JP2015046934A - 電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザに対する通知機能を向上し、使い勝手を向上できる電子機器及びシンクロビューイング情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】一実施形態の基本によれば、ネットワークを介して他のユーザが使用する他の電子機器と通信可能な電子機器であって、ユーザによって第1番組が選択された場合に、放送波により送られる複数の番組のうち、前記第1番組を第1時間帯に表示するための処理を行う表示制御部と、他のユーザに対して前記第1番組と同一又は同等の第2番組を、前記第1時間帯と同一又は実質的に同一な第2時間帯に視聴させるための操作がなされる場合、前記他のユーザが前記第2番組を前記第2時間帯に視聴するために用いられる付加情報を送信する通信手段とを備える。
【選択図】図25
【解決手段】一実施形態の基本によれば、ネットワークを介して他のユーザが使用する他の電子機器と通信可能な電子機器であって、ユーザによって第1番組が選択された場合に、放送波により送られる複数の番組のうち、前記第1番組を第1時間帯に表示するための処理を行う表示制御部と、他のユーザに対して前記第1番組と同一又は同等の第2番組を、前記第1時間帯と同一又は実質的に同一な第2時間帯に視聴させるための操作がなされる場合、前記他のユーザが前記第2番組を前記第2時間帯に視聴するために用いられる付加情報を送信する通信手段とを備える。
【選択図】図25
Description
本発明の実施形態は、電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラムに関する。
近年、インターネットサービス事業が活発である。インターネットサービス事業では、インターネット上のサーバとパーソナルコンピュータ及び又は携帯端末(セルホーン、タブレット、パーソナルアシスタントデバイス(PDA)など)との通信環境の中で、情報交換が行われる。
ところで、家庭で使用されるデジタルテレビジョン装置(以下TV装置と称する)は、他のディスプレイ可能な装置(例えば、パーソナルコンピュータ、セルホーン、タブレットなど)に比べてモニタ画面が大きく、鮮明であるという有利な点を備える。また家庭内TV装置は、オーディオに関しても高級なオーディオシステムを装備できるという有利な点を備える。また最近のTV装置は、インターネット接続が可能であり、インターネット接続し、その活用が望まれている。しかし現在はその活用が不十分であるとの見解もある。一方、小型のパーソナルコンピュータ、セルホーン、タブレットなどは、携帯性を有するという利点を備える。
またTV装置は、大量の番組を記録することができる。このように情報量が膨大な中でTV装置は、情報処理・整理のための種々の活用方法が期待できる。
そこで、一実施態様では、ユーザに対する通知機能を向上し、使い勝手を向上できる電子機器、電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラムを提供することを目的とする。
一実施形態の基本によれば、ネットワークを介して他のユーザが使用する他の電子機器と通信可能な電子機器であって、ユーザによって第1番組が選択された場合に、放送波により送られる複数の番組のうち、前記第1番組を第1時間帯に表示するための処理を行う表示制御部と、
他のユーザに対して前記第1番組と同一又は同等の第2番組を、前記第1時間帯と同一又は実質的に同一な第2時間帯に視聴させるための操作がなされる場合、前記他のユーザが前記第2番組を前記第2時間帯に視聴するために用いられる付加情報を送信する通信手段を有する。
他のユーザに対して前記第1番組と同一又は同等の第2番組を、前記第1時間帯と同一又は実質的に同一な第2時間帯に視聴させるための操作がなされる場合、前記他のユーザが前記第2番組を前記第2時間帯に視聴するために用いられる付加情報を送信する通信手段を有する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。本発明に係るカレンダーに関する電子機器は、スタンドアローンで構成されても良いし、或いはセットトップボックスに内蔵、或いはTV装置、レコーダ、携帯端末等に内蔵されてもよい。一例として、実施形態の電子機器及び情報処理方法がTV装置に適用された場合を説明する。
一実施形態による電子機器は、コンテンツ視聴中に、クラウドサービスを起動する指示があった場合に、視聴コンテンツと共に、このコンテンツに関連するサービスメニューを一覧表示させる手段と、表示ステートに応じて、関連するサービスメニューを切り替え表示する手段を有する。
また他の実施形態によれば、電子機器は、ネットワークに接続可能な統括コントローラ、ビュー制御部を含む。ビュー制御部は、前記統括コントローラが前記ネットワークへの非通信状態において、前記統括コントローラが前記ネットワークへ通信状態となった場合に得られるであろうメニュー画像をデモンストレーションすることができる。
前記統括コントローラは、ログインデータ管理部、コミュニケーションデータ管理部、を含む。前記ログイン管理部は、複数人の共通ログイン識別子、個人の専用ログイン識別子を管理し、前記コミュニケーションデータ管理部は前記共通ログイン識別子に対応したコミュニケーションデータ、前記専用ログイン識別子に対応したコミュニケーションデータを区別して表示出力の選別を行う。
前記コミュニケーションデータ管理部は、前記共通ログイン識別子がログイン状態にあるときは、前記専用ログイン識別子に対応したコミュニケーションデータを非公開制御する。
前記サーバは、多数の電子機器(クライアント)のログイン状態とログアウト状態をテーブルで管理してもよい。また前記ログイン管理部は、現在ログイン状態にあるログイン識別子を定期的に前記サーバへ送信してもよい。これにより前記サーバは、多数の電子機器(クライアント)のログイン状態をより正確に把握することができる。
図1と図2にはデモンストレーション状態のメニュー画像の一例を示している。画面100の左側の表示領域101には、放送されている番組の映像、或いは記録装置から再生されている番組の映像を表示する。画面100の右側の表示領域102には、複数の小サイズのガイド画像が1個、2個、3個・・・と増加して表示される。表示領域102のガイド画像が、例えば6個のガイド画像(図1)になった後は、表示領域102には、図2に示すように、例えば「ネット接続すると、テレビ番組のシーン頭だしサービス、ショッピングサービス、友人とのメッセージ交換などができます」というメッセージが表示される。また、中央の表示領域103には、カレンダーが表示され、当日の各種イベントの情報の要約が表示される(図1)。そして一定時間経過毎に、中央の表示領域103には、図2に示すように「ネット接続すると、カレンダーや番組予約と連動したスケジュールが表示できます」と言うメッセージが表示される。
図3には、電子機器が、ネット接続され、ファミリーIDによりログインしたときの画面100の表示状態を示している。表示領域102には、家族や友達からの通知、及びレコメンドデータを受け取るための、各種送受信箱用のガイド画像が表示される。送受信箱としては、アウトルック、メール、メッセージ、レコメンドデータ用などがある。各送受信箱を表す画面枠に対しては、固有名を付加することが可能であり、また画像ファイルの中から好きな画像を選択してガイド画像として付加することも可能である。メッセージやレコメンドデータが、送受信箱に到着している場合、対応するガイド画像には、例えば丸印が付加されるか、フレーム枠の色が変化、或いはフレーム枠の輝度が繰り返し変化するなどして表示される。複数のレコメンドデータが送受信箱に到着している場合、複数の丸印が対応するガイド画像に付加されて表示されてもよい。或いは複数のレコメンドデータの受信数を示す数字が表示されてもよい。
上記の送受信箱(図3の表示領域102の状態)は、例えば家族間の通信、家族の構成員と友達との間の通信などに利用可能である。友人や遠隔に住む兄弟からアルバム集が送信されてくる場合もある。また、友人からレコマンドデータが送信されてくる場合もある。レコメンドデータとしては、例えばお勧め番組情報、お勧めショッピング情報などがある。またお勧めシーン、お勧め出演者などの情報もある。このガイド画像の利用例は後で説明する。
さらに機能系の複数のガイド画像が、領域101の下側の領域104に表示される。機能系のガイド画像は、領域101に表示されている再生画像に関連してユーザが電子機器を操作する場合に利用される。このガイド画像の利用例の詳細は後で説明するが、領域101に表示されている再生画像に関連したコミュニケーションが、ユーザと外部サーバ(他のユーザ)との間で行われる場合に、このガイド画像が利用されることができる。
<表示領域102のガイド画像の利用例>
ユーザは例えばリモートコントローラ(携帯端末がリモートコントローラ機能を有する場合もある)を操作し、所望のガイド画像(例えば母親から子供へのメッセージ用のガイド画像)にカーソル(フォーカスと称してもよい)を合わせることができる。ガイド画像は操作ボタンと称されても良い。カーソルは例えばガイド画像を囲むフレームとして表示される。或いはカーソルがフォーカスしたガイド画像の輝度が、他の部分より高くなる、所謂ハイライトされる。カーソルが所望のガイド画像上に位置しているとき、リモートコントローラの決定ボタンが押される(或いはクリックボタンでクリックされる)と、ガイド画像に対応した送受信箱が開かれ、例えばメッセージが表示される。メッセージは、例えば領域102の全体或いは半分が利用されることができる。
ユーザは例えばリモートコントローラ(携帯端末がリモートコントローラ機能を有する場合もある)を操作し、所望のガイド画像(例えば母親から子供へのメッセージ用のガイド画像)にカーソル(フォーカスと称してもよい)を合わせることができる。ガイド画像は操作ボタンと称されても良い。カーソルは例えばガイド画像を囲むフレームとして表示される。或いはカーソルがフォーカスしたガイド画像の輝度が、他の部分より高くなる、所謂ハイライトされる。カーソルが所望のガイド画像上に位置しているとき、リモートコントローラの決定ボタンが押される(或いはクリックボタンでクリックされる)と、ガイド画像に対応した送受信箱が開かれ、例えばメッセージが表示される。メッセージは、例えば領域102の全体或いは半分が利用されることができる。
また、ユーザはリモートコントローラを操作し、レコメンドデータの送受信箱を開くこともできる。レコメンドデータは、例えば友人から送られてきたお勧め番組を示すお勧め番組情報、或いはお勧めショッピング情報である場合がある。このとき、ユーザがお勧め番組に興味を持ち、当該番組を視聴したいと思ったとする。このときユーザは、表示されているお勧め番組情報の選択ボタンにカーソルを合わせて決定ボタンを押すと、TV装置は、自動的に当該番組の再生を開始することができる。この場合、当該番組の再生画像は、小さい画面で表示されて、次にユーザが決定ボタンを押したときに、大画面で表示されてもよい。
送受信箱は、通信相手の送受信箱や携帯端末へメッセージを送る場合にも利用できる。お勧め番組情報は、例えば、タイトル名、或いは番組内の一部のシーン、或いは出演者名、或いは出演者の画像として表示される。お勧め番組情報には、放送チャンネル番号、放送日時、出演者プロローグなどの情報、コンテンツサーバアドレスなども含まれる。
このときのTV装置が番組コンテンツを取得する方法は、TV装置に接続されている記録装置を駆動して取得する第1の方法と、インターネットを介してコンテンツサーバからダウンロードして取得する第2の方法がある。第1の方法においては、記録装置に記録されている番組の番組リスト検索機能が動作する。また第2の方法においては、先のお勧め番組情報に含まれるコンテンツを有するサーバへのアドレスが利用される。
また前記お勧め番組情報には、ユーザが前記番組コンテンツを取得しやすいように加工されたデータが含まれている場合がある。即ち、友達が推薦した勧め番組情報は、前記友達の装置からサーバにアップロードされるが、このサーバにおいて、前記ユーザが利用できる番組情報へと加工されている。この加工が行われるのは以下の理由によるものであり、即ち、放送番組は地域に応じて、放送チャンネル番号、放送時間帯などが異なる場合があるからである。したがって、友人が推薦した番組と同じ番組をユーザがサーチして取得しやすいように、番組情報がサーバにて加工(例えば放送チャンネル番号、放送時間帯等が加工)されて当該ユーザに提供される。お勧め番組情報を取得する方法は、その他、カレンダーから取得する方法もあるが、後で説明する。
また、表示領域102のガイド画像を利用して、家族の構成員、或いはこのガイド画像を管理する管理器に登録されている友人に対して、メール、ショートメッセージなどを送信することも可能である。この場合の友人は家族構成員に共通の友人である。家族構成員に共通の他の家族、友人などの情報は、家族用のガイド画像を格納し、管理する家族用の管理器で認識され登録されている。
<表示領域104のガイド画像の利用例>
例えば、現在視聴している番組(領域101に表示されている)のドラマにおいて、ユーザが気に入ったシーン、或いは好きな出演者が現れたシーンがあったとする。このような場合、ユーザは、リモートコントローラを操作して、レコメンドのガイド画像を選択し決定ボタンを押す。すると、ユーザが視聴している番組の番組情報がアテンション(或いはノーティス)番組情報としてサーバにアップロードされる。サーバは、このアテンション番組情報をレコメンド番組情報の作成材料、及び又は当該番組のタグリスト作成情報として利用することができる。また、サーバには多くの視聴者から種々の番組に関するアテンション番組情報が送られてくるので、サーバは、アテンション番組情報を利用して統計処理を行うことができる。統計処理を行い、人気度の高い番組順の番組情報リストを作成することができる。
例えば、現在視聴している番組(領域101に表示されている)のドラマにおいて、ユーザが気に入ったシーン、或いは好きな出演者が現れたシーンがあったとする。このような場合、ユーザは、リモートコントローラを操作して、レコメンドのガイド画像を選択し決定ボタンを押す。すると、ユーザが視聴している番組の番組情報がアテンション(或いはノーティス)番組情報としてサーバにアップロードされる。サーバは、このアテンション番組情報をレコメンド番組情報の作成材料、及び又は当該番組のタグリスト作成情報として利用することができる。また、サーバには多くの視聴者から種々の番組に関するアテンション番組情報が送られてくるので、サーバは、アテンション番組情報を利用して統計処理を行うことができる。統計処理を行い、人気度の高い番組順の番組情報リストを作成することができる。
またユーザは、リモートコントローラを操作して、コメント用のガイド画像を選択し決定ボタンを押すことができる。すると、ユーザが視聴している番組(領域101に表示されている番組画像)に関してショートメッセージを入力する画面が現れ、メッセージを入力することができる。メッセージは例えば、リモートコントローラ或いは携帯端末のキーボードディスプレイから入力することができる。
図4には、電子機器が、ネット接続され、個人IDによりログインしたときの画面100の表示状態を示している。この画面100では、領域101と領域103との間に友達とのコミュニケーションを図るためのガイド画像の表示領域106が得られる。この表示領域106には例えば3つのタイプのガイド画像が存在する。上段のガイド画像(Check-in to Program)には、現在ユーザが視聴している番組を同時に視聴している他人(友達)のリストが、表示される。中段のガイド画像(Currently friends online)には、電子機器がネットワークに接続されているが、ユーザが視聴している番組とは異なる番組を視聴している他人(友達)のリストが表示される。下段のガイド画像(Friends)には、電子機器が接続されていない他人(友達)のリストが表示される。電子機器におけるログイン状態は、定期的にサーバへ送信される。従って、サーバは、ネットワークに非接続状態にあるユーザと、接続状態にあるユーザと、接続状態にありかつ同じ番組を視聴しているユーザとを識別することができる。サーバは、複数のユーザのステイタスを監視している。このために電子機器は、表示領域106に示すような3つのタイプのガイド画像を提示することができる。
<表示領域106のガイド画像の利用例>
例えば、現在視聴している番組のドラマにおいて、友達Aの息子Bが出演している場合、ユーザは、このことを友達A或いはその家族に知らせたい場合がある。また友達Aが迷子の犬Cを捜しているとき、ユーザが迷子の犬Cのニュースを視聴したとき、このことを友達Aやその家族に知らせたい場合がある。このような場合、ユーザは領域106に表示されているガイド画像を利用することができる。
例えば、現在視聴している番組のドラマにおいて、友達Aの息子Bが出演している場合、ユーザは、このことを友達A或いはその家族に知らせたい場合がある。また友達Aが迷子の犬Cを捜しているとき、ユーザが迷子の犬Cのニュースを視聴したとき、このことを友達Aやその家族に知らせたい場合がある。このような場合、ユーザは領域106に表示されているガイド画像を利用することができる。
ユーザはリモートコントローラを操作し、カーソルにより所望の友達が表示されているガイド画像を選択し、決定ボタンを押すことができる。すると、選択された友達にメッセージを送ることができる画面に移行することができる。
上記のコミュニケーションは、表示領域102に表示されているレコメンドやメッセージが記載されているガイド画像を利用することもできる。ユーザはリモートコントローラを操作し、カーソルにより所望の画像が表示されているガイド画像を選択し、決定ボタンを押すことができる。すると、選択した画像の送受信箱に登録されている家族或いは人物に当てたメッセージを送信することもできる。表示領域106のガイド画像は主としてプライベートなコミュニケーション用として利用できる。
<表示領域103のガイド画像の利用例>
このガイド画像には、カレンダーが表示されると共に、当日のイベントやスケジュールのタイトルが簡単に表示される。ユーザが、イベントやスケジュールの詳しい情報を知りたい場合は、イベントやスケジュールのタイトルをカーソルで選択しクリックすることにより、詳しい情報がさらに表示される。詳しい情報は、例えばURLのアドレスでブラウジングすることが可能である。
このガイド画像には、カレンダーが表示されると共に、当日のイベントやスケジュールのタイトルが簡単に表示される。ユーザが、イベントやスケジュールの詳しい情報を知りたい場合は、イベントやスケジュールのタイトルをカーソルで選択しクリックすることにより、詳しい情報がさらに表示される。詳しい情報は、例えばURLのアドレスでブラウジングすることが可能である。
上記のカレンダーには、ユーザのスケジュールなども記入されることができる。カレンダーの表示領域がカーソルで選択されると、カレンダーの利用項目が表示される。スケジュール書込み項目を選択すると、リモートコントローラ或いは携帯端末からスケジュールを入力することが可能である。
<操作画面の移動>
上記した図2、図3及び図4に示したガイド画像は、領域101の視聴画像を除いて、タッチ式の入力操作部であってかつ表示部を有する携帯端末で表示することも可能である。つまり、電子機器は、TV装置の通信機能を介して、上記のガイド画像とガイド画像に対応する操作信号を、携帯端末に移動させることができる。これにより、携帯端末は、TV装置と通信状態を維持することができ、上記したようにガイド画像を利用して電子機器を操作することが可能となる。
上記した図2、図3及び図4に示したガイド画像は、領域101の視聴画像を除いて、タッチ式の入力操作部であってかつ表示部を有する携帯端末で表示することも可能である。つまり、電子機器は、TV装置の通信機能を介して、上記のガイド画像とガイド画像に対応する操作信号を、携帯端末に移動させることができる。これにより、携帯端末は、TV装置と通信状態を維持することができ、上記したようにガイド画像を利用して電子機器を操作することが可能となる。
<クラウドサービスボタン>
画面100には、例えば「タイムクラウドサービス(Time cloud Service)」と称されるボタン108(名称や表示位置はこの実施形態に限定されるものではない)が表示されている。
画面100には、例えば「タイムクラウドサービス(Time cloud Service)」と称されるボタン108(名称や表示位置はこの実施形態に限定されるものではない)が表示されている。
今、ユーザが領域101に表示されているコンテンツを視聴している中で、クラウドサービスのボタン108をカーソルで選択しクリックし、クラウドサービスの指示をしたとする。すると本装置のクラウドサービスのアプリケーションを起動することができる。クラウドサービスがスタートされた場合、視聴コンテンツと共に、このコンテンツに関連するサービスメニューがタイムクラウドサーバーから提供され、当該サービスメニューを一覧表示させることができる。そして表示ステートに応じて、関連するサービスメニューを切り替え表示することができる。クラウドサービスについては様々なサービスがあり、また各種の発展性がある。クラウドサービスにつては、この後、幾つかの代表的な例が説明される。図2、図3及び図4に示したガイド画像は、ボタン108がオンされ、本装置がタイムクラウドサービスサーバに接続されたときに起動されるようにしてもよい。クラウドサービスのアプリケーションを起動する場合、リモートコントローラに設けられている専用のキーが操作されてもよい。
クラウドサービスサーバへの接続は、リモートコントローラ及び又は端末の特定のボタンを操作することにより、実行されてもよい。
<電子機器のブロック構成例>
図5には一実施例に係る電子機器及び方法が適用されたTV装置300の全体構成を示している。図5では、デジタルテレビジョン受信機(以下DTVと略する)の基本機能(テレビジョン号受信、復調、制御信号処理、3D関連信号処理、記録、オーディオ処理、ビデオ処理及び表示機能など)は、まとめてDTV機能ブロック(又はモジュール)14として示している。DTV機能ブロック14は、DTVインタフェース15を介して、電子機器222と接続される。電子機器222は、ブラウザセクションと称してもよい。
図5には一実施例に係る電子機器及び方法が適用されたTV装置300の全体構成を示している。図5では、デジタルテレビジョン受信機(以下DTVと略する)の基本機能(テレビジョン号受信、復調、制御信号処理、3D関連信号処理、記録、オーディオ処理、ビデオ処理及び表示機能など)は、まとめてDTV機能ブロック(又はモジュール)14として示している。DTV機能ブロック14は、DTVインタフェース15を介して、電子機器222と接続される。電子機器222は、ブラウザセクションと称してもよい。
この例では、電子機器222は、クラウドアプリケーション部231、アプリケーション共通部232、ソケット部234を含む。この分類は、限定されるものではなく、クラウドアプリケーション部231が電子機器222と定義されてもよい。
ソケット部234は、DTVインタフェース15から見たサーバーウエブソケット、ブラウザからみたクライアントウエブサーバを含む。
クラウドアプリケーション部231は、統括コントローラ241、ビュー制御部242、モデル243を含む。統括コントローラ241は、コマンド、インストラクションに呼応して各種のイベント処理を行う。統括コントローラ241はビュー制御部242を制御して、各種の描画処理を実現する。ビュー制御部242は、先に説明した画面100内の各種画像及び制御信号を得ることができる。ビュー制御部242の動作に基づく前記画像及び制御信号は、例えばモデル243、ソケット234を介してTV装置の表示部に画像及び制御ボタンなどとして反映される。
モデル243は、サーバへのアクセス、サーバからの情報取得、サーバへの情報送信、DTV操作、DTVからのデータ受け取りなどを行う。したがって、DTVからのメッセージを受け取り、サーバへ送信することができる。またサーバから受け取ったメッセージをビュー制御部242と共同してDTVの表示部の画面に表示させることができる。サーバとしては、アプリケーションサービス用のサーバ410、タイムクラウドサービス用のサーバ411、ログコレクタ用のサーバ412などが存在する。さらに他の各種サーバ(図示せず)が存在する。
ユーザはリモートコントローラ11を操作して、DTV,及び電子機器222を制御することができる。リモートコントローラ11からの操作信号は、モデレータ12で分配される。クラウドアプリケーション部231用として分配されたキーイベントは、統括コントローラ241に入力される。またアプリケーション共通部323用として分配されたキーイベントは、ブラウザユーザインタフェース13を介してアプリケーション共通部232に入力される。アプリケーション共通部232は、アプリケーション要求コマンドに応じてアプリケーションサーバ410に対して指定されたアプリケーションを要求することができる。アプリケーションサーバ410から送られたアプリケーションは、モデル243を介してクラウドアプリケーション部231に取り込まれる。ログコレクタ用のサーバ412は、電子機器300及び他の接続装置で使用されるログを収集することができる。
タイムクラウドサービスサーバ411は、他の各種のサーバ及び他の電子機器ともネットワークを通じ接続されることができる。タイムクラウドサービスサーバ411は、電子機器に対して各種のサービスデータを送ることができる。タイムクラウドサービスサーバ411は、映像コンテンツと、メタデータ作成会社やユーザなどが作成したシーン情報やタグリストとを関連付けることができる。関連付けられたデータは例えばテーブル上に配置されている。
上記した図5に示す各ブロック及びその動作(上記した動作及び以下説明する動作を含む)は、ソフトウエアを形成するインストラクションの集合(プログラムと称しても良い)で実現されてもよいことは勿論のことである。また図5の各ブロック内にソフトウエアによるデータ処理を実現するためのプロセッサ或いは中央演算処理装置(CPU)などが組み込まれていてもよいことは勿論のことである。また、上記のソフトウエアはメモリ(記憶媒体)に格納されており、バージョンアップが可能であり、前記メモリ内のデータ(ソフトエア)はコンピュータにより読み取り可能である。
上記のDTVは、複数のデジタルチューナを有し、同時に複数チャンネルを受信することができる。複数チャンネルの信号が復調されると、複数のストリームが得られる。各ストリームは、テレビジョン番組、制御信号などのパケットを含む。複数チャンネルの複数の番組のストリームは、USB接続された例えばハードディスクドライブ(HDD)に記録される。HDDは、記録番組の番組情報を管理する管理情報を記録することもできる。
<DTVにおける録画予約、視聴予約、録画履歴、視聴履歴>
一実施例に係る電子機器及び方法が適用されたTV装置300においては、録画予約機能、視聴予約機能、録画予約機能、視聴履歴機能が構築されている。
一実施例に係る電子機器及び方法が適用されたTV装置300においては、録画予約機能、視聴予約機能、録画予約機能、視聴履歴機能が構築されている。
録画予約は、ユーザが所望の番組を所望の記録装置(HDDなど)に記録することを予約することである。録画予約機能は、例えば電子番組案内(EPG)データから番組表を作成し、表示する。ユーザはリモートコントローラを操作して所望の番組をカーソルで選択して、録画予約を行う。これにより、前記所望の番組が例えばHDDに録画される。ここで、複数の記録装置が家庭内ネットワークで接続されている場合、ユーザは、録画先のHDDを指定することも可能である。
録画履歴は、上記の録画予約や、自動録画により録画された番組に関する情報である。録画日時、録画された番組の番組情報(放送局名、放送時間帯のデータなど)が録画履歴情報に含まれる。
視聴予約は、既にHDDに記録されている多数の番組の中から、所望の番組の再生を予約することである。予約情報には、番組を格納しているHDD、当該番組の放送局名、当該番組の番組名、当該番組の再生開始時間のなどのデータが含まれる。
視聴履歴は、このTV装置300において再生された番組の番組情報(記録装置、放送局名、放送時間帯のデータなど)を含む。
さらに、上記の録画予約、視聴予約、録画予約、視聴履歴の各情報は、家族の個人個人で管理されることができる。また家庭のメンバーの全員の公開情報として管理されることもできる。これは、管理部において、録画予約、録画履歴、視聴予約、視聴履歴などのデータが、家族用、個人用のログイン識別子により管理されているからである。
<タイムクラウドサービスサーバと電子機器との関係>
図6には、図5の総括コントローラ241、ビュー制御部242、モデル243などで構成されるモジュール(ソフトウエア、或はハードウエアでもよい)の一構成例を示している。コンテンツ出力モジュール244aは、表示部に視聴用のコンテンツを出力する。ここで、サービスメニュー一覧表示モジュール244bは、コンテンツが表示部に出力されている状態で、所定のサーバからのサービスを要求する指示入力があった場合、表示部に対して前記コンテンツに関連するサービスメニューを一覧表示させることができる。そして切り替え表示モジュール244cは、サービスメニューの表示ステートに応じて、次の指定入力に対して、更なる関連するサービスメニューを切り替え表示することができる。以下この機能に関連する各種のサービス機能が説明される。
図6には、図5の総括コントローラ241、ビュー制御部242、モデル243などで構成されるモジュール(ソフトウエア、或はハードウエアでもよい)の一構成例を示している。コンテンツ出力モジュール244aは、表示部に視聴用のコンテンツを出力する。ここで、サービスメニュー一覧表示モジュール244bは、コンテンツが表示部に出力されている状態で、所定のサーバからのサービスを要求する指示入力があった場合、表示部に対して前記コンテンツに関連するサービスメニューを一覧表示させることができる。そして切り替え表示モジュール244cは、サービスメニューの表示ステートに応じて、次の指定入力に対して、更なる関連するサービスメニューを切り替え表示することができる。以下この機能に関連する各種のサービス機能が説明される。
<シーン情報機能(Scenefoと記載してもよい)>
図7にはシーン情報機能(Scenefo)が利用される際のTV装置300とタイムクラウドサービスサーバ411との関係を簡単に示している。この実施形態では、映像コンテンツとシーン情報が結びつけられたサービスをシーンインフォメーションとし、これを略して例えば「シーンフォ:Scenefo」と称する。
図7にはシーン情報機能(Scenefo)が利用される際のTV装置300とタイムクラウドサービスサーバ411との関係を簡単に示している。この実施形態では、映像コンテンツとシーン情報が結びつけられたサービスをシーンインフォメーションとし、これを略して例えば「シーンフォ:Scenefo」と称する。
ユーザが番組を視聴している間に、気になるシーンがあった場合、例えばリモートコントローラの「シーン情報キー」(図4のタイムクラウドサービスボタン108がオンされている状態が好ましい)を押す。或いは領域104に気になるボタン(気になるキー)が表示されている場合もあるので、このキーをクリックする。すると、シーン情報サービスアプリケーションが起動する。また同時にブラウザも起動される。次に、気になるシーンに関連するシーンを複数のタグとして収集したタグリスト、或いはシーンリストをユーザはブラウジングすることができる。タグリストやシーンリストは複数の場合がある。通常タグリストは同一番組内で複数のタグが作成されている。シーンリストは、同一番組のシーンと他の番組のシーンとが一体となって作成されている場合がある。このタグリストやシーンリストもシーン情報に含まれる。その他、シーン情報は後で説明するように各種の情報を含む。
タグリストやシーンリストは、メタデータ作成会社や一般のユーザが作成して、タイムクラウドサービスサーバ411にアップロードしているものである。
なおタグリスト或いはシーンリストは、例えばある番組において、同一の出演者が現れるシーンを数秒、或いは数十秒単位で区分することができる区間情報である。区間情報には、番組の開始位置からの再生経過時間(相対時間と称される)が利用され、シーンの開始時間と当該シーンの終了時間のペアで、1単位のシーンを特定している。
タイムクラウドサービスサーバ411は、「シーン情報キー」操作に基づいて発生したシーン情報(番組名、チャンネル番号、気になるシーンの番組上のタイムロケーション(開始位置からの相対時間とも称される))を参照して、対応するタグ或いはシーンを決定する。タグは、タグリストを構成している1単位のタグである。タグリストは、通常は同一番組内で作成される。シーンはシーンリストを構成する1単位のシーンである。シーンリストは、ユーザが視聴している番組のリストのみならず複数の番組に跨って作成されることができる。複数の番組を通じて作成されるシーンリストは、例えば同一或いは類似のジャンルの複数の番組から作成されることができる。
シーンリストには、番組を代表するような例えば名称或いはコメントが付されている。1つの番組の1つのシーンに対応して複数種のシーンが作成されている場合もある。これは1つのシーンにおいて、ユーザが気になるシーンは背景である風景、或いはシーンに登場している車、或いは車を運転している役者の場合があるからである。従ってシーンリストとしては、風景に関するシーンリスト、車に関するシーンリスト、役者に関するシーンリストなどが作成される場合がある。
上記したように、ユーザが番組のあるシーンで、「シーン情報キー」を操作すると、対応するシーンに関するシーン情報がタイムクラウドサービスサーバ411から電子機器へ送られてくる。即ち、本装置は、コンテンツ視聴中に、クラウドサービスを起動する指示があった場合に、視聴コンテンツと共に、このコンテンツに関連するサービスメニューを一覧表示させる手段を有する。
上記シーン情報に関する複数のシーンが、画面100の例えば右側に表示される。ユーザは、シーンとともに表示されるコメントや名称を参照し、リモートコントローラ操作により所望のシーンを選択し、決定ボタンを押すことができる。すると、画面100では、選択したシーンに関する各種のシーンが例えば「商品情報」「店舗情報」「地域情報」「人物情報」、「タグ再生」などのカテゴリー選択ボタンが表示される。
このときの画面100の表示状態は、気になるシーンに現れた商品、店舗、地域、人物、「タグ再生」などに関してさらに詳細な情報をユーザに提供できることを意味する。また「タグ再生」が選択された場合は、タグを再生できることを意味する。即ち、本装置は、表示ステートに応じて、関連するサービスメニューを切り替え表示する手段を有する。
ユーザにより例えば「商品情報」のボタンが選択された場合、画面100は、商品の販売サイトのブラウジング状態に移行する。これは、タイムクラウドサービスサーバ411から送られて来たシーン情報に、シーンリスト或いはタグリストのデータとともに、販売サイトのホームページアドレスなどが、拡張連鎖情報として含まれているからである。
ユーザにより「店舗情報」のボタンが選択された場合、画面100は、気になるシーンに現れた店舗の案内サイトに移行することができる。ユーザにより「地域情報」のボタンが選択された場合、画面100は、当該地域の観光局、役所などの案内サイトに移行することができる。この場合、タイムクラウドサービスサーバ411から送られてくる情報には、GPS情報に基づいて作成された地図情報が含まれていてもよい。これによりユーザは、地図を見ることで店舗等が自宅から近いか否かを確認することもできる。
さらにまた、ユーザにより「人物情報」のボタンが選択された場合、画面100は、当該役者のプロフィール、当該役者が出演している他の番組、劇場などの案内、後援会情報などの案内サイトに移行することができる。なお「シーン情報キー」は、他のキーで兼用されていてもよい。
<シーンリスト機能(SceneListと記載してもよい)>
図8は、シーンリスト機能(SceneList)が利用される際のTV装置300とタイムクラウドサービスサーバ411との関係を簡単に示している。このシーンリスト機能も上記したシーン情報機能(Scenefo)と同様な手段を有する。
図8は、シーンリスト機能(SceneList)が利用される際のTV装置300とタイムクラウドサービスサーバ411との関係を簡単に示している。このシーンリスト機能も上記したシーン情報機能(Scenefo)と同様な手段を有する。
例えばサッカーの番組において、ゴールシュートのシーンを見たい場合、或いは特定の選手が現れたシーンを見たい場合がある。また相撲番組において、特定のレスラー(力士)が現れるシーンを見たい場合がある。
このような場合、番組を視聴中のユーザは、特に視聴したいシーンがあった場合、リモートコントローラの例えば「シーンリストキー」(図4のタイムクラウドサービスボタン108がオンされている状態が好ましい)を操作する。すると、シーンリスト機能が起動し、視聴したいシーンと同等或いは類似するシーンのシーンリスト或いはタグリストを視聴することができる。
タグリストは、通常は同一番組内で作成される。シーンリストは、ユーザが視聴している番組のリストのみならず複数の番組に跨っているシーンリストが存在する。例えば相撲番組で、特定の力士が登場する試合は、1日1回であり、複数日分の番組が収録されている。このために、シーンリストは、複数番組のシーンリストが存在する。シーンリストには、番組を代表するような例えば名称或いはコメントが付されている。1つの番組の1つのシーンに対応して複数種のシーンリスト或いはタグリストが作成されている場合もある。このシーンリスト或いはタグリストも、タイムクラウドサービスサーバ411から提供される。即ち、本装置は、コンテンツ視聴中に、クラウドサービスを起動する指示があった場合に、視聴コンテンツと共に、このコンテンツに関連するサービスメニューを一覧表示させる手段を有する。
ユーザは、所望のシーンリスト名を選択し、再生ボタンを押すと、選択したシーンリスト或いはタグリストに従ったシーン再生が行われる。ユーザは、所望のシーンリスト名を選択し、例えば決定ボタンを押すことができる。この決定ボタンを押すと、シーンリストを形成しているシーンセルが配列表示される。この配列は時間経過順である。ここでユーザは、所望のシーンセルの位置にカーソルを合わせて再生ボタンを押すと、カーソルで指定されたシーンからシーンの配列順に再生が開始される。即ち、本装置は、表示ステートに応じて、関連するサービスメニューを切り替え表示する手段を有する。
<シーンプレイ機能(ScenePlayと記載してもよい)>
図9は、シーンプレイ機能(ScenePlay)が利用される際のTV装置300とタイムクラウドサービスサーバ411との関係を簡単に示している。このシーンプレイ機能も上記したシーン情報機能(Scenefo)と同様な手段を有する。
図9は、シーンプレイ機能(ScenePlay)が利用される際のTV装置300とタイムクラウドサービスサーバ411との関係を簡単に示している。このシーンプレイ機能も上記したシーン情報機能(Scenefo)と同様な手段を有する。
長時間番組や或いは途中まで視聴した番組に関しては、ユーザは番組の途中から再生して視聴したい場合ある。又気に入ったシーンから再生したい場合がある。このような場合ユーザは、画面100の例えば領域104に表示される「シーンプレイ」の操作ボタン(ガイド画像)をクリックする(図4のタイムクラウドサービスボタン108がオンされている状態が好ましい)。すると、画像配置が変更され、現在視聴している番組に関して、代表お勧めシーンの小画像が複数個表示される。例えば図3の右側に示したガイド画像のように、複数の代表お勧めシーンの小画像が表示される。即ち、本装置は、コンテンツ視聴中に、クラウドサービスを起動する指示があった場合に、視聴コンテンツと共に、このコンテンツに関連するサービスメニューを一覧表示させる手段を有する。
ところで、図1−図3の画面100には「シーンプレイ」のガイド画像が表示されていない。しかし、領域104の何れかのガイド画像にカーソルを合わせて、リモートコントローラのスクロールキーが操作されることにより、種々のガイド画像を表示することができる。ガイド画像の中には、「シーンプレイ」のガイド画像があるので、このガイド画像をクリックする。すると、現在視聴している番組に関して、代表お勧めシーンの小画像が複数個表示される。
ユーザは、リモートコントローラ操作により、カーソルで所望の小画面を選択し、再生ボタンを押すことにより、当該小画面のシーンから番組再生を開始させることができる。即ち、本装置は、表示ステートに応じて、関連するサービスメニューを切り替え表示する手段を有する。
お勧めシーンは、例えばタイムクラウドサービスサーバ411で作成され、準備されている。お勧めシーンの作成方法は各種の方法が可能である。タイムクラウドサービスサーバ411は、多くのクライアント(ユーザ)から、例えば気になるシーン情報を収集及び又はレコメンドデータを収集する。そして気になるシーン情報の番組情報及び又はレコメンドデータに含まれる番組情報の統計をとる。この統計処理により、番組毎に番組情報により何回も指定されている複数のシーンの順位を決める。そして1つの番組内で前記順位の高い複数のシーンを代表シーンとし、代表シーンに対応する代表シーン情報を作成する。これにより各番組において、複数の代表シーンが決められる。代表シーン情報は、番組の名称、番組の放送日時、番組を最初から再生した場合に代表シーンの再生に移行するまでの相対時間などを含む。
またタイムクラウドサービスサーバ421は、ユーザの電子機器から番組の記録先(ハードディスクドライブ,DVD,BDなど)情報及び記録した番組情報などを受け取り、どの番組がどの記録媒体に記録されているかを把握できるようになっている。このために、TV装置は、代表シーンを作成する場合、この代表シーンを含むコンテンツを記録媒体から高速で読み取り、複数の代表シーンを提示することができる。
<シーン情報機能(Scenefo)、シーンリスト機能(SceneList)、シーンプレイ機能(ScenePlay)の選択・切換・移行>
ユーザは、(a) シーン情報機能(Scenefo)にエンターした後、シーンリスト機能(SceneList)或いはシーンプレイ機能(ScenePlay)に移行したい場合がある。またユーザは、(b) シーンリスト機能(SceneList)にエンターした後、シーンプレイ機能(ScenePlay)或いはシーン情報機能(Scenefo)に移行したい場合がある。またユーザは、(c)シーンプレイ機能(ScenePlay)にエンターした後、シーンリスト機能(SceneList)或いはシーン情報機能(Scenefo)に移行したい場合がある。
ユーザは、(a) シーン情報機能(Scenefo)にエンターした後、シーンリスト機能(SceneList)或いはシーンプレイ機能(ScenePlay)に移行したい場合がある。またユーザは、(b) シーンリスト機能(SceneList)にエンターした後、シーンプレイ機能(ScenePlay)或いはシーン情報機能(Scenefo)に移行したい場合がある。またユーザは、(c)シーンプレイ機能(ScenePlay)にエンターした後、シーンリスト機能(SceneList)或いはシーン情報機能(Scenefo)に移行したい場合がある。
本電子機器は、このような場合、機能切換機能を有する。機能切換方法は各種の方法が可能である。例えば、シーンリスト或いはタグリストが現れた後に、シーン情報キー、シーンリストキー、シーンプレイキーが表示され、何れかを選択できるようにしてもよい。または、シーン情報キー、シーンリストキー、シーンプレイキーは、リモートコントローラに設けられても良いし、或いは携帯端末の表示部に表示されても良い。
或いは、シーン関連機能切換キーを用意し、いずれの機能が動作中であってもこの切換キーを繰り返し操作することにより、シーン情報機能(Scenefo)、シーンリスト機能(SceneList)、シーンプレイ機能(ScenePlay)がサイクリックに切換わるようにすることができる。
<シーン情報機能(Scenefo)、シーンリスト機能(SceneList)、シーンプレイ機能(ScenePlay)の動作時に利用される制御情報>
タイムクラウドサービスサーバ411は、電子機器に対してTV機能を制御するための制御情報を送信することもできる。タイムクラウドサービスサーバ411は、情報の拡張連鎖機能を有し、メタデータのデータベースサーバや多くのユーザから送信されてきたデータの関連付けを行い、拡張連鎖データを作成することができる。タイムクラウドサービスサーバ411は、データを関連付けるための関連付けテーブルを有する。データを関連付ける方法は各種の方法が可能である。例えば種々のデータを共通の識別子で関連つける方法がある。さらに前記識別子に対して、サブ識別子を追加して、データの関連付けの程度や、関連付けられたデータの種類を前記サブ識別子で分類しても良い。
タイムクラウドサービスサーバ411は、電子機器に対してTV機能を制御するための制御情報を送信することもできる。タイムクラウドサービスサーバ411は、情報の拡張連鎖機能を有し、メタデータのデータベースサーバや多くのユーザから送信されてきたデータの関連付けを行い、拡張連鎖データを作成することができる。タイムクラウドサービスサーバ411は、データを関連付けるための関連付けテーブルを有する。データを関連付ける方法は各種の方法が可能である。例えば種々のデータを共通の識別子で関連つける方法がある。さらに前記識別子に対して、サブ識別子を追加して、データの関連付けの程度や、関連付けられたデータの種類を前記サブ識別子で分類しても良い。
上記したように番組情報と店舗、或いは商品などを関連付けたシーン情報を作成することができる。
拡張連鎖データには、TV機能を自動制御する制御信号が含まれていてもよい。例えば、TV装置のDTV機能ブロック14が3D信号処理部を有する場合、コンテンツ処理を3D処理モードに切り換えるための制御信号を送信することもできる。TV装置のDTV機能ブロック14は、該制御信号に応答することができる。3D処理としては、2D信号を3D信号に変換する処理がある。また3D処理としては、3D信号を、3D用ディスプレイに供給する処理もある。3D用ディスプレイとしては、ユーザが、裸眼で3D像を見ることが可能なディスプレイ、或いはユーザが眼鏡を使用して3D像を見ることが可能なディスプレイがある。そこで、タイムクラウドサービスサーバ411は、これからユーザが視聴するシーン或いは映像が3D視聴することが好ましく、かつTV装置が3D機能を有すると判断した場合は、自動的にTV装置を3D処理状態に切り換える制御信号を送信することができる。
さらには、シーンに応じたオーディオ制御信号及び又はオーディオ信号がタイムクラウドサービスサーバ411から送られ、TV装置のDTV機能ブロック14は、該オーディオ制御信号及び又はオーディオ信号にも応答することができる。特に、シーン情報機能、シーンリスト機能が動作する場合は、TV装置は、通常の番組が連続再生される状況とは異なる再生状況となる。このために、TV装置のオーディオ系により、シーンに適した音楽(BGM等)あるいは音声が出力されるようになる。
さらにまた、ユーザが視聴するシーンによって、画像の輝度調整、色調整を行った場合がよい場合もある。このような場合もユーザやシーンに応じて、タイムクラウドサービスサーバ411は、画像の調整データを拡張連鎖データに含めて送信することができる。例えば電子機器が家族用ログインIDでログインされている状況の中で、シーンリストが要求されたとする。そしてシーンリストにより指定される複数のシーンの中に特定のシーン(過激な暴力シーンなど)が、存在したとする。このような場合、タイムクラウドサービスサーバ411は、特定のシーンの再生をジャンプさせる制御信号を拡張連鎖データに含ませてクライアントに送信してもよい。
タイムクラウドサービスサーバ411は、電子機器からそのログイン識別子とともに、例えばTV装置、或いは携帯端末などの製造メーカ情報、表示能力などを含む仕様情報、を受け取り保存することができる。メーカにより、TV装置の表示能力、制御方法などが異なる場合があるからである。タイムクラウドサービスサーバ411は、シーン情報機能(Scenefo)、シーンリスト機能(SceneList)、シーンプレイ機能(ScenePlay)の動作時に、電子機器(クライアント)に対して制御信号を送信する場合、クライアントに適合する制御信号を送信することができる。またタイムクラウドサービスサーバ411が作成したメッセージなどの表示用データを送信する場合、電子機器(クライアント)の設定に応じて、日本語、英語、フランス語、韓国語、中国語、ドイツ語、スペイン語、など異なる言語及び又は音声を送信するようにしてもよい。
さらにまたタイムクラウドサービスサーバ411は、電子機器(クライアント)を含むTV装置が節電機能を有する場合、節電指令或いは節電協力要請信号を送信するように構成されている。タイムクラウドサービスサーバ411は、電力需要状況、電力予報情報を例えば電力プラント会社から受け取ることができる。電力の消費が電力供給量に対して逼迫している場合、タイムクラウドサービスサーバ411は、各電子機器へ、節電協力を行うように節電協力のための通知を行うことができる。
図10には、タイムクラウドサービスサーバ411を形成している各サーバの組織例を示している。
421はメタデータサーバであり、外部のデータ作成会社のデータ作成サーバ514から各種のメタデータを受け取ることができる。メタデータは、番組情報であり、放送チャンネル、放送時間、出演者、など番組に関する多くの情報が含まれる。メタデータは、メタデータサーバ421において、シーン情報、タグリスト、シーンリスト、などを作成するのに利用される。またタグリスト、シーンリスト、及びシーン情報に付随する制御情報も存在する。
さらにメタデータサーバ421は、タグリスト作成用のサーバ422に対して、タグリスト及び又はシーンリストを登録することができる。また、メタデータサーバ421はクライアント(電子機器)からの要求に応じてタグリスト作成用のサーバ422からタグリスト及び又はシーンリストを取得し、クライアント(電子機器)へ提供することができる。メタデータサーバ421は、メタデータを用いて、シーン情報を作成し、クライアント(電子機器)へ送信することができる。
メタデータサーバ421は、多くのクライアント(ユーザ)から、例えば気になるシーン情報、レコメンドデータを収集し、履歴収集サーバ423に転送する。履歴収集サーバ423は、気になるシーン情報の番組情報及び又はレコメンドデータに含まれる番組情報の統計をとる。この統計処理により、番組毎に番組情報により何回も指定されている複数のシーンの順位を決める。そして1つの番組内で前記順位の高い複数のシーンを代表シーンとし、代表シーンに対応する代表シーン情報を作成する。これにより各番組において、複数の代表シーンが決められる。代表シーン情報は、番組の名称、番組の放送日時、番組を最初から再生した場合に代表シーンの再生に移行するまでの相対時間などを含む。
メタデータサーバ421は、クライアントからシーンプレイの要求があったときは、サーバ423から、要求のあった番組に関する代表シーン情報を当該クライアントへ返信することができる。
図11は、メタデータサーバ421の内部構成例を示している。メタデータ取得処理部4211は、データ作成サーバ514から各種のメタデータを受け取り、このメタデータをデータベースユニット4212に格納する。タグリスト生成・登録処理部4220は、メタデータを用いて、タグリストを生成し、生成したタグリストをサーバ422に登録する。タグリスト取得処理部4221は、クライアント(電子機器)からの要求に応じてタグリスト作成用のサーバ422からタグリストを取得し、クライアント(電子機器)へ提供することができる。シーン情報生成処理部4213は、メタデータを用いて、シーン情報を作成し、作成したシーン情報をシーン情報データベースユニット4215に格納する。情報送信処理部4311は、クライアントからの要求に応じて、シーン情報及び又はタグリスト及び又はシーンリストを当該クライアントに送信する。
コマンド処理部4310は、クライアントからの指令及び又は情報を受け取り、メタデータサーバ421の動作に反映させる。また
上記したブロックは代表的なブロックを示しているだけである。またデータベースユニット4212には、上記以外の各種のデータが格納される。さらに、制御ブロックとしても、各種のブロックが存在し後述する動作を達成するものである。
上記したブロックは代表的なブロックを示しているだけである。またデータベースユニット4212には、上記以外の各種のデータが格納される。さらに、制御ブロックとしても、各種のブロックが存在し後述する動作を達成するものである。
上記したメタデータサーバ421は、情報の拡張連鎖処理を実施している。例えば、上記したように、クライアント(ユーザ又は電子機器)から気になるシーンのシーン情報がこのメタデータサーバ421に送信されてくると、メタデータサーバ421は、当該クライアントの要求に対応したデータとともに、さきに説明した拡張連鎖データを送信することができる。このためユーザは、拡張連鎖データを有効に使うことができるという利便性を得られる。
図12は、電子機器222とDTV機能ブロック14の構成例を相互関係と共に示している。総括コントローラ241は、DTV制御モジュール2411、ログイン識別子管理モジュール2412、コミュニケーションデータ管理モジュール2413、ログイン識別子送信モジュール2414を含む。DTV制御モジュール2411は、ユーザ操作に基づいてDTV機能ブロック14を制御する場合と、クラウドサービスサーバ411からの制御データに基づいてTV各種機能ブロック14を制御する場合とがある。ログイン識別子管理モジュール2412は、図3、図4で説明したログイン識別子が入力されたときに、ログイン識別子の保存を制御し、家族用、個人用のログイン識別子をテーブルデータとして管理している。コミュニケーションデータ管理モジュール2413は、各ログイン識別子に対応して、通信データを管理する。例えば、ログインしたユーザが外部サーバをアクセスした場合、その履歴データを管理している。履歴データにはアクセス先アドレス、取引データなども含まれる。またコミュニケーションデータ管理モジュール2413は、クラウドサービスサーバ412から送られて来たデータに関して、分類・保存処理を実行し、また表示用データとして用いることもできる。また録画予約、録画履歴、視聴予約、視聴履歴などのデータも、家族用、個人用のログイン識別子により管理されている。
ログイン識別子送信モジュール2414は、ログインしたログイン識別子をクラウドサービスサーバ412に送信する。クラウドサービスサーバ412は、多くのユーザからのログイン識別子を管理し、図4で説明したようなガイド画像を提供する際に利用する。
ビュー制御部242は、デモンストレーション画像制御部2421、ガイド画像制御部2422を含む。これにより、図1−図4で説明したようなデモンストレーション画像、ガイド画像をDTV側に提供できる。
DTV機能ブロック14は、アンテナからの信号を受信するワンセグ受信・処理部141、衛星放送、地上デジタル放送を受信する受信部142及び復調部143を有する。受信部142及び復調部143は、複数のチューナを含み同時に複数のチャンネルの放送番組を受信し復調することができる。復調された複数の番組信号は、DVD機器14AにおいてDVDフォーマットに変換されデジタルバーサタイルディスクに記録されることができ、或いはBD機器14BにおいてBDフォーマットに変換されてブルーレイディスクに記録されることができる。また任意のストリームにより、ハードディスクドライブ14Cにてハードディスクに記録されることができる。DVD機器14A、BD機器14B及びハードディスクドライブ14Cは、ホーム・ネットワーク接続部148を介してDTV機能ブロック14に接続されている。ハードディスクドライブ14Cは、USBケーブルを介して接続されるタイプであってもよい。ハードディスクドライブ14Cは、複数のチャンネル(例えば設定した6チャンネル)の全番組を例えば、同時録画し、例えば1週間乃至3週間程度、録画できる方式のものであってもよい。この種の機能はタイムシフト機能と称される場合もある。またハードディスクドライブが増設されるように構成されてもよい。
このネットワーク接続機器及び記録番組情報は、TVコントローラ140にて把握され、電子機器を介してクラウドサービスサーバ412に送信されることもできる。この場合、クラウドサービスサーバ412は、ユーザの家庭内のネットワーク接続機器及び記録番組情報を把握できる。したがって、シーンリスト情報に基づいて、各種のシーンが再生される場合、クラウドサービスサーバ412は、前記各種のシーンが記録されている家庭内の接続機器まで指定することも可能である。
DTV機能ブロック14内において、復調された番組信号、或いはDVD,BD或いはHD(ハードディスク)などの記録媒体から再生された番組信号は、信号処理部144にて各種調整(輝度調整、色調整など)が行われ出力部145を介して表示部の画面100に表示される。
DTV機能ブロック14は、電源回路146を含み、電源回路146は商用電源使用状態、バッテリー147の使用状態のいずれにも任意に切換ることができる。この電源使用状態の切換は、利用者がリモートコントローラ操作により強制的に行う場合と、外部情報に基づいて、自動的に実施される場合とを含む。
クラウドサービスサーバ411は、自動的にTV装置を3D処理状態に切り換える制御信号を送信することができる。さらには、クラウドサービスサーバ411は、シーンに応じたオーディオ制御信号及び又はオーディオ信号をTV装置に送信することができる。さらにまた、シーンに応じて、クラウドサービスサーバ411は、画像の調整データを拡張連鎖データに含めて送信することができる。
DTV機能ブロック14は、近距離無線送受信部149を含む。近距離無線送受信部149を介して、携帯端末とのデータ送受信が可能である。携帯端末は、DTV機能ブロック14に操作画像を要求することができる。DTV機能ブロック14は、操作画像が要求された場合、図3、図4で示したようなガイド画像を携帯端末に送信することができる。ユーザは、携帯端末のガイド画像を利用して上記電子機器を制御することができる。
DTV機能ブロック14は、上記したクラウドサービスサーバ412から送られてきた制御データをチェックし、自動的に動作状態として反映することができる。
したがって、上記のシステムによると、基本的には、電子機器は、ユーザの第1の操作信号に応答してネットワーク接続部を介してサーバにトリガとなるデータ(シーン情報キー、シーンリストキー、シーンプレイキーに対応した制御信号)を送信する。次に前記トリガデータに基づいて返信された拡張連鎖データを取得し、前記拡張連鎖データに含まれる自動制御用の第1の制御信号(インストラクション)と、ユーザの第2の操作信号に応答する第2の制御信号(インストラクション)を分類保存する。保存は統括コントローラ或いはモデルで保存される。そして前記第1の制御信号(インストラクション)に基づき自律動作し、及びまたは、第2の制御信号(インストラクション)に基づき他律動作することができる。自律動作とは、自動的に動作することであり、例えば図4で示したように領域106の表示画像を得ること、及びDTV機能ブロック14を制御することである。他律動作とは、ユーザの操作を待ち、ユーザからの第2の操作信号が入力したときに、当該第2の操作信号に応答することである。この動作は、図6、図7、図8で説明したように商品選択に応答する動作、タグリスト選択に応答する動作、シーンリスト選択に応答する動作などである。さらに前記拡張連鎖データには表示するための表示用データも含まれている。この表示用データは、各種のメッセージや、アルバムなどが含まれる。またタイムクラウドサービスサーバ411から節電指令が送られてきたとき、本DTV機能ブロック14は、節電動作を実行することができる。節電動作とは、例えばフルセグ受信状態からワンセグ受信状態への切換、あるいは表示部の表示領域の縮小、商用電源使用からバッテリー使用への切換が可能である。
またDTV機能ブロック14は、図1−図4で示した画面において、領域101の動画像の領域の輝度が他の領域の輝度より高い状態に制御することができる。つまり領域102−104のガイド画像の輝度を領域101の動画像よりも低くし、動画像を見やすくすることができる。ただし、何らかの操作のために、カーソルがポイントしたガイド画像は、その輝度を明るく制御することができる。
上記した本装置は、カレンダーを有効に活用することができる。以下、カレンダーの表示形態及びカレンダーの活用手段及び方法について説明する。
図13Aは、月単位によるカレンダーが表示された例である。カレンダーは、複数の領域を有し、それぞれに図に示すように名称が付けられている。全体画像は月表示(month view)と称され、複数の週の表示領域はグリッド領域(month grid area)と称され、画像の右側にリストプレビュー領域(list preview area)がさらに配置されている。さらに画像の下側にリモコンガイド領域(remote-controller guide area)が配置されている。この図13Aのような表示状態は、先に説明した(図4)の領域103にカーソルを移動させて、クリックする(或いは決定ボタンを押す)ことで、得ることができる。
図13Bは、例えば図13Aに示すような位置に、カーソルが位置するときに決定ボタンが押されると、得られる画像である。この画像は、特定された日に対応するイベントのリストを示す。また、特定された日に続く次の日のイベントのリストを示すこともできる。この画像においても複数のエリアにそれぞれ図に示すように名称が付けられている。大きく分けると、リスト領域(list area)、イベントプレビュー領域(event preview area)がある。リスト領域には、日付セパレータ(daily separator)と、イベントアイテムと称される領域が含まれている。イベントアイテムとしては「視聴予約イベント」、「録画予約イベント」、「行動予定イベント」などが含まれる。イベントアイテムの位置にカーソルを移動させると、当該イベントアイテムのプレビューをイベントプレビュー領域で見ることができる。
図13Cは、イベントの詳細を示す画像である。この画像は、図13Bのイベントアイテムがカーソルで選択され、決定ボタンが押されることで表示される。図13Cの最前面の画像は、「録画予約イベント」の詳細が表示された例を示している。この画像では、例えば、録画予約された番組の「タイトル」、「放送の種別」、「放送の日時」、「記録先のメディア」、などが表示される。
図13Cの画像の「戻る」ボタンが選択されて「決定ボタン」が押されると図13Bの画像となり、図13Bの画像の「戻る」ボタンが選択されて「決定ボタン」が押されると、図13Aの画像となる。
図14A−図14Dは、上記した画像の変化の例を具体的画像で示している。図14Aは、図4と同じであり、図14Aはホーム画像である。図14Aの領域103をカーソルで選択し、「決定ボタン」が操作されると、図14Bの状態(図13Aに対応)となる。図14C,図14Dは、それぞれ図13B,図13Cに対応する。
図15A−図15Fは、ビュー制御部或いはTVコントローラによる、スクロール制御器が動作した場合の画像の状態を説明する図である。
以下、リスト領域の表示可能な行数を10件(日付セパレータ含む)と仮定し、予約イベントの登録状態によりパターンを分けて、表示方法を説明する。また表示可能なイベント数は日付セパレータを除いて最大9件であり、メッセージセパレータ(例えば「これより後の予定はありません」)がある場合は、最大で8件とする。
図15Aは、パターン1である。この例は、8月16に12件(1〜12)のイベントが登録されており、8月17日以降には予約イベント無しの例を示している。この状態は、月表示画像において、日付8月17日以降を選択し、リスト表示画像に遷移したときに得られる。
図15Bは、パターン2である。この例は、8月15日に5件(A1〜A5)のイベントが登録されており、8月16日に5件(B1〜B5)のイベントが登録されており、8月17日以降には登録イベント無しの場合である。この状態は、月表示画像で8月17日以降を選択し、リスト表示画像に遷移したときに得られる。
図15Cは、パターン3である。この例は、8月14日以前には登録イベント無し、8月15日に1件(A1)、8月16日に5件(B1〜B5)のイベントが登録されており、8月17日以降には登録イベント無しの場合である。この状態は、月表示画像で8月17日以降を選択し、リスト表示画像に遷移したときに得られる。
図15Dは、パターン4である。この例は、8月15日以前には登録イベント無し、8月16日に5件(B1〜B5)のイベントが登録されており、8月17日以降には登録イベント無しの場合である。この状態は、月表示画像で8月17日以降を選択し、リスト表示画像に遷移したときに得られる。
図15Eは、パターン5である。この例は、8月15日以前には登録イベント無し、8月16日に8件(A〜H)のイベントが登録されており、8月17にもイベントが登録されていることを表している。この状態は、月表示画像で8月16日を選択し、リスト表示画像に遷移した場合に得られる。このようにイベントリスト領域に表示する予約イベントの数により、最下位に日付セパレータのみが表示されるケースがある。
図15Fは、例えば本日が8月16日であり、12件のイベント(A〜I)が登録されている例である。このような画像は、「本日」ボタンを押したときに得られる。今日以降に予定がない場合等は、パターン1からパターン5に準ずる。
図16Aには、月表示画像でイベントが何も登録されていない場合、ある日を選択した場合に表示される画像の例を示している。この画像では、「予定何もありません」、「決定で戻る」、「決定で月表示画像」などのメッセージダイアログが現れる。「決定ボタン」が押されると、図16Bに示すように、本日にフォーカスがある月表示画像が表れる。
上記したように、カレンダー関連情報の表示は以下のように説明できる。各イベントアイテムは日付ごとに日付セパレータで区切られる。この例では、日付セパレータにはフォーカスは当たらない。イベントアイテムがある場合、日付セパレータは常にリスト領域の先頭に表示する。日付セパレータに続き、該当日に設定されている各イベントアイテムの要約が表示される。イベントアイテムの表示順は、上に行くほど古く(過去)、下に行くほど新しく(未来)なる並びである。イベントアイテムにフォーカスが当たったら、イベントプレビュー領域にイベント詳細情報が表示される。イベントの表示順は条件によって、フィルタリングやソートをすることが可能である。
次にイベントアイテムのリストのスクロールについては以下のように説明できる。リスト表示は1日分の情報ではなく、日をまたいで連続的にスクロールできる。上下カーソルキー(上向き矢印と、下向き矢印)によりリスト表示のフォーカスを移動することができる。しかし日付セパレータにはフォーカスは当たらない。上下ページボタンの操作、表示が1ページ分変わり(1アイテム分ではない)、先頭アイテムにフォーカスが当たる。リストの上端で、上カーソルキー(上向き矢印)が押されると表示が1ページ分変わり(1アイテム分ではない)、最終アイテムにフォーカスが当たる。リストの下端で、下カーソルキー(下向き矢印)が押されると表示が1ページ分変わり(1アイテム分ではない)、先頭アイテムにフォーカスが当たる。
リスト領域と機能ボタンとの間のフォーカス移動は、次の様な態様である。イベントアイテムにフォーカスが当たっている時に左カーソルキー(左向き矢印)を押した場合、「今日」ボタンにフォーカスが移動する。「今日」ボタンにフォーカスが当たっている時に右カーソルキー(右向き矢印)を押した場合、イベントアイテムにフォーカスが移動する。左右カーソルキー(左向き矢印、右向き矢印)でのリスト領域/イベントプレビュー領域間の移動はない。左右カーソルキーでのフォーカス移動はサイクリックではなくてもよい。
なお、カレンダーのリスト表示状態と月表示状態の切り替え方法は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、日付セパレータの部分をカーソルによりフォーカスし、決定ボタンを押すと、月表示状態へ切換る方法であってもよい。また、月表示状態からリスト表示状態への切り替えは、月表示状態にあるカレンダーの1つのブロックを選択し、決定ボタンを押すことで、リスト表示状態に切換る。
上記したカレンダーは、以下に説明するスクロール機能により表示状態が切換ることができる。
図17Aに示すように、例えば、5月3日(木)にフォーカスが当たっている状態で、リモートコントローラの上カーソースキー(上方向の矢印)を押した場合、4月のカレンダーを表示し、4月26日(木)(最終の週の同じ曜日(木))にフォーカスを当てることができる。
図17Bに示すように、例えば、5月29日(火)にフォーカスが当たっている状態で、リモートコントローラの下カーソルキー(下方向の矢印)を押した場合、6月のカレンダーを表示し、6月5日(火)(最初の週の同じ曜日(火))にフォーカスを当てることができる。
図18Aに示すように、例えば、5月1日(火)にフォーカスが当たっている状態で、左カーソルキー(左方向矢印)を押した場合、4月のカレンダーを表示し、4月30日(月)(月の最終日)にフォーカスを当てることができる。
図18Bに示すように、例えば、5月31日(木)にフォーカスが当たっている状態で、右カーソルキー(右方向矢印)を押した場合、6月のカレンダーを表示し、6月1日(金)(月の初日)にフォーカスを当てることができる。
図19Aに示すように、例えば、5月17日(木)にフォーカスが当たっている状態で、上ページボタンを押した場合、4月のカレンダーを表示し、4月17日(火)(5月と同じ日)にフォーカスを当てることができる。
図19Bに示すように、例えば、5月17日(木)にフォーカスが当たっている状態で、下ページボタンを押した場合、6月のカレンダーを表示し、6月17日(日)(5月と同じ日)にフォーカスを当てることができる。
図20A,図20Bは、カレンダーの画像内に表示される各種アイコンの名称とその意味を示している。このように、カレンダー内にアイコンを表示することにより、ユーザは、直ぐに当日のイベントを認識することができる。
アイコンは、図に示されるものに限らず、各種備わってもよい。例えば学校の時間割(教科書)などのマークがアイコンで現れてもよい。またアイコンは、ユーザが任意のものを選択して、設定できるようにしてもよい。この場合、多くの種類のアイコンが予めメモリに格納されており、ユーザが希望のアイコンを選択できる。
上記のカレンダー内の情報、例えば行動予定等は、編集モードにおいて、編集(修正、追加、移動、削除など)が可能である。
上記のカレンダーの月表示状態、或いはリスト表示状態から、録画予約、録画履歴、視聴予約、視聴履歴などの情報を活用することができる。
またカレンダーの月表示状態、或いはリスト表示状態から、視聴履歴、あるいは録画履歴に含まれる番組のプレビュー、又はシーンリストの再生、又はタグの再生などに移行することも可能である。即ち、カレンダーの月表示状態において、希望の日にカーソルを移動させてフォーカスし、例えばリモートコントローラの視聴履歴ボタン或いは録画履歴ボタンを操作することができる。視聴履歴ボタン或いは録画履歴ボタンが操作されると、該当する日に視聴した番組リスト、或いは録画した番組リストを表示することができる。ここで所望の番組名にカーソルを移動させてフォーカスすると、該当する番組のプレビュー表示を得ることができる。
更に又カレンダーの月表示状態、或いはリスト表示状態から、録画予約、又は視聴予約を確認することができる。
本装置は、自身のカレンダーの付加情報と他の人のカレンダーの付加情報との合体を行うことができる。付加情報が付加されたカレンダーを情報カレンダー、或いは制御カレンダーと称しても良い。
本装置は、他の人の録画予約情報及び又は視聴予約情報を、確認したり、自身のカレンダーの付加情報として取り込むことも可能である。他の人の録画予約情報及び又は視聴予約情報は、例えば他の人のカレンダーに付加されている情報である。
なお他の人の録画予約情報及び又は視聴予約情報は、他の人が管理しているカレンダー或いはデータベース内の録画予約情報及び又は視聴予約情報でもよいし、他の装置で管理されているカレンダー或いはデータベース内の録画予約情報及び又は視聴予約情報でもよい。
図21には、録画予約情報、視聴予約情報を自分のカレンダー内の情報として取り込む際の画像の様子を示している。この画像は、例えばカレンダーの所望の日時のリスト表示状態から例えば「他人の予約情報」のボタンをクリックすることで現れる。図の例では、他の人(Blian)の予約内容が表示された例を示している。この領域をカーソルで選択して例えば「次キー」を操作すると、更に別人の予約情報を表示することができる。
この画像には、領域111に番組のタイトル、領域112に放送形態(放送種別)が表示される。また領域113に放送された日時が表示され、領域114には録画予約情報の取り込みを行うか否かを指定するボタン、領域115には視聴予約情報の取り込みを行うか否かを指定するボタンが表示される。領域116には戻るボタンが表示される。戻るボタンがカーソルで選択され決定ボタンが押されると、直前のリスト表示状態に画像が移行する。領域112をカーソルで選択して例えば「次キー」を操作すると、別の番組の予約状況を確認することができる。
領域114、領域115は、何れか一方がカーソルにより選択可能となり、選択できない領域は輝度が低い暗い状態となる。図の例において、領域114をカーソルにより選択可能であるとする。この場合は、この領域114を選択して、決定ボタンを押すことにより、他の人(Blian)が録画予約している番組を、自己のカレンダーのイベントとして取り込むことできる。図の例において、領域115をカーソルにより選択可能であるとする。この場合は、この領域115を選択して、決定ボタンを押すことにより、他の人(Blian)が視聴予約している番組を、自己のカレンダーのイベントとして取り込むことできる。
上記した図21の画像の領域114、115のボタンは、次の画像に移行するために利用されてもよい。例えば領域115がカーソルにより選択され、決定ボタンが押されたとき、図22の画像に移行して、実際の予約情報の取り込みが行われてもよい。図22の画像では、領域120に「視聴予約として取り込む」と述べたボタンが表示される。図21において領域114がカーソルにより選択され、決定ボタンが押されたときは、図22の画像では、領域120に「録画予約として取り込む」と述べたボタンが表示される。
さらに図22の画像では、領域117において、視聴先機器の指定を行うことができる。つまり、家庭内にはリビング、台所、寝室などにネットワークにより接続されたTV装置が設置される場合がある。そこで、視聴場所と、視聴時間を指定することが可能である。また図22の画像では、リビングのTV装置で指定した時間に指定した番組の視聴が開始されることを示している。
上記の例は、視聴予約のための情報を取り込む場合の画像であるが、本装置は、このような場合に限定されるものではない。視聴予約を行ったときは、視聴場所を指定できるようになっている。
さらにまた、リマインダーを行うか否かを領域118により設定することができる。リマインダーは、例えば、指定番組の再生時間の例えば3分前になると、画像の下側に「番組AAAの視聴予約が設定されています」と言うようなメッセージが表示される。
上記した例は、ユーザ自身が利用しているTV装置、家庭内の他のTV装置や録画機器から録画予約、録画履歴、視聴予約、視聴履歴などの情報を、ユーザが使用しているTV装置で活用できることを説明した。しかし、本TV装置は、クラウドサービスサーバとのコミュニケーションを行うことができる。従って、クラウドサービスサーバにアップロードされ、且つ公開されている録画予約、録画履歴、視聴予約、視聴履歴などの情報を本TV装置に取り込み活用することも可能である。
この場合、番組情報は、ユーザが利用できる番組情報へと加工される必要がある。この加工が行われるのは以下の理由によるものであり、即ち、放送番組は地域に応じて、放送チャンネル番号、放送時間帯などが異なる場合があるからである。したがって、他の人のTV装置で作成された録画予約、録画履歴、視聴予約、視聴履歴の番組情報(例えば放送チャンネル番号、放送時間帯等)を加工して使用する必要がある。このような加工のことは、所謂「チャンネル引き当て」と称される。
上記のチャンネルの引き当てのバリエーションとしては、以下の2通りが可能でありいずれが採用されてもよい。
(a1)他の人の視聴予約、録画予約の情報が表示される前に、チャンネル引き当を行う。そして図21或いは図22の画像では、すでに引き当てされた放送局名、時間帯などを表示する。
(a2)図21或いは図22の画像では、チャンネル引き当前の他の人の視聴予約、録画予約の情報の表示を行う。そして実際に予約取り込みの操作が成された時点で、チャンネル引き当てを行い、カレンダーに付加する。
上記したように、本装置は、他人の視聴予約、録画予約などの情報を、自己のカレンダーに関連付けることができる。
上記したカレンダーへの情報関連付け形態としては、
(b1)ユーザ自身が使用している装置内で、カレンダーを関連付ける形態と、
(b2)ユーザ自身が使用している装置と家庭内の他の装置の間で、カレンダーを関連付ける形態と、
(b3)ユーザ自身が使用している装置とクラウドサービスサーバとの間で、カレンダーを関連付ける形態とがある。
(b1)ユーザ自身が使用している装置内で、カレンダーを関連付ける形態と、
(b2)ユーザ自身が使用している装置と家庭内の他の装置の間で、カレンダーを関連付ける形態と、
(b3)ユーザ自身が使用している装置とクラウドサービスサーバとの間で、カレンダーを関連付ける形態とがある。
ここでカレンダーの処理形態の優先順位を考えてみる。カレンダーを関連付ける場合、(b1)に記述した、ユーザ自身が使用している装置内で、カレンダーを関連付ける形態が優先される。装置内で、録画予約、視聴予約、録画予約、視聴履歴の各情報は、家族の個人個人で管理されることができる。又個人個人は、管理している情報を公開、非公開に設定することができる。また家庭のメンバーの全員の公開情報として管理されることもできる。これは、管理部において、録画予約、録画履歴、視聴予約、視聴履歴などのデータが、家族用、個人用のログイン識別子により管理されているからである。ユーザ自身が使用している装置内で、カレンダーを関連付ける場合は、上記したチャンネル引き当てなどの処理が不要である。
次に優先される形態は、(b2)に記述した、ユーザ自身が使用している装置と家庭内の他の装置の間で、カレンダーを関連付ける形態である。この場合も上記したチャンネル引き当てなどの処理が不要である。
次が(b3)に記述した、ユーザ自身が使用している装置とクラウドサービスサーバとの間で、カレンダーを関連付ける形態である。この形態は、ユーザが、自分が使用している装置内の視聴予約情報(又は録画予約情報)を誤って削除した場合に有効である。特にその視聴予約情報(又は録画予約情報)が外部の装置から取り込んだものであり、これを誤って削除すると、自分が使用中の装置内では、前記視聴予約情報(又は録画予約情報)を復活することが不可能である。
このような場合は、クラウドサービスサーバに情報が残っている可能性があり、クラウドサービスサーバから前記視聴予約情報(又は録画予約情報)を取得すると便利である。
図23には、視聴予約(或いは録画予約)の取り消しを行う場合の画像の例を示している。この図23の画像は、先に説明した図13Bの画像から図13Cの画像に遷移した状態を詳しく示している。この画像では、視聴予約している番組に関する詳細情報が表示され、さらに「予約取り消し」ボタンが表示される。視聴予約されている番組の視聴予約を取り消したい場合は、この「予約取り消し」ボタンをカーソルで選択し、決定ボタンを押すことにより、当該番組の視聴予約が取り消される。録画予約に関しても同様な方法で、予約取り消しを行うことができる。
上記した(b1)、(b2)及び(b3)で説明する形態は、例えば、視聴予約情報(又は録画予約情報)をプレビュー状態から移行することができる。
例えば、図24に示すように、「新規」ボタン121を選択し、決定ボタンを押すことで関連付け処理の設定画像が現れる。図24の例は、他の人の公開カレンダーの5月20において、イベント(録画予約或いは視聴予約)を記述している予約情報の取り込みを実施することになる。この設定画像には、取り込みデータを「録画予約」、「視聴予約」、「行動予定」、「その他」のいずれにするかを設定するボタンがある。
上下カーソルキーにより、「録画予約」、「視聴予約」、「行動予定」或いは「その他」を指定することができる。
また何処から予約データを取り込むかを指定するボタンがある。上下カーソルキーにより、「お任せ」、「本装置内」、「接続装置」或いは「サービスサーバ」を指定することができる。視聴予約が設定された状態で、「お任せ」が設定された場合、上記の(b1)・・・「本装置内」、(b2)・・・「接続装置」及び(b3)・・・「サービスサーバ」で説明する形態が順次実施される。「本装置内」からの取り込みが終了すると、「「本装置内」からの取り込みが終了しました、続行しますか?」、「接続装置」からの取り込みが終了すると、「「接続装置」からの取り込みが終了しました、続行しますか?」のようにメッセージが表記される。ユーザは、決定ボタンを操作し、続行を指示することができ、終了ボタンを操作することで、終了を指示することができる。「サービスサーバ」からの取り込みが終了したときは、「予約情報の取り込み作業が終了しました」のメッセージが表記される。
また、選択した「日」に予約されている全ての人の予約情報を取り込むのか、或いは、指定した人の予約情報を取り込むのかを設定することができる。このために、全てを指定するボタンと、人指定ボタンが用意されている。
上記したように本装置によると、カレンダーに対して付加情報を付加し、カレンダーを多機能化した情報カレンダーとすることができる。また情報カレンダーをアップグレードすることが可能である。カレンダーに対して付加情報を付加する場合、重複する付加情報が存在した場合、TV装置を操作中のユーザ自身のカレンダーの付加情報が最優先される。次に優先される付加情報は、TV装置に保存されている他の人のカレンダーの付加情報である。次の優先される付加情報は、クラウドサービスサーバからの付加情報である。
なお本装置では、例えばカレンダー全体に対して、ユーザは非公開、公開を設定することができる。したがって、ある人の非公開のカレンダーの予約情報を、別の人が取り込むことはできない。また公開、非公開は、予約情報ごとに設定できるようにしてもよい。さらに公開カレンダーとする場合は、公開範囲を設定するようにしてもよい。
例えば、図22に示す画像において、領域119には、公開、非公開を設定するボタンが設けられている。公開のボタンをマークすると、本予約情報は、公開となり、非公開のボタンをマークすると本予約情報は、非公開となる。図24では、今取り込もうとしている予約情報を公開とするか、非公開とするかを選択できるように示している。しかし、別途、カレンダー全体の付加情報を公開とするか非公開とするかを選択できる設定画像、カレンダーの一部の付加情報を公開とするか非公開とするかを選択できる設定画像、付加情報の分類に応じて公開とするか非公開とするかを選択できる設定画像、が用意されることができる。また公開の範囲を設定する設定画像が用意されてもよい。公開の範囲は、例えば、家庭内LANに接続されている機器及び装置の範囲、或いは、指定した機器及び装置の範囲で公開できるようにすることもできる。
公開・非公開に関する制御において、次のルールが設定されている。即ち、家庭の全員で共通に使用する装置であって、共通にログイン可能な共通ドメインの共通データ(録画予約データ、視聴予約データ、カレンダーなど)に関しては、非公開設定は不可能となっている。
図25には、上記したカレンダーを処理し、情報カレンダーを生成するブロック構成を取り出して示している。このブロックは、図5、図12に示したTV装置において、カレンダー処理に関連するブロックを取り出して示している。
カレンダーは、カレンダー制御部251の制御に基づいて処理される。情報カレンダー処理部252は、付加情報取得部253からの視聴予約情報、録画予約情報を取り込むことができる。情報カレンダー処理部252には、ログイン状態にあるユーザのカレンダーがセットされる。付加情報取得部253は、自装置内の他のカレンダー、家庭内LANで接続された他の装置255のカレンダー、クラウドサービスサーバ411に保存されているカレンダーを取得することができる。情報カレンダー処理部252は、ログ入力状態のユーザのカレンダーと、他のカレンダーの情報とを合体処理(先に説明した録画予約、視聴予約のための情報の取り込み処理)することができる。
情報カレンダー処理部252の情報カレンダーは、情報カレンダー出力部256を介して表示器100で表示されることができる。情報カレンダーに関する表示状態は、先に説明した各種の表示状態がある。
情報カレンダーの付加情報は、カレンダー制御部251により把握されている。したがって、リモートコントローラ250A,携帯端末250Bの操作に基づいて、カレンダー制御部251は、先に説明したような表示形態の切換え、スクロール、予約情報の取り込みなどを実行するために動作司令部257を制御する。さらに、録画予約、或いは視聴予約の開始時間になると、動作指令部257にコマンドを送る。このコマンドに基づいて、動作指令部257は、TV装置の録画、再生などの動作を開始させることができる。またカレンダー制御部251は、イベントアイテムがカーソルで選択されて決定ボタンが押されると、該当するイベントアイテムの詳細を表示するための動作を開始させることができる。
なお録画予約データ、視聴予約データは、付加情報として予約データ格納部160に格納されている。予約データ格納部160は、さらにカレンダーに関連付けられる各種のデータ(イベント、行動予定等)を格納することができる。TV装置は、録画予約機能、視聴予約機能を有し、録画予約データ、視聴予約データを生成する。これらは図12で示したコントローラにより、ユーザ毎に管理され、また家庭単位で管理されている。録画予約は、電子番組案内(EPG)データから作成した番組表が利用される。また、視聴予約は、HDDに記録されている録画番組情報から、過去の録画履歴番組表が作成され、この録画履歴番組表か視聴予約が行われる。予約データ格納部160に格納されている予約データを利用して、ログイン状態のユーザの情報カレンダーが情報カレンダー処理器252で生成されている。
上記の説明で「処理器」、「取得器」、「部」などを使用したがこれらは、「手段」、「ブロック」、「モジュール」であっても構わない。
上記した図25の主要なブロックは、第1カレンダー(例えばログインしているユーザ自身のカレンダー)に関連付けられる第1付加情報を記憶する記憶部(例えば予約データ格納部)を有する。他の電子機器から、第2カレンダー(例えば家族の一員、或いは友達のカレンダー)に関連付けられる第2付加情報を取得可能な情報取得部(例えば付加情報取得部253)を有する。前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力する出力部(例えば情報カレンダー出力部256、情報カレンダー処理部252)を有する。また第1カレンダーの第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行する制御部(カレンダー制御部251、動作指令部257)を有する。
図25は、ブロック構成を示している。しかし、図5、図12におけるシステムにおいて、図25のブロック構成の動作を実現させるためのソフトウエア(プログラム)として構築されることができる。さらに前記ソフトウエア(プログラム)を記憶した記録媒体(例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなど)がまた本明細書で説明している各種画像の遷移及び変化も表示用のソフトウエアで実現できるものである。また、ユーザによる動作指令方法は、明細書に示した方法に限定されるものではなく、各種の実現方法を採用することができる。
上記した実施形態の一態様によると、方法としての特徴をも有する。即ち、カレンダー情報処理方法は、カレンダーに関連付けるための付加情報を取得し、前記付加情報をカレンダーに関連付けた情報カレンダーを生成する。前記情報カレンダーを表示するために前記情報カレンダーを出力し、前記情報カレンダーの前記付加情報に基づいた動作を指令する。
また上記した実施形態の一態様によると、コンピュータを制御するプログラムとしての概念も範疇に含むものである。即ち、カレンダーに関連付けるための付加情報を取得するコマンドと、前記付加情報をカレンダーに関連付けた情報カレンダーを生成するコマンドと、を有する。そして、前記情報カレンダーを表示するために前記情報カレンダーを出力するコマンドと、前記情報カレンダーの前記付加情報に基づいた動作を指令するコマンドを含む。さらにまた、コンピュータを制御する上記プログラムを格納した情報記録媒体も本実施形態の範疇にある。
図26は、フィルタリングを設定する場合の画像の例である。上記したように本装置は、多くのイベントの情報を取り込み、又多くのイベントの情報を参照することができる。しかし多くのイベントが存在した場合、その確認に手間がかかる。そこで、本装置では、イベントのフィルタリングを行い、表示順を変更することができる。
例えばリモートコントローラの赤のキーを操作することにより、図26の画像には、図23、図24に示されている画面から、例えばリモートコントローラの赤のキーを操作することにより、移行することができる。図26の画像にあるように、イベントアイテムに表示するイベントの対象者(表示対象者)を設定することができる。先の説明(図13A、図13B)では、自分のカレンダーに登録されているイベントが表示されるとして説明した。しかし、本装置では、公開されているカレンダー及び公開されているイベントが存在する場合、表示対象者を設定することにより、公開されているイベントを図13Bの如く表示することができる。
図26の例は、左側の領域に、表示対象者を設定するための設定画像が配置される。この例では、自分自身のチェックボックスと、予約予定(視聴予約、録画予約など)を常に表示することを許容している人のチェックボックスに、チェックマークを記述している。その他の表示対象者としては、機器共有ユーザ、行動予定を常時表示することを許容しているユーザなどがある。また図26の例では、右側の領域に、イベントの種別を設定するための設定画像が配置される。この例では、全てのイベントを表示するに、チェックマークを記述している。そのほか、種別としては、シンクロビューイング、視聴予約、録画予約、行動予定、録画履歴、視聴履歴などがある。
さらに、図26の画像の下側の領域には、ソートを行う場合、時刻順、アカウント名昇順、アカウント名降順、種別順の何れかを選択するためのボタンがある。この例であると、時刻順が選択されており、イベントは時刻順に並ぶようにソートされる。決定ボタンが押されると、設定されたフィルタに応じたソートが実行される。これにより、イベントをユーザの好みに応じた順序と項目で表示することができる。
本装置は、シンクロビューイング(SynchroViewing)機能を有する。シンクロビューイング機能とは、ユーザ(オーナー)が、遠隔地の複数の友人、親戚などと、同じ番組を同時に視聴したいような場合、該ユーザが該複数の友人、親戚などを誘うことができる機能である。
同時に視聴する番組あるいはコンテンツは、例えばオンエアー番組、録画番組、ビデオオンデマンドなどがある。ただしオンエアー番組は、放送時間帯が複数の友人、親戚の居住地域で同じである必要がある。
先に説明したように本システムでは、遠隔地の複数の友人、親戚などコミュニケーションを行うことができる。また、図4で示したように、ログイン状態にある友人を確認することもできる。
図27は、シンクロビューイングを行う友人を誘う際に利用される画像の一例を示している。この画像は、例えばリモートコントローラのシンクロビューイングキーを操作することにより、表示することができる。或いはイベント詳細画面(例えば図13、図14D、図23)に、シンクロビューイング設定ボタンを設け、このシンクロビューイング設定ボタンを選択して、決定ボタンを押すことにより図27の画像を表示することができる。
図27に示すように、画像の上部の領域には、「友人を誘う」という画像自身のタイトルが表示される。またオーナーが、参加者とともに同時視聴を希望する「番組」のタイトル、放送種別、放送日時が表示される。
画像の下の領域には、友人を追加するための「友人追加」ボタン、「お誘い実行」ボタン、「戻る」ボタンが表示される。カーソルで「友人追加」ボタンを選択して決定ボタンを押すと、SynchronViewing Friends の欄に、管理器に登録している最初の友人の顔画像(アイコン或いはアバタでもよい)と、名前が表示される。この状態で、決定ボタンを押すと、顔画像及び名前が残り、参加者として設定される。しかし最初の友人の顔画像と、名前が、表示された状態で、「次キー」を操作すると、次の友人の顔画像と名前が現れる。ここで、決定ボタンを押すと、次の友人の顔画像と名前が残り、参加者として設定される。このように参加者が設定された状態で、カーソルをメッセージの位置にあわせると、メッセージを入力可能となる。このように友人は、管理器に登録されているアカウントリストから選択される。
図28は、シンクロビューイングする友人を指定する際の別の実施形態を示している。例えば、図27の「友人追加」ボタンを選択して決定ボタンを押すと、図28の画像が現れてもよい。この画像には、予め管理器に登録されている友人の顔画像や氏名が表示される。オーナーは、所望の友人に対応するチェックボックスに、チェック記号を記述することで、シンクロビューイングに参加する友人を指定することができる。次に戻るボタンを操作すると、画像は、図17の画像に戻り、ここでオーナーはメッセージを入力できる。
ユーザ(オーナー)はメッセージを入力した後、「お誘い実行」ボタンにカーソルを合わせて、決定ボタンを押すことにより、メッセージが各友人に送信される。お誘いを受けた友人は、受信箱を開き、メッセージを開封し、返信のメッセージを送信することになる。この場合の返信メッセージは、先頭或いは特定の位置に「承認」又は「保留」の返事を含む。「承認」は、シンクロビューイングすることであり、「保留」はシンクロビューイングするかどうかは不明であることを意味する。お誘いを受けた側の友人のTV装置では、シンクロビューイングする番組の視聴予約を自動的に行うか、或いは視聴予約を行うための画像に移行する。このとき、必要に応じて、先に説明した所謂チャンネルの「引き当て」も実行される。
オーナーのTV装置では、例えば図4で説明した領域106の画像で、誘った人全員の顔画像(或いはアイコン)を見ることができる。しかし誘われた側の友人のTV装置では、シンクロビューイングしている人だけの顔画像(或いはアイコン)を見ることができる。
シンクロビューイング機能は、オーナー側のTV装置で、録画番組やビデオオンデマンドでは例えば早送り、一時停止、逆送りなどが操作された場合、同様に、参加者側のTV装置においても同様な早送り、一時停止、逆送りなどが実行される。これは、シンクロビューイング動作状態においては、クラウドサービスサーバを通じて、オーナー側のTV装置の制御情報が、参加者側のTV装置にも伝達されるからである。
シンクロビューイング機能が利用される場合、タイムシフト機能が活用される。タイムシフト機能は、複数のチャンネル(例えば設定した6チャンネル)の全番組を例えば、同時録画し、例えば1週間乃至3週間程度、HDDに録画することができる。ユーザは、TV装置の操作により、視聴予約データを参照し、所望の番組を選択し、選択した番組の再生を実行させることができる。このタイムシフト機能を利用すると、多くの参加者とともにシンクロビューイングが可能となるし、又シンクロビューイングを実施できる番組が多くなる。
なおオンエアー放送番組のシンクロビューイングに関しては、オーナーが任意に参加者を選択してもよいし、誘われた友人が、参加を拒否してもよい。オンエアー放送番組は、地域により、時間帯が異なる場合があるからである。
TV装置は、図12で説明したように近距離無線通信機能を有し、携帯端末(たとえばタブレット)との間で通信を行うことができる。
したがって、カレンダー表示、月表示形態、リスト表示形態は、タブレット画面上で得ることも可能である。タブレットの表示画面は、解像度が高い。このために図29、図30、図31に示すような画像を得ることができる。図29はタブレットにおける画面で表示された月単位のカレンダー画像の例を示す。図30はタブレットにおける画面で表示された週単位のカレンダー画像の例を示す。図31はタブレットにおける画面で表示された日単位のカレンダー画像の例を示す。
この画像例からも分かるように、TV装置の表示画面では、月単位のカレンダーには、録画予約、視聴予約、行動予定などのイベントのアイコンが表示されている。しかし、タブレットにおいては、イベント名が表示される。本装置は上記の実施形態に限定されるものではない。
図32は、本装置の情報カレンダー処理システムにより得られる画像の他の例を示している。月単位のカレンダーから例えば、5月20日の領域が選択され、当日の各種イベントが表示された例を示している。ここで、イベントの中にデパートのセールイベントがカーソルで選択され、決定ボタンが押されたとする。すると、デパートのセールの内容が詳しく表示される。このような情報を利用してユーザは、当日5月20日の行動予定(買い物など)をキャンセルしたり、新たに決めたり、変更したりすることができる。ここでは、スーパー、デパートなどの予定を示しているが、劇場の催し物予定情報、映画館での映画上映予定情報、有名なスターなどの公開情報を取り込むこともできる。
本装置では、録画予約情報に基づいて録画予約が実行された場合、録画予約情報は録画履歴情報に変換されて保存される。また視聴予約情報は、視聴予約日時に視聴が実際に行われた後は、視聴履歴情報に変換されて保存される。上記した情報処理は、図25で示した情報カレンダー処理部で実行される。
上記した説明において、請求項の各構成要素において、構成要素を分割して表現した場合、或いは複数を合わせて表現した場合、或いはこれらを組み合わせて表現した場合であっても本発明の範疇である。また請求項を方法として表現した場合であっても本発明の装置を適用したものである。さらにまた、各部の名称はこれに限定されるものではなく、モジュール、ブロック、ユニット、回路、手段、部、装置など各種の置き換えが可能であることは勿論である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下は、特許査定を受けた請求項を付記するもので新規事項を追加するものではない。
(1) 第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶する記憶部と、
他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信する受信部と、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力する出力部と、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行する制御部と
を有し、
前記制御部は、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約が可能であって、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成される
電子機器。
他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信する受信部と、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力する出力部と、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行する制御部と
を有し、
前記制御部は、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約が可能であって、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成される
電子機器。
(2) 前記制御部は、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示し、予約取り込み操作が成されたときに、前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報に生成する、(1)記載の電子機器。
(3) 前記制御部は、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示する前に、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって、前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を生成し、前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報の代わりに、前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を少なくとも一部表示する、(1)記載の電子機器。
(4) 前記制御部は、1以上の他の人又は他の機器に関連付けて登録している情報を表示させ、その情報を選択することで、ユーザが視聴を予定している番組を、第1時間帯に、他の人に同時に視聴するように促すためのメッセージを送信するための処理を実行する、(1)記載の電子機器。
(5) 前記制御部は、前記電子機器と前記他の電子機器とで実質的に同じ番組を略同じに再生している場合であって、早送り、一時停止、逆送りの少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記電子機器と前記他の電子機器とで視聴中の番組の双方に対して、前記操作に応じて早送り、一時停止、逆送りの少なくとも1つの再生の制御を行うための処理を実行する(1)記載の電子機器。
(6) 前記第2付加情報は、イベントに関する情報であり、前記制御部は、前記イベントが指定された場合、前記イベントに関する詳細情報を表示するために出力させる(1)記載の電子機器。
(7) 前記受信部で取得する前記第2付加情報に関連する前記第2カレンダーのアカウントは、前記第1のカレンダーのアカウントとは異なる、(1)記載の電子機器。
(8) 前記受信部は、前記第2カレンダーの前記第2付加情報を、前記受信部を含む自装置から取得する(7)記載の電子機器。
(9) 前記受信部は、前記第2カレンダーの前記第2付加情報をLANで接続される他の装置から取得する(7)記載の電子機器。
(10) 前記受信部は、前記第2カレンダーの前記第2付加情報を外部のサーバから取得する(7)記載の電子機器。
(11) 記憶部、送受信部、出力部及び制御部を用いるカレンダー情報処理方法において、
第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶し、
他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信し、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力し、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行し、
前記制御部は、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約が可能であって、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成されるようにした、カレンダー情報処理方法。
第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶し、
他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信し、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力し、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行し、
前記制御部は、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約が可能であって、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成されるようにした、カレンダー情報処理方法。
(12) 前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示し、予約取り込み操作が成されたときに、前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報に生成する、(11)記載のカレンダー情報処理方法。
(13) 前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示する前に、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって、前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を生成し、前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報の代わりに、前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を少なくとも一部表示する、(11)記載のカレンダー情報処理方法。
(14) 1以上の他の人又は他の機器に関連付けて登録している情報を表示させ、その情報を選択することで、ユーザが視聴を予定している番組を、第1時間帯に、他の人に同時に視聴するように促すためのメッセージを送信するための処理を実行する、(11)記載のカレンダー情報処理方法。
(15) 前記電子機器と前記他の電子機器とで実質的に同じ番組を略同じに再生している場合であって、早送り、一時停止、逆送りの少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記電子機器と前記他の電子機器とで視聴中の番組の双方に対して、前記操作に応じて早送り、一時停止、逆送りの少なくとも1つの再生の制御を行うための処理を実行する(11)記載のカレンダー情報処理方法。
(16) 前記第2付加情報は、イベントに関する情報であり、前記制御部は、前記イベントが指定された場合、前記イベントに関する詳細情報を表示するために出力させる(11)記載のカレンダー情報処理方法。
(17) 前記送受信部で取得する前記第2付加情報に関連する前記第2カレンダーのアカウントは、前記第1のカレンダーのアカウントとは異なる、(11)記載のカレンダー情報処理方法。
(18) 前記第2カレンダーの前記第2付加情報を、前記送受信部を含む自装置から取得する(17)記載のカレンダー情報処理方法。
(19) 前記第2カレンダーの前記第2付加情報をLANで接続される他の装置から取得する(17)記載のカレンダー情報処理方法。
(20) 前記第2カレンダーの前記第2付加情報を外部のサーバから取得する(17)記載のカレンダー情報処理方法。
(21) 記憶部、送受信部、出力部を制御するコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶させるコマンドと、
他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信させるコマンドと、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力させるコマンドと、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行させるコマンドと、
前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約を可能とし、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成するコマンドとを備える、カレンダー情報処理プログラム。
第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶させるコマンドと、
他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信させるコマンドと、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力させるコマンドと、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行させるコマンドと、
前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約を可能とし、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成するコマンドとを備える、カレンダー情報処理プログラム。
(22) 前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示し、予約取り込み操作が成されたときに、前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報に生成するためのコマンドを備える、(21)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(23) 前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示する前に、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって、前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を生成し、前記第2番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報の代わりに、前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を少なくとも一部表示するためのコマンドを備える、(21)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(24) 1以上の他の人又は他の機器に関連付けて登録している情報を表示させ、その情報を選択することで、ユーザが視聴を予定している番組を、第1時間帯に、他の人に同時に視聴するように促すためのメッセージを送信するための処理を実行するためのコマンドを備える、(21)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(25) 前記電子機器と前記他の電子機器とで実質的に同じ番組を略同じに再生している場合であって、早送り、一時停止、逆送りの少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記電子機器と前記他の電子機器とで視聴中の番組の双方に対して、前記操作に応じて早送り、一時停止、逆送りの少なくとも1つの再生の制御を行うための処理を実行するためのコマンドを備える、(21)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(26) 前記第2付加情報は、イベントに関する情報であり、前記イベントが指定された場合、前記イベントに関する詳細情報を表示するために出力させるコマンドを備える、(21)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(27) 前記送受信部で取得する前記第2付加情報に関連する前記第2カレンダーのアカウントは、前記第1のカレンダーのアカウントとは異なる、(21)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(28) 前記第2カレンダーの前記第2付加情報を、前記送受信部を含む自装置から取得するコマンドを備える、(27)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(29) 前記第2カレンダーの前記第2付加情報をLANで接続される他の装置から取得するコマンドを備える、(27)記載のカレンダー情報処理プログラム。
(30) 前記第2カレンダーの前記第2付加情報を外部のサーバから取得するコマンドを備える、(27)記載のカレンダー情報処理プログラム。
100・・・画面、101、102、103、104,106・・・表示画面、300・・・TV装置、222・・・電子機器、231・・・クラウドアプリケーション部、232・・・アプリケーション共通部、234・・・ソケット部、241・・・統括コントローラ、242・・・ビュー制御部、243・・・モデル、411・・・タイムクラウドサービスサーバ、251・・・カレンダー制御部、252・・・情報カレンダー処理部252、253・・・付加情報取得部、254・・・自装置、255・・・家庭内LAN接続装置、256・・・情報カレンダー出力部、257・・・動作司令部、260・・・予約データ格納部
Claims (35)
- ネットワークを介して他のユーザが使用する他の電子機器と通信可能な電子機器であって、
ユーザによって第1番組が選択された場合に、放送波により送られる複数の番組のうち、前記第1番組を第1時間帯に表示するための処理を行う表示制御部と、
他のユーザに対して前記第1番組と同一又は同等の第2番組を、前記第1時間帯と同一又は実質的に同一な第2時間帯に視聴させるための操作がなされる場合、前記他のユーザが前記第2番組を前記第2時間帯に視聴するために用いられる付加情報を送信する通信手段とを備えた、電子機器。 - 前記表示制御部は、前記操作のために操作入力用の画像を表示器へ出力する請求項1に記載の電子機器。
- 前記画像は、前記他の電子機器のユーザの顔画像或いはアイコンを含む請求項2に記載の電子機器。
- 前記画像は、前記他の電子機器に送信するためのメッセージ入力部を含む請求項2に記載の電子機器。
- 前記第1番組は、オンエアー放送番組または記録媒体より再生された番組である請求項1記載の電子機器。
- 前記第1番組が視聴されているとき、ユーザ操作に基づく前記第1番組の再生動作に、前記他の電子機器における前記第2番組の再生動作が追従するように、制御部が、前記ユーザ操作に基づく制御情報を前記他の電子機器に送信する、請求項1に記載の電子機器。
- 前記再生動作は、早送り、逆送り、一時停止を含む請求項6に記載の電子機器。
- さらに、第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第3時間帯に放送される第3番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶する記憶部と、
前記他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第4時間帯に放送される第4番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信する受信部と、を有し、
前記表示制御部は、前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力し、
制御部は、前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた番組再生処理を実行する請求項1に記載の電子機器。 - 前記制御部は、さらに、前記他の電子機器から受信される前記第4番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第4番組に対応する第5番組の視聴予約又は録画予約が可能であって、
前記第5番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第4番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成される、請求項8に記載に電子機器。 - 前記制御部は、前記他の電子機器から受信される前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示し、予約取り込み操作が成されたときに、前記第4番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって前記第5番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報に生成する、請求項9に記載の電子機器。
- ネットワークを介して他のユーザが使用する他の電子機器と通信可能な電子機器の制御方法であって、
ユーザによって第1番組が選択された場合に、放送波により送られる複数の番組のうち、前記第1番組を第1時間帯に表示するための処理を行い、
他のユーザに対して前記第1番組と同一又は同等の第2番組を、前記第1時間帯と同一又は実質的に同一な第2時間帯に視聴させるための操作がなされる場合、前記他のユーザが前記第2番組を前記第2時間帯に視聴するために用いられる付加情報を送信する、
電子機器の制御方法。 - 前記操作のために操作入力用の画像を表示器へ出力する請求項11に記載の電子機器の制御方法。
- 前記画像は、前記他の電子機器のユーザの顔画像或いはアイコンを含む請求項12に記載の電子機器の制御方法。
- 前記画像は、前記他の電子機器に送信するためのメッセージ入力部を含む請求項12に記載の電子機器の制御方法。
- 前記第1番組は、オンエアー放送番組または記録媒体より再生された番組である請求項11記載の電子機器の制御方法。
- 前記第1番組が視聴されているとき、ユーザ操作に基づく前記第1番組の再生動作に、前記他の電子機器における前記第2番組の再生動作が追従するように、前記ユーザ操作に基づく制御情報を前記他の電子機器に送信する、請求項11に記載の電子機器の制御方法。
- 前記再生動作は、早送り、逆送り、一時停止を含む請求項16に記載の電子機器の制御方法。
- さらに、第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第3時間帯に放送される第3番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶し、
前記他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第4時間帯に放送される第4番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信し、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力し、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた番組再生処理を実行する、
請求項11に記載の電子機器の制御方法。 - さらに、前記他の電子機器から受信される前記第4番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第4番組に対応する第5番組の視聴予約又は録画予約が可能であって、
前記第5番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第4番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成される、請求項18に記載に電子機器の制御方法。 - 前記他の電子機器から受信される前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示し、予約取り込み操作が成されたときに、前記第4番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって前記第5番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報に生成する、請求項19に記載の電子機器の制御方法。
- ネットワークを介して他のユーザが使用する他の電子機器と通信可能な電子機器を制御するコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
ユーザによって第1番組が選択された場合に、放送波により送られる複数の番組のうち、前記第1番組を第1時間帯に表示するための処理を行うコマンドと、
他のユーザに対して前記第1番組と同一又は同等の第2番組を、前記第1時間帯と同一又は実質的に同一な第2時間帯に視聴させるための操作がなされる場合、前記他のユーザが前記第2番組を前記第2時間帯に視聴するために用いられる付加情報を送信するコマンドと、を備える電子機器の制御プログラム。 - 前記操作のために操作入力用の画像を表示器へ出力するコマンドを備える請求項21に記載の電子機器の制御プログラム。
- 前記画像は、前記他の電子機器のユーザの顔画像或いはアイコンを含む請求項22に記載の電子機器の制御プログラム。
- 前記画像は、前記他の電子機器に送信するためのメッセージ入力部を含む請求項22に記載の電子機器の制御プログラム。
- 前記第1番組は、オンエアー放送番組または記録媒体より再生された番組である請求項21記載の電子機器の制御プログラム。
- 前記第1番組が視聴されているとき、ユーザ操作に基づく前記第1番組の再生動作に、前記他の電子機器における前記第2番組の再生動作が追従するように、前記ユーザ操作に基づく制御情報を前記他の電子機器に送信するコマンドを備える、請求項21に記載の電子機器の制御プログラム。
- 前記再生動作は、早送り、逆送り、一時停止を含む請求項26に記載の電子機器の制御プログラム。
- さらに、第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第3時間帯に放送される第3番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶するコマンドと、
前記他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第4時間帯に放送される第4番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信するコマンドと、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力し、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた番組再生処理を実行するコマンドを備える、
請求項21に記載の電子機器の制御プログラム。 - さらに、前記他の電子機器から受信される前記第4番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第4番組に対応する第5番組の視聴予約又は録画予約が可能であって、
前記第5番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第4番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成するコマンドを備える、請求項28に記載に電子機器の制御プログラム。 - 前記他の電子機器から受信される前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を表示し、予約取り込み操作が成されたときに、前記第4番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって前記第5番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報に生成するコマンドを備える、請求項29に記載の電子機器の制御プログラム。
- ネットワークを介して第1電子機器と相互通信可能な通信部と、
表示信号の出力部と、
番組を選択して前記表示信号として前記出力部へ出力する信号処理部と、
第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶する記憶部と、
他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信する受信部と、
制御部と、を有し、
前記出力部は、前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力し、
前記制御部は、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行する手段と、
前記選択した第4番組が視聴されており、前記第4番組と同一または同等の番組の視聴を促すための操作がなされたとき、前記第4番組を選択し視聴するための付加情報を前記第1電子機器へ前記通信部を介して送信する手段を有する、電子機器。 - ネットワークを介して複数の電子機器と相互通信可能な通信部と、表示信号の出力部と、番組を選択して前記表示信号として前記出力部へ出力する信号処理部と、第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶する記憶部と、他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信する受信部と、制御部と、を有する電子機器の制御方法であって、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力し、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行し、
前記選択した第4番組が視聴されており、シンクロビューイングのための操作がなされたとき、前記第4番組を選択し視聴するための付加情報を第1の電子機器へ送信する、電子機器の制御方法。 - 前記制御部は、
さらに、前記他の電子機器から受信される前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約可能であり、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成する、請求項32に記載の電子機器の制御方法。 - ネットワークを介して複数の電子機器と相互通信可能な通信部と、表示信号の出力部と、番組を選択して前記表示信号として前記出力部へ出力する信号処理部と、第1カレンダーに関連付けられ、第1地域の第1チャンネルで第1時間帯に放送される第1番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第1付加情報を記憶する記憶部と、他の電子機器から、第2カレンダーに関連付けられ、第2地域の第2チャンネルで第2時間帯に放送される第2番組の視聴予約又は録画予約の情報に対応する第2付加情報を受信する受信部と、を制御部するコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
前記第1付加情報と前記第2付加情報とを、前記第1カレンダーに関連付けて出力するコマンドと、
前記第1カレンダーの前記第2付加情報に対するユーザの操作に基づいた処理を実行するコマンドと、
前記選択した第4番組が視聴されており、前記第4番組と同一または同等の番組の視聴を促すための操作がなされたとき、前記第4番組を選択し視聴するための付加情報を第1の電子機器へ送信するコマンドと、を備える電子機器の制御プログラム。 - さらに、前記他の電子機器から受信される第5番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、前記第2番組に対応する第3番組の視聴予約又は録画予約可能なコマンドと、
前記第3番組の視聴予約又は録画予約に用いられる情報は、前記第1地域と前記第2地域の相違に従って、前記第2番組の視聴予約又は録画予約の情報を用いて、放送されるチャンネル、又は放送される時間帯の少なくとも一方を変更することによって生成するコマンドを備える、請求項34に記載の電子機器の制御プログラム。
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