JP2015049632A - 安否確認端末及び安否確認プログラム - Google Patents

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【課題】災害時等に伴う電源消失時であっても、施設内残留者の安否確認を迅速且つ正確に行う。【解決手段】本発明にかかる安否確認端末は、施設内残留者の安否確認を行う安否確認端末であって、施設の入場者及び退出者を管理するための入退出情報を取得する第1の取得手段と、入退出情報に基づいて、施設内残留者のうち安否未確認者を含む安否確認情報を生成する生成手段と、施設内残留者の保有する情報保存媒体から、施設内残留者の安否確認を示す情報を取得する第2の取得手段と、安否確認を示す情報に基づいて、安否確認情報を更新する更新手段と、安否確認情報を出力する出力手段と、蓄電手段とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、安否確認端末及び安否確認プログラムに関する。
近年、災害時における従業員等の安否を迅速に把握するための安否確認システムが注目されている。特に、社屋、工場、事業所などの施設には多くの従業員等が勤務しており、災害発生時、まず迅速な初動体制を確立するためには、施設内残留者の安否確認が非常に重要となる。
具体的に、防災管理者は、災害発生時、施設内に現時点一体何人の残留者が存在するのか、残留者は誰なのか、また、残留者の安否確認は取れたのか等々を、迅速且つ正確に把握する必要がある。
これに関する技術として、例えば、特許文献1には、災害の発生、残留者の有無などを瞬時に自動的に検出し、最良の避難径路情報を直ちに自動的に報知することにより、人命救助活動の迅速化及び支援を可能にした施設内災害時の避難誘導システムが記載されている。
また、例えば、特許文献2には、電子メールの受信者が電子メールに組み込まれたURLをアクセスすることで、安否等の状況を入力し、自治体端末206は安否等の状況等を公開ウェブサーバ204で逐次確認することができる災害時支援システムが記載されている。
特開2003−151057号公報 特開2005−122562号公報
しかしながら、特許文献1、2記載の避難誘導システム及び災害時支援システムは、商用電源を要するため、例えば、災害発生に伴う停電時には、全く利用できなってしまう可能性がある。また、特許文献2記載の災害時支援システムは、被災者の安否確認に携帯電話を用いるため、携帯電話さえあれば実際には施設外からも安否確認が行えてしまうという懸念もある。
上記の点に鑑みて、災害時等に伴う電源消失時であっても、施設内残留者の安否確認を迅速且つ正確に行える安否確認端末等を提供することを目的とする。
本発明の一態様における安否確認端末は、施設内残留者の安否確認を行う安否確認端末であって、施設の入場者及び退出者を管理するための入退出情報を取得する第1の取得手段と、前記入退出情報に基づいて、施設内残留者のうち安否未確認者を含む安否確認情報を生成する生成手段と、施設内残留者の保有する情報保存媒体から、該施設内残留者の安否確認を示す情報を取得する第2の取得手段と、前記安否確認を示す情報に基づいて、前記安否確認情報を更新する更新手段と、前記安否確認情報を出力する出力手段と、蓄電手段とを有する。
本発明の実施の形態によれば、災害時等に伴う電源消失時であっても、施設内残留者の安否確認を迅速且つ正確に行える安否確認端末を行うことができる。
安否確認システム構成の一例を示す図である 安否確認端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。 安否確認システム100の機能構成例の一例を示す図である。 入退出情報の一例を示す図である。 安否確認情報の一例を示す図である。 入退出情報の取得処理を示すフローチャートである。 安否確認情報の生成処理を示すフローチャートである。 安否確認処理を示すフローチャートである。 安否確認情報の出力処理を示すフローチャートである。 表示画面(その1)の一例を示す図である。 表示画面(その2)の一例を示す図である。 表示画面(その3)の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては、施設の一例として、多くの従業員が勤務する事業所施設を想定し、当該事業所施設において、安否確認システムを導入する。また、事業所施設内には、従業員の他、来客や業者など、外部の来訪者が存在する場合も想定する。
<システム構成>
図1は、本実施形態にかかる安否確認システム構成の一例を示す図である。図1に示す安否確認システム100は、入退出管理システム10、安否確認端末20、読取装置30、ICカード40を有する。
入退出管理システム10は、平常時より、事業所施設の入場者及び退場者を管理するためのシステムである。事業所施設内に従業員が入場する場合、各々の従業員に付与されているICカード40(例えば、社員証)を、事業所施設の各ゲートに設けられた入退出管理用の読取装置で読み取らせる。また、事業所施設内に外部からの来訪者が入場する場合、ゲート受付で渡されたICカード40(例えば、来訪者証)を、読取装置で読み取らせる。このようにして、入退出管理システム10は、全入場者の入場及び退出状況を管理する。
安否確認端末20は、災害時(又は災害訓練時)、事業所施設内の残留者の状況(人数、氏名、安否確認の有無等)を管理するための端末装置である。防災管理者は、災害時、安否確認端末20を用いて、事業所施設内に現時点一体何人の残留者が存在するのか、残留者は誰なのか、また、残留者の安否確認は取れたのか等々の確認を行う。なお、安否確認端末20は、災害時の使用を想定するため、商用電源消失時でも稼働できるよう、バッテリー(二次電池)を内蔵すると共に、避難場所等へ容易に持ち出せるよう携帯性に優れたノートPC、タブレット端末などの携帯型端末により実現される。
読取装置30は、災害時、残留者の安否確認を行うため、社員証や来訪者証などのICカード40から、カード内情報(例えば、固有なカードID)を読み取る装置である。読取装置30は、例えば、カード内情報を読み取るためのハンディターミナル30a(接触読取式又は非接触読取式を含む)により実現される。
また、ICカード40が無線ICタグ(例えば、RFIDアクティブタグ)を有する場合、読取装置30は、大量のICカード40をまとめて読み取るための無線式読取装置32bなどでもよい。無線式読取装置32bの上には、ダンボールなどの箱が設置され、ICカード40が箱内に投入されると、無線式読取装置32bは、無線通信を介し、箱内のICカード40を迅速に読み取ることができる。
なお、本実施形態にかかる読取装置30は、商用電源消失時でも稼働できるように、USBケーブルを介したUSB通信を用いて、安否確認端末20とのデータ通信を行う。但し、USB通信に限るものではなく、物理ケーブルを介しない無線通信を用いてデータ通信を行うことも可能である。
ICカード40は、例えば、社員証や来訪者証などのICカードとして実現され、読取装置30により読み取り可能な情報が記録される情報保存媒体である。ICカード保有者を特定するため、ICカード40には、少なくとも、カードIDが記録されている。
(ハードウェア)
図2は、本実施形態にかかる安否確認端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示す安否確認端末20は、主要な構成として、CPU21、ROM22、RAM23、HDD24、インターフェース25、入力装置26、表示装置27、通信装置28及び蓄電装置29を有する。
CPU21は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路から構成され、装置全体を制御する回路である。また、ROM22は、CPU21で実行される所定の制御プログラムを格納するメモリである。また、RAM23は、CPU21がROM22に格納された所定の制御プログラムを実行して各種の制御を行うときの作業領域として使用するメモリである。
HDD24は、OSや各種プログラムを含む各種情報を格納する装置であり、不揮発性の記憶装置である。
インターフェース25は、USBなど、外部機器(例えば、読取装置30)と接続するためのインターフェースである。
入力装置26は、ユーザが各種入力操作を行うための装置である。
表示装置27は、各種データを表示画面に表示する装置である。
通信装置28は、ネットワークを介して他の機器(例えば、入退出管理システム10、読取装置30)との通信を行う装置である。有線ネットワークや無線ネットワークなど含む各種ネットワーク形態に応じた通信をサポートする。
蓄電装置29は、商用電源消失時でも安否確認端末20が稼働できるよう、例えば、平常時の商用電源などから蓄電を行うバッテリー装置である。
(機能)
図3は、本実施形態にかかる安否確認システム100の機能構成例の一例を示す図である。
まず、図3に示す入退出管理システム10は、記憶部101を有している。入退出管理システム10は、平常時より、記憶部101に、事業所施設の入場者及び退場者を管理するための入退出情報を記憶し管理することにより、事業所施設内の入退出管理を行う。
例えば、記憶部101には、カードマスタ101a、利用者マスタ101b、部門マスタ101c、入退出履歴101dが記憶される。なおここで、記憶部101のカードマスタ101a、利用者マスタ101b、部門マスタ101c、入退出履歴101dは、事業所施設の入場者及び退場者を管理するための情報であることから、入退出情報(入退出管理情報)と呼ぶことができる。
また、入退出管理システム10は、事業所施設の入場者及び退場者を管理するためのシステムであるので、入退出管理にかかる各種機能(非図示)を有していることは言うまでもない。
続いて、図3に示す安否確認端末20は、記憶部201、入退出情報取得部202、安否確認情報生成部203、ID情報取得部204、安否確認情報更新部205、安否確認情報出力部206を有している。
記憶部201は、カードマスタ201a、利用者マスタ201b、部門マスタ201c、入退出履歴201d、及び、安否リスト情報201e、安否チェック情報201fが記憶される。なおここで、記憶部201の安否リスト情報201e、安否チェック情報201fは、事業所施設内に残っている残留者の安否確認を行うための情報であることから、安否確認情報と呼ぶことができる。
入退出情報取得部202は、入退出管理システム10から、事業所施設の入場者及び退出者を管理するための入退出情報(カードマスタ101a、利用者マスタ101b、部門マスタ101c、入退出履歴101d)を、一定期間毎に自動取得し、取得した入退出情報を記憶部201に記憶・更新する。これにより、安否確認端末20は、入退出管理システム10と同一の入退出情報(カードマスタ201a、利用者マスタ201b、部門マスタ201c、入退出履歴201d)を保持することができる。なお、一定期間は、例えば、1分、5分毎など、可能な限り短時間であることが望ましい。
安否確認情報生成部203は、入退出情報に基づく事業所施設内の残留者の情報から、安否リスト情報201eを生成する。具体的に、安否確認情報生成部203は、入退出情報から残留者を抽出し、事業所施設内に残っている残留者を、安否リスト情報201eにピックアップする。
ID情報取得部204は、安否確認を行うための情報として、読取装置30との接続を介し、ICカード40から読み取られたカードIDを取得する。
安否確認情報更新部205は、ICカード40からカードIDが取得されると、そのカードIDに対応する残留者を安否確認済み(安否確認者)として取り扱うべく、記憶部201の安否チェック情報201fに、そのカードIDを記録・更新する。
安否確認情報出力部206は、安否確認情報を出力する。具体的に、安否リスト情報201e及び安否チェック情報201fを参照し、事業所施設内に残っている残留者のうち、安否確認が取れた者と、安否確認が未だ取れていない者とを、表示装置27の表示画面上に表示出力する。また、必要に応じて、印刷媒体等に印刷出力しうる。なお、安否チェック情報201fには、安否確認済みのカードIDが記録されているため、安否確認者を表示する場合、入退出情報(カードマスタ201a、利用者マスタ201b、部門マスタ201c、入退出履歴201d)を基にして、カードIDに対応する残留者(安否確認者)を特定することが可能である。
以上、各機能部は、安否確認端末20を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラム(例えば、安否確認アプリケーション)によって実現されるものである。「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」などと読替えてもよい。
(各種データ例)
図4は、本実施形態にかかる入退出情報の一例を示す図である。上述したように、入退出情報は、入退出管理システム10の記憶部101及び安否確認端末20の記憶部201に記憶される情報であって、具体的には、カードマスタ101a、利用者マスタ101b、部門マスタ101c、入退出履歴101dである。安否確認端末20は、入退出管理システム10から一定期間毎に入退出情報を取得することで、入退出管理システム10と同一の入退出情報を保持する。
カードマスタ101aは、「カードID」、「利用者ID」、「カード有効期限(開始)」、「カード有効期限(終了)」、「カード種類」などのデータを保持する。このうち、「カード種類」は、16.25MHz(HF)、920MHz(UHF)、300MHzアクティブタグなどがある。
利用者マスタ101bは、「利用者ID」、「利用者氏名」、「性別」、「生年月日」、「部門ID」、「メールアドレス」などのデータを保持する。
部門マスタ101cは、「部門ID」、「部門名称」、「種別」、「避難地区」などのデータを保持する。このうち、「避難地区」は、部門毎に予め指定されている避難場所を示すものである。また、「種別」は、例えば、社員、常駐業者、構内他社、来訪者などがある。
入退出履歴101dは、「カードID」、「利用者ID」、「種別」、「利用者氏名」、「部門名称」、「ゲート名称」、「入退方向」、「認証時刻」などのデータを保持する。このうち、「種別」は、例えば、社員、常駐業者、構内他社、来訪者などがある。
なお、入退出情報のうち、特に入退出管理システム10の入退出履歴101dは、日々蓄積されることから、膨大なデータ量になる。一方、安否確認端末20側では、現時点での事業所施設内残留者を抽出できればよいため、入退出履歴101dに関しては必ずしも入退出管理システム10と同一の全データを保有する必要はない。よって、安否確認端末20側では、入退出履歴101dについては、入退出管理システム10から、例えば、直近(過去x日分等)の入退出履歴データのみを取得するようにする。これにより、安否確認端末20側では、データ取得時間及びデータ保有量の削減を図ることができる。
図5は、本実施形態にかかる安否確認情報の一例を示す図である。上述したように、安否確認情報は、事業所施設内に残っている残留者の安否確認を行うための情報であって、具体的には、安否確認端末20の記憶部201に記憶される安否リスト情報201e、安否チェック情報201fである。
安否リスト情報201eは、「カードID」、「利用者ID」、「種別」、「利用者氏名」、「部門名称」、「入場時刻」、「退場時刻」などのデータを保持する。安否リスト情報201eは、入退出情報の入退出履歴201dのうち、あるカードIDで「入退方向」が“入場”且つ「認証時刻」が記録されているデータは存在するにも関わらず、同じカードIDで「入退方向」が“退場”且つ「認証時刻」が記録されているデータが存在していない履歴を検索することで、事業所施設内に残っている残留者が抽出される(残留者リストともいえる)。よって、安否リスト情報201eの「退場時刻」は空白になっている。
安否チェック情報201fは、「カードID」、「安否確認(チェック)時刻」、「安否確認(チェック)種別」などのデータを保持する。安否チェック情報201fは、安否確認が取れた者を示す記録である(安否確認済み者リストともいえる)。安否確認は、従業員や来訪者の保有するICカード40(カードID)が読取装置30により読み取られることで実施される。よって、「安否確認(チェック)時刻」は、ICカード40の読取時刻となる。また、「安否確認(チェック)種別」は、どのような方法や形態で安否確認がなされたかを示すもので、例えば、読取装置30aを用いた安否確認、読取装置30bを用いた安否確認などがある。また、防災管理者が本人確認を直接行って、安否確認端末20の管理画面から安否確認が入力されるという方法もある。
<情報処理>
本実施形態にかかる安否確認システム100の情報処理について説明する。以下、(1)入退出情報の取得処理、(2)安否確認情報の生成処理、(3)安否確認処理、(4)安否確認情報の出力処理の順に説明していく。
(1)入退出情報の取得処理
図6は、本実施形態にかかる入退出情報の取得処理を示すフローチャートである。なお、入退出情報の取得処理は、日頃の平常時から実行される。
S1:安否確認端末20(入退出情報取得部202)は、入退出情報の取得時間になったか否かを判定する。なお、取得時間は、例えば、1分、5分毎、又は特定の時刻にするなど、任意の設定が可能である。
S2:安否確認端末20(入退出情報取得部202)は、入退出情報の取得時間になったと判定すると、入退出管理システム10(記憶部101)から、入退出情報(カードマスタ101a、利用者マスタ101b、部門マスタ101c、入退出履歴101d)を取得する。なお、入退出情報の取得方法は、有線又は無線を含むネットワーク経由で取得できる。
S3:安否確認端末20(入退出情報取得部202)は、入退出管理システム10から、入退出情報を取得すると、取得した入退出情報を、記憶部201の入退出情報(カードマスタ201a、利用者マスタ201b、部門マスタ201c、入退出履歴201d)として記憶・更新する。
なお、災害時に商用電源の供給が停止した場合、入退出管理システム10は動作を停止してしまう可能性がある。このため、安否確認端末20は、平常時、入退出管理システム10から一定期間毎に入退出情報を取得することで、入退出管理システム10と同一の入退出情報を保持することができる。
(2)安否確認情報の生成処理
図7は、本実施形態にかかる安否確認情報の生成処理を示すフローチャートである。安否確認情報の生成処理は、災害時(又は災害訓練時)、防災管理者が安否確認端末20を用いて安否確認を実施するに際して実行される。
S11:安否確認端末20(安否確認情報生成部203)は、入退出情報取得部202が入退出情報の取得を終了したか否かを判定する。
S12:安否確認端末20(安否確認情報生成部203)は、まず記憶部201の安否リスト情報201e及び安否チェック情報201fをリセット(初期化)する。例えば、前回使用したデータが残っている場合があるからである。
S13:安否確認端末20(安否確認情報生成部203)は、記憶部201に記憶される入退出情報のうち入退出履歴201dから、事業所施設内の残留者を抽出する(例えば、図5参照)。残留者は、入退出情報の入退出履歴201dのうち、あるカードIDで「入退方向」が“入場”且つ「認証時刻」が記録されているデータが存在するにも関わらず、同じカードIDで「入退方向」が“退場”且つ「認証時刻」が記録されているデータが存在していない履歴を検索することで抽出できる。
S14:安否確認端末20(安否確認情報生成部203)は、記憶部201に記憶される安否リスト情報201eに抽出した残留者を登録する(例えば、図5参照)。
(3)安否確認処理
図8は、本実施形態にかかる安否確認処理を示すフローチャートである。安否確認処理は、災害時、読取装置30から残留者の保有するICカード40のカードIDを読み取ることで実行される。
S21:安否確認端末20(ID情報取得部204)は、読取装置30からカードIDを取得したか否かを判定する。例えば、防災管理者がハンディターミナル30aを用いて、残留者のICカード40を読み取ることでカードIDが取得される。また、例えば、ICカード40が無線式読取装置32bの上に設置された箱内に投入されることで、カードIDが取得される。
S22:安否確認端末20(安否確認情報更新部205)は、読取装置30からカードIDを取得すると、記憶部201の安否チェック情報201fを更新する。具体的には、カードIDと、カードID取得時刻である安否確認(チェック)時刻、カードID取得方法である安否確認(チェック)種別を、安否チェック情報201fに記録する(例えば、図5参照)。
(4)安否確認情報の出力処理
図9は、本実施形態にかかる安否確認情報の出力処理を示すフローチャートである。安否確認情報の出力処理は、災害時、防災管理者が安否確認端末20を用いて安否確認情報を参照するに際して実行される。
S31:安否確認端末20(安否確認情報出力部206)は、安否確認情報の出力指示があったか否かを判定する。なお、防災管理者は、安否確認端末20の安否確認アプリケーション上、例えば、「安否確認表示」とのボタン操作を行うことで、安否確認情報の出力指示を実行することができる。
S32:安否確認端末20(安否確認情報出力部206)は、安否確認情報の出力指示があったと判定すると、記憶部201に記憶される安否リスト情報201e及び安否チェック情報201fを取得する。
S33:安否確認端末20(安否確認情報出力部206)は、安否リスト情報201e及び安否チェック情報201fの情報を集計・編集の上、表示画面上に表示出力する。例えば、安否確認端末20の表示画面上には、事業所施設内に残っている残留者の一覧名簿、そのうち安否確認が取れた者の名簿と、安否確認が未だ取れていない者の名簿、またそれら人数などを表示出力する。
なお、安否確認が取れた者とは、安否リスト情報201eに登録されている残留者のうち、安否チェック情報201fに記録されているカードIDの保持者である。一方、安否確認が未だ取れていない者とは、安否リスト情報201eに登録されている残留者のうち、安否チェック情報201fに記録されていないカードIDの保持者である。
<画面例>
図10は、本実施形態にかかる表示画面(その1)の一例を示す図である。防災管理者は、安否確認端末20の安否確認アプリケーションを起動させることで、例えば、図10に示す安否確認メニュー画面1000を表示させる。安否確認メニュー画面1000は、「ハンディターミナル受信」1001、「入場者更新停止」1002、「安否確認表示」1003、「確認者リスト消去」1004などを含む。
「ハンディターミナル受信」1001は、読取装置30から安否確認者を受信開始するための操作ボタンである。当該操作ボタン押下により、安否確認端末20と接続されるハンディターミナル30aや無線式読取装置32bなどの読取装置30から、カードIDの取得が開始される。
「入場者更新停止」1002は、入退出管理システム10から入退出情報を取得する動作を、一時的にOFF(又はON)に設定するための操作ボタンである。
「安否確認表示」1003は、安否確認情報を参照するための操作ボタンである。例えば、事業所施設内に残っている残留者の一覧名簿、そのうち安否確認が取れた者の名簿と、安否確認が未だ取れていない者の名簿、またそれら人数などを参照できる。
「確認者リスト消去」1004は、安否チェック情報201fを、手動でリセット(初期化)するための操作ボタンである。
図11は、本実施形態にかかる表示画面(その2)の一例を示す図である。防災管理者は、安否確認メニュー画面1000から、「安否確認表示」1003を押下することで、図11に示す安否確認状況画面2000を表示させる。安否確認状況画面2000は、「安否未確認者総数」2001、「総入場中数」2002、「種別・未確認数」2003、「安否確認者数」2004などを含む。
「安否未確認者総数」2001は、現在時点で、事業所施設内残留者のうち、安否が未だ確認されていない残留者(安否未確認者)の総数を示す。この数字から、現在時点の事業所施設内において、どの位の数の安否が未だ確認されていない残留者が存在しているかが把握される。
「総入場中数」2002は、現在時点で、事業所施設内残留者の総数を示す。この数字から、現在時点の事業所施設内において、どの位の数の残留者が存在しているかが把握される。なお、総入場中数=安否確認者総数+安否未確認者総数である。
「内訳欄」2003は、安否が未だ確認されていない残留者数の内訳を示す。その内訳は「種別」で区分され、例えば、社員、常駐業者、来訪者、構内他社など、所属の種別毎に安否未確認者数が把握される。
「安否確認者数」2004は、現在時点で、事業所施設内残留者のうち、安否が確認された残留者の総数を示す。この数字から、現在時点の事業所施設内において、どの位の数の安否が確認された残留者が存在しているかが把握される。
なお、「安否確認者数」2004においては、安否確認者のうち、「登録あり/履歴あり」、「登録あり/履歴なし」、「登録なし/履歴なし」という安否確認者数の内訳も表示される。「登録あり/履歴あり」は、その安否確認者が利用者マスタ201b上の登録を有し且つ入退出履歴201dに基づく入場履歴を有する者を示す。通常の場合、入退出管理システム10から利用者マスタ201b及び入退出履歴201dが取得され、入退出履歴201dの入場履歴に基づいて事業所施設内の残留者が認識されるため、このケースに該当する。
これに対し「登録あり/履歴なし」は、その安否確認者が利用者マスタ201b上の登録を有するものの、入退出履歴201dに基づく入場履歴を有しない者が、安否確認を行ったケースを示す。例えば、事業所施設内への入場時、ICカードの読取を省略した者、読取に失敗(エラー)した者が該当する。このような者が読取装置30を介しICカード40が読み取られることで安否確認された場合、その者のカードIDは記録されるものの、そもそも入場履歴を有しないため事業所施設内の残留者として認識されていない。このため、防災管理者が「登録あり/履歴なし」を押下することで、安否確認されたカードIDや、その者の利用者氏名等を表示できるようにし、このようなイレギュラーなケースへの対応作業、突合せ作業を容易にできるようにした。また、事業所施設内の残留者のみならず、ケースバイケースで、利用者マスタ201b上の登録を有する例えば全従業員を対象に安否確認を行うことも可能である。
また、「登録なし/履歴なし」は、その安否確認者が利用者マスタ201b上の登録を有しない、且つ入退出履歴201dに基づく入場履歴を有しない者が、安否確認を行ったケースを示す。このような者が読取装置30を介しICカード40が読み取られることで安否確認された場合、その者のカードIDは記録されるものの、そもそも利用者マスタ201b上の登録を有しないため、その者が誰なのか特定できない上、入場履歴を有しないため事業所施設内の残留者として認識されていない。このため、防災管理者が「登録なし/履歴なし」を押下することで、少なくとも安否確認されたカードIDを表示できるようにし、このようなイレギュラーなケースへの対応作業、突合せ作業を容易にできるようにした。
図12は、本実施形態にかかる表示画面(その3)の一例を示す図である。防災管理者は、安否確認状況画面2000から、「内訳欄」2003の各行を選択することで、図12に示す安否未確認者一覧画面3000を表示させる。安否未確認者一覧画面3000は、「安否未確認者一覧」3001、「検索条件入力欄」3002、「検索」3003、「CSV出力」3003などを含む。
「安否未確認者一覧」3001は、安否未確認者の詳細情報を表示する。詳細情報としては、例えば、「安否確認日時」、「入場日時」、「カードID」、「利用者ID」、「利用者氏名」、「部門(所属)」、「避難地区」などがある。なお、この「安否未確認者一覧」3001は安否未確認者の一覧を示すものであるため、「安否確認日時」は空欄状態になっている。このため、防災管理者が本人確認を直接行ったような場合には、例えば、その時の確認日時を「安否確認日時」に入力することで、安否確認端末20に対して安否確認を入力することができる。「安否確認日時」入力後、当該安否未確認者は、安否確認者となるため、「安否未確認者一覧」3001から除外される。
「検索条件入力欄」3002は、「安否未確認者一覧」3001の中から特定の安否未確認者を検索するための検索条件を入力する入力欄である。検索条件は、例えば、「入場日時」(日時範囲)、「カードID」、「利用者ID」、「利用者氏名」、「部門(所属)」、「避難地区」などのキーワードを指定し入力できる。検索条件入力後、「検索」3003が押下されることで検索が行われると、「安否未確認者一覧」3001には、検索条件に該当する安否未確認者が抽出され表示される。
「CSV出力」3004は、「安否未確認者一覧」3001に表示されている安否未確認者の詳細情報をCSVの帳票形式で印刷出力するための操作ボタンである。防災管理者は、安否未確認者一覧を、チェックリスト形式の帳票として印刷することができる。安否確認は、安否確認システム100を利用することで行えるものの、例えば、避難場所が多数存在する場合、各避難場所で安否確認を行いたい場合がある。このような場合、安否未確認者一覧の帳票を印刷の上、各々の避難場所に配布するなどして活用することができる。
<総括>
以上、本実施形態にかかる安否確認端末20は、事業所施設内で既存より稼働している入退出管理システム10を利用して入退出情報を取得することで、容易に現時点での事業所施設内の在留者を把握することができる。
また、災害時に商用電源の供給が停止した場合、入退出管理システム10は動作を停止してしまう可能性があるが、安否確認端末20は、平常時、入退出管理システム10から一定期間毎に入退出情報を取得することで、災害時にでも入退出管理システム10と同一の入退出情報を保持することができる。
また、安否確認端末20は、災害時の使用を想定するため、蓄電可能なバッテリーを内蔵するため、商用電源消失時でも継続して稼働できる。また、携帯性に優れた携帯型端末により実現されるため、避難場所等への持ち出しも容易である。
また、安否確認端末20は、ハンディターミナル30aなどの読取装置30から、残留者自身の保持するICカード40を読み取ることで、直接的且つ正確に、残留者の安否確認を行うことができる。
なお、本発明は、特定の実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、実施形態例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
10 入退出管理システム
20 安否確認端末
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 HDD
25 インターフェース
26 入力装置
27 表示装置
28 通信装置
29 蓄電装置
30 読取装置
40 ICカード
100 安否確認システム
101 記憶部
201 記憶部
202 入退出情報取得部
203 安否確認情報生成部
204 ID情報取得部
205 安否確認情報更新部
206 安否確認情報出力部

Claims (4)

  1. 施設内残留者の安否確認を行う安否確認端末であって、
    施設の入場者及び退出者を管理するための入退出情報を取得する第1の取得手段と、
    前記入退出情報に基づいて、施設内残留者のうち安否未確認者を含む安否確認情報を生成する生成手段と、
    施設内残留者の保有する情報保存媒体から、該施設内残留者の安否確認を示す情報を取得する第2の取得手段と、
    前記安否確認を示す情報に基づいて、前記安否確認情報を更新する更新手段と、
    前記安否確認情報を出力する出力手段と、
    蓄電手段と、
    を有することを特徴とする安否確認端末。
  2. 前記第1の取得手段は、入退出管理システムから、一定期間毎に、前記入退出情報を取得すること、
    を特徴とする請求項1記載の安否確認端末。
  3. 前記第2の取得手段は、読取装置との接続を介して、前記情報保存媒体の識別情報を取得し、
    前記更新手段は、前記識別情報に対応する施設内残留者を安否確認者として、前記安否確認情報を更新すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の安否確認端末。
  4. 施設内残留者の安否確認を行う安否確認端末に、
    施設の入場者及び退出者を管理するための入退出情報を取得する第1の取得手段と、
    前記入退出情報に基づいて、施設内残留者のうち安否未確認者を含む安否確認情報を生成する生成手段と、
    施設内残留者の保有する情報保存媒体から、該施設内残留者の安否確認を示す情報を取得する第2の取得手段と、
    前記安否確認を示す情報に基づいて、前記安否確認情報を更新する更新手段と、
    前記安否確認情報を出力する出力手段として機能させるための安否確認プログラム。
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