JP2015047236A - 身体洗浄用泡供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】泡の発泡倍率を最適に設定し、均質の泡を生成することにより、入浴者にとって、「擦りすぎる、洗いすぎる」ことに伴う弊害を軽減しながら、「洗った」という満足感が得られ、また、介護従事者にとって、身体の負担を軽減できる、滞留性(付着性)がよく、泡の質感も優れ、かつ素早く泡を塗布できる身体洗浄用泡供給装置を提供すること。
【解決手段】本発明の身体洗浄用泡供給装置は、水道配管30又は貯水タンクからシャワーヘッド6に水を供給する水供給配管31と、液体洗浄剤を水供給配管31に導く液体洗浄剤供給配管32と、気体を水供給配管31に導く気体供給配管33とを備え、液体洗浄剤供給配管32の水供給配管31への洗浄剤混合部34を、気体供給配管33の水供給配管31への気体混合部35よりも上流に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、要介護者の身体洗浄用入浴装置として用いる身体洗浄用泡供給装置に関する。
入浴において、身体を洗浄剤や石鹸で洗う際は、身体に洗浄剤又は石鹸を直接塗って擦る方法や、洗浄剤又は石鹸を泡立ててタオルやスポンジ等で擦る方法を取る。これらの身体の洗浄行為は、体表面の汚れを落とすとともに、皮膚の油分も洗い流し、皮膚油分量を減少させる。その結果、特に高齢者では、入浴後の皮膚油分量の回復が遅いことから、長時間にわたり皮膚乾燥の状態が継続するため皮膚掻痒感が誘発されやすい状態となり、皮膚のトラブルへ繋がる可能性がある(非特許文献1)。
このため、高齢者の身体を洗う際には皮膚油分量を減少させないため、タオルやスポンジ等で、十分に洗浄剤や石鹸を泡立て、泡の弾力を利用し、擦りすぎずに優しく洗う必要がある。しかし、高齢者を対象とした介護サービスでは、短時間に20人以上の入浴介護を行うこともあるため、洗浄剤や石鹸を十分に泡立てる手間は無視できない。また、介護従事者は、連続して洗浄剤や石鹸の泡立てを行うことから、手荒れを起こす要因となる。
従来技術では、これらの課題を解決するため、シャワーヘッド(特許文献1)、又は噴射ノズル(特許文献2)から泡を放射するシステムが提案されている。
特許文献1は、発泡装置内に、界面活性剤と湯又は水を注入し、所定量以上になった時点で、加圧ポンプを起動して発泡装置内に空気を送り込み泡を発生させ、シャワーヘッドから噴出する。
特許文献2は、泡発生タンクに、石鹸液と水を注入し、タンク下部に接続したエア供給路から、コンプレッサー空気を送り込み、泡を発生させる。さらに、泡発生タンクから、石鹸泡供給路を介して接続した石鹸泡放射ノズルには、エア流入路が設けられており、これにより泡発生タンクで発生させた泡は、コンプレッサー空気の圧力によって石鹸泡放射ノズルから放射される。
特開2003−10060号公報 特公平6−85745号公報
中野雅子著 高齢者の入浴後の皮膚油分・水分の回復プロセスと皮膚乾燥傾向に関する研究,京都市立看護短期大学紀要,第34号,75−81
しかし、従来技術では、発泡装置、もしくは泡発生タンクとされる泡を発生させるためのタンクが必要となり、泡の生成量も、このタンク容量に依存することから、装置の小型化が難しい。
また、従来技術は、タンク内に湯水と洗浄剤が一定量貯蔵されるのを待ってから加圧空気を送って泡を発生させるため、泡の放射までに時間が掛かり、かつ、一定の放射量を超えて連続放射することができない。
さらに、従来技術は、湯水と洗浄剤を貯めたタンク内に空気を注入して泡を発生させるため、湯水と洗浄剤及び空気を均一に混合してきめ細かい均質な泡を形成する機構がなく、発生した泡が不均一で、脆弱であり、泡の発泡倍率(発生する泡の体積を泡水溶液の体積で除した率)も制御できない。このような泡は、ホースの輸送途中やシャワーヘッドから噴き出す時によく潰され、安定的な泡供給ができないため、身体洗浄に適合する、滞留性がよく、質感のよい泡が得られない。
本発明の解決しようとする課題は、上述した泡発生装置と異なり、泡の発泡倍率を最適に設定し、均質の泡を生成することにより、入浴者にとって、「擦りすぎる、洗いすぎる」ことに伴う弊害を軽減しながら、「洗った」という満足感が得られ、また、介護従事者にとって、身体の負担を軽減できる、滞留性(付着性)がよく、泡の質感も優れ、かつ素早く泡を塗布できる身体洗浄用泡供給装置を提供することである。
請求項1記載の本発明の身体洗浄用泡供給装置は、水道配管又は貯水タンクからシャワーヘッドに水を供給する水供給配管と、液体洗浄剤を前記水供給配管に導く液体洗浄剤供給配管と、気体を前記水供給配管に導く気体供給配管とを備え、前記液体洗浄剤供給配管の前記水供給配管への洗浄剤混合部を、前記気体供給配管の前記水供給配管への気体混合部よりも上流に設けたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の身体洗浄用泡供給装置において、発生する泡の体積を、発生する前記泡に用いた前記液体洗浄剤を含む前記水の体積で除した発泡倍率が、6倍から20倍の範囲にあることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の身体洗浄用泡供給装置において、前記発泡倍率を、8倍から20倍の範囲としたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載の身体洗浄用泡供給装置において、前記発泡倍率を、8倍から17倍の範囲としたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の身体洗浄用泡供給装置において、前記発泡倍率を、11倍から16倍の範囲としたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の身体洗浄用泡供給装置において、前記気体混合部よりも下流に発泡器を設け、前記発泡器が、発泡流路を流れる流体を乱すことによって攪拌させる攪拌部材を有することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の身体洗浄用泡供給装置において、前記シャワーヘッドにおける放射圧力を、0.005MPaから0.05MPaとしたことを特徴とする。
以上に示すように、本発明に係る身体洗浄用泡供給装置によれば、水に液体洗浄剤を混ぜた後に空気を混合することで、均質な泡を十分に発生させることができる。
本発明の実施例1による身体洗浄用泡供給装置の概略構成図 本実施例で用いることができる発泡器の断面図 発泡倍率についての実験結果を示すグラフ 発泡倍率が3倍、8倍、11倍、20倍で放射された泡の状態を示す写真 発泡倍率が20倍の泡の放射状況を示す写真 本発明の実施例2による身体洗浄用泡供給装置の概略構成図 本発明の実施例3による身体洗浄用泡供給装置の概略構成図
本発明の第1の実施の形態による本発明の身体洗浄用泡供給装置は、水道配管又は貯水タンクからシャワーヘッドに水を供給する水供給配管と、液体洗浄剤を水供給配管に導く液体洗浄剤供給配管と、気体を水供給配管に導く気体供給配管とを備え、液体洗浄剤供給配管の水供給配管への洗浄剤混合部を、気体供給配管の水供給配管への気体混合部よりも上流に設けたものである。水と液体洗浄剤と空気が同時に混合する場合や、水と空気を混合した後に液体洗浄剤を混合する場合、液体洗浄剤が水に均等に溶けないため、泡を十分に発生できない。これに対して本実施の形態によれば、水に液体洗浄剤を混ぜた後に空気を混合することで、均質な泡を十分に発生させることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による身体洗浄用泡供給装置において、発生する泡の体積を、発生する泡に用いた液体洗浄剤を含む水の体積で除した発泡倍率が、6倍から20倍の範囲にある。本実施の形態によれば、6倍以上の発泡倍率とすることで、泡を十分に発生させることができ、20倍以下の発泡倍率とすることで、放射できる泡を発生させることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による身体洗浄用泡供給装置において、発泡倍率を、8倍から20倍の範囲としたものである。本実施の形態によれば、当たり強さ、滞留性、弾力性、及び伸び易さの点で更に優れた泡を発生させることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態による身体洗浄用泡供給装置において、発泡倍率を、8倍から17倍の範囲としたものである。本実施の形態によれば、当たり強さ、及び滞留性の点で更に優れた泡を発生させることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による身体洗浄用泡供給装置において、発泡倍率を、11倍から16倍の範囲としたものである。本実施の形態によれば、当たり強さ、滞留性、弾力性、及び伸び易さを総合して特に優れた泡を発生させることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5のいずれかの実施の形態による身体洗浄用泡供給装置において、気体混合部よりも下流に発泡器を設け、発泡器が、発泡流路を流れる流体を乱すことによって攪拌させる攪拌部材を有するものである。本実施の形態によれば、攪拌部材を通過する際に、液体洗浄剤を含む水と気体との混合を促進して均一な泡を発生させることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6のいずれかの実施の形態による身体洗浄用泡供給装置において、シャワーヘッドにおける放射圧力を、0.005MPaから0.05MPaとしたものである。0.005MPaより低い場合には、身体に放射させることが困難となって身体を洗うのに適当でなく、0.05MPaを越えると、放射時に泡が破壊されてしまう。これに対して本実施の形態によれば、十分な泡を放射することができる。
以下、本発明の実施例1による身体洗浄用泡供給装置を図面に基づいて説明する。
図1は本実施例による身体洗浄用泡供給装置の概略構成図である。
本実施例による身体洗浄用泡供給装置は、水道配管30又は貯水タンクからシャワーヘッド6に水を供給する水供給配管31と、液体洗浄剤を水供給配管31に導く液体洗浄剤供給配管32と、気体を水供給配管31に導く気体供給配管33とを備えている。液体洗浄剤供給配管32は洗浄剤混合部34で水供給配管31に接続されている。気体供給配管33は気体混合部35で水供給配管31に接続されている。洗浄剤混合部34は気体混合部35よりも上流に設けている。
水供給配管31には、給湯器1と、開閉バルブ2と、定流量弁3と、フロースイッチ4と、発泡器5とを順に設けている。液体洗浄剤供給配管32には定流量送液ポンプ9を設けている。液体洗浄剤供給配管32は、液体洗浄剤容器10内の液体洗浄を定流量送液ポンプ9によって洗浄剤混合部34から水供給配管31に送り出す。気体供給配管33にはオリフィス7を設けている。気体供給配管33は、空気などの気体をコンプレッサー8によって気体混合部35から水供給配管31に送り出す。洗浄剤混合部34はフロースイッチ4と気体混合部35との間に設け、気体混合部35は洗浄剤混合部34と発泡器5との間に設けている。
使用時、給湯器1の温度を所定の温度に設定し、開閉バルブ2を開くと、定流量弁3を通して、所定流量の一定温度の水がフロースイッチ4に流れ、フロースイッチ4は水の流れを検知する。フロースイッチ4の検知によって、定流量送液ポンプ9とコンプレッサー8とが作動する。
定流量送液ポンプ9の作動によって、液体洗浄剤容器10にある液体洗浄剤は、一定の流量で洗浄剤混合部34から水供給配管31に送り出され、水供給配管31を流れる水と混合される。また、コンプレッサー8の作動によって空気を圧縮し、空気流量を制御するオリフィス7を通して、所定流量の圧縮空気は、気体混合部35から水供給配管31に送り出され、液体洗浄剤が混合された水と混合されて発泡器5へ流れる。液体洗浄剤が混合された水及び空気は、発泡器5で均一に分散・混合されて、良質の泡となり、シャワーヘッド6から放射される。水の供給手段として、給湯器ではなく、湯の供給配管を使用してもよい。
発泡器5を図2に示す。
図2は、本実施例で用いることができる発泡器の断面図である。
図2(a)に示す発泡器50Aは、水供給配管31の内径よりも大きな内径の発泡流路51を形成し、発泡流路51に攪拌部材52を有するものである。攪拌部材52は、金属線材や樹脂線材からなる網状体からなり、例えば30%から60%の開孔率とする。攪拌部材52は網状体の他に、多数の孔からなるものでもよく、液体洗浄剤が混合された水及び空気を攪拌するものである。攪拌部材52は、流れ方向に多段に設けることが好ましい。液体洗浄剤を含む水と空気は、攪拌部材52を通過する際に、流れが乱されることによって攪拌されることで均一に混合される。攪拌部材52の孔の大きさを変えることで、気泡の大きさを任意に調整しつつ、大きさの整った泡が生成される。また、発泡流路51を、水供給配管31の内径よりも拡大することで、攪拌部材52による流路減少の圧力損失を軽減することができる。
図2(b)に示す発泡器50Bは、発泡流路51に、固定部材53aと可動部材53bからなる攪拌部材53を有している。固定部材53aは、円盤状平板の外周部に貫通孔53cを形成している。固定部材53aの円盤状平板の中央部には、凸状の流れ方向を誘導する整流部材53dを形成している。可動部材53bは、貫通孔53cと対向しない位置である中央部に開孔部53eを形成している。可動部材53bは、例えばバネ材からなる弾性部材53fで支持されている。発泡流路51を流れる流体圧力が大きくなると、可動部材53bは固定部材53aから離間し、発泡流路51を流れる流体圧力が小さくなると、可動部材53bは固定部材53aに近接する。このように発泡流路51を流れる流体圧力の変動に応じて固定部材53aと可動部材53bとの間隙を変更することで、発泡流路51を流れる流体の流速変動を少なくすることができる。
液体洗浄剤を含む水と空気は、貫通孔53cから開孔部53eを通過する際に、流れが乱されることによって攪拌されることで均一に混合される。
図2(c)に示す発泡器50Cは、発泡流路51に、攪拌部材54を有している。攪拌部材54は、円盤状平板の中心に孔を有し、この孔から放射状にスリットを形成することで、スリット間には、外周部が発泡流路51に固定された略三角形状の片持ちバネ片54aを形成している。発泡流路51を流れる流体圧力が大きくなると、片持ちバネ片54aは大きな撓みを生じ、発泡流路51を流れる流体圧力が小さくなると、片持ちバネ片54aの撓みは小さくなる。このように発泡流路51を流れる流体圧力の変動に応じて片持ちバネ片54aの撓み量を変更することで、発泡流路51を流れる流体の流速変動を少なくすることができる。
液体洗浄剤を含む水と空気は、片持ちバネ片54aの撓みによって生じた隙間を通過する際に、流れが乱されることによって攪拌されることで均一に混合される。
シャワーヘッド6における放射圧力は、0.005MPaから0.05MPaに設定する。
シャワーヘッド6における放射圧力は、低ければ泡は放射時に勢いがなく、身体に掛けることが困難になり、身体を洗うのに適当ではない。一方、放射圧力が高くなれば泡がシャワーヘッド6から大気開放される際に破壊され、必要な空気量を装置内で供給していても、所定の発泡倍率の泡を放射することができない。そのため、身体に掛けるのに必要な勢いを保ちつつ、所定の発泡倍率を保つことができるように、泡放射手段の放射圧力は、0.005MPaから0.05MPaが適切である。
なお、本実施例による身体洗浄用泡供給装置では、水供給配管31内の圧力は、給湯器1の出口よりも、洗浄剤混合部34の出口が低く、洗浄剤混合部34の出口よりも気体混合部35の出口が低くなっている。
以下に、発泡倍率についての実験結果を図2に示す。
ここで、発泡倍率とは、発生する泡の体積を、発生する泡に用いた液体洗浄剤を含む水の体積で除したものである。すなわち、例えば発泡倍率が『3』とは、液体洗浄剤を含む水の体積に対して、2倍の体積の空気を混合している。
上述の適切な泡の質感の選定は、9名の被験者にて行った。泡の質感の評価指標は、シャワーヘッド6から泡が放射されて身体に当たる「当たり強さ」、泡が身体に当たった後の「滞留性」、身体に掛かった泡を擦るときの「弾力性」、「伸び易さ」、さらにこれらの4つの評価を加味した「総合評価」を評価指標とした。それぞれの項目が,身体を洗うのに適するか適さないかを5段階にて評価した。評価する泡質は、発泡倍率を1倍、3倍、6倍、8倍、11倍、14倍、17倍、20倍の8段階で変化させたものを用いた。
図3では、9名の被験者での評価結果の平均値を縦軸とし、評価点が高いほど適することを示している。
図4(a)から(d)は、それぞれ、発泡倍率が3倍、8倍、14倍、20倍で放射された泡の状態を示す写真である。なお、それぞれの発泡倍率は、泡が放射されるシャワーヘッドの先端から10cm離れた位置に、直径187mm、深さ51mmの泡収集器に、生成した泡を垂下させ、泡が満たされた後に収集した泡の面を平らにすり切り、泡収集器の外側に付着した泡を布でふき取ってから泡収集器の総質量を測定して、泡収集器の質量を差し引いて求めた泡の質量と泡収集器の容積から測定し、±0.5倍以内に収まることを確認した。
評価手順は、まず被験者に、身体を洗うための泡であること十分に説明し、8段階の発泡倍率の泡それぞれについて、1種類毎に、シャワーヘッドを右手にもって、自身で左手の手首から肘まで3秒以上泡を放射し、その後、シャワーヘッドをおいて、左手に滞留した泡を擦る。そして、湯のシャワーを用いて泡を十分に洗い流し、その後、評価指標に基づき泡の質感を評価した。なお、連続して評価をすると、皮膚油分量が変化するため、毎回発泡倍率を変えて評価を行う前に、保湿用の乳液剤を、泡を掛ける部位の腕に塗って、皮膚油分量の条件をできるだけ一定に保つようにした。
図3(a)に示すように、「当たり強さ」に関しては、発泡倍率が6倍から20倍において評価点が3以上となった。また発泡倍率6倍に対して8倍は明らかに高い評価となっており、特に8倍から17倍で高い評価となっている。
図3(b)に示すように、「滞留性」に関しては、発泡倍率が8倍から20倍において評価点が3以上であり、特に8倍から17倍で高い評価となっている。
図3(c)に示すように、「弾力性」に関しては、発泡倍率が8倍から20倍において評価点が3以上であり、特に11倍から20倍で高い評価となっている。
図3(d)に示すように、「伸び易さ」に関しては、発泡倍率が8倍から20倍において評価点が3以上で高い評価となっている。
図3(e)に示す「総合評価」では発泡倍率8倍以上において、評価点が3点以上であり、特に発泡倍率11から17倍で高い評価となり、発泡倍率14倍で最高点となった。
ただし、発泡倍率20倍の泡の放射時には、図5(a)から(c)に示すように、シャワーヘッドの出口から放射された泡は、そのまま放射口から直線的に飛ぶ放射状態Aと、放射直後に引っ付いて塊りとなって、垂下する放射状態B、そして、これら2つの状態が混在する放射状態Cの3パターンが、ランダムに出現することが確認された。20倍よりも発泡倍率を大きくすると、泡が硬くなることから、より放射直後に泡が塊となって垂下する放射状態が出現しやすくなることが容易に想像され、身体に泡を掛けるには不向きとなる。
以上の結果から、身体を洗う泡として適する発泡倍率は6倍以上20倍以下であり、8倍から20倍の範囲で、「当たり強さ」、「滞留性」、「弾力性」、及び「伸び易さ」の点で更に優れた泡を発生させることができる。
また、発泡倍率を、8倍から17倍の範囲とすることで、「当たり強さ」、及び「滞留性」の点で更に優れた泡を発生させることができる。
また、発泡倍率を、11倍から17倍の範囲とすることで、「当たり強さ」、「滞留性」、「弾力性」、及び「伸び易さ」を総合して特に優れた泡を発生させることができ、最も身体を洗う泡として最適な発泡倍率は14倍である。
本発明の実施例2による身体洗浄用泡供給装置を図面に基づいて説明する。
図6は本実施例による身体洗浄用泡供給装置の概略構成図である。なお、実施例1と同一部材には同一符号を付して説明を一部省略する。
本実施例による身体洗浄用泡供給装置は、実施例1の構成に加えて、バイパス配管11と、温度スイッチ12と、電磁弁13と、三方バルブ14と、安全弁15と、圧力スイッチ16と、クッションタンク17と、減圧弁18と、切替弁19と、頭髪洗浄剤容器20と、浴室洗浄剤容器21とを更に備える。なお、実施例1における開閉バルブ2に代えて三方バルブ2aを設けている。
水供給配管31には、給湯器1と、温度スイッチ12と、三方バルブ2aと、定流量弁3と、フロースイッチ4と、電磁弁13と、発泡器5と、三方バルブ14を順に設けている。
液体洗浄剤供給配管32には、切替弁19を設けている。この切替弁19によって、液体洗浄剤容器10と、頭髪洗浄剤容器20と、浴室洗浄剤容器21とを選択的に切り替え、液体洗浄剤、頭髪洗浄剤、又は浴室洗浄剤を洗浄剤混合部34から送り出す。
気体供給配管33には、コンプレッサー8から順に、減圧弁18と、クッションタンク17と、圧力スイッチ16と、安全弁15と、オリフィス7とを気体混合部35までの間に設けている。
洗浄剤混合部34はフロースイッチ4と気体混合部35との間に設け、気体混合部35は洗浄剤混合部34と電磁弁13との間に設けている。
バイパス配管11は、定流量弁3と、フロースイッチ4と、洗浄剤混合部34と、気体混合部35とをバイパスする。
使用時、給湯器1の温度を所定の温度に設定し、水/泡の放射を切り替える三方バルブ2aを水放射モードにすると、湯を水放射用のバイパス配管11を通してシャワーヘッド6から放射する。泡放射モードに三方バルブ2aを切り替えると、定流量弁3を通して、所定流量の一定温度の水がフロースイッチ4に流れ、フロースイッチ4が水の流れを検知する。フロースイッチ4の検知によって、定流量送液ポンプ9とコンプレッサー8とが作動する。
定流量送液ポンプ9の作動によって、液体洗浄剤容器10にある液体洗浄剤は、一定の流量で洗浄剤混合部34から水供給配管31に送り出され、水供給配管31を流れる水と混合される。また、コンプレッサー8の作動によって空気を圧縮し、減圧弁18、クッションタンク17、空気流量を制御するオリフィス7を通して、所定流量の圧縮空気は、気体混合部35から水供給配管31に送り出され、液体洗浄剤が混合された水と混合されて、発泡器5へ流れる。液体洗浄剤が混合された水及び空気は、発泡器5で均一に分散・混合されて、良質の泡となり、シャワーヘッド6から放射される。
泡放射終了後に、三方バルブ2aを再び水放射モードにすると、シャワーヘッド6から水を放射して泡を洗い落とすことができる。
水放射モードにすると、フロースイッチ4によりコンプレッサー8と定流量送液ポンプ9が停止するが、フロースイッチ4に不具合が発生するとコンプレッサー8と定流量送液ポンプ9が停止しない場合がある。そのため、安全対策として、圧力スイッチ16を取り付け、気体供給配管33内の圧力が一定以上に上昇すると圧力スイッチ16の起動により、コンプレッサー8と定流量送液ポンプ9が停止する機能を付加している。
また、安全弁15を取り付けることにより、減圧弁18が機能しないときでもコンプレッサー8と定流量送液ポンプ9とを停止して、安全性を向上させることができる。
本実施例によれば、切替弁19により、液体洗浄剤容器10以外にも頭髪洗浄剤容器20、浴室洗浄剤容器21に切り替えることができ、身体の洗浄以外に、頭髪の洗浄や、浴室の洗浄にも使用することができるため、介護の従事者の作業負担を軽減することができる。
また本実施例によれば、三方バルブ14を、発泡器5より下流に設置することにより、装置内の排水を容易に行うことができ、配管内の腐食等を軽減することができる。
また本実施例によれば、泡放射モード以外に、水放射モードを実現できる。
本発明の実施例3による身体洗浄用泡供給装置を図面に基づいて説明する。
図7は本実施例による身体洗浄用泡供給装置の概略構成図である。なお、実施例1と同一部材には同一符号を付して説明を一部省略する。
本実施例による身体洗浄用泡供給装置は、実施例1の構成における定流量送液ポンプ9に代えて、アスピレーター22と、液体洗浄剤流量を制御するオリフィス23とを備えたものである。
本実施例においては、アスピレーター22が洗浄剤混合部34となる。
使用時、給湯器1の温度を所定の温度に設定し、開閉バルブ2を開くと、定流量弁3を通して、所定流量の一定温度の水がフロースイッチ4に流れ、フロースイッチ4は水の流れを検知してコンプレッサー8が作動する。さらに、水供給配管31を流れる水流によりアスピレーター22で負圧が生じ、液体洗浄剤容器10にある液体洗浄剤は、液体洗浄剤流量を制御するオリフィス23を通じて、所定の流量で送り出され、水供給配管31を流れる水と混合される。また、コンプレッサー8の作動によって空気を圧縮し、空気流量を制御するオリフィス7を通して、所定流量の圧縮空気は、気体混合部35から水供給配管31に送り出され、液体洗浄剤が混合された水と混合されて、発泡器5へ流れる。液体洗浄剤が混合された水及び空気は、発泡器5で均一に分散・混合されて、良質の泡となり、シャワーヘッド6から放射される。
以上のように実施例1から実施例3による身体洗浄用泡供給装置は、混合液のタンクを設けずに、水を流す水供給配管31内に、液体洗浄剤を送り込んだ後に空気を送り込むことで、装置が小型化でき、泡の放射準備時間がなく即座に放射可能で、かつ、連続して泡の放射が可能となる。このため、介護従事者は、要介護者へ掛け湯をした後、要介護者を待たすことなく即座に泡放射に移行でき、入浴介護に掛ける時間も短縮される。さらに、連続して泡放射ができることから、要介護者の身体の洗浄中に泡が切れる心配もない。
また、実施例1から実施例3では、水供給配管31内に供給された所定量の水に、所定量の液体洗浄剤と所定量の空気を供給し、発泡器5を通過する間に、流れの力を利用して、液体洗浄剤が混合された水と空気を均一に混合させることで泡を生成することで、身体を洗浄するのに最適な発泡倍率の泡を発生させることが可能で、かつ、微細で大きさの整った泡が生成されることで、泡が壊れにくい。このため、介護従事者は、身体の洗浄に最適な泡を用いることで擦りすぎを避けてやさしく洗えるため、入浴に伴う要介護者の皮膚油分量減少を防止することができ、また、介護従事者の泡立てによる手間を減らし、作業負担を軽減することができる。
また、実施例1から実施例3では、入浴者にとって「洗った」という満足感が得られながら、液体洗浄剤が身体に長時間触れることによる「洗いすぎ」やタオルなどによる「擦りすぎ」によって、皮膚の油分を必要以上に除去することを防ぎ、また介護従事者の、入浴介護における身体の負担を軽減するため、入浴時において、身体への付着性がよく、質感の優れた洗浄泡を身体に素早く塗布して、素早く洗い落とすことができる。
本発明は、要介護者の身体洗浄用入浴装置として適しているが、一般の入浴装置としても利用できる。
1 給湯器
2 切替バルブ
3 定流量弁
4 フロースイッチ
5 発泡器
6 シャワーヘッド
7 オリフィス
8 コンプレッサー
9 定流量送液ポンプ
10 液体洗浄剤容器
11 バイパス配管
12 温度スイッチ
13 電磁弁
14 三方バルブ
15 安全弁
16 圧力スイッチ
17 クッションタンク
18 減圧弁
19 切替弁
20 頭髪洗浄剤
21 浴室洗浄剤
22 アスピレーター
23 オリフィス
31 水供給配管
32 液体洗浄剤供給配管
33 気体供給配管
34 洗浄剤混合部
35 気体混合部

Claims (7)

  1. 水道配管又は貯水タンクからシャワーヘッドに水を供給する水供給配管と、液体洗浄剤を前記水供給配管に導く液体洗浄剤供給配管と、気体を前記水供給配管に導く気体供給配管とを備え、
    前記液体洗浄剤供給配管の前記水供給配管への洗浄剤混合部を、前記気体供給配管の前記水供給配管への気体混合部よりも上流に設けたことを特徴とする身体洗浄用泡供給装置。
  2. 発生する泡の体積を、発生する前記泡に用いた前記液体洗浄剤を含む前記水の体積で除した発泡倍率が、6倍から20倍の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の身体洗浄用泡供給装置。
  3. 前記発泡倍率を、8倍から20倍の範囲としたことを特徴とする請求項2に記載の身体洗浄用泡供給装置。
  4. 前記発泡倍率を、8倍から17倍の範囲としたことを特徴とする請求項3に記載の身体洗浄用泡供給装置。
  5. 前記発泡倍率を、11倍から16倍の範囲としたことを特徴とする請求項4に記載の身体洗浄用泡供給装置。
  6. 前記気体混合部よりも下流に発泡器を設け、前記発泡器が、発泡流路を流れる流体を乱すことによって攪拌させる攪拌部材を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の身体洗浄用泡供給装置。
  7. 前記シャワーヘッドにおける放射圧力を、0.005MPaから0.05MPaとしたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の身体洗浄用泡供給装置。
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