JP2015047260A - 粒子線照射システムとその運転方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、イオンビームを加速して出射するシンクロトロンと、前記シンクロトロンから出射された前記イオンビームを照射する照射装置と、前記シンクロトロンを構成する機器の運転制御データを、1以上の初期加速制御データ、複数のエネルギーのイオンビームを出射する複数の出射制御データ、前記複数の出射制御データ間を接続する複数のエネルギー変更制御データ、前記複数の出射制御データに対応した複数の減速制御データで構成し、これらの制御データを組み合わせることで複数のエネルギーのビームの出射制御を行う制御装置とを備え、前記制御装置は、前記出射制御データとして、出射条件を設定する出射条件設定データと、出射条件を解除する出射条件解除データとを有することを特徴とする。
照射法としてスキャニング照射法(非特許文献1の2086頁、図45等参照)があり、照射装置30はスキャニング照射法によるものである。スキャニング照射法は、直接患部37にイオンビーム10dを照射するためイオンビーム10dの利用効率が高く、従来の散乱体照射法よりも患部形状に合致したイオンビーム10dの照射が可能といった特徴がある。
シンクロトロン13は、一回の運転周期で加速・出射・減速という一連の制御を実施する。出射制御の前後には、出射条件設定および出射条件解除といった、シンクロトロン13内のイオンビーム10bを出射するために必要な出射条件設定制御と、出射制御終了後の出射条件解除制御が必要である。
そのため、従来のシンクロトロン13の運転制御ではイオンビーム10bのエネルギー変更時間には、ほぼ一回の運転周期と同じ時間が掛かるため、治療時間が長くなり、線量率を向上していく上での課題であった。
しかしながら、出射条件を解除せずにエネルギー変更制御を実施すると、エネルギー変更時にビーム損失を生じるおそれがある。そのため非特許文献2では、先に示した四極電磁石とは別に、出射条件を制御する四極電磁石(QDS)を設けている。その上で、この四極電磁石(QDS)の励磁量とシンクロトロンで安定にビームを加速し出射するための四極電磁石の励磁量を加算することで出射条件を設定している。そのため、四極電磁石(QDS)を励磁することで出射条件を設定し、四極電磁石(QDS)の励磁を停止することでビームの出射条件を解除している。
このように、四極電磁石(QDS)を用意することで多段出射制御時の出射条件の設定・解除が実施可能である。しかし、シンクロトロンの運転に必要な従来機能を実現する四極電磁石と別に四極電磁石(QDS)を設ける必要が有るため、シンクロトロンの大型化が避けられず、それに伴いコストが高くなるとの課題が挙げられる。本発明は、イオンシンクロトロンにおいて一回の運転周期内で複数エネルギーのイオンビーム10を出射可能とする多段出射制御運転に関するものであり、本発明により、ビームエネルギーの変更制御と運転周期の更新を短時間で実現可能なイオンシンクロトロンを提供できる。以下にその詳細を説明する。
この場合は、運転制御データ70が統括制御装置41及び加速器制御装置40を経由して電源制御装置45に記憶される過程で、統括制御装置41或いは加速器制御装置40において運転制御データ70が磁場強度の時系列データから励磁電流と電圧の時系列データに変換され、電源制御装置45に励磁電流と電圧の時系列データとして記憶される。電源制御装置45は時系列データに対応した電源制御指令値451を電源46に出力する。
出射条件設定タイミング信号512の入力により、出射条件設定データ703aを更新する。出射条件設定データ703aの更新が終わると、電源制御装置45は、出射制御待機タイミング信号513の入力により、出射条件設定データ703aの更新を停止し、加速器制御装置40が出射用高周波電極20aに出射用高周波電圧を印加することでビーム出射制御を実施する。照射制御装置44は、出射制御中の照射線量311を逐次計測し、計測結果に基づき線量満了信号442を出力し、出射用高周波電圧の印加を停止し出射制御を終了する。この後、出射条件解除タイミング信号514の入力により出射条件解除データ704aの更新を開始する。タイミングシステム50は、出射制御終了時の蓄積ビーム電荷量151と次の照射エネルギーの有無に応じて、エネルギー変更タイミング信号515を出力し、エネルギー変更制御に遷移するか(出射条件解除データ704aからエネルギー変更制御データ705abに遷移するか)、減速制御タイミング信号516を出力し、減速制御に遷移するか(出射条件解除データ704aから減速制御データ706aに遷移するか)を判断する。運転制御データ70を構成する各制御データは、出射条件解除データ704の終了値と次の照射エネルギーに遷移するエネルギー変更制御データ705の開始値(例えば、図3の704aの終了値と705abの開始値)および、出射条件解除データ704の終了値と入射エネルギーまで減速する減速制御データの開始値(例えば、図3の704aの終了値と706aの開始値)が連続的に接続できるように同じ値としておく。このようなタイミング信号51の入力に基づく運転制御を実現することで、タイミング信号51の入力に応じた運転制御データ70の変更と更新が容易に実現できる。
る。
加速器制御装置40は、初期加速制御が終了した時点で、加速終了後の到達エネルギーを確認し(ステップS811)、加速終了後に確認した到達エネルギーが目標エネルギーと一致するか否かを判定する(ステップS812)。この判定は、後述する減速制御終了後に運転周期を更新した場合、初期加速制御終了時の到達エネルギーと次に出射する目標エネルギーが異なるため、後述するエネルギー変更制御を実施するか、このままビーム出射制御に遷移するかを判断するためのものである。
これに対し、加速終了後の到達エネルギーと目標エネルギーが一致すると判定された場合、インターロックシステム60はタイミングシステム50に出射制御指令614を出力し、タイミングシステム50は電源制御装置45に出射条件設定タイミング信号512を出力し、電源制御装置45は出射条件設定データ703の更新を開始する(ステップS813)。
一方、シンクロトロン13内の蓄積ビーム電荷量151が枯渇したと判定された場合には、照射制御装置44はインターロックシステム60に対して減速制御要求信号444を出力する。インターロックシステム60はタイミングシステム50に対して減速制御指令613を出力し、タイミングシステム50から電源制御装置45に減速制御開始タイミング信号516が出力される。電源制御装置45は減速制御データ706を更新する(ステップS822)。
一方、ラスタースキャニング照射のように一様連続ビームでレイヤー内の照射を実施する際には、照射線量の一様度の担保を容易にしかつ、線量率を高めるため、照射途中にビーム枯渇が生じないように制御することが望ましい。そのため図6に示したように、次の目標エネルギーのビーム照射に十分な蓄積ビーム電荷量151があるか、ステップS840に示した判定処理を実施した上で目標エネルギーデータを更新する処理を設けている。
ステップS840においてシンクロトロン13内の蓄積ビーム電荷量151がビーム照射に十分な量であると判定された場合、照射制御装置44は、目標エネルギーデータの更新(ステップS821)後、インターロックシステム60に対してエネルギー変更要求信号443を出力する。インターロックシステム60は、タイミングシステム50に対してエネルギー変更指令611を出力し、タイミングシステム50は、電源制御装置45に対してエネルギー変更制御タイミング信号515を出力する。電源制御装置45は、エネルギー変更制御タイミング信号515に基づき、エネルギー変更制御データ705を更新する(ステップS824)。
また、出射条件設定データ703の終了値と出射条件解除データ704の開始値、例えば図8Aの703aの終了値703a2と704aの開始値704a1とは同じ値(例えば図8Aの703a2と704a1とが同じ磁場強度BsEa)にしておき、その間は一定値にしておく。
このような制御を実現することで、出射制御を実施せずにエネルギー変更へ遷移する際、電流指令値が不連続になることを防ぐことができる。
加えて、エネルギー変更中は出射条件が設定されないため、ビーム損失を抑制することも可能である。
更に、出射条件設定/解除のみを目的とする四極電磁石(QDS)が必要でなく、シンクロトロンの大型化を抑制し、コストアップを抑えることもできる。
加速制御の終了後、加速器制御装置40は周回するイオンビーム10bのエネルギーを確認し、インターロックシステム60にエネルギー判定信号402を出力する。到達エネルギーが目標エネルギーと一致する場合(この場合、到達エネルギーと目標エネルギーはともにEa)、インターロックシステム60は、タイミングシステム50に出射制御指令614を出力する。
タイミングシステム50はインターロックシステム60からの出射制御指令614に基づき、出射条件設定タイミング信号512を出力する。電源制御装置45は、出射条件設定タイミング信号512に基づき、出射エネルギーEaに対応した出射制御データ702aを更新し、出射条件設定データ703a内において磁場強度を出射準備の状態BdEaから出射可能な状態BsEaに変化させる。これと並行して照射制御装置44が出射制御許可信号441を出力し、出射用高周波信号の印加処理が行われ、出射制御待機タイミング信号513の入力により、電源制御装置45は最終更新値を保持し、ビームの出射制御が実施される。
ビーム出射制御により患部37への照射線量が満了すると、照射制御装置44は、出射用制御許可信号441の出力を停止し、出射用高周波信号の印加処理を停止する。そして、電源制御装置45は出射条件解除タイミング信号514に基づき出射エネルギーEaに対応した出射条件解除データ704aを更新し、出射条件解除データ704a内において磁場強度を出射可能な状態BsEaから出射準備の状態BdEaに変化させる。
インターロックシステム60は、タイミングシステム50に対してエネルギー変更指令611を出力し、タイミングシステム50は蓄積ビームを次のエネルギーに加速するため、エネルギー変更制御タイミング信号515を出力する。電源制御装置45は、このエネルギー変更制御タイミング信号515に基づき、出射エネルギーEbに対応したエネルギー変更制御データ705abの更新制御を開始する。
エネルギー変更制御データ705abによるビーム加速が終了した後、加速器制御装置40は初段の出射エネルギーEaのビーム出射制御と同様に、到達エネルギーと目標エネルギーの一致を確認する。そして、電源制御装置45は出射エネルギーEbに対応した出射制御データ702bを用いて、出射条件設定データ703b内において磁場強度を出射準備の状態BdEbから出射可能な状態BsEbに変更して、ビームを出射する。ビーム停止後は出射条件解除データ704bを用いて出射条件解除データ704b内において磁場強度を出射可能な状態BsEbから出射準備の状態BdEbに変化させる。
インターロックシステム60は、減速制御要求信号444に基づき、タイミングシステム50に対して、減速制御指令613を伝送する。タイミングシステム50は、減速制御指令613の入力に基づき、減速制御開始タイミング信号516を出力する。電源制御装置45は、減速制御開始タイミング信号516により、直前の出射エネルギーEbに対応した減速制御データ706bを選択し、減速制御データ706bの更新制御を開始し、初期化エネルギー(Einit)に対応した磁場強度BEinitから入射エネルギー(Einj)に対応した磁場強度BEinjに変化させる。
加速制御終了後、加速器制御装置40は到達エネルギーと目標エネルギーとを比較する。この際、初期加速制御データ701aでの到達エネルギーはEaである一方、目標エネルギーはEcである。このため、出射エネルギーが一致しない(Ea≠Ec)。
そこで、照射制御装置44は到達エネルギーと目標エネルギーが一致するまで、出射制御許可信号441を出力せず、出射用高周波信号は印加しない。一方、タイミングシステム50は、エネルギー変更制御タイミング信号515を目標エネルギーに到達するまで繰り返し出力する。電源制御装置45は、タイミングシステム50からのタイミング信号に基づき、エネルギー変更制御データ705ab、エネルギー変更制御データ705bcを順次更新制御する。
到達エネルギーが目標エネルギーEcに一致するまでビームを加速した後、電源制御装置45は、出射条件設定タイミング信号512に基づき、出射エネルギーEcに対応した出射条件設定データ703cを更新し、磁場強度を出射準備の状態BdEcから出射可能な状態BsEcに変化させる。これと並行して照射制御装置44は出射制御許可信号441を出力し、出射用高周波信号の印加処理が行われ、出射制御待機タイミング信号513の入力により、電源制御装置45は最終更新値を保持し、ビームが出射される。
ビーム出射制御の終了後、電源制御装置45は、出射条件解除タイミング信号514に基づき出射エネルギーEcに対応した出射条件解除データ704cを更新し、磁場強度を出射可能な状態BsEcから出射条件を解除した状態BdEcに変化させるとともに、照射制御装置44は次の照射データを確認する。本出力例では、次の照射エネルギーはない(Ecが最終エネルギー)ため、照射制御装置44は照射完了信号445をインターロックシステム60に伝送する。インターロックシステム60はタイミングシステム50に対して、次の運転周期の制御が無いことを示す照射完了指令612を伝送する。タイミングシステム50は、減速制御開始タイミング信号516を出力する。電源制御装置45は、この減速制御開始タイミング信号516に基づき、減速制御に遷移する。
減速制御では、直前の出射エネルギーEcに対応した減速制御データ706cを選択し、減速制御データ706cの更新制御を開始する。減速制御データ706cは、運転周期毎の磁場履歴を一定に保つため、初期化エネルギー(Einit)に対応した磁場強度BEinitまで高めた後に入射エネルギー(Einj)に対応したBEinjまで減速制御を実施する。タイミングシステム50は、減速制御データ706cの更新の終了と合わせて減速制御終了タイミング信号517を出力し、照射完了指令612に基づき、照射を完了する。
その上で、出射条件設定データ703の開始値と出射条件解除データ704の終了値、例えば図8Bの703aの開始値703a1と704aの終了値704a2とを、連続的に接続できるように同じ値(例えば図8Bの703a1と704a2とが同じ磁場強度BEinj)にしておく。 また、出射条件設定データ703の終了値と出射条件解除データ704の開始値、例えば図8Bの703aの終了値703a2と704aの開始値704a1とは同じ値(例えば図8Bの703a2と704a1とが同じ磁場強度BEa)にしておき、その間は一定値にしておく。
このような制御を実現することで、出射制御を省略しエネルギー変更をする際、電流指令値が不連続になることによるビームの損失が削減可能となる。
加えて、エネルギー変更中は出射条件が設定されないため、ビーム損失を抑制することも可能である。
加速制御の終了後、加速器制御装置40は周回するイオンビーム10bのエネルギーを確認し、インターロックシステム60にエネルギー判定信号402を出力する。到達エネルギーが目標エネルギーと一致する場合(この場合、到達エネルギーと目標エネルギーはともにEa)、インターロックシステム60は、タイミングシステム50に出射制御指令614を出力する。
タイミングシステム50はインターロックシステム60からの出射制御指令614に基づき、出射条件設定タイミング信号512を出力する。電源制御装置45は、出射条件設定タイミング信号512に基づき、出射エネルギーEaに対応した出射制御データ702aを更新し、出射条件設定データ703a内において磁場強度を出射準備の状態BEinjから出射可能な状態BEaに変化させる。これと並行して照射制御装置44が出射制御許可信号441を出力し、出射用高周波信号の印加処理が行われ、出射制御待機タイミング信号513の入力により、電源制御装置45は最終更新値を保持し、ビームの出射制御が実施される。
ビーム出射制御により患部37への照射線量が満了すると、照射制御装置44は、出射用制御許可信号441の出力を停止し、出射用高周波信号の印加処理を停止する。そして、電源制御装置45は出射条件解除タイミング信号514に基づき出射エネルギーEaに対応した出射条件解除データ704aを更新し、出射条件解除データ704a内において磁場強度を出射可能な状態BEaから出射準備の状態BEinjに変化させる。
インターロックシステム60は、タイミングシステム50に対してエネルギー変更指令611を出力し、タイミングシステム50は蓄積ビームを次のエネルギーに加速するため、エネルギー変更制御タイミング信号515を出力する。電源制御装置45は、このエネルギー変更制御タイミング信号515に基づき、出射エネルギーEbに対応したエネルギー変更制御データ705abの更新制御を開始する。
エネルギー変更制御データ705abによるビーム加速の終了後、加速器制御装置40は初段の出射エネルギーEaのビーム出射制御と同様に、到達エネルギーと目標エネルギーの一致を確認し、電源制御装置45は出射エネルギーEbに対応した出射制御データ702bを用いて、出射条件設定データ703b内において磁場強度を出射準備の状態BEinjから出射可能な状態BEbに変化させてビームを出射する。ビーム停止後は出射条件解除データ704bを用いて、出射条件解除データ704b内において磁場強度を出射可能な状態BEbから出射準備の状態BEinjに変化させる。
インターロックシステム60は、減速制御要求信号444に基づき、タイミングシステム50に対して、減速制御指令613を伝送する。タイミングシステム50は、減速制御指令613の入力に基づき、減速制御開始タイミング信号516を出力する。電源制御装置45は、減速制御開始タイミング信号516により、直前の出射エネルギーEbに対応した減速制御データ706bを選択し、減速制御データ706bの更新制御を開始する。
加速制御終了後、加速器制御装置40は到達エネルギーと目標エネルギーを比較する。この際、初期加速制御データ701aでの到達エネルギーはEaである一方、目標エネルギーはEcであるため、出射エネルギーが一致しない(Ea≠Ec)。
そこで、照射制御装置44は到達エネルギーと目標エネルギーが一致するまで、出射制御許可信号441を出力せず、出射用高周波信号は印加しない。一方、タイミングシステム50は、エネルギー変更制御タイミング信号515を目標エネルギーに到達するまで繰り返し出力する。電源制御装置45は、タイミングシステム50からのタイミング信号に基づき、エネルギー変更制御データ705ab、エネルギー変更制御データ705bcを順次更新制御する。
到達エネルギーが目標エネルギーEcに一致するまでビームを加速した後、照射制御装置44は出射制御許可信号441を出力し、電源制御装置45は出射条件設定タイミング信号512に基づき、出射エネルギーEcに対応した出射制御データ702cを更新し、出射条件設定データ703c内において磁場強度を出射準備の状態BEinjから出射可能な状態BEcに変化させることで出射用高周波信号の印加処理が行われ、出射制御待機タイミング信号513の入力により、電源制御装置45は最終更新値を保持し、ビームが出射される。ビーム出射制御が終了した後は、電源制御装置45は、出射条件解除タイミング信号514に基づき出射エネルギーEcに対応した出射条件解除データ704cを更新し、磁場強度を出射可能な状態BEcから出射条件を解除した状態BEinjに変化させるとともに、照射制御装置44は次の照射データを確認する。本出力例では、次の照射エネルギーはない(Ecが最終エネルギー)ため、照射制御装置44は照射完了信号445をインターロックシステム60に伝送する。インターロックシステム60はタイミングシステム50に対して、次の運転周期の制御が無いことを示す照射完了指令612を伝送する。タイミングシステム50は、減速制御開始タイミング信号516を出力する。電源制御装置45は、この減速制御開始タイミング信号516に基づき、減速制御に遷移する。
減速制御では、直前の出射エネルギーEcに対応した減速制御データ706cを選択し、減速制御データ706cの更新制御を開始する。タイミングシステム50は、減速制御データ706cの更新の終了と合わせて減速制御終了タイミング信号517を出力し、照射完了指令612に基づき、照射を完了する。
更に、これら出射条件設定データの始点と出射条件解除データの終点および、出射条件設定データの終点と出射条件解除データの始点はそれぞれ同一値とする。
そして、これらの制御データを組み合わせ、複数のエネルギーのビームの出射制御を行うことで、所望のエネルギーまでの到達を短縮するとともに、エネルギー変更期間中のビーム損失を抑制し、線量率を向上して治療時間を短縮することができる。
以上のように、ビームエネルギーの変更制御と運転周期の更新を短時間で実現可能となる。
これにより、所望の出射エネルギーまで短時間で到達でき、線量率を向上し、治療時間を短縮することができる。
100 制御システム(制御装置)
10 イオンビーム
11 イオンビーム発生装置
12 前段加速器
13 シンクロトロン
14 ビーム輸送装置
15 蓄積ビーム量検出手段
151 蓄積ビーム電荷量
17 高周波加速装置(高周波加速空胴)
18 偏向電磁石
19 四極電磁石
20a 出射用高周波電極
20b 出射用デフレクター
21 六極電磁石
30 照射野形成装置(照射装置)
31 線量モニタ
311 照射線量
32 走査電磁石
34 コリメータ
36 患者
37 患部
40 加速器制御装置
401 各機器の制御データ
402 エネルギー判定信号
41 統括制御装置
411 タイミング制御データ
412 制御開始指令
42 記憶装置
421 照射条件
43 治療計画装置
431 治療計画情報
44 照射制御装置
441 出射制御許可信号
442 線量満了信号
443 エネルギー変更要求信号
444 減速制御要求信号
445 照射完了信号
45 電源制御装置
451 電源制御指令値
452 ステータス情報
46 電源
50 タイミングシステム
51 タイミング信号
511 加速制御開始タイミング信号
512 出射条件設定タイミング信号
513 出射制御待機タイミング信号
514 出射条件解除タイミング信号
515 エネルギー変更制御タイミング信号
516 減速制御開始タイミング信号
517 減速制御終了タイミング信号
60 インターロックシステム
61 インターロック信号
611 エネルギー変更指令
612 照射完了指令
613 減速制御指令
614 出射制御指令
615 出射許可指令
70 運転制御データ
701 初期加速制御データ
702 出射制御データ
703 出射条件設定データ
704 出射条件解除データ
705 エネルギー変更制御データ
706 減速制御データ
Claims (4)
- イオンビームを加速して出射するシンクロトロンと、
前記シンクロトロンから出射された前記イオンビームを照射する照射装置と、
前記シンクロトロンを構成する機器の運転制御データを、1以上の初期加速制御データ、複数のエネルギーのイオンビームを出射する複数の出射制御データ、前記複数の出射制御データ間を接続する複数のエネルギー変更制御データ、前記複数の出射制御データに対応した複数の減速制御データで構成し、これらの制御データを組み合わせることで複数のエネルギーのビームの出射制御を行う制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記出射制御データとして、出射条件を設定する出射条件設定データと、出射条件を解除する出射条件解除データとを有する
ことを特徴とする粒子線照射システム。 - 請求項1記載の粒子線照射システムにおいて、
前記出射制御データは、前記出射条件設定データの初期値と前記出射条件解除データの最終値とを一致させるとともに、前記出射条件設定データの最終値と前記出射条件解除データの初期値とを一致させた
ことを特徴とする粒子線照射システム。 - 請求項1記載の粒子線照射システムにおいて、
前記出射制御データの前記出射条件設定データおよび前記出射条件解除データは、前記シンクロトロン内に配置された四極電磁石、六極電磁石の制御に用いる
ことを特徴とする粒子線照射システム。 - イオンビームを加速して出射するシンクロトロンと、
前記シンクロトロンから出射された前記イオンビームを照射する照射装置とを備えた粒子線照射システムの運転方法であって、
前記シンクロトロンを構成する機器の運転制御データを、初期加速制御データと、複数のエネルギーのイオンビームを出射する複数の出射制御データと、前記複数の出射制御データ間を接続する複数のエネルギー変更制御データおよび、前記複数の出射制御データに対応した複数の減速制御データで構成し、これらの制御データを組み合わせることで複数のエネルギーのビームの出射制御を行い、かつ前記複数のエネルギーに対応した減速制御データを有することで、どのエネルギーからも速やかに減速制御へ遷移可能とするとともに、前記出射制御データとして出射条件を設定する出射条件設定データおよび出射条件を解除する出射条件解除データを用いる
ことを特徴とする粒子線照射システムの運転方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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