JP2006120352A - コネクタ - Google Patents

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Koji Ohara
耕治 大原
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
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    • H01R13/62938Pivoting lever comprising own camming means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract


【課題】 ハウジングを形成する成形金型の構造を簡単にする。
【解決手段】 雌ハウジング10にレバー50が回動可能に装着される。レバー50には、撓み可能な検知体80が待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられる。検知体80は、雌雄の両ハウジング10,30が正規嵌合に至っていないときには、レバー50の収容部60に設けられた止め部70との当接によって検知位置への押し込みが規制されるが、両ハウジング10,30が正規嵌合に至ったときには、雌ハウジング10側に設けられた解除突部29との当接によって止め部70から解離する方向に撓み変形され、もって検知位置への押し込みが許容される。したがって、検知体80の検知位置への移動をもって両ハウジング10,30が正規嵌合に至ったことを知ることができる。
【選択図】 図14

Description

本発明は、嵌合状態を検知する機能を備えたコネクタに関する。
この種のコネクタとしては、以下の特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、互いに嵌合可能な雌雄の両ハウジングのうちの雌ハウジング側に、両ハウジングの嵌合過程では撓み変形されるが正規嵌合されると弾性復帰して雄ハウジング側に係止可能なロックアームが設けられるとともに、このロックアームの撓み空間から退避した待機位置と撓み空間内に進入した検知位置との間を移動可能な検知部材が組み付けられている。両ハウジングが未だ半嵌合状態にあるときには、検知部材を待機位置から検知位置へ押し込んでも、撓み空間内に位置するロックアームと突き当たることでその押し込みが規制される一方、両ハウジングが正規嵌合されると、ロックアームが撓み空間から退出することで、検知部材の検知位置への押し込みが許容され、もって両ハウジングの嵌合状態を検知できるようになっている。
特開2002−141145公報
ところで、上記の場合には、検知部材を収容するための収容部の構造が複雑であったため、雌ハウジングを形成するための成形用金型の構造も複雑となり、製造コストが嵩むという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、嵌合状態を検知する機能を備えたコネクタにおいてハウジングを形成するための成形金型の構造を簡単にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される一対のハウジングのうちの一方のハウジングにはカム面を有するレバーが回動可能に組み付けられるとともに、他方のハウジングにはフォロワが設けられ、前記レバーの回動操作に基づく前記カム面と前記フォロワとのカム作用によって両ハウジングを正規嵌合するものにおいて、前記レバーには撓み可能な検知体が待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられており、この検知体は、前記両ハウジングが正規嵌合に至っていないときには、前記レバーに設けられた止め部との当接によって前記検知位置への押し込みが規制された状態で前記待機位置に留め置かれる一方、前記両ハウジングが正規嵌合に至ったときには、前記一方のハウジングに設けられた解除部との当接によって前記止め部から解離する方向に撓み変形されて前記検知位置への押し込みが許容されるようになっているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記検知体は、その押し込み方向に突出する本体部を備え、前記レバーには、前記検知体を収容するための収容部が設けられており、この収容部には、前記本体部の自由端側が挿入されて前記検知体を前記検知位置へと誘導するガイド孔が設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記一方のハウジングには、前記両ハウジングが正規嵌合に至ったときに、前記ガイド孔と連通可能な受け部が設けられており、前記操作部の押し込み操作に伴い前記本体部が前記受け部内に進入することで、前記レバーが前記一方のハウジングにロックされるようになっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
レバーに検知体を組み付けてレバーを回動操作することにより、両ハウジングを正規嵌合させる。このとき、両ハウジングが未だ半嵌合状態にあるときに、検知体を検知位置へ押し込もうとしても、止め部との当接によってその押し込みは規制されるが、両ハウジングが正規嵌合されると、検知体が一方のハウジングに設けられた解除部との当接によって止め部から解離する方向に撓み変形するから、その状態で検知体を検知位置へ押し込むことが可能となる。したがって、検知体の検知位置への移動をもって両ハウジングが正規嵌合に至ったことを知ることができる。このような構成であると、一方のハウジング側に、解除部を除いて特別な部材を設けなくて済むから、このハウジングを形成するための成形金型の構造が簡単になる。
<請求項2の発明>
レバーの収容部には本体部の自由端側が挿入されるガイド孔が設けられているから、このガイド孔の案内によって検知体を検知位置へと円滑に移動させることができる。
<請求項3の発明>
操作部の押し込み操作によって本体部がガイド孔から受け部内に進入することで、レバーが一方のハウジングにロックされるから、検知体がレバーのロック機能を兼ねることとなり、レバーのロック機能部を別位に設けなくて済む。
本発明の一実施形態を図1ないし図15によって説明する。本実施形態に係るコネクタは、いわゆるレバー式コネクタであって、雌側のコネクタハウジング(以下、単に雌ハウジング10と言う)と雄側のコネクタハウジング(以下、単に雄ハウジング30と言う)とが、雌ハウジング10に組み付けられたレバー50を回動させることで嵌合されるようになっている。そして、レバー50には、両ハウジング10,30が正規に嵌合されたか否かを検知するための検知体80が組み付けられている。なお、以下においては、両ハウジング10,30の嵌合面側を前方とし、上下方向については図1の左側を上方として説明する。
雄ハウジング30は、合成樹脂材によって形成され、前方に開口する略角筒状のフード部31を備えている。フード部31の奥壁には複数の雄端子金具(図示せず)が装着され、フード部31内には各雄端子金具の先端が突出して配されるようになっている。雄ハウジング30の左右両側壁の外面には、図1に示すように、前端中央部に一対のカムピン33(本発明のフォロワに相当する)が突設されている。また、雄ハウジング30の両側壁の外面後端部には、前後方向に沿って延びる一対のガイドリブ34が設けられている。
雌ハウジング10は、同じく合成樹脂材によって形成され、端子収容部11とこの端子収容部11に対して後方から被せ付けられる電線カバー20とを備え、この電線カバー20にレバー50が装着されている。端子収容部11は、図12に示すように、上下に長いブロック状をなし、その内部に複数のキャビティ12が長さ方向に並列して形成され、各キャビティ12内に雌端子金具40が収容されている。各雌端子金具40には図示しない電線が固着され、この電線が束になって下方へ向けて導出されている。また、端子収容部11には、キャビティ12を長さ方向に横切るような態様でリテーナ45が組み付けられている。リテーナ45は、キャビティ12内に収容された雌端子金具40を係止して雌端子金具40をキャビティ12内に抜け止めした状態で保持するものである。
また、雌ハウジング10は、端子収容部11の側壁の周りを取り囲むようにして前方へ開放された嵌合筒部13を備えている。嵌合筒部13の側壁と端子収容部11の側壁との間には隙間があけられており、この隙間に雄ハウジング30のフード部31が進入するようになっている。端子収容部11の側壁周りにはゴム栓43が嵌着されており、このゴム栓43を介して雌雄の両ハウジング10,30間のシールがとられるようになっている。
また、嵌合筒部13の側壁と端子収容部11の側壁との隙間は後方に開放されており、ここに後方からレバー50のアーム部51(後述する)が収容されるようになっている。そして、嵌合筒部13の両側壁には、図1に示すように、前端面に開口する一対のガイド溝14が切り込み形成されている。各ガイド溝14には、嵌合に伴って雄ハウジング30のガイドリブ34が摺接するようになっており、これにより、両ハウジング10,30が正対する姿勢に保持されてこじり等が回避されるようになっている。
電線カバー20は、同じく合成樹脂材により略椀状に形成され、図2乃至図4に示すように、前面が端子収容部11に対する取付口21として、下面が電線導出口22として、それぞれ開放されている。端子収容部11に組み付けられた状態では、端子収容部11の後面から導出された電線群が電線カバー20の内壁面によって電線導出口22側へ向けて屈曲案内されるとともに電線導出口22からさらに下方へ引き出されるようになっている。
電線カバー20の両側壁の外面には、前端縁の長さ方向ほぼ中央部に、レバー50を回動可能に支持するための軸部23が突設されている。また、電線カバー20の両側壁の外面には、上壁寄りの位置に、レバー50を回動初期位置で保持しておくための円柱状の仮係止突部24が形成されている。さらに、電線カバー20の上壁は、後端から略湾状に傾斜したあと前端寄りの位置にて前後方向に沿った外面を備え、ここにも左右一対の仮係止突部25が形成されている。この仮係止突部25は、レバー操作部52(後述する)の前縁と当接してレバー50がこれ以上前方へ回動するのを阻止するものである。
電線カバー20の後壁は、図3及び図12に示すように、上下方向に延出して形成されており、その外面の下端寄りの位置に、レバー50を回動終端位置でロックするためのロック部26が形成されている。ロック部26は、上面が下方に向かって下り勾配をなすテーパ面26Aとされた略台形のブロック状に形成され、略コの字の切り込み27間に配されて周囲よりも厚肉とされている。そして、ロック部26には、高さ方向のほぼ中央部に、上下方向に貫通するロック孔28(本発明の受け部に相当する)が設けられている。ロック孔28は、ロック部26のテーパ面26Aに開口することにより、後方から見ると略矩形状をなす一方、図4に示すように、上方から見ると横長スリット状をなす形態で構成されている。かかるロック孔28には、後述する検知体80の本体部81が進入可能とされている。
また、電線カバー20の後壁の外面には、ロック部26よりも下位に、立壁状の解除突部29(本発明の解除部に相当する)が設けられている。解除突部29とロック部26との間には、レバー操作部52が嵌まり込むようになっている。また、解除突部29の突出端は、ロック孔28の内壁面とほぼ同じ高さ位置に設定されている。かかる解除突部29の機能については後に詳述する。
レバー50は、同じく合成樹脂材により形成され、図5乃至図7に示すように、レバー操作部52とこのレバー操作部52の左右両端から板状に突出する一対のアーム部51とからなり、全体として門型に形成されている。アーム部51には、軸部23に嵌挿可能な軸受け部53が形成されるとともに、入り口をアーム部51の外周縁に開口させたカム溝54(本発明のカム面に相当する)が形成されている。レバー50は、回動初期位置と回動終端位置との間で回動させることが可能とされている。レバー50が初期位置にある状態では、カム溝54の入り口が前方に向けて開口し、両ハウジング10,30を浅く嵌合させるのに伴って雄ハウジング30のカムピン33をカム溝54の入り口に迎え入れることができるようになっている。レバー50を回動初期位置から回動終端位置(図9に示す矢印A方向)まで回動させると、カム溝54とカムピン33との係合によって両ハウジング10,30が互いに引き寄せられて嵌合が進行するようになっている。アーム部51には、レバー操作部52寄りの位置に、回動初期位置で雌ハウジング10に設けられた仮係止突部24に嵌挿可能な仮係止孔55が貫設されている。
レバー操作部52は、幅方向(左右方向)に延出するやや厚肉の平板状に形成され、その延出方向の略中央部に、検知体80を組み付けるための収容部60が設けられている。詳しくは収容部60は、基壁61とその両側縁から立ち上げられた左右一対の側壁63と基壁61との間に所定の間隔をあけて対向する対向壁62とからなり、対向壁62の上面がレバー操作部52の上面の一部を構成している。
基壁61と対向壁62との間は、検知体80の本体部81(後述する)が挿入可能なガイド孔64として前後方向に貫通しており、図7に示すように、レバー操作部52を前方から見たときには、ガイド孔64が横長スリット状に開口するようになっている。ガイド孔64は、レバー50が回動終端位置に至ったときに、電線カバー20に設けられたロック孔28と連通可能となっている。
対向壁62には、略方形状に開口する窓孔65が設けられ、この窓孔65を通して検知体80の装着が行われるようになっている。対向壁62における窓孔65の後方には、さらに後方に少し突き出るような形態の抜け出し防止部66が設けられている。抜け出し防止部66は、検知体80と当接して検知体80の抜け出しを防止するためのものである。
側壁63には、深さ方向の途中に左右一対の段差面67が内側に張り出すように設けられており、この段差面67には補助止め部68が窓孔65に向けて突設されている。補助止め部68の前後両面は、テーパ状の傾斜面となっている。
そして、基壁61の前後両端部には前後一対のスリット69が板厚方向に貫通して形成されており、このスリット69間に、止め部70が設けられている。両スリット69は、窓孔65に連通するとともに、このうちの後側のスリット69は、レバー操作部52の後端面にも開口するようになっている。止め部70の前後両面には、補助止め部68よりも緩やかな勾配をもって傾斜する案内斜面70Aが備えられている。また、止め部70の上面は、基壁61の上面の一部を構成するフラット面として構成されている。そして、止め部70は、レバー50が回動終端位置に至ったときには、電線カバー20に設けられた解除突部29とほぼ隙間なく並設されるようになっている。止め部70の突出寸法は解除突部29の突出寸法とほぼ同一とされ、したがって、止め部70と解除突部29とは互いの上端位置を揃えて配されるようになっている。
さて、この収容部60に装着される検知体80は、同じく合成樹脂材により形成され、図8の(B)に示すように、平板状の操作部82とこの操作部82の下端から前方へ突出する本体部81とこの本体部81の下端後縁から下方へ突出する被当接部83とからなり、図8の(C)に示すように、側面から見ると、全体として略Tの字形をなすように構成されている。
操作部82は、上端の左右両角が丸みを帯びた横長方形状をなし、その前後両面が作業者の指当て面となっている。検知体80は、収容部60に収容された状態で、操作部82を指で摘んで押し込み操作することにより、窓孔65を横切るようにして待機位置から検知位置へ移動するようになっている。また、収容部60に装着された状態で、操作部82の上部は、摘み容易となるようにレバー操作部52の上面から上方へ突き出るように配されている(図1参照)。さらに、検知体80が待機位置にあるときに、操作部82の上端側の後面は抜け出し防止部66の前面と当接しており、検知体80の後方への抜け出しが防止されるようになっている。
本体部81は、操作部82とは直交する方向に延出する撓み変形可能な平板として構成され、操作部82の下端のうちの両側縁部85を除いた部分に段差84を介して連なっている。ここで、操作部82の両側縁部85の前面は、待機位置にあるときに、収容部60の補助止め部68の後面と当接しており、検知体80の検知位置への押し込みが規制されるようになっている。また、本体部81の自由端側つまり前端側は、収容部60のガイド孔64に挿入されており、かかるガイド孔64に沿った本体部81のスライド移動によって検知体80の移動が保障されている。本体部81の自由端は、ガイド孔64への差し込みが容易なように、その全周が面取りされている。
被当接部83は、略方形状をなし、操作部82の概ね四分の一程度の幅寸法をもって本体部81の下端後縁の略中央部に連結されるとともに操作部82と同一平面方向に並んで配置されている。被当接部83は、待機位置にあるときには、止め部70の後側のスリット69に収容されるとともに収容部60の止め部70の後面と当接しており、これにより、検知体80の検知位置への移動が規制されるようになっている。一方、被当接部83は、レバー50が回動終端位置に至ったときには、雌ハウジング10に設けられた解除突部29に突き当たることで、本体部81の撓み変形動作を伴いながら止め部70から解離するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。両ハウジング10,30を嵌合するに先立って、まずレバー50に検知体80を組み付けておく。組み付けに際しては、レバー50の収容部60に対して窓孔65から検知体80を挿入し、本体部81の自由端側をガイド孔64に撓み変形させつつ差し入れるとともに、被当接部83を基壁61の後側のスリット69に収容させる。これにより、検知体80は、被当接部83が止め部70に当接することで前方つまり検知位置への移動が規制されるとともに、操作部82が抜け出し防止部66に当接することで後方への移動が規制され、かつ、本体部81の自由端側がガイド孔64に挿入されることで上下方向への移動も規制される(図12参照)。こうして検知体80を待機位置に組み付けた状態でレバー50を雌ハウジング10に装着し、もってレバー50を回動初期位置に留め置く。
そして、図1に示すように、雌雄の両ハウジング10,30を互いに正対させた状態から、雄ハウジング30のフード部31内に雌ハウジング10を軽く嵌合させる。続いて、図9に示すように、レバー操作部52を指で摘んでレバー50を矢印A方向に回動操作する。レバー50が回動終端位置に至ると、図11に示すように、レバー操作部52が電線カバー20のロック部26の直下方に当て止めされる。すると、図14に示すように、検知体80の被当接部83が電線カバー20の解除突部29と互いの端面同士を突き合わせることとなり、この突き当たりに起因して本体部81がその自由端側をガイド孔64に挿入させた状態でその基端側が撓み変形する。また、本体部81が撓み変形することで被当接部83が基壁61の後側のスリット69から抜け出るとともに止め部70との当接を解除する。
これにより、被当接部83が止め部70を乗り越え可能となるとともにガイド孔64とロック孔28とが整合するので、この状態から、検知体80の操作部82を指で摘んで検知体80をロック部26側つまり検知位置側へ押し込む。すると、図15に示すように、検知体80の本体部81の自由端側がガイド孔64に案内されつつロック部26のロック孔28に進入し、検知体80が本体部81を介して電線カバー20ひいては雌ハウジング10にロックされる。また、検知体80は、検知位置に至ることで、被当接部83が基壁61の前側のスリット69に収容されるとともに本体部81が弾性復元することとなり、これにより、両ハウジング10,30が正規嵌合されたことが検知される。
一方、レバー50が未だ回動終端位置に至っていないときには、被当接部83と止め部70との当接が解除されていないので、この状態でレバー50の回動操作を終了したとしても、検知体80を検知位置へ押し込むことができず、これにより、両ハウジング10,30が正規嵌合されていないことが検知される。
このように本実施形態によれば、両ハウジング10,30が正規嵌合されると、被当接部83が解除突部29と当接して本体部81が撓み変形し、これに伴い被当接部83が止め部70から解離するから、その状態で検知体80を検知位置へ押し込むことができる。一方、両ハウジング10,30が未だ半嵌合状態にあるときに、検知体80を検知位置へ押し込もうとしても、被当接部83と止め部70とが当接状態を維持しているため、検知体80を検知位置へ押し込むことができない。こうして両ハウジング10,30の嵌合状態を検知体80によって知ることができる。この場合において、雄ハウジング30側の構造が従来に比べて簡略化されているので、成形金型の構造も簡単にすることができる。
また、両ハウジング10,30が正規嵌合されたときに、検知体80の本体部81がガイド孔64に案内されてロック孔28へ進入するから、検知体80の移動操作を円滑に行うことができる。
そして、検知体80のロック孔28への押し込みにより、レバー50を雌ハウジング10側にロックすることができる。これにより、検知体80がレバー50のロック機能を兼用することになるから、レバー50のロック機能部を別位に設けなくて済む。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明において、検知体にレバーのロック機能を兼用させることを考慮しないのであれば、雌ハウジング側にロック部を設ける必要はない。
(2)本発明においては、検知体を待機位置に留め置く手段として止め部があればよく、補助止め部は無くても構わない。
(3)本発明において、レバーの回動方向を上記実施形態(図9に示す矢印A方向)とは逆方向に設定しても構わない。
(4)上記実施形態では、レバーは雌ハウジング側に組み付けられていたが、本発明において、レバーは雄ハウジング側に組み付けられていても構わない。
本発明の一実施形態に係るコネクタの嵌合前の側面図 電線カバーの側面図 電線カバーの背面図 電線カバーの平面図 レバーの一部破断側面図 レバーの平面図 レバーの正面図 (A)検知体の平面図 (B)検知体の正面図 (C)検知体の側面図 レバーを回動初期位置にセットして両ハウジングを浅く嵌合させたときの側面図 レバーを回動させて両ハウジングを嵌合させる途中の側面図 レバーを回動終端位置に至らしめて両ハウジングを正規嵌合させたときの側面図 レバーを回動初期位置にセットして両ハウジングを浅く嵌合させたときの断面図 レバーを回動させて両ハウジングを嵌合させる途中の断面図 レバーを回動終端位置に至らしめて両ハウジングを正規嵌合させたときの断面図 両ハウジングを正規嵌合させた状態から検知体を押し込んだときの断面図
符号の説明
10…雌ハウジング
11…端子収容部
20…電線カバー
26…ロック部
28…ロック孔
29…解除突部
30…雄ハウジング
31…フード部
50…レバー
51…アーム部
60…収容部
64…ガイド孔
70…止め部
80…検知体
81…本体部
82…操作部
83…被当接部

Claims (3)

  1. 互いに嵌合される一対のハウジングのうちの一方のハウジングにはカム面を有するレバーが回動可能に組み付けられるとともに、他方のハウジングにはフォロワが設けられ、前記レバーの回動操作に基づく前記カム面と前記フォロワとのカム作用によって両ハウジングを正規嵌合するものにおいて、
    前記レバーには撓み可能な検知体が待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられており、この検知体は、前記両ハウジングが正規嵌合に至っていないときには、前記レバーに設けられた止め部との当接によって前記検知位置への押し込みが規制された状態で前記待機位置に留め置かれる一方、前記両ハウジングが正規嵌合に至ったときには、前記一方のハウジングに設けられた解除部との当接によって前記止め部から解離する方向に撓み変形されて前記検知位置への押し込みが許容されるようになっていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記検知体は、その押し込み方向に突出する本体部を備え、前記レバーには、前記検知体を収容するための収容部が設けられており、この収容部には、前記本体部の自由端側が挿入されて前記検知体を前記検知位置へと誘導するガイド孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記一方のハウジングには、前記両ハウジングが正規嵌合に至ったときに、前記ガイド孔と連通可能な受け部が設けられており、前記操作部の押し込み操作に伴い前記本体部が前記受け部内に進入することで、前記レバーが前記一方のハウジングにロックされるようになっていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
JP2004304442A 2004-10-19 2004-10-19 コネクタ Pending JP2006120352A (ja)

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