JP2015053835A - ノイズフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換装置のスイッチング素子と冷却器との間の浮遊容量を通じてアースに流れる漏れ電流を効果的に抑制する。
【解決手段】実施形態に係るノイズフィルタは、電力変換装置1〜3の出力側の電源ラインに接続され、コモンモード電流に対して低インピーダンスであり、コモンモード電流の抽出点22を有するコモンモード電流抽出回路8と、前記電力変換装置の入力側の電源ラインに接続された第1相間コンデンサ7a〜7cと、前記第1相間コンデンサ7a〜7cから前記電力変換装置を経由して前記コモンモード電流抽出回路8に至る経路の任意の位置に直列に挿入された第1コモンモードチョークコイル6と、接地された前記電力変換装置の冷却器11に接続されたコンデンサ13とを備え、前記冷却器11に一端が接続された前記コンデンサ13の他端が、前記コモンモード電流抽出回路8が有するコモンモード電流の抽出点22と前記第1相間コンデンサの中性点23に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置で発生される高周波ノイズを抑制するノイズフィルタに関する。
インバータに代表される電力変換装置は、半導体スイッチング素子のスイッチング動作により、直流から交流への電力変換を行っている。モータを駆動する三相PWMインバータを例にとると、出力しようとする電圧の指令値と三角波などのキャリアとを比較し、比較結果に基づき各相の半導体素子をスイッチングさせる。このとき、その原理上、三相のUVW相出力電圧の平均値を示すコモンモード電圧は、出力電圧波形が理想的な正弦波ではないためにゼロにはならず、キャリアに同期して大きな電圧が発生する。このコモンモード電圧は、モータの浮遊容量などを介してアースへと流れる漏れ電流(高周波ノイズ)の原因となる。漏れ電流は他の機器に障害をもたらすなどの問題となるため、漏れ電流対策は必須となっている。その有効な対策としてコイルやコンデンサなどの受動素子で構成されるフィルタ回路がある。
図7は、漏れ電流対策を施した電力変換装置の主回路構成の一例を示す。
図7(a)のように、三相交流電源5からコンバータ1までの入力電源ラインに、コモンモードチョークコイル6など高周波の漏れ電流に対して高インピーダンスとなるインダクタンス素子を挿入する。コモンモードチョークコイル6は、コモンモード電流に対して鉄心に同一方向磁束が発生するので、コモンモードノイズに対してのみ高インピーダンス素子(インダクタ)として作用する。コンバータ1は三相電力を直流電力に変換し、この直流電圧は平滑コンデンサ3にて平滑される。インバータ2はこの直流電圧を、所望の大きさ及び周波数の三相交流電圧に変換して負荷(モータ)4に供給する。
更にインダクタンス素子6とコモンモード電圧の発生源であるインバータ2のスイッチング素子とを含めたループ内に、コンデンサ7a〜7c及びコモンモード電流抽出回路8などの低インピーダンス素子で構成される漏れ電流のバイパス回路が設けられる。コモンモード電流抽出回路8は図7(b)のように、コンデンサ9a〜9cと単相リアクトル10a〜10cの3つの対を含み、コモンモード電圧に対する低
インピーダンス素子として作用する。
コモンモード電流抽出回路8は、第1〜第3コンデンサ9a〜9cと、鉄心を介して電磁結合する2つの巻線からそれぞれ構成される第1〜第3の単相リアクトル10a〜10cを有する。U相は、第1コンデンサ9a、第1単相リアクトル10aの一方の巻線及び第3単相リアクトル10cの一方の巻線が直列接続された直列回路を有する。V相は、第2コンデンサ9b、第2単相リアクトル10bの一方の巻線及び第1単相リアクトル10aの他方の巻線が直列接続された直列回路を有する。W相は、第3コンデンサ9c、第3単相リアクトル10cの他方の巻線及び第2単相リアクトル10bの他方の巻線が直列接続された直列回路を有する。
各単相リアクトルの2つの巻線は、コモンモード電流に対して鉄心の磁束を打ち消し合うように構成される。各相直列回路のコンデンサ側端部は、インバータ2の対応する相の出力に接続され、各相直列回路の他方の端部は1箇所で接続されて前記コモンモード電流の抽出点22を形成し、コンデンサ7a〜7cの中性点23に接続される。
尚、電力変換装置のスイッチング素子は発熱が大きいことから冷却器11が付けられるが、この冷却器11は、一般的に接地線20で接地される電力変換装置の筐体12に電気的に接続される。このため、冷却器11も接地された構造であることが一般的である。
図7のようなタイプのフィルタ回路はコモンモードチョークコイル6が高インピーダンス特性となって、電力変換装置から電力ラインを伝って漏れ電流となるコモンモード電流の流れを抑えると共に、それでも抑え切れない漏れ電流は、コンデンサ7a〜7c、コモンモード電流抽出回路8で形成されたバイパス回路を流れる。そのため、このような回路構成は漏れ電流の外部流出の抑制には非常に有効であり、更に他の類似フィルタ回路も提案されている。
特許第4351916号 特許第3596694号
しかし、このような構成のフィルタ回路では、電力変換装置のスイッチング素子と冷却器との間の浮遊容量を通してアースに流れる漏れ電流に対しては作用しないため、外部に漏れ電流(コモンモードノイズ)が伝導してしまう。外部に伝導した漏れ電流は他の機器に誤動作などの悪影響を与える。
そこで実施形態は、スイッチング素子と冷却器との間の浮遊容量を通じてアースに流れる漏れ電流を効果的に抑制することを目的とする。
一実施形態に係るノイズフィルタは、電源からの電力を電力変換して負荷に3相交流電力を供給する電力変換装置で発生されるEMIノイズを抑制するノイズフィルタであって、前記電力変換装置の出力側の電源ラインに接続され、コモンモード電流に対して低インピーダンスであり、コモンモード電流の抽出点を有するコモンモード電流抽出回路と、前記電力変換装置の入力側の電源ラインに接続された第1相間コンデンサと、前記第1相間コンデンサから前記電力変換装置を経由して前記コモンモード電流抽出回路に至る経路の任意の位置に直列に挿入された第1コモンモードチョークコイルと、接地された前記電力変換装置の冷却器に接続されたコンデンサとを備える。前記冷却器に一端が接続された前記コンデンサの他端が、前記コモンモード電流抽出回路が有するコモンモード電流の抽出点と前記第1相間コンデンサの中性点に接続されている。
第1実施形態を示すノイズフィルタ(漏れ電流抑制回路)の構成図。 第2実施形態を示すノイズフィルタの構成図。 第3実施形態を示すノイズフィルタの構成図。 第4実施形態を示すノイズフィルタの構成図。 第5実施形態を示すノイズフィルタの構成図。 第6実施形態を示すノイズフィルタの構成図。 従来例を示すフィルタ回路の構成図。
以下、実施形態に係るノイズフィルタについて、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
先ず第1実施形態を図1を用いて説明する。
第1実施形態は図7の従来例に対して、コモンモード電流抽出回路8とコンデンサ7a〜7cと電力変換装置(1〜3)を含むコモンモード電流のバイパス路と、冷却器11との間にコンデンサ13を接続した構成となっている。尚、コンデンサ7a〜7cは相間コンデンサを構成する。つまりコンデンサ13の一端は冷却器11に接続され、他端は、相間コンデンサ7a〜7cの中性点23とコモンモード電流抽出回路8のコモンモード電流の抽出点を結ぶ配線に接続されている。
コンデンサ13がない場合、電力変換装置(主にインバータ2)のスイッチング素子から浮遊容量を介して冷却器11に流れるコモンモード電流は、接地線20、アースを通り、電源5、コンデンサ7a〜7c、コモンモード電流抽出回路8を伝って電力変換装置へと戻る経路、あるいは電力変換装置から冷却器11、接地線20、アース、負荷4を介して電力変換装置へと戻る経路で流れる。このとき、例えば電源5に他の機器が接続されている場合、アースに流出した漏れ電流は他の機器を通り電源5経由で電力変換装置に帰還し、他の機器に悪影響を与える。このように、アースに漏れ電流が流れると、他の機器に悪影響を及ぼす可能性が生じる。従って、アースに流出する漏れ電流を抑制することが重要となる。
これに対して、冷却器11とバイパス路とを、配線インダクタンスを極力排して直接コンデンサ13で接続した場合、高周波のコモンモード電流に対して、このコンデンサ13とコモンモード電流抽出回路8とで構成する低インピーダンスの経路aを介して、冷却器11と電力変換装置との間が接続される。このため、冷却器11を通して流れるコモンモード電流はこの経路aを主に流れることになり、その結果、アースを介して電源5あるいは負荷4に流れる漏れ電流(コモンモード電流すなわちコモンモードノイズ)は低減する。
尚、コモンモードチョークコイル6は、その漏れインダクタンス成分により、ノーマルモードノイズも低減できる。従って、図1に示すフィルタ回路は、コモンモードノイズとノーマルモードノイズを含めたEMI(electro-magnetic interference)ノイズを低減できる。また尚、電力変換装置とコモンモード電流抽出回路8の間の出力側電源ラインにコモンモードチョークコイルを設けてもよい。この場合でも、冷却器11からのコモンモード電流はコンデンサ13、コモンモード抽出回路8、コモンモードチョークコイル、電力変換装置を含む経路を流れ、外部に流出する漏れ電流(コモンモードノイズ)は低減する。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図2を用いて説明する。
本実施形態では、第1実施形態(図1)のコモンモード電流抽出回路8に換えて、電力変換装置(1〜3)の出力側回路の各相にはコンデンサ14a〜14cが接続され、それらの中性点24はコンデンサ13、入力側回路のコンデンサ7a〜7cの中性点23に接続される。また、電力変換装置とコンデンサ14a〜14cとの間の各相にはリアクトル15a〜15cが接続される。
コンデンサ14a〜14cは相間コンデンサを構成する。つまりコンデンサ13の一端は冷却器11に接続され、他端は、相間コンデンサ7a〜7cの中性点23と相間コンデンサ14a〜14cの中性点24を結ぶ配線に接続される。
尚、図2では各相個別にリアクトルを接続した構成を示しているが、各相が結合して一体となっている、つまり3相で結合された鉄心を用いるノーマルモードに作用するリアクトルでももちろん構わない。このような構成のフィルタであっても、第1実施形態と同様、冷却器11からのコモンモード電流に対して、コンデンサ13とコンデンサ14a〜14cを含む低インピーダンスの回路が構成されるため、アースを介した外部への漏れ電流を低減することができる。尚、本実施形態の場合、スイッチング素子から浮遊容量を介して流れるコモンモード電流は電力変換装置(主にインバータ2)、冷却器11、コンデンサ13、コンデンサ14a〜14c、リアクトル15a〜15cを含む経路bを主に流れ、外部に漏れ電流が流出することが抑制される。
(第3実施形態)
第3実施形態を図3を用いて説明する。
本実施形態では、インバータ2の出力回路側フィルタ構成は第2実施形態と同様で、電力変換装置が太陽光発電などの系統連系インバータの場合を表している。インバータ2の出力電力は、リアクトル15a〜15cを介して系統19に供給される。太陽電池18は、コモンモードチョークコイル6を介してチョッパ回路などのDC/DC変換器21に接続されている。DC/DC変換器21は、太陽電池18の変動する出力電圧を、インバータ2用に所定範囲内の電圧に変換する。また太陽電池18は、コンデンサ7a、7bを介してコンデンサ13及びコンデンサ14a〜14cの中性点24に接続される。
系統連系の場合に必要となる正弦波フィルタは、リアクトル15a〜15cとコンデンサ14a〜14cとで構成される。この場合も、インバータ2のスイッチング素子から浮遊容量を介して流れるコモンモード電流は、冷却器11、コンデンサ13、コンデンサ14a〜14c、リアクトル15a〜15cを含む経路bを主に流れ、外部に漏れ電流が流出することが抑制される。同様に、DC/DC変換器21のスイッチング素子から浮遊容量を介して流れるコモンモード電流は、冷却器11、コンデンサ13、コンデンサ7a、7c、コモンモードチョークコイル6を含む経路b2を主に流れ、外部に漏れ電流が流出することが抑制される。このように、電力変換装置が系統連系インバータの揚合であっても、本実施形態に係るフィルタ構成により、系統に流れる漏れ電流は低減される。
(第4実施形態)
第4実施形態を図4を用いて説明する。
本実施形態は第1実施形態に対して、電源5とコンデンサ7a〜7cとの間の電源ラインにコモンモードチョークコイル16を挿入した構成である。この構成では、接地線20、アースを通り、電源5、コンデンサ7a〜7c、コモンモード電流抽出回路8を伝って電力変換装置へと戻るわずかに残るコモンモード電流に対して、このコモンモードチョークコイル16が高インピーダンスとして作用するため、この経路の漏れ電流の低減に一層の効果が得られる。尚、コモンモードチョークコイル16をコモンモード電流抽出回路8と負荷4の間の電源ラインに挿入すれば、負荷4への漏れ電流の低減に効果が得られる。コモンモードチョークコイル16を用いた同様のフィルタ構成を、図2の第2実施形態や図3の第3実施形態に適用しても、同様な効果が得られる。
(第5実施形態)
第5実施形態を図5を用いて説明する。
本実施形態は図1の第1実施形態に対して、冷却器11が電力変換装置の筐体12に電気的に直接接続されずに、リアクトル17を介して接続される構成となっている。このリアクトル17は、図4のコモンモードチョークコイル16と同様に、外部への漏れ電流流出を抑える作用があるが、このリアクトル17一つで、電源側及び負荷側の両方に対する漏れ電流の抑制を達成できる。更に、コモンモードチョークコイル16を用いた対策の場合、単相であれば巻線が2つ、三相であれば巻線が3つ必要なために、サイズが大きくなってしまうが、図5のようにリアクトル17を適用すれば巻線が1つで済むために小型化に寄与する。
(第6実施形態)
第6実施形態を図6を用いて説明する。
本実施形態は図1の第1実施形態に対して、冷却器11と電力変換装置の筐体12とを絶縁した構成で、冷却器11を通して流れる漏れ電流の経路を絶って、漏れ電流が外部へ流出するのを遮る効果がある。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
6…コモンモードチョークコイル、7a,7b,7c…相間コンデンサ、8…コモンモード電流抽出回路、9a,9b,9c…コンデンサ、10a,10b,10c…単相リアクトル、11…冷却器、12…筐体、13…コンデンサ、14a,14b,14c…コンデンサ、15a,5b,15c…リアクトル、16…コモンモードチョークコイル、17…リアクトル。

Claims (7)

  1. 電源からの電力を電力変換して負荷に3相交流電力を供給する電力変換装置で発生されるEMIノイズを抑制するノイズフィルタであって、
    前記電力変換装置の出力側の電源ラインに接続され、コモンモード電流に対して低インピーダンスであり、コモンモード電流の抽出点を有するコモンモード電流抽出回路と、
    前記電力変換装置の入力側の電源ラインに接続された第1相間コンデンサと、
    前記第1相間コンデンサから前記電力変換装置を経由して前記コモンモード電流抽出回路に至る経路の任意の位置に直列に挿入された第1コモンモードチョークコイルと、
    接地された前記電力変換装置の冷却器に接続されたコンデンサとを備え、
    前記冷却器に一端が接続された前記コンデンサの他端が、前記コモンモード電流抽出回路が有するコモンモード電流の抽出点と前記第1相間コンデンサの中性点に接続されているノイズフィルタ。
  2. 前記第1相間コンデンサの接続位置と前記電源の間、あるいは前記コモンモード電流抽出回路の接続位置と前記負荷の間のいずれか、あるいは両方にコモンモードチョークコイルを直列接続した請求項1記載のノイズフィルタ。
  3. 前記冷却器と前記電力変換装置の筐体とがリアクトルで電気的に接続されている請求項1または2に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記冷却器がアースに対して絶縁されている請求項1または2に記載のノイズフィルタ。
  5. 前記コモンモード電流抽出回路は、
    第1〜第3コンデンサと、
    鉄心を介して電磁結合する2つの巻線からそれぞれ構成される第1〜第3の単相リアクトルを具備し、
    前記第1コンデンサ、前記第1単相リアクトルの一方の巻線及び前記第3単相リアクトルの一方の巻線が直列接続されてU相直列回路を構成し、
    前記第2コンデンサ、前記第2単相リアクトルの一方の巻線及び前記第1単相リアクトルの他方の巻線が直列接続されてV相直列回路を構成し、
    前記第3コンデンサ、前記第3単相リアクトルの他方の巻線及び前記第2単相リアクトルの他方の巻線が直列接続されてW相直列回路を構成し、
    各単相リアクトルの2つの巻線は、コモンモード電流に対して鉄心の磁束を打ち消し合うように構成され、
    各相直列回路のコンデンサ側端部は、前記電力変換装置の対応する相の出力に接続され、前記各相直列回路の他方の端部は1箇所で接続されて前記コモンモード電流の抽出点を形成する請求項1記載のノイズフィルタ。
  6. 電源からの電力を電力変換して負荷に3相交流電力を供給する電力変換装置で発生されるEMIノイズを抑制するノイズフィルタであって、
    前記電力変換装置の入力側の電源ラインに接続された第1相間コンデンサと、
    前記第1相間コンデンサの前記電源ライン上の接続点と前記電力変換装置の入力端の間に直列接続された第1コモンモードチョークコイルと、
    前記電力変換装置の出力端と前記負荷の間に直列接続された各相のリアクトルと、
    前記各相のリアクトルと前記負荷の間の電源ラインに接続された第2相間コンデンサと、
    接地された前記電力変換装置の冷却器に接続されたコンデンサとを備え、
    前記冷却器に一端が接続された前記コンデンサの他端が、前記第1相間コンデンサの中性点と前記第2相間コンデンサの中性点に接続されているノイズフィルタ。
  7. 前記第1相間コンデンサの接続位置と前記電源の間、あるいは前記第2相間コンデンサの前記電源ラインとの接続位置と前記負荷の間のいずれか、あるいは両方にコモンモードチョークコイルを直列接続した請求項6記載のノイズフィルタ。
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