JP2015047192A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、医療用X線撮影装置や医療用超音波画像撮影装置、医療用MRI装置など、を含む医療用画像撮影装置および医療用画像撮影装置の操作方法に関する。
医療用画像撮影装置におけて例えばX線画像撮影装置では、市場のニーズに対応するために、X線画像撮影装置が提供する機能が益々増加する傾向にある。機能が増えるにつれて、装置を操作する技師あるいは医師などのユーザーが把握しなければならない操作の数や操作手段は増加し、また取り扱い説明書やマニュアルの記載量も増える傾向にある。その結果、現状のままでは、取扱い性の低下が避けられない。特許文献1には、取扱い性を向上するためのX線画像撮影装置および機能情報表示方法を提供することが記載されている。
特許文献1には、機能の使用頻度を検索して頻繁に使用される機能の選択を容易にして、利便性を向上させることが記載されている。しかしながら、操作に携わるユーザーは、単位機能を容易に選択するだけでは、操作性の改善の観点では、まだまだ十分とは言えない。
本発明は、操作性をより向上することができる、X線画像撮影装置や超音波画像撮影装置、MRI装置などを含む、医療用画像撮影装置を提供することを、目的とする。
本発明は、ユーザーの操作情報をユーザー毎に記憶するデータベースと、ユーザーを特定するユーザー特定情報に基づいて、前記ユーザーの操作情報を前記データベースから読み出し、前記読み出した前記ユーザーの操作情報に基づいてユーザーインタフェースの操作レイアウト構成、あるいは短縮操作の対象機能を、変更するアプリケーション部と、ユーザーの操作に基づいて、医療用画像を撮影する医療用画像撮影部と、前記ユーザーの操作に基づいて前記ユーザーの操作情報を取得するユーザー情報取得手段と、を備え、前記ユーザーの操作に基づき、前記医療用画像撮影部により医療用画像の撮影が行われ、さらに前記ユーザーの前記操作に基づき前記ユーザー情報取得手段は、前記ユーザーの操作情報を取得し、取得した前記ユーザーの操作情報に基づき前記データベースに記憶されている前記ユーザーの前記操作情報が更新されることを特徴とする医療用画像撮影装置である。
本発明によれば、操作性がより向上した医療用画像撮影装置およびその操作方法を得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例である医療用画像撮影装置100のブロック図である。医療用画像撮影装置100を、例を挙げてより具体的に述べると、医療用X線画像撮影装置や医療用超音波画像撮影装置、MRI装置である。本発明はこれらの装置の何れにも適用でき、その適用方法は何れの装置においてもほぼ同様であるので、図1はより具体的に医療用画像撮影装置100の内の医療用X線画像撮影装置に適用した例を示している。
図1において、医療用画像撮影装置100は、通信端末制御部1、アプリケーション部2、システム制御部3、画像処理制御部4、画像表示部5、データベース6、支持器制御部7、X線制御部8、画像取得制御部9、寝台などで構成される支持器11、X線検出器12、X線絞り・フイルタ13、およびX線発生部として動作するX線管球14からなり、外部の通信端末15およびこれらの通信端末15に接続された管理端末16を備える。
通信端末15は、通信手段によって通信端末制御部1に接続されている。なお、アプリケーション部2の具体的な例として図1では読影・診断アプリケーション部を示している。
通信端末15についての取り扱い、使用されるユーザー情報あるいは各種データの取り扱い、およびユーザー自身の登録については、管理端末16で管理される。通信端末15は、管理端末16の管理の下、外部17と通信することが可能である。
通信端末15は、通信手段によって通信端末制御部1に接続されている。なお、アプリケーション部2の具体的な例として図1では読影・診断アプリケーション部を示している。
通信端末15についての取り扱い、使用されるユーザー情報あるいは各種データの取り扱い、およびユーザー自身の登録については、管理端末16で管理される。通信端末15は、管理端末16の管理の下、外部17と通信することが可能である。
通信端末制御部1は、通信端末通信部21およびシステム内ユニット通信部22を有していて、通信端末通信部21は、通信端末認証・登録部23およびデータ送受信手段24を備える。
システム内ユニット通信部22は、ユーザー要求処理部25を備え、ユーザー要求処理部25は、データ送受信手段26を備える。
アプリケーション部2は、ユーザー要求処理部31を備え、ユーザー要求処理部31は、レイアウト変更制御部32、ファンクション機能・短縮機能設定制御部33およびアプリケーション制御部35を備え、ファンクション機能・短縮機能設定制御部33は、ファンクション機能・短縮機能制御手段34を備える。
システム制御部3は、ユーザー要求処理部41を備え、ユーザー要求処理部41は、レイアウト変更制御部42、ファンクション機能・短縮機能設定制御部43、支持器制御指示部45、X線制御指示部46を備え、ファンクション機能・短縮機能設定制御部43は、ファンクション機能・短縮機能制御手段44を備える。
画像処理制御部4は、ユーザー要求処理部51を備え、ユーザー要求処理部51は、画像処理変更制御部52を備え、画像処理変更制御部52は、画像処理手段53および画質パラメータ制御手段54を備える。
画像表示部5は、ユーザー要求処理部61を備え、ユーザー要求処理部61は、画像表示変更制御部62を備え、画像表示変更制御部62は、画像表示手段63を備える。
支持器11は例えば被検者を載置する寝台であり、支持器制御指示部45からの制御指示信号に基づき支持器制御部7によって制御される。X線制御部8は、X線制御指示部46からの制御指示信号に基づき制御され、X線管球14にX線を発生するための電力を供給し、X線照射を制御する。X線検出器12は、画像取得制御部9によって制御され、例えばX線の検出強度を表す2次元情報が画像取得制御部9により取り込まれる。また、X線絞り・フイルタ13は、上記同様に支持器制御部7によって制御され、X線管球14が発生したX線の照射方向や範囲を制御する。
X線制御部8やX線管球14、支持器制御部7、X線絞り・フイルタ13、支持器11、X線検出器12、画像取得制御部9は医療用画像撮影部10として動作し、支持器制御指示部45やX線制御指示部46からの制御信号に基づき、医療用の診断に使用する医療用画像を撮影する医療用画像撮影部10として動作する。この実施例ではX線画像を撮影する例であるX線画像撮影装置を示しているが、X線画像撮影装置は本発明の適用例の一つであり、同様に超音波による画像を撮影する超音波画像撮影装置にも同様に適用できる。またMRI装置にも同様に適用できる。超音波画像撮影装置の場合にはX線制御指示部46は超音波の照射を制御し、MRI装置の場合には高周波パルスの照射を制御する。支持器制御指示部45はMRI装置の場合には寝台の天板の移動やさらに静磁場や傾斜磁場を制御する。
データベース6には、一台もしくは複数台の医療用画像撮影装置100(以下、装置ともいう)の操作に携わる1人もしくは複数のユーザーについて取得されたユーザーを特定するユーザー特定情報、例えばユーザーIDごとのユーザー情報、および装置が提供する機能と操作レイアウト構成とからアプリケーション例えば読影・診断アプリケーションを形成する読影・診断アプリケーション形成法および画質パラメータを定めることで画像処理方法を形成する画像処理方法形成方法、機能に対して機能の使用頻度が統計された統計データ、操作レイアウト構成(レイアウトという場合がある)および画像処理方法ごと予め定められた画質パラメータデータが格納される。また、データベース6には、装置が提供する機能に対応して短縮機能が格納される。
また、データベース6にはユーザー毎の操作情報、例えばユーザー毎の、当該装置が提供する機能と該機能の使用頻度との関係、操作レイアウト構成とユーザーインタフェースとの関係および画像処理方法とユーザー好みとの関係、および装置が提供する機能および操作レイアウト構成から読撮・診断アプリケーションを形成する読撮・診断アプリケーション形成法および画像処理方法を形成する画像処理方法形成方法、機能の使用頻度が統計された統計保持機能、ユーザーインタフェースに対応して操作レイアウト構成を決定する操作レイアウト構成決定機能およびユーザー好みに対応して読撮・診断アプリケーションを決定するアプリケーション決定機能、更に読撮・診断アプリケーションに形成された機能の使用頻度の取得機能、読撮・診断アプリケーションの操作レイアウト構成および機能・短縮機能および画像処理方法について画質パラメータ設定機能が格納される。ここで示す機能は、コンピュータプログラムによって構成され得る。
通信端末制御部1の通信端末認証・登録部23は通信端末15からの送信で、通信端末自体の認識、提供されたユーザー情報を認識し、データベース6に登録する。システム内ユニット通信部22は、ユーザー要求処理を行う。このユーザー要求処理は、例えば上述した事項についてなされる。解析されたユーザー要求は、アプリケーション部2、システム制御部3および画像処理制御部4に送信される。
アプリケーション部2、システム制御部3および画像処理制御部4について説明する。
上述したようにアプリケーション部2は、ユーザー要求処理部31を備え、ユーザー要求処理部31は、レイアウト変更制御部32や、ファンクション機能・短縮機能設定制御部33や、アプリケーション制御部35を備える。さらにファンクション機能・短縮機能設定制御部33は、ファンクション機能・短縮機能制御手段34を備える。また、システム制御部3は、ユーザー要求処理部41を備え、ユーザー要求処理部41は、レイアウト変更制御部42や、ファンクション機能・短縮機能設定制御部43や、支持器制御指示部45や、X線制御指示部46を備える。さらにファンクション機能・短縮機能設定制御部43は、ファンクション機能・短縮制御手段44を備える。また、画像表示部5は、ユーザー要求処理部61を備え、ユーザー要求処理部61は、画像表示変更制御部62を備え、画像表示変更制御部62は、画像表示手段63を備える。このような構成により、図2に示す次のような手段が構成される。
上述したようにアプリケーション部2は、ユーザー要求処理部31を備え、ユーザー要求処理部31は、レイアウト変更制御部32や、ファンクション機能・短縮機能設定制御部33や、アプリケーション制御部35を備える。さらにファンクション機能・短縮機能設定制御部33は、ファンクション機能・短縮機能制御手段34を備える。また、システム制御部3は、ユーザー要求処理部41を備え、ユーザー要求処理部41は、レイアウト変更制御部42や、ファンクション機能・短縮機能設定制御部43や、支持器制御指示部45や、X線制御指示部46を備える。さらにファンクション機能・短縮機能設定制御部43は、ファンクション機能・短縮制御手段44を備える。また、画像表示部5は、ユーザー要求処理部61を備え、ユーザー要求処理部61は、画像表示変更制御部62を備え、画像表示変更制御部62は、画像表示手段63を備える。このような構成により、図2に示す次のような手段が構成される。
図2は、医療用画像撮影装置100の持つ機能をブロックで示す図である。図3は、X医療用画像撮影装置100の持つ機能概念を説明する図である。
これらの図において、医療用画像撮影装置100は、ユーザー情報取得手段71、読影・診断アプリケーション形成手段72、画像処理制御手段73、システム制御手段74、データベース6および画像表示部5が通信回線75によって接続されることで形成される。
ユーザー情報取得手段71は、過去に、X線画像撮影装置等の医療用画像撮影装置100の操作に携わるユーザーが採用した操作レイアウト構成からユーザー特定情報を形成する。例えば当該ユーザーIDに基づくユーザーインタフェースと操作レイアウト構成との関係を形成し、過去にユーザーが採用した画像処理方法から当該ユーザーのユーザー好みと画像処理方法との関係を形成し、および過去にユーザーが採用した機能から当該ユーザーの、装置が提供する機能の使用頻度を統計して、ユーザー情報を形成する。
過去にユーザーが採用した画像処理方法をユーザー好みの画像処理方法として解析し、過去にユーザーが採用した操作レイアウト構成を、個人の操作特徴を表わすユーザーインタフェースに適合するものとして解析し、過去にユーザーが採用した機能から使用頻度を統計する。
読影・診断アプリケーション形成手段72が、装置に提供された機能を、装置が備える機能と当該ユーザーの、過去に記録された高い使用頻度の機能に変更させてファンクション機能を形成し、装置に提供された操作レイアウト構成を、当該ユーザーの、過去に記録されたユーザーインタフェースに対応した操作レイアウト構成に変更して変更操作レイアウト構成を形成し、ユーザー要求処理情報に基づき、データベースの格納された読影・診断アプリケーション形成法を参照し、該変更操作レイアウト構成とファンクション機能とからなる当該ユーザーの読影・診断アプリケーションを形成する。
ここで、「過去に記録されたユーザーインタフェースに対応した操作レイアウト構成に変更して変更操作レイアウト構成を形成し」は、装置が提供する機能と該機能の使用頻度との関係から高い使用頻度の統計を取って決定し、更には装置が提供する機能の先使用実績に基づいて優先した機能を決定することを含む。検査オブジェクトで、先回使用の機能を優先、あるいは複数先回使用の機能を優先、、あるいは使用された機能の頻度を統計することで頻度の多い機能を優先して、ということを意味する。その他の優先変更選択法を採用してもよい。
データベース6の格納された読影・診断アプリケーション形成法を参照、および提供されたユーザー要求処理情報に基づいて、ユーザー毎の、装置が提供する機能と該機能の使用頻度との関係から高い使用頻度の機能に変更し、操作レイアウト構成とユーザーインタフェースとの関係から操作レイアウト構成を決定し、当該決定された機能および操作レイアウト構成からなる当該ユーザーの要求に対応する、検査オブジェクトとしての読影・診断アプリケーションを形成する。検査オブジェクトアプリケーションと呼称してもよい。
画像処理制御手段73が、ユーザー要求処理情報に基づき、画像処理方法と当該ユーザーの過去に記録されたユーザー好みとの関係から当該画像処理方法についての画質パラメータを決定する。提供されたユーザー要求処理情報に基づいて、画像処理方法とユーザー好みとの関係から当該ユーザーの要求に対応する画像処理方法を決定する。
システム制御手段74が、ユーザー要求処理情報を参照し、装置上に、読影・診断アプリケーションに形成された変更操作レイアウト構成およびファンクション機能を設定し、または画像処理制御手段73が、装置上に、決定された画質パラメータを設定し、またはシステム制御手段74および画像処理制御手段73が、装置上に、読影・診断アプリケーションに形成された変更操作レイアウト構成およびファンクション機能、および決定された画質パラメータを設定する。
ユーザー情報を参照し、読影・診断アプリケーションに形成された機能を装置上に設定し、形成されたファンクション操作レイアウト構成について短縮された操作レイアウトを設定し、またはシステム制御手段74および画像処理制御手段73が、読影・診断アプリケーションに形成された機能を装置上に設定し、形成された操作レイアウト構成について短縮された操作レイアウトを設定しおよび形成された画像処理方法について画質パラメータを設定する。これらの各手段が、データベース6および画像表示装置5を包含して互いに接続される。
このようにして、機能および操作レイアウト構成からなる当該ユーザーの要求に対応する読影・診断アプリケーションを形成し、提供されたユーザー要求処理情報に基づいて、画像処理方法とユーザー好みとの関係から当該ユーザーの要求に対応する画像処理方法を形成し、ユーザー要求処理情報を参照し、装置上に、読影・診断アプリケーションに形成された変更操作レイアウト構成および決定された高い使用頻度のファンクション機能を設定し、画像処理制御手段73が、装置上に、決定された画質パラメータを設定し、またはシステム制御手段74および画像処理制御手段73が、装置上に、読影・診断アプリケーションに形成された変更操作レイアウト構成および決定された高い使用頻度のファンクション機能および決定された画質パラメータを設定することを特徴しているので、ユーザー間に装置の操作手法、操作特徴、施術フローに発生する差異を埋めることで効率を上げることが出来、ユーザービリティがあって、使いやすく、ユーザーの個人的特徴に対応して汎用性のある装置として構成され、ユーザーをサポートすることが出来る。使用実績のある読影・診断アプリケーションを通信端末15に設定することが出来る。
図3の枠62の記載において、例えば施術に向けてユーザーの読影・診断アプリケーションが通信端末15で設定される。装置が提供する機能は、多数の機能からなる。装置が提供する機能は、それぞれ色々な操作を行うことにより達成される。これらの操作を通常操作と記載する。頻繁に行う操作に対しては、短縮した操作(以下短縮操作と記す)で通常操作と同様の機能を達成することができれば大変便利である。
しかし、短縮操作が多くなると約束事が増え、かえって煩雑となる問題がある。このため、ユーザー毎に使用頻度など、使用状態が情報としてデータベース6に記憶され、ユーザーが特定されると、そのユーザーをキーワードとして、そのユーザーの使用頻度が検索などにより検知可能となる。特定されたユーザーに対する使用頻度の高い機能が特定可能となる。これら使用頻度の高い機能に関して通常操作だけでなく、通常操作と同様の機能を有する短縮操作が割り当てられる。
短縮操作と対応する機能との関係が、ユーザーを検索キーワードとして、データベース6に記憶され保持される。これらの情報は、特定の装置だけでなく、データベース6との情報交換が可能な他の装置においても使用可能であり、ユーザーの使用状態に基づく短縮操作の設定が、他の装置においても使用可能となる。このため、例えば病院内にある複数の医療用画像撮影装置100に対して、それぞれ装置において短縮操作を同じように使用することが可能となり、利便性が格段に向上する。もし、病院内の装置毎に短縮操作と機能との関係が異なっていると、利便性が低下するだけでなく、誤操作に繋がる可能性がある。
次の図3の枠64の記載を説明する。操作レイアウト構成は、複数からなる。装置が提供する機能に基づく操作レイアウト構成が基本的レイアウトとして点線(0)で示される。ユーザー操作特徴に依存して多数の操作レイアウト構成(1)−(4)が格納され得る。基本レイアウト構成は、過去の使用データに基づいて変更され、変更操作レイアウト構成となる。変更操作レイアウト構成が、使用実績に起因して他の変更操作レイアウト構成に変更されることも可能である。この変更は、ユーザーの好み、経験、負担等のユーザー個人操作特徴(ユーザーインタフェース)に基づいてなされる。
次により具体的に説明する。点線(0)で示される基本的レイアウトは、操作レイアウト構成(1)から操作レイアウト構成(4)の何れにおいても操作が可能である。例えばユーザーAが操作レイアウト構成(1)を高い頻度で利用する場合には、ユーザーAが操作を行う場合に、装置は操作レイアウト構成(1)を他の操作レイアウト構成に優先して提供する。またユーザーBが操作レイアウト構成(2)を高い頻度で利用する場合には、ユーザーBが操作を行う場合に、装置は操作レイアウト構成(2)を他の操作レイアウト構成に優先して提供する。ユーザーAあるいはユーザーBなど、各ユーザーに関する使用状態の情報は、データベース6に記憶される。この情報に基づいて、装置はユーザーに関する使用頻度の高い操作レイアウト構成を他の操作レイアウト構成に優先して提供する。
このようにすることにより、それぞれのユーザーにおける装置の操作に関する利便性が大きく向上する。
このようにすることにより、それぞれのユーザーにおける装置の操作に関する利便性が大きく向上する。
また、単に使用頻度に基づいて、それぞれのユーザーに対する好みの操作レイアウト構成を選択するだけでなく、最後に選択された操作レイアウト構成をユーザーの好みの操作レイアウト構成として選択するようにしても良い。例えばユーザーAが操作レイアウト構成(1)を連続して使用していたが、操作レイアウト構成(1)の代わりに操作レイアウト構成(3)を選択した場合に、この選択の状態を使用状態としてデータベース6に記憶しておく。次にユーザーAが装置の操作を行う場合に、記憶されている上記使用状態に基づいて、装置は操作レイアウト構成(3)を他の操作レイアウト構成に優先して提供する。このようにすることにより、ユーザーAの新たな考えに基づく操作レイアウト構成(1)から操作レイアウト構成(3)への切り替えに、装置は逸早く対応することが可能となる。このことは操作性の向上につながる。
操作レイアウト構成と使用回数頻度の大きい機能との組み合わせで読影・診断アプリケーションが形成され、制御に使用される。形成された読影・診断アプリケーションが使用されることで、例えば施術についての機能が短縮されたレイアウトが採用可能となる。また、操作レイアウトは、単独のユーザーのケースばかりでなく、当該装置を使用したユーザーの操作レイアウト構成を用いることが出来るようにしてもよい。
図4は、上述した手段を用いて、システム制御部3のユーザーの操作性が向上することを示すフローチャートである。図4において、通信端末15上で、
・使用頻度が高い機能
・ユーザーインタフェースのレイアウト
・ファンクション機能(短縮機能)に設定したい機能
が、ユーザーによって設定・登録される。この設定に際しては、ユーザーは、読影・診断アプリケーションを想定してもよい。
・使用頻度が高い機能
・ユーザーインタフェースのレイアウト
・ファンクション機能(短縮機能)に設定したい機能
が、ユーザーによって設定・登録される。この設定に際しては、ユーザーは、読影・診断アプリケーションを想定してもよい。
ここで設定される「使用頻度が高い機能」とは、装置上で、当該通信端末を使用して装置を操作する利用者、すなわち当該ユーザーが、検査オブジェクトに対して、当該装置を操作するに際して、使用頻度が高いと予測する機能を意味し、次回からの操作に際しては、データベース6に蓄積された「使用頻度が高い頻度」を呼び出して設定することになる。したがって、装置について使用頻度の高い機能が選定処理されるべきことのユーザー要求を意味する。「ユーザーインタフェースのレイアウト」とは、当該ユーザーを特定して装置の操作レイアウト構成を設定すべきことのユーザー要求を意味する。「ファンクション機能(短縮操作)に設定したい機能」とは、読影・診断アプリケーションの検査分類である検査オブジェクトに対して、当該ユーザーを特定してユーザー要求に対応して装置を機能させるために必要にして充分なる機能が設定されるべきことのユーザー要求を意味し、典型的な例として、必要にして充分なる機能を短縮操作により同様の機能を実現出来るときに、短縮された操作を出力させる機能を意味する。このような短縮化は、過去の経験を通して獲得され、蓄積されているので、予め互換方法を定めておくことによって、ユーザーの個人特徴に対応して短縮操作の採用が可能になる(S1)。
通信端末15で設定・登録されたこれらの事項は、装置で通信端末15を認識・認証することで、通信端末制御部1に送信される(S2)。アプリケーション部2、システム制御部3および画像処理制御部4の機能については上述した。認識・認証されると、(S3)から(S11)に示すステップの実行がなされる。
レイアウト変更が、アプリケーション部2およびシステム部3に通知され、(S3)、ユーザーインタフェースのレイアウトがレイアウト変更制御部32、42でレイアウト変更がなされ、変更操作レイアウト構成が形成される(S4)。
同様にして、使用頻度が高い機能が通知され(S5)、使用頻度が高い機能をユーザーインタフェースとして優先、割り当てることを行い(S6)、ファンクション機能を設定する(S7)。このファンクション機能には、典型的例として短縮された操作で対処できる機能が含まれる。
短縮操作により達成されるファンクション機能は、ユーザーインタフェースとして割り当てられることになる(S8)。この状態に設定された情報は、支持器制御指示部45、X線制御指示部46を介して支持器制御部7およびX線制御部8に伝達され、支持器11、X線検出器12、X線絞り・フイルタ13およびX線管球の操作設定がなされ、これに伴って施術・臨床開始(S9)、使用頻度が高い機能を集計(S10)、施術・臨床終了(S11)および通信端末15に使用頻度が高かった機能の通知(S12)がなされる。
すなわちS9からS11のステップによる新たな操作の状況がユーザー情報取得手段71により把握され、この結果に基づいてデータベース6の該当するユーザーの記憶データが更新される。更新されたデータに基づき、ユーザーインタフェースのレイアウト構成あるいは短縮操作の対象機能、画質パラメータ等の内容が更新され、次に当該ユーザーが装置を操作する場合にこの内容が反映される。このようにすることで、装置は当該ユーザーにとってより使い易い方向の設定内容となる。
すなわちS9からS11のステップによる新たな操作の状況がユーザー情報取得手段71により把握され、この結果に基づいてデータベース6の該当するユーザーの記憶データが更新される。更新されたデータに基づき、ユーザーインタフェースのレイアウト構成あるいは短縮操作の対象機能、画質パラメータ等の内容が更新され、次に当該ユーザーが装置を操作する場合にこの内容が反映される。このようにすることで、装置は当該ユーザーにとってより使い易い方向の設定内容となる。
次回の準備として、通信端末15での検査オブジェクトに対するユーザー要求の設定・登録の準備がなされることになる(S13)。(S1)から(S12)に示す各ステップが実行されることで、データベースへの格納データが更新され、次回の準備のためのデータとされる。
図5は、上述した手段を用いて、アプリケーション部2のユーザービリティを含む操作性を向上するためのフローチャートを示す。図4に示すステップと実質的に同一である(S21)−(S33))。図5に示されるアプリケーションは、DR(診断・読影)アプリケーションとなる。
図6は、通信端末15自体をユーザーインタフェースとして使用することを示す図である。通信端末15で使用したい機能が設定・登録される(S41)。設定・登録された機能は、装置で認識・認証がなされる(S42)。
施術・臨床が開始され(S43)、通信端末15で画像の拡大表示指示がなされる(S44)。図4に示すファンクション機能の一つとして、画像の拡大表示の要求が設定される。結果、画像が拡大される(S46)。
通信端末15を、過去に使用した読影・診断アプリケーションのファンクション機能、変更操作レイアウト構成をユーザーインタフェースとして使用し、通信端末15に画像の拡大表示の要求の設定をなすことが出来る。
図4、図5、図6に示す実行プロセスによれば、次のことがなされることになる。
・システム制御部3に、アプリケーション例えば読影・診断アプリケーションのユーザーインタフェースとしての操作レイアウト構成が自動的に変更され、使用頻度の高い機能が、操作し易い位置に自動的に配置されることになる。
・事前に設定・登録された機能が自動的に割り当てられることがなされることで、ファンクション機能、特にファンクション機能を達成するための短縮操作を形成することが出来る。
・装置の使用が終了した時には、術中に使用頻度が高かった機能を通信端末15に転送し、次回装置を使用する時のためにフィードバックされ、効率向上された使用法が提供される。
・通信端末15をユーザーインタフェースとして使用することが出来る。
・システム制御部3に、アプリケーション例えば読影・診断アプリケーションのユーザーインタフェースとしての操作レイアウト構成が自動的に変更され、使用頻度の高い機能が、操作し易い位置に自動的に配置されることになる。
・事前に設定・登録された機能が自動的に割り当てられることがなされることで、ファンクション機能、特にファンクション機能を達成するための短縮操作を形成することが出来る。
・装置の使用が終了した時には、術中に使用頻度が高かった機能を通信端末15に転送し、次回装置を使用する時のためにフィードバックされ、効率向上された使用法が提供される。
・通信端末15をユーザーインタフェースとして使用することが出来る。
図7は、手技・臨床に最適化された画質を提供するフローチャートを示す。通信端末15で設定・登録としてこれから実施する手技・臨床情報が設定・登録される(S51)。
装置で認識・認証がなされる(S52)。これから実施する手技・臨床情報を通知する(S53)。
装置で認識・認証がなされる(S52)。これから実施する手技・臨床情報を通知する(S53)。
画像処理制御部4は、ユーザー要求処理部51、更には画像処理変更制御部52、画像処理手段53を備え、画質パラメータを変更制御、画像処理をすることが出来る。すなわち、画像処理制御手段73が、装置に提供された、画像処理方法についてのユーザー要求処理情報に基づき、画像処理方法とユーザー好みとの関係から当該画像処理方法についての画質パラメータを決定することが出来る。ユーザー好みを公知の別の観点で解析して、画質パラメータと関連付けてもよい。ここで生成された画質パラメータは、図1に示すように、アプリケーション部2、システム制御部3および画像取得制御部9に送信され、この画像パラメータでの画像取得がなされる。
次いで、画像処理を変更し(S54)、画像処理パラメータを変更する(S55)。次に、モニタ画質パラメータを変更する(S56)。生成された画質パラメータは、アプリケーション部2、システム制御部3および画像取得制御部9に送信され、この画像パラメータでの画像取得がなされる。
図8は、好みの画質が反映された画像を提供するフローチャートを示す。通信端末15での設定・登録として好みの画質設定(パラメータ)・画像処理が設定・登録される(S61)。通信端末15の認識・認証がなされる(S62)。好みの画質設定(パラメータ)・画像処理を通知し(S63)、画像処理を変更し(S64)、画像処理パラメータを変更する(S65)。
図9は、サンプル画像を基にして抽出した好みの画質情報を提供するフローチャートを示す。通信端末15での設定・登録として好みの画質設定(パラメータ)・画像処理が設定・登録される(S71)。通信端末15の認識・認証がなされる(S72)。好みの画像処理を通知し(S73)、画像処理を変更し(S74)、画像設定(パラメータ)を変更する(S75)。図9に示すように、通信端末15に、ユーザーを特定するためのユーザー特定情報例えばユーザー名(ユーザーID)を設定することが出来る。
図7、図8、図9に示す例によれば、ユーザーの要求に対応して、画像処理、モニタの画質・画像処理に係る画質パラメータを自動的に変更して取得することが出来る。
図10は、装置を初めて扱うユーザーをサポートするフローチャートを示す。なおここで初めて扱うとは真に初めての場合だけでなく、はじめてに近い状態である取扱い回数が所定回数以下の場合や長期間使用していなかった場合も、初めての判定条件に含めることができる。これらの判定条件は、設定時に選択することにより選ぶことができる。通信端末15でユーザー名が設定・登録される(S81)。通信端末15で認識・認証がなされる(S82)。ユーザー情報としてのユーザーが通知される(S83)。アプリケーション部2は、過去に装置を使用したユーザー名を検索する(S84)。初めて装置を使用するかどうかを判定し(S85)、Yesの時に新規ユーザーを登録し(S86)、取扱説明を画像表示部に表示させる(S87)。なお、ここで取扱説明は一例を示したものであり、理解を助けるための資料すなわち説明資料を表示する。また表示の処理も直ちに関係資料を表示装置に表示するようにしても良いが、表示するためのメニューを例えば操作ボタン表示などの方法により提供し、ユーザーの指示に従って対応する説明資料を表示するようにしても良い。すなわち装置はユーザーに説明資料を表示するための準備を行い、具体的なユーザーからの指示にしたがって表示の処理を遂行する。
NOの場合、説明が必要であるかどうかを判定し(S88)、説明用の時には取扱説明を表示し(S87)、必要なければ取扱説明をしないで終了する。
ユーザーが、装置を初めて使用する場合、装置にまたは通信端末に警告を表示するようにすることができる。この場合、インストールされた取扱説明書を使用して、画面上に使用法を表示説明する。
また、インストールされた取扱説明書の内容からユーザーの要求に対応して、機能を選択して、設定することが出来る。例えば、連続撮影の設定に関する章を選択した場合、連続撮影の設定画面を表示することが出来る。
図11は、連続撮影機能についての取り扱いを説明するフローチャートである。この例では、図11に示すように(S91)から(S99)で示すステップで実行される。
連続撮影機能について、短縮機能が設定可能の場合に、図4や図5と同様にして、短縮機能が設定される。読影・診断アプリケーション形成手段73は、ユーザー要求処理情報に含まれるユーザー要求がインストールされた連続撮影であるかを判定して、連続撮影であると判定した時に、画像表示部にインストールされた連続撮像についての説明資料例えば取扱説明を表示することができる。
図12は、装置異常があった時に、取扱説明書と連携させて対処方法ページの表示を行うフローチャートを示す。この例では、図12に示すように(S101)から(S112)で示すステップで実行される。
データベース6に、装置に異常があった時に、異常と取扱説明書取扱説明書の対処方法ページとが関係付けられて格納され、表示通信端末は、装置に異常があった時に、取扱説明書取扱説明書の対処方法ページ表示を設定することが出来る。ここで取扱説明書取扱説明書は一例であり、理解を助ける資料であればよく、またここでページも一例であり表示のための位置関係を表す情報であればよい。
図13は、一時的な画像の持ち出しする時のフローチャートを示す。この例では、図121に示すように(S121)から(S130)で示すステップで実行される。通信端末に、設定された画質パラメータで形成された画像を表示することが出来る。
図14は、ユーザーの線量管理をする時のフローチャートを示す。この例では、図13に示すように(S141)から(S147)で示すステップで実行される。術中照射線量を測定する照射測定装置を備え、該照射測定装置が術中照射線量を積算し、積算データを通信端末に表示することが出来る。例えば、医療用画像撮影装置100が医療用X線画像撮影装置の場合に、照射したX線量の情報が装置から通信端末15に送られることで、ユーザーはX線量の状態を把握でき、安全性の向上につながる。また例えば医療用画像撮影装置100がMRI装置の場合には、電磁波の発生量すなわち被検者が吸収する電磁波の吸収量を通信端末15に送られることで、ユーザーが電磁波の発生量すなわち被検者の吸収量を把握し易くなり、安全性が向上につながる。
上述したように、当該ユーザーにとってより使い易い設定内容が、図1に示す通信端末制御部1から該当する通信端末15に送られる。当該ユーザーは例えば新たな医療用画像撮影装置100を使用する場合に、使い易い設定内容を保持している上記通信端末15から上記新たな医療用画像撮影装置100へ使い易い設定内容を送ることにより、一度も使用していない新たな医療用画像撮影装置100であったとしても、当該ユーザーに対応した、当該ユーザーにとって使い易い設定内容で新たな医療用画像撮影装置100を使用することができる。このことは操作性の点で非常に大きな改善であり、X線画像撮影装置100を幾台も有する病院におけるユーザーにとって、あるいは幾つかの医療機関に関係するユーザーにとって非常に大きな効果である。ユーザーにおける操作性の大きな改善は、ユーザーにおける効果に止まらず、医療機関全体の効率向上や信頼性の向上に繋がり、社会全体にとっても大変大きな効果となる。
1 通信端末制御部、2 アプリケーション部、3 システム制御部、4 画像処理制御部、5 画像表示部、6 データベース、7 支持器制御部、8 X線制御部、9 画像取得制御部、15 通信端末、31,41,51 ユーザー要求処理部、32,42 レイアウト変更制御部、33,43 ファンクション機能・短縮機能設定制御部、34 ファンクション機能・短縮機能制御手段、52 画像処理変更制御部、53 画像処理手段、54 画質パラメータ制御手段、100 医療用画像撮影装置。
Claims (10)
- ユーザーの操作情報をユーザー毎に記憶するデータベースと、
ユーザーを特定するユーザー特定情報に基づいて、前記ユーザーの操作情報を前記データベースから読み出し、前記読み出した前記ユーザーの操作情報に基づいてユーザーインタフェースの操作レイアウト構成、あるいは短縮操作の対象機能を、変更するアプリケーション部と、
ユーザーの操作に基づいて、医療用画像を撮影する医療用画像撮影部と、
前記ユーザーの操作に基づいて前記ユーザーの操作情報を取得するユーザー情報取得手段と、を備え、
前記ユーザーの操作に基づき、前記医療用画像撮影部により医療用画像の撮影が行われ、さらに前記ユーザーの前記操作に基づき前記ユーザー情報取得手段は、前記ユーザーの操作情報を取得し、取得した前記ユーザーの操作情報に基づき前記データベースに記憶されている前記ユーザーの前記操作情報が更新される、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。 - 請求項1に記載された医療用画像撮影装置において、
前記ユーザーの操作に基づく画像処理情報を前記データベースにさらに記憶し、
さらに画像処理制御部を設け、前記画像処理制御部は、前記データベースから当該ユーザーの画像処理情報を読出し、読出した前記画像処理情報に基づき画質パラメータを定める、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。 - 請求項1または2に記載された医療用画像撮影装置において、通信端末制御部をさらに備え、前記通信端末制御部を介して、前記読み出した前記ユーザーの操作情報に基づいて変更されたユーザーインタフェースの操作レイアウト構成、あるいは短縮操作の対象機能を、通信端末に向けて送信し、また通信端末から受信する、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。
- 請求項2に記載された医療用画像撮影装置において、通信端末制御部をさらに備え、前記データベースから読み出された当該ユーザーの画像処理情報から決定された前記画質パラメータが、通信端末から送信され、前記通信端末制御部を介して受信された場合に、受信した前記画質パラメータに基づいて前記画像処理制御部が処理を行う、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。
- 請求項3または4に記載された医療用画像撮影装置において、前記通信端末制御部を介して受信した情報に対応するユーザーが本装置を初めて操作するあるいは操作回数が所定回数以下の場合に、前記アプリケーション部は、説明資料の表示のための処理を行う、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。
- 請求項3乃至5のいずれか一項に記載された医療用画像撮影装置において、前記通信端末制御部を介して受信した情報が連続撮影に関する場合に、前記アプリケーション部は連続撮像に関する説明資料の表示のための処理を行う、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。
- 請求項3乃至5のいずれか一項に記載された医療用画像撮影装置において、撮影された画像を表示する画像表示部をさらに設け、前記通信端末制御部を介して受信した情報が画像表示の設定情報である場合に、前記画像表示の設定情報に基づいて画像表示部は撮影された画像を表示する、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。
- 請求項3乃至7のいずれか一項に記載された医療用画像撮影装置において、
前記データベースに、異常と前記異常に関する対処の記載位置との関係情報が記憶され、前記通信端末制御部を介して通信端末から対処方法の記載位置を受信すると、前記データベースに記憶された内容を表示する、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。 - 請求項3乃至8のいずれか一項に記載された医療用画像撮影装置において、X線あるいは電磁波の照射量を測定する照射測定装置をさらに備え、前記測定に基づく情報が前記通信端末制御部を介して通信端末に送信される、ことを特徴とする医療用画像撮影装置。
- ユーザーの操作情報をユーザー毎にデータベースに記憶するステップと、
ユーザーを特定するユーザー特定情報に基づいて、前記ユーザーの操作情報を前記データベースから読み出すステップと、
前記読み出した前記ユーザーの操作情報に基づいてユーザーインタフェースの操作レイアウト構成、あるいは短縮操作の対象機能を、変更するステップと、
ユーザーの操作に基づいて、医療用画像が撮影されるステップと、
前記ユーザーの操作に基づいて、前記データベースに記憶されている前記ユーザーの操作情報が更新される、ことを特徴とする医療用画像撮影装置の操作方法。
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