JP2015052874A - 表示装置、及び、表示装置の制御方法 - Google Patents

表示装置、及び、表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置の各種機能を実行する際の操作性の向上を図る。【解決手段】表示装置(プロジェクター21)は、表示面(スクリーンSC)に画像を表示する表示手段(投射ユニット3)と、表示面における操作位置を検出する検出手段(位置検出ユニット150)と、表示面における画像の表示領域の外側に操作領域が設定され、検出手段により検出された操作位置が操作領域内である場合に、当該操作領域に対応付けられた操作に関する機能を実行する制御手段(制御部103)と、操作領域に表示されているパターンを認識する認識手段(位置検出ユニット150、機能テーブル105B、制御部103)と、認識手段が認識したパターンに応じた機能情報を操作領域に対応付ける設定手段(制御部103、記憶部105)と、を備え、制御手段は、操作位置が操作領域内である場合に、操作領域に対応付けられた機能情報に基づく機能を実行する。【選択図】図6

Description

本発明は、表示面に画像を表示する表示装置、及び、表示装置の制御方法に関する。
従来、プロジェクター等の表示装置が表示する画像の特定の位置が指示体により指示された場合に、指示位置を検出し、検出した位置に対応するようにポインター等を表示する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の装置では、指示された位置を検出すると、例えば指示された位置に対応してポインターを表示し、指示位置の軌跡を示す画像を描画、表示したりして、表示面に表示された画像が制御される。
特開2004−272433号公報
しかしながら、表示装置を制御して、表示装置の各種機能を実行するためには、表示装置本体に設けられた操作ボタンや表示装置を遠隔操作するリモコン等を用いて行う必要があった。そのため、ユーザーは表示画像を制御する指示体と、表示装置を制御するリモコン等とを切り替えて使用する必要があり、操作性の向上が望まれていた。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、表示装置の各種機能を実行する際の操作性の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、表示面に画像を表示する表示手段と、前記表示面における操作位置を検出する検出手段と、前記表示面における画像の表示領域の外側に操作領域が設定され、前記検出手段により検出された前記操作位置が前記操作領域内である場合に、当該操作領域に対応付けられた操作に関する機能を実行する制御手段と、前記操作領域に表示されているパターンを認識する認識手段と、前記認識手段が認識したパターンに応じた機能情報を前記操作領域に対応付ける設定手段と、を備え、前記制御手段は、前記操作位置が前記操作領域内である場合に、前記操作領域に対応付けられた前記機能情報に基づく機能を実行することを特徴とする。
このような表示装置によれば、表示面上の操作領域内に表示されているパターンを認識する。そして、操作を行った操作領域のパターンに対応する表示装置の機能を実行することができる。
また、本発明は、上記表示装置において、前記認識手段は、前記操作領域に表示されているパターンを検出するパターン検出手段と、パターンに対応付けられた機能情報を記憶する機能記憶手段と、前記パターン検出手段が検出したパターンに対応した機能情報を前記機能記憶手段から取得する機能取得手段と、を有することを特徴とする。
このような表示装置によれば、機能記憶手段は、パターンに対応付けられた機能情報を記憶する。機能取得手段は、検出したパターンに対応した機能情報を機能記憶手段から取得する。これにより、パターンが表示された操作領域で操作が行われた際に、機能記憶手段に記憶されたパターンと機能情報に基づいて、表示装置の機能を実行することができる。
また、本発明は、上記表示装置において、前記操作位置が、前記パターン検出手段によってパターンが検出されない操作領域内である場合、前記制御手段は、機能を実行しないことを特徴とする。
このような表示装置によれば、操作位置が、パターンが検出されない操作領域である場合には、機能を実行しない。これにより、パターンが存在しない操作領域において操作が行われても誤って機能が実行されることを防止できる。
また、本発明は、上記表示装置において、前記表示領域を含む範囲を撮影する撮像手段を備え、前記検出手段は、前記撮像手段の撮影画像に基づいて前記操作位置を検出し、前記操作領域は、前記撮像手段の撮影可能領域内に設定されたことを特徴とする。
この構成によれば、表示されている画像に対する操作位置をより速やかに、かつ正確に検出できる。
また、本発明は、上記表示装置において、前記制御手段は、前記検出手段により前記操作領域に対する操作が検出された場合に、前記表示領域に表示されている画像を他の画像に切り替える切替機能、表示されている画像を静止させるフリーズ機能、画像の表示を停止するミュート機能、表示されている画像を拡大または縮小させるズーム機能、前記表示領域に表示されている画像の表示位置を変更する機能、および、前記検出手段により検出された操作位置を示す情報を前記表示装置内部で処理するモードと当該情報を外部に出力するモードとを切り替える機能のうち、少なくともいずれかを実行することを特徴とする。
この構成によれば、表示装置の操作パネルやリモコンを操作することなく、表示面上の操作領域に対する操作で、表示装置が有する種々の機能を操作することができ、操作性の向上を図ることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、表示面に画像を表示する表示手段を備える表示装置の制御方法であって、前記表示面における操作位置を検出する検出ステップと、前記表示面における画像の表示領域の外側に操作領域が設定され、前記検出ステップによって検出された前記操作位置が前記操作領域内である場合に、当該操作領域に対応付けられた操作に関する機能を実行する制御ステップと、前記操作領域に表示されているパターンを認識する認識ステップと、前記認識ステップによって認識されたパターンに応じた機能情報を前記操作領域に対応付ける設定ステップと、を備え、前記制御ステップでは、前記操作位置が前記操作領域内である場合に、前記操作領域に対応付けられた前記機能情報に基づく機能を実行することを特徴とする。
このような表示装置の制御方法によれば、表示面上の操作領域内に表示されているパターンを認識する。そして、操作を行った操作領域のパターンに対応する表示装置の機能を実行することができる。
本発明によれば、表示面上の操作領域内での操作で、操作を行った操作領域に対応する表示装置の機能を操作することができ、表示装置の各種機能を実行する操作の操作性を向上することができる。
第1の実施形態に係る表示システムの構成を示す図である。 表示システムを構成する各部の機能ブロック図である。 表示システムの動作を示すフローチャートである。 スクリーン上の操作領域の配置例と操作に対応して表示を制御する動作を説明する図であり、(A)は表示切替機能に関する例を示し、(B)はソース切換機能に関する例を示し、(C)はズーム機能に関する例を示す。 スクリーン上の操作領域の配置例と操作に対応して表示を制御する動作を説明する図であり、(A)は横スクロール機能に関する例を示し、(B)は縦スクロール機能に関する例を示し、(C)はミュート機能に関する例を示し、(D)はネットワーク接続待機機能に関する例を示し、(E)は操作ロック/解除機能に関する例を示す。 第2の実施形態に係る表示システムの機能的構成を示すブロック図である。 機能テーブルの説明図である。 マークの検出処理のフローチャートである。 指示体によって、プロジェクターの機能を実行する操作が行われた際のプロジェクターの動作を示すフローチャートである。 スクリーン上の操作領域の配置例と操作に対応して表示を制御する動作を説明する図であり、(A)はズーム機能に関する例を示し、(B)はソース切換機能に関する例を示す。 マークが印刷されたスクリーンの正面図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るプロジェクター11を用いた表示システム10の構成を示す図である。
表示装置としてのプロジェクター11は、画像供給部としてのPC(Personal Computer)13に画像信号ケーブル等により有線接続されている。PC13は、モニター144を有し、例えば、モニター144に表示中の画像と同じ画像の画像データをプロジェクター11に出力する。
プロジェクター11は、入力された画像データに基づいて、投射面(表示面)としてのスクリーンSCに表示画像を投射する。PC13から入力される画像データは動画像(映像)データおよび静止画像データのいずれであってもよく、プロジェクター11は入力される画像データに基づき動画像および静止画像のいずれも投射できる。また、プロジェクター11は、画像データを伝送する画像信号ケーブル等とは別に、USBケーブルやLANケーブル等の制御信号伝送用の通信回線によりPC13に接続され、この通信回線を介してPC13との間で制御データ等を送受信する。なお、制御信号伝送用の通信回線として無線通信回線を用いることも可能である。また、PC13とプロジェクター11とを接続する1本のケーブルに、画像データと、制御データとを重畳して伝送する構成としてもよい。
投射面(表示面)としては、壁面や床面に設置された幕または平板の他、壁面自体を使用してもよい。
図1に示すように、スクリーンSC上において、プロジェクター11が画像を投射可能な最大の範囲(領域)を表示可能領域5とする。
また、プロジェクター11には、図示は省略するが、画像供給部として、複数のPC13の他に、DVDプレーヤーやビデオレコーダー等の画像供給装置を接続することもできる。また、プロジェクター11は、画像供給部を内蔵している構成であってもよい。すなわち、プロジェクター11が内蔵する回路により、プロジェクター11が投射する画像データを生成する構成であってもよい。
プロジェクター11は、表示可能領域5内に一つの表示領域を設けて一つの画像供給装置から入力された画像データに基づく画像を表示するシングル画面表示、および、複数の表示領域6(図4参照。以下、表示領域6A、6Bという)を設けて、複数の画像供給装置から入力された画像データを、複数の表示領域6A、6Bのそれぞれに表示させるマルチ画面表示を実行できる。
表示システム10では、スクリーンSC上で、指示体70を用いて位置指示操作を行うことが可能である。指示体70は、例えばペン型のデバイスであり、ユーザーは、指示体70の軸部71を手に持って、先端をスクリーンSCに押しつけるように使用する。指示体70の先端には押圧操作を検出する操作スイッチ72が設けられ、ユーザーが指示体70の先端をスクリーンSCに押し付けた場合に、操作スイッチ72がオンになる。
プロジェクター11は、指示体70の先端位置を指示位置70Aとして検出する機能を有する。プロジェクター11は、検出した指示位置70Aの座標を示す制御データを、プロジェクター11内部の回路により処理して、例えば検出した指示位置70Aの座標に基づいて画像を描画する等の処理を行うことができる。また、プロジェクター11は、指示位置70Aの座標を示す制御データをPC13に出力することもできる。
また、プロジェクター11は、ユーザーがスクリーンSC上で指示体70の先端をスクリーンSCに押しつける操作を行った場合に、ソース切替機能、フリーズ機能、ミュート機能、ズーム機能などの各種機能を実行する。この動作については後述する。
図2は、表示システム10の機能的構成を示すブロック図である。
プロジェクター11は、PC13から入力される画像データに基づいて、スクリーンSCに画像を表示するための画像処理を実行する画像処理ユニット110と、画像処理ユニット110によって処理された画像をスクリーンSCに投射する投射ユニット(表示手段)3と、スクリーンSC上の指示体70の指示位置70Aを検出する位置検出ユニット(位置検出手段)150と、これらの各部を制御する制御部103と、を備えている。
制御部103は、図示しないCPU、不揮発性メモリー、RAM等により構成され、制御部103に接続された記憶部105に記憶されている制御プログラム105Aを読み出して実行し、プロジェクター11の各部を制御する。また、制御部103は、記憶部105に記憶された制御プログラム105Aを実行することで、位置検出ユニット150の撮影範囲(画角)すなわち撮影画像データにおける位置と、実投射領域上の位置と、画像処理部113が描画した画像上の位置との対応関係を特定するキャリブレーションを実行する。制御部103は、キャリブレーションにより特定された撮影画像上の位置と実投射領域上の位置との対応関係に基づいて、座標算出部159が用いる座標変換パラメーターを求める。座標変換パラメーターには、画像処理部113が描画した画像上の座標と、撮影画像データ上で求められた座標とを対応づけるデータ等が含まれる。座標算出部159は、この座標変換パラメーターに基づいて、撮影画像データ上で求められた座標を画像処理部113が描画した画像上の座標に変換することができる。キャリブレーションは、基本的に、プロジェクター11単体で行われ、プロジェクター11は、座標変換パラメーターを取得して、マニュアル、または、オートで実投射領域の座標系と、撮影画像の座標系との対応付けを行う。プロジェクター11は、座標算出の際には、取得した座標変換パラメーターに基づいて、撮影画像上の位置を実投射領域上の位置へと変換する。プロジェクター11は、PC13から入力された画像データ上の座標と、実投射領域上の座標との変換については、PC13から入力された画像の解像度及び実投射領域上の表示位置の情報に基づいて行う。記憶部105は、磁気的、光学的記録装置または半導体記憶素子により構成され、制御プログラム105Aを含む各種プログラム、及び、各種設定値等のデータを記憶する。
制御部103には、操作部としての操作パネル41、及び、操作部としてのリモコンの操作を検出するリモコン受光部45が接続されている。
操作パネル41は、各種スイッチ及びインジケーターランプを備え、プロジェクター11の外装筐体(図示略)に配置されている。操作パネル41のスイッチが操作されると、操作されたスイッチに対応する操作信号が制御部103に出力される。
リモコン受光部45は、プロジェクター11を操作する操作者としてのユーザーが使用するリモコン(図示略)がボタン操作に対応して送信した赤外線信号を受光する。リモコン受光部45は、上記リモコンから受光した赤外線信号を復調およびデコードし、リモコンにおける操作を示す操作信号を制御部103に出力する。
なお、プロジェクター11の操作は、指示体70、操作パネル41およびリモコンの他、PC13によっても実行できる。この場合、PC13はプロジェクター11を操作するための制御データを出力し、操作部として機能する。
制御部103は、操作パネル41、リモコン受光部45から入力される操作信号に基づいて、ユーザーの操作を検出し、この操作に従ってプロジェクター11を制御する。
投射部30は、照明光学系31、光変調装置32(光変調手段)、及び投射光学系33を備えて構成される。照明光学系31は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)等からなる光源を備える。また、照明光学系31は、光源が発した光を光変調装置32に導くリフレクター及び補助リフレクター、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群(図示略)、偏光板、或いは光源が発した光を減光させる調光素子等を備えていてもよい。
光変調装置32は、照明光学系31からの光を変調して画像光を形成する。本実施形態では、透過型液晶パネルを用いて光変調装置32を構成した場合を例に挙げる。この構成では、光変調装置32はRGBの三原色に対応した3枚の液晶パネルを有し、照明光学系31が発した光はRGBの3色の色光に分離され、各色光が対応する各液晶パネルに入射する。各液晶パネルを通過して変調された色光はクロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系33に射出される。
投射光学系33は、投射する画像の拡大・縮小および焦点の調整を行うレンズまたはレンズ群と、レンズを駆動してズームの度合いを調整するズーム調整用モーターおよびフォーカスの調整を行うフォーカス調整用モーター等を備える。
投射ユニット3は、投射部30とともに、投射光学系駆動部121、光変調装置駆動部119、及び、光源駆動部117を備えている。投射光学系駆動部121は、画像処理ユニット110の表示制御部107の制御に従って投射光学系33が備える各モーターを駆動する。光変調装置駆動部119は、表示制御部107から出力される画像信号に基づいて光変調装置32を駆動して描画を行う。光源駆動部117は、制御部103の制御に従って照明光学系31が備える光源を駆動する。
画像処理ユニット110は、PC13に接続される画像入力部104を備えている。画像入力部104は、PC13を含む各種画像供給装置が画像データを入力するインターフェイスであり、例えば、DVIインターフェイス、USBインターフェイス、LANインターフェイス、HDMI(登録商標)インターフェイス等の汎用インターフェイスを用いることができる。また、画像入力部104に、無線通信を利用して画像データを入力してもよい。また、画像入力部104が、アナログ映像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路と、VGA端子等のアナログ映像信号入力端子を備えていてもよい。また、画像入力部104がDisplayPort(商標)インターフェイスを備えていてもよく、この場合、プロジェクター11は、PC13や、PC13と同等の機能を有する携帯型デバイスが備えるDisplayPortに接続することができる。
画像処理ユニット110は、画像入力部104を介して入力された画像データを処理する表示制御部107、および、表示制御部107の制御に従って画像をフレームメモリー115に展開し、投射部30が投射する画像を生成する画像処理部113を備えている。画像処理部113は、プロジェクター11が内蔵する画像供給部として機能する。
表示制御部107は、画像入力部104を介して入力される画像データのフォーマット(フレームレート、解像度、圧縮状態)の判別等を行い、光変調装置32に表示画像を表示するために必要な処理を決定し、画像処理部113を制御して当該処理を実行する。ここで実行される処理は、例えば、フレームレート変換、インターレース/プログレッシブ変換、解像度変換、圧縮された画像データの伸張処理、立体画像データのフォーマット変換等である。画像処理部113は、表示制御部107の制御に従って、画像入力部104に入力された画像データをフレームメモリー115に展開し、上述したような各種処理を実行する。画像処理部113はフレームメモリー115に描画した処理後の画像に基づいて、この画像を表示するための所定フォーマットの画像信号を生成し、表示制御部107に出力する。表示制御部107は、画像処理部113が生成した画像信号を光変調装置駆動部119に出力する。
また、画像処理部113は、表示制御部107の制御に従って、キーストーン補正、カラーモードに対応した色調補正、画像の拡大/縮小処理等の各種の画像処理を実行することも可能である。すなわち、制御部103が、操作パネル41またはリモコン受光部45から入力された操作信号に基づいて、表示制御部107に対し、キーストーン補正の実行、表示画像の拡大/縮小処理を実行させる。表示制御部107は、キーストーン補正や表示画像の拡大/縮小処理に必要な各種パラメーターを算出し、画像処理部113を制御して、キーストーン補正や表示画像の拡大/縮小処理を実行する。
ユーザーが操作する指示体70は、上述した操作スイッチ72と、操作スイッチ72の操作状態(オン/オフ)を示す信号を出力する送信部74とを備える。送信部74は、例えば、IrDA規格に準拠した方式により操作スイッチ72のオン/オフを示す赤外線信号を送信する。
指示体70による指示位置は、上述のように位置検出ユニット150により検出される。なお、位置検出ユニット150は、1種類の指示体70を検出する構成であっても良いし、或いは、複数種類の指示体70、例えば、ペン型の操作デバイスおよびユーザーの指等、をいずれも検出できる構成であっても良い。位置検出ユニット150が複数種類の指示体70を検出できる場合には、位置検出ユニット150は、指示体70の種類を検出できる構成であっても良い。
位置検出ユニット150は、送信部74が送信する信号に基づいて操作スイッチ72の操作状態を検出する。また、位置検出ユニット150は、指示体70の先端がスクリーンSCに接触しているか否かを検出して、指示体70による位置指示操作を検出する構成であっても良い。
位置検出ユニット150による指示体70の検出は、種々の手法を採用可能である。例えば、指示体70が不図示の発光部を有し、指示体70の先端がスクリーンSCに接触した際に、当該発光部が発光する構成であっても良い。そして、位置検出ユニット150は、指示体70の発光部の発光位置を後述する撮像部153の撮影画像データ上で解析して、指示体70の指示位置70Aの座標を算出する構成であっても良い。この構成によれば、指示体70の指示位置70A及び指示体70のスクリーンSCへの接触/非接触の検出が可能となる。なお、指示体70の発光部が射出する光は、可視光である構成でも良いし、或いは、赤外光等の非可視光である構成でも良い。指示体70の発光部が非可視光を射出する場合には、撮像部153の前に赤外光だけを通す可視光カットフィルターを設ける構成であっても良い。
また、指示体70は、先端がスクリーンSCに接触した際に発光部が発光する構成の他に、先端がスクリーンSCに接触している時と、接触していない時とで、発光部の明滅(発光/非発光)パターンを変える構成であっても良い。この構成によれば、指示体70の指示位置70A及び指示体70のスクリーンSCへの接触/非接触の検出が可能となる。また、この構成によれば、指示体70の先端がスクリーンSCに接触していない状態で、指示体70がスクリーンSC上を移動する指示体70のホバリング状態を検出することも可能となる。
位置検出ユニット150は、撮像部153、撮影制御部155、受信部154、及び、位置検出処理部157を有する位置検出部151と、位置検出部151が検出した指示位置70Aの座標を算出する座標算出部159と、を備えている。
撮像部153は、投射光学系33が画像光を投射する方向を撮影するようにプロジェクター11に搭載されたデジタルカメラである。撮像部153が撮影する画角は、スクリーンSC上の表示可能領域5を含む撮像領域7となっている。撮像部153は、撮影制御部155の制御に従って撮影を実行し、撮影画像データを出力する。撮影制御部155は、制御部103の制御に従って、撮像部153を制御して撮影を実行させる。撮像部153が撮影時のズーム倍率、フォーカス、絞りの調整を行う機構を有する場合、撮影制御部155は、これらの機構を制御して予め設定された条件で撮影を実行させる。撮影後、撮影制御部155は撮像部153が出力する撮影画像データを取得して、位置検出処理部157に出力する。撮像部153から出力される撮影画像データは、RGBやYUV等の形式で表されるものであっても良く、輝度成分のみを表すものであってもよい。撮像部153が可視光以外の光(例えば赤外光)を撮影する構成であってもよい。また、撮影制御部155は、撮像部153から出力される撮影画像データをそのまま位置検出処理部157へ出力してもよく、解像度の調整や所定のファイルフォーマット(JPEG、BMPなど)への変換等を行った上で位置検出処理部157へ出力してもよい。
受信部154は、指示体70の送信部74が送信した無線信号を受信して、操作スイッチ72の操作状態を検出して、検出結果を示すデータを位置検出処理部157に出力する。位置検出処理部157は、撮像部153の撮影画像データに基づいて指示体70の指示位置70Aを検出し、受信部154から入力されるデータに基づいて操作スイッチ72の操作状態を取得する。
なお、撮像部153が赤外光を受光して撮影を行い、送信部74が赤外線信号を送信する構成とされた場合には、送信部74が送信した赤外線信号を、撮影画像データに基づいて位置検出処理部157が検出することにより、受信部154を省略することができる。
位置検出処理部157は、撮影制御部155から入力される撮影画像データを解析することにより、指示体70の先端の位置、すなわち指示位置70Aを検出する。本実施形態では、撮影制御部155の制御により撮像部153が所定時間毎に撮影を実行し、位置検出処理部157は、撮影制御部155から所定時間毎に入力される撮影画像データに基づいて指示位置70Aを検出し、操作スイッチ72のオン操作を検出したときの指示位置70Aを、操作スイッチ72の操作時の指示位置70Aとして確定する。
座標算出部159は、位置検出処理部157が検出した指示位置70Aの座標を算出する。座標算出部159が算出する座標は、指示位置70Aの撮影画像データにおける座標であり、スクリーンSCの表示画像上に仮想的に設けられた座標軸における座標である。撮影画像データにおける座標は、プロジェクター11とスクリーンSCとの距離、投射光学系33におけるズーム率、プロジェクター11の設置角度、撮像部153とスクリーンSCとの距離等の様々な要素の影響を受ける。一方、撮像部153の画角と投射光学系33の投射範囲との位置関係、撮像部153の撮影倍率、投射光学系33におけるズーム率等は既知であるため、座標算出部159は、撮影画像データとスクリーンSCに表示された表示可能領域5との対応関係を算出できる。この処理により、座標算出部159は、スクリーンSCの表示画像における指示位置70Aの座標を算出して、座標データを出力する。また、座標算出部159は、位置検出処理部157が操作スイッチ72のオン操作を検出したときの指示位置70Aの座標データには、操作スイッチ72がオンであることを示すデータを付加して出力する。
座標算出部159が出力する座標データは座標変換部160に入力される。座標変換部160は、制御部103の制御に従って座標データの変換を行う。座標データをPC13に出力する場合、座標変換部160は、座標算出部159から入力された座標データを、PC13が画像入力部104に入力する画像データのフレームにおける座標を示す座標データに変換する。この変換処理は、PC13が画像入力部104に入力する画像データの解像度や、画像処理部113により画像データに対して行った処理に基づいて実行される。また、座標データを画像処理ユニット110に出力する場合、座標変換部160は、座標算出部159から入力された座標データを、画像処理部113が描画する画像のフレームにおける座標を示す座標データへ変換する。つまり、座標変換部160は、外部接続された画像供給部であるPC13、および、プロジェクター11が内蔵する画像供給部である画像処理ユニット110に対応する座標への変換を行うことが可能であり、座標データの出力先の画像供給部に対応する座標に変換する。
座標変換部160が座標を変換する処理において必要な情報としては、例えば、画像処理部113が描画する画像の画像データの解像度、アスペクト比、光変調装置32の液晶表示パネルにおける表示サイズ、光変調装置32の液晶表示パネルにおいて画像が描画される位置等の情報がある。これらの情報は、制御部103の制御または座標変換部160の要求により、画像処理部113から座標変換部160に出力される。
座標変換部160は、画像処理ユニット110に対応して座標を変換した場合、変換後の座標データを画像処理部113に出力する。また、座標変換部160は、PC13に対応して座標を変換した場合、変換後の座標データを出力部101に出力する。つまり、変換処理の際に制御部103により指定された画像供給部に対して、変換後の座標データを出力する。
出力部101は、座標変換部160が出力した変換後の座標データをPC13に出力するインターフェイスであり、例えば、USBインターフェイス、LANインターフェイス、IEEE1394等の汎用インターフェイスで構成され、有線通信、及び、無線通信のどちらであってもよい。ここで、画像入力部104と出力部101とを統合し、物理的に一つのインターフェイス(例えば、USBインターフェイス)で出力部101と画像入力部104との両方の機能を実現してもよい。出力部101には複数のPC13が接続され、出力部101は、制御部103の制御により一つ以上のPC13を選択して、座標データを出力する。通常、出力部101は、画像入力部104に対して画像データを供給しているPC13を選択する。画像データを供給しているPC13が複数存在する場合、出力部101は、制御部103の制御に従って、これらPC13の中から一つ以上のPC13を出力先として選択する。
出力部101がPC13に出力する座標データは、各PC13において、マウス、トラックボール、デジタイザー、或いはペンタブレット等のポインティングデバイスが出力する座標データと同様のデータとして入力される。
また、出力部101が、画像処理ユニット110が備える画像処理部113に接続され、座標変換部160が出力した変換後の座標データを画像処理ユニット110に出力してもよい。
PC13において、出力部101から出力される座標データを汎用的なポインティングデバイスが出力する座標データと同等に扱う場合、これらの汎用的なポインティングデバイスに対応した汎用のデバイスドライバープログラムを利用できる。このような汎用のデバイスドライバープログラムは、通常、PC13のOS(オペレーティングシステム)の一部として予めインストールされているため、デバイスドライバープログラムのインストールを行うことなく利用できる。
このように汎用のデバイスドライバープログラムを利用する場合、専用のデバイスドライバープログラムが必要ないという利点があるが、プロジェクター11とPC13との間でやり取りできる情報は、汎用のデバイスドライバープログラムの仕様で定められた範囲に限定される。そこで、プロジェクター11に対応した専用のデバイスドライバープログラムをPC13にインストールして、このデバイスドライバープログラムによって出力部101が出力する座標データを処理してもよい。この場合、プロジェクター11とPCとの間でやり取りできる情報は、専用のデバイスドライバープログラムの仕様に応じて任意に設定することができる。
PC13は、出力部101から入力された座標データに基づいて、例えば線や図形を描画し、描画した線や図形を、プロジェクター11に出力中の画像に重ねて新たな画像データを生成し、この画像データをプロジェクター11に出力する。
画像処理部113は、座標変換部160または出力部101から入力される座標データに基づいて、フレームメモリー115に展開している表示用の画像に重ねて、例えば線や図形を描画し、描画後の画像を表示するための画像信号を生成して光変調装置駆動部119に出力する。
これにより、表示システム10では、ユーザーが指示体70の操作によって位置指示操作を行うことにより、操作した位置に対応して、スクリーンSCに表示中の画像に重ねて図形等が描画され、表示される。
次に、プロジェクター11の動作について、図3〜図5を参照して説明する。
図3は、指示体70によって、プロジェクター11の機能を実行する操作が行われた際のプロジェクター11の動作を示すフローチャートである。
位置検出処理部157は、指示体70の操作スイッチ72の操作状態がオンであることを検出すると(ステップS1)、撮影制御部155から入力された撮影画像データを解析して、指示体70による指示位置70Aを確定し(ステップS2)、確定した指示位置70Aに関する情報を制御部103に出力する。
制御部103は、位置検出処理部157により確定された指示位置70Aが、画像が表示されている表示領域内であるか否かを判定する(ステップS3)。制御部103は、指示位置70Aが表示領域内であると判定した場合には(ステップS3:Yes)、位置検出処理部157により確定した指示位置70Aの座標を、上述したように座標算出部159及び座標変換部160の機能によりPC13の入力画像データに対応する座標に変換し、変換後の座標データを出力部101からPC13に出力して(ステップS4)、位置指示操作に対応する描画等の処理を実行させる。
一方、指示位置70Aが表示領域外であると判定した場合(ステップS3:No)、制御部103は、指示位置70Aが、表示領域の外側に配置された操作領域内であるか否かを判定する(ステップS5)。制御部103は、指示位置70Aが操作領域内ではないと判定した場合には(ステップS5:No)、動作を終了する。また、制御部103は、指示位置70Aが操作領域内であると判定した場合(ステップS5:Yes)、指示位置70Aに重なる操作領域に対応づけて予め設定されたプロジェクター11の機能を実行する(ステップS6)。
図4は、スクリーンSC上の操作領域の配置例と操作に対応して表示を制御する動作を説明する図であり、(A)は表示切替機能に関する例を示し、(B)はソース切換機能に関する例を示し、(C)はズーム機能に関する例を示す。
図4(A)に示す例ではプロジェクター11がシングル画面表示を実行しており、PC13から入力される画像データに基づく画像が、表示可能領域5に配置された表示領域6に表示されている。上述のように、表示可能領域5は投射光学系33により画像を表示可能な領域である。より詳細には、投射光学系33が画像を表示可能な最大の領域、または、台形歪み補正や糸巻き型歪み補正を施した後の画像を表示可能な最大の領域である。表示可能領域5の大きさは投射光学系33のズーム率、スクリーンSCから投射光学系33までの距離、光変調装置32の液晶パネルにおいて表示に使用できる領域等により変化するが、制御部103は、撮像部153の撮影画像データから画像を検出することにより、表示可能領域5を決定できる。
表示可能領域5には、画像を表示する表示領域6が配置される。図4(A)の例では、スクリーンSCに一つの画像を表示するシングル画面表示の実行時には、一つの表示可能領域5が表示領域6に配置される。この図4(A)には表示可能領域5の全体を表示領域6とした例を示す。また、複数のPC13から供給された画像データに基づく画像をスクリーンSCに並べて表示するマルチ画面表示を実行する場合には、図4(B)に示すように、表示領域6に複数の表示領域6A、6Bが配置される。表示領域6A、6Bのアスペクト比によっては、表示可能領域5に画像が表示されない非表示領域6Cが生じる。非表示領域6Cは、図4(B)に示すマルチ画面表示の実行時に限らず、シングル画面表示の実行時にも発生し得る。
表示可能領域5の周囲には、操作領域80が配置されている。操作領域80は、表示可能領域5の下方に配置された下縁操作領域81A、81B、表示可能領域5の左右の側方に配置された側縁操作領域82A、82B、表示可能領域5の上方に配置された上縁操作領域84A、84B、表示領域6の隅部の外側に配置された下隅操作領域83A、83Bおよび上隅操作領域85A、85Bを含む。操作領域80はスクリーンSCに実際に表示されるものではなく、制御部103により仮想的に設定されるものである。また、操作領域80を構成する各操作領域は、互いに重複しないように、かつ、表示可能領域5と重ならないよう配置され、表示可能領域5と操作領域80との境界は操作領域80に含まれない。また、操作領域80の全体は、プロジェクター11が指示体70の指示位置70Aを検出可能な範囲の内部、すなわち撮像部153の撮像領域7の内部にある。図4(A)の例では撮像領域7の全体が操作領域80および表示領域6となっている。
この図4(A)の例では、撮像領域7の内部で指示体70の位置指示操作が行われた場合、指示位置70Aは、表示可能領域5の上か、或いは、操作領域80のいずれかに属する。なお、操作領域80を構成する各操作領域が離れて配置されていてもよいし、表示可能領域5と操作領域80との間が離れていてもよい。
また、上述のように非表示領域6Cが発生する場合、操作領域80は非表示領域6Cよりも外側に配置される。この場合、ユーザーが操作領域80と非表示領域6Cとの境界を認識しやすくなるように、非表示領域6Cに周縁部にガイド(例えば、直線や点)を表示してもよい。
操作領域80の各操作領域には、それぞれ、プロジェクター11の機能を割り当てることができる。指示位置70Aがいずれかの操作領域に属する場合、制御部103は、その操作領域に割り当てられた機能を実行する。
図4(A)の例では、下縁操作領域81A、81Bが、シングル画面表示とマルチ画面表示とを交互に切り替える表示切替機能に対応付けられている。シングル画面表示の実行時、下縁操作領域81A、81Bのいずれかが指示体70により操作されると、制御部103は表示状態をマルチ画面表示に切り替える。また、マルチ画面表示の実行中に下縁操作領域81A、81Bが操作されると、シングル画面表示への切り替えが行われる。マルチ画面表示中は、下縁操作領域81Aは一方の表示領域6Aに対応づけられ、下縁操作領域81Bは他方の表示領域6Bに対応づけられる。このため、下縁操作領域81Aが操作されると、表示領域6Aに表示中の画像がシングル画面表示される。同様に、下縁操作領域81Bが操作されると、表示領域6Bに表示中の画像がシングル画面表示される。
このように、指示体70により操作領域80をタップ操作することで、シングル画面表示とマルチ画面表示とを交互に切り替えさせることができる。また、複数の表示領域に画像を表示するマルチ画面表示中に、操作領域80を構成する複数の操作領域を、いずれかの表示領域に対応づけることができる。これにより、指示位置70Aが操作領域に重なる場合に、その操作領域に対応する表示領域が特定され、特定された表示領域に表示中の画像に対する機能が実行される。つまり、指示体70による1回の操作によって、実行する機能を指定するだけでなく、当該機能の実行対象の画像を指定することができる。
また、図4(B)に示すように、操作領域を、プロジェクター11に画像データを供給する画像供給装置を切替えるソース切替機能に対応付けることができる。この例では、下縁操作領域81A、81Bにソース切替機能が割り当てられ、下縁操作領域81Bに重なる位置で、指示体70のフリック操作(指示体70を横にスライドさせる操作)が行われた場合に、表示領域6Bに画像供給装置として画像データを供給しているPC13が、他のPC13に切り替えられる。例えば図2のPC13Aが出力する画像データに基づく画像を表示領域6Bに表示している間に、下縁操作領域81Bでフリック操作が行われると、PC13Bが出力する画像データに基づく画像が表示領域6Bに表示される。
この例では、操作領域80を構成する操作領域の各々が、複数の表示領域6A、6Bに対応づけられている。例えば、下縁操作領域81Aは表示領域6Aに対応し、下縁操作領域81Bは表示領域6Bに対応する。他の操作領域を表示領域6A、6Bに対応づけることも勿論可能である。
また、図4(C)に示すように、操作領域を、プロジェクター11が表示する画像の拡大/縮小を行うズーム機能の操作に対応付けることができる。
この例では、下縁操作領域81A、81Bにズーム機能が割り当てられている。ズーム機能は、拡大か縮小かを指定する操作、および、拡大率や縮小率を指定する操作等が必要になるが、この例では、指示体70による操作態様により拡大か縮小かの別と拡大率/縮小率を指定できる。
操作態様の一例として、ここでは、2つの指示体70、70を用いた操作を例示する。2つの指示体70で操作領域にタッチし、2つの指示体70、70を近づける(間隔を狭める)ように操作するとズーム機能により画像が縮小され、2つの指示体70、70を離す(間隔を拡げる)ように操作されるとズーム機能により画像が拡大される。縮小率、拡大率は、2つの指示体70、70間の距離の変化量に対応する。
図4(C)の例では、プロジェクター11は、マルチ画面表示を行っており、下縁操作領域81Aは表示領域6Aに対応し、下縁操作領域81Bは表示領域6Bに対応する。下縁操作領域81Aが操作されると表示領域6Aの画像のズーム機能が実行され、下縁操作領域81Bが操作されると表示領域6Bの画像のズーム機能が実行される。さらに、下縁操作領域81Aと下縁操作領域81Bにまたがる操作が行われると、表示領域6Aの画像および表示領域6Bの画像の両方が拡大または縮小される。
図4(C)の例では、マルチ画面表示中に下縁操作領域81Aで2つの指示体70、70が操作されることで、表示領域6Aの画像が拡大されている。また、下縁操作領域81A上の指示体70と、下縁操作領域81B上の指示体70とを離すように操作が行われた場合に、表示領域6Aの画像と表示領域6Bの画像の両方が拡大されている。
このように、プロジェクター11は、操作領域に対する操作に応じて、予め割り当てられた機能を実行でき、マルチ画面表示時には操作領域を選択することで機能の実行対象の画像を指定できる。さらに、指示体70による操作態様によって機能の実行に関する詳細なパラメーターを指定できる。
指示体70の操作態様は、複数の指示体70による上記操作に限定されず、例えば、複数回のタップ操作の組み合わせ等がある。また、マルチ画面表示を行っている際に、画像のズーム機能を実行し、表示領域6Aの画像を拡大する操作を行うと、それに伴って、表示領域6Bの画像が縮小され、且つ、表示領域6A、及び、表示領域6Bの其々対応する操作領域の範囲も画像のサイズに応じて変更される構成であっても良い。
図5は、スクリーンSC上の操作領域の配置例、及び、操作領域に対する操作に対応して表示を制御する動作を説明する図であり、図5(A)は横スクロール機能に関する例を示し、図5(B)は縦スクロール機能に関する例を示し、図5(C)はミュート機能に関する例を示し、図5(D)はネットワーク接続待機機能に関する例を示し、図5(E)は操作ロック/解除機能に関する例を示す。
図5(A)及び図5(B)に示す例では、操作領域に対して表示領域6に表示中の画像のスクロール(表示移動)機能(表示領域6に表示中の画像の位置を移動させる機能)が割り当てられている。具体的には、下縁操作領域81A、81Bに横スクロール機能が、側縁操作領域82A、82Bに縦スクロール機能が対応付けられる。図5(A)に示すように、下縁操作領域81A内でタッチ操作した指示体70を左右に移動させる操作を行うことで、表示領域6Aに表示された画像が指示体70の移動に伴って左右に移動される。また、図5(B)に示すように、側縁操作領域82B内でタッチ操作した指示体70を上下に移動させる操作により、表示領域6Bに表示された画像が指示体70の移動に伴って上下に移動される。なお、本実施形態では、縦方向の画像の移動と、横方向の画像の移動とが、異なる操作領域に割り当てられている構成としたが、これに限らず、1つの操作領域に縦方向、横方向、及び、斜め方向への画像の移動が割り当てられている構成であっても良い。
図5(C)に示す例では、操作領域に対してプロジェクター11の表示画像を消すミュート機能が対応付けられる。具体的には、下隅操作領域83Aで指示体70によるタッチ操作が行われると、投射部30による画像光の投射が停止され、表示領域6Aに表示中の画像が消される(表示が停止する)。この機能は、光変調装置32の液晶パネルにおいて該当する領域の表示を全黒とする方法や、照明光学系31が発する光を遮光する方法により実現される。なお、ミュート機能が実行された際には、表示領域に全黒を表示する他に、青画像を表示する、あるいは、ミュート状態である旨を示す画像を表示する構成とすることができる。
図5(D)に示す例では、操作領域に対してプロジェクター11とPC13との間のネットワーク接続を待機状態とするネットワーク接続待機機能が対応付けられる。下隅操作領域83Aで指示体70によるタッチ操作が行われると、表示領域6Aに表示されている画像を供給するPC13との接続状態が、待機状態に切り替えられる。待機状態では、PC13から画像が入力されないので、表示領域6Aに画像が表示されない。このため、PC13または他の画像供給装置との再接続を容易にするため、図5(D)のように、表示領域6Aにネットワークの接続情報が含まれた2次元コードを表示してもよい。また、プロジェクター11は、プロジェクター11との接続に必要な具体的な接続情報(例えば、プロジェクターのIPアドレスやSSID等)を表示しても良い。さらに、プロジェクター11が無線通信インターフェイスを介して、ネットワーク接続に必要な電波を送出してもよい。
図5(E)に示す例では、複数の操作領域を跨ぐ操作に対し、表示されている画像に対する操作をロックする操作ロック/解除機能が対応付けられる。具体的には、指示体70が下隅操作領域83Aを通過するような操作に対し、表示領域6Aの操作ロック機能が割り当てられ、下隅操作領域83Bを通過するような操作に対して表示領域6Bの操作ロック機能が割り当てられている。指示体70が側縁操作領域82Aから下隅操作領域83Aを通り、そのまま下縁操作領域81Aまで移動されると、表示領域6Aに表示される画像に対する操作がロックされ、一時的に操作不可能となる。同様の操作が再度行われると、表示領域6Aについて設定された操作のロックが解除され、操作可能となる。これらの操作は特徴的であるから、ユーザーが意図せず誤ってロック/ロック解除をしてしまうおそれがなく、操作性の向上と操作の確実性を両立できる。
このほか、例えば、上隅操作領域85Aをタッチし、続いて下隅操作領域83Aをタッチする操作に対し、入力映像を表示しないパスワードロック状態への移行および解除を割り当てることもできる。このパスワードロック状態はプロジェクター11の盗難防止のために利用され、操作パネル41やリモコンの操作により正規のパスワードを入力するか、上記操作を再度行うかのいずれかにより解除できる。
上述した例に限らず、プロジェクター11は、位置検出ユニット150により検出された指示体70の操作位置を示す情報をプロジェクター11内部で処理し、操作位置の座標に基づく処理をプロジェクター11が実行するPJインターラクティブモードと、位置検出ユニット150により検出された指示体70の操作位置を示す情報を外部のPC13に出力し、PC13に操作位置の座標に基づく処理を実行させるPCインターラクティブモードとが切替可能に構成され、PJインターラクティブモードと、PCインターラクティブモードとを、操作領域80に対する操作で切り替えることができるモード切替機能を有していても良い。
また、操作領域80の操作領域に対しては、表示領域6A、6Bに表示している画像の静止、回転、プロジェクター11の機能に関するメニュー画面のOSD表示/非表示等のプロジェクター11の各種機能を割り当てることができる。また、各操作領域に対する操作態様を組み合わせて割り当てることにより、より複雑な操作に対する割り当てを行って誤操作を防止したり、実行する機能の内容に関する設定や指示を行えるようにしたり、多種多様な機能を割り当てたりすることが可能となるので、プロジェクター11の操作性をより一層向上させることができる。なお、操作領域、操作領域において実行可能な機能、及び機能を実行するための操作のうち、少なくとも2つの関連付けは、メニュー画面上の操作によって可能である構成であっても良い。
また、プロジェクター11は、指示位置70Aが表示可能領域5の外である場合、指示位置70Aの座標をPC13に出力できない。PC13に対して出力される座標は、そのPC13が入力する画像データに対応する座標であり、表示領域6の外側は画像データの外となるからである。ここで、制御部103は、指示位置70Aが操作領域80のいずれかにあたる位置であった場合に、この操作領域を示す制御データ、或いは、この操作領域に対応づけられたプロジェクター11の機能を示す制御データを、PC13に送信してもよい。この場合、指示位置70Aによる表示可能領域5の外に対する操作に応じて、PC13に何らかの機能を実行させることが可能となる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施形態におけるプロジェクター11は、スクリーンSCに画像を表示する投射ユニット3と、スクリーンSCにおける指示体70の指示位置70Aを検出する位置検出ユニット150と、スクリーンSCにおける画像の表示領域6の外側に複数の操作領域81A、81B、82A、82B・・・が設定され、指示位置70Aが操作領域81A、81B、82A、82B・・・内である場合に、操作領域81A、81B、82A、82B・・・に対応付けられた操作に関する機能を実行する制御部103と、を備えているので、スクリーンSC上で指示体70による位置指示操作を行うことで、操作領域に対応するプロジェクター11の機能を実行させることができる。これにより、ユーザーは、プロジェクター11の操作パネル41、或いは、プロジェクター11のリモコンを操作することなく、プロジェクター11の各種の機能を操作することができ、例えば指示体70で描画等の操作を行っている場合に、リモコンに持ち替える動作等を行わずに、プロジェクター11の各種機能を実行でき、操作性の向上を図ることができる。また、表示領域6の外側に操作領域81A、81B、82A、82B・・・を設定したため、操作切替用のアイコンやツールバーを表示領域6内に表示する必要がなく、入力映像がアイコン等によって遮られることがなく、描画範囲を広げることができる。
また、外部の装置を含む複数のPC13から供給された画像データを、投射ユニット3によりスクリーンSCに設けられた複数の表示領域6A、6Bのそれぞれに表示させる画像処理ユニット110を備え、複数の操作領域81A、81B、82A、82B・・・は、各々の表示領域6A、6Bに対応付けられている。この構成によれば、スクリーンSCに複数のPC13から供給された画像データに基づく画像を並べて表示するマルチ画面表示を行う場合に、表示される各々の画像に対してスクリーンSCの操作領域81A、81B、82A、82B・・・の操作が対応づけられるため、指示体70の操作によりプロジェクター11の機能を実行させ、実行対象の画像を指定できる。これにより、ユーザーは、プロジェクター11の操作パネル41やリモコンを操作することなく、指示体70による操作でプロジェクター11の各種機能を詳細に操作することができ、操作性のより一層の向上を図ることができる。
また、プロジェクター11によれば、複数の操作領域81A、81B、82A、82B・・・に跨がる指示体70の操作が検出された場合に、当該複数の操作領域81A、81B、82A、82B・・・にまたがる操作に対応付けられた機能を実行することができる。さらに、プロジェクター11は、表示領域6A、6Bを含む範囲を撮影する撮像部153を備え、位置検出ユニット150は、撮像部153の撮影画像に基づいて指示体70の指示位置70Aを検出するので、操作領域80を表示可能領域5の外側に設定できる。これにより、表示領域6A、6Bを小さくすることなく、操作領域80を設けることができ、画像の表示サイズに影響を与えることなく、操作性の向上を図ることができる。
また、プロジェクター11は、位置検出ユニット150により、操作領域80に対する操作が検出された場合に、表示領域6A、6Bに表示された画像を供給するPC13を切り替えるソース切替機能、表示された画像を静止させるフリーズ機能、表示された画像を消去させるミュート機能、表示された画像を拡大または縮小させるズーム機能、表示領域6に表示されている画像の表示位置を変更する機能、および、位置検出ユニット150により検出された操作位置を示す情報をプロジェクター11内部で処理するモードと当該情報を外部に出力するモードとを切り替える機能のうち、少なくともいずれかを実行するので、ユーザーは、プロジェクター11の操作パネル41、或いは、プロジェクター11のリモコンを操作することなく、プロジェクター11が有する種々の機能を操作することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、操作領域に設けられたパターンであるマークを認識するプロジェクターを用いた表示システムについて説明する。なお、「パターン」は、領域を識別可能とするものであり、マーク(記号)に限らず、文字であってもよいし、模様や色であってもよい。
図6は、第2の実施形態に係る表示システム20の機能的構成を示すブロック図である。
表示システム20の構成は、プロジェクター21以外は、第1の実施形態の表示システム10と同様(図2参照)である。よって、プロジェクター21以外の説明は省略する。ここで、第1の実施形態と同一の構成部については、同一の番号を使用する。
プロジェクター21の構成は、記憶部105以外は、第1の実施形態のプロジェクター11と同様(図2参照)である。また、位置検出処理部157が行う処理内容が、第1の実施形態のプロジェクター11に対して変更されている。よって、記憶部105および位置検出処理部157以外の説明は省略する。なお、投射ユニット3が表示手段に相当し、位置検出ユニット150が、検出手段に相当し、制御部103が、制御手段に相当する。
記憶部105は、第1の実施形態の構成に加えて、機能記憶手段としての機能テーブル105Bを有している。
図7は、機能テーブル105Bの説明図である。
機能テーブル105Bは、操作領域に設けられたマークと機能の対応を表すテーブルであり、記憶部105に備えられている。図7に示すように、機能テーブル105Bでは、それぞれのマーク毎に、プロジェクター21の機能が対応付けて記憶されている。機能テーブル105Bにおける機能は、第1の実施形態のプロジェクター11が有する機能と同様としている。なお、モード切替機能とは、位置検出ユニット150により検出された操作位置を示す情報をプロジェクター21内部で処理するモードと当該情報を外部に出力するモードとを切り替える機能を表している。また、マークは、図7に示す機能テーブル105Bで表された種類に限定されず、プロジェクター21で認識可能であればどのような形状でもよい。
本実施形態では、機能テーブル105Bにおけるマークと機能の対応付けを変更することが可能である。具体的には、所定の操作によって、制御部103は、画像処理ユニット110にプロジェクター21のメニュー画面を表示させる。メニュー画面において、操作パネル41やリモコンに備わるスイッチが操作されて、機能テーブル変更項目が選択されると、プロジェクター21は、機能テーブル105Bに相当するテーブルを視覚的に表示し、機能テーブル変更モードとなる。機能テーブル変更モードにおいて、操作パネル41やリモコンに備わるスイッチを操作されると、制御部103は、マークと機能との対応付けを変更し、機能テーブル105Bに記憶することができる。
また、本実施形態では、機能テーブル105Bにおけるマークと機能の対応付けを追加することが可能である。具体的には、メニュー画面において、操作パネル41やリモコンに備わるスイッチが操作されて、機能テーブル追加項目が選択されると、プロジェクター21は、機能テーブル105Bに相当するテーブルを視覚的に表示し、機能テーブル追加モードとなる。機能テーブル追加モードにおいて、操作パネル41やリモコンに備わるスイッチが操作されると、制御部103は、マークと機能との対応付けを追加し、機能テーブル105Bに記憶することができる。
操作領域に設けられたマークは、位置検出処理部157が、撮影画像データを解析することにより検出される。位置検出処理部157は、パターンマッチング等の処理を行い、マークを検出(認識)する。位置検出処理部157が、パターン検出手段に相当する。位置検出処理部157は、検出したマークの情報を制御部103に通知する。また、座標変換部160は、マークが検出された座標情報を制御部103に通知する。制御部103は、マークの情報に基づいて、機能テーブル105Bから、対応する機能の情報を取得する。そして、制御部103は、マークが検出された座標情報に基づいて操作領域を特定する。制御部103は、マークが検出された操作領域と機能の情報とを対応付けて記憶部105等のメモリーに記憶する。位置検出ユニット150、機能テーブル105B、および制御部103が、認識手段に相当する。制御部103および記憶部105が、設定手段に相当する。
なお、本実施形態では、位置検出処理部157が撮影画像データを解析することによりマークを検出するものとしたが、撮像部153で撮影した撮影画像データを記憶部105等に保存して、制御部103が撮影画像データを解析し、マークを検出するような構成としてもよい。
ここで、マークの検出処理について、フローチャートを用いて説明する。
図8は、マークの検出処理のフローチャートである。
図8に示すマーク検出処理は、ユーザーが、リモコン操作や操作パネル41の操作を行ったタイミングで実行される。また、プロジェクター21が起動された後、定期的にマーク検出処理が実行されてもよい。
撮影制御部155は、撮像部153が撮像した撮影画像データを位置検出処理部157に出力し、位置検出処理部は、撮影画像データを解析して、マークの検出を行い、マークの情報を制御部103に通知する。さらに、座標変換部160は、マークが検出された座標情報を制御部103に通知する。(ステップS21)。なお、マークが無い場合も、マークが無い旨の情報を検出する。制御部103は、検出されたマークが、機能テーブル105Bに記憶されているマークのいずれかに該当するか否かを判断する(ステップS22)。
機能テーブル105Bに記憶されているマークに該当した場合(ステップS22:YES)、制御部103は、機能テーブル105Bから、マークに対応した機能の情報を取得する(ステップS23)。制御部103は、座標情報に基づく操作領域と、マークに対応した機能情報とを対応付けて記憶部105のメモリーに記憶する(ステップS24)。このときの制御部103が機能取得手段に相当する。
機能テーブル105Bに記憶されているマークに該当しない場合(ステップS22:NO)、制御部103は、対応する機能は無いと判断する(ステップS25)。そして、ステップS24に移行し、当該操作領域には機能無しであると対応付けて記憶する。
次に、指示体70によって、プロジェクター21の機能を実行する際の処理について、フローチャートを用いて説明する。
図9は、指示体70によって、プロジェクター21の機能を実行する操作が行われた際のプロジェクター21の動作を示すフローチャートである。
図9のフローチャートのステップS31からステップS35は、第1の実施形態の図3のフローチャートのステップS1からステップS5と同様である。よって、説明は省略する。
制御部103は、指示位置70Aが操作領域内であると判定した場合(ステップS35:YES)、指示位置70Aの操作領域に、機能が対応付けられているか否かを判定する(ステップS36)。制御部103は、指示位置70Aの操作領域に、機能が対応付けられていないと判定した場合には(ステップS36:NO)、動作を終了する。
制御部103は、指示位置70Aの操作領域に、機能が対応付けられていると判定した場合には(ステップS36:YES)、指示位置70Aに重なる操作領域に対応付けられたプロジェクター21の機能を実行する(ステップS37)。
図10は、スクリーンSC上の操作領域の配置例と操作に対応して表示を制御する動作を説明する図であり、(A)はズーム機能に関する例を示し、(B)はソース切換機能に関する例を示す。
図10(A)、(B)に示す例では、プロジェクター21がシングル画面表示を実行しており、PC13から入力される画像データに基づく画像が、表示可能領域5に配置された表示領域6に表示されている。なお、第1の実施形態と同様に、プロジェクター21は、マルチ画面表示を実行することも可能である。
表示可能領域5の周囲には、操作領域80が配置されている。操作領域80は、第1の実施形態と同様に、表示可能領域5の下方に配置された下縁操作領域81A、81B、表示可能領域5の左右の側方に配置された側縁操作領域82A、82B、表示可能領域5の上方に配置された上縁操作領域84A、84B、表示領域6の隅部の外側に配置された下隅操作領域83A、83Bおよび上隅操作領域85A、85Bを含む。
操作領域80の各操作領域には、それぞれ、マークを配置することができる。例えば、ユーザーが、スクリーンSC上にマジックのようなペンでマークを描画してもよいし、紙等で作成された物理的なオブジェクトを貼り付けてもよい。そして、このようなマークは、上述した機能テーブル105Bによって、プロジェクター21の機能が割り当てられている。指示位置70Aがいずれかの操作領域に属する場合、制御部103は、その操作領域に割り当てられた機能を実行する。
図10(A)の例では、右側縁操作領域82Bに三角マークMK1が設けられており、ズーム機能に対応付けられている。また、下縁操作領域81Aには、丸マークMK2が設けられており、ソース切替機能に対応付けられている。右側縁操作領域82Bが、指示体70により操作されると、ズーム状態が変化される。
また、図10(B)の例では、下縁操作領域81Aに重なる位置で、指示体70の操作が行われた場合に、表示領域6に画像供給装置として画像データを供給しているPC13が、他のPC13に切り替えられる。即ち、ソース切替機能が実行される。
プロジェクター21の位置検出ユニット150は、操作領域に対して指示体70によって行われる操作として、タッチ(タップ)操作だけでなく、フリック操作やスワイプ操作等も検出することが可能である。例えば、フリック操作の方向(上下方向/左右方向)によって、異なる動作を割り付けることもできる。具体的には、フリック操作の方向によって、ズーム機能のズームを拡大したり縮小したり、ソース切替機能のソース切替を昇順の入力ソースに切り替えたり、降順の入力ソースに切り替えたりすること等が可能である。
また、位置検出ユニット150により検出された指示体70の操作位置を示す情報を外部のPC13に出力し、PC13に操作位置の座標に基づく処理を実行させるPCインターラクティブモードにおいては、フリック操作の方向によって、PC13に対して、ページ送りやページ戻しなどの指示をすることも可能である。
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施形態におけるプロジェクター21は、スクリーンSCの操作領域におけるマークを検出する位置検出ユニット150と、検出されたマークに対応付けられた機能情報を機能テーブル105Bから取得して、操作領域に対応付ける制御部103と、を備えている。スクリーンSC上で指示体70による位置指示操作が行われると、制御部103は、操作領域に対応付けされたプロジェクター21の機能を実行する。これにより、ユーザーは、プロジェクター21の操作パネル41、或いは、プロジェクター21のリモコンを操作することなく、プロジェクター21の各種の機能を操作することができる。また、ユーザーは、マークを視認してその機能を判断し、指示体70によって操作領域上で操作を行うことが可能になるため、利便性が向上する。つまり、マークによって、操作領域にどのような機能が割り当てられているのかを目視で確認することができるため、使い勝手が向上する。また、操作領域に、ユーザー自らマークを描画することで、当該マークに対応付けされた機能を、当該操作領域に割り当てることが可能であるため、有益である。
また、機能テーブル105Bは、マークに対応付けられた機能情報を記憶する。そして、制御部103が、検出したマークに対応した機能情報を機能テーブル105Bから取得して、操作領域に割り付ける。これにより、マークが表示された操作領域で操作が行われた際に、操作領域に割り付けられた機能情報に基づいて、プロジェクター21の機能を実行することができる。さらに、プロジェクター21のメニュー画面の機能テーブル変更モードにおいて、操作パネル41やリモコンに備わるスイッチを操作することで、制御部103は、マークと機能との対応付けを変更し、機能テーブル105Bに記憶することができる。さらに、機能テーブル追加モードにおいて、操作パネル41やリモコンに備わるスイッチを操作することで、制御部103は、マークと機能との対応付けを追加し、機能テーブル105Bに記憶することができる。このように機能テーブル105Bを変更することが可能であり、ユーザーは、所望のマークに所望の機能を対応付けすることができるため、利便性が向上する。
また、プロジェクター21の制御部103は、指示体70による操作位置が、マークが検出されない操作領域である場合には、対応する機能が無いものとして機能を実行しない。これにより、マークが存在しない操作領域において、指示体70による誤操作が行われても機能が実行されることを防止することができるため、有益である。
なお、上記第1の実施形態および第2の実施形態は本発明を適用した具体的態様の例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、上記実施形態とは異なる態様として本発明を適用することも可能である。例えば、指示体70は、ペン型の操作デバイスである構成の他に、棒形状の操作デバイスであっても良く、位置検出処理部157は、棒形状の操作デバイスの先端がスクリーンSCに接触していることを検知して、位置指示操作のオン・オフを検知する構成であってもよい。また、指示体70は、指やレーザーポインター等のポインターであってもよい。また、複数の指示体70を備え、各々の指示体70に異なる機能を割り当てて、同一の操作領域に対する同様の操作であっても、指示体70によって異なる機能を操作することができる構成であってもよい。また、異種の指示体70との組み合わせによって、同一の操作領域に対する同様の操作であっても、異なる機能を操作することができる構成であってもよい。
また、上記第1の実施形態および第2の実施形態では、複数の操作領域の各々に異なる操作が対応付けられている構成としたが、これに限らず、1つの操作領域に複数の操作が割り当てられ、各操作が識別可能に構成されていてもよい。
また、上記第1の実施形態では、表示領域6B等に表示されている画像を他の画像に切り替える切替機能の一例として、プロジェクター11に画像データを供給する画像供給装置を切替えるソース切替機能を例示して説明したが、画像の切替機能はこれに限られない。例えば、プロジェクター11に画像データを供給する画像供給装置は切替えることなく、その画像供給装置がプロジェクター11に対して供給する画像データを変更させることによって、画像の切替機能を実現しても良い。
また、上記第1の実施形態および第2の実施形態の構成において、位置検出ユニット150が有する撮像部153及び撮影制御部155を、プロジェクター11,21に外部接続されたデジタルカメラにより代替することも可能である。この場合のデジタルカメラは、制御部103の制御により撮影を実行して撮影画像データを位置検出処理部157に出力するものであればよい。また、このデジタルカメラとプロジェクター11,21とを接続するインターフェイスとしてはUSB等の汎用インターフェイスを利用できるので、容易に実現可能である。
また、撮像部153は、非可視光(赤外光など)を撮像可能な構成であっても良く、非可視光を撮像可能な場合には、指示体70が非可視光を射出して、撮像部153が指示体70から射出された非可視光を撮像する構成や、指示体70が非可視光を反射可能な反射部を備えており、制御部103の制御によってプロジェクター11,21からスクリーンSCに対して非可視光を投射し、指示体70の反射部によって反射された非可視光を撮像部153によって撮像する構成等を採用することができる。
また、上記第1の実施形態および第2の実施形態では、表示システム10は、通常のスクリーンSCを用いるものとしたが、操作領域に予めマークが印刷されたスクリーンを用いてもよい。
図11は、マークが印刷されたスクリーンの正面図である。
図11に示すように、マークが印刷されたスクリーンSC1では、操作領域80に相当する位置に各種のマークが印刷されている。図11では、下縁操作領域81Aには丸マークMK2、下縁操作領域81Bには星マークMK3、側縁操作領域82Aには矢印マークMK6、側縁操作領域82Bには三角マークMK1、上縁操作領域84Aには四角マークMK4、上縁操作領域84BにはバツマークMK5が印刷されている。このようなマークが印刷されたスクリーンSC1を使用することで、第1の実施形態では、ユーザーはマークを目印として操作領域上で指示体70を操作し、操作領域に割り当てられた機能をプロジェクター11に実行させることができる。第2の実施形態でも、ユーザーはマークを目印として操作領域上で指示体70を操作することができる。プロジェクター21は、マークを認識し、マークに対応付けられた機能を操作領域に割り当てる。よって、ユーザーがマークを目印として操作領域上で操作を行うことで、操作領域に対応した機能を実行させることができる。このように、ユーザーは、マークを視認して所望の操作を行うことが可能になる。また、ユーザーが自らマークを描画する必要がない。そして、ユーザーが操作する際の利便性が向上する。
また、上記第1の実施形態で操作領域に割り付けられる機能、および、第2の実施形態でマークに割り付けられる機能は、ソース切替機能、ズーム機能、ミュート機能、フリーズ機能、表示位置変更機能、モード切替機能に限定されるものではない。例えば、画像を回転させる機能、スタンバイモードと通常モードとを切り替える機能等、プロジェクター11,21が備える機能であればよい。
また、上記第2の実施形態では、スクリーンSC上の右側縁操作領域82B、および、下縁操作領域81Aにマークが配置されているが、マークを配置する操作領域はこれに限定するものではない。操作領域81A,81B,82A,82B,83A,83B,84A,84B,85A,85Bのいずれの領域に配置してもよい。さらに、操作領域80を細分化して、多くの操作領域を設け、それぞれの操作領域にマークを配置してもよい。
また、上記第2の実施形態において、操作領域においてマークを検出した際に、検出したマークに対応した機能を実行してもよい。例えば、操作領域に第1の入力ソースを表すマークが設置(表示)された際に、プロジェクター21は入力ソース切替機能を実行し、第1の入力ソースを投写してもよい。これによれば、シングル画面やマルチ画面において、入力ソースを切替える際の利便性が向上する。また、操作領域に、機能を表すマークとともに、機能の実行対象を表すマークを配置可能な態様とすることも可能である。例えば、操作領域に、第1の入力ソースを表すマークがある状態で、さらにミュート機能に対応するマークを設置(表示)すると、第1の入力ソースに対してミュート機能が実行され、ミュート状態になるものとしてもよい。このような機能は、プロジェクターの他の機能にも適用することが可能である。
また、上記第1の実施形態および第2の実施形態では、光源が発した光を変調する手段として、光変調装置32がRGBの各色に対応した3枚の透過型の液晶パネルを用いた構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、反射型の液晶パネルを用いてもよいし、デジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、デジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等により構成してもよい。ここで、表示部として1枚の液晶パネルまたはDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネル及びDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成であれば問題なく採用できる。さらに、スクリーンSCの背面側から画像光を投射する背面投射型のプロジェクターとしてもよい。
また、本発明の表示装置は、スクリーンSCに画像を投射するプロジェクターに限定されず、液晶表示パネルに画像/画像を表示する液晶モニターまたは液晶テレビ、或いは、PDP(プラズマディスプレイパネル)に画像/画像を表示するモニター装置またはテレビ受像機、OLED(Organic light-emitting diode)、OEL(Organic Electro-Luminescence)等と呼ばれる有機EL表示パネルに画像/画像を表示するモニター装置またはテレビ受像機等の自発光型の表示装置など、各種の表示装置も本発明の画像表示装置に含まれる。この場合、液晶表示パネル、プラズマディスプレイパネル、有機EL表示パネルが表示手段に相当し、その表示画面が表示面に相当する。
さらに、上記実施形態の構成では、位置検出ユニット150が撮影画像データに基づいて指示体70による指示位置70Aを検出する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、表示面としてのスクリーンSC或いは他の表示方式における表示画面に、感圧式や静電容量式のタッチパネルを設け、このタッチパネルによって指示体70としてのユーザーの指や棒体等の接触を検出する構成としてもよい。また、指示体が発する赤外線信号を検出して指示位置を特定する方法や、スクリーンSC上に設けられた複数の装置により指示体までの距離を検出することで、指示位置を特定する方法を採用してもよい。
また、図2および図6に示した表示システム10,20の各機能部は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。従って、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター11,21及びPC13を含む表示システム10,20の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、上記第1の実施形態および第2の実施形態において記憶部105が記憶していた制御プログラム105Aを、プロジェクター11,21が通信ネットワークを介して接続された他の装置からダウンロードして実行してもよいし、可搬型の記録媒体に制御プログラム105Aを記録して、この記録媒体から上記各プログラムを読み取って実行する構成としてもよい。
3…投射ユニット(表示手段)、5…表示可能領域、6、6A、6B…表示領域、7…撮像領域、10、20…表示システム、11、21…プロジェクター、30…投射部、31…照明光学系、32…光変調装置、33…投射光学系、70…指示体、70A…指示位置、72…操作スイッチ、80、81A、81B、82A、82B、83A、83B、84A、84B、85A、85B…操作領域、103…制御部(制御手段)、103B…位置情報判断部、105…記憶部、105B…機能テーブル、110…画像処理ユニット(表示制御手段)、150…位置検出ユニット(検出手段)、151…位置検出部、153…撮像部、157…位置検出処理部、SC…スクリーン。

Claims (6)

  1. 表示面に画像を表示する表示手段と、
    前記表示面における操作位置を検出する検出手段と、
    前記表示面における画像の表示領域の外側に操作領域が設定され、前記検出手段により検出された前記操作位置が前記操作領域内である場合に、当該操作領域に対応付けられた操作に関する機能を実行する制御手段と、
    前記操作領域に表示されているパターンを認識する認識手段と、
    前記認識手段が認識したパターンに応じた機能情報を前記操作領域に対応付ける設定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記操作位置が前記操作領域内である場合に、前記操作領域に対応付けられた前記機能情報に基づく機能を実行することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記認識手段は、
    前記操作領域に表示されているパターンを検出するパターン検出手段と、
    パターンに対応付けられた機能情報を記憶する機能記憶手段と、
    前記パターン検出手段が検出したパターンに対応した機能情報を前記機能記憶手段から取得する機能取得手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記操作位置が、前記パターン検出手段によってパターンが検出されない操作領域内である場合、前記制御手段は、機能を実行しないことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の表示装置であって、
    前記表示領域を含む範囲を撮影する撮像手段を備え、前記検出手段は、前記撮像手段の撮影画像に基づいて前記操作位置を検出し、前記操作領域は、前記撮像手段の撮影可能領域内に設定されたことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の表示装置であって、
    前記制御手段は、前記検出手段により前記操作領域に対する操作が検出された場合に、
    前記表示領域に表示されている画像を他の画像に切り替える切替機能、表示されている画像を静止させるフリーズ機能、画像の表示を停止するミュート機能、表示されている画像を拡大または縮小させるズーム機能、前記表示領域に表示されている画像の表示位置を変更する機能、および、前記検出手段により検出された操作位置を示す情報を前記表示装置内部で処理するモードと当該情報を外部に出力するモードとを切り替える機能のうち、少なくともいずれかを実行することを特徴とする表示装置。
  6. 表示面に画像を表示する表示手段を備える表示装置の制御方法であって、
    前記表示面における操作位置を検出する検出ステップと、
    前記表示面における画像の表示領域の外側に操作領域が設定され、前記検出ステップによって検出された前記操作位置が前記操作領域内である場合に、当該操作領域に対応付けられた操作に関する機能を実行する制御ステップと、
    前記操作領域に表示されているパターンを認識する認識ステップと、
    前記認識ステップによって認識されたパターンに応じた機能情報を前記操作領域に対応付ける設定ステップと、
    を備え、
    前記制御ステップでは、前記操作位置が前記操作領域内である場合に、前記操作領域に対応付けられた前記機能情報に基づく機能を実行することを特徴とする表示装置の制御方法。
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