JP2015054592A - 車両用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の長期放置等が原因で蓄電装置の電圧が低下した場合でも、電気負荷に安定的に電力を供給することを可能にする。
【解決手段】イグニッションスイッチがオン操作されたことが検出され、かつ第2蓄電装置(3)の電圧が所定の閾値未満であることが検出された場合には、第1断続手段(12)をオフ操作するとともに第2断続手段(13)をオン操作する第1の制御を実行する。また、当該第1の制御の実行中にイグニッションスイッチがオフ操作されたことが検出された場合には、上記第1、第2断続手段(12,13)の双方をオン操作する第2の制御を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の電気負荷に電力を供給する車両用電源装置に関する。
近年、車両の燃費性能を改善する観点から、車両の減速時に集中的に発電を行うことによってエンジンの負担を軽減する、いわゆる減速回生システムを採用した車両が増えつつある。
減速回生システムを採用した車両では、減速時に発電される大容量の電力を短時間で充電するために、従来から広く使われてきた鉛バッテリとは別に、鉛バッテリよりも急速な充放電が可能なキャパシタが搭載されることが多い(例えば下記特許文献1参照)。このように、特性の異なる2種類の蓄電装置を搭載することにより、減速時に発生する電力を無駄なく回収しつつ、十分に大きな充電容量を確保することが可能となる。
一方、下記特許文献2には、鉛バッテリとキャパシタという組合せではないが、やはり2種類の蓄電装置を備えた車両用電源装置が開示されている。具体的に、特許文献2の車両用電源装置は、蓄電装置としての鉛バッテリおよびリチウムイオンバッテリと、鉛バッテリと電気負荷との接続、およびリチウムイオンバッテリとスタータ(エンジン始動装置)との接続を断続するスイッチとを備えている。スイッチは、スタータが駆動されるエンジン始動時にオフ操作(開)される。
エンジン始動時に上記スイッチがオフ操作されると、スタータには鉛バッテリのみから電力が供給されることになる。このとき、スタータで大量の電力が消費されることにより、鉛バッテリの電圧は一時的に大きく低下するが、鉛バッテリと電気負荷との接続が上記スイッチのオフ操作により遮断されているので、上記鉛バッテリの電圧低下の影響は電気負荷には及ばない。電気負荷の消費電力は、リチウムイオンバッテリからの電力供給によって安定的に賄われることになる。
特開2008−190323号公報 特開2011−208599号公報
ここで、上記特許文献2の構成において、例えば車両が長期間に亘って放置されたようなケースを想定すると、このときのリチウムイオンバッテリの電圧は、自然放電によって低下していると考えられる。このような状態でエンジンが始動されると、リチウムイオンバッテリから電気負荷への電力の供給量が不足し、電気負荷が作動不良に陥るおそれがある。もちろん、エンジンにより発電機を駆動してその発電機から電気負荷に電力を供給することも考えられるが、上記特許文献2では、発電機とリチウムイオンバッテリとが常時つながっているので、リチウムイオンバッテリの電圧が回復するまでは発電電力が主にリチウムイオンバッテリの充電に回され、結局のところ電気負荷への供給電力が不足するおそれがある。このことは、リチウムイオンバッテリの代わりにキャパシタを用いた場合に、より顕著となる。すなわち、充放電効率のよいキャパシタでは、その電圧が車両の長期間放置に伴って大幅に低下するので、エンジン始動時に電気負荷への供給電力が不足するという上記のような事態がより起きやすくなる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、車両の長期放置等が原因で蓄電装置の電圧が低下した場合でも、電気負荷に安定的に電力を供給することが可能な車両用電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、車両の電気負荷に電力を供給する車両用電源装置であって、エンジンにより駆動されて発電する発電機と、上記発電機と接続された充放電可能な第1蓄電装置と、上記発電機と接続され、上記第1蓄電装置よりも急速な充放電が可能な第2蓄電装置と、上記発電機と第2蓄電装置との接続を断続可能な第1断続手段と、上記発電機と第1蓄電装置との接続、および上記発電機と電気負荷との接続を断続可能な第2断続手段と、上記第2蓄電装置の電圧を検出する電圧検出手段と、エンジンを始動するイグニッションスイッチの操作状態を検出するイグニッションスイッチ検出手段と、上記イグニッションスイッチ検出手段によりイグニッションスイッチがオン操作されたことが検出され、かつ上記電圧検出手段により第2蓄電装置の電圧が所定の閾値未満であることが検出された場合に、上記第1断続手段をオフ操作するとともに上記第2断続手段をオン操作する第1の制御を実行し、当該第1の制御の実行中に上記イグニッションスイッチ検出手段によりイグニッションスイッチがオフ操作されたことが検出された場合に、上記第1、第2断続手段の双方をオン操作する第2の制御を実行する制御手段とを備えた、ことを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、第2蓄電装置の電圧が閾値未満にまで低下した状態でのエンジン始動時に、第1断続手段をオフ操作するとともに第2断続手段をオン操作する第1の制御が実行されるので、発電機で発電された電力が電圧の低い(言い換えれば電力の吸収代が大きい)第2蓄電装置に供給されることが禁止され、発電電力の多くを電気負荷に供給することが可能になる。これにより、電気負荷での消費電力を不足なく賄うことができ、電気負荷の作動不良等が起きるのを確実に防止することができる。
一方、上記第1の制御の実行中にエンジンが停止された場合には、第1、第2断続手段の双方をオン操作する第2の制御が実行されることにより、第1蓄電装置に充電されていた電力が第2蓄電装置に供給されて、第2蓄電装置が充電される。この充電により第2蓄電装置の電圧が回復すると、次回エンジンが始動されたときには上記第1の制御を実行することが不要となるので、発電機での発電電力を、オン状態の第1断続手段を通じて急速充電可能な第2蓄電装置に供給することが可能になる。これにより、車両の減速時に集中的に発電を行ってその発電電力を回収する減速回生制御が可能になるので、減速時以外の走行シーンにおいてエンジンにかかる負担(発電機からエンジンに加わる抵抗)を低減でき、燃費性能を効果的に向上させることができる。
本発明の車両用電源装置は、好ましくは、上記発電機で発電された電力を降圧した上で上記電気負荷または第1蓄電装置に供給するための変換器と、上記発電機と電気負荷とを上記変換器を介さずに接続するとともに、上記第1蓄電装置と第2蓄電装置とを上記変換器を介さずに接続するバイパスラインとをさらに備え、上記バイパスラインに上記第2断続手段が設けられる(請求項2)。
この構成によれば、第1の制御の実行時、第2断続手段がオン操作されることにより、発電機で発電された電力が変換器を介さずに(バイパスラインを通じて)電気負荷または第1蓄電装置に供給される。これにより、変換器での電圧変換ロスを伴うことなく電気負荷または第1蓄電装置に電力を供給することができるので、仮に電気負荷の消費電力が多く第1蓄電装置の電圧が大幅低下していたような場合でも(つまり電気負荷および第1蓄電装置の双方にかなり多くの電力を供給する必要がある場合でも)、発電機の電圧(発電量)をそれほど高く設定する必要がなくなり、発電機からエンジンに加わる抵抗が大幅に増大するのを抑制することができる。
一方、第2の制御の実行時においては、やはり第2断続手段がオン操作されて、バイパスラインを通じて第1蓄電装置から第2蓄電装置に電力が供給されるので、仮にバイパスラインではなく変換器を通じて第1蓄電装置から第2蓄電装置に電力を供給しようとした場合と異なり、変換器として一方向の電力供給のみを許容する安価なタイプのものを使用することができ、部品コストを抑制することができる。
上記構成において、より好ましくは、上記電圧検出手段は、上記第2蓄電装置の電圧を直接検出する第1電圧センサと、上記変換器に内蔵され、該変換器の入力側電圧を検出することにより間接的に上記第2蓄電装置の電圧を検出する第2電圧センサとを含み、上記制御手段は、上記第1、第2電圧センサによる検出値の間に所定値以上の差がある場合に、いずれかの電圧センサが故障していると判定し、故障と判定した側の電圧センサの検出値を無視する(請求項3)。
この構成によれば、故障したセンサの検出値に基づいて第2蓄電装置の電圧を判定してしまうことが回避され、第2蓄電装置の電圧検出精度が向上する。
以上説明したように、本発明の車両用電源装置によれば、車両の長期放置等が原因で蓄電装置の電圧が低下した場合でも、電気負荷に安定的に電力を供給することができる。
本発明の一実施形態にかかる電源装置が搭載された車両の電気的構成を示す回路図である。 上記電源装置の制御系統を示すブロック図である。 エンジンの始動時と停止時に行われる制御の具体的手順を示すフローチャートである。 図3におけるステップS4,S5の制御(第1の制御)が実行された場合に実現される電気の流れを示す説明図である。 図3におけるステップS8の制御(第2の制御)が実行された場合に実現される電気の流れを示す説明図である。 上記実施形態の変形例を説明するための図である。
(1)車両の全体構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる電源装置が搭載された車両の電気的構成を示す回路図である。本図に示される車両は、エンジンルームに設けられた図外のディーゼルエンジン(以下、単にエンジンともいう)から動力を得て発電するオルタネータ1と、オルタネータ1と電気的に接続され、オルタネータ1で発電された電力を蓄えるバッテリ2およびキャパシタ3と、オルタネータ1で発電された電力を降圧するDC/DCコンバータ4と、電力を消費する各種電装品からなる電気負荷5と、エンジンの始動時に駆動されてエンジンをクランキングするスタータ6とを備えている。なお、オルタネータ1は請求項にいう「発電機」に相当し、バッテリ2は請求項にいう「第1蓄電装置」に相当し、キャパシタ3は請求項にいう「第2蓄電装置」に相当し、DC/DCコンバータ4は請求項にいう「変換器」に相当する。
オルタネータ1は、エンジンの出力軸と連動して回転するロータを磁界中で回転させることにより発電を行うもので、磁界を発生されるフィールドコイルへの印加電流の増減に応じて最大25Vまでの範囲で発電電圧を調節することが可能である。また、オルタネータ1には、発電された交流電力を直流電力に変換する整流器(図示省略)が内蔵されている。つまり、オルタネータ1で発電された電力は、この整流器で直流に変換された後に各部に送電される。
バッテリ2は、車両用の蓄電装置として一般的な公称電圧12Vの鉛蓄電池である。このようなバッテリ2は、化学反応によって電気エネルギーを蓄えるものであるため、急速な充放電には不向きであるが、充電容量を確保し易いため、比較的多量の電力を蓄えることができるという特性がある。
キャパシタ3は、電気二重層キャパシタ(EDLC)を複数個連結して大容量化したもので、最大25Vまで充電することが可能である。このようなキャパシタ3は、上記バッテリ2とは異なり、電解質イオンの物理的な吸着によって電気を蓄えるものであるため、比較的急速な充放電が可能で、内部抵抗も少ないという特性がある。
DC/DCコンバータ4は、内蔵するスイッチング素子のON/OFF(スイッチング動作)によって電圧を変化させるスイッチング方式のものである。なお、当実施形態において、DC/DCコンバータ4は、オルタネータ1またはキャパシタ3の側から電気負荷5またはバッテリ2の側に(つまり図中左側から右側に)供給される電力の電圧をスイッチング動作により降圧する機能を有しているが、これ以外の機能、例えば上記とは反対方向(つまり図中右側から左側への)電力の供給を許容したり、電圧を昇圧したりする機能は有していない。
オルタネータ1とキャパシタ3とは給電用の第1ライン7を介して互いに接続されている。第1ライン7からは第2ライン8が分岐しており、この第2ライン8の途中にDC/DCコンバータ4が介設されている。第2ライン8からは第3ライン9が分岐しており、この第3ライン9を介してバッテリ2と第2ライン8とが互いに接続されている。第3ライン9からは第4ライン10が分岐しており、この第4ライン10を介してスタータ6とバッテリ2とが互いに接続されている。
第1ライン7における第2ライン8との分岐点からキャパシタ3までの間の部位には、オルタネータ1とキャパシタ3との接続を断続するためのキャパシタ遮断リレー12が設けられている。キャパシタ遮断リレー12は、請求項にいう「第1断続手段」に相当するもので、オルタネータ1からキャパシタ3への給電を許可するオン状態(閉)と、同給電を遮断するオフ状態(開)とに切り替え可能とされている。
さらに、第1ライン7からは第2ライン8と並列にバイパスライン11が分岐しており、このバイパスライン11はDC/DCコンバータ4よりも出力側に位置する第2ライン8の途中部に接続されている。つまり、バイパスライン11は、オルタネータ1と電気負荷5とをDC/DCコンバータ4を介さずに接続するとともに、バッテリ2とキャパシタ3とをDC/DCコンバータ4を介さずに接続するものである。これらの接続を断続するために、バイパスライン11にはバイパスリレー13が設けられている。バイパスリレー13は、請求項にいう「第2断続手段」に相当するもので、バイパスライン11を通じた(DC/DCコンバータ4をバイパスした)給電を許可するオン状態(閉)と、同給電を遮断するオフ状態(開)とに切り替え可能とされている。
電気負荷5には、ドライバーによるステアリング操作を電気モータ等の駆動力を用いてアシストする電動式のパワーステアリング機構21(以下、EPASと略称する)の他、エアコン22、オーディオ23等が含まれている。これらEPAS21、エアコン22、オーディオ23等の電気負荷は、DC/DCコンバータ4が設けられた第2ライン8か、またはDC/DCコンバータ4が設けられていないバイパスライン11を介して、第1ライン7と接続されている。
さらに、当実施形態の電気負荷5には、上記EPAS10等の電気負荷以外に、PTCヒータ25およびグロープラグ26も含まれている。PTCヒータ25は、通電加熱により室内を暖房するためのヒータであり、グロープラグ26は、エンジン(当実施形態ではディーゼルエンジン)の冷間始動時に通電加熱によりエンジンの燃焼室を温めるためのヒータである。これらPTCヒータ25およびグロープラグ26は、スタータ6と並列にバッテリ2に接続されている。
(2)制御系統
図2は、当実施形態の車両用電源装置の制御系統を示すブロック図である。本図に示すように、上述したオルタネータ1、DC/DCコンバータ4、スタータ6、キャパシタ遮断リレー12、バイパスリレー13、電気負荷5(EPAS21、エアコン22、オーディオ23‥‥)等の部品は、各種信号線を介してコントローラ30と接続されており、コントローラ30からの指令に基づき制御される。コントローラ30は、従来周知のCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータであり、請求項にいう「制御手段」に相当するものである。
また、コントローラ30は、車両に設けられた各種センサ類と信号線を介して接続されている。具体的に、当実施形態の車両には、電圧センサSN1、運転状態検出手段SN2、イグニッションスイッチセンサSN3、およびその他スイッチ検出手段SN4が設けられており、これらのセンサ類により検出された情報がコントローラ30に逐次入力されるようになっている。
電圧センサSN1は、図1にも示すように、キャパシタ3の電圧を検出するセンサであり、請求項にいう「電圧検出手段」に相当するものである。
運転状態検出手段SN2は、車両もしくはエンジンの状態に関する物理量を検出するセンサ類の総称であり、例えば、車両の走行速度を検出する車速センサ、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度センサ、アクセルペダルやブレーキペダルの操作量または操作力を検出するアクセル/ブレーキセンサ等が含まれる。この運転状態検出手段SN2からの入力情報に基づいて、コントローラ30は、例えば、車両が減速しているか加速しているか、減速/加速の度合いはどの程度かといった情報を得ることができる。
イグニッションスイッチセンサSN3は、エンジンを始動または停止する際にドライバーにより操作される図外のイグニッションスイッチの操作状態を検出するセンサであり、請求項にいう「イグニッションスイッチ検出手段」に相当するものである。
その他スイッチ検出手段SN4は、イグニッションスイッチ以外のスイッチ類の操作状態を検出するセンサの総称であり、例えばエアコンやオーディオ等の操作スイッチの操作状態を検出するセンサ等が含まれる。
コントローラ30は、上記各センサ類SN1〜SN4からの入力情報に基づいて、オルタネータ1による電力発電量、DC/DCコンバータ4による降圧動作、電気負荷5およびスタータ6の駆動/停止、リレー12,13のオン/オフ操作等を制御する。以下、このコントローラ30による制御動作の具体例について詳しく説明する。
(3)制御動作
当実施形態の車両用電源装置は、車両の減速時に集中的に発電を行ういわゆる減速回生制御を実行可能である。このため、車両の走行中、電源装置の各部は、コントローラ30によって次のように制御される。
車両の減速時は、オルタネータ1による発電が積極的に行われて、最大で25Vの発電電力が生成される。このオルタネータ1での発電電力は、DC/DCコンバータ4によって12Vまで降圧された後に電気負荷5に供給される。また、電気負荷5での消費電力を超える余剰の電力は、キャパシタ3に供給されて充電される。キャパシタ3は、既に説明したように急速な充電が可能であるため、余剰電力はキャパシタ3によって効率よく回収されることになる。ただし、キャパシタ3が既に満充電状態(25V)にある場合には、キャパシタ3にそれ以上充電することができないため、余剰電力はバッテリ2の充電に回される。
一方、車両の減速時以外の走行シーンでは、オルタネータ1からエンジンに加わる抵抗を少なくするために、オルタネータ1による発電が極力抑制される。例えば、オルタネータ1による発電が行われないとき、電気負荷5での消費電力は、主にキャパシタ3の充電電力によって賄われる。つまり、キャパシタ3に充電されていた最大で25Vの電力が、DC/DCコンバータ4により12Vまで降圧された後に電気負荷5に供給される。ただし、キャパシタ3の電圧が十分に高くない場合、もしくは電気負荷5での消費電力が比較的多い場合には、キャパシタ3の充電電力だけでは電気負荷5での消費電力を賄うことができない。そこで、このような場合には、オルタネータ1での発電が必要最小限行われて、このオルタネータ1で発電された電力が利用されるとともに、必要に応じてバッテリ2から放電される電力も利用される。このような制御により、車両の走行中のキャパシタ3の充電電力は、常にある一定のレベル以上に保たれる。当実施形態では、キャパシタ3の電圧が12〜25Vの範囲に収まるように、キャパシタ3への充放電が制御される。
上記のように、当実施形態では、車両の減速時には主にオルタネータ1からDC/DCコンバータ4を通じて電気負荷5に電力が供給され、車両の減速時以外はキャパシタ3からDC/DCコンバータ4を通じて電気負荷5に電力が供給される。このため、車両の走行中は、原則として、バイパスライン11を通じた給電が行われることはなく、キャパシタ3が第1ライン7から切り離されることもない。このため、図1に示すように、バイパスリレー13は常にオフ状態(開)に維持され、キャパシタ遮断リレー12は常にオン状態(閉)に維持される。
しかしながら、車両が長期間放置された後にエンジンが始動されたような場合には、キャパシタ3の自然放電によってキャパシタ3の電圧が大幅に低下していることが想定される。このような状況下において、上述した通常どおりのリレー操作を実行すると(つまりバイパスリレー13をオフしてキャパシタ遮断リレー12をオンすると)、次のような不具合が生じる。
キャパシタ3の電圧が大幅に低下している状態で、キャパシタ遮断リレー12をオンしたままエンジンが始動されると、その後直ぐにオルタネータ1による発電を開始しても、その発電電力は、自ずと電圧の低いキャパシタ3へと供給されるので、オルタネータ1から電気負荷5に対しほとんど電力が供給されなくなる。このため、キャパシタ3が十分に充電されてその電圧が回復するまで(例えば12Vを超えるまで)の間は、電気負荷5での消費電力は、そのほとんどがバッテリ2からの放電電力によって賄われることになる。このとき、バッテリ2の電圧はスタータ6駆動時の大電流消費に伴い低下しているから、バッテリ2から電気負荷5に供給される電力は少なくならざるを得ない。このような状況下で、例えばEPAS(電動パワーステアリング機構)21のような比較的消費電力の多い電気負荷が作動すると、各電気負荷に供給される電圧がさらに低下するので、電気負荷の作動不良が起きたり、最悪のケースでは、コントローラ30に供給される電力の電圧が必要最小電圧(マイコンを正常に作動させるのに必要な下限の電圧)を下回ってエンストが起きる可能性がある。
そこで、このような不具合を防止すべく、当実施形態では、エンジン始動時と停止時に、それぞれ次のような制御が行われる。
図3は、エンジンの始動時と停止時にコントローラ30により行われる制御の具体的手順を示すフローチャートである。まず、コントローラ30は、イグニッションスイッチセンサSN3からの入力情報に基づいて、イグニッションスイッチがオン操作されたか否か(つまりドライバーがエンジンを始動させる操作を行ったか否か)を判定する処理を実行する(ステップS1)。
上記ステップS1でYESと判定されてイグニッションスイッチがオン操作されたことが確認された場合、コントローラ30は、スタータ6を駆動するなどしてエンジンを始動する制御を実行する(ステップS2)。また、これと合わせて、電圧センサSN1からの入力情報に基づいて、キャパシタ3の電圧が8V未満であるか否かを判定する処理を実行する(ステップS3)。
上記ステップS3でNOと判定されてキャパシタ3の電圧が8V以上であることが確認された場合、コントローラ30は、通常どおりのリレー制御を実行する。つまり、図1に示したように、キャパシタ遮断リレー12をオン操作する(閉じる)とともに、バイパスリレー13をオフ操作する(開く)制御を実行する(ステップS11,S12)。そして、オルタネータ1のフィールドコイルに電流を印加してオルタネータ1に発電を行わせる(ステップS13)。
これに対し、上記ステップS3でYESと判定されてキャパシタ3の電圧が8V未満であることが確認された場合、コントローラ30は、上記ステップS11,S12とは逆に、キャパシタ遮断リレー12をオフ操作する(開く)とともに、バイパスリレー13をオン操作する(閉じる)制御を実行する(ステップS4,S5)。そして、オルタネータ1のフィールドコイルに電流を印加してオルタネータ1に発電を行わせる(ステップS6)。
上記ステップS4,S5の制御を、以下では「第1の制御」と称する。この第1の制御が実行されると、図4に示すように、オルタネータ1で発電された電力が、オン状態にあるバイパスリレー13を通じて(つまりDC/DCコンバータ4をバイパスして)電気負荷5およびバッテリ2へと供給される。一方、キャパシタ遮断リレー12はオフ状態にあるので、オルタネータ1での発電電力がキャパシタ3に供給されることはない。
上記第1の制御の実行に伴い、コントローラ30は、イグニッションスイッチがオフ操作されたか否かを判定し(ステップS7)、ここでの判定がNO(つまりイグニッションオン)である限り、第1の制御を継続する。これにより、エンジンの稼働中は第1の制御が継続されることになるので、エンジンの稼動中はキャパシタ3への充電が行われることはなく、キャパシタ3の電圧は8V未満のままとなる。
一方、上記ステップS7でYESと判定されてイグニッションスイッチがオフ操作された(つまりエンジンが停止された)ことが確認された場合、コントローラ30は、キャパシタ遮断リレー12をオフ状態からオン状態に切り替える制御を実行する(ステップS8)。なお、バイパスリレー13についてはオン状態のまま変更されないので、このステップS8の制御により、キャパシタ遮断リレー12とバイパスリレー13の双方がオン状態とされる。
上記ステップS8の制御を、以下では「第2の制御」と称する。この第2の制御が実行されると、図5に示すように、バッテリ2に充電されていた電力が、オン状態にあるバイパスリレー13およびキャパシタ遮断リレー12を通じてキャパシタ3に供給され、キャパシタ3への充電が開始される。
上記第2の制御の実行に伴い、コントローラ30は、キャパシタ3の電圧が12Vを超えたか否かを判定し(ステップS9)、ここでの判定がNO(つまり電圧が12V以下)である限り、第2の制御を継続する。
一方、上記ステップS9でYESと判定されてキャパシタ3の電圧が12Vを超えたことが確認された場合、コントローラ30は、バイパスリレー13をオフ操作する制御を実行する(ステップS10)。これにより、図1に示した通常状態に復帰するので、バッテリ2からキャパシタ3への電力の供給(キャパシタ3への充電)が停止される。
(4)作用
以上説明したとおり、当実施形態の車両用電源装置では、イグニッションスイッチがオン操作されたことが検出され、かつキャパシタ3の電圧が8V未満であることが検出された場合に、キャパシタ遮断リレー12をオフ操作する(開く)とともにバイパスリレー13をオン操作する(閉じる)第1の制御が実行され、当該第1の制御の実行中にイグニッションスイッチがオフ操作されたことが検出された場合に、キャパシタ遮断リレー12およびバイパスリレー13の双方をオン操作する(閉じる)第2の制御が実行される。このような構成によれば、車両の長期放置等が原因でキャパシタ3の電圧が低下した場合でも、電気負荷5に安定的に電力を供給することができるという利点がある。
すなわち、上記実施形態では、キャパシタ3の電圧が8V未満にまで低下した状態でのエンジン始動時に、キャパシタ遮断リレー12をオフ操作するとともにバイパスリレー13をオン操作する第1の制御が実行されるので、オルタネータ1で発電された電力が電圧の低い(言い換えれば電力の吸収代が大きい)キャパシタ3に供給されることが禁止され、発電電力の多くを電気負荷5に供給することが可能になる(図4参照)。これにより、電気負荷5での消費電力を不足なく賄うことができ、電気負荷5の作動不良等が起きるのを確実に防止することができる。
一方、上記第1の制御の実行中にエンジンが停止された場合には、キャパシタ遮断リレー12およびバイパスリレー13の双方をオン操作する第2の制御が実行されることにより、バッテリ2に充電されていた電力がキャパシタ3に供給されて、キャパシタ3が充電される(図5参照)。この充電によりキャパシタ3の電圧が回復すると、次回エンジンが始動されたときには上記第1の制御を実行することが不要となるので、オルタネータ1での発電電力を、オン状態のキャパシタ遮断リレー12を通じて急速充電可能なキャパシタ3に供給することが可能になる(図1参照)。これにより、車両の減速時に集中的に発電を行ってその発電電力を回収する減速回生制御が可能になるので、減速時以外の走行シーンにおいてエンジンにかかる負担(オルタネータ1からエンジンに加わる抵抗)を低減でき、燃費性能を効果的に向上させることができる。
また、上記実施形態では、第1の制御の実行時、バイパスリレー13がオン操作されることにより、オルタネータ1で発電された電力がDC/DCコンバータ4を介さずに(バイパスライン11を通じて)電気負荷5またはバッテリ2に供給される。これにより、DC/DCコンバータ4での電圧変換ロスを伴うことなく電気負荷5またはバッテリ2に電力を供給することができるので、仮に電気負荷5の消費電力が多くバッテリ2の電圧が大幅低下していたような場合でも(つまり電気負荷5およびバッテリ2の双方にかなり多くの電力を供給する必要がある場合でも)、オルタネータ1の電圧(発電量)をそれほど高く設定する必要がなくなり、オルタネータ1からエンジンに加わる抵抗が大幅に増大するのを抑制することができる。
一方、第2の制御の実行時においては、やはりバイパスリレー13がオン操作されて、バイパスライン11を通じてバッテリ2からキャパシタ3に電力が供給されるので、仮にバイパスライン11ではなくDC/DCコンバータ4を通じてバッテリ2からキャパシタ3に電力を供給しようとした場合と異なり、DC/DCコンバータ4として一方向の(図中左側から右側への)電力供給のみを許容する安価なタイプのものを使用することができ、部品コストを抑制することができる。
(5)変形例
以上のような実施形態(図1〜図5)は、本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。以下、代表的な変形例をいくつか説明する。
<変形例1>
上記実施形態では、キャパシタ3の電圧を電圧センサSN1により検出したが、図1等の回路図から明らかなように、キャパシタ遮断リレー12がオン状態であるときは、DC/DCコンバータ4の入力側(図中左側)の電圧がキャパシタ3の電圧と一致するので、キャパシタ3の電圧に代えて(あるいはキャパシタ3の電圧に加えて)、DC/DCコンバータ4の入力側電圧を検出してもよい。DC/DCコンバータ4には、通常、その入力側電圧を検出する電圧センサが内蔵されているので、DC/DCコンバータ4の入力側電圧は、その内蔵された電圧センサを用いて検出することができる。
上記のようにDC/DCコンバータ4に内蔵された電圧センサを用いる場合の具体的な制御例を、変形例1とする。図6は、この変形例1にかかる車両用電源装置の回路図である。この図6の回路図は、DC/DCコンバータ4に内蔵された電圧センサをSN5として図示したこと以外は、全て図1に示した回路図と同じである。よって、キャパシタ3には、図1と同じく電圧センサSN1が設けられている。以下では、キャパシタ3の電圧を検出する電圧センサSN1を「第1電圧センサ」、DC/DCコンバータ4の入力側電圧を検出する電圧センサSN5を「第2電圧センサ」と称する。第1電圧センサSN1は、キャパシタ3の電圧を直接検出するセンサということができ、第2電圧センサSN5は、DC/DCコンバータ4の入力側電圧を検出することにより間接的にキャパシタ3の電圧を検出するセンサということができる。
図6に示す変形例1では、キャパシタ3の電圧を検出する手段として第1、第2電圧センサSN1,SN5が設けられているので、例えば図3のフローチャートにおけるステップS3,S9の処理のとき、コントローラ30は、第1、第2電圧センサSN1,SN5の双方から入力される情報に基づいてキャパシタ3の電圧を判定することができる。キャパシタ3の電圧を具体的にどのように決定するかは種々考えられるが、例えば、第1電圧センサSN1により検出された電圧と第2電圧センサSN5により検出された電圧との平均値を算出して、その平均値をキャパシタ3の電圧として決定することが考えられる。
ここで、上記のように2つの電圧センサSN1,SN5の検出値を用いてキャパシタ3の電圧を決定する場合において、各電圧センサSN1,SN5の検出値の間に大きな差が生じることがある。上述したとおり、キャパシタ3の電圧とDC/DCコンバータ4の入力側電圧とは本来同一になるはずなので、各電圧センサSN1,SN5の検出値のずれ量が大きいということは、いずれかのセンサが故障している可能性が高い。
そこで、図6に示す変形例1において、第1、第2電圧センサSN1,SN5による検出値の間に所定値以上の差があることが確認された場合、コントローラ30は、いずれかのセンサが故障していると判定し、故障と判定した側の電圧センサの検出値を無視する。このようにすれば、故障したセンサの検出値に基づいてキャパシタ3の電圧を判定してしまうことが回避され、キャパシタ3の電圧検出精度が向上する。
<その他の変形例>
上記実施形態では、バッテリ2よりも急速な充放電が可能な蓄電装置(請求項にいう第2蓄電装置)として、複数の電気二重層キャパシタ(EDLC)からなるキャパシタ3を用いたが、このようなキャパシタ3以外の蓄電装置を第2蓄電装置として使用することも可能である。その一例として、リチウムイオンキャパシタを挙げることができる。なお、リチウムイオンキャパシタは、電気二重層キャパシタとは異なり、リチウムイオンを電気化学的に吸蔵可能な炭素系材料を負極として用いることによってエネルギー密度をさらに向上させたものであり、正極と負極とで充放電の原理が異なる(化学反応を併用する)ことから、ハイブリッドキャパシタとも呼ばれるものである。
また、上記実施形態では、ディーゼルエンジンを搭載した車両に本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明は、ディーセルエンジン以外のエンジン(例えばガソリンエンジン)を搭載した車両にも当然に適用することができる。
さらに、上記実施形態では、エンジンから動力を得て発電する発電機としてオルタネータ1を用いたが、発電だけでなくエンジンのトルクアシスト(エンジンの出力軸にトルクを付加する動作)をも行うことが可能な電気モータ(モータジェネレータ)を、上記発電機として用いてもよい。すなわち、本発明は、エンジンのみが動力源である従来型の車両だけでなく、エンジンと電気モータとを併用したハイブリッド車両にも適用することが可能である。
1 オルタネータ(発電機)
2 バッテリ(第1蓄電装置)
3 キャパシタ(第2蓄電装置)
4 DC/DCコンバータ(変換器)
5 電気負荷
11 バイパスライン
12 キャパシタ遮断リレー(第1断続手段)
13 バイパスリレー(第2断続手段)
30 コントローラ(制御手段)
SN1 (第1)電圧センサ(電圧検出手段)
SN3 イグニッションスイッチセンサ
SN5 第2電圧センサ(電圧検出手段)

Claims (3)

  1. 車両の電気負荷に電力を供給する車両用電源装置であって、
    エンジンにより駆動されて発電する発電機と、
    上記発電機と接続された充放電可能な第1蓄電装置と、
    上記発電機と接続され、上記第1蓄電装置よりも急速な充放電が可能な第2蓄電装置と、
    上記発電機と第2蓄電装置との接続を断続可能な第1断続手段と、
    上記発電機と第1蓄電装置との接続、および上記発電機と電気負荷との接続を断続可能な第2断続手段と、
    上記第2蓄電装置の電圧を検出する電圧検出手段と、
    エンジンを始動するイグニッションスイッチの操作状態を検出するイグニッションスイッチ検出手段と、
    上記イグニッションスイッチ検出手段によりイグニッションスイッチがオン操作されたことが検出され、かつ上記電圧検出手段により第2蓄電装置の電圧が所定の閾値未満であることが検出された場合に、上記第1断続手段をオフ操作するとともに上記第2断続手段をオン操作する第1の制御を実行し、当該第1の制御の実行中に上記イグニッションスイッチ検出手段によりイグニッションスイッチがオフ操作されたことが検出された場合に、上記第1、第2断続手段の双方をオン操作する第2の制御を実行する制御手段とを備えた、ことを特徴とする車両用電源装置。
  2. 請求項1記載の車両用電源装置において、
    上記発電機で発電された電力を降圧した上で上記電気負荷または第1蓄電装置に供給するための変換器と、
    上記発電機と電気負荷とを上記変換器を介さずに接続するとともに、上記第1蓄電装置と第2蓄電装置とを上記変換器を介さずに接続するバイパスラインとをさらに備え、
    上記バイパスラインに上記第2断続手段が設けられた、ことを特徴とする車両用電源装置。
  3. 請求項2記載の車両用電源装置において、
    上記電圧検出手段は、上記第2蓄電装置の電圧を直接検出する第1電圧センサと、上記変換器に内蔵され、該変換器の入力側電圧を検出することにより間接的に上記第2蓄電装置の電圧を検出する第2電圧センサとを含み、
    上記制御手段は、上記第1、第2電圧センサによる検出値の間に所定値以上の差がある場合に、いずれかの電圧センサが故障していると判定し、故障と判定した側の電圧センサの検出値を無視する、ことを特徴とする車両用電源装置。
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