JP2015044522A - 自動車の車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前面衝突の衝突荷重でエンジンルーム内に配置したエンジン等の搭載物が後退してダッシュパネルロアの前面に衝突した場合、ダッシュパネルロアの面外荷重を下げることで強度および軽量化を両立する。【解決手段】 CFRP製のダッシュパネルロア15の下部およびCFRP製のフロアパネル12の前部に跨がるように設けた荷重伝達部材19は、前面の荷重受け壁19cがダッシュパネルロア15の前面よりも前方に突出するとともに、下面の下部荷重伝達壁19bがフロアパネル12の下面に接続するので、前面衝突によりエンジンルーム18内に搭載したエンジン等の搭載物25が後退して荷重伝達部材19の荷重受け壁19cに衝突荷重Fが入力したとき、その衝突荷重Fの一部が荷重伝達部材19の下面の下部荷重伝達壁19bを介して直接フロアパネル12の下面に伝達されて吸収されることで、ダッシュパネルロア19の破壊や後方への倒れを最小限に抑えることができる。【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンルームの後方において上下方向に起立するダッシュパネルロアと、前記ダッシュパネルロアの下部から後方に延びるフロアパネルとをCFRPで形成した自動車の車体構造に関する。
フロントサイドフレームの後端を車幅方向に二股に分岐させてセンタートンネルの前端およびフロントピラーロアの前端に接続することで、フロントサイドフレームに入力した衝突荷重をセンタートンネルおよびフロントピラーロアに分散してダッシュパネルの破壊を防止するものが、下記特許文献1および下記特許文献2により公知である。
特開2010−155539号公報 特許第4779786号公報
ところで、上記特許文献1および上記特許文献2に記載されたものは、フロントサイドフレームの後端をセンタートンネルおよびフロントピラーロアの前端に接続する二股の分岐部は、フロントサイドフレームに入力した衝突荷重をセンタートンネルおよびフロントピラーロアに確実に伝達するために大きな寸法および強度が必要であり、その分だけ車体重量が増加する問題があった。
特に、前面衝突の衝突荷重でエンジンルーム内に配置したエンジン等が後退してダッシュパネルロアの前面に衝突したような場合、後退するエンジン等が衝突したダッシュパネルロアに面外荷重が作用するが、CFRP製のダッシュパネルロアは、層間剥離等の影響により、面内荷重に対して面外荷重に対する強度が低くなる。そこで、CFRP製のダッシュパネルロアの板厚を増加させたり、補強構造を追加したりして強度を高めようとすると、重量が増加してダッシュパネルロアをCFRP製としたことの利点を活かすことができなくなる。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、前面衝突の衝突荷重でエンジンルーム内に配置したエンジン等の搭載物が後退してダッシュパネルロアの前面に衝突した場合、ダッシュパネルロアの面外荷重を下げることで強度および軽量化を両立することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンルームの後方において上下方向に起立するダッシュパネルロアと、前記ダッシュパネルロアの下部から後方に延びるフロアパネルとをCFRPで形成した自動車の車体構造であって、ダッシュパネルロアの下部および前記フロアパネルの前部に跨がるように荷重伝達部材を設け、前記荷重伝達部材の前面の荷重受け壁は前記ダッシュパネルロアの前面よりも前方に突出するとともに、前記荷重伝達部材の下面の下部荷重伝達壁は前記フロアパネルの下面に接続することを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ダッシュパネルロアおよび前記フロアパネルは車体外側に位置するアウタースキンと車体内側に位置するインナースキンとを備え、前記インナースキンは前記ダッシュパネルロアの後面から後下方に延びて前記フロアパネルの上面に連なる傾斜壁を備え、前記荷重伝達部材の上面の上部荷重伝達壁は前記傾斜壁の上端の前方に対向することを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記荷重伝達部材は、少なくとも後面を除く部分が閉じた箱状部材であることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記荷重伝達部材はCFRP製であって前記ダッシュパネルロアおよび前記フロアパネルと一体に形成されることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記荷重伝達部材は前記アウタースキンと一体に形成され、前記荷重伝達部材と前記インナースキンとの間にエネルギー吸収部材が配置されることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1〜請求項5の何れか1項の構成に加えて、前記荷重伝達部材は鋼板プレス製であり、締結部材あるいは接着により固定されることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
尚、実施の形態のリベット26は本発明の締結部材に対応する。
請求項1の構成によれば、エンジンルームの後方において上下方向に起立するダッシュパネルロアと、ダッシュパネルロアの下部から後方に延びるフロアパネルとがCFRPで形成される。ダッシュパネルロアの下部およびフロアパネルの前部に跨がるように荷重伝達部材を設け、荷重伝達部材の前面の荷重受け壁はダッシュパネルロアの前面よりも前方に突出するとともに、荷重伝達部材の下面の下部荷重伝達壁は前記フロアパネルの下面に接続するので、自動車の前面衝突によりエンジンルーム内に搭載したエンジン等の搭載物が後退して荷重伝達部材の荷重受け壁に衝突荷重が入力したとき、その衝突荷重の一部が荷重伝達部材の下面の下部荷重伝達壁を介して直接フロアパネルの下面に伝達されて吸収されるので、衝突荷重によるダッシュパネルロアの破壊や後方への倒れを最小限に抑えることができ、ダッシュパネルロアの強度および軽量化を両立することができる。
また請求項2の構成によれば、ダッシュパネルロアおよびフロアパネルは車体外側に位置するアウタースキンと車体内側に位置するインナースキンとを備え、インナースキンはダッシュパネルロアの後面から後下方に延びてフロアパネルの上面に連なる傾斜壁を備え、荷重伝達部材の上面の上部荷重伝達壁は傾斜壁の上端の前方に対向するので、荷重伝達部材の上部荷重伝達壁からダッシュパネルロアのアウタースキンに入力した衝突荷重は、その後方に位置するダッシュパネルのインナースキンの傾斜壁の上端から該傾斜壁を介してフロアパネルの上面に伝達されて吸収されるだけでなく、傾斜壁が筋交いとして機能することでダッシュパネルロアの後方への倒れが一層効果的に防止される。
また請求項3の構成によれば、荷重伝達部材は、少なくとも後面を除く部分が閉じた箱状部材であるので、前方から入力する衝突荷重に対する荷重伝達部材の強度が高くなり、前記衝突荷重をフロアパネルに効率的に伝達して吸収することができる。
また請求項4の構成によれば、荷重伝達部材はCFRP製であってダッシュパネルロアおよびフロアパネルと一体に形成されるので、荷重伝達部材を別部材で構成してダッシュパネルロアおよびフロアパネルに取り付ける場合に比べて、部品点数を減らして製造コストを削減することができる。
また請求項5の構成によれば、荷重伝達部材はアウタースキンと一体に形成され、荷重伝達部材はとインナースキンとの間にエネルギー吸収部材が配置されるので、荷重伝達部材に入力した衝突荷重をエネルギー吸収部材の圧壊により吸収してインナー部材の破壊を防止することができる。
また請求項6の構成によれば、荷重伝達部材は鋼板プレス製であり、締結部材あるいは接着により固定されるので、荷重伝達部材自体を低コストで製造できるだけでなく、既存の車体に容易に後付けすることができる。
自動車の車体前部の斜視図。(第1の実施の形態) 図1の2−2線断面図。(第1の実施の形態) 図2に対応する図。(第2の実施の形態) 図2に対応する図。(第3の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1および図2に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。尚、本明細書において、前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図1に示すように、自動車の車体はCFRP(カーボン繊維強化樹脂)で一体に構成したキャビン11を備える。キャビン11は、フロアパネル12の左右両側部に沿って前後方向に延びる左右一対のサイドシル13,13と、左右のサイドシル13,13の前端から起立する左右一対のフロントピラーロア14,14と、フロアパネル12の前端から起立して左右のフロントピラーロア14,14の前端に接続するダッシュパネルロア15とを備える。ダッシュパネルロア15の前面には、アルミニウム鋳造製の左右一対のフロントサイドフレーム16,16の後端が固定されており、左右のフロントサイドフレーム16,16にはダンパーハウジング17,17が一体に形成される。
ダッシュパネルロア15の前方に形成されたエンジンルーム18には、左右のフロントサイドフレーム16,16に支持されたエンジンやトランスミッションのような大重量の搭載物25が配置される。搭載物25の後方に位置するダッシュパネルロア15の前面下部に、CFRP製の荷重伝達部材19が設けられる。
図1および図2から明らかなように、キャビン11のフロアパネル12およびダッシュパネルロア15は、車体外側に位置するアウタースキン20と、車体内側に位置するインナースキン21とを接合フランジ20a,21aで接合して中空に構成され、フロアパネル12およびダッシュパネルロア15の内部には、アウタースキン20およびインナースキン21間に挟まれた波板状のコア材22,23がそれぞれ配置される。
アウタースキン20はダッシュパネルロア15およびフロアパネル12の接続部で略直角に折れ曲がっているが、インナースキン21はダッシュパネルロア15の下部から後下方に傾斜してフロアパネル12の前部に接続する筋交い状の傾斜壁21bを備えており、この傾斜壁21bによりアウタースキン20およびインナースキン21間に形成された断面三角形状の空間には、軸線を前後方向に整列させたCFRP製のハニカム材よりなるエネルギー吸収部材24が配置される。
エネルギー吸収部材24の前方に配置される荷重伝達部材19はCFRP製で一体に形成した箱状の部材であり、前後方向に延びる上部荷重伝達壁19aおよび下部荷重伝達壁19bと、上部荷重伝達壁19aおよび下壁19の前端から前方にV字状の突出する一対の荷重受け壁19c,19cと、上部荷重伝達壁19a、下部荷重伝達壁19bおよび荷重受け壁19c,19cの車幅方向外端を接続する左右一対の側部荷重伝達壁19d,19dとを備える。上部荷重伝達壁19aおよび側部荷重伝達壁19d,19dから直角に折れ曲がって張り出すフランジ19eをダッシュパネルロア15のインナー部材23の前面に接着し、下部荷重伝達壁19bを後方に延長したフランジ19fをフロアパネルのインナー部材23の下面に接着することで、荷重伝達部材19はダッシュパネルロア15の下部およびフロアパネル12の前部に跨がるように固定される。このとき、荷重伝達部材19の上部荷重伝達壁19aはインナースキン21の傾斜壁21bの上端の前方に対向するように配置される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
車両の前面衝突によりエンジンルーム18内に配置したエンジンやトランスミッションのような大重量の搭載物25が後退すると、搭載物25の後面がダッシュパネルロア15の前面に設けた荷重伝達部材19の荷重受け壁19c,19cを後方に押圧する。搭載物25から荷重伝達部材19の荷重受け壁19c,19cに入力した衝突荷重Fは、荷重伝達部材19の上部荷重伝達壁19a、下部荷重伝達壁19bおよび左右の側部荷重伝達壁19d,19dを介してダッシュパネルロア15の前面に伝達され、そこからフロアパネル12に分散されて吸収される。
衝突荷重Fが荷重伝達部材19を介してダッシュパネルロア15を後方に押圧すると、ダッシュパネルロア15がフロアパネル12に接続する下端部を支点にして後方に倒れ、車室空間を狭める可能性がある。しかしながら、本実施の形態によれば、衝突荷重Fの一部は荷重伝達部材19の下部荷重伝達壁19bからフランジ19fを介してフロアパネル12の下面を構成するアウタースキン20に伝達され、かつ衝突荷重Fの他の一部は荷重伝達部材19の上部荷重伝達壁19aからダッシュパネルロア15の後面の傾斜壁21bを介してフロアパネル12の上面を構成するインナースキン21に伝達されるため、衝突荷重Fをフロアパネル12に効率的に伝達してダッシュパネルロア15の後方への倒れ抑制できるだけでなく、フロアパネル12への荷重伝達効率を高めてダッシュパネルロア15の破壊を防止するとともに衝撃吸収効果を有効に発揮させることができ、これによりダッシュパネルロア15の強度および軽量化を両立することができる。
このとき、荷重伝達部材19は、その後面を除く部分が上部荷重伝達壁19a、下部荷重伝達壁19b、荷重受け壁19c,19cおよび側部荷重伝達壁19d,19dにより閉じられた箱状部材であるので、前方から入力する衝突荷重Fに対する荷重伝達部材19の強度が高くなり、衝突荷重Fをフロアパネル12に効率的に伝達して吸収することができる。しかもダッシュパネルロア15の下部後面の傾斜壁21bの前方の断面三角形の空間にハニカム材よりなるエネルギー吸収部材24を配置したので、衝突荷重Fによりエネルギー吸収部材24を圧壊して衝撃吸収効果を高めることができる。
また荷重伝達部材19をキャビン11と別部材で構成してキャビン11に取り付けるので、荷重伝達部材19を既存のキャビン11に容易に後付けすることで大幅なコストダウが可能になるだけでなく、共通の荷重伝達部材19を複数機種のキャビン11に共用することも可能になる。
第2の実施の形態
次に、図3に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、荷重伝達部材19がキャビン11と別部材で構成されてキャビン11に接着により固定されているが、図3に示す第2の実施の形態では、荷重伝達部材19がキャビン11のアウタースキン20の一部を前方に膨出させることで一体に形成されている。そしてインナースキン21の傾斜壁21bの前方の断面三角形の空間と、荷重伝達部材19の内部の空間とに、CFRP製のハニカム材よりなるエネルギー吸収部材24が配置される。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の作用効果に加えて、荷重伝達部材19をアウタースキン20と一体化したことにより、部品点数を削減してコストダウンに寄与することができるだけでなく、荷重伝達部材19および傾斜壁21bの間に大型のエネルギー吸収部材24を配置して衝撃吸収効果を一層高めることができる。
第3の実施の形態
次に、図4に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、荷重伝達部材19がCFRP製であるが、図4に示す第3の実施の形態では、荷重伝達部材19が安価で製造が容易な鋼板プレス製であり、そのフランジ29e,29fがリベット26…でインナースキン21に締結される。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の作用効果に加えて、荷重伝達部材19のコストを削減することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、荷重伝達部材19の数は1個に限定されず、複数個であっても良い。
また荷重伝達部材19は実施の形態のCFRP製や鋼板プレス製に限定されず、任意の材質のものを採用することができる。
また本発明の鋼板プレス製の荷重伝達部材の締結部材は実施の形態のリベット26に限定されず、ボルト等の任意の締結部材であっても良く、鋼板プレス製の荷重伝達部材を接着により固定しても良い。
また本発明のエネルギー吸収部材24は実施の形態のCFRP製に限定されず、その構造もハニカム構造に限定されるものではない。
12 フロアパネル
15 ダッシュパネルロア
18 エンジンルーム
19 荷重伝達部材
19a 上部荷重伝達壁
19b 下部荷重伝達壁
19c 荷重受け壁
20 アウタースキン
21 インナースキン
21b 傾斜壁
24 エネルギー吸収部材
26 リベット(締結部材)

Claims (6)

  1. エンジンルーム(18)の後方において上下方向に起立するダッシュパネルロア(15)と、前記ダッシュパネルロア(15)の下部から後方に延びるフロアパネル(12)とをCFRPで形成した自動車の車体構造であって、
    ダッシュパネルロア(15)の下部および前記フロアパネル(12)の前部に跨がるように荷重伝達部材(19)を設け、前記荷重伝達部材(19)の前面の荷重受け壁(19c)は前記ダッシュパネルロア(15)の前面よりも前方に突出するとともに、前記荷重伝達部材(19)の下面の下部荷重伝達壁(19b)は前記フロアパネル(12)の下面に接続することを特徴とする自動車の車体構造。
  2. 前記ダッシュパネルロア(15)および前記フロアパネル(12)は車体外側に位置するアウタースキン(20)と車体内側に位置するインナースキン(21)とを備え、前記インナースキン(21)は前記ダッシュパネルロア(15)の後面から後下方に延びて前記フロアパネル(12)の上面に連なる傾斜壁(21b)を備え、前記荷重伝達部材(19)の上面の上部荷重伝達壁(19a)は前記傾斜壁(21b)の上端の前方に対向することを特徴とする、請求項1に記載の自動車の車体構造。
  3. 前記荷重伝達部材(19)は、少なくとも後面を除く部分が閉じた箱状部材であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動車の車体構造。
  4. 前記荷重伝達部材(19)はCFRP製であって前記ダッシュパネルロア(15)および前記フロアパネル(12)と一体に形成されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の自動車の車体構造。
  5. 前記荷重伝達部材(19)は前記アウタースキン(20)と一体に形成され、前記荷重伝達部材(19)と前記インナースキン(21)との間にエネルギー吸収部材(24)が配置されることを特徴とする、請求項2に記載の自動車の車体構造。
  6. 前記荷重伝達部材(19)は鋼板プレス製であり、締結部材(26)あるいは接着により固定されることを特徴とする、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の自動車の車体構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111907596A (zh) * 2019-05-10 2020-11-10 广州汽车集团股份有限公司 一种吸能标准件、前纵梁及吸能标准件的制作方法

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