JP2015054016A - シャワーヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】散水プレートを挟持により保持しながら、シャワー吐水の流線の乱れを抑制することができるシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】シャワーヘッドであって、湯水が流入するシャワーヘッド本体2と、このシャワーヘッド本体内に配置され、弾性材料で構成されたベースプレート12bと、このベースプレートから下流側に突出するように設けられ、ベースプレートと一体に形成された複数の散水ノズル12aと、ベースプレートの上流側に配置された上流側部材20と、ベースプレートの下流側に配置され、上流側部材との間にベースプレートの少なくとも一部を挟持して、ベースプレートを保持する下流側部材10と、を有し、ベースプレートは、上流側部材と下流側部材の間に挟持されている挟持部の変形による、複数の散水ノズルへの影響を抑制する変形影響抑制部12dを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シャワーヘッドに関し、特に、供給された湯水を吐水するシャワーヘッドに関する。
特開2008−12413号公報(特許文献1)には、シャワーヘッドが記載されている。このシャワーヘッドには、弾性材料で構成された散水プレートが内蔵されている。散水プレートには、シャワーヘッドの外方に向けて突出する多数の散水ニップル(散水ノズル)が一体に構成されており、シャワーヘッドに供給された湯水は各散水ニップルから吐水される。また、散水プレートの背面側(上流側)には連結部材が配置され、表面側(下流側)には散水ケースが配置されている。散水プレートの表面側に散水ケースが配置されると、散水ケースに設けられた各散水孔から各散水ニップルが夫々突出する。
また、散水プレートは、その外周部が連結部材と散水ケースの間に挟まれて固定される。これにより、散水プレートの背面側と連結部材の間に水密的にシールされた通水空間が形成される。また、シャワーヘッドから吐出される湯水の流れの各流線は、散水プレートに設けられた散水ニップルにより方向付けられる。このように、散水プレートと散水ニップルを弾性材料で一体的に構成することにより、簡単な構造で、多数の散水ニップルを一括して方向付けることが可能になる。また、別体でパッキンを配置することなく、散水プレートの背面側に水密的にシールされた通水空間を構成することができる。
特開2008−12413号公報
しかしながら、弾性材料で構成された散水プレートを2つの部材の間に挟持することにより固定すると、散水プレートが弾性変形されてしまうという問題がある。弾性材料製の散水プレートが部材の間に挟まれると、挟まれた部分から弾性材料の一部が押し出され、散水プレートの挟まれていない部分にも弾性変形の影響が波及する。散水プレートの、散水ニップルが設けられた部分まで弾性変形の影響が及ぶと、散水ニップルから吐出される湯水の流線の方向が変化してしまう。特に、各散水ニップルが各散水孔から突出する構造である場合、弾性変形の影響で散水ニップルと散水孔の位置がずれると、散水ニップルを傾ける方向の変形が生じ、流線の方向が大きく変化してしまう。
このように流線の方向が変化してしまうと、設計意図通りのシャワー吐水が得られず、流線が乱れたり、流線同士が交差してしまい、流れの美観が損なわれる等の問題が発生する。また、流線が乱れたり、流線同士が交差することで、人体表面に不均一な着水となり、不均一な着水を使用者は刺激感のムラとして認識してしまうことでシャワーの浴び心地が損なわれるという問題が生じる。特に、散水プレートがスナップ嵌めにより挟持される構造のシャワーヘッドにおいては、散水プレートを挟持する圧力を組み立て時に調整することができず、部材の寸法誤差等により挟持圧力が変化してしまうため、散水プレートが過剰に弾性変形される虞がある。
従って、本発明は、散水プレートを挟持により保持しながら、シャワー吐水の流線の乱れを抑制することができるシャワーヘッドを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、供給された湯水を吐水するシャワーヘッドであって、供給された湯水が流入するシャワーヘッド本体と、このシャワーヘッド本体内に配置され、弾性材料で構成されたベースプレートと、このベースプレートから下流側に突出するように設けられ、ベースプレートと一体に形成された複数の散水ノズルと、ベースプレートの上流側に配置された上流側部材と、ベースプレートの下流側に配置され、上流側部材との間にベースプレートの少なくとも一部を挟持して、ベースプレートを保持する下流側部材と、を有し、ベースプレートは、上流側部材と下流側部材の間に挟持されている挟持部の変形による、複数の散水ノズルへの影響を抑制する変形影響抑制部を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、シャワーヘッド本体内にベースプレートが配置され、このベースプレートには、下流側に突出するように、複数の散水ノズルが一体に形成されている。また、ベースプレートの上流側には上流側部材が配置され、下流側には下流側部材が配置され、ベースプレートの少なくとも一部は上流側部材と下流側部材の間に挟持されて、保持される。ベースプレートには、挟持部の変形による、複数の散水ノズルへの影響を抑制する変形影響抑制部が設けられている。
このように構成された本発明によれば、挟持部の変形による散水ノズルへの影響が、変形影響抑制部によって抑制されるので、散水ノズルの方向が変化されることによる、散水方向の乱れを抑制することができる。これにより、シャワーヘッドから吐出されるシャワー吐水の美観を向上させることができる。また、浴び心地が損なわれることを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、変形影響抑制部は、ベースプレートに形成された溝である。
このように構成された本発明によれば、変形影響抑制部が溝により構成されているので、簡単な構成で、挟持部における変形の影響を吸収することができ、シャワー吐水の美観を向上させることができる。また、浴び心地が損なわれることとを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、溝は、ベースプレートの下流側の面に形成されている。
このように構成された本発明によれば、ベースプレートの下流側の面に溝が形成されているので、ベースプレートの下流側の面に設けられた散水ノズルへの、変形の影響を、より効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、挟持部はベースプレートの外周部に位置し、変形影響抑制部は、複数の散水ノズルを全て取り囲むように形成されている。
このように構成された本発明によれば、変形影響抑制部が散水ノズルを取り囲むように形成されているので、ベースプレート外周の挟持部における変形の影響が、その内側に配置された各散水ノズルに及ぶのを、効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、変形影響抑制部は、ベースプレートに、同心円状に複数設けられている。
このように構成された本発明によれば、変形影響抑制部が同心円状に複数設けられているので、挟持部における変形の影響を複数段階に抑制することができ、より効果的に影響を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、溝は、複数の散水ノズル各々の周囲を取り囲むように形成されている。
このように構成された本発明によれば、複数の散水ノズル各々の周囲を取り囲むように溝が形成されているので、各散水ノズルへの変形の影響を、各散水ノズル毎に個別に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、ベースプレートの中央には中央開口部が形成され、上流側部材又は下流側部材の何れか一方は、中央開口部の内周縁部に対向する内周壁を備え、上流側部材又は下流側部材の何れか一方は、ベースプレートの外周縁部に対向する外周壁を備え、内周縁部と内周壁の間、又は外周縁部と外周壁の間には、隙間が設けられている。
このように構成された本発明によれば、内周縁部と内周壁の間、又は外周縁部と外周壁の間に隙間が設けられているので、挟持部における変形を隙間によっても吸収することができ、挟持部における変形量が大きい場合であっても、変形を効果的に吸収することができる。
本発明において、好ましくは、溝は、ベースプレートの厚さの半分以上の深さに形成されている。
このように構成された本発明によれば、溝がベースプレートの厚さの半分以上の深さを有するので、より確実に変形を吸収することができる。
本発明において、好ましくは、上流側部材は、ベースプレートを間に挟んだ状態で下流側部材にスナップ嵌めされることにより固定される。
このように構成された本発明においては、上流側部材と下流側部材がスナップ嵌めにより固定されるので、挟持部におけるベースプレートの変形量を組み立て時に調整することができない。このため、ベースプレートの変形量が上流側部材及び下流側部材の製造誤差の影響を受ける。本発明によれば、挟持部における変形の影響が変形影響抑制部により抑制されるので、散水ノズルの変位を抑制しながらスナップ嵌め構造を採用することができる。これにより、美観及び浴び心地に優れたシャワー吐水を行うことができるシャワーヘッドを、低コストで製造することができる。
本発明のシャワーヘッドによれば、散水プレートを挟持により保持しながら、シャワー吐水の流線の乱れを抑制することができる。
本発明の実施形態によるシャワーヘッドの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるシャワーヘッドの分解斜視図である。 本発明の実施形態によるシャワーヘッドの散水部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態によるシャワーヘッドに使用されている散水ノズル形成部材の斜視図である。 本発明の実施形態によるシャワーヘッドに使用されている散水ノズル形成部材の断面図である。 ベースプレートの挟持部を拡大して示す断面図であり、(a)は溝が形成されている場合の挟持部を示し、(b)は比較例として、溝が形成されていない場合の挟持部を示す。 散水ノズル形成部材の第1の変形例を示す斜視図である。 散水ノズル形成部材の第1の変形例を示す断面図である。 散水ノズル形成部材の第2の変形例を示す斜視図である。 散水ノズル形成部材の第2の変形例を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるシャワーヘッドを説明する。
図1は、本発明の実施形態によるシャワーヘッドの外観を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のシャワーヘッド1は、シャワーヘッド本体2と、このシャワーヘッド本体2の先端部に取り付けられた散水部4と、を有する。シャワーヘッド本体2は、使用者が把持する把持部2aと、この把持部2aの先端側に設けられ、把持部2aよりも太くなった散水部取付部2bと、を有する。また、散水部取付部2bには、散水部4が取り付けられる円形の開口部2cが形成されている。散水部4は散水部取付部2b内側から開口部2cに嵌合されるように取付けられている。また、シャワーヘッド本体2の基端側には、シャワーホース(図示せず)が接続される。
シャワーヘッド1は、シャワーホース(図示せず)を介して湯水混合水栓装置等の給水水栓装置(図示せず)に接続され、湯水を散水部4から吐水させることができる。
次に、図2乃至図5を参照して、本発明の実施形態によるシャワーヘッド1の構造を説明する。
図2は、本発明の実施形態によるシャワーヘッドの分解斜視図であり、図3は、本発明の実施形態によるシャワーヘッドの散水部を拡大して示す断面図である。
図2に示すように、シャワーヘッド本体2の内部には本体通水部材6が配置され、この本体通水部材6は散水部4と連通している。
散水部4は、シャワーヘッド本体2の散水部取付部2bに内側から組み付けられてシャワーヘッド1の外観の一部を構成する多孔カバー8と、この多孔カバー8の内側に嵌合される下流側部材である内側多孔カバー10と、複数の散水ノズル12aが設けられた散水ノズル形成部材12と、水流を加速して噴流として噴射するオリフィス形成部材14と、オリフィス形成部材14の下流側で噴流の負圧を利用して吸引される空気を混合する空気混合室形成部材16と、散水ノズル形成部材12との間に散水室18を形成する散水室形成背面側部材20と、本体通水部材6と接続される通水路接続部材22とを備えている。
多孔カバー8は円板状の部材であり、複数の散水ノズル12aを夫々突出させる複数の孔8aを有する。
内側多孔カバー10は、円板状の部材であり、多孔カバー8の背面側に受け入れられるように構成されている。内側多孔カバー10には、複数の散水ノズル12aを夫々突出させる複数のノズル貫通孔10aが形成されている。さらに、内側多孔カバー10の中央部には、吐出される湯水に混入させる空気を導くための円形の凹部10bと、この凹部10bの内側の円周上に配置された吸気通路10cが形成されている。また、内側多孔カバー10の外周には、背面側に立ち上がった外周壁10dが設けられており、散水ノズル形成部材12は外周壁10dの内側に配置される。
散水ノズル形成部材12は、シリコンゴム製の部材であり、ほぼ円形の板状のベースプレート12bと、切頭円錐形状に形成された複数の散水ノズル12aから構成されている。ベースプレート12bの中央部には、円形の中央開口部12cが設けられている。各散水ノズル12aは、ベースプレート12bから下流側(表面側)に突出するように、ベースプレート12bと一体に形成されている。また、散水ノズル形成部材12は、内側多孔カバー10の背面側に配置され、これにより、各散水ノズル12aが、内側多孔カバー10のノズル貫通孔10a、及び多孔カバー8の孔8aを夫々貫通して、シャワーヘッドの外部へ夫々突出する。散水ノズル形成部材12の詳細な構成については後述する。
オリフィス形成部材14は、概ね円筒状の部材であり、その下端部側面には複数の絞り部14a(図3)が形成されている。オリフィス形成部材14は、本体通水部材6から供給された湯水を上端から流入させ、下端部の絞り部14aから横方向に放射状に流出させるように構成されている。
空気混合室形成部材16は、概ね円筒状の部材であり、オリフィス形成部材14を内側に受け入れるように構成されている。図3に示すように、空気混合室形成部材16の下端部には、オリフィス形成部材14の各絞り部14aと整合する位置に設けられた複数の絞り流路部16bと、この絞り流路部16bに夫々連通され、放射状に延びる空気混合室部16cが形成されている。さらに、空気混合室形成部材16の下端面には、複数の空気導入部16aが形成されている。これらの複数の空気導入部16aは、空気混合室形成部材16の軸線方向に延びる小穴であり、空気混合室形成部材16に放射状に形成されている空気混合室部16cの基端部に連通されている。
さらに、図2に示すように、空気混合室形成部材16の下端面には、円環状の隆起部16dが形成され、この隆起部16dに複数の空気導入部16aが開口している。この隆起部16dは、散水ノズル形成部材12の中央開口部12cの中に受け入れられる。一方、隆起部16d周囲の平面部分が、中央開口部12c周囲のベースプレート12bの背面側に当接されている(図3)。空気混合室形成部材16の下端面がベースプレート12bの中央開口部12cの縁に当接されることにより、空気混合室形成部材16とベースプレート12bの間の水密性が確保されている。また、ベースプレート12bは、空気混合室形成部材16の下端面と内側多孔カバー10の背面との間に挟まれることにより固定される。さらに、中央開口部12cの内周縁部と、これに対向する隆起部16dの側面部(内周壁)の間には、隙間23(図3)が形成されている。
散水室形成背面側部材20は概ね円板状の部材であり、その中央部には空気混合室形成部材16を受け入れるための開口部20a(図2)が形成されている。また、散水室形成背面側部材20の前面周縁部には、外周側壁部20bが設けられている。さらに、散水室形成背面側部材20の外周側面には、複数の係合突起20cが形成されている。散水室形成背面側部材20は、散水ノズル形成部材12の背面側に配置され、内側多孔カバー10の外周壁10dの内側に受け入れられる。散水室形成背面側部材20が外周壁10dの内側に受け入れられると、外周側面に設けられた係合突起20cが、外周壁10dに設けられた係合穴10eに受け入れられる。このため、散水室形成背面側部材20と内側多孔カバー10は、散水ノズル形成部材12を間に挟んだ状態でスナップ嵌めされる。
散水室形成背面側部材20と内側多孔カバー10がスナップ嵌めされると、外周側壁部20bの上端面がベースプレート12bの背面側(上流側)に当接され、散水室形成背面側部材20とベースプレート12bの間の水密性が確保される。また、ベースプレート12bの外周部は、散水室形成背面側部材20の外周側壁部20bと、内側多孔カバー10の背面との間に挟まれることにより、保持される。即ち、外周側壁部20bと内側多孔カバー10によって挟まれる挟持部は、ベースプレート12bの外周部に位置する。また、ベースプレート12bの背面と、散水室形成背面側部材20の前面との間の空間は、散水室18(図3)として機能する。なお、本実施形態において、空気混合室形成部材16及び散水室形成背面側部材20は、ベースプレート12bの上流側に配置される上流側部材として機能する。
通水路接続部材22は管状の部材であり、本体通水部材6とオリフィス形成部材14を連通させるように配置される。
このように構成されることにより、図3に示すように、本体通水部材6(図2)を通って流入した湯水は、通水路接続部材22を介してオリフィス形成部材14に流入する。オリフィス形成部材14に流入した湯水は、その下端部に設けられた複数の絞り部14aから流出する。絞り部14aから流出した湯水は、絞り部14aと連通するように整合された空気混合室形成部材16の絞り流路部16b、空気混合室部16cを通って、散水室18(図3)内に放射状に噴射される。一方、空気混合室形成部材16に形成された小穴である空気導入部16aは、内側多孔カバー10に形成された吸気通路10c、凹部10b(図2)、及び散水ノズル12aと内側多孔カバー10のノズル貫通孔10aとの間の隙間を介して外気に連通されている。このため、空気混合室部16cを通って湯水が噴射される際、その基端部に設けられた空気導入部16aから外気が吸引され、湯水に混入される。空気が混入された湯水は、空気導入部16aから噴射されて散水室18内に流入し、各散水ノズル12aからシャワー吐水される。
次に、図4乃至図6を参照して、散水ノズル形成部材12の詳細な構成を説明する。
図4は散水ノズル形成部材の斜視図であり、図5は散水ノズル形成部材の断面図である。
図4に示すように、散水ノズル形成部材12は弾性材料により構成され、概ね円板状のベースプレート12bに、複数の散水ノズル12aが一体に形成されている。各散水ノズル12aは3列の同心円上に夫々配置され、所定の方向に向けられることにより、美観及び浴び心地に優れたシャワー吐水の流線が確保されている。さらに、ベースプレート12bの前面側の周縁部には、最外周の散水ノズル12aを取り囲むように、変形影響抑制部である円環状の溝12dが形成されている。図5に示すように、本実施形態においては、溝12dはベースプレート12bの厚さの半分以上の深さに形成されている。
なお、本件発明者による、ベースプレート12bの弾性変形解析によれば、溝12dをベースプレート12bの厚さの半分以上の深さに形成することにより、挟持部の変形による影響を、より効果的に抑制できることが見出されている。また、溝12dをベースプレート12bの表面側(下流側)の面に設けることにより、散水ノズル12aへの影響を、より軽減できることが見出されている。
次に、図6を参照して、溝12dの作用を説明する。
図6は、ベースプレートが内側多孔カバーと散水室形成背面側部材の間に挟まれている挟持部を拡大して示す断面図であり、図6(a)は溝が形成されている場合の挟持部を示し、図6(b)は比較例として、溝が形成されていない場合の挟持部を示す。
まず、図6(a)に示すように、ベースプレート12bの周縁部は、内側多孔カバー10の背面と、散水室形成背面側部材20の外周側壁部20bとの間に挟まれて挟持される。即ち、ベースプレート12bは内側多孔カバー10と外周側壁部20bの間に挟まれて押し潰され、弾性変形される。このため、ベースプレート12bの挟持されている部分(挟持部)の厚さは、内側多孔カバー10と外周側壁部20bの間に挟まれる前の状態よりも薄くされている。ベースプレート12bを構成する弾性材料は押し潰されることにより、ベースプレート12bの面内の方向にも変形される。
即ち、ベースプレート12bの押し潰されている部分の弾性材料は、挟まれている部分から押し出されるように、面内方向に移動される。面内方向に移動された弾性材料は、ベースプレート12bに形成されている溝12dの中へ押し出されると共に、ベースプレート12bの半径方向外方に押し出される。このように、ベースプレート12bを押し潰すことによる弾性変形の少なくとも一部が、溝12dの存在により吸収される。また、ベースプレート12bの外周縁部と、これに対向する内側多孔カバー10の外周壁10dとの間には、隙間24が設けられているため、押し出された弾性材料の半径方向外方への移動が許容される。
このように、溝12d及び隙間24が設けられていることにより、ベースプレート12bの挟持部を押し潰したことによる弾性変形の半径方向内方への影響が抑制される。これにより、溝12dの内側に、ベースプレート12bと一体に形成された散水ノズル12aが弾性変形の影響を受け、その方向に変化が生じるのを抑制することができる。好ましくは、溝12dをベースプレート12bの厚さの半分以上の深さに形成することにより、効果的にベースプレート12bの弾性変形を吸収することができる。従って、溝12dは変形影響抑制部として機能する。
次に、溝12d及び隙間24が設けられていない場合におけるベースプレート12bの弾性変形挙動を、比較例として図6(b)に示す。
図6(b)に示す比較例においては、溝12d及び隙間24が設けられていないため、ベースプレート12bの周縁部を弾性変形させたことによる影響が、散水ノズル12aに及んでいる。即ち、ベースプレート12bの周縁部が、内側多孔カバー10の背面と外周側壁部20bとの間で押し潰されたことにより、それらの間からベースプレート12bを構成する弾性材料が半径方向内方に押し出される。半径方向内方に押し出された弾性材料は、ベースプレート12bと一体に形成された散水ノズル12aに影響を与え、その方向を、図6(b)に想像線で示すように変化させてしまう。散水ノズル12aの方向が変化されると、その散水ノズル12aから吐出される湯水の流線の方向が変化してしまうため、設計意図通りの形態のシャワー吐水を得ることができなくなる。変形が著しい場合には、方向が変化された散水ノズル12aから吐出される流線が、他の散水ノズル12aから吐出された流線と交差し、シャワー吐水全体の美観が著しく損なわれてしまう。また、流線同士の交差により、シャワー吐水が人体表面に不均一な着水となり、不均一な着水を使用者は刺激感のムラとして認識してしまうことでシャワーの浴び心地が損なわれる。なお、吐出される流線は、散水ノズル12aから延びる長い延長線上に形成されため、散水ノズル12aの方向の変化が極僅かであっても、シャワー吐水の外観に与える影響は著しく大きくなる。
次に、ベースプレート12bの内周部における弾性変形について説明する。
上述したように、空気混合室形成部材16下端面には隆起部16d(図3)が形成されており、ベースプレート12bの中央開口部12cの周囲部分は、隆起部16d周囲の平面部分によって押し潰される。ここで、中央開口部12cの内周縁部と、これに対向する隆起部16dの側面部(内周壁)の間には、隙間23(図3)が形成されている。このため、ベースプレート12bが空気混合室形成部材16によって押し潰されたとき、ベースプレート12bを構成する弾性部材は、隙間23の方に、半径方向内方に押し出される。これにより、ベースプレート12bの内周部における弾性変形は、ベースプレート12bの半径方向内方に向かって発生し、半径方向外方には影響しにくくなる。この結果、中央開口部12cの周囲に設けられた各散水ノズル12aに対し、弾性変形の影響が及びにくくなる。
本発明の実施形態のシャワーヘッド1によれば、挟持部の変形による散水ノズル12aへの影響が、変形影響抑制部である溝12d(図4)によって抑制されるので、散水ノズル12aの方向の変化に起因する、散水方向の乱れを抑制することができる。これにより、シャワーヘッド1から吐出されるシャワー吐水の美観を向上させることができる。また、シャワー吐水の浴び心地が損なわれない。
また、本実施形態のシャワーヘッド1によれば、変形影響抑制部が溝12dにより構成されているので、簡単な構成で、挟持部における変形の影響を吸収することができ(図6)、シャワー吐水の美観を向上させることができる。また、シャワー吐水の浴び心地が損なわれない。
さらに、本実施形態のシャワーヘッド1によれば、ベースプレート12bの下流側の面(表面側)に溝12dが形成されている(図4)ので、ベースプレート12bの下流側の面に設けられた散水ノズル12aへの、変形の影響を、より効果的に抑制することができる。
また、本実施形態のシャワーヘッド1によれば、溝12dが散水ノズル12aを全て取り囲むように形成されているので、ベースプレート12b外周の挟持部における変形の影響が、その内側に配置された各散水ノズル12aに及ぶのを、効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態のシャワーヘッド1によれば、ベースプレート12bの内周縁部と隆起部16dの外周壁の間の隙間23(図3)、及びベースプレート12bの外周縁部と内側多孔カバー10の外周壁10dの隙間24(図6(a))が設けられているので、挟持部における変形をこれらの隙間によっても吸収することができ、挟持部における変形量が大きい場合であっても、変形を効果的に吸収することができる。
また、本実施形態のシャワーヘッド1によれば、溝12dがベースプレート12bの厚さの半分以上の深さを有するので、より確実に変形を吸収することができる。
さらに、本実施形態のシャワーヘッド1においては、散水室形成背面側部材20と内側多孔カバー10がスナップ嵌めにより固定されるので、挟持部におけるベースプレート12bの変形量を組み立て時に調整することができない。このため、ベースプレート12bの変形量が上流側部材及び下流側部材の製造誤差の影響を受ける。本実施形態のシャワーヘッド1によれば、挟持部における変形の影響が変形影響抑制部である溝12dにより抑制されるので、散水ノズル12aの変位を抑制しながらスナップ嵌め構造を採用することができる。これにより、美観及び浴び心地に優れたシャワー吐水を行うことができるシャワーヘッド10を、低コストで製造することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明に種々の変更を加えることができる。特に、散水ノズル形成部材12のベースプレート12bには、変形影響抑制部として溝12dが設けられていたが、変形影響抑制部は種々の形態をとることができる。例えば、変形影響抑制部である溝を、ベースプレートの背面側(上流側)に設けたり、表面側及び背面側の両方に設けることもできる。さらに、変形影響抑制部は、溝以外の形態をとることもでき、容易に変形可能な脆弱部により変形影響抑制部を構成することもできる。
また、第1変形例として、図7及び図8に示すように、変形影響抑制部である溝を同心円上に複数設けることができる。
この変形例において、散水ノズル形成部材30は、複数の散水ノズル30aと、ベースプレート30bを有し、中央には中央開口部30cが設けられている。散水ノズル30aは同心円上に3列に配置されており、最外周の散水ノズル30aの外側には溝30dが形成され、中間の列の外側には溝30eが設けられている。
変形影響抑制部をこのように構成することにより、挟持部における変形の、各散水ノズル30aへの影響を複数段階に抑制することができ、より効果的に影響を抑制することができる。
さらに、第2変形例として、図9及び図10に示すように、変形影響抑制部である溝を各散水ノズル各々の周囲を取り囲むように設けることができる。
この変形例において、散水ノズル形成部材40は、複数の散水ノズル40aと、ベースプレート40bを有し、中央には中央開口部40cが設けられている。散水ノズル40aは同心円上に3列に配置されている。このように配置された複数の散水ノズル40aを1つずつ取り囲むように、円環状の溝40dが設けられている。
変形影響抑制部をこのように構成することにより、各散水ノズル40aへの弾性変形の影響を、各散水ノズル40a毎に個別に抑制することができる。
また、上述した実施形態においては、散水ノズル形成部材12のベースプレート12bは、内側多孔カバー10と散水室形成背面側部材20の間に挟持されていたが、任意の部材でベースプレートを挟持するタイプのシャワーヘッドに、本発明を適用することができる。さらに、上述した実施形態においては、ベースプレート12bは外周部で挟持されていたが、ベースプレートの任意の箇所に挟持部を設けることができる。
1 シャワーヘッド
2 シャワーヘッド本体
2a 本体把持部
2b 散水部取付部
2c 開口部
4 散水部
6 本体通水部材
8 多孔カバー
8a 孔
10 内側多孔カバー(下流側部材)
10a ノズル貫通孔
10b 凹部
10c 吸気通路
10d 外周壁
10e 係合穴
12 散水ノズル形成部材
12a 散水ノズル
12b ベースプレート
12c 中央開口部
12d 溝(変形影響抑制部)
14 オリフィス形成部材
14a 絞り部
16 空気混合室形成部材(上流側部材)
16a 空気導入部
16b 絞り流路部
16c 空気混合室部
16d 隆起部
18 散水室
20 散水室形成背面側部材(上流側部材)
20a 開口部
20b 外周側壁部
20c 係合突起
22 通水路接続部材
23 隙間
24 隙間
上述した課題を解決するために、本発明は、供給された湯水を吐水するシャワーヘッドであって、供給された湯水が流入するシャワーヘッド本体と、このシャワーヘッド本体内に配置され、弾性材料で構成されたベースプレートと、このベースプレートと一体に形成されると共にベースプレートから下流側に突出する複数の散水ノズルと、ベースプレートの上流側に配置された上流側部材と、ベースプレートの下流側に配置され、上流側部材との間にベースプレートの少なくとも一部を挟持して、ベースプレートを保持する下流側部材と、を有し、ベースプレートは、上流側部材と下流側部材の間に挟持されている挟持部の変形によるベースプレートの変形に起因する複数の散水ノズルの吐水方向への影響を抑制する変形影響抑制部を有し、挟持部はベースプレートの外周部に位置し、変形影響抑制部は、ベースプレート上の、全ての散水ノズルが設けられている領域の全周に形成された溝であることを特徴としている。
また、このように構成された本発明によれば、変形影響抑制部が溝により構成されているので、簡単な構成で、挟持部における変形の影響を吸収することができ、シャワー吐水の美観を向上させることができる。また、浴び心地が損なわれること抑制することができる。
さらに、このように構成された本発明によれば、変形影響抑制部が全ての散水ノズルが設けられている領域の全周に形成されているので、ベースプレート外周の挟持部における変形の影響が、その内側に配置された各散水ノズルに及ぶのを、効果的に抑制することができる。
本発明において、好ましくは、は、ベースプレートに、同心円状に複数設けられている。
このように構成された本発明によれば、が同心円状に複数設けられているので、挟持部における変形の影響を複数段階に抑制することができ、より効果的に影響を抑制することができる。
また、本発明は、供給された湯水を吐水するシャワーヘッドであって、供給された湯水が流入するシャワーヘッド本体と、このシャワーヘッド本体内に配置され、弾性材料で構成されたベースプレートと、このベースプレートと一体に形成されると共にベースプレートから下流側に突出する複数の散水ノズルと、ベースプレートの上流側に配置された上流側部材と、ベースプレートの下流側に配置され、上流側部材との間にベースプレートの少なくとも一部を挟持して、ベースプレートを保持する下流側部材と、を有し、ベースプレートは、上流側部材と下流側部材の間に挟持されている挟持部の変形によるベースプレートの変形に起因する複数の散水ノズルの吐水方向への影響を抑制する変形影響抑制部を有し、変形影響抑制部は、複数の散水ノズル各々の周囲全周に、ベースプレート上に設けられた溝であることを特徴としている
このように構成された本発明によれば、複数の散水ノズル各々の周囲溝が形成されているので、各散水ノズルへの変形の影響を、各散水ノズル毎に個別に抑制することができる。

Claims (9)

  1. 供給された湯水を吐水するシャワーヘッドであって、
    供給された湯水が流入するシャワーヘッド本体と、
    このシャワーヘッド本体内に配置され、弾性材料で構成されたベースプレートと、
    このベースプレートから下流側に突出するように設けられ、上記ベースプレートと一体に形成された複数の散水ノズルと、
    上記ベースプレートの上流側に配置された上流側部材と、
    上記ベースプレートの下流側に配置され、上記上流側部材との間に上記ベースプレートの少なくとも一部を挟持して、上記ベースプレートを保持する下流側部材と、を有し、
    上記ベースプレートは、上記上流側部材と上記下流側部材の間に挟持されている挟持部の変形による、上記複数の散水ノズルへの影響を抑制する変形影響抑制部を有することを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 上記変形影響抑制部は、上記ベースプレートに形成された溝である請求項1記載のシャワーヘッド。
  3. 上記溝は、上記ベースプレートの下流側の面に形成されている請求項2記載のシャワーヘッド。
  4. 上記挟持部は上記ベースプレートの外周部に位置し、上記変形影響抑制部は、上記複数の散水ノズルを全て取り囲むように形成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載のシャワーヘッド。
  5. 上記変形影響抑制部は、上記ベースプレートに、同心円状に複数設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載のシャワーヘッド。
  6. 上記溝は、上記複数の散水ノズル各々の周囲を取り囲むように形成されている請求項2記載のシャワーヘッド。
  7. 上記ベースプレートの中央には中央開口部が形成され、上記上流側部材又は上記下流側部材の何れか一方は、上記中央開口部の内周縁部に対向する内周壁を備え、上記上流側部材又は上記下流側部材の何れか一方は、上記ベースプレートの外周縁部に対向する外周壁を備え、上記内周縁部と上記内周壁の間、又は上記外周縁部と上記外周壁の間には、隙間が設けられている請求項1乃至6の何れか1項に記載のシャワーヘッド。
  8. 上記溝は、上記ベースプレートの厚さの半分以上の深さに形成されている請求項2乃至7の何れか1項に記載のシャワーヘッド。
  9. 上記上流側部材は、上記ベースプレートを間に挟んだ状態で上記下流側部材にスナップ嵌めされることにより固定される請求項1乃至8の何れか1項に記載のシャワーヘッド。
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