JP2015053151A - 電力供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる電力供給システムを提供する。
【解決手段】負荷追従機能を有して発電可能な燃料電池20と、前記燃料電池20で発電された電力を充放電可能な蓄電装置30と、前記燃料電池20の発電及び前記蓄電装置30の充放電を制御する制御装置50と、を具備し、前記燃料電池20及び前記蓄電装置30からの電力を負荷へと供給する電力供給システムであって、蓄電装置30は、前記負荷の消費電力に基づいて、前記燃料電池20が発電する電力を、少なくとも2つ以上設定される所定の定格電力のうち何れかとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給する電力供給システムの技術に関する。
従来、発電可能な燃料電池と、前記燃料電池で発電された電力を充放電可能な蓄電装置と、前記燃料電池の発電及び前記蓄電装置の充放電を制御する制御装置と、を具備し、前記燃料電池及び前記蓄電装置からの電力を負荷へと供給する電力供給システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の電力供給システム(エネルギー管理システム)は、発電可能な燃料電池と、前記燃料電池で発電された電力を充放電可能な蓄電装置(蓄電池)と、前記燃料電池の発電及び前記蓄電装置の充放電を制御する制御装置(エネルギー管理装置)と、を具備し、前記燃料電池及び前記蓄電装置からの電力を負荷へと供給する。
そして、特許文献1に記載の電力供給システムにおいては、所定時刻において蓄電装置に充電された電力が0に近付くように、燃料電池の発電及び蓄電装置の充放電が制御装置により制御される。こうして、前記電力供給システムにおいては、蓄電装置に充電された電力を所定時間まで利用することができると共に、前記充電された電力を可及的に使い切ることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の電力供給システムにおいては、蓄電装置に充電された電力を所定時間まで利用すると共に、前記充電された電力を可及的に使い切ることを目的とした制御が行われるため、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量が考慮されず、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を抑制することができない点で不都合である。
特開2013−74689号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる電力供給システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、負荷追従機能を有して発電可能な燃料電池と、前記燃料電池で発電された電力を充放電可能な蓄電装置と、前記燃料電池の発電及び前記蓄電装置の充放電を制御する制御装置と、を具備し、前記燃料電池及び前記蓄電装置からの電力を負荷へと供給する電力供給システムであって、前記制御装置は、前記負荷の消費電力に基づいて、前記燃料電池が発電する電力を、少なくとも2つ以上設定される所定の定格電力のうち何れかとするものである。
請求項2においては、前記負荷の消費電力が所定の第一電力閾値以下である場合に、前記蓄電装置が電力を充電することにより、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記負荷の消費電力よりも大きい第一定格電力に増加させる第一の制御を行い、前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値よりも大きく、且つ所定の第二電力閾値よりも小さい場合に、前記蓄電装置が電力を充電することにより、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記第一定格電力よりも大きい第二定格電力に増加させる第二の制御を行うものである。
請求項3においては、前記第二電力閾値及び前記第二定格電力は、前記燃料電池の最大発電電力と同一の値であるものである。
請求項4においては、前記第一の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以上となる状態が所定期間継続した場合であって、且つ前記負荷の消費電力が前記第二電力閾値よりも小さい場合には、前記第二の制御を行うものである。
請求項5においては、前記第二の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以下となる状態が所定期間継続した場合には、前記第一の制御を行うものである。
請求項6においては、前記制御装置は、前記負荷の消費電力に関する情報を学習することにより、前記負荷の消費電力が前記燃料電池の最大発電電力よりも大きくなるピーク時間帯を予測可能な学習機能を有し、前記予測したピーク時間帯となる所定期間前までは、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記燃料電池の最大発電電力よりも小さい第三定格電力とする第三の制御を行い、前記予測したピーク時間帯となる所定期間前になると、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記燃料電池の最大発電電力と同一の値である第四定格電力に増加させる第四の制御を行うものである。
請求項7においては、前記第三の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第三定格電力以上となり前記蓄電装置が電力を放電した場合であって、且つ前記負荷の消費電力が前記燃料電池が発電する電力の所定割合以上である状態が所定期間継続した場合には、前記第四の制御を行うものである。
請求項8においては、前記第四の制御が1日の最後のピーク時間帯に対して行われたものであって、且つ前記最後のピーク時間帯が終了した場合には、前記蓄電装置は充放電を行わず、前記燃料電池は前記負荷追従機能により前記負荷の消費電力に追従して電力を発電するものである。
請求項9においては、前記第三定格電力は、前記ピーク時間帯以外の時間帯における前記負荷の消費電力の平均値に所定値を加算した値であるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる。
請求項2においては、負荷の消費電力に基づいて、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる。
請求項3においては、発電効率の高い燃料電池の最大発電電力の値を第二電力閾値及び第二定格電力として用いることで、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる。
請求項4においては、第一の制御が行われているときに負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合には、第二の制御を行うことができる。
請求項5においては、第二の制御が行われているときに負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合には、第一の制御を行うことができる。
請求項6においては、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる。
請求項7においては、第三の制御が行われているときに負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合には、第四の制御を行うことができる。
請求項8においては、1日の最後のピーク時間帯を過ぎた後は、負荷追従機能により余分な電力を蓄電装置に充電させないことができる。
請求項9においては、燃料電池の発電に使用する燃料の使用量を、より可及的に抑制しながら、燃料電池及び蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる。
本発明の一実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。 同じく、第一の供給態様における制御装置の処理を示したフローチャート。 同じく、第二の供給態様における制御装置の処理を示したフローチャート。 同じく、制御装置が学習機能を使用することにより予測した、1日内における所定時間ごとの負荷の消費電力を示したグラフ。 同じく、第三の供給態様における制御装置の処理を示したフローチャート。 同じく、図5の続きを示したフローチャート。
以下では、図1を用いて、本発明に係る「電力供給システム」の一実施形態である電力供給システム1の構成について説明する。
電力供給システム1は、住宅等に設けられ、商用電源90や後述する燃料電池20等からの電力を図示せぬ負荷へと供給するものである。電力供給システム1は、主として、太陽光発電部10と、燃料電池20と、蓄電装置30と、分電盤40と、制御装置50と、を具備する。
太陽光発電部10は、太陽光(自然エネルギー)を利用して発電する装置である。太陽光発電部10は、太陽光パネル(PV)等により構成される。太陽光発電部10は、住宅の屋根の上等の日当たりの良い場所に設置される。太陽光発電部10は、発電した電力を出力可能に構成される。
燃料電池20は、本発明に係る「燃料電池」の一実施形態である。燃料電池20は、燃料として都市ガスを使用して発電する装置である。燃料電池20は、図示せぬ固体酸化物形燃料電池(SOFC : Solid Oxide Fuel Cell)や、制御部等により構成される。燃料電池20は、負荷の消費電力に追従した電力を発電することができる負荷追従機能を有する。なお、本実施形態において燃料電池20は、最大発電電力が700Wに設定される。燃料電池20は、図示せぬ貯湯ユニットを具備し、発電時に発生する熱を用いて当該貯湯ユニット内で湯を沸かすことができる。
蓄電装置30は、本発明に係る「蓄電装置」の一実施形態である。蓄電装置30は、燃料電池20等からの電力を充電可能であって、当該充電した電力を放電可能な装置である。蓄電装置30は、電力を充放電可能なリチウムイオン電池や、供給されてくる交流電力を整流して前記蓄電池に充電させる充電器、前記蓄電池からの直流電力を交流電力に変換して出力するインバータ、制御部等により構成される。
分電盤40は、負荷の消費電力に応じて電力の供給元から供給された電力を、当該負荷に分配するものである。分電盤40は、図示せぬ漏電遮断器や、配線遮断器、制御ユニット等により構成される。分電盤40は、電力の供給元となる商用電源90や、太陽光発電部10、燃料電池20、蓄電装置30と接続され、これらからの電力が適宜供給される。
なお、本実施形態において負荷とは、住宅において電力が消費される電化製品等に接続される回路である。負荷は、例えば部屋ごとや、エアコンのように大きな電力を消費する機器専用のコンセントごとに設けられ、それぞれ分電盤40に接続される(不図示)。
制御装置50は、本実施形態に係る「制御装置」の一実施形態である。制御装置50は、電力供給システム1内の情報を管理すると共に、当該電力供給システム1における電力の供給態様(例えば、燃料電池20の発電や蓄電装置30の充放電等)を制御するものである。制御装置50は、RAMやROM等の記憶部や、CPU等の演算処理部等により構成される。制御装置50の前記記憶部には、電力供給システム1における電力の供給態様に関する情報が予め記憶されている。また、制御装置50には、所定の時間計測に使用される図示せぬタイマカウンタが設けられる。また、制御装置50は、負荷の消費電力に関する情報を学習する学習機能を有する。
なお、制御装置50は、分電盤40と電気的に接続される。制御装置50は、負荷の消費電力に関する情報を分電盤40から取得することができる。
また、制御装置50は、燃料電池20と電気的に接続される。制御装置50は、燃料電池20で発電された電力に関する情報を取得することができる。また、制御装置50は、燃料電池20の運転(発電)を制御することができる。
また、制御装置50は、蓄電装置30と電気的に接続される。制御装置50は、蓄電装置30で充放電された電力に関する情報を取得することができる。また、制御装置50は、蓄電装置30の運転(電力の充放電)を制御することができる。
なお、本発明に係る「制御装置」の構成は、制御装置50の構成に限定するものではない。例えば、本発明に係る「制御装置」は、蓄電装置30の制御部や、燃料電池20の制御部により構成されるものであってもよい。
また、本実施形態に係る制御装置50は学習機能を有するものとしたが、これに限定するものではない。例えば、学習機能は、燃料電池20や蓄電装置30が有する構成としてもよい。
以下では、電力供給システム1における電力の供給態様について、簡単に説明する。
なお、本実施形態において、以下の説明における電力の流通方向の変更は、制御装置50により制御される。しかしながら、図示せぬホームサーバ等の制御手段により制御される構成とすることや、図示せぬスイッチ部やパワーコンディショナが有する制御部によりそれぞれ制御される構成とすることが可能であり、本発明はこれを限定するものではない。
商用電源90からの電力や、太陽光発電部10で発電された電力、燃料電池20で発電された電力は、それぞれ分電盤40に供給され、当該分電盤40により負荷に分配される。こうして、住宅の居住者は、商用電源90だけでなく、太陽光発電部10や燃料電池20で発電された電力によって、照明を点灯したり、電化製品を使用したりすることができる。なお、本実施形態においては、燃料電池20で発電された電力が、他の電力に優先して分電盤40に供給されるように設定される。
なお、燃料電池20で発電された電力だけで負荷の消費電力がまかなえる場合には、商用電源90や太陽光発電部10からの電力を使用しないことも可能である。これによって、商用電源90からの買電を減らし、電力料金を節約することができる。また、太陽光発電部10で発電された電力を商用電源90に逆潮流させて売電し、経済的な利益を得ることができる。
また、商用電源90からの電力や、太陽光発電部10で発電された電力は、適宜の時間帯に蓄電装置30に充電される。なお、充電する時間帯は、居住者の任意に設定することができる。
例えば深夜の時間帯に商用電源90からの電力を充電するように設定すれば、料金の安い深夜電力を蓄電装置30に充電することができる。また、太陽光が十分に照射される昼間の時間帯に太陽光発電部10で発電された電力を充電するように設定すれば、自然エネルギー(太陽光)を利用して発電された電力を蓄電装置30に充電することができる。
また、商用電源90からの電力や太陽光発電部10で発電された電力だけでなく、蓄電装置30に充電された電力を分電盤40に供給することも可能である。すなわち、蓄電装置30が充電した電力を放電すると、当該放電した電力が分電盤40に供給される。なお、蓄電装置30から分電盤40に電力を供給するタイミングは、任意に設定することができる。
例えば深夜の時間帯に商用電源90からの電力を充電すると共に、住宅に居住者が不在であり負荷の消費電力が比較的少ない昼間の時間帯に太陽光発電部10で発電された電力を蓄電装置30に充電するように設定する。そして、居住者が住宅に帰宅してから就寝するまでの夜間の時間帯に、蓄電装置30に充電された電力を分電盤40に供給するように設定する。これによって、料金の安い深夜電力を夜間の時間帯に使用できると共に、商用電源90からの買電を減らすことができ、ひいては電力料金を節約することができる。
このように、電力供給システム1においては、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給する等、種々の電力の供給態様が設定されている。
なお、本実施形態において、電力供給システム1における電力の供給態様のうち、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給する電力の供給態様は、複数種類(3種類)設けられる。以下では、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給する3種類の電力の供給態様を、第一の供給態様と、第二の供給態様と、第三の供給態様と、それぞれ称する。第一の供給態様、第二の供給態様及び第三の供給態様は、住宅の居住者により任意に設定される。
第一の供給態様、第二の供給態様及び第三の供給態様においては、燃料電池20で発電される電力は、予め設定された2つの定格電力のうち、負荷の発電電力に基づいた何れかとなるように設定される。
以下では、第一の供給態様における制御装置50の処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
ステップS101において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W以下であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W以下であると判定した場合には、ステップS102へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W以下ではないと判定した場合には、ステップS103へ移行する。
なお、本実施形態に係る「300W」は、本発明に係る「第一電力閾値」の一実施形態である。本発明に係る「第一電力閾値」は、300Wに限定するものではない。
ステップS102において、制御装置50は、燃料電池20で発電される電力が400Wとなるように、蓄電装置30に電力を充電させる。
具体的には、例えば現在の負荷の消費電力が250Wである場合に、150Wの電力を充電するように蓄電装置30を制御する。こうして、250Wの電力が分電盤40に供給されると共に150Wの電力が蓄電装置30に供給されるため、燃料電池20は必要に応じた電力として400Wの電力を発電する。すなわち、蓄電装置30に電力を充電することにより、燃料電池20が発電する電力を負荷の消費電力(250W)よりも大きい400Wに増加させる。
制御装置50は、ステップS102の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
なお、本実施形態に係る「400W」は、本発明に係る「第一定格電力」の一実施形態である。本発明に係る「第一定格電力」は、400Wに限定するものではなく、具体的には負荷の消費電力よりも大きい電力であればよい。
また、本実施形態に係るステップS102の処理は、本発明に係る「第一の制御」の一実施形態である。
ステップS103において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が700W以上であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が700W以上であると判定した場合には、ステップS105へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が700W以上ではないと判定した場合には、ステップS104へ移行する。
なお、本実施形態に係る「700W」は、本発明に係る「第二電力閾値」の一実施形態である。本発明に係る「第二電力閾値」は、700Wに限定するものではない。
ステップS104において、制御装置50は、燃料電池20で発電される電力が700Wとなるように、蓄電装置30に電力を充電させる。
具体的には、例えば現在の負荷の消費電力が500Wである場合に、200Wの電力を充電するように蓄電装置30を制御する。こうして、500Wの電力が分電盤40に供給されると共に200Wの電力が蓄電装置30に供給されるため、燃料電池20は必要に応じた電力として700Wの電力を発電する。すなわち、蓄電装置30に電力を充電することにより、燃料電池20が発電する電力を400W(第一定格電力)よりも大きい700Wに増加させる。
制御装置50は、ステップS104の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
なお、本実施形態に係る「700W」は、本発明に係る「第二定格電力」の一実施形態である。本発明に係る「第二定格電力」は、700Wに限定するものではなく、具体的には第一定格電力(400W)よりも大きい電力であればよい。
また、本実施形態に係るステップS104の処理は、本発明に係る「第二の制御」の一実施形態である。
ステップS105において、制御装置50は、蓄電装置30を放電して必要に応じた電力を分電盤40に供給する。
具体的には、例えば現在の負荷の消費電力が800Wである場合に、100Wの電力を放電するように蓄電装置30を制御する。こうして、700Wの電力が燃料電池20から分電盤40に供給されると共に100Wの電力が蓄電装置30から分電盤40に供給されるため、負荷の消費電力がまかなえることとなる。
制御装置50は、ステップS105の処理を行った後、再びステップS101へ移行する。
以上のように、第一の供給態様における制御装置50の処理においては、燃料電池20で発電される電力は、予め設定された400W(第一定格電力)又は700W(第二定格電力)のうち、負荷の発電電力に基づいて何れかとなるように設定される。
具体的には、負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下である場合に、蓄電装置30が電力を充電することにより、燃料電池20が発電する電力を負荷の消費電力よりも大きい400W(第一定格電力)に増加させる。また、負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)よりも大きく、且つ700W(第二電力閾値)よりも小さい場合に、蓄電装置30が電力を充電することにより、燃料電池20が発電する電力を300W(第一定格電力)よりも大きい700W(第二定格電力)に増加させる。
こうして、負荷の消費電力に基づいて2つの定格電力(第一定格電力及び第二定格電力)から適当な定格電力が選択されるため、例えば燃料電池20で発電される電力が1つの定格電力(例えば、燃料電池20の最大発電電力である700W)となる場合と比べて、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができる。
なお、第二電力閾値及び第二定格電力は、本実施形態に係る構成と同様に、燃料電池20の最大発電電力と同一の値(700W)であることが望ましい。
こうして、発電効率の高い燃料電池20の最大発電電力の値(700W)を第二電力閾値及び第二定格電力として用いることで、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができる。
以下では、第二の供給態様における制御装置50の処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
なお、第二の供給態様における制御装置50の処理においては、その一部が第一の供給態様における制御装置50の処理と同一である。以下では、第二の供給態様における制御装置50の処理において、第一の供給態様における制御装置50の処理と同一である部分(ステップS101からステップS105まで)についてはその説明を適宜省略するものとする。
ステップS102から移行したステップS201において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上であると判定した場合には、ステップS202へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上ではないと判定した場合には、再びステップS102へ移行する。
ステップS202において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測を開始する。
制御装置50は、ステップS202の処理を行った後、ステップS203へ移行する。
ステップS203において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上である状態が5分間継続したか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上である状態が5分間継続したと判定した場合、すなわち現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上である状態のままタイマカウンタによる時間計測が5分を経過した場合には、ステップS103へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上である状態が5分間継続しなかったと判定した場合、すなわちタイマカウンタによる時間計測が5分を経過する前に現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上である状態が変更された場合には、ステップS204へ移行する。
なお、ステップS203における「5分間」は、本発明に係る「前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以上となる状態が所定期間継続した場合」における「所定期間」の一実施形態である。本発明に係る当該「所定期間」は、5分間に限定するものではなく、任意の期間とすることができる。
ステップS204において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測をリセットする。
制御装置50は、ステップS204の処理を行った後、再びステップS201へ移行する。
ステップS104から移行したステップS210において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下であると判定した場合には、ステップS211へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下ではないと判定した場合には、再びステップS103へ移行する。
ステップS211において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測を開始する。
制御装置50は、ステップS211の処理を行った後、ステップS212へ移行する。
ステップS212において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下である状態が5分間継続したか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下である状態が5分間継続したと判定した場合、すなわち現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下である状態のままタイマカウンタによる時間計測が5分を経過した場合には、再びステップS102へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下である状態が5分間継続しなかったと判定した場合、すなわちタイマカウンタによる時間計測が5分を経過する前に現在の負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下である状態が変更された場合には、再びステップS213へ移行する。
なお、ステップS212における「5分間」は、本発明に係る「前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以下となる状態が所定期間継続した場合」における「所定期間」の一実施形態である。本発明に係る当該「所定期間」は、5分間に限定するものではなく、任意の期間とすることができる。
ステップS213において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測をリセットする。
制御装置50は、ステップS213の処理を行った後、再びステップS103へ移行する。
以上のように、第二の供給態様における制御装置50の処理においては、燃料電池20で発電される電力が400W(第一定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御が行われているときに、負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以上となる状態が5分間継続した場合であって、且つ負荷の消費電力が700W(第二電力閾値)よりも小さい場合には、燃料電池20で発電される電力が700W(第二定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御を行うものである。
こうして、燃料電池20で発電される電力が400W(第一定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御が行われているときに、短期間の間に前記状態が解消されることがなかった場合(負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合)に、燃料電池20で発電される電力が700W(第二定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御を行うことができる。すなわち、短期間に蓄電装置30の充電と発電とを交互に繰り返し行い蓄電装置30の運転が煩雑となることを防止することができる。
また、燃料電池20で発電される電力が700W(第二定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御が行われているときに、負荷の消費電力が300W(第一電力閾値)以下となる状態が5分間継続した場合には、燃料電池20で発電される電力が400W(第一定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御を行うものである。
こうして、燃料電池20で発電される電力が700W(第二定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御が行われているときに、短期間の間に前記状態が解消されることがなかった場合(負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合)に、燃料電池20で発電される電力が400W(第一定格電力)となるように蓄電装置30に電力を充電させる制御を行うことができる。すなわち、短期間に蓄電装置30の充電と発電とを交互に繰り返し行い蓄電装置30の運転が煩雑となることを防止することができる。
以下では、第三の供給態様における制御装置50の処理について、図4と、図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。
なお、第三の供給態様においては、第一の供給態様及び第二の供給態様における2つの定格電力(第一定格電力及び第二定格電力)とは異なる2つの定格電力(後述する第三定格電力及び第四定格電力)が予め設定される。
また、第三の供給態様における制御装置50の処理においては、第一の供給態様及び第二の供給態様とは異なり、制御装置50の学習機能が使用される。
具体的には、制御装置50は、例えば数日間にわたって負荷の消費電力に関する情報を学習することにより、所定期間(本実施形態においては、1日)内における所定時間ごとの負荷の消費電力(負荷の消費電力の推移)を予測する。そして、制御装置50は、予測した所定時間ごとの負荷の消費電力に基づいて、1日内(0時から24時まで)において燃料電池20が発電する電力が予め設定された2つの定格電力のうち何れかとなるように当該燃料電池20の発電や蓄電装置30の充放電を制御する。
ここで、図4は、制御装置50が学習機能を使用することにより予測した、1日内における所定時間ごとの負荷の消費電力(負荷の消費電力の推移)を示したグラフである。図4のグラフにおいては、(1日内における)0時から24時までにおける所定時間ごとの負荷の消費電力の予測を示している。
図4のグラフ(本実施形態に係る負荷の消費電力の予測)においては(1)7時から9時40分まで、(2)17時から23時30分まで、の2つの時間帯において、負荷の消費電力が概ね700W(すなわち、燃料電池20の最大発電電力)よりも大きくなる。以下では、これらの時間帯を「ピーク時間帯」と称する。また、(1)7時から9時40分までのピーク時間帯を「ピーク時間帯A」と、(2)17時から23時30分までのピーク時間帯を「ピーク時間帯B」と、それぞれ称する。
なお、本実施形態に係る2つの時間帯(「ピーク時間帯A」及び「ピーク時間帯B」)は、本発明に係る「ピーク時間帯」の一実施形態である。本発明に係る「ピーク時間帯」は、本実施形態に係る構成に限定するものではない。すなわち、本発明に係る「ピーク時間帯」は、住宅の居住者の生活パターンに基づいて予測されるものであるため、当該居住者ごとに異なるものとして設定される。
また、図4のグラフ(本実施形態に係る負荷の消費電力の予測)において、ピーク時間帯A及びピーク時間帯B以外の時間帯における負荷の消費電力の平均値は、300Wであるものとする。
ステップS301において、制御装置50は、現在の時間がピーク時間帯となる30分前であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の時間がピーク時間帯となる30分前であると判定した場合、具体的には6時30分(ピーク時間帯Aとなる30分前)又は16時30分(第一ピーク時間帯Bとなる30分前)であると判定した場合には、ステップS321へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の時間がピーク時間帯となる30分前ではないと判定した場合、具体的には6時30分(ピーク時間帯Aとなる30分前)及び16時30分(第一ピーク時間帯Bとなる30分前)ではないと判定した場合には、ステップS302へ移行する。
ステップS302において、制御装置50は、燃料電池20が発電する電力を第三定格電力(350W)と設定する。
制御装置50は、ステップS302の処理を行った後、ステップS303へ移行する。
なお、本実施形態に係る「350W」は、本発明に係る「第三定格電力」の一実施形態である。本発明に係る「第三定格電力」は、350Wに限定するものではなく、具体的には燃料電池20の最大発電電力(700W)よりも小さい電力であればよい。
ステップS321において、制御装置50は、燃料電池20が発電する電力を第四定格電力(700W)と設定する。
制御装置50は、ステップS321の処理を行った後、ステップS322へ移行する。
なお、本実施形態に係る「700W」は、本発明に係る「第四定格電力」の一実施形態である。本発明に係る「第四定格電力」は、燃料電池20の最大発電電力(700W)と同一の値であればよい。
このように、第三の供給態様においては、まず現在の時間がピーク時間帯となる30分前であるか否かに基づいて、制御装置50が発電する電力として、所定の定格電力である第三定格電力又は第四定格電力の何れかが設定される。
ステップS303において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以上であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以上であると判定した場合には、ステップS305へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以上ではないと判定した場合には、ステップS304へ移行する。
ステップS304において、制御装置50は、蓄電装置30への電力の充電を開始する。すなわち、蓄電装置30が電力を充電することにより、燃料電池20で発電される電力を増加させ、当該発電される電力を350W(第三定格電力)に近付ける。
制御装置50は、ステップS304の処理を行った後、再びステップS301へ移行する。
ステップS305において、制御装置50は、蓄電装置30を放電して必要に応じた電力を分電盤40に供給する。すなわち、蓄電装置30から放電した電力を分電盤40に供給することにより、燃料電池20が発電した電力だけではまかなえない電力を補う。
制御装置50は、ステップS305の処理を行った後、ステップS306へ移行する。
ステップS306において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が、現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が、現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上であると判定した場合には、ステップS309へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が、現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上ではないと判定した場合には、ステップS307へ移行する。
なお、本実施形態に係る「現在の燃料電池20が発電する電力の8割」における「8割」は、本発明に係る「前記燃料電池が発電する電力の所定割合」における「所定割合」の一実施形態である。本発明に係る「所定割合」は、8割に限定するものではなく、任意に設定することができる。
ステップS307において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下であると判定した場合には、ステップS308へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下ではないと判定した場合には、再びステップS306へ移行する。
ステップS308において、制御装置50は、蓄電装置30の放電を停止して分電盤40への電力の供給を停止する。
制御装置50は、ステップS308の処理を行った後、再びステップS302へ移行する。
なお、本実施形態に係るステップS303、S305、S308の処理は、本発明に係る「第三の制御」の一実施形態である。
ステップS306から移行したステップS309において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測を開始する。
制御装置50は、ステップS309の処理を行った後、ステップS310へ移行する。
ステップS310において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上である状態が5分間継続したか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上である状態が5分間継続したと判定した場合、すなわち現在の負荷の消費電力が現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上である状態のままタイマカウンタによる時間計測が5分を経過した場合には、ステップS312へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上である状態が5分間継続しなかったと判定した場合、すなわちタイマカウンタによる時間計測が5分を経過する前に、現在の負荷の消費電力が現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上である状態が変更された場合には、ステップS311へ移行する。
なお、ステップ310における「5分間」は、本発明に係る「前記負荷の消費電力が前記燃料電池が発電する電力の所定割合以上である状態が所定期間継続した場合」における「所定期間」の一実施形態である。本発明に係る当該「所定期間」は、5分間に限定するものではなく、任意の期間とすることができる。
ステップS311において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測をリセットする。
制御装置50は、ステップS311の処理を行った後、再びステップS306へ移行する。
ステップS312において、制御装置50は、燃料電池20が発電する電力を700W(第四定格電力)と設定する。
制御装置50は、ステップS312の処理を行った後、ステップS324へ移行する。
なお、本実施形態に係るステップS312からステップS324へと移行する制御装置50の処理は、本発明に係る「第四の制御」の一実施形態である。
ステップS321から移行したステップS322において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が、700W(第四定格電力)以上であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が、700W(第四定格電力)以上であると判定した場合には、ステップS323へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が、700W(第四定格電力)以上ではないと判定した場合には、ステップS324へ移行する。
ステップS323において、制御装置50は、蓄電装置30を放電して必要に応じた電力を分電盤40に供給する。すなわち、蓄電装置30から放電した電力を分電盤40に供給することにより、燃料電池20が発電した電力だけではまかなえない電力を補う。
制御装置50は、ステップS323の処理を行った後、ステップS325へ移行する。
ステップS324において、蓄電装置30への電力の充電を開始する。すなわち、蓄電装置30が電力を発電することにより、燃料電池20で発電される電力を増加させ、当該発電される電力を700W(第四定格電力)に近付ける。
制御装置50は、ステップS324の処理を行った後、ステップS325へ移行する。
ステップS325において、制御装置50は、現在の時間が、1日の最後のピーク時間帯(すなわち、ピーク時間帯B)の終了後であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の時間が、1日の最後のピーク時間帯(すなわち、ピーク時間帯B)の終了後であると判定した場合には、ステップS341へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の時間が、1日の最後のピーク時間帯(すなわち、ピーク時間帯B)の終了後ではないと判定した場合には、ステップS326へ移行する。
なお、本実施形態に係る「ピーク時間帯B」は、本発明に係る「1日の最後のピーク時間帯」の一実施形態である。すなわち、本実施形態において、ピーク時間帯Bを経過した後(すなわち、23時30分から24時まで)には、負荷の消費電力が概ね700W(すなわち、燃料電池20の最大発電電力)よりも大きくなる時間帯はない。
ステップS341において、制御装置50は、蓄電装置30の充放電は行わず、負荷追従機能により負荷の消費電力に追従して燃料電池20の発電を行う。
制御装置50は、ステップS341の処理を行ったと、ステップS342へ移行する。
ステップS342において、制御装置50は、第三の供給態様における処理が開始されてから(0時から)24時間が経過したか否か、すなわち現在の時間が24時であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、第三の供給態様における処理が開始されてから(0時から)24時間が経過したと判定した場合、すなわち現在の時間が24時であると判定した場合には、再びステップS301へ移行する。
一方、制御装置50は、第三の供給態様における処理が開始されてから(0時から)24時間が経過していないと判定した場合、すなわち現在の時間が24時ではないと判定した場合には、再びステップS341へ移行する。
ステップS325から移行したステップS326において、制御装置50は、燃料電池20で発電される電力が1回でも700W(第四定格電力)となったか否かを判定する。
そして、制御装置50は、燃料電池20で発電される電力が1回でも700W(第四定格電力)となったと判定した場合には、ステップS327へ移行する。
一方、制御装置50は、燃料電池20で発電される電力が1回でも700W(第四定格電力)となっていないと判定した場合には、再びステップS322へ移行する。
ステップS327において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下であるか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下であると判定した場合には、ステップS328へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下ではないと判定した場合には、再びステップS322へ移行する。
ステップS328において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測を開始する。
制御装置50は、ステップS328の処理を行った後、ステップS329へ移行する。
ステップS329において、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下である状態が5分間継続したか否かを判定する。
そして、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下である状態が5分間継続したと判定した場合、すなわち現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下である状態のままタイマカウンタによる時間計測が5分を経過した場合には、再びステップS302へ移行する。
一方、制御装置50は、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下である状態が5分間継続していないと判定した場合、すなわちタイマカウンタによる時間計測が5分を経過する前に、現在の負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以下である状態が変更された場合には、ステップS330へ移行する。
ステップS330において、制御装置50は、タイマカウンタによる時間計測をリセットする。
制御装置50は、ステップS330の処理を行った後、再びステップS327へ移行する。
以上のように、第三の供給態様における制御装置50の処理においては、燃料電池20で発電される電力は、予め設定された350W(第三定格電力)又は700W(第四定格電力)のうち、予測した所定時間ごとの負荷の消費電力に基づいて何れかとなるように設定される。
具体的には、制御装置50は、負荷の消費電力に関する情報を学習することにより、負荷の消費電力が燃料電池20の最大発電電力(700W)よりも大きくなるピーク時間帯を予測可能な学習機能を有し、予測したピーク時間帯A及びピーク時間帯Bとなる30分前までは、燃料電池20が発電する電力を、350W(第三定格電力)とする制御を行い、予測したピーク時間帯A及びピーク時間帯Bとなる30分前になると、燃料電池20が発電する電力を、燃料電池20の最大発電電力と同一の値である700W(第四定格電力)に増加させる制御を行う。
こうして、ピーク時間帯となる30分前から、燃料電池20で発電する電力を、それまでの最大発電電力よりも小さい電力から最大発電電量へと増加させることができる。すなわち、負荷の消費電力が比較的小さいピーク時間帯以外の時間帯では、燃料電池20で発電する電力を最大発電電力とせずに当該最大発電電力よりも小さい電力とするため、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制することができる。
すなわち、電力供給システム1では、従来の電力供給システム(例えば、燃料電池20で発電される電力が1つの定格電力となるシステムや、負荷追従機能により負荷に常時追従して発電するシステム)と比べて、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができ、ひいては住宅の光熱費を抑制することができる。
また、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制することができるため、二酸化炭素排出量を可及的に抑制することができる。
また、燃料電池20が発電する電力を350W(第三定格電力)とする制御が行われているときに、負荷の消費電力が350W(第三定格電力)以上となり蓄電装置30が電力を放電した場合であって、現在の負荷の消費電力が現在の燃料電池20が発電する電力の8割以上である状態が5分間継続した場合には、燃料電池20が発電する電力を700W(第四定格電力)とする制御を行う。
こうして、燃料電池20が発電する電力を350W(第三定格電力)とする制御が行われているときに、短期間の間に前記状態が解消されることがなかった場合(負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合)(例えば、住宅の居住者が通常よりも大きい電力を消費する電化製品を継続して使用した場合等)に、燃料電池20が発電する電力を700W(第四定格電力)とする制御を行うことができる。すなわち、短期間に蓄電装置30の充電と発電とを交互に繰り返し行い蓄電装置30の運転が煩雑となることを防止することができる。
また、燃料電池20が発電する電力を700W(第四定格電力)とする制御がピーク時間帯Bに対して行われたものであって、且つピーク時間帯Bが終了した場合には、蓄電装置30は充放電を行わず、燃料電池20は負荷追従機能により負荷の消費電力に追従して電力を行う。
ここで、例えば負荷の消費電力がほとんど無い時間帯(本実施形態においては、ピーク時間帯B以降の時間帯)において、燃料電池20が350W(第三定格電力)を発電すると、当該発電した電力は負荷に供給されずに蓄電装置30に充電されることとなる。このような場合、蓄電装置30が特に電力を充電する必要が無ければ、当該充電した電力は無駄な電力となる。しかしながら、本実施形態においては、1日の最後のピーク時間帯であるピーク時間帯Bを過ぎた後は、負荷追従機能により余分な電力を蓄電装置30に充電させることがない。すなわち、蓄電装置30が特に電力を充電する必要が無い場合に、無駄な電力が蓄電装置30に充電されることを防止することができる。
また、第三定格電力としての350Wは、ピーク時間帯A及びピーク時間帯B以外の時間帯における負荷の消費電力の平均値(300W)に所定値(本実施形態においては、50W)を加算した値である。
こうして、ピーク時間帯A及びピーク時間帯B以外の時間帯において、負荷の消費電力が燃料電池20で発電する電力(第三定格電力としての350W)よりも大きくなることを可及的に少なくすると共に、燃料電池20で発電する電力(第三定格電力としての350W)が負荷の消費電力よりも大幅に大きくなることを可及的に少なくすることができる。すなわち、燃料電池20で発電する電力が負荷の消費電力をまかなえなくなることを可及的に防止すると共に、燃料電池20は負荷の消費電力に供給しない電力を発電することを可及的に防止することができる。
なお、本実施形態に係る「50W」は、本発明に係る「前記負荷の消費電力の平均値に所定値を加算した値」における「所定値」の一実施形態である。本発明に係る「所定値」は、50Wに限定するものでなく、任意に設定することができる。
以上のように、電力供給システム1においては、
負荷追従機能を有して発電可能な燃料電池20と、
前記燃料電池20で発電された電力を充放電可能な蓄電装置30と、
前記燃料電池20の発電及び前記蓄電装置30の充放電を制御する制御装置50と、
を具備し、
前記燃料電池20及び前記蓄電装置30からの電力を負荷へと供給する電力供給システムであって、
前記制御装置50は、前記負荷の消費電力に基づいて、前記燃料電池20が発電する電力を、少なくとも2つ以上設定される所定の定格電力のうち何れかとするものである。
このような構成により、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができる。
また、電力供給システム1においては、
前記負荷の消費電力が所定の第一電力閾値(300W)以下である場合に、
前記蓄電装置30が電力を充電することにより、前記燃料電池20が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記負荷の消費電力よりも大きい第一定格電力(400W)に増加させる第一の制御を行い、
前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値よりも大きく、且つ所定の第二電力閾値(700W)よりも小さい場合に、
前記蓄電装置30が電力を充電することにより、前記燃料電池20が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記第一定格電力よりも大きい第二定格電力(700W)に増加させる第二の制御を行うものである。
このような構成により、負荷の消費電力に基づいて、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができる。
また、電力供給システム1においては、
前記第二電力閾値及び前記第二定格電力は、前記燃料電池の最大発電電力と同一の値(700W)であるものである。
このような構成により、発電効率の高い燃料電池20の最大発電電力の値(700W)を第二電力閾値及び第二定格電力として用いることで、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができる。
また、電力供給システム1においては、
前記第一の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以上となる状態が所定期間(5分間)継続した場合であって、且つ前記負荷の消費電力が前記第二電力閾値よりも小さい場合には、前記第二の制御を行うものである。
このような構成により、第一の制御が行われているときに短期間の間に前記状態が解消されることがなかった場合(負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合)には、第二の制御を行うことができる。
また、電力供給システム1においては、
前記第二の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以下となる状態が所定期間(5分間)継続した場合には、前記第一の制御を行うものである。
このような構成により、第二の制御が行われているときに短期間の間に前記状態が解消されることがなかった場合(負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合)には、第一の制御を行うことができる。
また、電力供給システム1においては、
前記制御装置50は、前記負荷の消費電力に関する情報を学習することにより、前記負荷の消費電力が前記燃料電池20の最大発電電力よりも大きくなるピーク時間帯(ピーク時間帯A及びピーク時間帯B)を予測可能な学習機能を有し、
前記予測したピーク時間帯となる所定期間(30分)前までは、前記燃料電池20が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記燃料電池20の最大発電電力よりも小さい第三定格電力(350W)とする第三の制御を行い、
前記予測したピーク時間帯となる所定期間(30分)前になると、前記燃料電池20が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記燃料電池20の最大発電電力と同一の値である第四定格電力(700W)に増加させる第四の制御を行うものである。
このような構成により、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができる。
また、電力供給システム1においては、
前記第三の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第三定格電力以上となり前記蓄電装置30が電力を放電した場合であって、且つ前記負荷の消費電力が前記燃料電池20が発電する電力の所定割合(8割)以上である状態が所定期間(5分間)継続した場合には、前記第四の制御を行うものである。
このような構成により、第三の制御が行われているときに短期間の間に前記状態が解消されることがなかった場合(負荷の消費電力の状態変化が明確となった場合)には、第四の制御を行うことができる。
また、電力供給システム1においては、
前記第四の制御が1日の最後のピーク時間帯(ピーク時間帯B)に対して行われたものであって、且つ前記最後のピーク時間帯(ピーク時間帯B)が終了した場合には、前記蓄電装置30は充放電を行わず、前記燃料電池20は前記負荷追従機能により前記負荷の消費電力に追従して電力を発電するものである。
このような構成により、1日の最後のピーク時間帯(ピーク時間帯B)を過ぎた後は、負荷追従機能により余分な電力を蓄電装置30に充電させないことができる。
また、電力供給システム1においては、
前記第三定格電力は、前記ピーク時間帯(ピーク時間帯A及びピーク時間帯B)以外の時間帯における前記負荷の消費電力の平均値(300W)に所定値(50W)を加算した値であるものである。
このような構成により、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を、より可及的に抑制しながら、燃料電池20及び蓄電装置30からの電力を負荷へと供給することができる。
また、例えば電力会社の料金体系が1カ月内で所定の使用電力(例えば、15kWh)までは一律料金である場合には、当該15kWhまでの買電電力(例えば、1日当り500Wh)となるように、燃料電池20の発電及び前記蓄電装置30の充放電を制御することにより、燃料電池20の発電に使用する燃料の使用量を可及的に抑制すると共に、余剰な熱の発生を抑制することができる。このように、燃料電池20の発電及び前記蓄電装置30の充放電を制御する場合に、電力会社の料金体系から1日当りの使用可能な電力を算出し、当該算出結果に基づいて商用電源90からの買電を調整することが望ましい。
1 電力供給システム
20 燃料電池
30 蓄電装置
40 分電盤
50 制御装置

Claims (9)

  1. 負荷追従機能を有して発電可能な燃料電池と、
    前記燃料電池で発電された電力を充放電可能な蓄電装置と、
    前記燃料電池の発電及び前記蓄電装置の充放電を制御する制御装置と、
    を具備し、
    前記燃料電池及び前記蓄電装置からの電力を負荷へと供給する電力供給システムであって、
    前記制御装置は、前記負荷の消費電力に基づいて、前記燃料電池が発電する電力を、少なくとも2つ以上設定される所定の定格電力のうち何れかとする、
    ことを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記負荷の消費電力が所定の第一電力閾値以下である場合に、
    前記蓄電装置が電力を充電することにより、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記負荷の消費電力よりも大きい第一定格電力に増加させる第一の制御を行い、
    前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値よりも大きく、且つ所定の第二電力閾値よりも小さい場合に、
    前記蓄電装置が電力を充電することにより、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記第一定格電力よりも大きい第二定格電力に増加させる第二の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記第二電力閾値及び前記第二定格電力は、前記燃料電池の最大発電電力と同一の値である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 前記第一の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以上となる状態が所定期間継続した場合であって、且つ前記負荷の消費電力が前記第二電力閾値よりも小さい場合には、前記第二の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電力供給システム。
  5. 前記第二の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第一電力閾値以下となる状態が所定期間継続した場合には、前記第一の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  6. 前記制御装置は、前記負荷の消費電力に関する情報を学習することにより、前記負荷の消費電力が前記燃料電池の最大発電電力よりも大きくなるピーク時間帯を予測可能な学習機能を有し、
    前記予測したピーク時間帯となる所定期間前までは、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記燃料電池の最大発電電力よりも小さい第三定格電力とする第三の制御を行い、
    前記予測したピーク時間帯となる所定期間前になると、前記燃料電池が発電する電力を、前記所定の定格電力のうち、前記燃料電池の最大発電電力と同一の値である第四定格電力に増加させる第四の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  7. 前記第三の制御が行われているときに、前記負荷の消費電力が前記第三定格電力以上となり前記蓄電装置が電力を放電した場合であって、且つ前記負荷の消費電力が前記燃料電池が発電する電力の所定割合以上である状態が所定期間継続した場合には、前記第四の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電力供給システム。
  8. 前記第四の制御が1日の最後のピーク時間帯に対して行われたものであって、且つ前記最後のピーク時間帯が終了した場合には、前記蓄電装置は充放電を行わず、前記燃料電池は前記負荷追従機能により前記負荷の消費電力に追従して電力を発電する、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の電力供給システム。
  9. 前記第三定格電力は、前記ピーク時間帯以外の時間帯における前記負荷の消費電力の平均値に所定値を加算した値である、
    ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の電力供給システム。
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