JP2015057139A5 - - Google Patents

Description

前記課題を解決するために、本発明の請求項１に記載の遊技用システムは、
会員登録した会員遊技者に発行される記録媒体であって、遊技者が当日の遊技において獲得した当日所有遊技媒体数並びに当該遊技者が当日前の遊技において獲得した当日前所有遊技媒体数を特定可能な記録媒体識別情報が記録された会員用記録媒体と、一般遊技者に発行される記録媒体であって、前記当日所有遊技媒体数を特定可能な記録媒体識別情報が記録された非会員用記録媒体とを含む遊技用記録媒体を受付け可能であり、該受付けた遊技用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報の読み出しを行う記録媒体読出し手段と、
前記非会員用記録媒体を貯留するための記録媒体貯留部を有し、該記録媒体貯留部に貯留している非会員用記録媒体を発行可能な記録媒体発行手段と、
前記記録媒体読出し手段により読み出した記録媒体識別情報を送信する記録媒体識別情報送信手段と、
記録媒体識別情報から特定される当日所有遊技媒体数或いは当日前所有遊技媒体数を遊技に使用するための処理を行う使用処理手段と、
を備え、遊技機に対応して設けられた遊技用装置と、
前記遊技用装置とデータ通信可能に接続される管理装置と、
から成る遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、
遊技者から、当該遊技者が所有する当日所有遊技媒体数の少なくとも一部である振分け遊技媒体数を他の遊技者の当日所有遊技媒体数として振分けるための振分け操作を受付ける振分操作受付け手段と、
前記振分け操作の受付け後に、前記振分け遊技媒体数を特定可能な情報と、前記記録媒体貯留部に貯留している非会員用記録媒体のうち、振分け先の遊技用記録媒体として発行する非会員用記録媒体から前記記録媒体読出し手段により読み出された振分け先の記録媒体識別情報とを送信する送信手段と、
を備え、
前記管理装置は、
前記遊技用装置から送信された振分け先の記録媒体識別情報に対応付けて前記振分け遊技媒体数を記憶するための処理を行う記憶処理手段と、
前記振分け先の遊技用記録媒体として発行された非会員用記録媒体が他の遊技用装置に受付けられたことに際して当該他の遊技用装置の記録媒体識別情報送信手段から送信されてくる記録媒体識別情報が、前記振分け先の記録媒体識別情報である場合には、当該振分け先の記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている、前記振分け遊技媒体数の範囲で遊技媒体数の使用を可能にするための使用可能化処理を実行する使用可能化処理手段と、
を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、同一の遊技媒体データによる当日所有遊技媒体数を複数の遊技者にて使用できるようにする振分けが、一般の遊技者が所有できる遊技用記録媒体を受付けることにより実施されるので、会員用記録媒体（会員カード）を所持していない一般の遊技者であっても、これらの振分けを受けることができるばかりか、これの振分けを簡便且つ正確に実施することができるとともに、当日前所有遊技媒体数からの振分けを許容するか否かを、遊技場の営業形態に応じて設定することができる。

本発明の手段１に記載の遊技用システムは、請求項１に記載の遊技用システムであって、
前記送信手段は、前記振分け操作の受付け後に、振分け元の遊技用記録媒体の記録媒体識別情報も送信し、
前記遊技用装置は、前記振分操作受付け手段にて振分け操作を受付けたときに、前記振分け元の記録媒体識別情報から特定される当日所有遊技媒体数が存在するか否かを判定し、当日所有遊技媒体数が存在することを条件に、当日所有遊技媒体数が存在する旨を報知する報知手段を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、振分けを実施する際に、当日所有遊技媒体数が存在する場合には、当日所有遊技媒体数が存在することが報知されるので、遊技者が、当日所有遊技媒体数が存在することを知らずに当日前所有遊技媒体数からの振分けを実施してしまうことを回避できる。

本発明の手段２に記載の遊技用システムは、請求項１または手段１に記載の遊技用システムであって、
前記管理装置は、前記振分け操作に受付けによる振分けに、当日前所有遊技媒体数の使用を許容するか否かを設定する振分け設定手段を備え、
前記遊技用装置は、前記管理装置から送信される、前記振分け設定手段において許容・非許容のいずれが設定されているかを特定可能な振分け設定情報を記憶する振分け設定情報記憶手段を備え、
前記遊技用装置は、
前記振分け設定情報記憶手段に記憶されている振分け設定情報により前記振分け設定手段において非許容が設定されていると特定され、且つ、前記振分け元の記録媒体識別情報から特定される当日所有遊技媒体数が当該振分けによって振分けられる振分け遊技媒体数よりも少ないときには、前記振分操作受付け手段における振分け操作の受付けを無効とする一方、前記振分け設定情報記憶手段に記憶されている振分け設定情報により前記振分け設定手段において許容が設定されていると特定され、且つ、前記振分け元の記録媒体識別情報から特定される当日所有遊技媒体数が当該振分けによって振分けられる振分け遊技媒体数よりも少ないときには、該振分け遊技媒体数に対する不足数以上の当日前所有遊技媒体数が前記振分け元の記録媒体識別情報から特定されることを条件に、前記振分操作受付け手段における振分け操作の受付けを有効として、該振分け遊技媒体数および該振分け遊技媒体数と当日所有遊技媒体数との差数を特定可能な振分け内訳情報を、振分け元の記録媒体識別情報とともに前記送信手段より送信し、
前記管理装置の記憶処理手段は、
前記振分け内訳情報から前記差数が特定されないときには、前記振分け処理において、受信した振分け内訳情報から特定される振分け遊技媒体数を、該受信した振分け元の記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている当日所有遊技媒体数から減算更新するとともに、該受信した振分け先の記録媒体識別情報を振分け先の遊技用記録媒体として記憶し、該振分け先の記録媒体識別情報に対応付けて該振分け遊技媒体数を記憶し、
前記振分け内訳情報から前記差数が特定されるときには、前記振分け処理において、受信した振分け内訳情報から特定される差数である不足数を、該受信した振分け元の記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている当日前所有遊技媒体数から減算更新するとともに、該受信した振分け先の記録媒体識別情報を振分け先の遊技用記録媒体の記録媒体識別情報を振分け先の遊技用記録媒体として記憶し、該振分け先の記録媒体識別情報に対応付けて該受信した振分け内訳情報から特定される振分け遊技媒体数を記憶する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、当日所有遊技媒体数若しくは振分け元当日所有遊技媒体数が当該振分けによって振分けられる振分け遊技媒体数よりも少ない場合であっても、振分け設定手段において許容が設定されており、これら振分け遊技媒体数に対する不足数以上の当日前所有遊技媒体数が特定される（存在する）場合には、当日所有分振分け操作が有効とされて受付けられ、不足数が当日前所有遊技媒体数から自動的に振分けされるようになるため、遊技者は、当日前所有分振分け操作を個別に実施して不足分の振分けを実施する必要がなく、遊技者の利便性を向上できるばかりか、遊技用装置に予め振分け設定情報が記憶されていることで、これら遊技用装置が、振分け設定手段において許容・非許容のいずれが設定されているかを特定できるので、振分け設定手段において非許容が設定されているにも拘わらず、当日所有遊技媒体数若しくは振分け元当日所有遊技媒体数が当該振分けによって振分けられる振分け遊技媒体数よりも少ない場合に当日所有分振分け操作が無駄に受付けられてしまうとともに、該当日所有分振分け操作の受付けによって当日前所有分振分け要求が無駄に送信されて管理装置並びに遊技用装置においてエラーが発生してしまうことも回避できる。

本発明の手段３に記載の遊技用システムは、手段２に記載の遊技用システムであって、
前記遊技用装置は、前記不足数の前記当日前所有遊技媒体数からの振分けの実施・非実施を遊技者から受付ける不足補充可否受付け手段を備え、該不足補充可否受付け手段にて実施を受付けたことを条件に、前記記録媒体識別情報と前記不足数を特定する不足数特定情報とを前記送信手段より送信する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技者は、振り分けの都度毎に、不足数の当日前所有遊技媒体数からの振分けの実施・非実施を選択することができる。

本発明の手段５に記載の遊技用システムは、請求項１、手段１〜４のいずれかに記載の遊技用システムであって、
前記管理装置の前記記憶処理手段は、前記使用処理手段により前記当日前所有遊技媒体数が使用可能にされるときには、該当日前所有遊技媒体数に応じた手数料となる手数料遊技媒体数を特定し、該特定した手数料遊技媒体数を当日前所有遊技媒体数とともに、前記振分け元の記録媒体識別情報から特定される当日前所有遊技媒体数から減算更新する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、手数料遊技媒体数が振分けされる当日前所有遊技媒体数から減算されないので、振分けを受ける遊技者が所望する遊技媒体数を的確に振分けることができる。

本発明の手段６に記載の遊技用システムは、請求項１、手段１〜５のいずれかに記載の遊技用システムであって、
前記送信手段は、前記振分け操作の受付け後に、振分け元の遊技用記録媒体の記録媒体識別情報も送信し、
前記管理装置は、前記送信手段からの送信に応じて、予め定められた所定期間において、前記送信手段から送信された振分け元の記録媒体識別情報から特定される所有遊技媒体数から振分けられた振分け遊技媒体数の合計と、前記送信手段からの送信に応じて振分けられる当日前所有遊技媒体数との総数が、予め定められた上限数を超過しているか否かを判定する超過判定手段を備え、
前記記憶処理手段は、前記超過判定手段による判定結果が超過していないとの判定結果であることを条件に、前記処理を実施する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定期間において振分けされる所有遊技媒体数を制限することができるので、過度に振分けが実施されることによる遊技場の不利益、例えば売上の減少等の発生を回避することができる。

本発明の手段７に記載の遊技用システムは、請求項１、手段１〜６のいずれかに記載の遊技用システムであって、
前記遊技用装置には、各遊技用装置を個々に識別可能な装置識別情報が記憶されており、前記送信手段は、当該遊技用装置の装置識別情報を送信し、
前記管理装置は、前記送信手段から送信された装置識別情報を含む振分け履歴を記憶する振分け履歴記憶手段と、前記遊技機の遊技情報を管理する遊技情報管理装置からの振分け履歴要求の受信に応じて、前記振分け履歴記憶手段に記憶されている振分け履歴を返信する振分け履歴送信手段とを備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技情報管理装置において振分け履歴を確認することができる。

Claims (1)

1. 会員登録した会員遊技者に発行される記録媒体であって、遊技者が当日の遊技において獲得した当日所有遊技媒体数並びに当該遊技者が当日前の遊技において獲得した当日前所有遊技媒体数を特定可能な記録媒体識別情報が記録された会員用記録媒体と、一般遊技者に発行される記録媒体であって、前記当日所有遊技媒体数を特定可能な記録媒体識別情報が記録された非会員用記録媒体とを含む遊技用記録媒体を受付け可能であり、該受付けた遊技用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報の読み出しを行う記録媒体読出し手段と、
   前記非会員用記録媒体を貯留するための記録媒体貯留部を有し、該記録媒体貯留部に貯留している非会員用記録媒体を発行可能な記録媒体発行手段と、
   前記記録媒体読出し手段により読み出した記録媒体識別情報を送信する記録媒体識別情報送信手段と、
   記録媒体識別情報から特定される当日所有遊技媒体数或いは当日前所有遊技媒体数を遊技に使用するための処理を行う使用処理手段と、
   を備え、遊技機に対応して設けられた遊技用装置と、
   前記遊技用装置とデータ通信可能に接続される管理装置と、
   から成る遊技用システムであって、
   前記遊技用装置は、
   遊技者から、当該遊技者が所有する当日所有遊技媒体数の少なくとも一部である振分け遊技媒体数を他の遊技者の当日所有遊技媒体数として振分けるための振分け操作を受付ける振分操作受付け手段と、
   前記振分け操作の受付け後に、前記振分け遊技媒体数を特定可能な情報と、前記記録媒体貯留部に貯留している非会員用記録媒体のうち、振分け先の遊技用記録媒体として発行する非会員用記録媒体から前記記録媒体読出し手段により読み出された振分け先の記録媒体識別情報とを送信する送信手段と、
   を備え、
   前記管理装置は、
   前記遊技用装置から送信された振分け先の記録媒体識別情報に対応付けて前記振分け遊技媒体数を記憶するための処理を行う記憶処理手段と、
   前記振分け先の遊技用記録媒体として発行された非会員用記録媒体が他の遊技用装置に受付けられたことに際して当該他の遊技用装置の記録媒体識別情報送信手段から送信されてくる記録媒体識別情報が、前記振分け先の記録媒体識別情報である場合には、当該振分け先の記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている、前記振分け遊技媒体数の範囲で遊技媒体数の使用を可能にするための使用可能化処理を実行する使用可能化処理手段と、
   を備える
   ことを特徴とする遊技用システム。