JP2015060629A - 回転コネクタ装置 - Google Patents

回転コネクタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015060629A
JP2015060629A JP2013191565A JP2013191565A JP2015060629A JP 2015060629 A JP2015060629 A JP 2015060629A JP 2013191565 A JP2013191565 A JP 2013191565A JP 2013191565 A JP2013191565 A JP 2013191565A JP 2015060629 A JP2015060629 A JP 2015060629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
insertion hole
steering
rotator
connector device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013191565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5871436B2 (ja
Inventor
晃弘 林
Akihiro Hayashi
晃弘 林
政利 牛山
Masatoshi Ushiyama
政利 牛山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Automotive Systems Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2013191565A priority Critical patent/JP5871436B2/ja
Publication of JP2015060629A publication Critical patent/JP2015060629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5871436B2 publication Critical patent/JP5871436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】ステアリングシャフトに力が掛かった場合であっても、回転部材の係合部が破損することを防止可能な回転コネクタ装置を提供する。
【解決手段】ステアリングロールコネクタ1は、ステータと、ロテータ12と、を備える。ロテータ12には、ステアリングシャフト70が挿入される挿入孔32が形成され、当該ステアリングシャフト70を取付可能なシャフト取付部60が形成される。シャフト取付部60は、ベース部と、軸部と、係合部と、を備える。ベース部は、ロテータ12の挿入孔32の内壁に形成される。軸部は、ベース部から、内壁に接触しないように軸方向に延び、少なくとも挿入孔32の周方向に可撓性を有する。係合部は、軸部の端部に形成され、ステアリングシャフト70と係合可能である。
【選択図】図7

Description

本発明は、ステアリングシャフトが取り付けられる回転コネクタ装置に関する。
従来から、自動車のステアリング側と車体側とのように、回転側と固定側を電気的に接続するための回転コネクタ装置が知られている。一般的に、自動車のステアリングは、緊急時に確実な動作を要求されるエアバッグ等の構成を備えている。このため、信頼性の低い摺動電極等は用いず、フラットケーブル等によってステアリング側と車体側とを接続する構成の回転コネクタ装置が採用されている。
特許文献1は、この種の回転コネクタ装置を開示する。この回転コネクタ装置は、固定部材と、回転部材と、を備える。固定部材と回転部材は回転可能に連結されている。回転部材にはステアリングシャフトが取り付けられ、回転部材は当該ステアリングシャフトと一体的に回転する。
特許文献1の回転部材(ロテータ)には、ステアリングシャフトと係合する係合突起が2つ形成されている。1つ目の係合突起は先細状の部材であり、ステアリングシャフトに圧入される。2つ目の係合突起は矢印状の部材であり、ステアリングシャフトに弾性的に係合される。なお、特許文献1では、矢印状の係合突起は、先細状の係合突起が破損したときにステアリングシャフトとの係合を維持する機能を有していると記載されている。
特開2011−204506号公報
ところで、回転コネクタ装置において、ステアリングシャフトに回転方向以外の力が掛かった場合、その力は、回転部材の係合突起に伝達される。その結果、係合突起が変形し、ステアリングシャフトと回転部材の中心がズレる事態(以下、偏心)が生じることがある。
ここで、特許文献1の先細状の係合突起は圧入により緩みを持たせることなく係合されているので、掛かる負荷によっては、先細状の係合突起が破損することがあった。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、ステアリングシャフトに力が掛かった場合であっても、回転部材の係合部が破損することを防止可能な回転コネクタ装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の回転コネクタ装置が提供される。即ち、この回転コネクタ装置は、固定部材と、回転部材と、ケーブルと、を備える。前記回転部材は、前記固定部材に対し相対回転可能に取り付けられる。前記回転部材には、ステアリングシャフトが挿入される挿入孔が形成され、当該ステアリングシャフトを取付可能なシャフト取付部が形成される。前記ケーブルは、前記固定部材と前記回転部材で覆われるケーブル収容空間内に配置される。前記シャフト取付部は、ベース部と、軸部と、係合部と、を備える。前記ベース部は、前記回転部材の前記挿入孔の内壁に形成される。前記軸部は、前記ベース部から、前記内壁に接触しないように前記挿入孔の軸方向に延び、少なくとも前記挿入孔の周方向に可撓性を有する。前記係合部は、前記軸部に形成され、前記ステアリングシャフトと係合可能である。
これにより、ステアリングシャフトに回転方向以外の力が掛かった場合であっても、軸部が撓むことで、偏心を吸収することができる。
前記の回転コネクタ装置においては、前記回転部材には、前記回転部材の前記挿入孔の内壁であって前記軸部の近傍に位置し、所定以上撓んだ前記軸部と接触することで当該軸部の変形を阻止する軸ストッパが形成されることが好ましい。
これにより、シャフト取付部の軸部の過剰な撓みを防止することができるので、シャフト取付部の破損をより確実に防止できる。
前記の回転コネクタ装置においては、前記回転部材には、前記シャフト取付部が少なくとも2つ形成されることが好ましい。
これにより、偏心時にシャフト取付部に掛かる力が分散されるので、シャフト取付部の破損をより確実に防止できる。
前記の回転コネクタ装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、2つの前記シャフト取付部が向かい合うように配置される。前記ステアリングシャフトは、2つの前記シャフト取付部を結ぶ方向に位置を調整可能に取り付けられる。
これにより、2つのシャフト取付部を結ぶ成分の偏心はシャフト取付部を撓ませることなく偏心を吸収できる。従って、あらゆる方向の偏心に対応することができる。
本発明の一実施形態に係るステアリングロールコネクタの全体的な構成を示す外観斜視図。 ステアリングロールコネクタの分解斜視図。 シャフト取付部の斜視図。 シャフト取付部の投影図及びA−A断面図。 偏心が生じていないときのステアリングロールコネクタの概略平面図。 所定の方向に偏心が生じたときのステアリングロールコネクタの概略平面図。 所定の方向に偏心が生じたときのステアリングロールコネクタの概略平面図。 所定の方向に偏心が生じたときのステアリングロールコネクタの概略平面図。
次に、図1及び図2を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すステアリングロールコネクタ(回転コネクタ装置)1は、ステータ(固定部材)11とロテータ(回転部材)12から構成される。
ステータ11は、車体側の適宜の部材、例えばステアリングコラムのコンビネーションブラケットスイッチ(図略)に固定されている。また、ステアリングコラムには、ステアリングシャフト70(後述の図5等を参照)が支持されている。ステータ11はステアリングシャフト70に対して相対回転可能に取り付けられている。
ロテータ12には挿入孔32が形成されており、この挿入孔32に、ステアリングシャフト70が挿入される。挿入孔32には、図2に示すようにシャフト取付部60が配置されている。シャフト取付部60は、ステアリングシャフト70と係合することができる(詳細は後述)。これにより、ロテータ12は挿入孔32に形成されたシャフト取付部60によってステアリングシャフト70とともに一体的に回転するように構成されている。
図2に示すように、ステータ11は、固定側リング板21と、この固定側リング板21の外縁の部分に固定された円筒状の筒状部材31と、を備えている。ロテータ12はリング状に形成された回転側リング板22を備えている。ロテータ12の中央部には挿入孔32が形成されている。ロテータ12はステータ11に対し、前記ステアリングシャフトの回転軸と同一の軸線を中心にして相対的に回転することができる。
図2に示すように、ステータ11にはピン挿入孔11aが形成されている。ピン挿入孔11aには、回転止めのための固定ピン17を差し込むことができる。固定ピン17には固定突起17aが形成されている。固定突起17aは、ロテータ12に形成された固定凹部12aに取り付けられる。これにより、ステータ11に対してロテータ12が回転しないようにロックすることができる。
この固定ピン17は、ステアリングロールコネクタ1を車体に取り付ける際に、ロテータ12の位置が中立位置(ロテータ12を時計方向に最大に回した位置と、反時計方向に最大に回した位置と、の中間の位置)からズレないように、当該ステアリングロールコネクタ1の製造時に一時的に取り付けられるものである。
これにより、ステアリングロールコネクタ1の車体への組付作業の効率を向上させるとともに、組付ミスを防止することができる。なお、ステアリングロールコネクタ1を適切に車体に取り付けた後は、当該固定ピン17をピン挿入孔11aへの差込み部分の根元で折り取ることにより、ステータ11に対してロテータ12を回転させることが可能となる。
また、図1に示すように、固定側リング板21及び回転側リング板22には、それぞれ三角形のマークが形成されている。これは、それぞれの三角形のマークの位置が一致したときには、ロテータ12が中立位置(つまり中立状態)にあることを示すものである。
ステータ11の固定側リング板21には第1コネクタ41が取り付けられ、ロテータ12の回転側リング板22には第2コネクタ42が取り付けられる。第2コネクタ42は、ロテータ12の回転に伴って一体的に回転する。第1コネクタ41及び第2コネクタ42は、外部の電気回路(例えば、ホーンスイッチ、エアバッグモジュール、電源等)から引き出された図略のケーブルをそれぞれ接続可能に構成されている。
ステータ11の固定側リング板21と、ロテータ12の回転側リング板22とは、ロテータ12の回転軸の方向で互いに対面する。これにより、ステータ11及びロテータ12によって囲まれた(詳細には、挿入孔32の外壁部及び筒状部材31の内壁部で囲まれた)環状の空間であるケーブル収容空間15が形成される。
このケーブル収容空間15の内部には、図2等に示すように、フレキシブルフラットケーブル14と、リテーナ25と、が収容されている。
フレキシブルフラットケーブル14は、適宜巻かれた状態でケーブル収容空間15に収容されている。フレキシブルフラットケーブル14は、第1コネクタ41と第2コネクタ42とを電気的に接続する。
リテーナ25は、ロテータ12の回転時にフレキシブルフラットケーブル14を回転させる。リテーナ25は、ベースリング26と、複数の回転ローラ27と、を備えている。
ベースリング26は環状に形成された板状の部材として構成されており、固定側リング板21に近接して配置されている。このベースリング26は、ロテータ12の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。
回転ローラ27はベースリング26の一面側に周方向に等間隔で並べて配置され、それぞれが、前記ロテータ12の回転軸と平行な軸を中心として回転可能に設けられている。
また、ロテータ12にはスリーブ16が固定されている。このスリーブ16には突起58が形成されており、ロテータ12の突起58に対応する位置には爪59が形成されている。そして、爪59に突起58を引っ掛けることにより、スリーブ16がロテータ12に相対回転不能に取り付けられている。
次に、シャフト取付部60の構成について図3及び図4を参照して詳細に説明する。図3及び図4は、シャフト取付部60の構成を示す図である。
シャフト取付部60は、樹脂等の弾性を有する素材で構成されている。シャフト取付部60は、ロテータ12の挿入孔32の内壁に配置されている。本実施形態では、ステアリングロールコネクタ1は、2つのシャフト取付部60を備え、それぞれのシャフト取付部60は、互いに向かい合うように配置されている。それぞれのシャフト取付部60は同じ形状である。それぞれのシャフト取付部60は、図3に示すように、ベース部61と、軸部62と、係合部63と、軸ストッパ64と、を備えている。
ベース部61は、挿入孔32の内壁から内側に向かって延びる板状の部分である。ベース部61の中央には、軸部62が接続されており、その両側には、軸ストッパ64が接続されている。
軸部62は、長方形状の板状の部分であり、長手方向と、ステアリングシャフト70の軸方向と、が一致するように配置されている。また、軸部62は、厚み方向と、挿入孔32の周方向と、が一致するように配置されている。また、軸部62の下端は、ベース部61の上端に接続されている。軸部62の外側(内壁側)の端部は、図3及び図4(c)の断面図に示すように、下側の一部のみが挿入孔32の内壁に接続されている。
以上の構成により、軸部62は、挿入孔32の周方向に可撓性を有する。軸部62が撓むことで、ステアリングシャフト70に掛かった力を吸収することができる(詳細は後述)。なお、従来のシャフト取付部60は、軸部62の外側の端部が全て挿入孔32の内壁に接続されていたため、挿入孔32の周方向に可撓性を有していなかった。また、軸部62の上側の端部には、係合部63が接続されている。
係合部63は、軸部62の上側かつ内側に接続された矢印状の部分である。具体的に説明すると、係合部63は、下側に進むに従って軸部62から離れるように形成された部分である。係合部63は、ステアリングシャフト70に形成された取付凹部71(図5等を参照)と係合することができる。
軸ストッパ64は、ベース部61の上端から軸方向の上側に延びるように形成された部分である。軸ストッパ64は、軸部62の両側に形成されている。軸ストッパ64は、軸部62が周方向に過剰に撓むことを防止するための部分である。
次に、図5から図8を参照して、偏心が生じたときのシャフト取付部60及びステアリングシャフト70について説明する。図5から図8は、偏心なし又は所定の方向に偏心が生じたときのステアリングロールコネクタ1の概略平面図である。なお、図5から図8においては、図面を分かり易くするために、実際よりも軸部62を大きく撓ませて図示している。
ステアリングシャフト70には、向かい合うように直線状に配置された2つの取付凹部71が形成されている。それぞれの取付凹部71は、挿入孔32の内壁に形成された2つのシャフト取付部60と、それぞれ係合する。
図5に示すように偏心が生じていない場合、軸部62が撓むことなく、ステアリングシャフト70とシャフト取付部60とが係合している。また、図5から分かるように、取付凹部71には、シャフト取付部60の長さよりも深い凹部が形成されている。
図6に示すように、2つのシャフト取付部60を結ぶ方向に偏心が生じた場合、取付凹部71に対するシャフト取付部60の挿入量が変化することで、当該偏心を吸収することができる。この構成により、シャフト取付部60及びステアリングシャフト70に負荷を掛けることなく、偏心を吸収することができる。
図7に示すように、2つのシャフト取付部60を結ぶ方向に垂直な方向に偏心が生じた場合、シャフト取付部60の軸部62が撓むことで、当該偏心を吸収することができる。なお、上述のように軸部62の実際の撓み量は図7に示すものよりも小さいこと、及び、過剰に軸部62が撓む前に軸ストッパ64がブロックすることにより、軸部62には大きな負荷は掛からない。従って、この方向の偏心が生じた場合でもシャフト取付部60が破損することなく、当該偏心を吸収できる。
図8に示すように、2つのシャフト取付部60を結ぶ方向から傾斜した方向に偏心が生じた場合、取付凹部71に対するシャフト取付部60の挿入量が変化しつつ、シャフト取付部60の軸部62が撓むことで、当該偏心を吸収することができる。この場合であっても、上記と同様に、シャフト取付部60が破損することはない。
このように、本実施形態の構成でステアリングロールコネクタ1とステアリングシャフト70を係合することで、ステアリングシャフト70に力が掛かって様々な方向に偏心が生じた場合であっても、ステアリングロールコネクタ1の部品が破損することを防止できる。
なお、上記特許文献1は、本実施形態と同様に矢印状の突起が形成されているが、軸部(連結部)の全体が内壁に接続されており、周方向の可撓性を有していないと考えられる。更に、特許文献1には、接触部(弾性支持片)が弾性を有することは記載されているが、軸部(連結部)が弾性(可撓性)を有することは記載されていない。以上より、特許文献1は本願の構成と異なり、本願の効果を発揮できないことは明らかである。
以上に説明したように、本実施形態のステアリングロールコネクタ1は、ステータ11と、ロテータ12と、フレキシブルフラットケーブル14と、を備える。ロテータ12は、ステータ11に対し相対回転可能に取り付けられる。ロテータ12には、ステアリングシャフト70が挿入される挿入孔32が形成され、当該ステアリングシャフト70を取付可能なシャフト取付部60が形成される。フレキシブルフラットケーブル14は、ステータ11とロテータ12で覆われるケーブル収容空間15内に配置される。シャフト取付部60は、ベース部61と、軸部62と、係合部63と、を備える。ベース部61は、ロテータ12の挿入孔32の内壁に形成される。軸部62は、ベース部61から、内壁に接触しないように軸方向に延び、少なくとも挿入孔32の周方向に可撓性を有する。係合部63は、軸部62の端部に形成され、ステアリングシャフト70と係合可能である。
これにより、ステアリングシャフト70に回転方向以外の力が掛かった場合であっても、軸部62が撓むことで、偏心を吸収することができる。
また、本実施形態では、ロテータ12には、ロテータ12の挿入孔32の内壁であって軸部62の近傍に位置し、所定以上撓んだ軸部62と接触することで当該軸部62の移動を阻止する軸ストッパ64が形成される。
これにより、シャフト取付部60の軸部62の過剰な撓みを防止することができるので、シャフト取付部60の破損をより確実に防止できる。
また、本実施形態では、ロテータ12には、シャフト取付部60が少なくとも2つ形成される。
これにより、偏心時にシャフト取付部60に掛かる力が分散されるので、シャフト取付部60の破損をより確実に防止できる。
また、本実施形態では、2つのシャフト取付部60が向かい合うように配置される。ステアリングシャフト70は、2つのシャフト取付部60を結ぶ方向に位置を調整可能に取り付けられる。
これにより、2つのシャフト取付部60を結ぶ成分の偏心はシャフト取付部60を撓ませることなく偏心を吸収できる。従って、あらゆる方向の偏心に対応することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態及び変形例を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
シャフト取付部60の各部の形状及び配置される個数は任意である。例えば軸部62を板状とする代わりに棒状とすることもできる。また、シャフト取付部60は、ロテータ12ではなくスリーブ16に形成されていても良い。この場合、スリーブ16が「回転部材」に該当する。更には、係合部63は軸部62の端部に形成されていても良いし中途部に形成されていても良い。
ステアリングロールコネクタ1の内部でフレキシブルフラットケーブル14が巻かれる方向は、上記実施形態と逆方向にしても良い。また、収容されるフレキシブルフラットケーブル14の数は、必要に応じて1本でも良いし3本以上にしても良い。また、フレキシブルフラットケーブル14の形状も任意である。
上記実施形態ではステアリングロールコネクタ1にリテーナ25が配置されているが、リテーナを省略した回転コネクタ装置に変更することもできる。
1 ステアリングロールコネクタ(回転コネクタ装置)
11 ステータ(固定部材)
12 ロテータ(回転部材)
14 フレキシブルフラットケーブル(ケーブル)
15 ケーブル収容空間
32 挿入孔
60 シャフト取付部
61 ベース部
62 軸部
63 係合部
64 軸ストッパ
70 ステアリングシャフト
71 取付凹部

Claims (4)

  1. 固定部材と、
    前記固定部材に対し相対回転可能に取り付けられ、ステアリングシャフトが挿入される挿入孔が形成され、当該ステアリングシャフトを取付可能なシャフト取付部が形成された回転部材と、
    前記固定部材と前記回転部材で覆われるケーブル収容空間内に配置されたケーブルと、
    を備え、
    前記シャフト取付部は、
    前記回転部材の前記挿入孔の内壁に形成されたベース部と、
    前記ベース部から、前記内壁に接触しないように前記挿入孔の軸方向に延び、少なくとも前記挿入孔の周方向に可撓性を有する軸部と、
    前記軸部に形成され、前記ステアリングシャフトと係合可能な係合部と、
    を備えることを特徴とする回転コネクタ装置。
  2. 請求項1に記載の回転コネクタ装置であって、
    前記回転部材には、前記回転部材の前記挿入孔の内壁であって前記軸部の近傍に位置し、所定以上撓んだ前記軸部と接触することで当該軸部の変形を阻止する軸ストッパが形成されることを特徴とする回転コネクタ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の回転コネクタ装置であって、
    前記回転部材には、前記シャフト取付部が少なくとも2つ形成されることを特徴とする回転コネクタ装置。
  4. 請求項3に記載の回転コネクタ装置であって、
    2つの前記シャフト取付部が向かい合うように配置され、
    前記ステアリングシャフトは、2つの前記シャフト取付部を結ぶ方向に位置を調整可能に取り付けられることを特徴とする回転コネクタ装置。
JP2013191565A 2013-09-17 2013-09-17 回転コネクタ装置 Active JP5871436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013191565A JP5871436B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 回転コネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013191565A JP5871436B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 回転コネクタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015060629A true JP2015060629A (ja) 2015-03-30
JP5871436B2 JP5871436B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=52818018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013191565A Active JP5871436B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 回転コネクタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5871436B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3575751A1 (en) * 2018-05-29 2019-12-04 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Rotary structural body

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10199647A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Alps Electric Co Ltd 回転コネクタ
JP2001169451A (ja) * 1999-12-08 2001-06-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 回転接続装置
JP2006256492A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Tokai Rika Co Ltd ロールコネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10199647A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Alps Electric Co Ltd 回転コネクタ
JP2001169451A (ja) * 1999-12-08 2001-06-22 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 回転接続装置
JP2006256492A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Tokai Rika Co Ltd ロールコネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3575751A1 (en) * 2018-05-29 2019-12-04 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Rotary structural body

Also Published As

Publication number Publication date
JP5871436B2 (ja) 2016-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5019662B2 (ja) 回転コネクタ装置
US9124022B2 (en) Rotatable connector device
US8998628B2 (en) Rotatable connector device
JP5372594B2 (ja) ワイヤハーネスの公差吸収構造
JP2007213958A (ja) 回転コネクタ装置
US9070496B2 (en) Rotatable connector device
EP2858181A1 (en) Connector
JP5271752B2 (ja) 回転コネクタの取付構造
US11539263B2 (en) Rotary connector device and method of assembling rotary connector device
JP5871436B2 (ja) 回転コネクタ装置
WO2018062446A1 (ja) モータ
JP2016213093A (ja) 回転コネクタ
WO2020203442A1 (ja) 電気機器ユニットの連結構造および電気機器
JP6948973B2 (ja) 回転コネクタ
JP2010207025A (ja) モータ
KR101530621B1 (ko) 차량의 스티어링 롤링 커넥터 장치
JP2015033219A (ja) グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス
WO2024053462A1 (ja) 回転コネクタ装置および車載装置
JP6861464B2 (ja) レバー式コネクタ
WO2012161328A1 (ja) コネクタ
JP2008221974A (ja) ステアリングロールコネクタ
WO2018168317A1 (ja) コネクタ
JP5074962B2 (ja) コネクタユニット
JP2013171704A (ja) 弾性シール部材
JP2018057176A (ja) ハーネスガイド構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160111

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5871436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350