードした後、Bluetooth制御部9に出力される。
Bluetooth制御部9は、Bluetoothアンテナ10を介して通話相手の発話音声を携帯電話12に送信する。これにより、携帯電話12は、車載機器から受信した通話相手の発話信号を音声出力する。
なお、上記説明では、携帯電話12を用いてユーザAの発話を集音し、通話相手の発話を音声出力する場合を示したが、実施の形態1と同様に、車載マイク5aおよび車載スピーカ6aを使用してもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、特定小電力トランシーバユニット14として、特定小電力トランシーバ部を着脱自在に設けている。
このように構成することで、特定小電力トランシーバ回路を有さない車載機器であっても、特定小電力トランシーバユニット14を接続することにより、実施の形態1と同様に、自車両の車載機器と他車両の相手側端末との間の通話を適切に継続させることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,17 中央制御部、2 表示部、3,18 記憶部、4 キー操作部、5 マイクアンプ、5a 車載マイク、6 パワーアンプ、6a 車載スピーカ、7,15 音声制御部、7a,15a A/Dコンバータ、7b,15b D/Aコンバータ、8 音声コーデック部、9 Bluetooth制御部、10 Bluetoothアンテナ、11 特定小電力トランシーバ回路、11a 送受信回路部、11b トランシーバ用アンテナ、12 携帯電話、13,16 USB制御部、14 特定小電力トランシーバユニット。

Claims (4)

  1. 携帯電話と通信接続して、電話回線を介した通話およびトランシーバ通信が可能な相手側端末と通話を行う車載機器であって、
    前記相手側端末とトランシーバ通信を行う特定小電力トランシーバ部と、
    前記携帯電話による電話回線を介した通話および前記特定小電力トランシーバ部によるトランシーバ通信の切り替えを制御して前記相手側端末との通話を行う制御部とを備える車載機器。
  2. 前記制御部は、前記携帯電話の通信状態に応じて、前記携帯電話による電話回線を介した通話から前記特定小電力トランシーバ部によるトランシーバ通信へ切り替えて前記相手側端末との通話を継続することを特徴とする請求項1記載の車載機器。
  3. 携帯電話と通信接続して、トランシーバ通信が可能な相手側端末と通話を行う車載機器であって、
    前記相手側端末とトランシーバ通信を行う特定小電力トランシーバ部と、
    前記携帯電話が通信接続されると、前記特定小電力トランシーバ部によるトランシーバ通信を制御して、前記携帯電話を介した前記相手側端末との通話を行う制御部とを備える車載機器。
  4. 前記特定小電力トランシーバ部を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の車載機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN108243278A (zh) * 2017-12-15 2018-07-03 北京车和家信息技术有限公司 切换方法、装置、车机、移动终端与可读存储介质

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