JP2015047534A - 水処理方法及び水処理装置 - Google Patents

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健介 中村
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Abstract

【課題】重金属含有廃水から重金属を低コストで効率的かつ効果的に除去して処理水を得る。
【解決手段】実施形態の水処理方法は、重金属を含有する廃水を第1の反応槽に導入した後、廃水中に酸化剤を添加するステップと、酸化剤の添加後において、廃水を第2の反応槽中に導入し、廃水中にアルカリを添加して重金属の水酸化物を析出させるステップと、第2の反応槽において、水酸化物を含む廃水中に凝結剤を添加し、水酸化物を含むフロックを形成するステップとを具える。また、フロックを含む廃水を凝集槽内に導入し、廃水中に高分子凝集剤を添加してフロックを含む凝集物を生成させるステップと、凝集物を含む廃水を沈殿槽中に導入し、凝集物を沈殿除去するステップと、沈殿槽中の上澄み液をろ過槽内に導入し上澄み液中に残存する凝集物を除去するステップと、上澄み液を吸着槽内に導入し、上澄み液中に残存する重金属を除去するステップとを具える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、水処理方法及び水処理装置に関する。
水資源を守るために各種廃水を浄化することが重要である。
特に、重金属含有廃水を浄化は、鉄とカルシウム、マグネシウムによる置換などを用いることができる。アルカリ沈殿法は、重金属含有廃水にアルカリを添加することにより当該廃水をアルカリ性とし、廃水中の重金属イオンと水酸化物イオンとを反応させて重金属水酸化物を得、その後当該重金属水酸化物を沈殿除去することにより、上記重金属含有廃水を浄化する方法である。
また、鉄とカルシウムによる置換法は、FeCl等の置換剤を用いてキレート系重金属中の有機物と錯体を形成している重金属をFeで置換させた後アルカリ性にしてCaと置換し、廃水中のFeイオン及び重金属イオンは水酸化物イオンと反応させて鉄水酸化物及び重金属水酸化物として析出させ、その後沈殿除去することにより、重金属含有廃水を浄化する方法である。さらに、マグネシウムによる置換法は、塩化マグネシウム等の置換剤を添加してキレート系重金属中の重金属をMgで置換させ、次いでアルカリ性とすることにより廃水中の重金属イオンと水酸化物イオンとを反応させて重金属水酸化物を得、その後当該重金属水酸化物を沈殿除去することにより、上記重金属含有廃水を浄化する方法である(特許文献1参照)。
しかしながら、重金属含有廃水においては、当該廃水中に含まれる重金属が廃水中の有機酸やEDTA等の有機物と配位結合及びイオン結合により安定かつ強固に結合している場合が多く、廃水中の重金属イオンは錯イオンとして存在しており、重金属イオン単独で存在している割合が少ない。
また、鉄とカルシウムによる置換法等の場合は、FeCl等の置換剤(薬剤)を多量に使用する必要があるとともに多量の汚泥が発生するため、薬品使用費、汚泥産廃費等の処理コストが高くなるという問題がある。
特開2013−141641号
本発明が解決しようとする課題は、重金属含有廃水から重金属を低コストで効率的かつ効果的に除去し、当該廃水から重金属を除去した後の処理水を、低コストで効率的かつ効果的回収することである。
実施形態の水処理方法は、重金属を含有する廃水を第1の反応槽に導入した後、前記廃水中に酸化剤を添加するステップと、前記酸化剤の添加後において、前記廃水を第2の反応槽中に導入し、前記廃水中にアルカリを添加して前記重金属の水酸化物を析出させるステップと、前記第2の反応槽において、前記水酸化物を含む前記廃水中に凝結剤を添加し、前記水酸化物を含むフロックを形成するステップと、を具える。また、前記フロックを含む前記廃水を凝集槽内に導入し、前記廃水中に高分子凝集剤を添加して前記フロックを含む凝集物を生成させるステップと、前記凝集物を含む前記廃水を沈殿槽中に導入し、前記凝集物を沈殿除去するステップと、前記沈殿槽中の上澄み液をろ過槽内に導入し前記上澄み液中に残存する前記凝集物を除去するステップと、前記上澄み液を吸着槽内に導入し、前記上澄み液中に残存する前記重金属を除去するステップと、を具える。
実施形態における水処理装置の概略構成図である。
図1は、本実施形態の水処理方法に使用する水処理装置の概略構成を示す図である。
図1に示す水処理装置10は、重金属を含む廃水W0に対して酸化剤を添加するための第1の反応槽11と、この第1の反応槽11の下流側に位置し、酸化剤を添加した後の廃水W0に対してアルカリ剤及び凝結剤を添加するための第2の反応槽12と、この第2の反応槽12の下流側に位置し、廃水W0に対して高分子凝集剤を添加するための凝集槽13とを有している。
また、上記水処理装置10は、凝集槽13の下流側に位置し、当該凝集槽13内で得た凝集物を沈殿させるための沈殿槽14と、この沈殿槽14の下流側に位置し、沈殿槽14からの上澄み液中の残存する凝集物を除去するためのろ過槽15と、このろ過槽15の下流側に位置し、沈殿槽14からの上澄み液中の残存する重金属を除去するための吸着槽16とを有している。
なお、本実施形態における“重金属”とは、比重が4〜5g/cm3以上の金属を持つものを意味し、例えば鉄、鉛、金、白金、銀、銅、クロム、カドミウム、水銀、亜鉛、ヒ素、マンガン、コバルト、ニッケル、モリブデン、タングステン、錫、ビスマス等の金属が含まれるものである。
第1の反応槽11の上方には酸化剤貯留槽22が配設されており、当該酸化剤貯留槽22から配管21を介して第1の反応槽11内に所定の酸化剤が供給されるようになっている。
第2の反応槽12の上方にはアルカリ剤貯留槽24が配設されており、当該アルカリ剤貯留槽24から配管23を介して第2の反応槽12内に所定のアルカリ剤が供給されるようになっている。また、第2の反応槽12の上方には凝結剤貯留槽26が配設されており、当該凝結剤貯留槽26から配管25を介して第2の反応槽12内に所定の凝結剤が供給されるようになっている。
第3の反応槽13の上方には高分子凝集剤貯留槽28が配設されており、当該高分子凝集剤貯留槽28から配管27を介して第3の反応槽13内に所定の高分子凝集剤が供給されるようになっている。
第1の反応槽11の下部と第2の反応槽12の上部とは配管31で連結されており、第2の反応槽12の下部と凝集槽13の上部とは配管32で連結されている。また、凝集槽13の上部と沈殿槽14の上部とは配管33で連結されており、沈殿槽14の上部とろ過槽15の上部とは配管34で連結されており、ろ過槽15の上部と吸着槽16の上部とは配管35で連結されている。
酸化剤貯留槽22内に貯留され、後に第1の反応槽11に供給されるべき酸化剤の種類は、以下に説明する水処理方法において、廃水中に存在するキレート系重金属、すなわち金属錯体を形成している重金属と有機物との配位結合等を分断し、これらの間の結合力を弱めて重金属を有機物から解離することができれば特に限定されるものではない。但し、このような作用効果をより効果的に発揮できるとの観点から、過酸化水素水、次亜塩素酸ナトリウム、オゾン及び酸素の少なくとも一種であることが好ましい。
アルカリ剤貯留槽24内に貯留され、後に第2の反応槽12に供給されるべきアルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウムを挙げることができる。
凝結剤貯留槽26内に貯留され、後に第2の反応槽12に供給されるべき凝結剤としては、ポリ塩化アルミニウム、塩化第二鉄、硫酸バンド、及び硫酸第一鉄等を挙げることができる。
高分子凝集剤貯留槽28内に貯留され、後に凝集槽13に供給されるべき高分子凝集剤としては、ノニオン性、弱アニオン性、アニオン性及びカチオン性等を挙げることができる。
ろ過槽15は、ろ布や金属メッシュ、多孔質セラミック、多孔質ポリマー等を内部に配設したろ過装置として構成することもできるが、アンスラサイト、砂利及びガーネット等のろ材を配設した砂ろ過装置として構成することもできる。
なお、ろ過槽15をろ布を用いて構成する場合は、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステルなどの材質で、二重織、綾織、平織、朱子織などで編んだものが用いられる。
また、ろ過槽15を砂ろ過装置として構成する場合、砂のろ材の粒度は例えば0.1mm〜50mmとすることができる。なお、この粒度は、レーザー回折法により測定した結果に基づいて算出されたものであって、具体的には、レーザー回折法を利用した機器として株式会社島津製作所製のSALD−DS21型測定装置(商品名)を用いて得た体積換算平均粒子径を意味するものである。
吸着槽16内には、前段のろ過槽15までで除去しきれなかった重金属を除去するような吸着剤が充填されていることが必要である。当該吸着剤は重金属を除去することができれば特に限定されるものではないが、例えばポリアミン型、アミドキシ型、ジチオカルバミン酸型、チオ尿素型、アミノリン酸型、グルカミン酸等の配位基を有し、基本樹脂としてフェノール系、スチレン系、アクリル系、エポキシ系の樹脂を有するキレート樹脂等を挙げることができる。このようなキレート樹脂は、残存した重金属と錯体を形成するため、当該重金属をより確実に除去することができる。
なお、上述のようなキレート樹脂の他に、例えばアクリル酸系、あるいはメタクリル酸系の陽イオン交換樹脂等を用いることもできる。
次に、図1に示す水処理装置10を用いた水処理方法について説明する。
最初に、第1の反応槽11内に重金属を含有する廃水W0を導入し、次いで、酸化剤貯留槽22より過酸化水素水等の酸化剤を、配管21を介して第1の反応槽11内に供給して添加する。なお、上述した好ましい酸化剤の内、過酸化水素水は3%〜35%の濃度の水溶液を添加し、オゾンは20g/m3〜150g/m3の濃度のガスを注入する。
廃水W0中に存在する重金属は、同じく廃水W0内に存在する有機酸やEDTA等の有機物と配位結合及びイオン結合により安定な金属錯体を形成しているが、上述のような酸化剤を添加することにより、金属錯体を構成している配位結合が分断され、あるいはイオン結合に寄与している電子が酸素原子等に引き寄せられることによって当該イオン結合が分断されて、上記金属錯体より重金属が解離するようになる。
次いで、酸化剤を添加した後の廃水W0を配管31を介して第2の反応槽12内に導入するとともに、アルカリ剤貯留槽22及び凝結剤貯留槽24からそれぞれ配管23及び25を介して、アルカリ剤及び凝結剤を第2の反応槽12内に導入して廃水W0に添加する。すると、廃水中に解離して存在する重金属は、アルカリ剤と反応して重金属の水酸化物を析出するとともに、上記凝結剤によって当該水酸化物を凝結させ、第2の反応槽12内の廃水W0中にはたくさんのフロックP1が浮遊するようになる。
なお、第2の反応槽12内にアルカリ剤及び凝結剤を添加した後は、第2の反応槽12内に配設された攪拌機121で適宜廃液W0を撹拌することにより、廃液W0中の重金属(イオン)とアルカリ剤及び凝結剤とが十分に接触し、上述したような反応過程を経て、十分な量のフロックP1が生成するようにする。フロックP1の大きさは、SALD−DS21型測定装置で計測すると、1μm程度の大きさである。
次いで、フロックP1を含む廃水W0を配管32を介して第2の反応槽12から凝集槽13に導入するとともに、高分子凝集剤貯留槽28から配管27を介して、高分子凝集剤を凝集槽13内に導入して廃水W0に添加する。すると、廃水W0中に浮遊しているフロックP1は高分子凝集剤によって凝集して凝集物P2を生成するようになる。
なお、凝集槽13内に高分子凝集剤を添加した後は、凝集槽13内に配設された攪拌機131で適宜廃液W0を撹拌することにより、廃液W0中のフロックP1と高分子凝集剤とが十分に接触し、十分な量の凝集物P2が生成するようにする。凝集物P2の大きさは、SALD−DS21型測定装置で計測すると、10μm程度の大きさである。
次いで、凝集物P2を含む廃水W0を配管33を介して凝集槽13の下部から沈殿槽14の上部に導入し、当該沈殿槽14内で廃水W0を静置することにより、廃水W0中の凝集物P2を沈殿槽14の下部に沈殿させて堆積させる。このとき、沈殿槽14の下部に堆積した沈殿物Sは沈殿槽14の下部に配設された配管38から外部に排出される。沈殿物S中には廃水W0中の重金属の水酸化物が含まれているので、沈殿槽14における沈殿物Sの外部排出によって、廃水W0中の重金属の大部分が除去されることになる。
なお、第2の反応槽12で得たフロックP1を含む廃水W0を直接沈殿槽14内に導入することもできるが、フロックP1の大きさが上述のように10μm程度が大半を占めており、比重も小さいために、このような廃水W0を沈殿槽14内に導入してもフロックP1が沈殿槽14内で沈殿せず、沈殿槽14の下部において十分な量の沈殿物Sを堆積させることができない。このため、廃水W0より十分な量の重金属を除去できなくなる。
次いで、沈殿槽14の上部に連結された配管34を介して沈殿槽14中の上澄み液W1をろ過槽15中に導入して通水させることにより、上澄み液W1に残存する凝集物P2を除去する。次いで、上澄み液W1を配管35を介してろ過槽15から吸着槽16に導入し、吸着槽16内に充填されたキレート樹脂等によって上澄み液W1内に残存する重金属を除去し、目的とする処理水W2を得る。
本実施形態では、第1の反応槽11内に廃水W0を導入するとともに酸化剤を添加し、当該廃水W0中に存在する金属錯体から重金属が解離するようにし、その後、アルカリ剤添加によって重金属の水酸化物を生成し、凝結剤や高分子凝集剤を用いることによって水酸化物を沈殿除去等し、処理水W2を得るようにしている。したがって、従来のアルカリ沈殿法に比較して、重金属含有廃水からの重金属を簡易に除去することができる。また、Fe−Ca置換法等のように置換剤(薬剤)を用いないので、低コストで効率的かつ効果的に廃水W0から重金属を除去し、目的とする処理水W2を得ることができる。
図1に示す水処理装置10を用いて試験を行った。廃水W0として、Niを290mg/L及びZnを170mg/Lの割合で含む模擬廃水500mLを準備し、これにオゾン50g/mを2時間添加した。その後、アルカリ剤としてNaOHをpH8.5gになるまで添加し、さらに凝結剤としてPACを50mg/Lとなるように添加した後、高分子凝集剤としてアニオンポリマーを1mg/Lとなるように添加して凝集物を生成し、沈殿させた。その後、上澄み液W1を砂ろ過した後、キレート樹脂に通水させて目的とする処理水W2を得た。
得られた処理水W2中のNi濃度及びZn濃度をICP発光分光分析法によって計測したところ、それぞれ0.01質量%未満であることが判明した。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として掲示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 水処理装置
11 第1の反応槽
12 第2の反応槽
13 凝集槽
14 沈殿槽
15 ろ過槽
16 吸着槽
22 酸化剤貯留槽
24 アルカリ剤貯留槽
26 凝結剤貯留槽
28 高分子凝集剤貯留槽
21,23,25,27,31〜38 配管
W0 廃水
W1 上澄み液
W2 処理水

Claims (7)

  1. 重金属を含有する廃水を第1の反応槽に導入した後、前記廃水中に酸化剤を添加するステップと、
    前記酸化剤の添加後において、前記廃水を第2の反応槽中に導入し、前記酸化剤を添加した前記廃水中にアルカリを添加して前記重金属の水酸化物を析出させるステップと、
    前記第2の反応槽において、前記水酸化物を含む前記廃水中に凝結剤を添加し、前記水酸化物を含むフロックを形成するステップと、
    前記フロックを含む前記廃水を凝集槽内に導入し、前記廃水中に高分子凝集剤を添加して前記フロックを含む凝集物を生成させるステップと、
    前記凝集物を含む前記廃水を沈殿槽中に導入し、前記凝集物を沈殿除去するステップと、
    前記沈殿槽中の上澄み液をろ過槽内に導入し前記上澄み液中に残存する前記凝集物を除去するステップと、
    前記上澄み液を吸着槽内に導入し、前記上澄み液中に残存する前記重金属を除去するステップと、
    を具えることを特徴とする、水処理方法。
  2. 前記酸化剤は、過酸化水素水、次亜塩素酸ナトリウム、オゾン及び酸素からなる群より選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする、請求項1に記載の水処理方法。
  3. 前記吸着槽内にはキレート樹脂が充填されており、前記残存した重金属は、前記キレート樹脂と錯体を形成することによって除去されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の水処理方法。
  4. 重金属を含有する廃水中に酸化剤を添加するための第1の反応槽と、
    記酸化剤の添加後の前記廃水を導入して、当該廃水中にアルカリを添加して前記重金属の水酸化物を析出させるとともに、前記水酸化物を含む前記廃水中に凝結剤を添加し、前記水酸化物を含むフロックを形成するための第2の反応槽と、
    前記フロックを含む前記廃水を導入して、前記廃水中に高分子凝集剤を添加して前記フロックを含む凝集物を生成させるための凝集槽と、
    前記凝集物を含む前記廃水を導入して、前記凝集物を沈殿除去するための沈殿槽と、
    前記沈殿槽中の上澄み液をろ過槽内に導入して、当該上澄み液中に残存する前記凝集物を除去するためのろ過槽と、
    前記上澄み液を導入して、前記上澄み液中に残存する前記重金属を除去するための吸着槽と、
    を具えることを特徴とする、水処理装置。
  5. 前記第2の反応槽は前記第1の反応槽の下流側に位置し、前記凝集槽は前記第2の反応槽の下流側に位置し、前記沈殿槽は前記凝集槽の下流側に位置し、前記ろ過槽は前記沈殿槽の下流側に位置し、前記吸着槽は前記ろ過槽の下流側に位置することを特徴とする、請求項4に記載の水処理装置。
  6. 前記酸化剤は、過酸化水素水、次亜塩素酸ナトリウム、オゾン及び酸素からなる群より選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする、請求項4又は5に記載の水処理装置。
  7. 前記吸着槽内にはキレート樹脂が充填されており、前記残存した重金属は、前記キレート樹脂と錯体を形成することによって除去されることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一に記載の水処理装置。
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