JP2015051038A - 洗濯機 - Google Patents

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則喜 佐藤
中西 健浩
Takehiro Nakanishi
健浩 中西
淳也 坂元
Junya Sakamoto
淳也 坂元
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Abstract

【課題】ドラム式洗濯機の大型化を回避しつつ洗濯容量を増やすことを可能にするために、投入可能な洗剤の容量を減らすことなく、かつ、洗剤が混合した混合水が水槽に向けてスムーズに流れるようにした洗濯機を提供することを目的とする。
【解決手段】給水器25と、水槽11と、給水器25から供給された水が流通するとともに粉体状の洗剤が収容される洗剤収容容器6と、この洗剤収容容器6に収容される洗剤と混合した混合水を水槽11側へ送出する送水部材31と、を備え、送水部材は、送水部材31の一部に少なくとも一つの曲がり角部62を有し、曲がり角部62を流れる混合水を分断する複数の流路を形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、洗剤収容容器から排出される洗剤と水との混合水を送出する洗剤送出部を備えた洗濯機に関するものである。
近年、洗濯容量を多くしたいという要望に応えるために、回転ドラム及びこれを内包する水槽の大型化を図ったドラム式洗濯機が開発されている。
例えば、洗濯物を収容する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包する水槽と、前記水槽の上方に設けられ、洗剤を収納する洗剤収容容器と、前記洗剤収容容器に注水を行う注水蓋体と、前記洗剤収容容器を引き出し自在に収容する空間部を構成する洗剤投入枠体と、前記注水蓋体への給水の制御を行う給水器と、前記洗剤投入枠体の底部に設けられ前記水槽に連通する給水経路とを備えた構成が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−104775号公報
しかしながら、特許文献1の構成においては、ドラム式洗濯機の大型化、重量化を回避しながら洗濯容量を増やすために回転ドラムの大径化を図ろうとすると、回転ドラムの周辺に配置される部品を小型化しなければならなかった。回転ドラムの周辺に配置される部品の一つとして、洗剤収容容器が挙げられる。この洗剤収容容器を小型化すれば、洗剤収容容器に収容される洗剤容量を減らすことになり、洗濯容量も減らさなければならないので、洗剤収容容器を小型化することはできない。
そこで、洗剤収容容器の大きさを変えずに回転ドラムの大型化を図ろうとすると、洗剤収容容器から水槽への経路において、洗剤が混入した混合水が通る流路を狭くしたり、限られた空間内で流路を形成するために、流路を屈曲させなければならなくなる。流路を狭くしたり、屈曲させると、混合水に含まれる洗剤が流路に残る虞が生じる。
洗剤収容容器から水槽までの経路の途中に粉末洗剤が残った場合、残った洗剤がすすぎ行程時に水槽へと流れたりすると、十分なすすぎが行えなくなる問題がある。
このように、洗濯容量を増やすために回転ドラムの大型化を図る際に、適切な洗剤を収容できる洗剤収容容器から水槽までの経路を実現する上で多くの課題があったため、回転ドラムの大型化を阻害する要因にもなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、投入可能な洗剤の容量を減らすことなく、流路を形成し得る洗濯機を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の洗濯機によれば、給水器と、水槽と、前記給水器から供給された水が流通するとともに粉体状の洗剤が収容される洗剤収容容器と、この洗剤収容容器に収容される洗剤と混合した混合水を前記水槽側へ送出する送水部材と、を備え、前記送水部材は、該送水部材の一部に少なくとも一つの曲がり角部を有し、この曲がり角部を流れ
る前記混合水の流れを分流する複数の流路を形成した、ことを特徴とする。
この構成によれば、流路面積を狭くすることにより、水が流れ難い領域の面積を小さくすることができる。
本発明の請求項2記載の洗濯機によれば、前記曲がり角部を内側と外側とに区画する境界部を設け、この境界部より内側の内側流路と外側の外側流路に区画形成した、ことを特徴とする。
境界部により内側流路から外側流路へ向かう水流が抑制され、狭い流路面積を維持することにより、水が流れ難い領域の面積を小さくすることができる。
本発明の請求項3記載の洗濯機によれば、前記曲がり角部は、内側流路の底面より外側流路の底面を高くして境界部を形成し、前記境界部により前記内側流路と前記外側流路を区画形成した、ことを特徴とする。
境界部により内側流路から外側流路へ向かう水流が抑制され、狭い流路面積を維持することにより、水が流れ難い領域の面積を小さくすることができる。
本発明の請求項4記載の洗濯機によれば、請求項3記載の洗濯機において、前記給水器と、前記水槽と、を収容する本体部と、を有し、前記洗剤収容容器は、前記本体部に開閉可能に装着され、前記送水部材は、前記曲がり角部に接続された第1流路と、第2流路と、を有し、前記第1流路は、前記本体部から前記洗剤収容容器が開けられる方向に向かって下り傾斜し、前記第2流路は、前記第1流路と異なる方向に向かって下り傾斜の構成とした、ことを特徴とする。
この構成によれば、本体部から洗剤収容容器を引き出した状態で、洗剤収容容器に洗剤を投入したとき、洗剤収容容器から送水部材に粉末洗剤が落下した場合でも、この落下した粉末洗剤を回収、水槽内へ排出することができる。
本発明によれば、
洗剤収容容器及び洗剤収容容器から水槽までの経路を大型化、複雑化することなく、粉末洗剤を水と効率よく混合させることができ、洗剤収容容器及び洗剤収容容器から水槽までの経路における粉末洗剤の残留量を減少させることができる。
本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の概略縦断面図 本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機のブロック図 本発明の実施の形態における洗剤収容部の斜視図 本発明の実施の形態における洗剤収容部の洗剤収容容器が本体部から引き出された状態の縦断面図 本発明の実施の形態における洗剤収容部の洗剤収容容器が本体部に収容された状態の縦断面図 本発明の実施の形態における送水部材の曲がり角部を示し、(a)は境界部が形成されていない構成を示す要部平面図、(b)は境界部を設けた構成を示す要部平面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の
形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の外観を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の概略縦断面図である。図3は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機のブロック図である。図4は、本発明の実施の形態における洗剤収容部の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態における洗剤収容部の洗剤収容容器が本体部から引き出された状態の縦断面図である。図6は、本発明の実施の形態における洗剤収容部の洗剤収容容器が本体部に収容された状態の縦断面図である。図7は、本発明の実施の形態における送水部材の曲がり角部を示し、(a)は境界部が形成されていない構成を示す要部平面図、(b)は境界部を設けた構成を示す要部平面図を示している。
図1に示すように、本実施形態のドラム式洗濯機は、大略構成として、略箱状の本体部1と、回転軸2を支点として本体部1に対して開閉自在に設けられた扉体3と、扉体3の上部に配置された操作部4と、操作部4に隣接して配置された表示部5と、扉体3の上方で、かつ表示部5に隣接し、本体部1に対して凹んだ取っ手部40に手を入れて引き出し可能に開閉できる洗剤収容容器6と、を備える。また、本体部1の上面には、後述する給水器25の一部が露出されている。
本体部1へ衣類を投入、或いは本体部1から衣類を取り出すときには、扉体3を開いて行う。また、紛体状の粉末洗剤や液体洗剤や液体仕上剤などを洗剤収容容器6に投入するときは、本体部1から洗剤収容容器6を引き出して行う。粉末洗剤等を洗剤収容容器6に投入後は、洗剤収容容器6を押し込んで本体部1側に収納する。操作部4を操作することで本体部1に電源が投入でき、また、洗いやすすぎなど、各種洗濯コースも選択できる。その選択結果や選択した洗濯コースが完了するまでの時間情報、各種洗濯行程進行状況、洗濯完了情報等が表示部5に表示されるようになっている。
次に、本体部1が有する各構成要素について説明する。
図2に示すように、本体部1には投入口7が設けられ、環状パッキン8、回転ドラム10、水槽11、モータ12が収容されている。
投入口7は、本体部1の正面側に形成され、扉体3により開閉自在に閉塞され、扉体3を開放することにより、投入口3より衣類の出し入れができるようになっている。
環状パッキン8は、投入口7と水槽11との間に配置される。投入口7と水槽11との間の隙間に、衣類が嵌入したり、洗濯水が脱落することを防止する。
回転ドラム10は、有底円筒形に形成され、外周部に多数の通水孔14が設けられ、本体部1内に揺動自在に支持された水槽11内に回転自在に配設されている。回転ドラム10の軸心方向は正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させている(図2では、右上がり方向に図示されている)。回転ドラム10の通水孔14は、水槽11内の洗濯水が回転ドラム10の内外に通過できるようになっている。
モータ12は、水槽11の背面側に取り付けており、水槽11内の回転ドラム10を正転、逆転方向に回転駆動する。
回転ドラム10の内壁面には、突起部13a、13bが複数設けられている。この突起部13a、13bは、回転ドラム10を低速で回転させることにより、衣類を突起部13で引っ掛けて上方に持ち上げた後、適当な高さで落下させるといった撹拌動作(タンブリ
ング動作)を与えることにより、衣類の撹拌たたき洗い、および乾燥動作などを行なう。
また、水槽11の下方に配置されたダンパー15および水槽11の上方に配置されたばね体16により、本体部1に対して水槽11が揺動自在に防振支持されている。
水槽11の背面側の下部には取水口17が設けられ、この取水口17は、排水弁18を介して配水管19を経由して排水ポンプ20に接続されている。排水ポンプ20の動作により水槽11内の洗濯水を本体部1の外部に排水する。また、取水口17は、循環ポンプ21を介して循環経路22を経由して出水口23にも接続されている。循環ポンプ21の動作により、取水口17から吸い込まれた洗濯水が出水口23から回転ドラム10内の洗濯物に向けて噴射され、洗濯物に洗濯水を含ませる。なお、すすぎ行程の場合は、洗剤を含まない水を出水口23から噴射し、洗濯物に含まれる洗剤液を除去するすすぎ効果を高める。
水槽11の上部側には、給水器25と、洗剤収容容器6を含む洗剤収容部26と、プリント基板から構成され制御回路を有する制御部27と、が配置されている。洗剤収容部26は、洗剤収容容器6と、給水部材30と、送水部材31と、接続管部材32と、から構成される。
給水部材30には、水道蛇口に接続される給水器25が接続されている。送水部材31は、給水部材30の下方に設けられており、洗剤収容容器6を引き出し可能に保持している。
接続管部材32は、一端が送水部材31に接続され、他端は水槽11に接続される。洗剤収容容器6は、前述したように、本体部1に対して引き出し可能であり、図2では、本体部1から引き出した状態を2点鎖線で示している。
次に、図3を用いて、制御回路を説明する。制御部27は、電源スイッチ33、水位検知手段34、回転数検知手段35、振動検知手段36、布量検知手段37、操作部4、表示部5、モータ12、排水弁18、排水ポンプ20、循環ポンプ21、給水器25に接続されている。
電源スイッチ33は、商用電源から本体部1に供給される電力をON/OFFするものであり、使用者により手動操作される。
水位検知手段34は、水槽11内の水位を検知するものである。回転数検知手段35は、回転ドラム10の回転数を検知するものである。振動検知手段36は、水槽11に生ずる加速度とその向きを検知するものである。振動検知手段36は水槽11に取り付けられる。布量検知手段37は、回転ドラム10内に投入された洗濯物の量を検知するものである。
次に、図4及び図5を用いて、洗剤収容部26について詳述する。なお、図4では、給水部材30の図示は省略している。また、図4及び図5は、洗剤収容容器6に粉末洗剤等が投入できるように引き出された状態を図示している。図示した状態から矢印A方向に距離Lだけ摺動可能に保持されている。
洗剤収容容器6は、取っ手部40(図1に図示)と、粉末洗剤投入部41と、液体洗剤投入部42と、液体仕上剤投入部43と、第1リブ44と、第2リブ45と、第3リブ46と、第1底面部47と、第2底面部48(図4に図示)と、第3底面部49と、第1開口部50と、第2開口部51(図4に図示)と、中空円筒部52(図5及び図6に図示)と、を有する。また、この洗剤収容容器6には、有底円筒部53(図5及び図6に図示)
を有する液体仕上剤用蓋54が取り外し可能に装着される。
取っ手部40は、使用者が洗剤収容容器6を引き出すときに手を引っ掛ける部位である。洗剤収容容器6の取っ手部40が形成された側面は、本体部1の外観の一部を形成する。洗剤収容容器6の図4における矢印A方向先端側には、粉末洗剤投入部41が設けられ、これに隣接して液体洗剤投入部42が設けられ、さらに、この液体洗剤投入部42に隣接して液体仕上剤投入部43が設けられている。粉末洗剤投入部41の中には第1リブ44が設けられている。粉末洗剤投入部41と液体洗剤投入部42とは、第2リブ45によって区分けされている。液体洗剤投入部42と液体仕上剤投入部43とは、第3リブ46によって区分けされている。
粉末洗剤投入部41の底面を形成する第1底面部47は、洗剤収容容器6から粉末洗剤が排出される第1開口部50に向かって漸次深くなるように傾斜して形成されている。
第1リブ44は、粉末洗剤投入部41に粉末洗剤が投入された後、洗剤収容容器6を本体部1内へ押し込んで収納したとき、その勢いで粉末洗剤が第1開口部50から容易に落下しないように堰き止めるものである。液体洗剤投入部42の底面を形成する第2底面部48は、図4における矢印A方向及び矢印B方向に傾斜しており、洗剤収容容器6から液体洗剤が排出される第2開口部51に向かって傾斜して形成されている。液体仕上剤投入部43の底面を形成する第3底面部49も矢印A方向及び矢印B方向に傾斜しており、中空円筒部52を介して洗剤収容容器6から液体洗剤が脱出する第2開口部51に合流するように傾斜して形成されている。
液体仕上剤用蓋54は、有底円筒部53を有している。この有底円筒部53は、第3底面部49に設けられた中空円筒部52との間に隙間を設けながら囲繞するように覆い、有底円筒部53の下端が第3底面部49側を向くように、液体仕上剤投入部43に装着される。
つまり、粉末洗剤投入部41に投入された粉末洗剤は、第1開口部50から排出され、液体洗剤投入部42に投入された液体洗剤、及び液体仕上剤投入部43に投入された液体仕上剤は、第2開口部から排出される。
送水部材31は、上方が開口した有底形状に形成された断面形状が略コ字状の箱体である。この送水部材31は、上方に重ねられる給水部材30との間に形成される空間に、前述の洗剤収容容器6が収納できるようになっている。送水部材31の底部は、図4における矢印A方向の先端側から矢印Aとは反対方向に向かって漸次深くなるように傾斜して形成される第1流路60と、この第1流路60に隣接して図4における矢印A方向に向かって漸次深くなるように傾斜して形成される第2流路61と、第1流路60と第2流路61を接続し第1流路60側から第2流路61側へ向かうように図4における矢印B方向に向かって漸次深くなるように傾斜して形成されるU字状の曲がり角部62とを有する。曲がり角部62は、内側の底を形成する内側流路63と、外側の底を形成し内側流路63より高く形成された外側流路64と、曲がり角部62を内側流路63と外側流路64とに区分けする境界部65と、を有する。
すなわち、第1流路60の終端は、曲がり角部62の内側流路63と外側流路64とに接続され、第2流路61の始端は、曲がり角部62の内側流路63と外側流路64とに接続されている。
また、第2流路61の終端には、送水部材31内の水及び混合水を水槽11側へ向けて排出する排出口66が設けられている。
接続管部材32は、中央部に蛇腹部70を有し、一端は広げられて排出口66に装着され、他端は水槽11に接続される。本体部1が動作中、不動の洗剤収容部26に対して水槽11が揺動する。この水槽11に連動して接続管部材32に引張荷重や圧縮荷重が作用することで接続管部材32が伸縮し、送水部材31と水槽11との接続が解消させられようとするが、蛇腹部70の伸縮変形により送水部材31と水槽11との接続解消が回避できるようになっている。また、送水部材31の上面側周囲には、複数の係合孔71a、71b、71c、71d、71e、複数の雌ねじ孔72a、72b、72c、72d、72e、72fが設けられている。
給水部材30は、係合爪(図示せず)、雄ねじ貫通孔(図示せず)を有し、内部に中空部73が形成されている。中空部73内には2つの流水経路(図示せず)を形成する区分けリブ74a、74bが複数設けられており、側面には複数の第1吐出孔75、第2吐出孔76、第3吐出孔77が複数配置されている。2つの流水経路の一端はすべて給水器25に接続され、反対端は、それぞれ第1吐出孔75、第2吐出孔76、及び第3吐出孔77のいずれかに接続されている。
係合爪(図示せず)は、送水部材31の係合孔71a、71b、71c、71d、71eに係合し、ねじ(図示せず)は、雄ねじ貫通孔(図示せず)を通って雌ねじ孔72a、72b、72c、72d、72e、72fに螺着することで、給水部材30は送水部材31に重ねられて装着される。
第1吐出孔75は、送水部材31内に洗剤収容容器6が収納された状態で、第1底面部47と対向する位置に設けられている。第2吐出孔76は、送水部材31内に洗剤収容容器6が収納された状態で、第2底面部48と対向する位置に設けられている。第3吐出孔77は、送水部材31内に洗剤収容容器6が収納された状態で、第3底面部49と対向する位置に設けられている。
給水器25は、制御部27による制御により、第1吐出孔75、第2吐出孔76、第3吐出孔77から水道水が吐出するよう、各経路に給水する。
接続管部材32は屈曲可能な材料で形成されており、前述したように、排出口66に接続され、送水部材31から排出される水を水槽11へ供給するものである。
使用者が洗剤収容容器6に各種洗剤を投入する際には、粉末洗剤投入部41や液体洗剤投入部42、液体仕上剤投入部43が露見される位置まで、本体部1から洗剤収容容器6が引き出される。この引き出された状態で粉末洗剤収容部26に投入された粉末洗剤は、投入の仕方により、第1リブ44の下を潜って第1流路60上や第2流路61上に落下する場合がある。この粉末洗剤が落下した位置を第1位置80、第2位置81と称することとする。粉末洗剤投入部41に粉末洗剤の投入が完了次第、洗剤収容容器6を本体部1に押し込むと洗濯行程が開始できる状態になる。本体部1に洗剤収容容器6を押し込んだ状態でも、第1リブ44の下を潜って送水部材31の第1流路60上や第2流路61上に粉末洗剤が僅かな量だけ落下する場合がある。この粉末洗剤が落下した位置を第3位置82、第4位置83と称することとする。
洗濯行程時には、第1吐出孔75から供給された水が粉末洗剤と混合し、混合水は第1リブ44の下を潜り、第1開口部50から送水部材31の第1流路60及び第2流路61に向かって排水される。第1流路60上に落下した混合水は、第3位置82にある粉末洗剤と混合し、矢印Aとは反対方向に流れ始めて第1流路60を下り、第1位置にある粉末洗剤と混合し、曲がり角部62を経由して第2流路61上に流れ、第2位置81にある粉
末洗剤と混合してから第2流路61上に落下した混合水と合流し、さらに、第4位置83にある粉末洗剤と混合し、排出口66から接続管部材32内を経由して、水槽11内に供給される。このように、第1位置80、第2位置81、第3位置82、第4位置83にある粉末洗剤は供給された水と混合し、水槽11へ向けて排出される。
ここで、第1位置80、第2位置81、第3位置82、第4位置83に粉末洗剤が残った状態で洗濯行程が終了し、次に開始されるすすぎ行程において、第3吐出孔77から吐出した水が第1位置80、第2位置81、第3位置82、第4位置83に残存した粉末洗剤を回収し、水槽11へ向けて排出すると、すすぎ行程であるにもかかわらず水槽11への給水中に粉末洗剤が混入するなど、十分なすすぎ行程が行われない虞がある。
このような不具合を解消するために、洗濯行程においては、第1吐出孔75から水道水が吐出している場合には、第1位置80、第2位置81、第3位置82、第4位置83にある粉末洗剤を水槽11へ向けて排出しなければならない。
そこで、本発明の実施形態では、第1吐出孔75から水を供給する際に、吐出した水のみ、或いは吐出した水と粉末洗剤が混合した混合水で第1位置80、第2位置81、第3位置82、第4位置83に粉末洗剤が残存しないようにするために、第1開口部50から排出された水を送水部材31の底部全体に流通させるようにすることにより、第1位置80や第2位置81、第3位置82、第4位置83にある、吐出した水と混合されていない粉末洗剤でも水槽11へ供給できるようにしている。
すなわち、第1流路60と第2流路61との傾斜方向を逆方向とし、第1流路60と第2流路61とが合流する付近に曲がり角部62を形成して第1流路60と第2流路61とを接続し、曲がり角部62に流水させることにより、送水部材31の底部全体に水が流通されるようにしている。
洗剤収容容器6を本体部1から引き出した状態で粉末洗剤投入部41に粉末洗剤を投入した際に、粉末洗剤が第1開口部50から全く落下しない構造を実現できれば、水や混合水を送水部材31の底部全域に流す必要はない。
しかしながら、洗剤収容容器6を引き出した状態で粉末洗剤が落下せず、洗剤収容容器6を本体部1に収納させた状態でのみ粉末洗剤が落下できる構造を実現することが困難であった。
そこで、本発明の実施形態では、簡単な構造で送水部材31の底部全域に水や混合水が流水できるようにしている。
本発明の実施の形態の液体洗浄収容部26の構造を作用とともに以下に説明する。
洗濯行程時には、液体洗剤収容部26にも水道水が供給される。液体洗剤収容部26に投入された液体洗剤は、第2底面部48の下り傾斜により流れ始め、第2開口部51から送水部材31の第1流路60上及び第2斜面上に排出される。その後、第2吐出孔76から供給された水により、第2底面部48に付着した液体洗剤と混合するなど、液体洗剤投入部42に投入された液体洗剤の全てが、第2開口部51から送水部材31の第1流路60及び第2流路61に向かって排水される。第1流路60上に落下した液体洗剤及び混合水は、図4における矢印Aに対して逆方向に流れて第1流路60を下り、曲がり角部62を経由して第2流路61上に流れ、第2流路61上に落下した液体洗剤及び混合水と合流して、排出口66から接続管部材32内を経由して水槽11内に供給される。
液体仕上剤投入部43に投入された液体仕上剤は、すすぎ行程時に、第3吐出孔77から供給された水とともに、サイフォン現象により、液体仕上剤投入部43から有底円筒部53と中空円筒部52の間の隙間を経由し、さらに、中空円筒部52の中を通った後に第2開口部51から排出され、送水部材31に排出される。第2開口部51から排水された液体仕上剤が混合された混合水は、第1流路60上と第2流路61上に落下する。第1流路60上に落下した混合水は、矢印Aとは反対方向に流れ始めて第1流路60を下り、曲がり角部62を経由して第2流路61上に流れ、第2流路61上に落下した混合水と合流して、排出口66から接続管部材32内を経由して、水槽11内に供給される。
次に、図7(a)、(b)を用いて、曲がり角部62について詳述する。
上述したように、本実施形態では、簡単な構造で送水部材31の底部全域に水や混合水が流水できることを説明した。次に、送水部材31の底部全域に水や混合水を流通させた際に、曲がり角部62に粉末洗剤が残留しないようにした本実施形態の構造について説明する。
ここでは、本発明者による実験結果を観察した結果を図7(a)と図7(b)を参照して説明する。図7(a)の曲がり角部62aと図7(b)の曲がり角部62とは、底面形状を異ならせており、図7(a)の曲がり角部62aは、底面を同一高さに形成した平坦状に形成しており、内周側と外周側とを区画する部材を形成していないが、以下の説明の便宜上、曲がり角部62aの内側を内側流路63a、外側を外側流路64aとしている。
図7(b)の曲がり角部62は、本実施形態の構成であり、曲がり角部62は、内側流路63と外側流路64を有しており、内側流路63の底面より外側流路64の底面を高く形成することにより、内側流路63と外側流路64とを境界部65により区画している。
図7(a)の曲がり角部62aと図7(b)の曲がり角部62の通路形状による粉末洗剤の残留効果を対比するために、図7(a)の曲がり角部62aと図7(b)の曲がり角部62は、第1流路60a、60における流路の幅W1、第2流路61a、61における流路の幅W2、曲がり角部62a、62における流路の幅W3は同じに形成している。
まず、図7(a)に示す曲がり角部62aにおける水の流れを説明する。図7(a)に示す曲がり角部62aは、内周側と外周側とを区画する部材を形成することなく、内側流路63a底面と外側流路64底面の高さを同じにした平坦形状に形成している。
図7(a)に示すように、粉末洗剤を含む混合水が第1流路60aを流れた際には、粉末洗剤と混合した混合水は第1流路60aを下り(図7(a)中に上方向に矢示)、第1位置80の粉末洗剤と合流し、曲がり角部62a外周壁に追突した後に曲がり角部62a外周に円弧部に沿って流れ、或いは曲がり角部62a外周壁に追突した後に曲がり角部62a外周の円弧部に沿って流れる水流と合流し、第2位置81の粉末洗剤と混合して、排出口66aへと流れる。
すなわち、第1流路60aを下った水の大部分は、曲がり角部62a外周壁に沿うように流れるため、曲がり角部62aの中心に近い領域Pにはほとんど水が流れない。
また、第1流路60aを下る水の大部分が、第1流路60aと第2流路61aが交わる部分において曲がり角部62a外周部分で合流するため、合流する部分で乱流となって渦が発生し、ほとんど水が流れない領域が発生する。
そのため、領域Pに流れ込んだ粉末洗剤は、領域Pに流れる水量が少ないため、粉末洗
剤を排出することができず、領域Pに粉末洗剤が残存してしまう場合がある。領域Pに残存した粉末洗剤を確実に排出するためには、第1吐出孔75から水を長時間供給する必要があるが、近年のドラム式洗濯機には節水性能が望まれているため、長時間の給水は好ましくない。
次に、図7(b)を用いて、本実施形態の曲がり角部62について、説明する。
本実施形態の曲がり角部62は、内側流路63の底面より外側流路64の底面を高く形成することにより境界部65を形成し、内側流路63と外側流路64とを境界部65により区画している。
本実施形態の曲がり角部62においては、図7(b)に示すように、粉末洗剤と混合した混合水は、第1流路60を下り(図7(b)中に上方向に矢示)、第1位置80の粉末洗剤と合流し、境界部65により外側流路64と内側流路63とに分流される。外側流路64に浸入した水は、曲がり角部62外周壁に追突した後に曲がり角部62外周壁の円弧部に沿って流れ、或いは曲がり角部62外周壁に追突した後に曲がり角部62外周壁の円弧部に沿って流れる水流と合流して、第2流路61に向かって流れる。内側流路63に浸入した水は、境界部65外周に追突した後に境界部65外周の円弧部に沿って流れ、或いは境界部65外周に追突した後に境界部65外周の円弧部に沿って流れる水流と合流して、第2流路61の内周側に向かって流れる。
以上のように、曲がり角部62に内側流路63と外側流路64を区画形成し、内側流路63と外側流路64に水を流すように制御したので、曲がり角部62の中心に近くの水が流れ難い領域Qの面積は前述の領域Pの面積と比べて小さくすることができる。
さらに、境界部65の中心に近い領域Rの面積は前述の領域Pや領域Qの面積と比べて小さくすることができる。
つまり、略U字状の曲がり角部62では、特別な配慮をしなければ、水は最外周を流れようとし、曲がり角部62の内側に水が流れ難くなる領域の面積を増してしまう。
上述したように、内側流路63に対して外側流路64を高くするなど、曲がり角部62において、内側と外側とに水を分流するように水流を制御することにより、曲がり角部62の中心近くの流れる水量が少ない領域の面積を減少させる。このような構造にすることで、第1吐出孔75から水を供給する時間を長時間化することなく、曲がり角部62の略中心での粉末洗剤の停滞を抑制できる。
なお、図7(b)に示す本実施の形態において、境界部65は、第1流路60内において第1流路60と略平行に形成し、第2流路61内において第2流路61と略平行に形成しているが、第1流路60内の境界部65と第2流路61内の境界65の少なくとも一方を外側に広がるように形成してもよい。境界部65の形状を、曲がり角部62の形状、第1流路60及び第2流路61の形状等により適宜調整することにより水の流れ難い領域の面積を減少させることが可能となる。
また、水の流れ難い領域の面積を減少させるために、例えば、曲がり角部62の第2流路61側のコーナー部分の曲率半径を小さくする等、適宜調整することができる。
さらに、境界部65に換えて、図7(a)に示す曲がり角部62aと同様に、内周から外周にわたって底面を同一高さに形成した平坦状に形成し、境界部65と同様の形状の隔壁を形成することにより内側流路と外側流路を形成してもよい。内側流路と外側流路の2
つの流路で説明したが、3つ以上の流路としてもよく、本実施の形態の効果を奏し得る構造であれば、上述の形状、態様を変更することができる。
次に、本実施形態のドラム式洗濯機の動作について、説明する。電源スイッチ33のONにより、本体部1に対して商用電源から電力が供給されて操作可能になる。使用者が扉体3を開き、回転ドラム10内に洗濯物を投入し、次いで、洗剤収容容器6を引き出すと、粉末洗剤投入部41、液体洗剤投入部42、液体仕上剤投入部43が露出され、粉末洗剤を粉末洗剤投入部41へ、または、液体洗剤を液体洗剤投入部42へ、液体仕上剤を液体仕上剤投入部43へ必要量だけ投入する。
この状態から、使用者は操作部4にて各種洗濯コースを選択できる。洗濯コースには、『洗いのみ』、『すすぎのみ』、『脱水のみ』、及びそれら各行程を運転させる時間、さらには、『洗い』から『脱水』までの各行程を一貫して運転する『全行程』などがある。例えば、使用者が『全行程』を選択し、操作部4を操作して設定条件を入力してから本体部1の運転を開始すると、水位検知手段34、回転数検知手段35、振動検知手段36、布量検知手段37からの出力と、設定内容に基づいて、表示部5に設定内容を表示するとともに洗濯終了時間を表示する。その後、制御部27は、モータ12、排水弁18、排水ポンプ20、循環ポンプ21、給水器25などの動作を制御し、『洗い行程』、『すすぎ行程』、『脱水行程』の各行程を制御する。
『洗い行程』において、粉末洗剤投入部41及び液体洗剤投入部42に給水されるように給水器25が動作すると、水道水は給水器25から給水部材30に供給され、給水部材30内を通った後に粉末洗剤投入部41に対向する第1吐出孔75から水が吐出する。同時に、液体洗剤投入部42に対向する第2吐出孔76からも水が吐出する。粉末洗剤投入部41に粉末洗剤が投入されている場合は、吐出した水とともにこの粉末洗剤投入部41の投入された粉末洗剤と混合されて、第1開口部50から送水部材31に排出される。粉末洗剤が投入されていない場合、或いは粉末洗剤を排出しきった場合は、混合水を形成せず、供給された水が第1開口部50から送水部材31に排出される。液体洗剤投入部42に液体洗剤が投入されている場合は、吐出した水とともにこの液体洗剤投入部42に投入された液体洗剤が第2開口部51から送水部材31に排出される。液体洗剤が投入されていない場合、或いは液体洗剤を排出しきった場合は、混合水を形成せず、供給された水が第2開口部51から送水部材31に排出される。
粉末洗剤投入部41及び液体洗剤投入部42に給水される水量は、回転ドラム10内に投入された洗濯物の重量を検出するセンサの検出結果により設定される。設定された水量を供給しても洗剤が粉末洗剤投入部41に滞留していた場合には、次行程である『すすぎ行程』においてすすぎ水に洗剤が混入する。従って、設定された水量の水によって洗剤を全て送水部材31に排出する必要がある。
本実施形態によれば、上述したとおり、粉末洗剤投入部41での洗剤の滞留を抑制することができ、より確実に洗剤を送水部材31に排出することができる。
第1開口部50から排出した混合水は、送水部材31内の全ての粉末洗剤を短時間で水槽11へと排出する。その結果、給水時間を短縮させ、洗濯時間を短くすることが可能になる。
給水完了後、回転ドラム10が動作し始める。洗剤が溶解した洗濯水に洗濯物が浸り、洗濯物への洗剤の浸透、排出により洗濯物に付着した汚れを落とす。また、定期的に、循環ポンプ21が動作し、洗濯物に洗濯水を噴射する。
所定時間経過後、排水ポンプ20の動作により、洗濯水が排水されて、『洗い行程』が終了する。『洗い行程』終了後、『すすぎ行程』が実行される。
『すすぎ行程』において、液体仕上剤投入部43に給水されるように給水器25が動作すると、水道水は給水部材30内を通った後に、第3吐出孔77から水が吐出し、液体仕上剤投入部43が満水になる。この満水状態では、有底円筒部53内が給水された水により充填されており、中空円筒部52の先端から第2開口部51を経由して送水部材31への排水が開始される。第3底面部49より中空円筒部52の先端が低いので、サイフォン現象により液体仕上剤投入部43内の水が第2開口部51から送水部材31に排出される。予め決められたすすぎ行程実行時間経過後、排水ポンプ20にて本体部1外へ洗濯水が排水される。
次に、脱水行程が実行され、脱水行程が終了すると、洗濯が終了する。
なお、上述の動作になんらかの異常があった場合は、表示部5に異常情報を表示する。
また、乾燥機能を有する洗濯機の場合には、『脱水行程』後、乾燥機能にて洗濯物が含有する水分を排除する。
以上が動作についての説明である。
以上まとめると、本発明の実施形態では、洗剤収容容器6から排出された粉末洗剤及を含む混合水及び水が流れる送水部材31に曲がり角部62を設け、この曲がり角部62には、内側流路63の底面より高く外側流路64の底面を形成して内側流路63と外側流路64とを区画形成した。これにより、曲がり角部62に浸入する混合水や水は、内側流路63を流れる水流と外側流路64を流れる水流とに分断されることにより、水が流れ難い領域を小さくすることができるので、粉末洗剤の滞留がなくなる、或いは滞留時間を短くすることができるので、すすぎ行程時に粉末洗剤が混入することを回避することができる。また、短時間で粉末洗剤を水槽11側へ流すことができるので、節水効果があり、洗濯時間を短縮するといった効果も有する。
なお、本実施形態では、第1流路と第2流路とを接続する曲がり角部が略U字状になっている場合について説明したが、上述した通り、水が流れる水路に曲がり角部があれば、水は曲がり角部の外周を流れようとする。このとき、曲がり角部の内側に粉末洗剤が停滞、滞留し易くなることを回避するのが目的であるため、例えば、第1流路と第2流路とがくの字状であったり、L字状に交わる場合などに適用しても、粉末洗剤の滞留が回避し易くなるといった効果が得易くなるので、必ずしも曲がり角部の形状がU字状でなくても構わない。
本発明に係るドラム式洗濯機は、洗濯容量を増すことができるように回転ドラムの大型化を図った場合でも、投入した粉末洗剤をスムーズに、かつ全量を確実に水槽側へ排出するという効果を有し、粉末洗剤が投入可能な他の洗濯機にも適用できる。
1 本体部
6 洗剤収容容器
10 回転ドラム
11 水槽
25 給水器
26 洗剤収容部
30 給水部材
31 送水部材
41 粉末洗剤投入部
47 第1底面部
60 第1流路
61 第2流路
62 曲がり角部
63 内側流路
64 外側流路
65 境界部

Claims (4)

  1. 給水器と、
    水槽と、
    前記給水器から供給された水が流通するとともに粉体状の洗剤が収容される洗剤収容容器と、
    この洗剤収容容器に収容される洗剤と混合した混合水を前記水槽側へ送出する送水部材と、
    を備え、
    前記送水部材は、該送水部材の一部に少なくとも一つの曲がり角部を有し、
    この曲がり角部を流れる前記混合水の流れを分流する複数の流路を形成した、
    ことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記曲がり角部を内側と外側とに区画する境界部を設け、この境界部より内側の内側流路と外側の外側流路に区画形成した、
    ことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記曲がり角部は、内側流路の底面より外側流路の底面を高くして境界部を形成し、前記境界部により前記内側流路と前記外側流路を区画形成した、
    ことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 前記給水器と、前記水槽と、を収容する本体部と、を有し、
    前記洗剤収容容器は、前記本体部に開閉可能に装着され、
    前記送水部材は、前記曲がり角部に接続された第1流路と、第2流路と、を有し、
    前記第1流路は、前記本体部から前記洗剤収容容器が開けられる方向に向かって下り傾斜し、
    前記第2流路は、前記第1流路と異なる方向に向かって下り傾斜の構成とした、
    ことを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
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