JP2015056673A - 高周波信号発生回路、送信装置、受信装置及び送受信装置 - Google Patents

高周波信号発生回路、送信装置、受信装置及び送受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動作帯域が狭まることを抑制しつつ出力電力を高める。【解決手段】電圧制御発振器(VCO12)は、入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力し、分配器13は、VCO12の出力信号を分配し、複数の注入同期型発振器(VILO14−1〜14−4)は、上記の周波数に応じて自励発振周波数を調整し、分配器13から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力し、合成器15は、VILO14−1〜14−4の出力信号から各々出力された信号を合成して出力する。これにより、動作帯域が狭まることを抑制しつつ出力電力を高められる。【選択図】図1

Description

本発明は、高周波信号発生回路、送信装置、受信装置及び送受信装置に関する。
近年、レーダや無線通信を行う通信装置では、たとえば、ミリ波のように高い周波数の信号(高周波信号)を発生する高周波信号発生回路が用いられている。
高周波信号発生回路において、電圧制御発振器(以下VCO(Voltage Controlled Oscillator)という)で直接ミリ波のように周波数が高い信号を生成することは難しい。そのため、比較的低い周波数の信号をVCOで発生させた後、周波数逓倍器でVCOの出力信号の周波数を整数倍することで、ミリ波のキャリア信号が得られる。
ただ、周波数逓倍器の出力電力は小さいため、大きな出力電力を得るためにパワーアンプが用いられる。また、パワーアンプなどの利得の温度変動を補償するためのゲインアンプが用いられる。温度変動を補償するためには、利得低下を補える程度に高い利得をもつゲインアンプが適用されるため、消費電力が増大している。
特開昭62−47212号公報 特開2009−165109号公報
消費電力の増加を抑えるため、VCOの後段に注入同期型発振器(ILO:Injection-Locked Oscillator)を接続することが考えられる。注入同期型発振器は、周波数逓倍器の機能を有するとともに、出力電力が入力信号(注入信号と呼ばれる)の電力に依存せず、温度変化も小さいという性質をもつ。そのため、温度変化を補償するためのゲインアンプを用いずともよくなり、消費電力が抑えられる。
しかし、高周波信号発生回路に注入同期型発振器を用いた場合、寄生容量を小さくするためにゲート幅の小さいトランジスタを適用することが考えられるが、その場合、高い出力電力が得られにくい。出力電力を高めるために、複数の注入同期型発振器を並列化し、それらの出力を合成することが考えられるが、注入信号の電力が小さくなることから動作帯域が狭まってしまう。
発明の一観点によれば、入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成して出力する合成器と、を有する高周波信号発生回路が提供される。
また、発明の一観点によれば、入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成する合成器と、前記合成器で合成された信号を送信するアンテナと、を有する送信装置が提供される。
また、発明の一観点によれば、入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成する合成器と、信号を受信するアンテナと、前記アンテナで受信された信号を増幅する増幅器と、前記増幅器で増幅された信号と、前記合成器で合成された信号を掛け合わせて出力するミキサと、を有する受信装置が提供される。
また、発明の一観点によれば、入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成する合成器と、前記合成器で合成された信号を送信する第1のアンテナと、信号を受信する第2のアンテナと、前記第2のアンテナで受信された信号を増幅する増幅器と、前記増幅器で増幅された信号と、前記合成器で合成された信号を掛け合わせて出力するミキサと、を有する送受信装置が提供される。
開示の高周波信号発生回路、送信装置、受信装置及び送受信装置によれば、動作帯域が狭まることを抑制しつつ出力電力を高められる。
本実施の形態の高周波信号発生回路の一例と、VILOの入力周波数と同期発振のための最小注入電力との関係の一例を示す図である。 ILOの一例を示す図である。 比較例の高周波信号発生回路を示す図である。 ILOの入力感度特性の一例を示す図である。 本実施の形態の高周波信号発生回路のVILOの一例を示す図である。 VILOの制御電圧−自励発振周波数特性の一例を示す図である。 VCOの制御電圧−出力周波数特性の一例を示す図である。 VILOの制御電圧−自励発振周波数特性の一例を示す図である。 VCOの制御電圧−出力周波数特性の一例を示す図である。 高周波信号発生回路の他の実施例を示す図である。 高周波信号発生装置を送受信装置に適用した実施例を示す図である。 高周波信号発生装置を送受信装置に適用した別の実施例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1(A)は、本実施の形態の高周波信号発生回路の一例を示す図である。
図1(A)に示す例では、高周波信号発生回路10は、発生させた高周波信号を、アンテナ20を介して送信する送信装置1に適用されている。送信装置1は、たとえば、車載のレーダ装置であり、たとえば、76〜81GHzの広帯域で、連続して周波数が変化する送信信号を出力して、その反射波である受信信号と送信信号との関係から、他の車との間の距離や相対速度を決定する。
なお、高周波信号発生回路10は、送信装置1以外にも適用可能である。その一例については後述する。
高周波信号発生回路10は、制御電圧生成部11、VCO12、分配器13、自励発振周波数の調整機能を有する複数の注入同期型発振器(以下VILOと表記する)14−1,14−2,14−3,14−4、合成器15、制御電圧調整部16を有する。
制御電圧生成部11は、VCO12で発生させる周波数に応じた制御電圧を生成する。なお、制御電圧生成部11は、高周波信号発生回路10の外部に設けられていてもよい。
VCO12は、入力される制御電圧に応じた所定の周波数の出力信号を出力する。
分配器13は、VCO12の出力信号を、VILO14−1〜14−4に、注入信号として分配する。
VILO14−1〜14−4は、各々、入力される注入信号の周波数に応じて自励発振周波数を調整し、かつ入力される注入信号の周波数を逓倍する。なお、自励発振周波数は、注入信号の電力(以下注入電力という)に対する感度が最も高くなる自身の発振周波数である。
また、VILO14−1〜14−4は、出力電力が注入電力に依存せず、温度変化も小さいという性質をもつ。本実施の形態の高周波信号発生回路10では、VILO14−1〜14−4は、VCO12の出力周波数を制御する制御電圧に基づいて、自励発振周波数を制御することで、その出力周波数(注入信号の周波数となる)に応じた自励発振周波数を得る。
ただ、本実施の形態の例では、制御電圧は、後述の制御電圧調整部16にて調整されたものが、VILO14−1〜14−4に供給される。
合成器15は、VILO14−1〜14−4の出力信号を合成して出力する。
制御電圧調整部16は、VILO14−1〜14−4で、VCO12の出力周波数のM(≧2)倍の自励発振周波数が得られるように、VILO14−1〜14−4とVCO12の制御電圧−発振周波数特性に基づき、制御電圧を調整する。制御電圧調整部16は、たとえば、レベルシフタである。
図1(B)には、VILO14−1〜14−4の入力周波数と、同期発振のための最小注入電力の関係の一例が示されている。横軸が入力周波数(VCO12の出力周波数)、縦軸が、同期発振のための最小注入電力を示している。
自励発振周波数が固定の場合、入力周波数が自励発振周波数の整数分の1(1/M(M≧2))の周辺で、注入電力が小さくても同期発振するが、その周波数を外れると、同期発振のための最小注入電力が大きくなり、小さい注入電力では同期発振しなくなる。
これに対し、本実施の形態のように、入力周波数に応じて、自励発振周波数を調整して、図1(B)に示したような特性曲線linを変化させ、特性曲線linのピークpを矢印a方向に変化させることにより、最小注入電力が小さな注入電力でも、広い帯域で同期発振が可能となる。
つまり、高い出力電力を得るためにVILO14−1〜14−4を並列化したことによって、注入電力が小さくなっても、動作帯域が狭まることが抑制される。したがって、動作帯域が狭まることを抑制しつつ出力電力を高められる。
また、VILO14−1〜14−4は、温度変化が小さいため、温度変化を補償するためのゲインアンプを用いずともよくなり、消費電力が抑えられる。
図1(A)に示される送信装置1においては、低消費電力で広帯域かつ高電力な送信信号を出力することができる。
なお、図1(A)の例では、4つのVILO14−1〜14−4を有する高周波信号発生回路10が示されているが、VILOは、4つに限定されず、複数設けられていればよい。
以下、本実施の高周波信号発生回路10について、ILOを用いた、高周波信号発生回路の例を比較例としてあげたうえで、より詳細に説明する。
(比較例)
図2は、ILOの一例を示す図である。
ILO14aは、インダクタL1,L2,L3,L4、容量C1,C2、トランジスタTr1,Tr2,Tr3を有している。図2の例では、トランジスタTr1〜Tr3は、nチャネル型MOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。
トランジスタTr1のゲートは、注入信号が入力される端子INに接続されている。トランジスタTr1のドレインは、容量C1の一方の端子及び、トランジスタTr3のドレインに接続されている。トランジスタTr1のソースは、容量C2の一方の端子及び、トランジスタTr2のドレインに接続されている。
トランジスタTr2のゲートは、容量C1の他方の端子に接続されているとともに、インダクタL1を介し、ゲート電圧が入力される端子VGに接続されている。トランジスタTr2のドレインは、端子OUT1及び、インダクタL3を介し、ドレイン電圧が入力される端子VDに接続されている。トランジスタTr2のソースは接地されている。
トランジスタTr3のゲートは、容量C2の他方の端子に接続されているとともに、インダクタL2を介して端子VGに接続されている。トランジスタTr3のドレインは、端子OUT2及び、インダクタL4を介して端子VDに接続されている。トランジスタTr3のソースは接地されている。端子OUT1と端子OUT2からは、それぞれ逆相の出力信号(発振信号)が出力される。
このようなILO14aにおいて、自励発振周波数fSは以下の式で近似される。
Figure 2015056673
上記の式(1)において、LはインダクタL1〜L4のインダクタンス値であり、Cは容量C1,C2の容量値であり、CgsはトランジスタTr2,Tr3の寄生容量(ゲート−ソース間容量)である。
図2のようなILO14aでミリ波のような高い発振周波数を得るためには、式(1)において、寄生容量Cgsを小さくすればよい。しかし、寄生容量Cgsを小さくするには、ゲート幅の小さいトランジスタを用いることが考えられるが、その場合、大きな出力電力が得られにくくなる。
そのため、以下のような高周波信号発生回路が考えられる。
図3は、比較例の高周波信号発生回路を示す図である。図1に示した要素と同じものについては同一符号を付している。
高周波信号発生回路10aでは、分配器13は、VCO12の出力信号を、ILO14a−1〜14a−4に、注入信号として分配している。そして、合成器15は、ILO14a−1〜14a−4の出力信号を合成して出力する。
このような高周波信号発生回路10aでは、ILO14a−1〜14a−4が並列に接続されている。並列数が多くなると、各ILO14a−1〜14a−4への注入電力は小さくなるが、ILOの特性上、同期発振に十分な注入電力を満たせば、その発振電力は注入電力に依存しない。したがって、並列数が多いほど大きな出力電力が得られる。
しかしながら、並列数が多くなり注入電力が小さくなると、動作帯域が狭くなる。
図4は、ILOの入力感度特性の一例を示す図である。横軸は注入信号の周波数、縦軸は同期発振のための最小注入電力(入力感度に相当)を示している。
ILOは、注入信号がない場合も、自励発振周波数fSで自励発振を行う。注入信号の周波数が、この自励発振周波数fSの整数分の1(fS/M)のとき、最も感度が高くなり、小さな電力の注入信号に対して同期発振することができる。注入信号の周波数が、このfS/Mから離れるほど急激に感度が低下する。したがって、注入電力が小さくなると、動作帯域が狭くなる。
そのため、図1に示すように本実施の形態の高周波信号発生回路10では、注入信号の周波数に応じて、自励発振周波数が調整されるようなVILO14−1〜14−4が用いられている。自励発振周波数を、注入信号の周波数のM倍になるように調整することで、注入信号に対して最も高い感度を保つことができ、ILO14a−1〜14a−4を並列に接続したことによって注入電力が小さくなっても、動作帯域が狭まることを抑制できる。
また、ILO14a−1〜14a−4の並列数を上げられるため、出力電力をより高められる。
以下、本実施の形態の高周波信号発生回路について説明する。図5は、本実施の形態の高周波信号発生回路のVILOの一例を示す図である。図2に示したILO14aと同じ要素については同一符号が付されている。また、図5では、VILO14−1の例を示しているが、他のVILO14−2〜14−4についても同様の回路で実現される。
VILO14−1は、図2に示したILO14aと異なり、自励発振周波数を制御する制御回路30を有している。制御回路30は、端子OUT1と端子OUT2との間に直列に接続された可変容量素子Cv1,Cv2を有している。可変容量素子Cv1,Cv2は、たとえば、バラクタダイオードであり、可変容量素子Cv1,Cv2間に接続された制御端子VCに入力される制御電圧によって、容量値が変化する。制御電圧は、制御電圧調整部16によって調整されたものが用いられる。
このようなVILO14−1において、自励発振周波数fSSは以下の式で近似される。
Figure 2015056673
上記の式(2)において、LはインダクタL1〜L4のインダクタンス値であり、Cは容量C1,C2の容量値であり、CgsはトランジスタTr2,Tr3の寄生容量値(ゲート−ソース間容量値)である。また、Cvarは、可変容量素子Cv1,Cv2の容量値である。
自励発振周波数fSSが注入信号の周波数のM倍になるように、制御端子VCに入力される制御電圧によってCvarを制御すれば、前述したように、注入信号に対して最も高い感度を保つことができ、動作帯域が狭まることを抑制できる。
以下に、制御電圧調整部16による制御電圧の調整方法を説明する。
(制御電圧の調整方法)
制御電圧調整部16の入出力特性は、以下の式(3)で表される。
Figure 2015056673
outとVinは、制御電圧調整部16の出力電圧と入力電圧を示し、GLSとVoffsetは、制御電圧調整部16のゲインと、オフセット成分を示している。
LSとVoffsetは、以下のように、VILO14−1〜14−4とVCO12の制御電圧−発振周波数特性に基づいて求められる。
図6は、VILOの制御電圧−自励発振周波数特性の一例を示す図である。横軸はVILO14−1〜14−4の制御電圧、縦軸はVILO14−1〜14−4の自励発振周波数を示している。
一方、図7は、VCOの制御電圧−出力周波数特性の一例を示す図である。横軸はVCO12の制御電圧、縦軸はVCO12の出力周波数(発振周波数)を示している。
図6、図7に示すような特性は、たとえば、製品出荷前の検査で予め測定される。
高周波信号発生回路10の動作帯域を、周波数fLOW〜fHighとすると、図6に示されているように、VILO14−1〜14−4の自励発振周波数が周波数fLOW,fHighとなる制御電圧は、電圧VVCL,VVCHとなる。
一方、高周波信号発生回路10の出力周波数が、周波数fLOW,fHighであるときのVCO12の出力周波数は、その整数(M≧2)分の1となり、fLOW/M、fHigh/Mとなる。出力周波数fLOW/M,fHigh/Mを得るためのVCO12の制御電圧は、図7から、電圧VCL,VCHとなる。
このような特性から、式(3)のGLSとVoffsetは、以下の式(4)、(5)の連立方程式から求められる。
Figure 2015056673
Figure 2015056673
一例として、以下では、動作帯域が76〜81GHzの場合の、制御電圧調整部16のゲインとオフセット成分の決定例を説明する。
図8は、VILOの制御電圧−自励発振周波数特性の一例を示す図である。横軸はVILO14−1〜14−4の制御電圧[V]、縦軸はVILO14−1〜14−4の自励発振周波数[GHz]を示している。
一方、図9は、VCOの制御電圧−出力周波数特性の一例を示す図である。横軸はVCO12の制御電圧[V]、縦軸はVCO12の出力周波数[GHz]を示している。
高周波信号発生回路10の動作帯域を、76〜81GHzとしたとき、VILO14−1〜14−4の自励発振周波数が76GHz、81GHzとなる制御電圧は、図8に示したような特性から、0.22V、0.88Vであった。
したがって、0.22〜0.88Vの間でVILO14−1〜14−4の制御電圧を可変することで、自励発振周波数を76〜81GHzの範囲で調整することができる。
一方、高周波信号発生回路10の出力周波数が、76GHz、81GHzであるときのVCO12の出力周波数は、その整数(M≧2)分の1となる。ここで、M=2とすると、高周波信号発生回路10の出力周波数が76GHz、81GHzであるときのVCO12の出力周波数は、38GHz、40.5GHzとなる。38GHz、40.5GHzの出力周波数を得るためのVCO12の制御電圧は、図9から、0.34V、0.70Vであった。
したがって、式(4)、(5)の連立方程式は、以下のようになる。
0.22=GLS×0.34+Voffset
0.88=GLS×0.70+Voffset
この連立方程式を解くと、GLS≒1.8、Voffset≒−0.40となる。したがって、制御電圧調整部16を入出力特性が、Vout=1.8×Vin−0.4、となるように設計することで、自励発振周波数が注入信号の周波数の2倍になるように制御電圧を調整することができる。
これにより、76〜81GHzの範囲で、高い感度を保つことができ、動作帯域が狭まることが抑制され、76〜81GHzの範囲で連続して周波数が変化する高周波信号を高い出力電力で出力することができる。
(他の実施例)
上記では、高周波信号発生回路10を送信装置に適用した場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、受信装置の受信ローカル信号源に適用するようにしてもよい。
図10は、高周波信号発生回路の他の実施例を示す図である。
受信装置40は、受信アンテナ41、低雑音増幅器42、ミキサ43、高周波信号発生回路10を有している。高周波信号発生回路10は、図1に示したものと同じであり、同じ符号を付してある。
受信アンテナ41が受信した信号は、低雑音増幅器42で増幅されミキサ43に入力され、高周波信号発生回路10の出力信号と掛け合わされて受信信号としてミキサ43から出力される。このような受信信号を生成する受信ローカル信号源としても、本実施の形態の高周波信号発生回路10が適用可能である。
受信感度の高い受信装置においては、高電力なローカル信号が必要となる。図10に示される実施例によれば、受信装置40において、広帯域かつ高電力なローカル信号を低消費電力で生成することが可能となり、受信装置40の低消費電力化を実現することができる。
また、高周波信号発生回路10は、送受信装置に適用することができる。
図11は、高周波信号発生装置を送受信装置に適用した実施例を示す図である。
送受信装置50aは、受信アンテナ41a、低雑音増幅器42a、ミキサ43a、送信アンテナ20a、分配器51、高周波信号発生回路10を有している。高周波信号発生回路10は、図1に示したものと同じであり、同じ符号を付してある。
高周波信号発生回路10の出力信号は、分配器51によって受信ローカル信号と送信信号とに分配される。受信ローカル信号は、ミキサ43aへ供給される。送信信号は送信アンテナ20aに供給され、送信アンテナ20aから空間に放射される。
図12は、高周波信号発生装置を送受信装置に適用した別の実施例を示す図である。
図1または図11に示したものと同じものについては同じ符号を付してある。
先に述べた実施例では、高周波信号発生回路10の内部に配置された分配器13は、VILO14−1〜14−4に分配することを目的としたものであるが、本実施例の分配器13aでは受信ローカル信号と送信信号とに分配する目的を兼ね備えている。
VCO12の出力信号は分配器13aに入力される。分配器13aは、受信ローカル側に配置されたVILO14a−1,14a−2,14a−3,14a−4と送信側に配置されたVILO14b−1,14b−2,14b−3,14b−4のそれぞれに信号を供給する。受信ローカル側に配置された合成器15aは、各VILO14a−1〜14a−4の出力信号を合成して、ミキサ43aへローカル信号を供給する。一方、送信側に配置された合成器15bは、各VILO14b−1〜14b−4の出力信号を合成して、送信アンテナ20aへ送信信号を供給する。
図11、12に示される実施例によれば、送受信装置50a,50bにおいて、高電力な送信信号及びローカル信号を低消費電力で生成することが可能となり、送受信装置50a,50bの低消費電力化を実現することができる。
以上、実施の形態に基づき、本発明の高周波信号発生回路の一観点について説明してきたが、これらは一例にすぎず、上記の記載に限定されるものではない。
1 送信装置
10 高周波信号発生回路
11 制御電圧生成部
12 電圧制御発振器(VCO)
13 分配器
14−1〜14−4 注入同期型発振器(VILO)
15 合成器
16 制御電圧調整部
20 アンテナ

Claims (6)

  1. 入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、
    前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、
    前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成して出力する合成器と、
    を有することを特徴とする高周波信号発生回路。
  2. 前記複数の注入同期型発振器は、前記周波数を制御する前記制御電圧に基づき、前記自励発振周波数を制御する制御回路を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の高周波信号発生回路。
  3. 前記自励発振周波数が前記周波数のM倍(M≧2)になるように、前記制御電圧を調整し、前記複数の注入同期型発振器に供給する制御電圧調整部を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の高周波信号発生回路。
  4. 入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、
    前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、
    前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成する合成器と、
    前記合成器で合成された信号を送信するアンテナと、
    を有することを特徴とする送信装置。
  5. 入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、
    前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、
    前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成する合成器と、
    信号を受信するアンテナと、
    前記アンテナで受信された信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器で増幅された信号と、前記合成器で合成された信号を掛け合わせて出力するミキサと、
    を有することを特徴とする受信装置。
  6. 入力される制御電圧に応じた周波数の出力信号を出力する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発振器の出力信号を分配する分配器と、
    前記周波数に応じて自励発振周波数を調整し、前記分配器から分配される信号の周波数を逓倍した信号を各々出力する複数の注入同期型発振器と、
    前記複数の注入同期型発振器から各々出力された信号を合成する合成器と、
    前記合成器で合成された信号を送信する第1のアンテナと、
    信号を受信する第2のアンテナと、
    前記第2のアンテナで受信された信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器で増幅された信号と、前記合成器で合成された信号を掛け合わせて出力するミキサと、
    を有することを特徴とする送受信装置。
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