JP2015051478A - 計測装置及びその計測装置を備えた研削盤 - Google Patents

計測装置及びその計測装置を備えた研削盤 Download PDF

Info

Publication number
JP2015051478A
JP2015051478A JP2013185165A JP2013185165A JP2015051478A JP 2015051478 A JP2015051478 A JP 2015051478A JP 2013185165 A JP2013185165 A JP 2013185165A JP 2013185165 A JP2013185165 A JP 2013185165A JP 2015051478 A JP2015051478 A JP 2015051478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support arm
support
grinding
measuring device
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013185165A
Other languages
English (en)
Inventor
義昭 荒木
Yoshiaki Araki
義昭 荒木
佐々木 久雄
Hisao Sasaki
久雄 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu NTC Ltd
Original Assignee
Komatsu NTC Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu NTC Ltd filed Critical Komatsu NTC Ltd
Priority to JP2013185165A priority Critical patent/JP2015051478A/ja
Publication of JP2015051478A publication Critical patent/JP2015051478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

【課題】計測装置を備えていない既存の研削盤に対して、計測装置を容易に後付けすることができる研削盤を提供する。
【解決手段】一軸線を中心に回転させる回転砥石26と、クランクシャフト32を回転砥石26の外周の研削面261の位置において回転可能に支持するワーク支持装置28A,28Bと、研削中のクランクシャフト32の外径を計測する計測器33とを備える。回転砥石26の外周に沿って延長され、端部において計測器33を支持する支持アーム38を設ける。支持アーム38を自身の延長方向に往復移動可能に支持する支持ローラ36,37を設ける。支持アーム38を延長方向に移動させる駆動部材44を設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、クランクピン等の円筒状ワークの外径を計測する計測装置及びその計測装置を備えた研削盤に関するものである。
この種の計測装置を備えた研削盤としては、例えば特許文献1に開示されるような構成が従来から提案されている。この研削盤を図18に基づいて説明する。回転砥石91の砥石軸92を支持する軸支部93の外周には、支持アーム94が基端のリング部941においてベアリング95を介して回動可能に支持されている。支持アーム94の先端には、回転砥石91によって研削されるクランクシャフト96上のクランクピン961の外径を計測する計測装置97が支持されている。そして、回転砥石91が回転中心C91を中心に回転されるとともに、クランクシャフト96のクランクピン961がクランクシャフト96の回転中心C96を中心に公転される。このとき、クランクピン961の公転にともなって回転砥石91が前後に往復動される。このため、回転砥石91の外周の研削面911によりクランクピン961の外周面が研削される。この研削と同時に、計測装置97によってクランクピン961の外径が計測される。
また、この研削時においては、クランクピン961の公転に同期して、前記のように回転砥石91が図18の前後方向に往復移動される。その結果、回転砥石91の研削面911に対するクランクピン961の接触位置は、図18に実線で示す位置と鎖線で示すように、回転砥石91の外周面上を往復する。そして、この接触位置の相対変化に同期して、支持アーム94が回転砥石91の回転中心C91と同一軸線上の回同中心C94を中心に往復回動されて、計測装置97がクランクピン961に対して追従動作される。
国際公開第2011/013710号パンフレット
前記のように、この従来の研削盤においては、計測装置97を支持する支持アーム94が、回転砥石91の砥石軸92の軸支部93にベアリング95を介して回動可能に支持されている。このため、研削盤に計測装置97を組み付ける場合には、砥石軸92から回転砥石91やその回転砥石91を覆うカバー等を取り外した状態で、砥石軸92の軸支部93にベアリング95を介して支持アーム94を取り付ける必要がある。よって、計測装置を備えていない既存の研削盤に対して、計測装置を後付けすることに困難をともなうばかりでなく、計測装置や研削盤の保守点検の際の分解及び再組み付けにも困難をともなうという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、計測装置を備えていない既存の研削盤に対して、計測装置を容易に組み付けることができる研削盤を提供することにある。
上記の目的を達成するために、計測装置に関する発明においては、支持脚と、円弧状をなし、その円弧中心を中心として前記支持脚に回動可能に支持された支持アームと、その
支持アームに同支持アームの回動面と平行な面内おいて回動可能に支持され、ワークの外径を検出する計測子を先端に有する計測器とを備えている。
前記計測装置を備えた研削盤の発明においては、一軸線を中心に回転される回転砥石と、円筒形状のワークを回転砥石の外周研削位置において支持するワーク支持装置とを備えた研削盤において、前記計測装置の支持脚を研削盤本体に取付け、前記支持アームの円弧中心と前記回転砥石の回転中心とを一致させている。
従って、以上の構成においては、支持アームを支持する支持脚を研削盤本体に取り付ければ、計測装置を回転砥石の取付状態に関係なく、研削盤に組み付けることができる。よって、計測装置を備えていない既存の研削盤に対しても、砥石軸に対して回転砥石やカバーを脱着するという面倒な作業を行うことなく、計測装置を容易に後付けすることができる。
前記の研削盤によれば、計測装置を備えていない既存の研削盤に対して、計測装置を容易に後付けすることができるという効果を発揮する。
第1実施形態の両頭式研削盤の非研削状態を示す側面図。 両頭式研削盤の非研削状態の平面図。 図1の研削盤における計測装置の関連構成を拡大して示す側断面図。 同計測装置の関連構成の平面図。 両頭式研削盤の研削状態における計測装置の関連構成を示す側断面図。 図3の計測装置の関連構成の一部を拡大して示す断面図。 図6の要部を拡大して示す断面図。 図7の動作状態を示す断面図。 図6の9−9部分における断面図。 図9の10−10部分における拡大断面図。 図10の11−11部分における部分断面図。 図9の計測装置の左側面図。 第2実施形態の両頭式研削盤を示す側面図。 図13の14−14部分における断面図。 図13の15−15部分における断面図。 図15の16−16部分における断面図。 図15の17−17部分における断面図。 従来の計測装置を備えた研削盤を示す側面図。
(第1実施形態)
以下、計測装置を備えた研削盤の第1実施形態を図1〜図12に従って説明する。はじめに、計測装置を除いた研削盤の本体及びワークとしてのクランクシャフトの構成について説明する。
図1及び図2に示すように、研削盤本体10の機台フレーム21の上面には、一対の移動体22が図示しないZ軸駆動機構により水平面内のZ軸方向(図2の上下方向)に沿って往復動可能に装着されている。各移動体22の上面には、砥石台23が図示しないX軸駆動機構により水平面内において前記Z軸方向と直交するX軸方向(図1及び図2の左右方向)に往復動可能に装着されている。砥石台23の上面には、図示しないモータを有する砥石支持台24が固定されている。砥石支持台24のZ軸方向に沿う砥石軸25には、
回転砥石26が固定されている。図2に示すように、砥石支持台24には、回転砥石26を覆うためのカバー27が取り付けられている。
図1及び図2に示すように、前記機台フレーム21の上面には、一対のワーク支持装置としての主軸装置28A,28Bが取付台29及びベース30を介してZ軸方向に位置調節可能に装着されている。両主軸装置28A,28Bに内装された図示しないモータの回転軸には、クランプ機構31が連結されている。両クランプ機構31には、クランクシャフト32がその両端のジャーナル321において着脱可能にクランプされる。そして、クランクシャフト32の長さに応じて、両主軸装置28A,28BがZ軸方向に位置調節される。
前記クランクシャフト32には、複数(例えば4つ)のクランクピン322が設けられている。2つのクランクピン322の外周が両回転砥石26によって同時に研削される。
前記クランプ機構31に装着されたクランクシャフト32は、主軸装置28A,28Bのモータが回転されることによって、ジャーナル321を中心に回転される。その結果、クランクシャフト32のクランクピン322はジャーナル321の中心C32を中心に公転される。そして、図5に示すように、回転している回転砥石26の外周の研削面261がクランクピン322の外周面に接触されるとともに、回転砥石26が砥石台23及び砥石支持台24と一体的に、クランクピン322の公転動作と同期してX軸方向に往復移動される。その結果、回転砥石26の研削面261に対するクランクピン322の接触位置が、図5に鎖線で示す上下2位置間で往復移動しながら、研削面261によりクランクピン322の外周面全体が研削される。
次に、前記クランクシャフト32のクランクピン322の研削作業中において、そのクランクピン322の外径寸法を計測するための計測器33を有する計測装置20について説明する。
図1に示すように、前記回転砥石26の近傍において回転砥石26を支持する部材としての砥石支持台24上には、支持脚34が複数のボルト35により装着されている。支持脚34の側面には、上下に対をなす複数対の支持ローラ36,37が回転可能に支持されている。図4に示すように、これらの支持ローラ36,37は外周面にV字溝を有する溝付きローラにより構成され、上下方向に所定の間隔をおくとともに、回転砥石26の外周に沿って間隔をおいて配置されている。
図3及び図4に示すように、上下の支持ローラ36,37間には、回転砥石26の外周に沿って円弧状に延びる支持アーム38が自身の延長方向に移動可能に支持されている。この支持アーム38は、自身の円弧の中心が回転砥石26の回転中心C26の軸線上に位置し、後述のサーボモータ44の駆動により回転中心C26を中心に往復回動される。
図1〜図4に示すように、前記支持アーム38の主軸装置28A,28B側の前端部には、ギヤボックス39が支持ブラケット40を介して固定されている。ギヤボックス39には、支持軸41が回転砥石26の回転中心C26の軸線と平行に延びる軸線を中心C41にして回動可能に装着されている。この支持軸41には前記計測器33の基端が支持部材411を介して固定されている。計測器33の先端には、ほぼ逆V字状に対向するゲージ331が設けられるとともに、クランクピン322の外周面に接触する計測子としての計測ピン332が設けられている。そして、支持軸41の回動により、計測器33が回動中心C41を中心にして支持アーム38の回動面と平行な面内を回動されて、計測器33の計測位置に対する角度が変更される。
前記支持アーム38に連結されている前記支持部材411上には、回転砥石26の研削
面261とクランクピン322との間の研削位置にクーラントよりなる加工液を加工部位に向かって供給する給液ノズル42が装着されている。
図3及び図4に示すように、前記支持アーム38には、内周縁に歯を有する円弧状のラック43が固定されている。支持脚34には、駆動部材としてのサーボモータ44が装着されている。サーボモータ44の回転軸441には、ラック43に噛合するピニオン45が固定されている。そして、回転砥石26の外周の研削面261によるクランクピン322の研削時に、クランクピン322の回転動作と同期して、サーボモータ44によりピニオン45及びラック43を介して支持アーム38が延長方向に往復移動される。これにより、計測器33が回転砥石26の回転中心C26を中心に往復回動されて、クランクピン322の公転に対して追従動作される。
図1及び図3に示すように、研削盤には、クリーン室46が隔壁47によってクランクシャフト32を配置した加工室48から区画されている。クリーン室46の内部には各種の電気機器が設けられている。前記隔壁47の側部には、支持アーム38を移動可能に挿通させるための挿通孔471が形成されている。挿通孔471の内側には、加工室48から挿通孔471を介してクリーン室46内に研削屑やクーラントが侵入することを防止するためのパージ室49が区画板491によって形成されている。区画板491には挿通孔492が形成されている。支持アーム38は両挿通孔471,492を通って加工室48内に突出し、その前端に前記計測器33が位置している。
図3及び図6に示すように、前記計測器33を支持する支持軸41には、計測器33の支持角度を変更するための変更装置50が連結されている。以下、この変更装置50について説明する。前記ギヤボックス39には、支持軸41の軸線方向と交差する方向に延びる回転軸51が一対のベアリング52を介して回転可能に支持されている。回転軸51に対応して前記クリーン室46の隔壁47には、軸支部材53が貫通状態で固定されている。軸支部材53内には、駆動軸54が一対のベアリング55を介して回転可能に支持されている。クリーン室46内において軸支部材53の端部には、駆動軸54を回転させるためのサーボモータ56が装着されている。
図6〜図8に示すように、前記回転軸51と駆動軸54との対向端部間には、クラッチ57が設けられている。このクラッチ57は、駆動軸54側に設けられたクラッチ片571と、そのクラッチ片571に係合離脱可能に対応するように、回転軸51側に設けられたクラッチ片572とより構成されている。そして、図1及び図6に示すように、前記支持アーム38が時計方向に回動されて、その移動端に達し、計測器33がクランクシャフト32から上方に離間した上方位置に配置されたときには、クラッチ57のクラッチ片572がクラッチ片571に係合される。従って、この状態では、回転軸51が駆動軸54に対して接続される。この状態で、サーボモータ56により駆動軸54が回転されることによって、クラッチ57を介して回転軸51が回動され、後述する伝達機構を介して支持軸41が回動されて、計測器33の角度が変更される。
これに対して、図5に示すように、支持アーム38が反時計方向に回動されて、計測器33がクランクシャフト32と対応する下方位置に配置されたときには、図5及び図8に示すように、クラッチ57のクラッチ片572がクラッチ片571から離脱される。従って、この状態では、回転軸51が駆動軸54に対する接続状態から解放される。
図6〜図8に示すように、前記回転軸51の端部外周には、筒状の固定部材58が回り止め59により回り止めされた状態で軸線方向に移動可能に支持されている。固定部材58の基端外周には、基端側に向かった大径状となる傾斜面581が形成されている。固定部材58の外周に位置するようにギヤボックス39内には、スリーブ60が固定されてい
る。スリーブ60の内周には、固定部材58の傾斜面581に係合可能な傾斜面601が形成されている。回転軸51上に配置されたバネ受け61と固定部材58との間には、固定部材58を回転軸51の外端側に向かって付勢するバネ62が介装されている。前記駆動軸54の端部外周縁には、固定部材58の受け部582をバネ62の付勢力に抗して押圧して固定部材58を移動させるための押圧部63が設けられている。この受け部582及び押圧部63は相互に噛み合う凹凸形状をなし、それらはクラッチ57の一部を構成する。
そして、図6及び図7に示すように、前記クラッチ57を介して回転軸51が駆動軸54に接続されたときには、駆動軸54の押圧部63が固定部材58を押圧して、固定部材58がバネ62の付勢力に抗して内側に移動される。これにより、固定部材58の傾斜面581がスリーブ60の傾斜面601に対する圧接状態から解放されて、前記サーボモータ56による回転軸51の回転が許容され、つまり計測器33の角度の変更が許容される。これに対して、図8に示すように、回転軸51が駆動軸54に対するクラッチ57の接続状態から解放されたときには、駆動軸54の押圧部63が固定部材58から離間される。その結果、固定部材58がバネ62の付勢力により回転軸51の外端側に移動されて、固定部材58の傾斜面581がスリーブ60の傾斜面601に圧接される。この圧接による摩擦結合によって、回転軸51の回転が阻止されてロック状態になり、計測器33の支持角度が変更状態に保持される。従って、固定部材58,スリーブ60及びバネ62によりロック機構が構成されている。
次に、回転軸51と計測器33との間の前記伝達機構について説明する。
図6及び図9に示すように、前記ギヤボックス39内における支持軸41の外周位置には、中空軸64が一対のベアリング65を介して回転可能に支持されている。そして、この中空軸64内に、支持軸41が一対のベアリング66を介して相対回転可能に支持されている。前記回転軸51には、ウォーム67が固定されている。中空軸64には、ウォーム67に噛合するウォームホイール68が固定されている。そして、サーボモータ56により回転軸51が回転されるとき、その回転がウォーム67及びウォームホイール68を介して中空軸64に伝達される。
図9及び図10に示すように、前記中空軸64の端部には、膨径部641が形成されている。膨径部641内に対向して配置されるように、支持軸41の端部外周にはスリーブ69が固定されている。中空軸64の膨径部641の内周面には、収容凹部70が形成されている。スリーブ69の外周面には、収容凹部70内に隙間を形成して収容される作動凸部71が突設されている。中空軸64の膨径部641における収容凹部70の両側位置には、一対のネジ孔72が形成されている。両ネジ孔72には、プランジャ73がそれぞれ螺合されている。両プランジャ73の内端部には、前記作動凸部71を挟持するためのボール731がバネ732によって保持されている。図11に示すように、両プランジャ73は、止めネジ74によって所要の進退位置にロックされる。
そして、中空軸64の回転がプランジャ73,作動凸部71を介してスリーブ69に伝達され、そのスリーブ69から支持軸41に伝達される。また、前記計測器33にその回転方向への外力が作用していない状態あるいは外力が小さい状態にあって、計測器33を支持する支持軸41に所定以上の回転力が作用しない場合には、前記スリーブ69上の作動凸部71が収容凹部70内の中央位置に保持されている。これに対して、計測器33にバネ732のバネ力を越える大きな外力が作用して、支持軸41が図10の時計方向または反時計方向に回転された場合には、作動凸部71により一方のプランジャ73のボール731がバネ732の付勢力に抗して移動される。これにより、計測器33及び支持軸41の時計方向または反時計方向への単独回動が許容される。従って、プランジャ73やバネ732により、計測器33を中立位置に弾性的に保持するための保持機構が構成されて
いる。
図9及び図12に示すように、前記支持軸41と計測器33との間には、シフト機構75が介装されている。このシフト機構75内には、複数のエアシリンダ(図示しない)が設けられている。そして、粗研削時には、シフト機構75は、前記計測器33を上側の退避位置にオフセットさせ、その状態で計測器33の落下を防止する。通常研削(いわゆる中研削)時及び仕上げ研削時には、シフト機構75は、計測器33をクランクピン322に係合させるように下方へ移動させる。この計測器33がクランクピン322に係合した状態にある場合でも、シフト機構75のエアシリンダのストロークは前進端に達することなく5mm程度の余裕を持たせられる。このため、サーボモータ44による計測器33の往復動作と、クランクピン322の公転動作との間の同期誤差がこの余裕の範囲内で吸収される。
図2に示すように、前記主軸装置28Aの近傍には、回転砥石26の外周の研削面261をドレッシングするための円盤状のドレッサ78を備えたドレッシング機構77が装着されている。そして、このドレッシング機構77により回転砥石26の研削面261をドレッシングする際には、前記計測器33が、図1及び図3に実線で示すように後退位置に移動された状態で、変更装置50のサーボモータ56の駆動により、同図に2点鎖線で示すようにドレッシング機構77と干渉しない退避位置へ回動される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
はじめに、計測器33を研削盤に組み込むためには、支持脚34上に支持アーム38や計測器33等が組まれた計測装置20のユニットを支持脚34において砥石支持台24上に固定する。このようにすれば、支持アーム38が回転砥石26の外周面と対応する位置に配置されて、支持アーム38の円弧中心を回転砥石26の回転中心C26とを同一軸線上で一致させることができるとともに、計測器33が加工室48内に配置される。
この状態で、クランクシャフト32のクランクピン322を粗研削及び仕上げ研削する場合の動作を説明する。ここで、計測器33によるクランクピン322の外径計測は、粗研削時には行なわれず、仕上げ研削時のみに行われるものとするが、粗研削時にも外径計測を行なってもよい。
図1及び図3に2点鎖線で示すように、クランクピン322の粗研削の開始に際しては、サーボモータ44の駆動により支持アーム38が後退されて、計測器33がクランクシャフト32から離間する後退位置に配置された状態にある。この状態においては、変更装置50のクラッチ57が接続された状態にあり、この状態でサーボモータ56の駆動により、計測器33は上方の退避位置に回動される。
この状態で、図示しない制御装置からの制御信号に基づいて、その後、サーボモータ44の駆動により、支持アーム38が図1及び図3に示す状態から反時計方向に回動され、給液ノズル42が研削加工位置の上方に臨む位置に配置される。この状態においては、前記クラッチ57が解放され、バネ62の付勢力によって固定部材58の傾斜面581がスリーブ60の傾斜面601に圧接して、摩擦係合により回転軸51がロックされる。このため、計測器33は、図10に示すバネ732のバネ力によって保持された状態で退避位置に保持される。この状態では、計測器33はクランクシャフト32と干渉しない状態に配置される。
そして、主軸装置28A,28B間に把持されたクランクシャフト32が回転中心C32を中心として回転される。それと同時に、回転砥石26が回転されるとともに、クランクピン322の公転に伴って回転砥石26が砥石台23及び砥石支持台24と一体的にX
軸方向に往復動される。このようにして、回転砥石26の研削面261により、クランクシャフト32のクランクピン322が粗研削される。このクランクピン322の粗研削中においては、クランクピン322の回転動作と同期して、サーボモータ44の駆動により支持アーム38が回転砥石26の回転中心C26を中心に往復回動される。従って、給液ノズル42は、回転砥石26とクランクピン322とによる研削位置に対して同一距離を維持する。そして、給液ノズル42から、研削面261によるクランクピン322の研削位置に向けてクーラントが供給される。
その後、粗研削動作が終了すると、引き続き仕上げ研削が開始される。この仕上げ研削は、クランクシャフト32の加工送り量のみを少なくして、時間当たりの研削量を少なくすることによって実行される。
この仕上げ研削の開始時には、サーボモータ44の駆動により、支持アーム38が図5に示す状態から時計方向に回動され、図1及び図3に示すように、計測器33が後退位置に配置される。このため、変更装置50のクラッチ57が接続されて、その変更装置50のサーボモータ56の駆動により、計測器33が2点鎖線で示す退避位置から実線で示す計測位置に回動される。この場合、回転砥石26の外径,クランクピン322の公転半径及び外径にあわせて、サーボモータ56の駆動による計測器33の角度設定が実行される。そして、この状態で、サーボモータ44の駆動により、支持アーム38が反時計方向に回動され、クラッチ57の解放による固定部材58とスリーブ60との圧接により回転軸51がロックされた状態で、図1及び図3に示すように、計測器33が下方位置に配置される。これにより、計測器33のゲージ331及び計測ピン332がクランクピン322の外周面に接触される。このとき、前記シフト機構75により、計測器33がクランクピン322に接触した場合の衝撃が緩和される。そして、この状態において回転砥石26の研削面261により、クランクピン322に対する仕上げ研削が実行される。
このクランクピン322の仕上げ研削中においては、クランクピン322の回転動作と同期して、サーボモータ44の駆動により支持アーム38が回転砥石26の回転中心C26を中心に往復回動される。従って、前記支持アーム38の往復回動に伴って、計測器33が回転砥石26の回転中心C26と同一軸線上を中心に傾動されて、クランクピン322に対して追従動作される。そして、この状態で計測器33の計測ピン332によってクランクピン322の外径寸法が不断に計測される。また、前記粗研削中と同様に、支持アーム38上の給液ノズル42から、研削面261によるクランクピン322の研削位置に向けてクーラントが供給される。
このように、計測器33によって計測されたクランクピン322の外径寸法の計測データは、図示しない制御装置に送信される。この制御装置においては、クランクピン322の外径寸法が目標値の外径寸法に達したか否かが判断される。そして、計測値が目標値になったと判断されると、制御装置からクランクピン322の研削作業の停止信号が出力され、前記サーボモータ44の駆動により支持アーム38が図5の状態から時計方向に回動されて、図1及び図3に示すように計測器33が上方の後退位置に移動される。その後、図3に示すように、砥石台23が後退されるとともに、クランクシャフト32の回転が停止される。
続いて、前記回転砥石26が移動体22及び砥石支持台24とともにZ軸方向に移動されて、未研削のクランクピン322と対応配置され、前述した動作と同様な動作が繰り返されて、そのクランクピン322の粗研削及び仕上げ研削作業が行われる。その後に、一本のクランクシャフト32における複数のクランクピン322の研削が全て終了すると、次のクランクシャフト32のクランクピン322に対する研削が引き続き行われる。
このように、クランクシャフト32の研削作業が行われて、回転砥石26の研削面261の研削機能が低下した場合には、ドレッシング機構77を用いて研削面261のドレッシングが行われる。この場合には、図1及び図3に鎖線で示すように、計測器33が後退位置に移動された状態において、変更装置50のサーボモータ56の駆動により、ドレッシング機構77と干渉しない退避位置に回動される。この状態で、移動体22及び砥石台23がZ軸及びX軸方向に移動され、回転砥石26の研削面261がドレッシング機構77のドレッサ78に接触されて、研削面261のドレッシング作業が行われる。
このように、回転砥石26の研削面261のドレッシングが行われて、研削面261の外径寸法が変化した場合、あるいは研削対象であるクランクシャフト32のクランクピン322の外径寸法が変更された場合には、計測器33の角度を調節する必要がある。この場合には、図1及び図3に示すように、サーボモータ44による支持アーム38の時計方向への回動によって、計測器33が後退位置に配置されて、変更装置50のクラッチ57が接続される。この状態で、変更装置50のサーボモータ56の駆動により、計測器33が回動中心C41を中心に回動されて、計測器33の角度が調節される。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態においては、支持脚34を砥石支持台24に取り付けることにより、前記計測器33を支持する支持アーム38が回転砥石26の外周と対応する位置に配置され、計測器33を計測位置に配置することができる。そして、支持アーム38の往復回動によって、計測器33をクランクピン322の公転に追従させて、研削中においてクランクピン322の外径を計測できる。従って、計測器33を備えていない既存の研削盤に対しても、砥石軸25に対して回転砥石26やカバー27を脱着するという面倒な作業を行うことなく、計測器33を容易に後付けすることができる。また、保守点検における計測装置20の分解や再組み付けも容易になる。
(2) クランクピン322の外径の計測に際しては、支持アーム38がモータ44によって往復回動されることにより、計測器33がクランクピン322の公転に追従される。従って、計測器がクランクピンの上に載ってバネの力によってクランクピンの公転に追従される場合とは異なり、クランクピン322に上方からの外部負荷が作用しにくく、高精度加工が可能になる。しかも、クランクピン322が高速で公転しても、サーボモータ44の回転数を上げることにより、その高速公転に対応できるため、研削盤の高速運転が可能になり、加工効率を向上できる。
(3) 実施形態においては、前記支持アーム38に対する計測器33の角度を変更する変更装置50が設けられている。このため、研削するクランクシャフト32の外径寸法が変更された場合や、回転砥石26の外径が研削やドレッシングにともなって変化した場合等において、支持アーム38に対する計測器33の角度を変更することにより、計測器33をクランクシャフト32に対して適正な計測姿勢に調整することができる。
(4) しかも、計測器33の角度調節の駆動のためのサーボモータ56を研削盤本体10側に設けたため、サーボモータ56は研削盤本体10側に搭載される。このため、計測装置20が軽量になり、計測装置20全体を回動させるためのサーボモータ44として低出力で消費電力の少ない小形のものを使用できる。
(5) サーボモータ44を隔壁47内のクリーン室46側に設けたため、サーボモータ56にクーラントがかかることはほとんどなく、サーボモータ56の動作不良が生じにくく、信頼性を維持できる。
(6) 変更装置50の回転軸51がサーボモータ56から離れて、クラッチ57が遮
断されたときには、回転軸51はロックされる。このため、計測器33はプランジャ73のバネ732によって保持された状態で定位置を保持できて、妄動を防止できる。従って、計測器33をクランクピン322上にセットするときに、外れたりすることなく、適切にセットできる。
(7) 計測器33に対して無理な力が作用した場合は、プランジャ73のバネ732が変形することにより、計測器33の動きが許容される。このため、計測器33に無理な力が加わることを防止できて、正確で安定した計測状態を得ることができる。
(8) 前記回転砥石26の研削面261に冷却液を供給する給液ノズル42が、前記支持アーム38に連結されている。このため、給液ノズル42をクランクピン322の公転に追従させることができる。従って、回転砥石26の研削面261に対するクランクシャフト32の接触位置が変化しても、その接触位置の変化に同期して支持アーム38が往復移動されて、同距離が維持されるため、その支持アーム38に連結された給液ノズル42から研削面261に対するクランクシャフト32の接触位置に対して、クーラントが好適に供給される。よって、固定位置に配置された給液ノズルからクーラントが供給されるように構成された場合とは異なり、冷却液の供給条件が変化することを防止できる。よって、加工精度の低下や研削焼け等の不具合が生じるおそれを抑制することができる。
(9) 支持アーム38が挿通される挿通孔471に対応して隔壁47の内側にパージ室49を設けたため、クリーン室46側へのクーラント等の侵入を適切に防止できる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を第1実施形態と異なる部分を中心に図13〜図17に基づいて説明する。
この実施形態においては、支持アーム38に関連する構成が前記第1実施形態と大きく相違している。
すなわち、図13及び図14に示すように、機台フレーム21には支持アーム38と同曲率で、支持アーム38及び回転砥石26と同心をなす円弧状のガイドレール102が固定されている。支持アーム38には一対のガイド101が取付けられており、このガイド101が前記ガイドレール102にスライド可能に支持されている。従って、支持アーム38は、ガイド101を介してガイドレール102に支持されており、支持アーム38はガイドレール102の円弧に沿って,つまり自身の円弧に沿って往復移動可能である。
前記機台フレーム21には、ガイドロッド103がその一端のカラー104においてが軸105により回動可能に支持されている。ガイドロッド103にはスライダ106がロッドの軸方向にスライド可能に取り付けられ、そのスライダ106と前記カラー104との間には付勢部材としての圧縮状態のスプリング107が介在されている。前記スライダ106には連結板108が固定され、この連結板108の先端が支持アーム38の基端に固定されている。このため、前記スプリング107のバネ力がスライダ106及び連結板108を介して前記支持アーム38に対して図13の反時計方向への回動力として伝達される。
前記機台フレーム21にはモータ111が固定され、その出力軸には駆動レバー112が固定されている。支持アーム38の側面には前記駆動レバー112と係合するローラ113が支持されている。そして、モータ111の駆動によって駆動レバー112が図13の実線に示す位置と2点鎖線に示す位置との間の範囲を往復回動される。このため、駆動レバー112の往復回動にともない、支持アーム38がスプリング107の付勢力によって一方向に回動されるとともに、駆動レバー112の回動によって他方向に回動される。そして、駆動レバー112の往復動ストロークの変更によって支持アーム38の回動範囲
が変更される。
図13及び図15に示すように、支持アーム38の先端の支持ブラケット40には前記第1実施形態と類似の計測装置20のギヤボックス39が支持されている。ギヤボックス39にはベアリング65を介して中空軸64が回転可能に支持され、その中空軸64内にはベアリング66を介して支持軸41が回転可能に支持されている。この支持軸41の先端に計測器33が支持されている。従って、図13に示すように、支持軸41の回転により、計測器33の角度が、前記第1実施形態と同様に、回転砥石26等の径に応じて微少に、あるいはドレッシングに際して退避するように大きく調節される。ただし、この実施形態においては、図14に示すように、支持軸41の先端に固定した支持部材411にボール412を介して計測器33の上端のブラケット333が複数の図示しないネジによって固定されている。また、ブラケット333と支持部材411との間にはクリアランス133が形成されている。従って、前記ネジの締め加減を調節すれば、計測器33の角度をクリアランス133の広さの範囲内においてボール412を中心にして調節することができる。
図15及び図16に示すように、前記中空軸64の基端の膨径部641内において支持軸41にはスリーブ69が固定されている。そして、そのスリーブ69の作動凸部71の両側にプランジャ73のボール731がバネ732の付勢力によって係合する構成は、プランジャ73や止めネジ74の形状や配置位置等が異なるものの、前記第1実施形態とほぼ同様である。従って、この実施形態においても、中空軸64の回転がスリーブ69,プランジャ73,作動凸部71を介して支持軸41に伝達されるとともに、計測器33の支持軸41の軸線を中心とした単独回動を許容できる。ただし、この実施形態においては、計測器33の回動角度を調節するとともに、ドレッシング時等において退避させるための駆動機構の構成が第1実施形態と異なっている。
すなわち、図13,図15及び図17に示すように、前記ギヤボックス39上にモータ121がカバー122で密閉された状態で搭載され、その出力軸に回転軸51が連結されている。この回転軸51上のウォーム67が前記中空軸64上のウォームホイール68に噛合している。従って、このモータ121の回転により、回転軸51,ウォーム67,ウォームホイール68、中空軸64、スリーブ69(図16参照)及び支持軸41を介して計測器33の角度が調節される。
なお、この実施形態において、給液ノズルは、図示しないが、機台フレーム21に支持されて、加工位置にクーラントを供給するようになっている。
この実施形態においては、以上のように構成されているため、クランクピン322の研削加工時には、モータ111の駆動により、駆動レバー112が往復動される。このため、この駆動レバー112及びガイドロッド103上のスプリング107の作用により、支持アーム38がクランクピン322の公転サイクルと同サイクルで往復動され、研削加工中のクランクピン322の外径を計測できる。
従って、この実施形態においては、前記第1実施形態において、変更装置50のサーボモータ56の伝達系を分離した構成、給液ノズル42を計測装置20に搭載した構成に関する作用効果を除いて、第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
(変更例)
なお、前記第1,第2実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 第1実施形態において支持ローラ36,37よる支持アーム38の支持構成に代えて、第2実施形態のようなガイドレール102とガイド101との支持構成に変更すること。
・ 第2実施形態において、スプリング107とモータ111及び駆動レバー112とによる支持アーム38の駆動構成に代えて、第1実施形態のようなラック43とモータ44及びピニオン45による駆動構成に変更すること。
・ 前記クランクシャフト32とは異なった形状のもの、つまり、単純なシャフト状のものをワークとすること。
・ 前記第1実施形態では、計測器33の角度を調節するためのサーボモータ56を研削盤本体10に設けたが、このサーボモータ56を計測装置20に搭載すること。
・ 前記第1実施形態において、隔壁47に設けられるパージ室49を加工室48側に配置すること。
・ 前記第2実施形態において、給液ノズルを計測装置20,すなわち支持アーム38に搭載すること。
・ 前記第2実施形態において、駆動レバー112の先端部及び支持アーム38のうちの一方に長孔を、他方にその長孔内に嵌合するピンまたはローラを設けること。このように構成すれば、支持アーム38を付勢するスプリング107が存在しなくても、駆動レバー112の往復回動に従って支持アーム38が往復回動される。従って、構成が簡単になる。
・ 前記第2実施形態において、ガイドレール102を支持アーム38側に、ガイド101を機台フレーム21側に設けること。
C26,C32…回転中心、10…研削盤本体、20…計測装置、26…回転砥石、33…計測器、34…支持脚、38…支持アーム、44,111,121…モータ、48…加工室、49…パージ室、50…変更装置、101…ガイド、102…ガイドレール、113…ローラ、571,572…クラッチ片。

Claims (13)

  1. 支持脚と、
    円弧状をなし、その円弧中心を中心として前記支持脚に往復回動可能に支持された支持アームと、
    その支持アームに同支持アームの回動面と平行な面内おいて回動可能に支持され、ワークの外径を検出する計測子を先端に有する計測器と
    を備えた計測装置。
  2. 前記支持アームの往復回動をローラによって案内する請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記支持アームの往復回動を、ガイドレールと、そのガイドレールにスライド可能に係合するガイドとによって案内する請求項1に記載の計測装置。
  4. 前記支持脚にモータを設けるとともに、そのモータ軸には駆動ギヤを固定し、前記支持アームには前記駆動ギヤが噛合される被動ギヤを設け、前記モータの回転によって支持アームが自身の円弧中心を中心に回動される請求項1に記載の計測装置。
  5. モータによって往復回動されるレバーを支持アームに係合させ、レバーの往復回動によって支持アームが往復回動される請求項1に記載の計測装置。
  6. 支持アームに一方の回動方向への付勢を付与するための付勢部材を設け、前記モータはレバーに対してその付勢力に抗する方向への力を付与する請求項5に記載の計測装置。
  7. 前記計測器と支持アームとの間には計測器を回動範囲の中立位置に弾性的に保持する保持機構を備えた請求項1に記載の計測装置。
  8. 前記支持アームには、加工部位に向かって加工液を供給するためのノズルが連結された請求項1に記載の計測装置。
  9. 一軸線を中心に回転される回転砥石と、円筒形状のワークを回転砥石の外周研削位置において支持するワーク支持装置とを備えた研削盤において、
    請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載の計測装置の支持脚をフレームに取付け、前記支持アームの円弧中心と前記回転砥石の回転中心とを一致させた研削盤。
  10. 前記支持アームに対する計測装置の支持角度を変更する変更装置を設けた請求項9に記載の研削盤。
  11. 前記変更装置は、前記支持アームに連結され、先端にクラッチ片を有する回動軸と、研削盤本体に固定され、出力軸にクラッチ片を有するモータとを備え、支持アームがワークから離れる側の端部に位置したときに、前記両クラッチ片が接続されてモータの回転により前記回動軸を介して計測器の角度が調節される請求項10に記載の研削盤。
  12. 前記変更装置は、前記クラッチ片間の接続が開放されたときに、前記回動軸をロックするロック機構を備えた請求項11に記載の研削盤。
  13. 研削加工が行なわれる加工室を区画する壁を設けるとともに、その壁にはパージ室を並設し、前記支持アームが壁及びパージ室の開口を通って加工室側に突出するように設置した請求項9に記載の研削盤。
JP2013185165A 2013-09-06 2013-09-06 計測装置及びその計測装置を備えた研削盤 Pending JP2015051478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013185165A JP2015051478A (ja) 2013-09-06 2013-09-06 計測装置及びその計測装置を備えた研削盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013185165A JP2015051478A (ja) 2013-09-06 2013-09-06 計測装置及びその計測装置を備えた研削盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015051478A true JP2015051478A (ja) 2015-03-19

Family

ID=52700906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013185165A Pending JP2015051478A (ja) 2013-09-06 2013-09-06 計測装置及びその計測装置を備えた研削盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015051478A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024104A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 株式会社ジェイテクト 研削盤
DE102016012904A1 (de) * 2016-10-26 2018-04-26 Gebr. Saacke Gmbh & Co. Kg Kühlmittelzuführung für eine Werkzeugmaschine, insbesondere eine Schleifmaschine
CN115476255A (zh) * 2022-08-15 2022-12-16 河南博鸿新材料有限公司 一种金刚石复合材料抛光装置
EP4166276A1 (de) * 2021-10-13 2023-04-19 Adelbert Haas GmbH Kühlschmierstoffdüsenträger für eine schleifmaschine, schleif-maschine mit einem solchen kühlschmierstoffdüsenträger und verfahren zum betrieb eines kühlschmierstoffdüsenträgers

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024104A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 株式会社ジェイテクト 研削盤
DE102016012904A1 (de) * 2016-10-26 2018-04-26 Gebr. Saacke Gmbh & Co. Kg Kühlmittelzuführung für eine Werkzeugmaschine, insbesondere eine Schleifmaschine
EP4166276A1 (de) * 2021-10-13 2023-04-19 Adelbert Haas GmbH Kühlschmierstoffdüsenträger für eine schleifmaschine, schleif-maschine mit einem solchen kühlschmierstoffdüsenträger und verfahren zum betrieb eines kühlschmierstoffdüsenträgers
CN115476255A (zh) * 2022-08-15 2022-12-16 河南博鸿新材料有限公司 一种金刚石复合材料抛光装置
CN115476255B (zh) * 2022-08-15 2023-09-22 河南博鸿新材料有限公司 一种金刚石复合材料抛光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8979616B2 (en) Gear processing machine
KR101713202B1 (ko) 연삭반
KR20110036794A (ko) 연마기 및 계측 장치
JP2015051478A (ja) 計測装置及びその計測装置を備えた研削盤
JP2018176298A (ja) 研削盤
US10537971B2 (en) Measuring steady rest for supporting and measuring central workpiece regions grinding machine with such a measuring steady rest, and method for supporting and measuring central workpiece regions
JP2016080501A (ja) ねじ軸となるワークの有効径インプロセス測定方法および測定装置
WO2017030049A1 (ja) 研削盤および研削方法
JP2011241983A (ja) ボールねじのスピンドルナットにおけるボール溝の加工方法及び装置
JP2011161621A (ja) 研削加工用ツインドレッサー装置等の駆動方法等に関する発明
JP5973805B2 (ja) 軸状のワークの研削盤
CN214292568U (zh) 研磨机
CN207696340U (zh) 一种用于打磨抛光及镜面加工机床的转盘机构
JP7021455B2 (ja) 加工装置
JP2009262308A (ja) 研削盤
JP5916121B2 (ja) 軸状のワークの加工装置
JP2021137879A (ja) 微調整ネジおよび加工装置
US2179211A (en) Form grinding apparatus
KR20150042577A (ko) 센터리스 연삭기의 백래시 제거장치 및 방법
RU2013154338A (ru) Устройство для обработки деталей на фрезерном станке с чпу
KR101993533B1 (ko) 저널 표면 가공장치
JP3898423B2 (ja) 平面研削盤のロータリドレッサ装置
CN208729513U (zh) 用于磨床的定位机构
JP5957723B2 (ja) 軸状のワークのチャック装置およびこれを搭載した加工装置
JPH11198010A (ja) 両頭研削盤