JP2015060661A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】嵌合操作レバーの仮係止状態が解除されたか否かを簡単に判別することができ、仮係止状態が解除されていない嵌合操作レバーが無理に回動操作されることを防止することができるレバー式コネクタを提供すること。【解決手段】第1のコネクタハウジング10の一外側壁の内側に画成されたレバー収容空間15に回動可能に装備された嵌合操作レバー30を回動初期位置に仮係止するレバー仮係止手段40と、第1のコネクタハウジング10と第2のコネクタハウジング20とを嵌合開始位置に突き合わせたときに嵌合操作レバー30の仮係止状態を解除する仮係止解除手段50と、を備えるレバー式コネクタ1において、嵌合操作レバー30に、仮係止状態が解除されたときに第1のコネクタハウジング10の外部に露呈する目印38aを設ける。【選択図】図11

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
図12及び図13は、下記特許文献1に開示されたレバー式コネクタを示している。このレバー式コネクタ100は、第1のコネクタハウジング110と、第2のコネクタハウジング120と、嵌合操作レバー130と、レバー仮係止手段140と、仮係止解除手段150と、を備えている。
第1のコネクタハウジング110は、不図示の一外側壁の内側に、コネクタハウジング相互の嵌合方向(図12では、矢印X1方向)に貫通したレバー収容空間111が画成されている。
第2のコネクタハウジング120は、第1のコネクタハウジング110の内側に嵌合する嵌合部121と、第1のコネクタハウジング110の不図示の一外側壁と対向する前記嵌合部121の外側面122に突設された嵌合用突起123と、を備えている。
嵌合操作レバー130は、枢軸113を支点として回動可能にレバー収容空間111内に支持されるレバー本体131と、該レバー本体131の一端に延設された操作部132と、を備えている。
この嵌合操作レバー130は、図12に示すように、枢軸113を回動中心として、回動初期位置P1から回動終了位置P2までの角度θの範囲を回動可能に、装備されている。操作部132は、当該嵌合操作レバー130を回動操作する際に把持する部分で、レバー収容空間111から外部に延出した状態に装備されている。図12に示した矢印R1は、嵌合操作レバー130を回動初期位置P1から回動終了位置P2へ回動させるときの回動方向である。
この嵌合操作レバー130のレバー本体131には、嵌合用突起123の嵌合用突起123が摺動可能なカム溝134と、当該嵌合操作レバー130を回動初期位置P1に仮係止させるための弾性係止片135と、を備えている。
カム溝134は、当該嵌合操作レバー130が回動初期位置P1に位置している状態で、図13に示すように、第1のコネクタハウジング110と第2のコネクタハウジング120とを嵌合開始位置に突き合わせると、第2のコネクタハウジング120上の嵌合用突起123が溝の始端134aに進入するように、形成されている。また、カム溝134は、当該嵌合操作レバー130を回動初期位置P1から回動終了位置P2側に回転操作すると、溝の始端134aに係合している嵌合用突起123を嵌合方向に引き込んで、嵌合操作レバー130が回動終了位置P2に到達したときに、第1のコネクタハウジング110と第2のコネクタハウジング120とを嵌合完了状態にする。
弾性係止片135は、レバー本体131の外周に沿って延設された弾性片135aの先端に、係合用の突起部135bを備えた構造である。突起部135bは、弾性片135aの撓み変形によって、レバー本体131の中心側に変位可能である。この弾性係止片135は、先端の突起部135bを第1のコネクタハウジング110のレバー収容空間111に装備されているレバー仮係止手段140に係合させることで、断線当該嵌合操作レバー130を回動初期位置P1に位置決めする。
レバー仮係止手段140は、図12に示すように、レバー収容空間111内に装備された段差部で、前述の嵌合操作レバー130の弾性係止片135と係合することで、嵌合操作レバー130を回動初期位置P1に仮係止する。
仮係止解除手段150は、レバー収容空間111内のレバー仮係止手段140と対向するように、第2のコネクタハウジング120の外側面122に立設されたリブである。この仮係止解除手段150は、図13に示すように、第1のコネクタハウジング110と第2のコネクタハウジング120とを嵌合開始位置に突き合わせたときに、レバー仮係止手段140に向かって進んで、弾性係止片135をレバー仮係止手段140から外れるように撓み変形させて、レバー仮係止手段140による仮係止状態を解除する。
特開2003−249304号公報
ところが、特許文献1のレバー式コネクタ100の場合、嵌合操作レバー130を回動初期位置P1に仮係止する機構は、レバー収容空間111内に収容されていて、外部からは視認することができない。
また、図13に示すように第1のコネクタハウジング110と第2のコネクタハウジング120とを嵌合開始位置に突き合わせた際に、第2のコネクタハウジング120に装備されている仮係止解除手段150が、レバー仮係止手段140による仮係止状態を解除したときにも、外観上には、顕著な変化が発生しない。
そのため、第1のコネクタハウジング110と第2のコネクタハウジング120とを嵌合開始位置に突き合わせた際に、例えば、突き合わせが不足して仮係止解除手段150が仮係止状態を解除できていない場合でも、そのことは、外観から判別することができない。その結果、仮係止状態が解除されていない嵌合操作レバー130に、無理に回動操作力をかけて、弾性係止片135やレバー仮係止手段140の破損を招くおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、嵌合操作レバーの仮係止状態が解除されたか否かを簡単に判別することができ、仮係止状態が解除されていない嵌合操作レバーが無理に回動操作されることを防止することができるレバー式コネクタを提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 一外側壁の内側にコネクタハウジング相互の嵌合方向に貫通したレバー収容空間が画成された第1のコネクタハウジングと、
前記第1のコネクタハウジングの内側に嵌合する嵌合部と、前記一外側壁と対向する前記嵌合部の外側面に突設された嵌合用突起と、を備えた第2のコネクタハウジングと、
回動初期位置から回動終了位置まで回動可能に前記レバー収容空間に装備される嵌合操作レバーと、
前記第1のコネクタハウジングのレバー収容空間内に装備されて前記嵌合操作レバーを前記回動初期位置に仮係止するレバー仮係止手段と、
前記第2のコネクタハウジングに装備されて前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとを嵌合開始位置に突き合わせたときに前記レバー仮係止手段による仮係止状態を解除する仮係止解除手段と、を備え、
前記嵌合操作レバーは、前記回動初期位置に位置している状態で前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとを嵌合開始位置に突き合わせると前記嵌合用突起が溝の始端に進入し、前記回動初期位置から前記回動終了位置側に回転操作すると、前記嵌合用突起を嵌合方向に引き込んで、前記回動終了位置に到達したときに前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとを嵌合完了状態にするカム溝を備えるレバー式コネクタであって、
前記嵌合操作レバーは、前記レバー仮係止手段によって仮係止状態にあるときには前記一外側壁の一側縁の内側に隠れ、前記仮係止解除手段によって仮係止状態が解除されたときには、仮係止状態の解除時の当該嵌合操作レバーの微小回動によって前記一外側壁の一側縁の外側に露呈する目印を備えたことを特徴とするレバー式コネクタ。
(2) 前記目印は、前記嵌合操作レバーの表面に形成された凹部の縁を形成する直線状の一辺であることを特徴とする上記(1)に記載のレバー式コネクタ。
上記(1)の構成によれば、嵌合操作レバーが第1のコネクタハウジングのレバー仮係止手段によって回動初期位置に仮係止されているときには、嵌合操作レバー上に備えられた目印は、第1のコネクタハウジングの一外側壁の内側に隠れていて、外部から目視することができない。しかし、第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングとを嵌合開始位置に突き合わせて、第2のコネクタハウジングの仮係止解除手段によって、嵌合操作レバーの仮係止状態が解除されたときには、仮係止状態の解除時の嵌合操作レバーの微小回動によって、嵌合操作レバー上の目印が、第1のコネクタハウジングの一外側壁の一側縁の外側に露呈する。そのため、目印が第1のコネクタハウジングの外部に露呈しているか否かを視認することで、嵌合操作レバーの仮係止状態が解除されたか否かを簡単に判別することができる。
従って、仮係止状態が解除されていない嵌合操作レバーを無理に回動させる誤操作を回避することができ、前記誤操作による嵌合操作レバーやレバー仮係止手段の破損を防止することができる。
上記(2)の構成によれば、嵌合操作レバーの目印は、嵌合操作レバーの表面に形成された凹部の縁を形成する直線状の一辺である。そのため、例えば、当該嵌合操作レバーを樹脂の射出成形で形成する際に、凹部の形成によって簡単に目印を付与することができ、目印の装備を容易にすることができる。
本発明によるレバー式コネクタによれば、嵌合操作レバーの仮係止状態が解除されたか否かを簡単に判別することができ、仮係止状態が解除されていない嵌合操作レバーが無理に回動操作されることを防止することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明に係るレバー式コネクタの一実施形態の分解斜視図である。 図2は図1に示した第1のコネクタハウジングの平面図である。 図3は図1に示した第1のコネクタハウジングのA−A線に沿う断面図である。 図4は図1に示した第1のコネクタハウジングの単体の斜視図である。 図5は図4に示した第1のコネクタハウジングの側面図である。 図6は図4に示した第1のコネクタハウジングの平面図である。 図7は図4に示した第1のコネクタハウジングのB矢視図である。 図8は図1に示した嵌合操作レバーの単品の斜視図である。 図9は図8のC矢視図である。 図10は図1に示した第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングとが嵌合開始位置に突き合された状態の平面図である。 図11は第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングとの嵌合開始位置への突き合わせによって、第2のコネクタハウジングの仮係止解除手段が嵌合操作レバーの仮係止状態を解除している状態の説明図である。 図12は従来のレバー式コネクタの第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングとが対向している状態の平面図である。 図13は図12に示した第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングとが嵌合開始位置に突き合されて、嵌合操作レバーの仮係止状態が解除された状態を示す断面図である。
以下、本発明に係るレバー式コネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図11は本発明に係るレバー式コネクタの一実施形態を示したもので、図1は本発明の一実施形態のレバー式コネクタの分解斜視図、図2は図1に示した第1のコネクタハウジングの平面図、図3は図1に示した第1のコネクタハウジングのA−A線に沿う断面図,図4は図1に示した第1のコネクタハウジングの単体の斜視図,図5は図4に示した第1のコネクタハウジングの側面図,図6は図4に示した第1のコネクタハウジングの平面図,図7は図4に示した第1のコネクタハウジングのB矢視図,図8は図1に示した嵌合操作レバーの単品の斜視図,図9は図8のC矢視図,図10は図1に示した第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングとが嵌合開始位置に突き合された状態の平面図、図11は第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングとの嵌合開始位置への突き合わせによって、第2のコネクタハウジングの仮係止解除手段が嵌合操作レバーの仮係止状態を解除している状態の説明図である。
この一実施形態のレバー式コネクタ1は、図1〜図3に示すように、第1のコネクタハウジング10と、第2のコネクタハウジング20と、嵌合操作レバー30と、レバー仮係止手段40と、仮係止解除手段50と、を備えている。
第1のコネクタハウジング10は、図4〜図7に示すように、複数の端子収容孔11を有した略角柱状の端子収容部12と、この端子収容部12の外周を囲う筒状に形成された外筒部13と、を備えている。外筒部13は、端子収容部12の周囲に、第2のコネクタハウジング20の角筒状の嵌合部(フード部)21が嵌合する隙間14を画成している。
また、外筒部13の上部壁13aは、第1のコネクタハウジング10の上部側の外側壁である。この第1のコネクタハウジング10の一外側壁である上部壁13aは、外筒部13の内側に位置する端子収容部12の上部壁12aとの間に、レバー収容空間15を画成している。レバー収容空間15は、嵌合操作レバー30を収容する空間で、コネクタハウジング相互の嵌合方向(図11では、矢印X2方向)に貫通して形成されている。
即ち、本実施形態の第1のコネクタハウジング10は、その一外側壁である上部壁13aの内側に、コネクタハウジング相互の嵌合方向に貫通したレバー収容空間15が画成されている。
また、本実施形態の上部壁13aは、嵌合操作レバー30を回動自在に支持するレバー支持孔16が形成されている。また、上部壁13aは、後述する嵌合操作レバー30の操作部33が上部壁13aの後方に露出するように、端子収容部12の上部壁12aよりも嵌合方向に短く形成されている。
第1のコネクタハウジング10のレバー収容空間15には、前述のレバー仮係止手段40が装備されている。本実施形態のレバー仮係止手段40は、図3に示すように、ハウジングの幅方向(図3では、矢印Y1方向)に延在する当接面で、後述する嵌合操作レバー30の弾性係止片36と係合することで、嵌合操作レバー30を回動初期位置P1に仮係止する。
第2のコネクタハウジング20は、図1に示すように、第1のコネクタハウジング10の外筒部13の内側に嵌合する角筒状の嵌合部21と、この嵌合部21の後端に位置する端子支持部22と、嵌合部21の上壁面21aに突設された嵌合用突起23と、ガイド壁24と、前述の仮係止解除手段50と、を備えている。
端子支持部22は、端子収容部12に収容されている端子金具と嵌合する複数の端子金具26を支持している。
嵌合部21の上壁面21aは、第1のコネクタハウジング10の上部壁13aと対向する外側面である。この上壁面21aに突設された嵌合用突起23は、後述する嵌合操作レバー30のカム溝35を摺動可能に係合する円柱状のピンである。
ガイド壁24は、上壁面21a上に突設されている。このガイド壁24は、コネクタハウジング相互の嵌合方向に沿って延在している。このガイド壁24は、第1のコネクタハウジング10と第2のコネクタハウジング20とを嵌合させる際に、第1のコネクタハウジング10に形成されたガイド溝17に嵌合して、第2のコネクタハウジング20が嵌合方向に対して傾くことを防止する。
第2のコネクタハウジング20に装備される仮係止解除手段50は、図11に示すように、レバー収容空間15内のレバー仮係止手段40と対向するように、第2のコネクタハウジング20の上壁面21aに立設されたリブである。この仮係止解除手段50は、図11に示すように、第1のコネクタハウジング10と第2のコネクタハウジング20とを嵌合開始位置に突き合わせたときに、レバー仮係止手段40に向かって進んで、弾性係止片36をレバー仮係止手段40から外れるように撓み変形させて、レバー仮係止手段40による仮係止状態を解除する。
嵌合操作レバー30は、図8及び図9に示すように、上部壁13aのレバー支持孔16に回転自在に嵌合する枢軸31を有したレバー本体32と、該レバー本体32の一端に延設された操作部33と、を備えている。
レバー本体32は、レバー収容空間15に収容される厚板状で、中央部に枢軸31が突設されている。このレバー本体32は、レバー支持孔16に嵌合した枢軸31を支点として回動可能にレバー収容空間15内に支持される。
この嵌合操作レバー30は、図3に示すように、枢軸31を回動中心として、回動初期位置P1から回動終了位置P2までの角度θの範囲を回動可能に装備されている。嵌合操作レバー30の操作部33は、当該嵌合操作レバー30を回動操作する際に把持する部分で、レバー収容空間15から外部に延出した状態に装備されている。図11に示した矢印R2は、嵌合操作レバー30を回動初期位置P1から回動終了位置P2へ回動させるときの回動方向である。
この嵌合操作レバー30のレバー本体32は、図8及び図9に示すように、第2のコネクタハウジング20の嵌合用突起23が摺動可能なカム溝35と、当該嵌合操作レバー30を回動初期位置P1に仮係止させるための弾性係止片36と、を備えている。
カム溝35は、当該嵌合操作レバー30が回動初期位置P1に位置している状態で、図10及び図11に示すように、第1のコネクタハウジング10と第2のコネクタハウジング20とを嵌合開始位置に突き合わせると、第2のコネクタハウジング20上の嵌合用突起23が溝の始端35a(図9参照)に進入するように、形成されている。また、カム溝35は、当該嵌合操作レバー30を回動初期位置P1から回動終了位置P2側に回転操作すると、溝の始端35aに係合している嵌合用突起23をコネクタハウジング相互の嵌合方向に引き込む。そして、本実施形態のカム溝35は、嵌合操作レバー30が回動終了位置P2に到達したときに、第1のコネクタハウジング10と第2のコネクタハウジング20とを嵌合完了状態にする。
弾性係止片36は、図9に示すように、レバー本体32の外周に沿って延設された弾性片36aの先端に、係合用の突起部36bを備えた構造である。突起部36bは、弾性片36aの撓み変形によって、レバー本体32の中心側に変位可能である。この弾性係止片36は、図3に示すように、先端の突起部36bを第1のコネクタハウジング10のレバー収容空間15に装備されているレバー仮係止手段40に係合させることで、嵌合操作レバー30を回動初期位置P1に位置決めする。
本実施形態の嵌合操作レバー30は、図3に示すように、当該嵌合操作レバー30の仮係止状態が解除されたことを外観目視によって判別可能にする目印38aを備えている。本実施形態の場合、目印38aは、嵌合操作レバー30の操作部33の表面に形成された凹部38の縁となる直線状の一辺である。
本実施形態の目印38aは、レバー仮係止手段40によって仮係止状態にあるときには、図2に示すように、上部壁13aの一側縁(後端縁)13bの内側に隠れている。また、目印38aは、仮係止解除手段50によって仮係止状態が解除されたときには、図10に示すように、仮係止状態の解除時の当該嵌合操作レバー30の微小回動によって、上部壁13aの一側縁13bの外側に露呈する。
以上に説明した一実施形態のレバー式コネクタ1では、嵌合操作レバー30が第1のコネクタハウジング10のレバー仮係止手段40によって回動初期位置P1に仮係止されているときには、図2に示したように、嵌合操作レバー30上に備えられた目印38aは、第1のコネクタハウジング10の上部壁13aの内側に隠れていて、外部から目視することができない。しかし、第1のコネクタハウジング10と第2のコネクタハウジング20とを嵌合開始位置に突き合わせて、第2のコネクタハウジング20の仮係止解除手段50によって、嵌合操作レバー30の仮係止状態が解除されたときには、図10に示したように、仮係止状態の解除時の嵌合操作レバー30の微小回動によって、嵌合操作レバー30上の目印38aが、第1のコネクタハウジング10の上部壁13aの一側縁13bの外側に露呈する。そのため、目印38aが第1のコネクタハウジング10の外部に露呈しているか否かを視認することで、嵌合操作レバー30の仮係止状態が解除されたか否かを簡単に判別することができる。
従って、仮係止状態が解除されていない嵌合操作レバー30を無理に回動させる誤操作を回避することができ、前記誤操作による嵌合操作レバー30やレバー仮係止手段40の破損を防止することができる。
また、本実施形態のレバー式コネクタ1では、嵌合操作レバー30の目印38aは、嵌合操作レバー30の表面に形成された凹部38の縁を形成する直線状の一辺である。そのため、例えば、当該嵌合操作レバー30を樹脂の射出成形で形成する際に、凹部38の形成によって簡単に目印38aを付与することができ、目印38aの装備を容易にすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、仮係止状態が解除されたことを判別可能にするための目印は、凹部の縁に限るものではなく、突起や、印刷による目盛等とすることも可能である。
ここで、上述した本発明に係るレバー式コネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[2]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 一外側壁(13a)の内側にコネクタハウジング相互の嵌合方向に貫通したレバー収容空間(15)が画成された第1のコネクタハウジング(10)と、
前記第1のコネクタハウジング(10)の内側に嵌合する嵌合部(21)と、前記一外側壁(13a)と対向する前記嵌合部(21)の外側面(21a)に突設された嵌合用突起(23)と、を備えた第2のコネクタハウジング(20)と、
回動初期位置(P1)から回動終了位置(P2)まで回動可能に前記レバー収容空間(15)に装備される嵌合操作レバー(30)と、
前記第1のコネクタハウジング(10)のレバー収容空間(15)内に装備されて前記嵌合操作レバー(30)を前記回動初期位置(P1)に仮係止するレバー仮係止手段(40)と、
前記第2のコネクタハウジング(20)に装備されて前記第1のコネクタハウジング(10)と前記第2のコネクタハウジング(20)とを嵌合開始位置に突き合わせたときに前記レバー仮係止手段(40)による仮係止状態を解除する仮係止解除手段(50)と、を備え、
前記嵌合操作レバー(30)は、前記回動初期位置(P1)に位置している状態で前記第1のコネクタハウジング(10)と前記第2のコネクタハウジング(20)とを嵌合開始位置に突き合わせると前記嵌合用突起(23)が溝の始端(35a)に進入し、前記回動初期位置(P1)から前記回動終了位置(P2)側に回転操作すると、前記嵌合用突起(23)を嵌合方向に引き込んで、前記回動終了位置(P2)に到達したときに前記第1のコネクタハウジング(10)と前記第2のコネクタハウジング(20)とを嵌合完了状態にするカム溝(35)を備えるレバー式コネクタ(1)であって、
前記嵌合操作レバー(30)は、前記レバー仮係止手段(40)によって仮係止状態にあるときには前記一外側壁(13a)の一側縁(13b)の内側に隠れ、前記仮係止解除手段(50)によって仮係止状態が解除されたときには、仮係止状態の解除時の当該嵌合操作レバー(30)の微小回動によって前記一外側壁(13a)の一側縁(13b)の外側に露呈する目印(38a)を備えたことを特徴とするレバー式コネクタ(1)。
[2] 前記目印(38a)は、前記嵌合操作レバー(30)の表面に形成された凹部(38)の縁を形成する直線状の一辺であることを特徴とする上記[1]に記載のレバー式コネクタ(1)。
1 レバー式コネクタ
10 第1のコネクタハウジング
13a 上部壁(一外側壁)
13b 一側縁
15 レバー収容空間
20 第2のコネクタハウジング
21 嵌合部(フード部)
21a 上壁面(外側面)
23 嵌合用突起
30 嵌合操作レバー
35 カム溝
35a 溝の始端
38 凹部
38a 目印
40 レバー仮係止手段
50 仮係止解除手段
P1 回動初期位置
P2 回動終了位置

Claims (2)

  1. 一外側壁の内側にコネクタハウジング相互の嵌合方向に貫通したレバー収容空間が画成された第1のコネクタハウジングと、
    前記第1のコネクタハウジングの内側に嵌合する嵌合部と、前記一外側壁と対向する前記嵌合部の外側面に突設された嵌合用突起と、を備えた第2のコネクタハウジングと、
    回動初期位置から回動終了位置まで回動可能に前記レバー収容空間に装備される嵌合操作レバーと、
    前記第1のコネクタハウジングのレバー収容空間内に装備されて前記嵌合操作レバーを前記回動初期位置に仮係止するレバー仮係止手段と、
    前記第2のコネクタハウジングに装備されて前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとを嵌合開始位置に突き合わせたときに前記レバー仮係止手段による仮係止状態を解除する仮係止解除手段と、を備え、
    前記嵌合操作レバーは、前記回動初期位置に位置している状態で前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとを嵌合開始位置に突き合わせると前記嵌合用突起が溝の始端に進入し、前記回動初期位置から前記回動終了位置側に回転操作すると、前記嵌合用突起を嵌合方向に引き込んで、前記回動終了位置に到達したときに前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとを嵌合完了状態にするカム溝を備えるレバー式コネクタであって、
    前記嵌合操作レバーは、前記レバー仮係止手段によって仮係止状態にあるときには前記一外側壁の一側縁の内側に隠れ、前記仮係止解除手段によって仮係止状態が解除されたときには、仮係止状態の解除時の当該嵌合操作レバーの微小回動によって前記一外側壁の一側縁の外側に露呈する目印を備えたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記目印は、前記嵌合操作レバーの表面に形成された凹部の縁を形成する直線状の一辺であることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
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