JP2015051876A - エレベータデバイスのための測定テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】位置検出と通信ができるテープを提供する。
【解決手段】エレベータシャフトSにおけるかご室Kの位置を決定するための測定テープ4は、エレベータシャフトSに垂直に配置され、測定テープ4が少なくとも2つのフロアにわたって延在するように設計され、マーキングユニットを含み、測定テープ4の長さに沿って延在している。点検を改善するために、測定テープ4は、キャリアテープを含み、情報を送信するための送信デバイスを有し情報信号を送信するための通信ライン/供給ラインは、測定テープ4の長さに沿って延在し、電気信号を送信するための電気ライン又は光信号を送信するためのファイバグラスラインとして設計されている。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、請求項1の前文に係るエレベータシャフトにおけるかご室の位置を決定するための測定テープ、請求項15の前文に係る周辺デバイス、及び、請求項17の前文に係るエレベータデバイスに関する。
測定テープ又はコードテープは、関連技術から知られており、前記測定テープ又はコードテープは、エレベータシャフトに沿って取り付けられて、位置マーキングを提供するため、かご室は、センサによってこれらの位置マーキングを読み取ることで、その現在位置を決定することができる。
上述のような測定テープ又はコードテープの構成は、公知・公用である。このため、ここでは特定の先行技術文献を開示しない。
本発明の目的は、簡略化された保守の可能性を提供するエレベータデバイスを提供できるようにすることである。
この目的は、請求項1、15、及び17を特徴付ける特徴によって、最初に特定された種類の測定テープ、周辺デバイス、及びエレベータデバイスに基づいて達成される。
本発明の有利な実施形態及び改良形態は、従属請求項において述べられる手段によって可能となる。
本発明に係る測定テープあるいはコードテープは、エレベータシャフトにおけるかご室の位置にマーク付けするように最初に設計され、エレベータシャフトは、少なくとも2つのフロアにわたって延在する。エレベータシャフトの長さに関して、測定テープは、少なくとも2つのフロアにわたって延在するように設計されるため、かご室は、各フロアにおいて測定テープを使用して当該かご室の位置を決定することができる。このために、測定テープは、エレベータシャフトにおける少なくとも2つの位置にマーク付けするためのマーキングユニットを有するため、かご室は、センサによってこれらのマーキングに基づいて当該かご室の現在位置を決定することができる。マーキングユニットは、測定テープの長さに沿って延在する。すなわち、マーキングユニットは、少なくとも測定テープのかなりの部分にわたって延在する。
したがって、本発明に係る測定テープは、信号を送信するための少なくとも1つの通信ラインを含む、情報を送信するための送信デバイスが設けられ、通信ラインが測定テープの長さに沿って延在するという点で区別される。信号は、具体的には、情報のキャリアとなり得る。本発明に係る測定テープは、したがって、測定テープの全長にわたって又は少なくとも測定テープの長さの広い部分にわたって延在する通信ラインを含むため、前記通信ラインはまた、フロアからフロアへと運ばれる。かご室が測定テープを明確に読み取ることができるようにするために、前記測定テープは、一般的に、かご室に対して露出される地点に取り付けられる。通信ラインを測定テープに直接取り付けるか又は前記測定テープに前記通信ラインを一体化するという本発明に係る手段によって、通信ラインは、有利には、特に容易にアクセス可能であり、また、簡単な方式でエレベータシャフトに実質的にどの地点でも遮断されるか又は接触され得る。具体的には、フロアからフロアへの通信が、この結果としてそれ故に可能である。
供給ケーブルを介して電力を相応に供給され得る、コントロールケーブルを介して制御され得る、又は、ケーブルを介してデータを転送し得る非常に多くの電気デバイス及び電子デバイスは、通常、エレベータデバイスと接続して設けられる。前記デバイスは、オペレータ制御電子機器、センサ、雰囲気制御デバイスを含む監視電子機器、照明デバイス等である。
しかしながら、安全デバイスのラインは、エレベータの安全運転及び人々の安全を保証するため、特に重要である。前記安全デバイスは、例えばドアセンサシステムと共に使用されて、閉鎖するドアに人が挟まれるのを防止する。更に、かご室の駆動装置は、例えば、ドアが開放したときにエレベータが離れ去ることが可能ではないように制御可能でなければならない。したがって、エレベータ、具体的にはその安全デバイスは、特定の方式で、連続して制御され、点検され、保守されなければならない。この点検を、簡単でかつ迅速な方法で、したがって、高いレベルのコストなしで実施できるようにするために、本発明に係る測定テープ上の対応する通信ラインは、容易にアクセス可能にされ得る。したがって、ケーブルシャフトにおける対応するラインについての複雑な探索は必要ない。本発明に係る測定テープもまた個々のフロアに沿ってルーティングされ得ることによって、各フロアからの簡単なアクセスが同様に達成されることができ、したがって、この改善されたアクセスが、点検オプションを著しく簡略化する。更に、この種のラインは、簡単に設置され、また、市販の測定テープを本発明に係る測定テープに置き換えることによって、既存のエレベータシャフトにおいて新たに使用され得る。
通信ラインは、電気ラインとして、あるいは、光信号を送信するために、例えばファイバグラスラインとして設計され得る。
実際の通信ラインに加えて、送信デバイスは、更に、電力を供給するための少なくとも1つの供給ラインも有することができ、そして、供給ラインは、具体的には、少なくとも1つの通信ラインに平行に配置され得る。有利には、対応する供給ラインに対する簡略化されたアクセスもまた、結果として保証される。
具体的には、新たに建てられた家の場合、経時的に「定着する」構造の影響が一般的に生じる。すなわち、建物は、材料負荷、建築材料の変化等によって経時的にある程度圧縮される。建物にエレベータを設置するときに最初からこの構造的影響を考慮に入れることができるように、位置マーキングは、例えば、かご室がその上に移動可能に支持されるエレベータフレームに取り付けられ得る。その理由は、フレームが、建物の「定着」のプロセスによって少なくとも直接影響を受けない、この場合、エレベータに対するマーキングの位置が変わらないからである。しかしながら、この種の手順は、建物が定着するとすぐに、フレーム上のマーキングが建物における個々のフロアの実際の位置にもはや対応しないという問題を伴い得る。
しかしながら、測定テープが、フレームに固定されるのではなく、エレベータシャフトに、具体的には、測定テープが、連続的に又は少なくとも幾つかの地点でエレベータシャフトに固定して接続される場合、測定テープは、建物が定着すると、屈曲し、変形し、又は少なくとも応力を受け得る。測定テープは、結果として損傷を受ける場合がある。更に、屈曲した測定テープは、対応する地点において不正確な方法でかご室の位置にマーキングし、場合によって、読み取り不能となり得る。したがって、測定テープを移動可能な方法で支持すること、及び、本発明の1つの変形の実施形態では、具体的には、前記測定テープを建物の天井から懸架することが有利である。建物が定着するにつれて、天井から懸架される測定テープは、同様に移動することになる。測定テープは、次に、個々の地点で固定されないが、エレベータシャフトに沿って移動し得るようにだけ支持されるため、屈曲することなく前記エレベータシャフトと共に移動し得る。位置は、その後、依然として正確に読み取られ得る。その支持デバイスと比較した測定テープの相対位置の時間プロファイルの比較を使用して、建物が定着した程度を決定し得る。
搭載デバイスを、測定テープの下側領域に追加的に設けることもでき、前記搭載デバイスは、建物が定着したときでも、測定テープが応力及び屈曲を受けないように、測定テープが支持される、好ましくは移動可能に支持されることを可能にする。
具体的には、測定テープがエレベータシャフトにおいて懸架されると、前記測定テープは、具体的にはその固有の重量による高いレベルの機械的負荷をその長さにわたって経験する。更なる機械的負荷は、測定テープが、かなり自由にアクセス可能であり、したがって、同様にエレベータシャフトにおける風の流れ及び同様にかご室の移動によってもたらされる風の流れにさらされる結果として生じる。かご室が比較的高い速度で部分的にシャフトを通って移動することが留意されるべきである。更に、かご室がエレベータシャフトの大きな部分を既に占めていることが留意されるべきである。その結果、かご室は、かご室と共に大きな質量の空気を移動させ、前記大きな質量の空気は、前記かご室が移動するにつれて、かご室の前に押し出される。これは、測定テープに作用する渦巻く空気ももたらす。これのために、本発明の1つの例示的な実施形態では、測定テープが電気ライン及び位置マーキングからなるだけでなく、安定性領域について、測定テープの安定性を増加させるキャリアテープが設けられることも有利となり得る。この種のキャリアテープは、例えば鋼から製造され得る。そうでなければ、測定テープの周りで過度に空気が渦巻き、損傷が発生するリスクが存在することになるであろう。
同じ理由で、測定テープは、本発明の展開において、有利な方法で少なくとも2つの複合層を備える複合テープとして同様に設計され得る。更に、絶縁層又はシールド層もまた、複合層として使用されることができ、前記絶縁層又はシールド層は、したがって、信号送信を干渉なしで継続することを保証する。しかしながら、具体的には、本発明の1つの例示的な実施形態では、全体的により安定にするように、測定テープを、少なくとも部分的に炭素繊維強化方式及び/又はファイバグラス強化方式で設計することが実現可能である。したがって、この種の強化は、例えば、測定テープが、その固有の重量によって過度に伸長しないことを保証し得る。これは、最初に、マーキングが経時的に歪み、全体の長さに関連する位置情報が更に一層著しく変化し、不完全になることをもたらすことになるであろう。しかしながら、固有の重量による伸長は、例えば、ライン又は測定テープの個々の層に関する引張り負荷の増加をもたらすことにもなるため、テープの伸長、破断、割れ、せん断等が排除されないことになるであろう。
しかしながら、測定テープの強化は、本発明の1つの実施形態では、一定のねじり剛性を達成でき、測定テープが、空気の流れ又は同様なものによって撚り合わされることも、せん断されることもできないように強化が組み込まれ得るという利点も有する。したがって、測定テープは、良好な状態のままであり、より長い間使用され得る。
本発明の1つの有利な変形の実施形態では、マーキングユニットは、その上でマーキングユニットがかご室によって読み取られ得るキャリアテープの側に取り付けられる。したがって、マーキングを備える側は、有利には、かご室が向くキャリアテープの側であってもよい。送信デバイスは、その後、キャリアテープの対向する側に配置され得る。この配置構成はまた、テープが、したがって、両側で等しい負荷を受ける可能性があるため、安定性の理由で有利である。更に、送信デバイスのラインは、その後、かご室から回避される側に配置され、したがって、かご室の移動及び関連する機械的負荷に直接さらされない。したがって、損傷もまた、この対策によって低減され得る。
本発明の展開では、マーキングユニットは反射体層として設計されることができ、マーキングは、前記反射体層上の印刷又はコーティングとして設けられる。これは、マーキングとテープの残りとの間に、可能な最大のコントラストを可能にする。「ライン」又は「フィールド」と、それらの間に配置される「光領域」との間の高いコントラストは、したがって、具体的にはマーキングがバーコード(1次元バーコード又は2次元コード)の形態であるときに可能である。コーティング又は印刷は、したがって、例えば黒であるように設計され得る。できる限り高いコントラストを達成するために、印刷又はコーティングは、対応する光を、可能な最大限まで吸収し得る。赤外光が一般的に使用される。しかしながら、可視光(波長:約400nm〜800nm)を使用することも実現可能である。反射体層もまた、異なる方法で設計され得る。前記反射体層は、ポリエステル又はポリカーボネートからなるプラスチック層であってもよい。できる限り効率的に光を反射させて戻すことができるようにするために、反射構造又はコーティングは、かご室から回避される側に形成され得る。これは、マーキングができる限り信頼性がある方法で読み取られ、したがって、エレベータの運転手順においてほとんど誤りが起こらないことを可能にする。
通信ラインを効果的に保護することができるようにするために、前記ラインは、本発明の1つの実施形態においてキャリアテープの一方の側に配置される絶縁層に埋め込まれ得る。前記ラインは、その後、完全に閉囲され、具体的には機械的に移動可能な部品に接触できない。安全性及び信頼性が、結果として改善され得る。
測定テープの上側領域及び下側領域、すなわち、具体的には測定テープがエレベータシャフトに固定されるか又は移動可能に支持される場所において、接触するための、主に、送信される電気信号の供給、及び/又は遮断のための接続接点が、通信ラインにおいて又は通信ライン上に設けられ得る。電圧もまた、前記接続接点において、測定テープ内のラインに印加され得る。測定テープの端部の一方の端部においてだけでなく、両端の間の他の地点においてもタッピングが可能となるように、接触するための、送信される電気信号の供給、又は、遮断のための少なくとも1つの更なる接点が、上側及び下側搭載デバイスの間に、又は、搭載デバイスに取り付けられた接点接続部の間に設けられ得る。したがって、信号又は電圧は、測定テープの上側端部と下側端部との間の任意の地点で遮断され得る。その結果、この情報、電圧等がエレベータシャフト全体を通して利用可能になることができる。具体的には、この種の更なる接点は、測定テープが、できる限り簡単な方法で対応する地点でアクセスされ得るように、個々のフロア上に設けられ得る。
接続部又は更なる接点は、必要とされるときに常に利用可能であるように、測定テープに予め搭載され得る。具体的には、これらの更なる接点を、一定間隔で測定テープに取り付けることが実現可能であるため、本発明のこの実施形態によれば、測定テープのできる限り柔軟性のある使用が達成され得る。したがって、各フロア上に又は各フロアのレベルにおいてだけでなく、一定の限度まで、任意の所望の数でまた任意の所望の集中度合でも、更なる接点を設けることも可能である。
更なる接点は、有利には、意図しない接触が起こっても、ラインとの接触が確立されないように、プラグレセプタクルとして又は雌型プラグ接続部として設計され得るが、適したプラグだけが、接触を確立するために設けられなければならない。更に、安全性の理由で、更なる接点の取り外し可能な又は折畳み式の開口部カバーが設けられ得る。したがって、この種の更なる接点は、一般的に、具体的には安全でまた同様に容易にアクセス可能な「プラグ・アンド・プレイ」接続を構成する。
グラスファイバ等の光学ラインが使用される場合、光をカップリングして入力し、カップリングして出力するための光学デバイスもまた、電気接点の代わりに、接続接点又は更なる接点として使用され得る。
使用されるライン、供給ライン及び通信ラインは、本発明に係る種々の設計、例えば、ワイヤ、印刷された導電経路、接着結合された導電経路、又はフレキシブルプリント回路上の導電経路を有し得る。単一測定テープ内でこれらの設計の2つ以上の設計を設けることも可能である。例えば、供給ライン、又は特に重要なラインをワイヤとして設計することが実現可能である一方、より2次的なラインは、重量及び特に空間を節約できるように、導電経路として設計される。安定した接地、同時に、他の隣接するラインのための大きなシールドオプションを達成するために、グラウンドケーブルをワイヤとして設計することも特に有利となり得る。
それらの平坦な設計のために、導電経路は、最初は、分離するのが容易であるため、機械的破壊を受け易い。しかしながら、導電経路が、例えば、フレキシブル板材料上に印刷される場合、機械的破断は回避され得る。更に、平坦接点もまた、導電経路を使用して効果的に実現され得る。
電気信号が、干渉又は影響なしでラインを通して伝搬することができ、また同様にそれ自体、他のライン及び前記ライン内を送信される信号と干渉できないために、通信ライン又は供給ラインの少なくとも1つがシールドされ、具体的には、少なくとも1つのグラウンドラインがシールド目的のために使用され得る。具体的には、接触ライン又は供給ラインの少なくとも2つは、したがって、互いからシールドされ得る。
原理上、通信ライン、供給ライン、及びグラウンドラインは、測定テープに沿って平行に配置され得る。本発明の1つの展開では、シールドとしてのラインの平行配置構成から逸脱することが可能である。その場合、2つのライン、2つの接触ライン又は2つの供給ライン、1つの接触ライン及び1つの供給ライン、あるいは、1つの接触ライン又は1つの供給ラインは、グラウンドラインと撚り合わされ得る。このシールドの方法は、特に効果的であり、更に、安定性の増加をもたらし得る。その理由は、撚り合わされるラインが、伸長に関する移動及び機械的移動についての追加の遊びのエリアを有するからである。同様に、導電経路を、メアンダー方式で積み重ねて配置することで、ワイヤの撚り合わせと同様のシールド効果を達成することが実現可能である。
送信デバイス内でルーティングされる個々のラインは、具体的には、2つの供給ライン及びデータ送信のための2つのラインを含み得る。個々のラインを通信バスとして設計することも実現可能であり、原理上、全てのタイプのバス、すなわち、例えば、CANバス又はRS−485を含むバスを使用可能である。通信ラインは、単方向的にあるいは双方向的にデータを送信し得る。
特に有利なオプションは、シールドとしてキャリアテープを使用することである。具体的にはキャリアテープが金属から設計される場合、キャリアテープは、(少なくとも一方の側の)ラインの全てにとって十分となり得る大きな表面積のシールドを提供する。安定性の理由で、いずれにしても肉厚になるように設計されるキャリアテープは、シールド効果を増大する。キャリアテープは、シールド目的のために接地され得る。
原理上、測定テープの良好な接地を保証できるようにするための2つの有利な実施形態が存在する。第1に、接地は、測定テープ上のまさに1つの地点で、具体的には、測定テープが、いずれにしても建物又はエレベータシャフトに固定的に接続される上側懸架の領域において実施され得る。この方策は、最初は、異なる接地点間で補償電流がほとんど流れることができないという利点を有する。具体的には、第2の接地が比較的遠くに設けられる場合、補償電流がこれらの2つの地点間で発生する場合があり、補償電流は、次に、信号ラインに影響を及ぼす。
しかしながら、1つの地点だけで接地することは一般的に十分でない。すなわち、更なる接地が別途実施されない場合、長い測定テープは、アンテナのように作用し、具体的には、無線周波数電磁信号を捕捉し得る。アンテナ効果を回避するために、測定テープは、キャパシタ、いわゆる干渉防止キャパシタによって、測定テープの他端で、すなわち本実施形態における下側端部でグラウンドに接続され得る。前記キャパシタは、その後、無線周波数振動を消散するためのバイパスのように作用する。更なる有利なオプションは、グラウンドに対する複数の接触を確立することであり、個々の接続部間の距離は、しかしながら、すなわち例えば、個々のフロアのレベルにおいて著しく大きくなるように選択されない。補償電流は、その後、無視できるほどに低くなり、信号ラインに影響を及ぼさない。
更なる干渉を回避するために、ガルバニック絶縁部が、具体的には、接触ラインと、接続され得る電子システムとの間に設けられ得る。
測定テープの特に効果的なシールドを達成するために、測定テープの周りにシールドケージを配置することが可能である。ケージは、接地されるため、ファラデーケージのように作用することができ、ファラデーケージは、したがって、同様に送信デバイスを囲繞し、可能である場合、信号ラインを外部干渉がない状態に維持する。この種のシールドケージは、特に有利なシールドとなる場合があり、非常に効果的である。
原理上、本発明の1つの実施形態において電歪材料を使用することも実現可能であるため、測定テープは、特定の電圧が印加されると長さが変化する。この実施形態は、具体的には、例えば固有の重量の結果として長さが変化する場合に補償を提供するために使用され得る。
測定テープは、例えば位置決定デバイス、安全デバイス、又は通信デバイス等のエレベータデバイスの複数のデバイス又は周辺デバイスと共に使用され得る。
したがって、本発明に係る位置決定デバイスは、対応する測定テープが、位置決定用のマーキングのために使用されるという点で区別される。
通信ライン及び供給ラインは、安全デバイスと接続して使用され得る。安全デバイスは、個々のセンサ及びスイッチを監視し、したがって、同様にかご室の駆動装置に作用し、前記駆動装置を制御し得る。かご室は、全てのドア、すなわち、シャフト自体に取り付けられるシャフトドアとかご室上に位置するかご室のかご室ドアの双方が正しく閉鎖しているときにだけ移動し得る。例えば全てのドアが閉鎖しているかに関してのこの情報は、測定テープによって送信され、各フロアで利用可能にされ得る。個々のフロアに関するデータ、例えば、特定のシャフトドアが正しく閉鎖され、したがって、危険が全く存在しないかに関するデータもまた、前記ラインに供給され得る。
本発明の1つの展開では、本発明に係る安全デバイスは、例えば、測定テープのラインを通る信号のランタイム測定が実施されること、測定テープのキャパシタンス測定が実施されること、又は、種々のラインについての簡単な導通試験が実施されることによって、破断又は伸長現象について測定テープを試験するための試験デバイスを更に提供し得る。安全性は結果として増加し得るが、対応する欠陥が自動的に試験され得るため、保守及び点検を改善できることも可能である。
具体的には、例えば個々のフロアに対する、ライン内の接続もまた試験されることができ、このために、接続試験デバイスが、本発明の1つの実施形態に設けられてもよい。更に、結果として、安全性が増し、点検が改善され得る。
更に、本発明に係る通信デバイスは、この種の測定テープと共に使用され得る。その理由は、通信が、具体的には個々のフロア間で、この種の測定テープによって有利な方法で実施できるからである。
したがって、本発明に係る位置決定デバイス、安全デバイス、又は通信デバイスのこの種の例示的な実施形態は、有利には、本発明に係るエレベータデバイスで使用されることができ、このデバイスにおける測定テープのすでに述べた利点の全てがそこで使用され得る。
測定テープを有するエレベータシャフトの略図を示している。 ラインを有する測定テープを示している。 測定テープの断面を示している。 グラウンド端子及び干渉防止キャパシタを有する測定テープを示している。 グラウンド接続部を有する測定テープを示している。 測定テープ内でルーティングされる平行ラインを示している。 撚り合わせ式ラインルーティングを示している。 メアンダー導電経路を示している。 遮断接点を有する接続デバイスを示している。 クリンピングデバイスを示している。 ばね装荷式接触ピンを示している。 キャパシティブ接続を示している。 単一ループインダクティブ接続を示している。 マルチループインダクティブ接続を示している。 測定テープ上のプラグ接触要素を示している。 バスを有する安全システムを示している。 測定テープ/コードストリップを読み出すときのかご室上の位置センサを示している。 光学スイッチを示している。 移動可能接触要素を有する接続デバイスを示している。 移動可能接触要素を有する接続デバイスを示している(上面図)。
本発明の例示的な実施形態は図面に表わされる。測定テープ及び対応する接続デバイスが共に表わされる。測定テープ及び対応する接続デバイスは、更に詳細に説明され、更なる詳細及び利点を特定する。
図1は、エレベータシャフトSを有するエレベータデバイスAを示し、エレベータデバイスA内で、かご室Kが移動可能に支持される。測定テープ1は、エレベータシャフトに沿って懸架方式で配置されている。測定テープ1は、設置デバイス2によって、その上側端部だけで固定される。複数のマーキングM1、M2、M3、Mnを有するマーキングユニットは、かご室Kに向く前面3上に配置されている。反射層は、測定テープ1全体にわたって長手方向に延在する測定テープ1の前面3上に配置されている。マーキングM1、M2、M3、Mnは、印刷された2Dコードとして設計されている。
マーキングM1、M2、M3、Mnが暗号化されるため、位置決定デバイスは、この符号化されたデータを取得できるようにするため、センサで検出されたこれらのマーキングを解読/復号するための特定のキーを必要とする。本事例では、シャフトSにおける対応するエレベータかご室Kの位置は、マーキングM1、M2、M3、Mnによってマーク付けされている。かご室Kが対応する位置に配置され、そのセンサが、例えばマーキングM2を読み出す場合、マーキングM2上の符号化された位置情報は、そのため、エレベータかご室Kの現在位置に対応する。
通信ライン5は、裏面、すなわち、かご室Kから見て外方に向く測定テープ1の面4上に配置され、通信ライン5を介して情報が送信されることができる。これらの通信ライン5は、測定テープ1の全長に沿って上部から底部まで延在する。接続デバイスV1、V2、Vnはまた、個々のフロアのレベルに配置されている。すなわち、これらの接続デバイスV1、V2、Vnのうちの1つは各フロアに配置されている。マーキングM1、M2、M3、Mnは、互いから離間して配置される必要はなく、むしろ、各マーキングが、先行するマーキングに直接追従することも考えられる。実際には、現在位置が各位置で読み出され得るように、シャフトSの長さにわたって、又は測定テープ1の長さにわたって、「連続的に」マーキングを配置することが有利となり得る。
更に、シャフト内のある位置が、別々にマーク付けされるか又は符号化されることが考えられる。例えば、いわゆる「安全ゾーン」が、シャフトの各フロア入口の周り、又は、各シャフト開口部の周りに存在する。エレベータが、例えば緊急時に、これらの安全ゾーンのうちの1つの安全ゾーン内で停止しなければならない場合、かご室がフロアの指定された出口位置に配置されなくても(例えば、かご室フロアがシャフト開口部と同一平面である場合)、ドアは、そのため、開放され得る。この緊急状況では、安全ゾーンの出口が可能であり、したがって、エレベータの安全デバイスによって、例えば、かご室のドアが解錠されることを可能にすることによって、安全ゾーンの出口が無条件に許容されなければならない。
接続要素V1、V2、Vnは、通信ライン5に対する接触要素を有する。ライン6は、これらの接触要素を介して電子機器ユニット7まで続く。本事例では、電子機器ユニット7は、安全デバイスであり、この安全デバイスは、例えば、エレベータドア、例えばエレベータシャフトSに取り付けられるシャフトドア、又はかご室K上のかご室ドアが、移動中に適切に閉鎖しているか、又は、出るときに開放されているか、或いは、例えばドアの閉鎖によって生じる誤動作が存在するかどうかを監視する。
光学センサ8が、かご室K上に配置され、光学センサ8は、マーキングM1、M2、M3、Mnを読み出すために使用され、取得されたデータを位置決定デバイスに送る。
図2は、キャリアテープ11を有する測定テープ10の略図を示す。測定テープ10上の前面の2つの側縁部は空いたままにされる一方、マーキングとしてその上に2Dコードが印刷されている反射層を備えるマーキングストリップ13は中央に取り付けられる。キャリアテープ11自体は、鋼テープとして設計されている。通信ライン14は、キャリアテープ11内に組み込まれ、導電性ワイヤで構成されているが、導電性ワイヤは、鋼テープに対して絶縁されている。図2に係る特定の実施形態では、通信ライン14は、平行に延在する。明確にするために、ライン14は、エリア15内にキャリアテープがない状態で図示されている。したがって、側部エリア12が空いたままにされるため、側部エリア12は、マーキングストリップ13が覆われることなく支持体によって部分的に封じられることができる。マーキング又は2Dコード13を読み出すことができるように、対応する符号化キーが位置決定デバイス内に記憶されなければならない。
図3は、こうした測定テープ20の構造の詳細図を示す。このテープ20は、基本成分としての鋼から形成されるキャリアテープ21を有する。マーキング22は、図3におけるキャリアテープ21の上側に配置され、この上側は、最初は、表面上に透明プラスチック層23を有する。ある種のエアクッション24が、プラスチック層23の主要な部分とキャリアテープ21との間に配置される。ポリエステル又はポリカーボネートで一般に作られるプラスチック層23は、エアクッション24に向かって鋸状に形成される。位置情報を符号化するためのコード印刷25は、次に、プラスチック層23の外側表面上に配置されている。プラスチック層23は、縁エリア26でキャリアテープ21に取り付けられる。エアクッション24は、例えば、透明プラスチック層23を通過するエレベータかご室の光学センサからの光が、プラスチック層23とエアクッション24との間の鋸状境界表面で反射して戻るために必要である。一方、光がコード印刷25に当たる場合、光は、大幅に吸収される。こうして、コードが読み出され、記録される。
絶縁層27は、最初、キャリアの他方側上に配置されている。銅又はアルミニウムライン28は、この絶縁層27に直接位置付けられる。これらのライン28は、次に、絶縁体29によって覆われる。ライン28は、そのため、絶縁体27と29との間に埋め込まれる。印刷された導電経路30は、次に、絶縁体29上に配置され、絶縁体29は、次に、絶縁層31によって覆われる。測定テープは、そのため、そのマーキング面上に反射ストリップを含み、反射ストリップの一部のエリアだけが、マーキング用の黒エリア(インプリンティング)によって覆われる符号を表示する。マーキングが測定テープの長さに沿って測定テープのマーキング面上にある唯一の中央ストリップを設け、側部エリアを少なくとも部分的に空いたままにすることが有利となり得る。この対策は、測定テープが、ほとんどの部分で、一定間隔でしっかり固定されるのではなく、シャフトの上側エリアで懸架され、その他の部分で移動可能に支持されるため有利である。この支持は、有利には、コードテープが縁で封じられるよう、部分的エンクロージャによって実施され得る。しかしながら、エンクロージャは、測定テープを完全に囲むのではなく、開口ギャップを残す。対称性の理由で、このギャップは、したがって、測定テープの中央に存在し得る。
新しい建物が建てられると、「定着」の効果は、経時的に顕著になる。すなわち、建物の高さが経時的にわずかに減少する。測定テープが一定間隔で固定された場合、測定テープは、建物の高さが減少又は圧縮する場合に、波状に膨出することになる。しかしながら、測定テープが移動可能に支持される場合、測定テープは支持体内で移動でき、また、支持体は開口される必要がなく、測定テープもまた再調整される必要がない。予め画定された縁エリアは、具体的には、この事例では、連続する途切れのないマーキングが全く必要とされないため、例えば、各フロア出口の周りで、安全ゾーンをマーク付けするための個々のマーキングのために使用されることができ、その縁エリアは、支持体によって覆われ得る。
反射は、例えば、同様に小さな鏡面球によって又はプリズムの配置構成によって、反射テープ内の後方反射体を使用して達成され得る。曲面ミラーの取り付けもまた、一般的に可能である。
主に鋼から形成されるキャリア材料21は、一方で、高い機械的安定性を保証する。更に、キャリア材料21はまた、ガラス繊維強化型又は炭素繊維強化型であってもよい。非常に長い測定テープが、無視できない重量を同様に有する場合があり、したがって、経時的に再び同様に伸長する場合があるため、この強化は特に有利である。測定テープのこの伸長は、それにより、低減されることができる。しかしながら、概して、測定テープはいずれにしても、エレベータシャフトSの幾つかの負荷、具体的には、一方で、そこで支配的である温度及び温度差、湿気、埃、特に湿気による腐食、機械的摩耗、及び風に耐えることができなければならない。個々の層、印刷等は、幅広い方法で、例えば、貼り合せ、接着、はんだ付け、溶接によって、又は、接続を形成するための他の方法によって共に取り付けられ得る。具体的には、層又はマーキングもまた印刷され得る。
図4及び図5は、接地を確立するか又はシールドを生成するためのオプションを示す。図4は、通信ライン41を有する測定テープ40の略図を示す。金属かご室42は、外側エリアに配置され、測定テープを、そのライン41と共に閉囲する。更に、マーキングストリップ43が設けられる。接続クリップC1、C2、Cnは、それぞれの個々のフロアのレベルに配置され、同時に、ライン41に対する接触要素を提供するため、対応する接続ライン44は、それぞれ、クリップC1、C2、Cnからルーティングされ得る。通信ライン41は、シールドを達成するために、平行に配置されるか、又は対で撚り合わされ得る。対で配置されるラインの場合、接地ケーブルは、個々の通信ラインのそれぞれの間に配置される。通信ラインは、次に、ライン44によって当該通信ラインと接続される電子機器からガルバニック絶縁される。通信ライン41はまた、ガルバニック絶縁部45によってエレベータシャフトの上側エリア内の他の電子機器に接続される。金属ケージは、接地ライン46を介して測定テープの上側端に接地される。金属ケージは、キャパシタ47を介して下側エリア内のグラウンドに接続される。キャパシタ47は、干渉防止キャパシタとも称される。このキャパシタ47は、高周波振動を放出するためのある種のバイパスを構成する。その理由は、測定テープ40が、干渉防止キャパシタのないアンテナとして作用し得るからである。
図5は、通信ライン51と、金属ケージ52と、ライン51に接触するための個々のクリップC1、C2、及びCnとを有する同様の測定テープ50を示す。更に、連続マーキング53が、測定テープ50の長さに沿って外側エリア内に取り付けられる。接触されるライン51は、ケーブル54によって外にルーティングされ、クリップC1、C2、Cnを介して更なる電子機器に接続される。ライン51はまた、シールドのためにライン51間に接地ケーブルがある状態で平行に配置され得るか、或いは、内部クロストークが生じないように対で撚り合わされ得る。すなわち、ラインは、信号を伝導するときに、互いに影響を及ぼさない。上側エリアでは、通信ライン51は、次に、ガルバニック絶縁部55を介して、更なる電子機器に、また、電力を供給するためのラインがライン51内に設けられる場合、電圧源に接続される。
図5に係る本事例では、外側金属ケージ52のグラウンドは、グラウンド接続部56によって測定テープ50の上側端部に設けられるだけでなく、具体的にはライン57によって、他の場所の中でもとりわけ端部エリアにも設けられる。干渉防止キャパシタは設けられない。しかしながら、グラウンドが、測定テープの、遠く離れている異なる場所に取り付けられることにより過渡電流が全く流れないようにするため、グラウンドは、対応するライン58a、58b、58nを介して各フロアのレベルの各クリップC1、C2、及びCnに設けられる。
図6は、測定テープの長さに沿って平行に配置され、グラウンドケーブル64、65、66、67によって互いからシールドされる、複数の通信ラインケーブル及び電流伝導ケーブルの対61、62、63を示す。更に、カバー68が、個々のケーブルの上に取り付けられ、カバー68は、同様に金属であってもよく、また、シールドを達成するためにグラウンドに接続される。スロット69が、このカバー68内の1つの位置に配置され、スロット69のエリアにおいて、接触又はアクセスが、そのため直接可能である。
図7は、ケーブル対71、72、73の同様の配置構成を示し、それぞれの対71、72、73は撚り合わされ、それにより、シールドを達成する。更に、グラウンドケーブル74、75、76、77が、個々の対71、72、73の間に配置されている。それを介して接触が起こり得る開口部79を有する接地されたカバー78もまた、ケーブルを覆って配置されている。
図8a及び図8bはまた、導電経路として形成(例えば、印刷)されるライン対81、82、83を示す。図7に係る撚り合わせ構成と同様に、これらの導電経路81、82、83は、メアンダー方式で配置される。導電経路は、メアンダー方式で互いに交差するようにプリントされ得る。異なる導電経路は、直接隣り合って配置されてもよいし、あるいは異なる層で積み重なって存在してもよい。導電経路の撚り合わせは、3つの導電経路の場合、組みひもと同様に3つの導電経路が撚り合わされるように実施され得るため、2つの異なる導電経路は、長手方向にある種の外向き膨出部を示し、(中央導電経路に対する)接触オプション84が中央に形成される。導電経路は、次に、外側エリア内の接地されたケージ85によって囲まれシールドされてもよい。図8bは、対応する測定テープの断面の同様な表示を上面図で示す。
対応する導電経路は、一般的に、いわゆる「ビア」を介して接触されてもよい。
図9は、外側ブラケットデバイス91を有する接続デバイス90を示し、外側ブラケットデバイス91は、シャフト壁上にねじ込まれることができ、測定テープの周りに部分的に係合することができ、更に、穿孔型接点として形成される接触電極92を有する。ブラケット91は、開口部93を有し、この開口部93は、測定テープの一方の側に取り付けられるマーキングが、かご室上の光学センサによって読み出されることを可能にする。接点92は、ケーブル94によって外まで、例えば安全デバイスの電子機器までルーティングされる。接続接点95a、95bはまた、穿孔型接点として形成される。ブレード95cは、測定テープの電気ラインを分離する絶縁体である。接触は、こうして、穿孔型接点95a、95bによる遮断の前又は後で起こる。穿孔型接点95a、95bは、通常運転中、安全電子機器に接続され、遮断をブリッジする。遮断は、そのため実際には、対応する欠陥が起こる場合にだけ起こる。この遮断は、安全回路における切断を生じさせ、例えば、エレベータの駆動装置が遮断されることをもたらす。それは、安全性を向上させるためのフェールセーフ回路である。
図10は、接触オプションを示す。測定テープに沿って配置された通信ライン100が最初に示される。通信ライン100は、外側エリア内の絶縁体101及びライン100の中央に配置された導体ワイヤ102を備える。ワイヤ102をケーブル103に接続するために、穿孔型接点104が、ケーブル103に取り付けられ、穿孔型接点104の切断縁部は、絶縁体101を切断し、また同様に、少なくとも縁部エリアにおいてワイヤ102の材料に部分的に貫通することができる。結果として、特に安定でかつ信頼性がある電気接続が確立される。
図11は、導電経路111がその上に印刷される測定テープ110を示す。導電経路111は、ばね装荷式接触ピン112を介して接触される。これらのピンは、そのため、加圧されたばねを介して接触力を受け、加圧されたばねは、ピンと導電経路111との間に安定した接触が確立されることを保証する。
更に、例えば、無線接続を確立するオプションが存在する。図12は、絶縁体121及びラインワイヤ122に対するライン120の容量性接続を示す。ライン120を部分的に囲繞するある種のクランプ123が、絶縁体121の外側エリアに設けられる。クランプ123は、そのため、クランプ123とワイヤ122との間に容量性接続が生成されるように蓄電板として機能する。図13及び図14は、ライン131がライン130に巻き付けられ、ライン141がライン140に巻き付けられる点で容量性結合を示す。
特に洗練された接続が図15に示される。接触用の規則正しい開口部がグラウンドケージ内に設けられ得るのと同様な方法で、予め作製されたソケット150を、一定間隔で、例えば、2メートル間隔で配置することも可能である。ソケット150を各フロアに取り付けることも考えられる。測定テープ151内のそれぞれの個々のラインは、これらのソケット150を介して接触可能である。その理由は、それぞれの雌型接続部152が、測定テープ151内の対応するラインに既に予め接触しているからである。そして、対応する位置でプラグインされ得る別のプラグ153が、接触のために必要とされる。ソケット150は、必要とされない場合に取り外し可能であるか又は蝶番で外されるカバーを有する可能性があってもよく、そのため、汚れから保護されなければならない。しかしながら、テープの安定性のために、こうしたソケット150はまた、具体的には長手軸に沿うねじれを防ぐことができるという利点を有する。ソケット150は、例えば、それ自体が対応するマーキングユニットを有することによって、ソケット150が、例えば、かご室の光学カメラシステムに検出され得るように設計され得る。更に、接続プラグ153が対応するソケット150の1つに差し込まれているかを示す他の光学インジケータ、例えば、発光ダイオード(LED)が存在し得る。別個のアドレスが、各ソケット150に割り当てられ得る。ソケットは、測定テープに、クランプされる、接着される、はんだ付けされる、ねじ込まれる、クリップされる、又は他の方法で接続され得る。
図16は、例えば、安全コントローラ161を有する対応する安全デバイス160を示し、安全コントローラ161は、エレベータコントローラ162に接続され、そのため、エレベータの駆動装置163を直接制御することができる。具体的には、安全コントローラ161は、緊急スイッチ164を介してエレベータの駆動装置を直接スイッチオフすることができる。光学スイッチO1、O2、O3、Onが各フロアに設けられ、光学スイッチは、例えば、位置情報を使用して又はエレベータの運転スイッチを使用して、バスラインを介して他のコンポーネントに接続され得る。各光学スイッチO1、O2、O3、Onは、例えば、シャフトドアが開放しているか、閉鎖しているかを示す。これらの対応するバスライン、並びに、電力ライン及びグラウンドライン165は、本発明に係る測定テープを介して全てのフロアにわたって相応してルーティングされ得る。
図17は、かご室上に配置されたセンサ170を示し、このセンサ170は、光源と、光学受信機とを備え、マーキングを保持する測定テープ171がセンサ170によって読み出され得る。更に、測定テープ171の移動可能な支持のための支持体172が見える。図16に示す光学スイッチは、図18においてもう一度更に詳細に示される。接点が閉鎖すると、接触ブリッジ180は、主要素181の対応するスロットに係合する。光学ブリッジ180の2つの脚182及び183はそれぞれ、光送信機及び光受信機を構成する一方、光導体は、ブリッジ180がデバイス181に正しく係合する場合にだけ、182から183への光伝導が生じ得るように主要素181内に配置されている。スイッチは、例えば、エレベータのドアが実際に閉鎖していると、確実に判定され得ることを意味するこの状況下においてのみ「閉じられる」。
図19は、支持体192内で移動可能に支持される接触デバイス193を有する接続デバイス191を有する測定テープ190を示し、接触デバイス193を介して、測定テープ内のラインが、(穿孔型接点194を介して)(しっかり)接触され得るので、経時的な建物の定着によって生じる建物の変化が検出され得る。測定テープ190は、シャフト壁に対して移動し、接触デバイス193を一緒に移動させるため、シャフト壁、ひいては、支持体192に対して移動する。図20は、図19に係るデバイスの上面図を示す。
更なる特定の実施形態では、具体的には、接続デバイス自体がマーキングユニットとして設けられ、例えば、マーキングユニットの外側面に取り付けられる情報を含む場合、接続デバイスは、マーキングの上に位置し、マーキングを覆い得ることが考えられる。具体的には、これは、位置情報であり得る。種々の送信オプションが、情報の送信及び通信のために考えられる。具体的には、種々のバスシステムもまた採用され得る。単方向通信バスと双方向通信バスとの双方が考えられる。
導電性が高い金属を使用するか、又は、大きな断面を有するワイヤを使用することによって、測定テープに沿って低オーム抵抗を有するワイヤを配置することも考えられる。この対策は、具体的には、ワイヤが電力を供給するために使用される場合に有利となり得る。その理由は、ワイヤが低い固有抵抗を有し、損失が低いからである。
ラインの数は、種々に、例えば、2つ、5つ、又はそれより多い数に選択され得る。2つのラインは、電力を供給するために使用され、電圧源のタップを構成してもよく、少なくとも1つのラインは、グラウンドとして設けられてもよく、2つの更なるケーブルは、通信のために使用されてもよい。ワイヤのうちの少なくとも1つは、有利には、安全デバイスに接続され得る。CANバス又はRS−485バスが、バスシステムとして使用され得る。主電力ラインは、信号が変調される場合、通信のために使用されてもよい。変調は、AM、FM、ASK、FSK、PSK、QPSK、QQPSK、M−PSK、pi/4−PSK、MSK、GMSK、又は他の変調方法を手本にしてもよい。通信は、一般的に、アナログ手段又はデジタル手段によって実行され得る。
シールド用の撚り合せライン対は、例えば、100オームのインピーダンスを有し得る。
[測定テープの特に好ましい特定の実施形態]
1つの特に好ましい特定の実施形態では、第1の層が存在し、第1の層は、汚れ、傷、又は他の機械的作用から表面を保護し、位置を決定するための印刷されたコードを含む。第1の層の背後に、赤外線に対して透過な層が配置され、その層は、(それらに向いている側の対応する表面が反射境界表面層を有する点で)全体として、反射体として機能する。測定テープ又はコードテープ全体は、機械的安定性を保証するために金属又は強化材料で作られるキャリアテープを有する。強化の程度及び強化の種類は、測定テープの長さに依存する。ラインは、ケーブルとして設計され、対で撚り合わされるため、シールドが、こうして達成され得る。更に、金属ケーシング又は別の方法で導電させるケーシングが設けられる。機械的強化のために使用される層はまた、シールドのために、あるいは、例えば印刷された位置コード用のキャリアとして又は反射層として使用され得る。異なる層が、互いに貼り合されるか又は共に接着される。
全体として、5つのライン、すなわち、電力を供給するための2つのライン、通信用の(安全デバイス用ではなく他の通信用の)2つのライン、及びバスラインが、本発明の好ましい特定の実施形態で使用される。バスラインは、グラウンドラインとともに安全デバイスによって使用される。別の更なるグラウンドラインを介して、更に大きな安定性が達成され得る。こうした特定の実施形態では、ワイヤの代わりに、印刷され得る導電経路を使用することも考えられる。これらの導電経路は、そのため、撚り合されるのではなく、シールド効果が達成され得るように、メアンダー方式で積み重ねて配置される。
個々のラインのそれぞれに対する接続は、例えば絶縁体を通してクリンプされる金接点を介して確立される。ワイヤ対の撚り合わせは、ほぼ2メートルごとに同じパターンを周期的にもたらすように実施されるため、接続は、特定の確実性を持って、対応する位置において規則的に一致する。接続ソケットは、測定テープにクランプされ、安全システム及び他の補助デバイスに接続される。
測定テープは、1つの位置で接地される。干渉防止キャパシタは、測定テープがアンテナとして作用しないように測定テープの他端上に配置される。安全バスは、アナログラインを介して延在し、電力及び電圧変調が実施される。全ての他のデバイス及び補助デバイスは、他の通信用に設けられる2つのラインを介して実装される。
[参照符号の一覧]
A エレベータデバイス
S エレベータシャフト
K かご室
M1 マーキング
M2 マーキング
M3 マーキング
Mn マーキング
V1 接続デバイス
V2 接続デバイス
Vn 接続デバイス
1 測定テープ
2 上側サスペンション
3 マーキング側
4 ライン側
5 通信ライン
6 データライン
7 電子機器ユニット
8 光学センサ
10 測定テープ
11 キャリアテープ
12 側部エリア
13 マーキングストリップ
14 ライン
15 内側エリアの部分
20 測定テープ
21 キャリア
22 反射体
23 プラスチック層
24 エアギャップ
25 コード印刷
26 アタッチメント
27 絶縁体
28 銅又はアルミニウムライン
29 絶縁体
30 導電経路
31 絶縁層
40 測定テープ
41 ライン
42 金属ケージ
43 マーキング
44 ライン
45 ガルバニック絶縁
46 グラウンドケーブル
47 干渉防止キャパシタ
C1 クリップ
C2 クリップ
Cn クリップ
50 測定テープ
51 ライン
52 金属ケージ
53 マーキング
54 ライン
55 ガルバニック絶縁
56 グラウンドケーブル
57 グラウンドケーブル
58a グラウンドケーブル
58b グラウンドケーブル
58n グラウンドケーブル
61 導体対
62 導体対
63 導体対
64 グラウンドケーブル
65 グラウンドケーブル
66 グラウンドケーブル
67 グラウンドケーブル
68 グラウンドカバー
69 開口部
71 ライン対
72 ライン対
73 ライン対
74 グラウンドケーブル
75 グラウンドケーブル
76 グラウンドケーブル
77 グラウンドケーブル
78 シールド
79 開口部
81 導電経路対
82 導電経路対
83 導電経路対
84 接点
85 シールド
90 接続デバイス
91 ブラケット
92 接続電極/穿孔型接点
93 開口部
94 ケーブル
95a 穿孔型接点
95b 穿孔型接点
95c 絶縁遮断ナイフ
100 ライン
101 絶縁体
102 ラインワイヤ
103 ケーブル
104 クリンピングデバイス
110 測定テープ
111 導電経路
112 コンシューマフィンガー
120 ケーブル
121 絶縁体
122 ワイヤ
123 蓄電板
130 ケーブル
131 ケーブル
140 ケーブル
141 ケーブル
150 ソケット
151 測定テープ
152 雌型接触コネクタ
153 プラグ
160 安全システム
161 安全コントローラ
162 エレベータコントローラ
163 駆動装置
164 直接切断部
165 ライン
O1 光学スイッチ
O2 光学スイッチ
O3 光学スイッチ
On 光学スイッチ
166 補助デバイス
170 光学センサ
171 測定テープ
172 支持体
180 光学ブリッジ
181 主要素
182 脚
183 脚
190 測定テープ/コードテープ
191 接続デバイス
192 支持体
193 移動可能に支持された接触要素
194 穿孔型接点

Claims (17)

  1. エレベータシャフトにおけるかご室の位置を決定するための測定テープであって、該測定テープは、前記エレベータシャフトに垂直に配置され、該測定テープの長さに関して該測定テープが少なくとも2つのフロアにわたって延在するように設計され、該測定テープは、前記エレベータシャフトにおける少なくとも2つの位置にマーク付けするためのマーキングユニットを含み、該マーキングユニットは、前記測定テープの長さに沿って延在する、測定テープであって、
    該測定テープは、キャリアテープを含み、情報を送信するための送信デバイスを有し、
    該送信デバイスは、情報信号を送信するための少なくとも1つの通信ライン及び/又は電力を供給するための少なくとも1つの供給ラインを含み、
    該少なくとも1つの通信ライン及び/又は供給ラインは、前記測定テープの前記長さに沿って延在し、
    前記通信ラインは、電気信号を送信するための電気ライン又は光信号を送信するためのファイバグラスラインとして設計されている
    ことを特徴とする測定テープ。
  2. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    上側及び/又は下側搭載デバイスが、前記エレベータシャフトの上側又は下側領域内に、具体的には、前記エレベータシャフトの天井又はフロアから、前記測定テープを懸架するために設けられている
    ことを特徴とする測定テープ。
  3. 先行する請求項のいずれかに記載の測定テープであって、
    前記測定テープは、前記キャリアテープ及び少なくとも1つの複合層を備える複合テープとして設計されている
    ことを特徴とする測定テープ。
  4. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    少なくとも1つの接続接点が、前記上側及び/又は下側搭載デバイスの領域内でそれぞれ前記通信ラインに送信されるか又は前記通信ラインから送信される信号を、接触接続、及び/又は、供給、及び/又は、遮断するために設けられている
    ことを特徴とする測定テープ。
  5. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記通信ラインの少なくとも1つ及び/又は前記供給ラインの少なくとも1つは、前記上側及び/又は下側搭載デバイスの間で、あるいは、前記上側及び/又は下側搭載デバイスの領域内のそれぞれの接続接点の間で送信される信号を、接点接続、及び/又は供給、及び/又は遮断するための少なくとも1つの更なる接点を有している
    ことを特徴とする測定テープ。
  6. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記少なくとも1つの更なる接点は、プラグレセプタクルとして、及び/又は雌型プラグ接続部として設計され、具体的には、前記それぞれの更なる接点の取り外し可能な、及び/又は折畳み式の開口部カバーが存在している
    ことを特徴とする測定テープ。
  7. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記接触ライン及び/又は供給ラインの少なくとも1つが、ワイヤとして、又は印刷された導電経路として、又は接着結合された導電経路として、又はフレキシブルプリント回路上の導電経路として設計されている
    ことを特徴とする測定テープ。
  8. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記接触ライン及び/又は供給ラインの少なくとも1つが、シールドされ、具体的には、少なくとも1つのグラウンドラインがシールド目的のために設けられている
    ことを特徴とする測定テープ。
  9. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記接触ラインの少なくとも2つ、及び/又は前記接触ラインの1つと前記グラウンドラインの1つとが、シールド目的で、撚り合わせ方式、及び/又は十字交差方式で配置されている
    ことを特徴とする測定テープ。
  10. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記通信ラインは、バスとして設計され、
    該バスは、具体的には、単方向的に及び/又は双方向的にデータを送信するために設計されている
    ことを特徴とする測定テープ。
  11. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記測定テープを接地し、前記ラインをシールドするための接地デバイスが存在し、
    該接地デバイスが、前記少なくとも1つの通信ライン及び/又は供給ラインを囲繞するシールド用のケージ及び/又はケーシングとして設計されること、及び/又は、前記キャリアテープが、前記測定テープを接地するための接地デバイスとして設計され、具体的には、前記接触ライン及び/又は供給ラインの少なくとも1つが、接続可能な電子機器からガルバニック絶縁されていること
    を特徴とする測定テープ。
  12. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記接地デバイスは、前記測定テープの一端のみで、具体的には上側端のみでグラウンドに接続可能、及び/又は、干渉防止キャパシタの形態のキャパシタンスを介して、他端、具体的には下側端でグラウンドに接続可能となるように設計されている
    ことを特徴とする測定テープ。
  13. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記測定テープは、少なくとも3つの地点で、具体的には一定間隔でグラウンドに接続可能である
    ことを特徴とする測定テープ。
  14. 先行する請求項の1つに記載の測定テープであって、
    前記測定テープは、電圧を印加することによって長さを変化させるために電歪材料から少なくとも部分的に設計されている
    ことを特徴とする測定テープ。
  15. エレベータデバイス用の周辺デバイス、具体的には、位置決定デバイス又は安全デバイス又は通信デバイスであって、
    先行する請求項の1つに記載の測定テープを有している、周辺デバイス。
  16. 先行する請求項の1つに記載の周辺デバイスであって、
    前記接触ラインの少なくとも1つを介した信号のランタイム測定、及び/又は前記接触ラインの少なくとも1つのキャパシタンス測定、及び/又は前記接触ラインの少なくとも1つの導通チェックを実行することによって、及び/又は、ある位置において前記接触ラインの少なくとも1つに対する接続を試験するための接続試験デバイスを設けることによって、前記測定テープの破損及び/又は伸長について前記測定テープを試験するための試験デバイスが存在している
    ことを特徴とする周辺デバイス。
  17. エレベータデバイスであって、
    先行する請求項の1つに記載の周辺デバイスが設けられている
    ことを特徴とするエレベータデバイス。
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