JP2008031815A - 便器内での泡層形成装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】便座式洋式便器での尿水の飛散防止を可能する、泡層形生装置を提供する。
【解決手段】便座式洋式便器のトラップ部2に2流体ノズル5を備え,2流体ノズルの一方のノズルロ3からは加圧された洗剤溶液を溜め水10に噴射し、噴射によって洗剤溶液が溶け混んだ溜め水に、他方の多孔口ノズル3からは加圧空気の噴射による気泡によって、溜め水の表面に所望の泡層1を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】便座式洋式便器のトラップ部2に2流体ノズル5を備え,2流体ノズルの一方のノズルロ3からは加圧された洗剤溶液を溜め水10に噴射し、噴射によって洗剤溶液が溶け混んだ溜め水に、他方の多孔口ノズル3からは加圧空気の噴射による気泡によって、溜め水の表面に所望の泡層1を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、便座式洋式便器において、用便時に排泄物が溜め水に衝突する際、尿水が飛散し、尻や膝及び、リム部周辺から床面にまで無数の飛散水が確認され不衛生極まりない為に、飛散水を阻止する為の泡層形成装置に関する。
従来、例えば特許文献1等に開示された技術おいては、便器本体の近傍に備えた洗剤入り水溶液タンクとタンク内の水溶液を便器内の溜め水の水中に排出する排出ポンプ及び、溜め水に気泡を発生させるポンプを備え、用便時にポンプの電源を手動によって稼動させ溜め水の表面に泡層を形成する技術を提案されている。
また、特許文献2等に開示された技術においては、便器本体の近傍に石鹸水を備えた密閉容器内にコンプレッサーによって圧力を加え、便器のボウル部の上部を貫通させた吐出ノズルから便器内に泡を放出する技術を提案されている。
さらに、特許文献3等に開示された技術においては,便器本体の後部に備えた界面活性剤溶液タンクとタンクから水溶液を泡立て機に注入し、泡立て機から得られた泡を便器内に放出する技術を提案されている
実開平6−12580 実開平5−3385
特開平10−54068
特開平6−85476
特開2005−213771
特開2005−60215
しかしながら、特許文献1等に開示されているような泡層形成装置は、泡層を形成装置は泡層を形成するために、環境に悪影響を及ぼす食器洗いや浴槽洗い用の合成界面活性剤が使用されている。
また、特許文献2等に開示されているノズルによる泡発生装置は、溜め水表面に所望の泡層を形成するために数多くのノズルを配置されているが,便器の製造時の部品点数が多い課題が有る。
特許文献3〜4等に開示されている泡発生装置は、便器の近傍に備えた石剤水溶液と泡立て機によって得られた泡を、便器の後部のノズル口から便器内へ挿入する技術で有るが、泡はノズル付近に盛り上がり、溜め水の表面全体に所望の泡層が形成されない、課題がある。
さらに,特許文献1〜4等に開示されている泡装置は、用便時に装置の始動をセンサーや手動によって可動されるが、急用の用便時には尿水の飛散防止に必要な、泡層が形成される前に用便が済み終える課題ある。
この発明は,上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたもので、洗剤溶液には脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム等の界面活性剤等を利用した、天然由来の純石鹸溶液による泡層が形成されている、泡層形成装置を提供することを目的とする。
この発明は、便座式洋式便器において排便後、洗浄操作によって汚物が洗浄され、溜め水が定水位になると同時に,溜め水の表面に界面活性剤による所望の泡層高を形成する手段を備えた泡層形成装置である。
前記泡層形成装置で泡層を形成するために、便座式洋式便器内のトラップ部の下辺に2流体ノズル置を備え、一方のノズルからは溜め水の水中に界面活性剤を噴射し、噴射された界面活性剤の溶け混んだ溜め水に、他方のノズルから気泡を噴射して溜め水の表面に泡層を形成する泡層形成装置である。
泡層を形成する溶液は、純石鹸、水、塩、グリセリンをブレンドしたものである。
本発明の泡層形成装置は、緊急の用便時にも常に溜め水の表面に所望の泡層が形成されている為、尿水の飛散防止や、衝突音及び、悪臭も低減できる。
前記泡層形成装置によって、溜め水の表面に泡の球形サイズ3mm前後の泡層7cm形成する為の所要時間は30秒前後だが,形成された泡層が約1時間経過するごとに約1cmずつ消滅し、2cm消滅すると便器のリム部の近傍に備えた、レーザーセンサーによって、泡層形成装置が可動し約10秒前後で、所望高7cmに戻す泡層形成装置である。
以下,本発明を図面に基づいて説明する。図1は本発明での泡層形成装置の構成を示す洋式便器の側面図で,トラップ部2の下部には2流体ノズル5を備えて、2流体ノズルに石鹸溶液と石鹸溶液を噴射する為に、石鹸溶液タンク8とブロア装置9を設け、形成された泡層高をコントロールする為にレーザーセンサー7を備えている。
上記、泡層形成装置をコントロールする為に便器の近傍には、プログラミングされたマイコンを搭載した操作パネルを備え、パネル面には、装置の電源操作ボタン、用便洗浄大,小ボタン及び、石鹸溶液量警報点灯ランプを備えている。
1 泡層
2 トラップ部
3 ノズル口
4 洗剤溶液送入パイプ口
5 2流体ノズル
6 圧縮空気送入パイプ口
7 レーザーセンサー
8 洗剤溶液タンク
9 ブロア
10 溜め水
2 トラップ部
3 ノズル口
4 洗剤溶液送入パイプ口
5 2流体ノズル
6 圧縮空気送入パイプ口
7 レーザーセンサー
8 洗剤溶液タンク
9 ブロア
10 溜め水
Claims (3)
- 便座式洋式便器の溜め水の表面に、所望の泡層を形成するために、トラップ部に2流体ノズル装置を備えて、一方のノズル口からは界面活性剤を溜め水の水中に噴射し、噴射された界面活性剤が溶け混んだ溜め水に他方のノズル口から気泡噴射して、溜め水の表面に所望の泡層を形成することを特徴とする泡層形成装置。
- 用便後、洗浄された後に溜め水が定水位なると同時に、溜め水の表面に泡層が形成されることを特徴とする請求項1に記載の泡層形成装置。
- 形成される泡層高は、12cm〜3cmの範囲でコントロールされていることを特徴とする請求項1に記載の泡層形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006228438A JP2008031815A (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 便器内での泡層形成装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006228438A JP2008031815A (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 便器内での泡層形成装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008031815A true JP2008031815A (ja) | 2008-02-14 |
Family
ID=39121538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006228438A Pending JP2008031815A (ja) | 2006-07-27 | 2006-07-27 | 便器内での泡層形成装置。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008031815A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101318410B1 (ko) * | 2011-07-11 | 2013-10-16 | 송기풍 | 포세식 변기 및 그 제어방법 |
JP2017179773A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
2006
- 2006-07-27 JP JP2006228438A patent/JP2008031815A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101318410B1 (ko) * | 2011-07-11 | 2013-10-16 | 송기풍 | 포세식 변기 및 그 제어방법 |
JP2017179773A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衛生洗浄装置 |
WO2017169223A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衛生洗浄装置 |
TWI707078B (zh) * | 2016-03-29 | 2020-10-11 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 衛生洗淨裝置 |
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