JP2015044592A - プッシュ型ポンプディスペンサー及びそれに組み込まれる合体バルブ構造体 - Google Patents

プッシュ型ポンプディスペンサー及びそれに組み込まれる合体バルブ構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】全体として部品点数が極めて少なく組み付けが効率的であり、しかも復帰力を得るためのバネも動きが十分に安定したものとなる蓄圧式のプッシュ型ポンプディスペンサー組み込まれる合体バルブ構造体を提供する。【解決手段】Fバルブ部3とSバルブ部1と両者を連結するリターンバネ部2とよりなるプッシュ型ポンプディスペンサー用の合体バルブ構造体であって、Fバルブ部3とSバルブ部1とリターンバネ部2とが一体化されており、該リターンバネ部2が互いに対向する一対の波板状の板バネよりなる合体バルブ構造体。【選択図】図1

Description

本発明は、プッシュ型ポンプディスペンサーに関し、より詳しくは、部品点数が極めて少なく組み付けが容易でしかも復帰力を得るためのバネ体も動きが十分に安定したものとなるプッシュ型ポンプディスペンサーに関する。
容器に収容された液体を所望の位置に吹き付ける装置として従来からポンプディスペンサーが知られている。
このようなポンプディスペンサーは、ピストンとシリンダーを備えており、該ピストンをトリガーを介して、或いは直接的に動かし、ピストン内の加圧、減圧作用による圧力変化を利用して液体をノズルから噴射させる装置であり、その改良も含めて数多く開発が行われている。
ところで、最近ではシリンダー内の圧力が所定圧より高くなった時に一挙に液体をノズルから均一に噴射できるポンプディスペンサー、いわゆる蓄圧タイプのポンプディスペンサーが有用視されている。
そのため蓄圧タイプのトリガー式ポンプディスペンサー(例えば、特許文献1参照)やピストンを直接動かすタイプのプッシュ型ポンプディスペンサー(例えば、特許文献2、特許文献3参照)が種々上市されてきている。
ところで、蓄圧式のポンプディスペンサーは、操作初期において、比較的強くピストンを押す必要がある。
後者のプッシュ型ポンプディスペンサーは、前者のトリガー式ポンプディスペンサーに比べ押圧力が直接ピストンに伝わる構造を備えているため、ノズルヘッドを手の平で押すことによりピストンを動かすこともできる。
この場合、ピストンの軸心が揺れないので動きもスムースに行える利点がある。
しかし、このプッシュ型ポンプディスペンサーは、蓄圧バルブ自体が複数の構成部品よりなる上、ポンプディスペンサー全体としても部品点数が多く(少なくとも4個以上)組み付け工数の点から十分効率的なものではなかった。
しかもポンプディスペンサーには、押し下げたノズルヘッドを元の位置に戻す復帰力を与えるためのバネ或いはスプリングが必ず組み込まれているが、ノズルヘッドの上下方向の移動に際して、この復帰力を得るためのバネ体がガタ付く等の問題があった。
すなわちノズルヘッドの上下移動が必ずしも十分に安定したものとはえなかった。
特開2009−160573号公報 特開2002−11394号 特開2003−38990号
本発明は上記事情を背景になされたものである。
すなわち本発明の目的は全体として部品点数が極めて少なく組み付けが効率的であり、しかも復帰力を得るためのバネも動きが十分に安定したものとなる蓄圧式のプッシュ型ポンプディスペンサーを提供することを目的とする。
更にはそれに組み込まれる合体バルブ構造体を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、Fバルブ部とSバルブ部と復帰力を与えるバネ体とを一体化することにより部品点数が減る上、組み付けがし易いことを見出し、これをヒントに、本発明を完成するに至った。
本発明は、(1)、Fバルブ部3とSバルブ部1と両者を連結するリターンバネ部2とよりなるプッシュ型ポンプディスペンサー用の合体バルブ構造体であって、Fバルブ部3とSバルブ部1とリターンバネ部2とが一体化されており、該リターンバネ部2が互いに対向する一対の波板状の板バネよりなる合体バルブ構造体に存する。
また、本発明は、(2)、一対の板バネ間にFバルブ部3が開くのを阻止するためのストッパー22を備えた上記(1)記載の合体バルブ構造体に存する。
また、本発明は、(3)、Fバルブ部3は弁体11と基部13と両者を連結するバネ片32とからなる上記(1)又は(2)記載の合体バルブ構造体に存する。
また、本発明は、(4)、上記(1)〜(3)のいずれか1項記載の合体バルブ構造体を備えたプッシュ型ポンプディスペンサーに存する。
また、本発明は、(5)、容器に取り付け可能なキャップ部51とシリンダー部52とが一体化したシリンダーキャップ構造体5と、ノズルヘッド部41とピストン部42とが一体化したノズルピストン構造体4とよりなり、シリンダー部52にピストン部42が摺動可能に装着された上記(4)記載のプッシュ型ポンプディスペンサーに存する。
また、本発明は、(6)、ノズルヘッド部41がキャップ部51に仮固定可能である上記(5)記載のプッシュ型ポンプディスペンサーに存する。
また、本発明は、(7)、ノズルヘッド部41がシリンダー部52の上端に仮固定可能である上記(5)記載のプッシュ型ポンプディスペンサーに存する。
なお、本発明の目的に沿ったものであれば、上記(1)〜(7)を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明の合体バルブ構造体は、Fバルブ部3とSバルブ部1と両者を連結するリターンバネ部2とよりなるプッシュ型ポンプディスペンサー用の合体バルブ構造体である。
そしてFバルブ部3とSバルブ部1とリターンバネ部2とが一体化されており、部品数が少なく、組み付けも極めて容易である。
またリターンバネ部2が互いに対向する一対の波板状の板バネよりなるので、捻れが生じにくく配設状態が安定する。
結果的にノズルヘッドの不用意な回動も生じない。
また一対の板バネ間にFバルブ部3が開くのを阻止するためのストッパー22を備えることにより、容器内の液が、突然、シリンダー内に入り込むのを防止できる。
図1は、本発明のプッシュ型ポンプディスペンサー用に用いられる合体バルブ構造体を示す図であり、図1(a)は側面図であり、図1(b)は、図1(a)の断面図であり、図1(c)は底面図である。 図2は、合体バルブ構造体が組み込まれたプッシュ型ポンプディスペンサーを示す断面図である。 図3は、ノズルピストン構造体を少し押し下げた状態のプッシュ型ポンプディスペンサーを示す断面図である。 図4は、ノズルピストン構造体を最下位まで押し下げた状態のプッシュ型ポンプディスペンサーを示す断面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
(第1実施の形態)
図1は、本発明のプッシュ型ポンプディスペンサー用に用いられる合体バルブ構造体を示す図であり、図1(a)は側面図であり、図1(b)は、図1(a)の断面図であり、図1(c)はで底面図ある。
まずこの合体バルブ構造体について述べる。
図1に示すように、本発明の合体バルブ構造体Aは、Fバルブ部31とSバルブ部13と両者を連結するリターンバネ部22とよりなりプッシュ型ポンプディスペンサー用として組み込まれて使用される。
これらFバルブ部3、Sバルブ部1、及びリターンバネ部2は、各々が一体となり全体として一つの部品である合体バルブ構造体Aを形成している。
Sバルブ部1は、柱状の弁体11と基部13と両者を連結する小バネ部12とからなり、これらは一体となっている。
このSバルブ部1は、組み付けの際は、後述するようにノズルピストン構造体の内筒部411に収納される。
そして弁体11をノズルピストン構造体4の内筒部411に収納する際は、基部13を内筒部411に圧入するようにして装着される。
内筒部411の中は、Sバルブ部1が装着された場合、空気が密封された状態となる。
一方、Fバルブ部3は、円盤状の弁体31と該弁体31にバネ片32を介して形成された輪状の基部33とよりなる。
弁体31は圧を受けることにより、バネ片32の弾性力に抗して開き又は閉じる。
輪状の基部33はリターンバネ部2により下方に押圧されシリンダー部52の底に当接している。
弁体31はバネ片32に抗して少し上方に移動することで、通路(チューブ部の解放穴)を開くことになる。
リターンバネ部2はSバルブ部1の基部13とFバルブ部3の間にあって弾発力を発揮する部分である。
リターンバネ部2は、後述するように、ノズルピストン構造体4の一部であるノズルヘッド部41の上下移動に復帰力を与えるものである。
尚、リターンバネ部2は最上位にある場合にも、弾発力を維持するように設定されている。
ここでリターンバネ部2は、互いに対向する一対の波板状の板バネ21,21よりなるもので、好ましくは波の底部同士が接近するように対向している。
リターンバネ部2は、このように一対の波板状の板バネ21,21を備えているので、一定の空間内でバネ力を十分に大きくすることができる。
更に使用時、ノズルヘッド部41の上下移動により波板状の板バネ21,21が捻れ力を受けても、対抗力が生じて捻れ難い。
そのためノズルヘッドの41の不用意な回動は回避される。
また、リターンバネ部2は一対の板バネ間にストッパー22を備えており、このストッパー22は、Sバルブ1の基部13から下方に垂下するように形成されている。
ストッパー22の下端が、Fバルブ部3(詳しくは弁体31)に当たることにより、Fバルブ部3を押さえ付けて、その開き動作を阻止する。
当然、ストッパー22がFバルブ部3に当接した段階では、ノズルヘッド部41は最下位となり、これ以上下がらない。
通常、液が充填されている容器に取り付けられたプッシュ型ポンプディスペンサーは、その輸送時には、振動等により不用意にノズルヘッド部41が下がって液が吐出しないように、最上位或いは最下位にノズルヘッド部41を仮止めできるような工夫を施されている。
本発明では、キャップ部51に形成されたネジ部N2が、最下位にノズルヘッド部41を仮固定することができる。
すなわちノズルヘッド部41の外筒部412の下部N1をキャップ部51のネジ部N2にねじ込む。
しかし、これだけだと揺れや衝撃によってFバルブ部3が開く危険がある。
この実施の形態のようにストッパー22を備えることによりFバルブ部3を押さえ付けることができるためその危険は全くない。
そのため容器内の液が不用意にシリンダー内に入り込むのを防止できるのである。
またストッパー22は一対の板バネ21,21の間に位置するので、板バネ同士が撓んで絡み合おうとしてもそれを阻止することができる。
また、組み込む際、ストッパー22を板バネで挟み込むように把持できるので板バネが大きく屈曲するようなことがなく組み付けがし易い。
ストッパー22としては、Fバルブ部3を押さえ込むことができる形状のものであればよく、例えば、棒状、板状等の形状が採用される。
なお、組み込まれた際は、合体バルブ構造体AのFバルブ部3とリターンバネ部2は、後述するノズルピストン構造体4のピストン部42やシリンダーキャップ構造体5シリンダー部52に位置するように装着される。
(プッシュ型ポンプディスペンサーの例)
次に、本発明の合体バルブ構造体Aが備わったプッシュ型ポンプディスペンサーの一例を示す。
このプッシュ型ポンプディスペンサーは、ノズルピストン構造体4とシリンダーキャップ構造体5と合体バルブ構造体Aとからなる。
まずノズルピストン構造体4は、前方に突出したノズル413を有するノズルヘッド部41と該ノズルヘッド部41から下方に垂下するように形成された円筒状のピストン部42とを備える。
またノズルヘッド部41は、その下方に垂下するように形成された内筒部411と、該内筒部411より外側に同様に垂下するように形成された外筒部412とを有する。
ピストン部42は、内筒部411と外筒部412との間に位置するように形成されている。
ピストン部42の下端には外広がりに形成された第1鍔部T1と該第1鍔部より上方に一定距離離れた位置に突出するように形成された第2鍔部T2を備える。
このピストン部42は、後述するように、シリンダーキャップ構造体5シリンダー部52に装着され、シリンダー部52内を摺動する。
第1鍔部T1と第2鍔部T2は、シリンダー部52とピストン部42との間を封止しており、外気がシリンダー部内に入ることはない。
一方、シリンダーキャップ構造体5は、シリンダー部52とキャップ部51とよりなり、それらが一体となっている。
シリンダー部52は、キャップ部51の頂面より下方に垂下するように且つ上方に起立するように形成されている。
またシリンダー部の底には、容器内の液を吸い上げるための、それより小径の吸い上げ管が垂下形成されている。
キャップ部51はネジ込みや、スナップオン結合等の取り付け手段により容器の口部に取り付け可能である。
また先述したように、キャップ部51の頂面には、ノズルヘッド部41の下部N1(詳しくは外筒体4の下部N1)がねじ込みにより仮固定されるようなネジ部N2が設けられている。
この場合、ノズルピストン構造体4の外筒部412はシリンダー部52に外挿されており、ピストン部42とこの外筒部412とで、シリンダー部52を挟み込むような配置になるため、ノズルヘッドの上下移動がスムースに安定して行われる。
また外筒部412の内周壁に形成された環状突出部K2がシリンダー部52の外周壁に形成された環状突出部K1に掛止してノズルピストン構造体の最上位が決まる。
また合体バルブ構造体AのSバルブ部1は、ノズルピストン構造体4の小筒部内に装着され、Fバルブ部3は、シリンダー部52の底面に当接される。
この時、Fバルブ部3は、リターンバネ部2の弾圧力により、シリンダー部52の底面に圧接される。
ところで、シリンダーキャップ構造体5とノズルピストン構造体4と合体バルブ構造体Aとを相互に組み付けるには、まずノズルピストン構造体4に合体バルブ構造体Aを装着した状態とする。
尚、この時、Fバルブ部3が内円筒に411に装着されている。
その後、上方から合体バルブ構造体Aをノズルピストン構造体4と共に、シリンダーキャップ構造体5に押し入れるだけでよい。
このように、単に3点の部品を組み付けることでプッシュ型ポンプディスペンサーは、簡単に完成する。
プッシュ型ポンプディスペンサーは、以上述べたような独特の構造を有するものであるが、シリンダーキャップ構造体5(ピストン部42とキャップ部51とよりなる)やノズルピストン構造体4(ノズルヘッド部41とピストン部42とよりなる)や合体バルブ構造体(Fバルブ部3とSバルブ部1とリターンバネ部2とよりなる)は、PE、PP、POM等の合成樹脂を使って射出成形により一体に形成される。
(プッシュ型ポンプディスペンサーの使用例)
容器に取り付けたプッシュ型ポンプディスペンサーを使用するには、例えば、手でノズルピストン構造体4のノズルヘッド部41を押し下げると、シリンダー部内に充填されている液が圧を受ける。
そのためSバルブ部1が開いて(この時、Fバルブ部3は閉じている)液がノズルから吐出される。
この場合、Sバルブ部1は、小バネ部12の弾性力より大きい圧を受けると初めて開くことになる。
なお、詳しくは、Sバルブ部1を開く圧は、小バネ部12の圧と僅かながらの小筒部内の空気圧とを加算した圧である。
次にノズルヘッド部41から手を離すと、リターンバネ部2の復帰力によりノズルヘッド部41は上昇する。
シリンダー部内は負圧になるため、Sバルブ部1は閉じFバルブ部3が開いて容器内の液が吸い上げ管を通ってシリンダー内に上がってくる。
以下、この操作が繰り返される。
(プッシュ型ポンプディスペンサーの輸送時)
プッシュ型ポンプディスペンサーを輸送する場合の利点を述べる。
輸送時は、シリンダーキャップ構造体5に対してノズルピストン構造体4を押し入れて最下位にする。
そしてノズルピストン構造体4(詳しくはノズルヘッド部41)を回動させて外筒部412の下部N1をシリンダーキャップ構造体5のキャップ部51のネジ部N2にねじ込んで仮固定させる。
この段階で、ストッパー22は、丁度、Fバルブ部3に当接してそれを押さえ込んだ状態となっている。
従って、プッシュ型ポンプディスペンサーが、輸送中、不用意に振動や衝撃を受けても、Fバルブ部3は開くことはなく容器内の液がシリンダー部内に入らない。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
実施の形態の合体バルブ構造体において、一対の板バネ間にストッパーを備えているのに対し、それを省略することも可能である。
また、ノズルヘッド部41を最上位に仮固定する手段として、シリンダー部52の上端にネジ部を設けることも可能である。
プッシュ型ポンプディスペンサーにおいては、キャップ部を容器の口部に取り付けるには、ねじ込み、バヨネット結合、スナップ結合等の種々のものが採用される。
また、ノズルヘッド部41を最上位或いは最下位に仮止めする手段は、ねじ込みの他、嵌合や係合等が採用される。
また本発明を図に示すようなプッシュ型ポンプディスペンサーで説明したが、必ずしもこのような形のものに限定されるものではない。
本発明のプッシュ型ポンプディスペンサーは、3つの部品からなり部品点数が極端に少なく、組み付けが非常に容易である。
Sバルブ部1とリターンバネ部2とが一体化された合体バルブ構造体を使用しているので、使用中、復帰力を得るためのバネ体がガタ付くことがない。
蓄圧式のプッシュ型ポンプディスペンサーの他に、直動式のプッシュ型ポンプディスペンサーにも利用可能である。
1・・・Sバルブ部
11・・・弁体
12・・・小バネ部
13・・・基部
2・・・リターンバネ部
21・・・板バネ部
22・・・ストッパー
3・・・Fバルブ部
31・・・弁体
32・・・バネ片
33・・・環状の基部
4・・・ノズルピストン構造体
41・・・ノズルヘッド部
411・・・内筒部
412・・・外筒部
413・・・ノズル
42・・・ピストン部
5・・・シリンダーキャップ構造体
51・・・キャップ部
52・・・シリンダー部
A・・・合体バルブ構造体
K1・・・環状突出部
K2・・・環状突出部
N1・・・下部
N2・・・ネジ部
T1・・・第1鍔部
T2・・・第2鍔部

Claims (7)

  1. Fバルブ部とSバルブ部と両者を連結するリターンバネ部とよりなるプッシュ型ポンプディスペンサー用の合体バルブ構造体であって、Fバルブ部とSバルブ部とリターンバネ部とが一体化されており、該リターンバネ部が互いに対向する一対の波板状の板バネよりなることを特徴とする合体バルブ構造体。
  2. 一対の板バネ間にFバルブ部が開くのを阻止するためのストッパーを備えたことを特徴とする請求項1記載の合体バルブ構造体。
  3. Fバルブ部は弁体と基部と両者を連結するバネ片とからなることを特徴とする請求項1又は2記載の合体バルブ構造体。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の合体バルブ構造体を備えたプッシュ型ポンプディスペンサー。
  5. 容器に取り付け可能なキャップ部とシリンダー部とが一体化したシリンダーキャップ構造体と、ノズルヘッド部とピストン部とが一体化したノズルピストン構造体とよりなり、シリンダー部にピストン部が摺動可能に装着されたことを特徴とする請求項4記載のプッシュ型ポンプディスペンサー。
  6. ノズルヘッド部がキャップ部に仮固定可能であることを特徴とする請求項5記載のプッシュ型ポンプディスペンサー。
  7. ノズルヘッド部がシリンダー部の上端に仮固定可能であるあることを特徴とする請求項5記載のプッシュ型ポンプディスペンサー。
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