JP2015049469A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および画像形成制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置や画像形成システムにおけるサンプリングを効率よく行うことを可能にする。
【解決手段】複数の動作状態又は/及び異なる機械構成部による稼働が可能な画像形成装置において、複数の制御負荷を制御して画像形成動作を行うとともに、動作状態又は/及び内部状態に係わる信号をサンプリングする制御部と、サンプリングデータと時間情報とを関連付けたログを読み出し可能に格納する記憶部とを備え、制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部に応じて前記サンプリングの対象とする前記信号を切り替えることで、メカ制御に必要なリアルタイム性を確保した上で、不具合発生時に原因を特定するのに必要なデータを好適に採取可能とする。
【選択図】図7

Description

この発明は、複数の動作状態や異なる機械構成により稼働して画像形成を行う画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法および画像形成制御プログラムに関するものである。
用紙に画像を形成する複写機、ファクシミリ、プリンタおよびこれらの機能を複合した複合機では、用紙を搬送する制御対象負荷(モータ、クラッチなどの出力信号)や、用紙の挙動を示すセンサ信号などを時系列でログとして採取している。JAMやトラブルが発生すると、ネットワーク経由などによって該ログを取得し、トラブルなどの原因を特定するための手がかりとして前記ログを用いることができる。
例えば、引用文献1に示されているように、ジョブ実行中にエラーが発生した際に、入出力情報と時間情報を関連付けたログ情報を記憶装置に記憶するものがある。
また、近年では、大量印刷を希望するユーザーのため、本体に対して別のトレイを増設する傾向にある。図3のように画像形成装置1の横に大型の大容量給紙トレイ200を増設したり、あるいは画像形成装置1の用紙搬送方向上流側にさらにもう1段の大容量給紙トレイを増設するものもある。さらには図4のように大型の大容量給紙トレイ200、210、220を複数連ねることもできる。大容量給紙トレイを連ねて画像形成装置に接続すると、いずれかの大容量給紙トレイで用紙の交換中であっても別の大容量給紙トレイから給紙を継続することができ、ダウンタイムが大幅に低減される。
特開2007−015332号公報
しかし、上記のように大型大容量給紙トレイを増設をすればするほど、用紙を搬送するための経路が長くなり、搬送させるためのモータやクラッチ、紙検知センサといった入出力が増えるため、時系列でサンプリングしたい入出力信号は増え、ログサンプリング機能が高負荷になってしまう。また、画像形成装置本体から遠くなればなるほど、装置の搬送経路上に存在する用紙枚数が増え、制御しなければならない用紙枚数は増えることになるため、プリント制御中のCPUが高負荷になってしまう。
上記のように、近年のマシンの機能アップに伴い、機械コンフィグの増大、生産性がアップされ、装置の搬送経路上に存在する転写紙枚数が増大し、制御する対象が増大している。結果、このログ採取がCPUにとって高負荷となり、本来のメカ制御品質にとって必要なリアルタイム性が確保できないという問題がある。
本願発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、メカ制御(機械制御)に必要なリアルタイム性を確保した上で、不具合発生時に原因を特定するのに必要なデータを好適に採取可能とすることを目的の一つとする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち第1の本発明は、複数の動作状態または/および異なる機械構成部による稼働が可能な画像形成装置において、
複数の制御負荷を制御して画像形成動作を行うとともに、動作状態または/および内部状態に係わる信号をサンプリングする制御部と、
前記サンプリングにおけるサンプリングデータと時間情報とを関連付けたログを読み出し可能に格納する記憶部とを備え、
前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部に応じて、前記サンプリングの対象とする前記信号を切り替えることを特徴とする。
第2の本発明の画像形成装置は、前記第1の本発明において、前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部によって決定される画像形成動作に必要な制御負荷度合いに応じて、前記切り替えを行うことを特徴とする。
第3の本発明の画像形成装置は、前記第1または第2の本発明において、前記機械構成部の設置変更が可能であることを特徴とする。
第4の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記切り替えにおいて前記サンプリングが行われる前記信号の数を切り替えることを特徴とする。
第5の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第4の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記切り替えにおいて前記サンプリングを行う周期を切り替えることを特徴とする。
第6の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第5の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記機械構成部として当該画像形成装置に接続可能な外部装置が未装着である場合、未装着である外部装置における前記信号はサンプリングしないことを特徴とする。
第7の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第6の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、画像形成動作を低速で行う低速駆動モードでは、サンプリングを行う周期を長くすることを特徴とする。
第8の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第7の本発明のいずれかにおいて、前記サンプリングの対象とする信号が前記動作状態または/および前記機械構成部に対応して予め設定されており、
前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部に応じた前記設定に基づき前記切り替えを行うことを特徴とする。
第9の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第8の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、用紙の片面に画像形成を行う片面モード時は、両面経路に係わる前記信号のサンプリングを行わないことを特徴とする。
第10の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第9の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部の選択において制御部における制御負荷度合いが最大になる場合に前記制御部でサンプリングが可能な前記信号の範囲の最大で、前記サンプリングの対象となる信号が決定されることを特徴とする。
第11の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第10の本発明のいずれかにおいて、サンプリングの対象とする信号の優先度が予め設定されており、前記制御部は、前記優先度の順に応じてサンプリングの対象を決定することを特徴とする。
第12の本発明の画像形成装置は、前記第8または第11の本発明において、設定に関する操作入力が可能な操作部を備えることを特徴とする。
第13の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第12の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、給紙される用紙が収容されている位置に近い側の制御負荷を優先してサンプリングの対象とすることを特徴とする。
第14の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第13の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、サンプリングしなかった制御負荷については、サンプリングを行わなかった旨を前記ログに残すことを特徴とする。
第15の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第14の本発明のいずれかに記載の画像形成装置と、前記機械構成部の一部である外部装置を備え、前記画像形成装置と外部装置とが通信可能に接続されていること特徴とする。
第16の本発明の画像形成システムは、前記第15の本発明において、前記外部装置が外部給紙部であることを特徴とする。
第17の本発明の画像形成方法は、複数の動作状態または/および異なる機械構成部による稼働が可能な画像形成装置による画像形成方法において、
複数の制御負荷を制御して画像形成動作を行うとともに、動作状態または/および内部状態に係わる信号をサンプリングし、
前記動作状態または/および前記機械構成部に応じてサンプリングの対象とする信号を切り替え、
前記サンプリングにおけるサンプリングデータと時間情報とを関連付けたログを読み出し可能に格納することを特徴とする。
第18の本発明の画像形成方法は、前記第17の本発明において、前記動作状態または/および前記機械構成部によって決定される画像形成動作に必要な制御負荷度合いに応じて前記切り替えを行うことを特徴とする。
第19の本発明の画像形成方法は、前記第17または第18の本発明において、前記動作状態または/および前記機械構成部の選択において制御負荷度合いが最大になる場合にサンプリングが可能な前記信号の範囲の最大で、前記サンプリングの対象となる信号が決定されることを特徴とする。
第20の本発明の画像形成制御プログラムは、複数の動作状態または/および異なる機械構成部による稼働が可能な画像形成装置における複数の制御負荷を制御して画像形成動作を行うとともに、動作状態または/および内部状態に係わる信号をサンプリングする制御部を動作させる画像形成プログラムであって、
前記動作状態または/および前記機械構成部に応じて、前記サンプリングの対象とする前記信号を切り替えるステップと、
前記サンプリングにおけるサンプリングデータと時間情報とを関連付けたログを読み出し可能に記憶するステップと、を備えることを特徴とする。
第21の本発明の画像形成制御プログラムは、前記第20の本発明において、前記信号を切り替えるステップでは、前記動作状態または/および前記機械構成部によって決定される画像形成動作に必要な制御負荷度合いに応じて、前記切り替えを行うことを特徴とする。
第22の本発明の画像形成制御プログラムは、前記第20または第21の本発明において、前記動作状態または/および前記機械構成部を取得し、画像形成動作に必要な制御負荷度合いを取得するステップを備えることを特徴とする。
第23の本発明の画像形成制御プログラムは、前記第20〜第22の本発明のいずれかにおいて、前記動作状態または/および前記機械構成部で最大となる制御負荷度合いおいてサンプリングが可能な前記信号の範囲の最大で、前記サンプリングの対象となる信号が決定されるステップを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本願発明によれば、メカ制御などに必要なリアルタイム性を確保した上で、不具合発生時に原因を特定するのに必要なデータを効果的に採取することを可能にする効果がある。
本発明の一実施形態における画像形成装置の全体図を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、画像形成装置に大容量給紙トレイが設置された画像形成システムの一実施形態を示す図である。 同じく、画像形成装置本体に大容量給紙トレイが連設された画像形成システムの一実施形態を示す図である。 同じく、ログのテキストデータが格納されたテーブルを示す図である。 同じく、ログのタイミングチャートを示す図である。 同じく、サンプリングを行う取得信号と取得信号数の切り替え手順を示すフローチャートである。 同じく、速度に応じてサンプリング周期の切り替え手順を示すフローチャートである。 同じく、サンプリングを優先順位の高い信号からおこなう手順を示すフローチャートである。 同じく、後続用紙の有無でセンサの優先順位を変更する手順を示すフローチャートである。 同じく、印刷条件に応じて、取得可能な信号数を決定する手順を示すフローチャートである。 同じく、印刷条件に応じて、信号群の優先順位を決める手順を示すフローチャートである。 同じく、サンプリングを優先順位の高い信号群の信号からおこなう手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置全体の中央断面図であり、機械的な構成を示している。以下に、その構成を説明する。
画像形成装置1は、画像形成装置本体1aの上部側に、図2に示すCCD131を含むスキャナー部130、図示しない流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)が設けられており、プラテンガラス31またはADF原稿読み取り用スリットガラス32を通して原稿の画像読取が可能になっている。
また、画像形成装置本体1aの上部側で、プラテンガラス31が位置しない箇所に、タッチパネルからなる操作部140が設けられて、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。操作部140は、操作部を構成するとともに表示部を兼用している。なお、本発明としては、操作部と表示部とを別体で構成することも可能である。
画像形成部10では、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)用にそれぞれ用意された感光体11C、11M、11Y、11K(以下、総称する場合、感光体11と称する)を有し、各感光体11C、11M、11Y、11Kの周線部に帯電器12C、12M、12Y、12K(以下、総称する場合、帯電器12と称する)、LDからなる書き込み部13C、13M、13Y、13K(以下、総称する場合、書き込み部13と称する)、現像ユニット14C、14M、14Y、14K(以下、総称する場合、現像ユニット14と称する)が配設されており、帯電器12によって帯電した感光体11表面は、画像メモリーなどに記録された原稿の画像情報に基づいて書き込み部13により像露光が行われ、感光体11表面には潜像が形成される。該潜像は現像ユニット14によって現像がなされてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト16に転写され、該中間転写ベルト16から二次転写ローラー18によって搬送路22で搬送される用紙に転写される。転写された用紙は定着装置19によって加熱定着されて排紙部に画像形成出力(プリント)がなされる。
また、画像形成部10では、各感光体11C、11M、11Y、11Kに対応して、中間転写ベルト16との接触位置よりも回転方向側かつ帯電器12C、12M、12Y、12Kよりも回転方向逆側で、各感光体11C、11M、11Y、11Kに接触して残留トナーを除去するクリーニング部15C、15M、15Y、15K(以下、総称する場合、クリーニング部15と称する)が配置されている。また、中間転写ベルト16の用紙転写位置よりも回転方向側かつ各感光体11C、11M、11Y、11Kとの転写位置よりも回転方向逆側に、該中間転写ベルト16の残留トナーを除去するクリーニング部17が配置されている。
なお、上記した各感光体11は、図示しない駆動モータによって回転駆動され、中間転写ベルト16も同じく図示しない駆動モータによって回転駆動される。
また、画像形成装置1には、前記画像形成部10の下方側に、用紙を収納した複数の給紙トレイ21が配置されている。前記搬送路22は、各給紙トレイ21から画像形成部10に至り、さらに画像形成部10から排紙部に至っている。
搬送路22には、用紙を突き当てて傾きを修正する対のレジストローラー23が配置されている。
搬送路22では、給紙トレイ21に収容されている用紙が給紙され、レジストローラー23を経て、二次転写ローラー18に搬送される。二次転写ローラー18では、用紙上に中間転写ベルト16上のカラー画像やモノクロ画像が転写される。画像が転写された用紙は、定着装置19にて熱と圧力とを加えることにより用紙上のトナー像が定着される。
また、画像形成装置1は用紙反転搬送路24を備えており、画像が定着された用紙を定着装置19から用紙反転搬送路24に導いて表裏を反転しフェイスダウンで排出、あるいは両面モードにおいて用紙の両面に画像形成を行うことを可能としている。用紙反転搬送路24は、レジストローラー23の上流側で搬送路22に合流しており、用紙を環流させることができる。用紙反転搬送路24は、両面経路に相当する。
図2は、デジタル複合機(コピア、プリンター、スキャナー)である画像形成装置1の回路ブロックと外部装置である後処理装置(FNS部)170とで構成される画像形成システムの全体ブロック図である。その内容を以下に詳細に説明する。
画像形成装置1は、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するデジタルコピア本体と、LAN3を通して端末(PC)2から入力される画像データを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データを、LAN3を通して端末(PC)2に転送可能にする画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック110には前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続されたPCIバス112を有しており、該PCIバス112にDRAM制御IC111が接続されている。DRAM制御IC111には、圧縮メモリー120とページメモリー121とからなる画像メモリーが接続されている。圧縮メモリー120は、圧縮画像データを格納するためのメモリーであり、ページメモリー121は、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリーである。
上記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160で取得される画像データは、プリント動作に伴ってPCIバス112を通してDRAM制御IC111へと送信される。
また、制御ブロック110には、制御CPU113を備えており、該制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。
また、制御CPU113には、フラッシュメモリーなどにより構成される不揮発メモリー115が接続されている。該不揮発メモリー115には、画像形成装置1の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、ユーザー設定値、動作状態および/または機械構成における最大の制御負荷度合いに対応したサンプリング対象の数や周期、サンプリングを行う対象の優先度、などが予め格納されている。また、不揮発メモリー115には、上記制御CPU113を動作させるための本発明の画像形成制御プログラム等が格納されている。なお、動作状態および/または機械構成における最大の制御負荷度合いは、該当構成またはこれと同一種類の装置において予め測定して測定結果を得ておくことができる。この最大の制御負荷においてサンプリング可能な信号の数や周期を定めておくことができ、サンプリング可能な制御負荷の最大の範囲で信号の数や周期を定めることができる。
制御CPU113は、不揮発メモリー115の不揮発データを読み取り可能であり、また、所望のデータを不揮発メモリー115に書き込むことが可能である。制御CPU113は、上記機械設定情報や印刷設定情報などに従って画像形成装置1の各部を動作制御し、補正動作などを実施することもできる。また、制御CPU113は、画像形成装置1や画像形成装置1に接続された外部装置の機械状態を管理し、画像形成装置や画像形成システムにおける機械状態の変化を把握することができ、この機械状態の変化は本発明の動作状態や内部状態の変化に相当する。制御CPU113は、圧縮メモリー120に格納された画像データやジョブに関するデータに基づいてJOBの管理制御などの画像形成制御を行う。したがって、制御CPU113では、画像形成に際しての動作モードなどの動作状態を把握することができる。制御CPU113は、本発明の制御部としての機能を有している。また、制御CPU113では図示しない時間計測部が接続されており、時間情報を取得することがでできる。本発明の制御CPU113では本発明の画像形成制御プログラムが動作する。画像形成制御プログラムは図示しないROMなどに格納されて装置が稼働される際に読み込まれて起動することができる。
スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、スキャナー部130が制御CPU113で制御される。CCD131は、該CCD131で読み取った画像データを処理する読み取り処理部116に接続され、該読み取り処理部116はDRAM制御IC111に制御可能に接続されている。
また、スキャナー部130での複数枚の原稿の読み取りを行うために、図示しない流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)を有している。
操作部140は、表示部と操作部とを兼ね、タッチパネルで構成されるLCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えており、操作部制御部142は制御CPU113にシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、制御CPU113の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置1における出力条件設定や動作制御条件などの機械設定入力、各給紙トレイの用紙情報(サイズ、紙種)の設定入力や警告などの所望の情報等の表示などが可能になっている。また、操作部140において、サンプリングの対象の設定や動作状態および/または機械構成における最大の制御負荷度合いに対応したサンプリング対象の設定、サンプリングの対象の優先度の設定などが可能になっているものであってもよい。
前記DRAM制御IC111には、画像データを圧縮する圧縮IC118と、圧縮されている画像データを伸長する伸長IC125とが接続されている。書き込み処理部126は、プリンター部150のLD152(図1の書き込み部13が相当する)などを備える画像形成部10に接続され、LD152の動作に用いられる書き込みデータの処理を行う。
プリンター部150には、上記画像形成部10の他、給紙トレイ21、搬送路22を備える用紙搬送部などを含む。
また、プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部151を備えており、プリンター制御部151は前記した制御CPU113に接続されている。プリンター制御部151は制御CPU113の制御指令に従って動作してプリンター部150を制御する。また、プリンター制御部151を介して後処理装置(FNS部)170の制御がなされる。すなわち、プリンター部150は、制御CPU113の指示によって制御され、制御CPU113は用紙の搬送や画像形成の制御を行う。
また、プリンター制御部151では、制御CPU113の指示によって画像形成に係わる搬送、画像形成などの入出力信号の授受や動作状態をサンプリングし、制御CPU113との間で信号の送受信を行うことができる。すなわち、制御CPU113とプリンター制御部151との協働によって本願発明の制御部として機能する。なお、プリンター制御部151を通して得たサンプリングデータは、制御CPU113によって時間計測部で取得された時間情報に関連付け、ログデータとして不揮発メモリー115やHDD127などに読み出し可能に格納することができる。ログデータが格納される不揮発メモリー115やHDD127は、本発明の記憶部に相当する。
また、前記DRAM制御IC111が接続されたPCIバス112には、前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置1をネットワークプリンターやネットワークスキャナーとして使用する場合に、LAN3に接続される装置、例えば端末(PC)2などから画像データ等を画像形成装置1で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データをLAN3に接続される端末(PC)2などに送信したりするものである。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、DRAMなどで構成される画像メモリー162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、共通バスに前記DRAM制御IC161と、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行うコントローラー制御CPU163、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、LAN3に接続されている。
また、PCIバス112にはハードディスク(HDD)127が接続されており、該ハードディスク(HDD)127には、スキャナー部130で取得した画像データや画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続された端末(PC)2などにより生成された画像データなどを保存する。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り画像データを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー120やハードディスク(HDD)127に格納される。圧縮メモリー120やハードディスク(HDD)127に格納された画像データは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。ハードディスク(HDD)127に画像データ格納する場合は、圧縮メモリー120に一旦格納した画像データを、DRAM制御IC111を介してハードディスク(HDD)127に送る。
画像データを外部から取得する場合、例えば、端末(PC)2などからLAN3を通して送信される画像データは、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。画像メモリー162のデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー121に一旦格納される。ページメモリー121に格納されたデータは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー120やハードディスク(HDD)127に格納され、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。ハードディスク(HDD)127に画像データを格納する場合は、圧縮メモリー120に一旦格納した画像データを、DRAM制御IC111を介してハードディスク(HDD)127に送る。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー120に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデータを伸長し、伸長したデータを書き込み処理部126に送出し、LD152において感光体11への書き込みを行う。また、ハードディスク(HDD)127に格納された画像データを用いる場合は、ハードディスク(HDD)127に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して一旦、圧縮メモリー120に格納し、圧縮メモリー120に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデータを伸長し、伸長したデータを上記と同様に書込み処理部126に送出する。
また、プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部10では感光体11に書き込まれたトナー像が中間転写ベルト16に転写された後、給紙トレイ21によって供給される用紙に転写され、定着装置19で定着がなされる。用紙は、給紙トレイ21から搬送路22を通して搬送され、レジストローラー23に用紙を突き当てて斜行を修正し、図示しない用紙位置測定部で用紙位置を測定して必要に応じてレジストローラー23の揺動により片寄り補正を行う。その後、用紙は画像形成部10へと搬送されて上記のように画像形成がなされる。
片面印刷または両面印刷がなされた用紙は定着搬送ローラーを経て搬送路22によって後処理装置(FNS部)170へと搬送され、後処理の指定がある場合には後処理がなされ、後処理が不要の場合、そのまま排紙トレイに排紙される。複数の予約ジョブがある場合、上記画像出力が設定順番に従って順次行われる。また、両面印刷で片面のみが印刷された用紙は、定着装置19を経た後、用紙反転搬送路24に送られて表裏が反転された後、画像形成部10の上流側に送られて他面側への画像形成が行われて後処理装置(FNS部)170へと送られる。
また、感光体11では、中間転写ベルト16にトナー像が転写された後、クリーニング部15によって残留トナーが除去される。また、中間転写ベルト16においても同様に、用紙にトナー像が転写された後、クリーニング部17によって残留トナーが除去される。
また、制御CPU113では、動作および内部状態に係わる信号をプリンター制御部151を介して取得し、時間的要素とともにログとして読み出し可能に不揮発メモリー115やHDD127などに格納する。
なお、上記実施形態では、画像形成装置1に後処理装置(FNS部)170が接続された画像形成システムについて説明をしたが、大量印刷を希望するユーザーのため、近年では本体に対してさらに別のトレイを増設できるものが提案されている。図3のように画像形成装置1の用紙搬送方向上流側に大容量給紙トレイ200が接続された画像形成システムとすることができる。また、図示していないが、画像形成装置本体の下段にさらに1段以上の給紙トレイを増設することも可能である。大容量給紙トレイ200は、外部給紙部に相当し、稼働に際し選択される機械構成部の一部になっている。大容量給紙トレイ200の使用の有無によって稼働に際し使用される機械構成部が異なってくる。また、大容量給紙トレイ200が接続されていない場合、大容量給紙トレイにおける信号のサンプリングは行わないものとすることができる。
なお、大容量給紙トレイ200は、図示しない通信部によって画像形成装置1との通信が可能になっており、動作状態や内部情報に係わる信号など、互いにデータの送受信を行うことができる。また、画像形成装置1に外部装置が接続されると、設置状態が把握されて稼働可能な機械構成が制御CPU113によって把握される。
さらには、画像形成装置に大容量給紙トレイが複数連ねた画像形成システムとすることができる。図4には、画像形成装置1に大容量給紙トレイ200、210、220が接続された画像形成システムが示されている。いずれかの給紙トレイで用紙の交換中であっても別の給紙トレイから用紙を給紙して印字を継続することができ、ダウンタイムが大幅に低減される。
これら大容量給紙トレイ200、210、220は外部給紙部に相当し、稼働に際し選択される機械構成部の一部になっている。大容量給紙トレイ200、210、220の使用の有無によって稼働に際し使用される機械構成部が異なってくる。なお、各大容量給紙トレイ200、210、220は、図示しない通信部によって画像形成装置1との通信が可能になっており、互いにデータの送受信を行うことができる。また、画像形成装置1に外部装置が接続されると、設置状態が把握されて稼働可能な機械構成が制御CPU113によって把握される。
上記のような装置構成で大容量給紙トレイ200、210、220のいずれかが接続されていない場合、未装着の大容量給紙トレイにおける信号のサンプリングは行わないものとすることができる。
また、サンプリングを行う場合、給紙されるトレイに近い側を優先してサンプリングの対象とすることができる。
次に、サンプリングによって取得されるログについて説明する。ログには時系列情報と入出力情報を含む。
図5にテキスト化されたログデータのテーブルを示す。プリントが開始されたときのタイムスタンプを0とし、以降、時間経過ごとにタイムスタンプをカウントアップする。このタイムスタンプがログの時刻情報にあたり、時間計測部の計測により求めることができる。
図示しないが、ログの先頭には、テキストデータがログであることのヘッダ情報があり、ヘッダ情報には、タイムスタンプ1カウントあたりの時間や、採取した信号が何の信号であるかなど情報を含んでいる。図5に示した入出力情報の値は、入出力情報の数値列のうち一番右の値から給紙モータ、給紙クラッチ、給紙センサのポートの値をサンプリングしたものである。なお、サンプリングする情報は、ポートの値でなくても、たとえば内部フラグなどであってもよく、2値データであればタイミングチャート化が可能となる。
サンプリングは、所定の周期で値の取得が行われ、変化があった場合にタイムスタンプと入出力情報を保持することを繰り返す。サンプリングする周期は、メカ制御の要求精度による。400mm/sで搬送する紙を1mm単位で制御したい場合、単純計算で少なくとも2.5msecの分解能が望ましい。
図6に、図5のログをタイミングチャート化したものを示す。給紙モータと給紙クラッチが要求仕様どおりに駆動したことを示し、その結果を受けて紙が搬送され、給紙センサを通過した様子が示されている。例えば、これらの制御負荷の付近でJAMが発生した場合にこのログをタイミングチャートで再現すると、給紙センサのONとOFFタイミングが想定と違っていたり、給紙クラッチがONできていなかったり、といったJAMの原因特定が容易に行えるようになる。
(動作モードによって対象取得信号、取得信号数を切り替える)
本来であれば、動作モードによっては使用しない紙搬送経路であっても、入出力の挙動がおかしければ異常を早期発見できるため、すべての入出力情報をログに残したほうが望ましい。しかし、制御部が処理できる能力に限界があり、すべての入出力をサンプリングすることはできないため、JAM発生時の原因解析に必要な経路の負荷に絞るのが望ましい。
例えば、本発明の制御部では、どのトレイから給紙するモードであるか、にしたがって、サンプリングする信号を自動で切り替えることができる。基本的に画像形成プロセス以降の経路はどのトレイから給紙しても共通であるため、モードで切り替わるのは給紙部付近の入出力付近に限られる。画像形成装置本体でいうと上段トレイよりも下段トレイのほうが紙搬送経路長は長くなるぶん、制御する入出力も大きくなるため、そのぶん取得信号数も多くなる。
また、片面モードである場合は、JAMやトラブルの判定に関係がなく、制御部での負荷を低減させるため、両面搬送経路内の信号のサンプリングは行わない。
ただし、サンプリングしない、というのはあくまで優先順位を落とす、という意味であり、別項に示すように、サンプリング周期を落として、サンプリング可能な信号数に余裕ができた場合はサンプリングを行うようにしてもよい。
また、給紙オプションが未装着である場合は、入出力の信号は意味をなさないため、サンプリングを行わない(優先順位を落とすのではなく、サンプリングの対象とはしない)。
次に、使用する給紙トレイに従ってサンプリングの対象範囲と対象数を変更する手順について図7のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は本発明の制御部によって実行される。
印刷条件などの設定に基づいて、給紙が本体上段トレイから給紙されるモードかの判定を行う(ステップs1)。本体上段トレイを使用したモードの場合(ステップs1、Y)、サンプリングを行う対象を、上段トレイモータ、上段トレイクラッチ、上段給紙センサ及び、上段縦搬送センサに切り替え(ステップs2)、手順を終了する。
給紙が本体上段トレイを使用したモードでない場合、ここでは本体下段給紙トレイを使用したモードの場合(ステップs1、N)、サンプリングを行う対象を下段トレイモータ、下段トレイクラッチ、下段給紙センサ、下段縦搬送センサ及び、上段縦搬送センサに切り替え(ステップs3)、手順を終了する。
給紙するトレイが変更された際の切り替えでは、画像形成プロセス以降の経路はどのトレイから給紙しても共通であるため、モードで切り替わるのは給紙部付近の入出力付近に限られる。画像形成装置1の上段トレイよりも下段トレイのほうが紙搬送経路は長くなるぶん、制御する入出力も大きくなるため、そのぶん取得信号数も多くなるように制御している。
(速度モードによって対象取得信号、取得信号数を切り替える)
次に、画像形成動作の速度(搬送速度)が変更された際にサンプリングの対象となる信号の切り替えについて図8のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は本発明の制御部によって実行される。
紙種や坪量が変更された場合に定着性を安定させるため、搬送速度を低速(例えば半速)に変更する。先ず、高速モードであるかを判定する(ステップs10)。高速モードである場合(ステップs10、Y)、2.5m秒間隔にサンプリング周期を切り替え(ステップs11)、処理を終了する。高速モードでない場合(ステップs10、N)、5m秒間隔にサンプリング周期を切り替え(ステップs12)、処理を終了する。
例えば、400msecで動く紙を1mmで制御する場合、2.5msec分解能が必要になるが、200msecに落とした場合、分解能は5msecあればよくなる。この場合は、サンプリングの分解能を落とす。分解能を落とすことで、優先度を落としてサンプリングの対象としなかった信号もサンプリングをすることが可能となる。この場合、5msecですべてサンプリングするか、2.5msecごとに半分ずつの信号をサンプリングしてもよい。
なお、動作状態や内部状態に基づいてサンプリングの信号を切り替える場合、制御部の処理能力に基づいて取得可能な信号数や周期を決定することができる。
コストダウンに伴い、高価で処理能力の高いCPUを制御部に使用しなくなる傾向にある。400msecで動く紙を1mmの精度で制御したいとき、2.5msec分解能が必要になるが、紙搬送制御以外ではそこまでの高分解能は要求されていないため、安価なCPUを使って、たとえば2.5msecの高精度周期ハンドラと、5msecの低精度周期ハンドラを生成し、それぞれの要求精度に応じて各制御を割り当て、各周期が破綻することのないような工夫がとられている。そこで、本来のメカ制御のリアルタイム性を維持ができたうえで、残りのCPU負荷からサンプリング可能な信号数を決定する。
例えば、給紙トレイ、カラー/モノクロ、片面/両面のモードを各組み合わせで振り、CPU負荷の最大値を計測し、表1に示すように、取得可能な信号数を決定する。
基本的に、モノクロモードよりもカラーモードのほうが動かすデバイス数が多いため、CPU負荷は大きくなる。また、両面モードのとき、トレイが遠いほど、機内に滞留する用紙枚数が多くなり、そのぶん制御は増え、CPU負荷が大きくなる傾向にある。
紙種・坪量の組み合わせによっては、低速モードになる。低速モードの場合はサンプリング周期を半分にするため、取得可能信号数はそれぞれ2倍になる。また、サイズの大きい用紙の場合は、機内に滞留する用紙枚数は減り、CPUの負荷に余裕ができるため、取得可能信号数にプラス2してもよい。
Figure 2015049469
上記のように動作状態や稼働する機械構成によってサンプリングの対象や数が異なってくるため、採取する信号に優先度をつける。
例えば、優先順位は5段階(5が最高)でつけ、紙搬送センサなど、JAMの判定に重要なものは5、タイミングの厳しい搬送系クラッチは4、ソフトの内部状態は3、タイミングがシビアなモータは2、タイミングがシビアでないモータは1といったように、JAM解析のヒントになりやすいものから優先的に採取を行うようにする。
優先順位に従ってサンプリングを行う手順を図9のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は本発明の制御部によって実行される。
印刷開始に伴って、採取可能信号数があるかの判定がなされる(ステップs20)。採取可能信号がなければ(ステップs20、N)、サンプリングを強制終了して(ステップs24)、処理を終了する。
一方、採取可能信号数があれば(ステップs20、Y)、一つの対象に対するサンプリングを指示し(ステップs21)、採取可能信号数から1を減ずる(ステップs22)。次いで、全信号サンプリングをしたかを判定し(ステップs23)、全信号サンプリングがされていれば(ステップs23、Y)、処理を終了し、全信号サンプリングがされていなければ(ステップs23、N)、次の対象に対し、ステップs20に戻って処理を継続する。
なお、採取しなかった信号については、採取しなかった旨がわかるようにし、ログ解析時に混乱のないようにする。ログのテキストにおいて、Lowを示す「0」、Highを示す「1」にさらに採取していないことを示す「−」などの3値にすることができる。
また、最終用紙が通過した後であれば、その付近ではJAMが発生することはないため、最終用紙が通過したあとは搬送センサであっても優先順位を1にし、用紙に近い信号を優先させるようにする。その手順を図10のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御CPU113の制御によって実行される。
サンプリングの対象で、後続用紙があるかを判定し(ステップs30)、後続用紙があれば処理を終了し(ステップs30、Y)、後続用紙がなければ(ステップs30、N)、優先順位を最も低い1に落とし(ステップs31)、処理を終了する。
次に、トレイモードごとに入出力信号の群を決め、群に優先順位をつけ、さらに群の中におけるひとつひとつの入出力信号に優先順位をつける例について説明する。
群への優先順位はABCD(Aが最高、Dは採取しない)でつけ、モードに応じて切り替える。入出力信号への優先順位は5段階(5が最高)でつけ、紙搬送センサなど、JAMの判定に重要なものは5、タイミングの厳しい搬送系クラッチは4、ソフトの内部状態は3、タイミングがシビアなモータは2、タイミングがシビアでないモータは1といったように、JAM解析のヒントになりやすいものから優先的に採取を行うようにする。
まず、選択トレイや両面モードに関係なく、搬送経路にある制御負荷、センサ信号をまとめた群(群1)で集め、この群全体を優先度最高(A)とする
(必ず採取する入出力信号 群1(優先度は常に最高のA))
JAM判断(ソフト内部状態)
タイミングセンサ
紙搬送モータ出力信号
タイミングクラッチ出力信号
ループセンサ入力信号
ループモータ出力信号
感光体モータ出力信号(ブラック)
現像駆動モータ出力信号(ブラック)
転写ベルトモータ
二次転写圧着解除モータ出力信号
二次転写圧着解除センサ入力信号
定着モータ出力信号
定着入口紙センサ入力信号
定着出口紙センサ入力信号
定着ローラ圧着解除モータ出力信号
定着ローラ圧着解除センサ入力信号
本体排紙センサ入力信号
などの入出力
さらに、カラーモードの場合は、群1に感光体モータ、現像駆動モータの出力信号(YMC)が加わる。次に両面経路の入出力信号群(群2)を示す。群2の優先順位は、両面モードであれば高く、片面モードであれば低くする。
(両面経路の入出力信号 群2)
両面紙搬送センサ入力信号1,2,3,4,5
両面搬送モータ出力信号
両面搬送クラッチ出力信号1,2,3
次に、各トレイモードごとの入出力信号群を示す。一般に、経路が長くなるほど、入出力信号は多くなる。
トレイモードに応じて、群の優先順位が入れ替わることになる。
(本体上段トレイモードの入出力信号群 群3)
本体トレイモータ出力信号
上段トレイクラッチ出力信号
上段給紙センサ入力信号
上段縦搬送センサ入力信号
(本体下段トレイモードの入出力信号群 群4)
本体トレイモータ出力信号
下段トレイクラッチ出力信号
下段給紙センサ入力信号
下段縦搬送センサ入力信号
上段縦搬送センサ入力信号
(大容量トレイ1モードの入出力信号群 群5)
1連目給紙モータ出力信号
1連目給紙クラッチ出力信号
1連目給紙センサ入力信号
1連目搬送モータ出力信号
1連目搬送クラッチ出力信号1,2,3,4,5
1連目搬送センサ入力信号1,2,3,4,5
(大容量トレイ2モードの入出力信号群 群6)
2連目給紙モータ出力信号
2連目給紙クラッチ出力信号
2連目給紙センサ入力信号
1連目搬送モータ出力信号
1連目搬送クラッチ出力信号1,2,3,4,5
1連目搬送センサ入力信号1,2,3,4,5
2連目搬送モータ出力信号
2連目搬送クラッチ出力信号1,2,3,4,5
2連目搬送センサ入力信号1,2,3,4,5
(大容量トレイ2モードの入出力信号群 群7)
3連目給紙モータ出力信号
3連目給紙クラッチ出力信号
3連目給紙センサ入力信号
1連目搬送モータ出力信号
1連目搬送クラッチ出力信号1,2,3,4,5
1連目搬送センサ入力信号1,2,3,4,5
2連目搬送モータ出力信号
2連目搬送クラッチ出力信号1,2,3,4,5
2連目搬送センサ入力信号1,2,3,4,5
3連目搬送モータ出力信号
3連目搬送クラッチ出力信号1,2,3,4,5
3連目搬送センサ入力信号1,2,3,4,5
次に、モードの組み合わせに応じて採取可能な信号数を決定する手順を図11のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は本発明の制御部によって実行される。
印刷条件の設定に伴って、トレイモード、カラーモード、両面モードに応じた取得可能信号数を表1に示したテーブルから取得する(ステップs40)。次いで、縦用紙サイズが300mm以上かを判定する(ステップs41)。縦用紙サイズが300mm以上であれば(ステップs41、Y)、機内の用紙枚数が減り制御部に余裕ができるため取得可能信号数に2を加算する(ステップs43)。一方、縦用紙サイズが300mm以上でない場合(ステップs41、N)、またはステップs43の後、高速モードかを判定する(ステップs42)。高速モードでなければ(ステップs42、N)、サンプリング周期を半分にして取得可能信号数を2倍にして処理を終了し、高速モードであれば(ステップs42、Y)、そのまま処理を終了する。
次に、モードの組み合わせに応じて入出力信号群に優先順位を付ける手順を図12のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は本発明の制御部によって実行される。
印刷条件が決定されると、前記群1を優先順位Aとし(ステップs50)、印刷条件がカラーモードか否かを判定する(ステップs51)。カラーモードである場合(ステップs51、Y)、群1の信号群に感光体モータYMC出力信号と現象駆動モータYMC出力信号を加え(ステップs52)、ステップs53に移行する。印刷条件がカラーモードでなければ、ここではモノクロモードであれば(ステップs51、N)、ステップs53に移行する。
ステップs53では、印刷条件が両面モードか否かを判定する(ステップs53)。両面モードであれば(ステップs53、Y)、群2を優先順位Bに決定し(ステップs55)、ステップs56に移行する。両面モードでなければ、ここでは片面モードとして(ステップs53、N)、群2を優先順位Cに決定し(ステップs54)、ステップs56に移行する。
ステップs56では、使用する給紙トレイに対応する群を優先順位Bにし、使用しない給紙トレイに対応する群を優先順位Cに決定する(ステップs56)。大容量給紙トレイが未装着の場合は、そのトレイに対応する群を優先順位Dに決定し(ステップs57)、処理を終了する。
次に、モードに応じて優先順位の高い群からサンプリングを行う手順を図13のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の手順は本発明の制御部によって実行される。
所定の操作入力によって、印刷を開始し、優先順位Aの群についてサンプリングを開始する(ステップs60)。さらに採取可能な信号数があるかを判定し(ステップs61)、採取可能な信号数がなければ(ステップs61、N)、サンプリングを強制終了し(ステップs67)、処理を終了する。
採取可能な信号数がある場合(ステップs61、Y)、次に優先度の高い優先順位群のうちで、取得していない最も優先順位が高い信号についてサンプリングを行い(ステップs62)、取得可能信号数から1を減じる(ステップs63)。選択した優先順位群に含まれる全ての信号のサンプリングを行ったかを判定し(ステップs64)、全ての信号のサンプリングが終わっていなければ(ステップs64、N)、選択した優先順位群に含まれる次に優先度が高い信号についてステップs61に戻って同様の処理を行う。
選択した優先順位群に含まれる全ての信号のサンプリングを行っている場合(ステップs64、Y)、サンプリングを行う対象をひとつ下の優先順位群に落とし(ステップs65)、その群の優先順位がDに下がったかを判定する(ステップs66)。優先順位群がDに下がっている場合(ステップs66、Y)、処理を終了し、優先順位群がDにまで下がっていなければ(ステップs66、N)、順位を下げた優先順位群に対しステップs61に戻って同様の処理を行う。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
1a 画像形成装置本体
10 画像形成部
11、11C、11M、11Y、11K 感光体
12、12C、12M、12Y、12K 帯電器
13、13C、13M、13Y、13K 書き込み部
14、14C、14M、14Y、14K 現象ユニット
15、15C、15M、15Y、15K クリーニング部
19 定着装置
21 給紙トレイ
22 搬送路
23 レジストローラー
24 用紙反転搬送路
113 制御CPU
115 不揮発メモリー
127 HDD
140 操作部
150 プリンター部
151 プリンター制御部
152 LD
170 FNS部
200 大容量給紙トレイ
210 大容量給紙トレイ
220 大容量給紙トレイ

Claims (23)

  1. 複数の動作状態または/および異なる機械構成部による稼働が可能な画像形成装置において、
    複数の制御負荷を制御して画像形成動作を行うとともに、動作状態または/および内部状態に係わる信号をサンプリングする制御部と、
    前記サンプリングにおけるサンプリングデータと時間情報とを関連付けたログを読み出し可能に格納する記憶部とを備え、
    前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部に応じて、前記サンプリングの対象とする前記信号を切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部によって決定される画像形成動作に必要な制御負荷度合いに応じて、前記切り替えを行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記機械構成部の設置変更が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記切り替えにおいて前記サンプリングが行われる前記信号の数を切り替えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記切り替えにおいて前記サンプリングを行う周期を切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記機械構成部として当該画像形成装置に接続可能な外部装置が未装着である場合、未装着である外部装置における前記信号はサンプリングしないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、画像形成動作を低速で行う低速駆動モードでは、サンプリングを行う周期を長くすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記サンプリングの対象とする信号が前記動作状態または/および前記機械構成部に対応して予め設定されており、
    前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部に応じた前記設定に基づき前記切り替えを行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、用紙の片面に画像形成を行う片面モード時は、両面経路に係わる前記信号のサンプリングを行わないことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記動作状態または/および前記機械構成部の選択において制御部における制御負荷度合いが最大になる場合に前記制御部でサンプリングが可能な前記信号の範囲の最大で、前記サンプリングの対象となる信号が決定されることを特徴とする請求項1〜9のいずか1項に記載の画像形成装置。
  11. サンプリングの対象とする信号の優先度が予め設定されており、
    前記制御部は、前記優先度の順に応じてサンプリングの対象を決定することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 設定に関する操作入力が可能な操作部を備えることを特徴とする請求項8または11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、給紙される用紙が収容されている位置に近い側の制御負荷を優先してサンプリングの対象とすることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、サンプリングしなかった制御負荷については、サンプリングを行わなかった旨を前記ログに残すことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の画像形成装置と、前記機械構成部の一部である外部装置を備え、前記画像形成装置と外部装置とが通信可能に接続されていること特徴とする画像形成システム。
  16. 前記外部装置が外部給紙部であることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  17. 複数の動作状態または/および異なる機械構成部による稼働が可能な画像形成装置による画像形成方法において、
    複数の制御負荷を制御して画像形成動作を行うとともに、動作状態または/および内部状態に係わる信号をサンプリングし、
    前記動作状態または/および前記機械構成部に応じてサンプリングの対象とする信号を切り替え、
    前記サンプリングにおけるサンプリングデータと時間情報とを関連付けたログを読み出し可能に格納することを特徴とする画像形成方法。
  18. 前記動作状態または/および前記機械構成部によって決定される画像形成動作に必要な制御負荷度合いに応じて前記切り替えを行うことを特徴とする請求項17記載の画像形成方法。
  19. 前記動作状態または/および前記機械構成部の選択において制御負荷度合いが最大になる場合にサンプリングが可能な前記信号の範囲の最大で、前記サンプリングの対象となる信号が決定されることを特徴とする請求項17または18に記載の画像形成方法。
  20. 複数の動作状態または/および異なる機械構成部による稼働が可能な画像形成装置における複数の制御負荷を制御して画像形成動作を行うとともに、動作状態または/および内部状態に係わる信号をサンプリングする制御部を動作させる画像形成プログラムであって、
    前記動作状態または/および前記機械構成部に応じて、前記サンプリングの対象とする前記信号を切り替えるステップと、
    前記サンプリングにおけるサンプリングデータと時間情報とを関連付けたログを読み出し可能に記憶するステップと、を備えることを特徴とする画像形成制御プログラム。
  21. 前記信号を切り替えるステップでは、前記動作状態または/および前記機械構成部によって決定される画像形成動作に必要な制御負荷度合いに応じて、前記切り替えを行うことを特徴とする請求項20記載の画像形成制御プログラム。
  22. 前記動作状態または/および前記機械構成部を取得し、画像形成動作に必要な制御負荷度合いを取得するステップを備えることを特徴とする請求項20または21に記載の画像形成制御プログラム。
  23. 前記動作状態または/および前記機械構成部で最大となる制御負荷度合いおいてサンプリングが可能な前記信号の範囲の最大で、前記サンプリングの対象となる信号が決定されるステップを備えることを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記載の画像形成制御プログラム。
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