JP2015054545A - タイヤ位置判定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】仮に車両がバックしても、タイヤ位置を精度よく判定することができるタイヤ位置判定システムを提供する。【解決手段】各タイヤ空気圧検出器は、タイヤ回転方向の特定の位置(ピーク位置)でタイヤIDを送信する。TPMS受信機は、タイヤIDを受信すると、各車軸に設けられた車軸回転量(パルス数Px)を読み込み、タイヤIDを受信する度に、この読み込みを行なって、時間経過とともに変遷する複数のパルス数Pxを収集する。TPMS受信機は、最新の第1パルス数Px1とその1つ前の第2パルス数Px2とのパルス差Pdfを算出し、過去複数分のパルス数Pxの互いの絶対値の合計値Ptoを算出する。TPMS受信機は、パルス差Pdf及び合計値Ptoがともに一定値に収まれば、マトリックスにおいて、そのタイヤID及び車軸の組み合わせの欄に加算値を加え、その計算値が一定値以上となれば、その組み合わせを正しいものとして確定する。【選択図】図6
Description
本発明は、車両において各タイヤの位置を判定するタイヤ位置判定システムに関する。
従来、特許文献1に開示されるように、各タイヤの空気圧監視に必要なタイヤ位置を自動で判定するタイヤ位置判定システム(オートロケーション機能)が周知である。特許文献1のシステムは、ホイール(2a〜2d)に設けられた第1のセンサ(4a〜4d)と、車両において特定の位置に対応付けられている4つの第2のセンサ(5a〜5d)と、ホイールをロケーティングする測定システム(3)とを備える。第1のセンサは、ホイール位置を示す信号(S4a〜S4d)を測定システムに送信する。第2のセンサは、ホイールの角度位置を測定し、その測定値(S5a〜S5d)を出力する。測定システムは、測定値に関する第1のセンサの信号の位相位置(W1a〜W3a,W1b〜W3b)を確定し、その位相位置が所定の監視期間において所定の許容範囲(WTa,WTb)内に留まるか否かを確認することにより、ホイール位置を判定する。
特許文献1は、許容範囲の明確な決定方法の記載はない。よって、例えば車両がバックしても、タイヤ位置を精度よく判定できるかどうかには問題があった。
本発明の目的は、仮に車両がバックしても、タイヤ位置を精度よく判定することができるタイヤ位置判定システムを提供することにある。
本発明の目的は、仮に車両がバックしても、タイヤ位置を精度よく判定することができるタイヤ位置判定システムを提供することにある。
前記問題点を解決するタイヤ位置判定システムは、各タイヤに取り付けられたタイヤ空気圧検出器と、当該タイヤ空気圧検出器から送信されるタイヤ空気圧信号を受信してタイヤの空気圧を監視する受信機とを備えたタイヤ空気圧監視システムの1機能であり、前記タイヤの位置を判定する構成において、前記タイヤ空気圧検出器は、当該タイヤ空気圧検出器が特定の検出器角度をとることを監視する検出器角度監視部と、前記特定の検出器角度となったことを通知可能な電波を送信し、当該送信を特定の時間間隔をおいて複数回繰り返す電波送信制御部とを備え、前記受信機は、前記タイヤ空気圧検出器から受信する電波を基に、特定の検出器角度をとるときの車軸回転量を、各車軸の車軸回転検出部から読み込む動作を、受信する各々のタイヤIDにおいて行なう車軸回転量読込部と、ある車軸回転量とそれより前の車軸回転量との差と、過去の複数分の車軸回転量の互いの差の絶対値の合計とを基に、タイヤ位置を判定する位置判定部とを備えた。
本構成によれば、タイヤ空気圧検出器は、タイヤが回転するとき、特定の検出器角度になったことを通知可能な電波を複数送信する。受信機は、タイヤ空気圧検出器から受信する電波を基に、あるタイヤIDにおいて、特定の検出器角度をとるときの各車軸の車軸回転量を読み込み、この動作を、受信するタイヤIDごとに実行する。そして、受信機は、ある車軸回転量とそれより前の車軸回転量の差と、過去の複数分の車軸回転量の互いの差の絶対値の合計とを基に、タイヤIDと車軸との組み合わせを特定することにより、タイヤ位置を判定する。
ところで、例えば車両がバックした場合、バック走行時に発生した車軸回転量が検出されることとなるが、前進と後進とで車軸回転量を正負に分けないと、後進を前進と同じ扱いになってしまう。これは、タイヤ位置の判定精度に影響を及ぼす。そこで、本構成では、あるタイミングにおいての車軸回転量とそれより前の車軸回転量との差と、過去の複数分の車軸回転量の互いの差の絶対値の合計とを基に、タイヤ位置を判定することにしたので、バック走行時に検出された車軸回転量のパラメータでは、タイヤIDと車軸とが正しい組み合わせとして確定されることはない。よって、仮に車両がバックしても、タイヤ位置を精度よく判定することが可能となる。
前記タイヤ位置判定システムにおいて、軸の要素をタイヤID及び車軸とするマトリックスを備え、前記位置判定部は、ある組み合わせの判定時、前記車軸回転量の差が正当で且つ絶対値の合計も正当であるとき、前記マトリックスにおいて当該組み合わせの欄に、正当性に応じた加算値を加え、その計算値に基づき、当該組み合わせを正当なタイヤID及び車軸の組み合わせとして確定することが好ましい。この構成によれば、タイヤID及び車軸の組み合わせを、マトリックスに書き込まれる計算値により確認するので、組み合わせの判定精度が高くなる。よって、タイヤ位置の判定精度の確保に一層有利となる。
前記タイヤ位置判定システムにおいて、前記車軸回転量の差は、最新の車軸回転量と、それより1つ前の車軸回転量との差であることが好ましい。この構成によれば、最新の車軸回転量を用いてタイヤ位置を判定するので、タイヤ位置の判定精度の確保に一層有利である。
前記タイヤ位置判定システムにおいて、前記絶対値の合計は、最新の車軸回転量から数えて過去数個分の値から算出されることが好ましい。この構成によれば、例えば正しい組み合わせの場合には、車軸回転量の差はいつも「0」に近く、正しくない組み合わせの場合には、例えば車軸回転量が概ね一様分布することにより、車軸回転量の差が大きくなる。つまり、過去数個分の車軸回転量のデータがあれば、判定に足りる。よって、最低限必要な車軸回転量のデータにより、効率よくタイヤ位置を判定することが可能となる。
前記タイヤ位置判定システムにおいて、前記位置判定部は、ある車軸回転量とそれより前の車軸回転量との差とを算出するにあたり、当該車軸回転量の少なくとも一方が車軸回転量の計測の法の半分の値を超えるとき、大きい方の車軸回転量を前記半分の値から減算し、その減算値に、小さい方の車軸回転量を加算することによって、前記差を算出することが好ましい。この構成によれば、仮に車軸回転量が法の付近の値をとる場合であっても、ある車軸回転量とそれより前の車軸回転量との差を精度よく算出するのに有利となる。
前記タイヤ位置判定システムにおいて、前記位置判定部は、前記マトリックスにおいて加算後の計算値が一定値以上となれば、当該組み合わせを正当なタイヤID及び車軸の組み合わせとして確定することが好ましい。この構成によれば、マトリックスにおいて計算値が一定値以上とならないと、組み合わせが確定されないので、タイヤ位置の判定精度の確保に一層有利となる。
前記タイヤ位置判定システムにおいて、前記位置判定部は、前記マトリックスにおいて、ある欄の計算値が他の欄に対し、計算値の差が一定値以上となれば、当該組み合わせを正当なタイヤID及び車軸の組み合わせとして確定することが好ましい。この構成によれば、計算値の正当性を他との相対差で確認することになるので、タイヤ位置の判定精度の確保に一層有利となる。
本発明によれば、仮に車両がバックしても、タイヤ位置を精度よく判定することができる。
以下、タイヤ位置判定システムの一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、各タイヤ2(2a〜2d)のタイヤ空気圧等を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)3を備える。タイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤ2a〜2dにタイヤ空気圧検出器4(4a〜4d:タイヤバルブとも言う)を取り付けておき、これらタイヤ空気圧検出器4a〜4dで検出されたタイヤ空気圧を、タイヤ空気圧信号Stpとして車体5に送信することにより、車体5において各タイヤ2a〜2dの空気圧を監視する直接式である。
図1に示すように、車両1は、各タイヤ2(2a〜2d)のタイヤ空気圧等を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)3を備える。タイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤ2a〜2dにタイヤ空気圧検出器4(4a〜4d:タイヤバルブとも言う)を取り付けておき、これらタイヤ空気圧検出器4a〜4dで検出されたタイヤ空気圧を、タイヤ空気圧信号Stpとして車体5に送信することにより、車体5において各タイヤ2a〜2dの空気圧を監視する直接式である。
タイヤ空気圧検出器4は、タイヤ空気圧検出器4の動作を制御するコントローラ6と、タイヤ空気圧を検出する圧力検出部7と、タイヤ温度を検出する温度検出部8と、タイヤ空気圧検出器4に発生する重力を検出する重力検出部9と、タイヤ空気圧検出器4からの電波送信を可能とする送信アンテナ10とを備える。コントローラ6のメモリ11には、各タイヤ空気圧検出器4の固有のIDとしてタイヤID(バルブID)が書き込み保存されている。圧力検出部7は、例えば圧力センサであることが好ましい。温度検出部8は、例えば温度センサであることが好ましい。重力検出部9は、例えば加速度センサ(Gセンサ)であることが好ましい。送信アンテナ10は、例えばUHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信することが好ましい。
車体5は、タイヤ空気圧検出器4a〜4dから送信されたタイヤ空気圧信号Stpを受信することにより、各タイヤ2a〜2dの空気圧を監視する受信機(以降、TPMS受信機と記す)12を備える。TPMS受信機12は、TPMS受信機12の動作を制御するタイヤ空気圧監視ECU(Electronic Control Unit)13と、TPMS受信機12において電波を受信可能とする受信アンテナ14とを備える。タイヤ空気圧監視ECU13のメモリ15には、タイヤ空気圧検出器4a〜4dのID(タイヤID)が、タイヤ位置を対応付けられた状態で書き込み保存されている。例えば、右前タイヤ空気圧検出器4aをID1とし、左前タイヤ空気圧検出器4bをID3とし、右後タイヤ空気圧検出器4cをID2とし、左後タイヤ空気圧検出器4dをID4とする。TPMS受信機12には、例えば車内インストルメントパネル等に設置された表示部16が接続されている。
タイヤ空気圧検出器4は、タイヤ2が回転状態に入ったことを重力検出部9からの検出信号を基に確認したとき、又は所定の時間間隔をおいて定期又は不定期に、タイヤ空気圧信号Stpを送信アンテナ10から車体5に送信する。タイヤ空気圧信号Stpは、例えばタイヤID、圧力データ、温度データ等を含む信号であることが好ましい。タイヤ2が回転状態に入ったか否かは、重力検出部9の出力が変化したか否かを確認することにより判定する。また、タイヤ2が回転していないと判断した場合であっても、回転時と同じ、又はそれ以上の間隔によってタイヤ空気圧信号Stpを送信する。
TPMS受信機12は、タイヤ空気圧検出器4a〜4dから送信されたタイヤ空気圧信号Stpを受信アンテナ14で受信すると、タイヤ空気圧信号Stp内のタイヤIDを照合し、このタイヤID照合が成立すれば、タイヤ空気圧信号Stp内の圧力データを確認する。TPMS受信機12は、圧力値が低圧閾値以下であれば、この低圧タイヤを、タイヤ位置を対応付けて表示部16に表示する。TPMS受信機12は、このタイヤ空気圧判定を、受信するタイヤ空気圧信号Stpごとに行って、各タイヤ2a〜2dの空気圧を監視する。
タイヤ空気圧監視システム3は、各タイヤ2a〜2dが前後左右のどの位置に取り付けられているのかを自動で判断する、いわゆるオートロケーションを実行するタイヤ位置判定機能(タイヤ位置判定システム17)を備える。タイヤ位置判定システム17は、タイヤ空気圧検出器4a〜4dがタイヤ回転方向において特定の位置をとるときにタイヤ空気圧検出器4a〜4dから電波を送信させ、その電波をTPMS受信機12が受信したときの車軸18(18a〜18d)の回転量を確認する原理を用いて、タイヤ2a〜2dの位置を判定する。
図2に、重力検出部9が検出する重力成分を図示する。重力検出部9は、タイヤ空気圧検出器4にかかる重力として、重力Gに対する車軸方向(タイヤ半径方向)の重力分力Grを検出する。重力分力Grは、タイヤ2の回転軌跡において、タイヤ空気圧検出器4がピーク(紙面の「12時」又は「6時」の位置)に位置するとき、遠心力を考慮しなければ「−1G」又は「+1G」をとる。ちなみに、タイヤ2の回転軌跡において、タイヤ空気圧検出器4が紙面の「3時」及び「9時」に位置するとき、遠心力を考慮しなければ、重力分力Grは「0G」をとる。
図3に、タイヤ空気圧検出器4における電波送信の通信シーケンスの概略を図示する。タイヤ空気圧検出器4は、電波送信が可能な送信タイミングtが、ある周期をおいて繰り返し出現する送信パターンをとる。送信タイミングtが到来して以降の微少時間の「T1」が、電波送信が可能な時間帯に設定されている。この時間幅T1は、例えば「1秒」が好ましい。電波送信は、送信タイミングtが出現する周期である「T2」をおいて繰り返される。この時間間隔T2は、電波送信が待機される時間帯であり、例えば「30秒」が好ましい。このように、タイヤ空気圧検出器4は、1秒間のあいだ電波送信を行なう動作を、30秒の間隔を空けて繰り返し実行する。
図1に示すように、タイヤ空気圧検出器4は、タイヤ空気圧検出器4が特定の検出器角度をとることを重力検出部9の検出信号を基に監視する検出器角度監視部19と、タイヤ空気圧検出器4がタイヤ回転方向において特定の検出器角度をとったことを通知可能な電波を送信する電波送信制御部20とを備える。これらは、例えばコントローラ6に設けられることが好ましい。電波送信制御部20は、例えば電波の送信タイミングtのときにタイヤ空気圧検出器4が特定の検出器角度をとったときに電波を送信するのが好ましい。
特定の検出器角度は、例えばタイヤ空気圧検出器4がタイヤ回転方向において極の位置をとる角度であることが好ましい。極の位置とは、例えば「12時」の位置、「3時」の位置、「6時」の位置、「9時」の位置である。また、特定の検出器角度は、例えばタイヤ空気圧検出器4がタイヤ回転方向においてピーク位置をとる角度であることが好ましい。ピーク位置とは、例えば「12時」の位置、「6時」の位置を言う。
電波送信制御部20は、微少時間のT1(約1秒)を電波送信が可能な時間帯として電波の送信動作を行ない、T1の時間帯を過ぎると、微少時間よりも充分に長いT2(約30秒)の間、電波送信を実行せず、この待ち時間の経過後、電波送信の動作を再度実行するという以上の動作を繰り返すことにより、オートロケーション用の電波の送信を実行する。具体的には、電波送信制御部20は、電波送信が可能な送信タイミングtのとき、時間幅T1の時間内において重力分力Grがピークをとると、送信アンテナ10からオートロケーション用の電波を送信させる。なお、本例の場合、オートロケーション用の電波は、例えば送信タイミングtにおいて少なくとも1回のみ送信されるとする。オートロケーション用の電波は、少なくともタイヤIDが含まれた信号であればよく、前述のタイヤ空気圧信号Stpでもよいし、他の電波のいずれでもよい。
TPMS受信機12は、タイヤ空気圧検出器4からオートロケーション用の電波を受信する度に、車軸18(18a〜18d)の回転量を検出可能な車軸回転検出部21(21a〜21d)から車軸回転量を読み込む車軸回転量読込部22と、読み込んだ車軸回転量を使用してタイヤ位置を判定する位置判定部23とを備える。車軸回転量読込部22及び位置判定部23は、例えばタイヤ空気圧監視ECU13に設けられることが好ましい。
車軸回転検出部21a〜21dは、各車軸18a〜18dに設けられ、例えばABS(Antilock Brake System)センサを用いるとよい。この場合、車軸回転量は、例えばパルス数Pxであることが好ましい。車軸回転検出部21a〜21dは、例えば車軸18a〜18dに設けられた複数(例えば48個)の歯を、車体5側のセンシング部で検出することにより、矩形波状のパルス信号Splを車軸回転量読込部22に出力する。車軸回転量読込部22は、パルス信号Splの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの両方を検出するのであれば、タイヤ1回転当たり96パルス(カウント値:0〜95)を検出する。
位置判定部23は、タイヤ位置を判定するにあたり、オートロケーション用の電波(ID)を受信する度、最新のパルス数Pxとその1つ前のパルス数Pxとの差(パルス差Pdf)の正当性を判定するパルス差判定処理と、過去複数分のパルス数Pxの互いの差の絶対値の合計を算出し、その合計値Ptoの正当性を判定する絶対値合計判定処理とを実行する。位置判定部23は、両方の判定において受信したIDの正当性が確認できると、例えばタイヤID及び車軸18を各軸とするマトリックス24において、その組み合わせの欄に、正当性に応じた値を加算し、その加算値に基づき、正しい組み合わせを判定する。
次に、図4〜図8を用いて、タイヤ位置判定システム17の動作を説明する。なお、TPMS受信機12は、所定のサイクルに従ってオートロケーションモードに切り替わりタイヤ位置の判定を実行する。
まず、図4に、タイヤ位置判定の前提となる考え方を図示する。タイヤ2a〜2d(車軸18a〜18d)は、カーブ等の旋回走行を許容するために、各々独立して回転する構造をとる。この結果、旋回走行の前後では、各タイヤ空気圧検出器4a〜4dがピーク位置に到達するタイミングが変化するので、タイヤ空気圧検出器4a〜4dの電波送信タイミングも変化する。つまり、旋回走行の前後において、あるIDを見た場合、同IDに対応する車軸18であれば、測定したパルス数Pxが所定値に収束するのに対し、同IDに対応しない車軸18であれば、測定したパルス数Pxが他の値に変化する。この原理を前提に、本例はタイヤ位置を判定する。
図5に示すように、特許文献1のタイヤ位置判定方法では、例えば、許容範囲(WTa,WTb)を過去の数回分のパルスの平均値とする決め方が想定される。しかし、車両1がバックすると、バックする際に生じたパルスは正をカウントするため、車軸回転検出部21において余分に計測されてしまい、バックの前後でパルスは各々異なる値に収束してしまう。同図の例では、バックの前後で平均値が各々別の「X1」と「X2」とをとってしまう。よって、平均値が不等な値をとり、タイヤ位置を正当に判定できないので、代案を考える必要があった。
図6に示すように、例えば右後タイヤ空気圧検出器4cからID2のオートロケーション用の電波を受信したときの右後車軸検出部21cのパルス数Pxが、時間経過とともに、第4パルス数Px4→第3パルス数Px3→第2パルス数Px2→第1パルス数Px1と変化したとする。つまり、第1パルス数Px1が直近のパルスであり、第2パルス数Px2が1つ前のパルスであり、第3パルス数Px3が2つ前のパルスであり、第4パルス数Px4が最も過去のパルスであるとする。具体的な数値を挙げて言うと、例えば、第4パルス数Px4が「30」、第3パルス数Px3が「29」、第2パルス数Px2が「35」、第1パルス数Px1が「30」のように、パルス数Pxが変化したとする。このパルス数Pxのばらつきは、例えばタイヤ空気圧検出器4cの公差等によって右後タイヤ空気圧検出器4cの電波送信タイミングがばらつくことなどが原因である。
位置判定部23は、例えばID2のオートロケーション用の電波を受信すると、まずパルス差判定処理を実行する。このとき、位置判定部23は、まず第1パルス数Px1と第2パルス数Px2とのパルス差Pdfを算出する。具体的な数値で述べると、第1パルス数Px1の「30」と第2パルス数Px2の「35」との差「30−35」の絶対値「5」をパルス差Pdfとして算出する。位置判定部23は、このパルス差Pdfが一定値以下に収まるか否かを確認する。ちなみに、このパルス差Pdfが一定値以下に収まるのであれば、ID2と右後車軸18cとが、ペアの組み合わせになる可能性があると判断できる。
位置判定部23は、パルス差判定処理の後、続いて絶対値合計判定処理を実行する。このとき、位置判定部23は、例えば過去複数分のパルス数であるPx2,Px3,Px4において、互いの絶対値の合計値Ptoを算出する。具体的な数値で述べると、Px2,Px3の差「35−29」の絶対値と、Px2,Px4の差「35−30」の絶対値と、Px3,Px4の差「29−30」の絶対値とを加算することにより、合計値Ptoを算出する。位置判定部23は、算出した合計値Ptoが一定値以下に収まるか否かを確認する。このように、タイヤID及び車軸18の組み合わせを判定するにあたり、過去複数分のパルス数Pxの絶対値の合計を確認するのは、第1パルス数Px1と第2パルス数Px2との差だけ確認しただけでは、実際のところ組み合わせが正しくなくても、偶然に正当な値をとってしまう可能性も存在するからである。
図7に、タイヤ2a〜2dの位置判定に使用するマトリックス(組み合わせ表)24を図示する。マトリックス24は、例えばL型マトリックスとし、一要素が「タイヤID」であり、他の一要素が「車軸18」である。位置判定部23は、パルス差判定処理部及び絶対値合計判定処理の両方において、ID2及び右後車軸18cの組み合わせの正当性を確認できると、マトリックス24において、その組み合わせの欄に、正当性に応じた加算値を加算する。加算値は、例えば「+1」が好ましい。
位置判定部23は、以降、タイヤ空気圧検出器4からオートロケーション用の電波(ID1〜ID4)を受信する度、前述のパルス差判定処理及び絶対値合計判定処理を繰り返し実行する。位置判定部23は、マトリックス24において加算後の計算値(チェック数)が一定値以上となると、その組み合わせを正規のタイヤ位置として確定する。加算後の計算値は、加算値を加えていくことにより求まる加算値の合計である。位置判定部23は、全4輪のタイヤ2a〜2dの位置を確認できると、この位置情報をメモリ15に上書きすることにより、タイヤ位置を更新する。
図8に、パルス差Pdfを算出する際の留意点を図示する。車軸回転検出部21のパルス数Pxは、例えば96パルスの場合にカウント値が0〜95を繰り返すように、ある決まった値Pmaxで法をなしている。つまり、パルス数Pxは、「95」の後、「0」に戻り、タイヤ2が一周する度に、この切り替わりが繰り返される。このため、仮にパルス数Pxが例えば「95」付近に収束したとき、例えば「94」及び「1」の組み合わせのように、測定される2つのカウント値がPmaxを跨ぐ組み合わせをとることも想定される。この場合、パルス差Pdfを算出するにあたり、単純に差だけをとってしまうと、実際のところ「3」だけ変化したにもかかわらず、差が「94−1=93」となってしまい、正しいパルス差Pdfを取得することができない。つまり、正しいパルス差Pdfは、「94」→「95」→「0」→「1」と変化するパルス数Pxの差であるので、「3」が正しいが、その値をとることができない。
そこで、測定したパルス数Pxが、パルスカウントの法をなす値Pmaxの半分(Pmax/2)を超える場合、まず2値(「94」と「1」)の大小を比較して大きい方のパルス数Phighを割り出し、大きい方のカウント値のPhighを、法をなす値Pmaxから減算する。前述の例の場合、「96」から「94」を引く。そして、その減算値に小さい方のパルス数Plowを加算することにより、正しいパルス差Pdfを算出する。前述の場合、減算値「2」に「1」を加算することで正しいパルス差Pdfの「3」を算出する。こうすれば、差を求めようとしている2つパルス数Pxが、パルスカウントの法をなす値Pmaxを跨ぐ場合であっても、タイヤ位置を正しく判定することが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)タイヤ空気圧検出器4は、タイヤ2の回転時に送信タイミングtが到来すると、特定の検出器角度になったとき、オートロケーション用の電波を送信し、この動作を送信タイミングtの度に繰り返す。TPMS受信機12は、タイヤ空気圧検出器4からオートロケーション用の電波を受信する度、各車軸18a〜18dの車軸回転検出部21a〜21dの車軸回転量を読み込み、この動作を、受信するID1〜ID4ごとに実行する。そして、TPMS受信機12は、最新の第1パルス数Px1とその1つ前の第2パルス数Px2とのパルス差Pdfと、過去複数分のパルス数Pxの互いの絶対値の合計値Ptoとを基に、ID1〜ID4と車軸18a〜18dとを紐付けすることにより、タイヤ位置を判定する。
(1)タイヤ空気圧検出器4は、タイヤ2の回転時に送信タイミングtが到来すると、特定の検出器角度になったとき、オートロケーション用の電波を送信し、この動作を送信タイミングtの度に繰り返す。TPMS受信機12は、タイヤ空気圧検出器4からオートロケーション用の電波を受信する度、各車軸18a〜18dの車軸回転検出部21a〜21dの車軸回転量を読み込み、この動作を、受信するID1〜ID4ごとに実行する。そして、TPMS受信機12は、最新の第1パルス数Px1とその1つ前の第2パルス数Px2とのパルス差Pdfと、過去複数分のパルス数Pxの互いの絶対値の合計値Ptoとを基に、ID1〜ID4と車軸18a〜18dとを紐付けすることにより、タイヤ位置を判定する。
ところで、例えば車両1がバックした場合、バック走行時に発生したパルス数Pxが検出されてしまい、単純にパルス数Pxを確認しただけでは、正確なタイヤ位置を判定することはできない。しかし、本例の場合、タイヤ位置の判定にあたり、最新の第1パルス数Px1とその1つ前の第2パルス数Px2とのパルス差Pdfを算出して位置判定するので、仮に車両1がバックすると、そのパルス差Pdfが大きくなってしまい、一定値以内に収まらなくなる。つまり、車両1がバックしたときは、タイヤID1と車軸18との組み合わせが正しいと判定されない。よって、タイヤ位置の判定精度を確保することができる。
また、本例の場合、タイヤ位置の判定にあたり、過去複数分のパルス数Pxの互いの絶対値の合計値Ptoを算出して、タイヤ位置を判定する。ところで、仮にパルス差Pdfが一定値内に偶然収まってしまっても、合計値Ptoは一定値以内に収まらないはずであるので、これを正しい組み合わせから除くことが可能となる。よって、タイヤ位置の判定精度の確保に一層有利となる。
(2)パルス差Pdf及び合計値Ptoがともに一定値以内に収まるタイヤID及び車軸18の組み合わせがあると、マトリックス24においてその組み合わせの欄に加算値を加え、加算後の計算値が一定値以上となったとき、その組み合わせを正当なものとして確定する。よって、タイヤ位置の判定精度の確実性を確保することができる。
(3)パルス差Pdfは、最新の第1パルス数Px1とその1つ前の第2パルス数Px2との差である。よって、パルス差Pdfを算出するにあたり、直近に受信したパルス数Pxを使用して算出するので、タイヤ位置の判定精度の確保に一層有利である。
(4)タイヤID及び車軸18の組み合わせが正しい場合には、パルス差Pdfは常に「0」に近く、逆に組み合わせが正しくない場合には、例えばパルス数Pxが一様分布する傾向をとることを要因に、パルス差Pdfが大きくなる。つまり、組み合わせの判定にあたり、過去数個分(例えば3〜5つ)のパルス数Pxのデータがあれば、判定に充分である。よって、最低限必要なパルス数Pxのデータにより、効率よくタイヤ位置を判定することができる。
(5)測定したパルス数Pxが、パルスカウントの法をなす値Pmaxの半分(Pmax/2)を超える場合、パルス差Pdfを求めようとしている2値うち、大きい方のパルス数PhighをPmaxから減算する。そして、その減算値に小さい方のパルス数Plowを加算することにより、パルス差Pdfを算出する。よって、差を求めようとしている2つのパルス数Pxが、パルスカウントの法をなす値Pmaxを跨ぐ場合であっても、タイヤ位置を正しく判定することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・図9に示すように、マトリックス24において、ある欄に加算値が加えられたとき、他の欄との計算値の差をとり、その差が一定値以上となれば、いま加算値が加えられた欄のタイヤID及び車軸18を、正規組み合わせとして確定してもよい。この場合、組み合わせの正当性を確認するにあたり、マトリックス24において各欄の相対差を見るので、タイヤID及び車軸18の組み合わせを正しく判定するのに一層有利となる。
・図9に示すように、マトリックス24において、ある欄に加算値が加えられたとき、他の欄との計算値の差をとり、その差が一定値以上となれば、いま加算値が加えられた欄のタイヤID及び車軸18を、正規組み合わせとして確定してもよい。この場合、組み合わせの正当性を確認するにあたり、マトリックス24において各欄の相対差を見るので、タイヤID及び車軸18の組み合わせを正しく判定するのに一層有利となる。
・加算値は、常に「+1」であることに限らず、例えば判定結果に応じて値が変わる可変値としてもよい。例えば、PdfやPtoが正規範囲内で比較的に小さい値のときは、加算値を「+3」とし、PdfやPtoが正規範囲内で比較的大きな値のときは、加算値を「+0.5」としてもよい。
・送信タイミングtのとき、時間幅T1の間、タイヤ空気圧検出器4が特定の検出器角度をとる度に、タイヤ空気圧検出器4からオートロケーション用の電波を送信し、電波受信時に読み込んだ複数のパルス数Pxの平均値を算出して、タイヤ位置を判定してもよい。
・パルス差Pdfは、例えば第2パルス数Px2と第3パルス数Px3との差のように、種々の組み合わせが採用可能である。
・過去数個分のパルス数Pxの互いの絶対値の差の合計は、例えばPx1を用いて算出することも可能である。
・過去数個分のパルス数Pxの互いの絶対値の差の合計は、例えばPx1を用いて算出することも可能である。
・過去数個分のパルス数Pxの互いの絶対値の差の合計を算出するにあたり、何番目のパルス数Pxを使用するのかや、計算対象とするパルス数Pxの個数は適宜変更可能である。
・オートロケーションの判定処理に制限時間を設け、制限時間を過ぎても位置判定が完了しないときは、処理を強制終了し、次回に再実行するようにしてもよい。
・タイヤ空気圧検出器4において検出する重力成分は、例えば車軸方向と直交する方向の重力としてもよい。
・タイヤ空気圧検出器4において検出する重力成分は、例えば車軸方向と直交する方向の重力としてもよい。
・車軸回転検出部21は、車軸18の回転を検出することができれば、種々の検出部材(センサ、スイッチ、通信機等)に変更可能である。
・パルス差Pdf及び合計値Ptoがそれぞれ一定値以内に収まるか否かを確認することのみをもって、タイヤ位置を判定することも可能である。
・パルス差Pdf及び合計値Ptoがそれぞれ一定値以内に収まるか否かを確認することのみをもって、タイヤ位置を判定することも可能である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記タイヤ位置判定システムにおいて、位置判定は、1度の処理でタイヤ位置の特定が完了しないとき、タイヤID及び車軸の組み合わせの正当性を確認する処理を再度実行し、全輪のタイヤ位置の判定が完了するまで、判定を繰り返す処理である。この構成によれば、タイヤ位置の判定を確実に完了することが可能となる。
(イ)前記タイヤ位置判定システムにおいて、位置判定は、1度の処理でタイヤ位置の特定が完了しないとき、タイヤID及び車軸の組み合わせの正当性を確認する処理を再度実行し、全輪のタイヤ位置の判定が完了するまで、判定を繰り返す処理である。この構成によれば、タイヤ位置の判定を確実に完了することが可能となる。
1…車両、2(2a〜2d)…タイヤ、3…タイヤ空気圧監視システム、4(4a〜4d)…タイヤ空気圧検出器、12…受信機(TPMS受信機)、17…タイヤ位置判定システム、18(18a〜18d)…車軸、19…検出器角度監視部、20…電波送信制御部、21(21a〜21d)…車軸回転検出部、22…車軸回転量読込部、23…位置判定部、24…マトリックス、Stp…タイヤ空気圧信号、ID1〜ID4…タイヤID、T2…時間間隔、Px…車軸回転量の一例であるパルス数、Pdf…車軸回転量の差の一例であるパルス差、Pto…過去の複数分の車軸回転量の互いの差の絶対値の合計値。
Claims (7)
- 各タイヤに取り付けられたタイヤ空気圧検出器と、当該タイヤ空気圧検出器から送信されるタイヤ空気圧信号を受信してタイヤの空気圧を監視する受信機とを備えたタイヤ空気圧監視システムの1機能であり、前記タイヤの位置を判定するタイヤ位置判定システムにおいて、
前記タイヤ空気圧検出器は、
当該タイヤ空気圧検出器が特定の検出器角度をとることを監視する検出器角度監視部と、
前記特定の検出器角度となったことを通知可能な電波を送信し、当該送信を特定の時間間隔をおいて複数回繰り返す電波送信制御部とを備え、
前記受信機は、
前記タイヤ空気圧検出器から受信する電波を基に、特定の検出器角度をとるときの車軸回転量を、各車軸の車軸回転検出部から読み込む動作を、受信する各々のタイヤIDにおいて行なう車軸回転量読込部と、
ある車軸回転量とそれより前の車軸回転量との差と、過去の複数分の車軸回転量の互いの差の絶対値の合計とを基に、タイヤ位置を判定する位置判定部とを備えた
ことを特徴とするタイヤ位置判定システム。 - 軸の要素をタイヤID及び車軸とするマトリックスを備え、
前記位置判定部は、ある組み合わせの判定時、前記車軸回転量の差が正当で且つ絶対値の合計も正当であるとき、前記マトリックスにおいて当該組み合わせの欄に、正当性に応じた加算値を加え、その計算値に基づき、当該組み合わせを正当なタイヤID及び車軸の組み合わせとして確定する
ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ位置判定システム。 - 前記車軸回転量の差は、最新の車軸回転量と、それより1つ前の車軸回転量との差である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ位置判定システム。 - 前記絶対値の合計は、最新の車軸回転量から数えて過去数個分の値から算出される
ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のタイヤ位置判定システム。 - 前記位置判定部は、ある車軸回転量とそれより前の車軸回転量との差とを算出するにあたり、当該車軸回転量の少なくとも一方が車軸回転量の計測の法の半分の値を超えるとき、大きい方の車軸回転量を前記半分の値から減算し、その減算値に、小さい方の車軸回転量を加算することによって、前記差を算出する
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のタイヤ位置判定システム。 - 前記位置判定部は、前記マトリックスにおいて加算後の計算値が一定値以上となれば、当該組み合わせを正当なタイヤID及び車軸の組み合わせとして確定する
ことを特徴とする請求項2〜5のうちいずれか一項に記載のタイヤ位置判定システム。 - 前記位置判定部は、前記マトリックスにおいて、ある欄の計算値が他の欄に対し、計算値の差が一定値以上となれば、当該組み合わせを正当なタイヤID及び車軸の組み合わせとして確定する
ことを特徴とする請求項2〜5のうちいずれか一項に記載のタイヤ位置判定システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013187480A JP2015054545A (ja) | 2013-09-10 | 2013-09-10 | タイヤ位置判定システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015054545A true JP2015054545A (ja) | 2015-03-23 |
Family
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107614295A (zh) * | 2015-05-28 | 2018-01-19 | 太平洋工业株式会社 | 车轮位置确定装置 |
CN110370866A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-25 | 宁波琻捷电子科技有限公司 | 胎压传感器的轮胎确定方法、装置及电子设备 |
-
2013
- 2013-09-10 JP JP2013187480A patent/JP2015054545A/ja active Pending
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