JP2015042440A - ラチェット工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】公知先行技術の欠点を回避して、単純でかつ廉価に形成されているラチェット工具用の切換機構を提供する。【解決手段】切換スイッチの、駆動装置ハウジング12内に回転可能に支持された切換ピン54に、ばね72を備えた直径方向の孔70が設けられており、該直径方向の孔70内に一方の側で、ばね付勢された係止ボール82が設けられており、該係止ボールが、係止のために、駆動装置ハウジング12に設けられた対応する係止部94内に係合しており、直径方向の孔70の他方の側に、ばね付勢されたジョイントピン80が設けられており、該ジョイントピン80が、切換ピン54に設けられた突出部58を貫いて、ロック爪62に設けられた切欠き60内に案内されている。【選択図】図9

Description

本発明は、ねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具であって、
a)駆動装置ハウジングを備え、該駆動装置ハウジングが、ハウジングカバーによって閉鎖可能に形成されており、
b)前記駆動装置ハウジングに設けられた操作レバーを備え、
c)前記駆動装置ハウジング内に配置された駆動装置を備え、該駆動装置が、歯列を備えた回転部分を有し、該回転部分が、前記駆動装置ハウジング内に回転可能に支持されており、
d)差被せ工具または差込み工具を収容する差込み結合部を備え、該差込み結合部が前記回転部分に設けられており、
e)ロック爪を備え、該ロック爪が、前記駆動装置ハウジング内に旋回可能に配置されており、該ロック爪が歯列を有し、該歯列が、一方の回転方向にトルクを伝達するために前記回転部分の歯列に噛み合っており、
f)外部から操作可能な切換スイッチを備え、該切換スイッチを用いて、トルクの伝達のための回転方向および前記回転部分の歯列内への前記ロック爪の歯列の噛合いが調節されるようになっており、
g)前記ロック爪を前記切換スイッチに結合するジョイント結合部を備え、前記切換スイッチが、前記駆動装置ハウジング内に回転可能に支持された切換ピンを有しており、該切換ピンが突出部を備えており、該突出部が、前記ロック爪に設けられた切欠き内に切換のために係合するようになっており、
h)係止機構を備え、該係止機構を用いて前記切換スイッチが、所定の位置に係止可能に設けられている、
ラチェット工具に関する。
このようなラチェット工具は、自動車製作または航空機製作のような機械製作において多種多様に必要とされる。コンポーネントをねじによって結合することが必要となるあらゆる場所において、ラチェット工具はしばしば使用される。「ラチェット」とも呼ばれるラチェット工具は、レバーアームと工具ヘッドとから成っている。工具ヘッドは駆動装置ハウジングを有し、この駆動装置ハウジング内には回転部分、一般には歯車が、回転可能に支持されている。この歯車には、差被せ工具または差込み工具のための差込み結合部が結合されている。駆動装置ハウジング内のロック爪は、歯車の一方の回転方向しか許さない。こうして、一方の回転方向ではトルクが伝達され、他方の回転方向では、レバーアームを初期位置へ戻すことができる。これによって、ラチェット工具は操作時に、ねじから取り外されなくて済む。切換スイッチを用いて、ロック爪は歯車を一方の回転方向においても、他方の回転方向においてもロックすることができる。こうして、トルク伝達のために左回転もしくは右回転を設定することができる。
中華民国特許第434653号明細書には、駆動装置ハウジングと、この駆動装置ハウジングに取り付けられたレバーとを備えたラチェット工具が開示されている。駆動装置ハウジング内には、歯車が回転可能に支持されている。この歯車には、差被せ工具のための差込み結合部として四角形プロファイル、すなわち差込み角部が設けられている。切換スイッチにより、駆動装置ハウジング内のばね付勢された2つのロック爪のいずれか一方が選択される。このためには、切換スイッチが、ロック爪を適当なロック位置へセットする。各ロック爪はその都度、歯車の一方の回転方向しか許さない。これによって、切換スイッチの切換位置に応じて、左回転、または右回転のいずれかが設定され得る。切換スイッチのためには、種々の係止位置が設けられている。ハウジングカバーにより、駆動装置ハウジングは閉じられている。差込み結合部の差込み角部だけが、ハウジングカバーに設けられた開口を貫いて突出している。
独国実用新案第202012102520号明細書には、ラチェットを備えたスパナが開示されている。このスパナはラチェットボディと、駆動機構と、カバーリングと、調整部分とを有する。ラチェットボディの一方の端部には、開口が設けられている。軸方向で開口の内壁には、ラチェットボディに相応して収容室が形成され、この収容室はラチェットボディの他方の端部と一致している。このスパナはさらに、収容室の一方の側に、側方の連結開口を有する。軸方向で収容室の底部には、ラチェットボディに相応して挿入溝が形成される。この挿入溝内に前記調整部分が挿入されている。さらに、軸方向で挿入溝の底部には、ラチェットボディに相応して位置決め溝が設けられている。駆動機構はラチェットと、駆動エレメントとから形成される。この場合、ラチェットは前記開口内に挿入されている。ラチェットの外周面を巡るように、歯列が設けられている。前記駆動エレメントは前記収容室内に挿入されており、この場合、前記駆動エレメントの両端部のそれぞれ一方の端部には、それぞれ1つの突当て面が成形されている。両突当て面はこの場合、前記収容室の底部に載置されている。前記駆動エレメントの一方の側には、2つの連結用歯列が設けられており、両連結用歯列は互いに近接して配置されている。両連結用歯列は、ラチェットに相応して形成されており、ラチェットの歯列は、両連結用歯列のいずれか一方の歯列に選択的に噛み合わされて連結される。カバーリングを用いて、前記開口および収容室の側方の連結開口がカバーされる。このカバーリングは開口を備えており、この開口はラチェットに相応して形成されており、この開口によってラチェットの上側がしっかりと保持される。調整部分は切換エレメントと、第1の弾性エレメントと、第2の弾性エレメントとから成っている。切換エレメントは前記挿入溝内に挿入されていて、この挿入溝内で回転することができる。切換エレメントには、2つの隣接した切欠きが設けられている。位置決め溝は、選択的に両切欠きのいずれか一方の切欠きに相応して形成される。第1の弾性エレメントは位置決め溝内に挿入されており、これにより選択的に切換エレメントの両切欠きのうちのいずれか一方の切欠きに当接する。第2の弾性エレメントは切換エレメントに取り付けられており、これにより駆動エレメントに当接する。ラチェットがラチェットボディ周りに一方の方向に回転させられると、ラチェットの歯列は駆動エレメントの一方の連結用歯列に噛み合わされて連結される。それに対して、ラチェットがラチェットボディ周りに他方の方向に回転させられると、ラチェットの歯列は駆動エレメントの連結用歯列からステップバイステップ式に連結解除される。
独国特許出願公開第1678400号明細書に基づき、切換制御可能なラチェットが公知である。この切換制御可能なラチェットは、駆動レバーにより加えられたトルクを、ラチェットにより操作したい工具、たとえばナット、ボルトヘッド等を締め付けるためのソケットスパナに伝達するために使用される。このラチェットはヘッドを有し、このヘッドは駆動レバーを備えている。駆動レバーは切欠きと、この切欠き内に配置された、周面に歯列を備えたラチェット車とを備えており、このラチェット車は、工具を装着するための連結軸部(差込み角部)を有する。このラチェットは駆動レバーと、ラチェット車と、ラチェット機構とを有し、この場合、ラチェット機構はロック爪を包含する。このロック爪により、駆動レバーから、駆動されるラチェット車へ回転力が伝達される。多くの構造は、唯一つの二重作用を有するロック爪により特徴付けられている。このロック爪は2種類の位置の間で往復運動するか、または中心に取り付けられたピンを中心にして揺動する。種々のロック爪の形状および配置は、駆動レバーによって負荷が生じると、ロック爪に高い曲げ負荷または推動負荷が生じるように設定されている。切換レバーが支承ピンを有する。この切換レバーは、2つの位置で係止することのできる係止機構を有する。このためには、支承ピンが盲孔を有し、この盲孔内には、ばね付勢されたボールが挿入されている。このボールは2つの係止部で、つまり2つの位置で係止され得る。
独国実用新案第6808518号明細書には、2つの回転方向のためのラチェットを備えたレバースパナが開示されている。このレバースパナは、連行体成形部材を支持しかつその周面に歯列を保持したラチェット車と、同じ半径の対応歯列を備えたロック部材とから成っている。このロック部材は、ばねによってラチェット車に押圧される。ばねの一方の端部は回転体内に配置されており、この回転体は、手により操作可能なレバーによって、回転方向を設定するために回転され得る。
欧州特許第1961521号明細書に基づき、ラチェット工具が公知である。このラチェット工具はボディと、このボディ内に配置された歯車と、この歯車の円周を規定する多数の歯とを有する。このラチェット工具はロック爪を有し、このロック爪では、多数の歯が歯車に向けられている。ロック爪は、このロック爪が歯車に関して側方に可動となるようにボディ内に配置されており、この場合、ロック爪は第1の位置と第2の位置との間で可動となる。第1の位置では、ロック爪がボディと歯車との間に配置されているので、ボディはロック爪を介して第1の回転方向にトルクを伝達する。第2の位置では、ロック爪がボディと歯車との間に配置されているので、ボディはロック爪を介して、第1の回転方向とは逆向きの回転方向にトルクを伝達する。上記欧州特許明細書には、さらに、外部から操作可能な切換スイッチが開示されている。この切換スイッチを用いて、トルクを伝達するための回転方向および歯車への歯列の噛合いが調節される。このラチェット工具はジョイントを有し、このジョイントはロック爪を切換スイッチに結合する。この場合、切換スイッチは、ボディ内に回転可能に支持された切換ピンを有する。この切換ピンは突出部を備えており、この突出部はロック爪に設けられた切欠き内に切換のために係合する。切換スイッチの切換ピンには、ばねを備えた盲孔が設けられている。この場合、この盲孔内には、ジョイントに向いた側に、ばね付勢されたジョイントピンが設けられており、このジョイントピンは切換ピンの突出部を通じて、ロック爪の切欠き内に通じている。
公知先行技術の欠点は特に、ラチェット駆動装置のための切換機構が、比較的複雑で、しかも多数の個別構成要素を持って形成されていることである。このことは、このような工具の製造を高価にしている。幾つかのラチェットにおいては、切換機構が意図せずに自動的に切り換わってしまうという望ましくない性質を有することが判った。
中華民国特許第434653号明細書 独国実用新案第202012102520号明細書 独国特許出願公開第1678400号明細書 独国実用新案第6808518号明細書 欧州特許第1961521号明細書
したがって、本発明の課題は、公知先行技術の欠点を回避して、単純でかつ廉価に形成されているラチェット工具用の切換機構を提供することである。この場合、この切換機構は使用時に意図せずに切り換わってはならない。
この課題は、本発明によれば、冒頭で述べた形式の、ねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具において、
i)前記切換スイッチの前記切換ピンに、ばねを備えた直径方向の孔が設けられており、
−該直径方向の孔内に一方の側で、ばね付勢された係止ボールが設けられており、該係止ボールが、係止のために、前記駆動装置ハウジングに設けられた対応する係止孔内に係合しており、
−前記直径方向の孔の他方の側に、ばね付勢されたジョイントピンが設けられており、該ジョイントピンが、前記切換ピンに設けられた前記突出部を貫いて、前記ロック爪に設けられた前記切欠き内に案内されている、
ことにより解決される。
本発明は、ラチェット工具のためのできるだけ少数の構成部分を使用するという原則に基づいている。公知先行技術では、これまで、一方ではロック爪と切換スイッチの切換ピンとの間のジョイントのために緊締機構が使用されており、他方では、切換スイッチのための係止機構のために緊締機構が使用されていた。これらの緊締機構は、ラチェット工具の別個の機能エレメントである。しかし意想外にも、ジョイントの緊締機構と係止機構の緊締機構とを組み合わせることができることが判った。このために本発明によれば、切換スイッチの切換ピンに、直径方向の一貫した孔が設けられている。この孔内には、ばねエレメント、一般にはコイルばねが位置している。この孔の、ジョイントに向いた側には、ジョイントピンが設けられており、反対の側では、係止ボールが、切換時に駆動装置ハウジングに設けられた1つまたは複数の係止部内に係合する。この手段により、2つの別個のばね機構を使用しなくても済むようになる。このことは製造コストを節約し、かつラチェット工具の構造を単純にする。
本発明の有利な構成として、ラチェット工具の差込み結合部が、差被せ工具を収容するための多角形ピンもしくは多角形突起として形成されており、該多角形ピンが、歯車に同心的に配置されていて、駆動装置ハウジングを貫いて案内されていると好ましいことが判った。このような手段により、差込み工具は容易にラチェット工具に結合され得るようになる。多数の差込み工具は、対応する多角形収容部、すなわち多角形穴を有している。これにより、ラチェット工具は、たいていの差込み工具のために多目的に使用され得る。
本発明のさらに別の有利な構成では、ロック爪が、楔状の範囲を有し、該楔状の範囲が、トルクの伝達時に、駆動装置ハウジングの側壁に支持される。楔状の範囲は、回転部分が一方の回転方向にもはや回転し得なくなるようにロック爪をロックする。回転部分の歯列はロック爪の歯列にしっかりと噛み合う。このロック位置において、ラチェット工具によってトルクが伝達され得る。トルクを他方の回転方向に伝達しようとすると、ロック爪の楔止めが解除される。ロック爪の歯列は、駆動装置の回転部分の歯列に沿って空回りする。
本発明のさらに別の有利な構成では、本発明によるラチェット工具において、駆動装置ハウジングの側壁および/または駆動装置が、溝状の切欠きを有し、該溝状の切欠き内に、ハウジングボトムを取り付けるための取付け手段が設けられている。特に航空機保守もしくは航空機製造においては、タービン翼内に小部品が侵入してはならない。このような小部品はタービンを破壊して、破滅的な結果を招く恐れがある。しばしば、ねじまたはリベットが緩んでも、全く気付かれないことがある。本発明によるラチェット工具では、ハウジングボトムがもはやねじによって固定されていない。ハウジングボトムは取付け手段によって、ハウジングもしくは駆動装置部分の側壁に設けられた溝内に位置固定される。溝状の切欠きは通常、駆動装置ハウジングの内側に位置している。舌片状の取付け手段は、この溝状の切欠き内に係合し、これによりハウジングボトムはラチェット工具のハウジングに取り付けられる。これにより、ハウジングボトムを取り付けるためにねじまたはリベットのような小部品が使用されることが回避され得る。すなわち、このような小部品は、最悪の場合、緩み外れる恐れがある。駆動装置部分に設けられた溝により、取付け手段、たとえば相応する幅に設計されたスナップリングにより、ハウジングカバーはハウジングに位置固定され得る。スナップリングはこの場合、駆動装置部分に設けられた溝状の切欠き内に嵌め込まれ、したがってもはや滑りずれる恐れはない。このことは、ねじ等なしにハウジングボトムを所定の位置に保持する。
本発明によるラチェット工具のさらに別の有利な構成では、ハウジングボトムが、全体的または部分的にプラスチックから形成されている。このことは、製造時に有利である。射出成形部品が迅速にかつ廉価に製造され得る。さらに、プラスチックから成るハウジングボトムはラチェット工具のハウジングに簡単に組み付けられ得る。なぜならば、プラスチックはたいてい弾性的であるからである。その場合、ハウジングボトムもしくは取付け手段は、溝状の切欠き内に比較的容易に導入され得る。さらに、弾性であることには、プラスチックが減衰作用を発揮して、振動を吸収するという利点がある。したがって、組付け時には、組付け作業員の腕がそれほど迅速には疲れなくなる。
本発明のさらに別の特に有利な構成では、ハウジングボトムがクリップリップを有し、このクリップリップは取付け手段として、ラチェット工具の駆動装置ハウジングの前記溝状の切欠き内に閉鎖のためにクリップ止めされている、ハウジングボトムのこのような取付け形式は、ハウジングボトムのための材料が弾性的でない場合でも、駆動装置ハウジングにおける簡単な位置固定を可能にする。クリップリップはハウジングボトムを駆動装置ハウジングにしっかりとロックし、特殊な工具もしくは暴力を用いた場合にしかハウジング壁から解離され得ない。
本発明のさらに別の構成および利点は、請求項2以下に記載されている。
本発明によるラチェット工具を下側から見た平面図である。 本発明によるラチェット工具を上側から見た平面図である。 図1および図2に示したラチェット工具の、駆動装置ハウジングの範囲の縦断面図である。 本発明によるラチェット工具の分解斜視図である。 本発明によるラチェット工具を、駆動装置ハウジング用のハウジングボトムなしの状態で示す平面図である。 本発明によるラチェット工具の下側を、ハウジングボトムが取り外された状態で示す斜視図である。 本発明によるラチェット工具の駆動装置ハウジングの範囲を示す別の縦断面図である。 本発明によるラチェット工具の駆動装置および切換機構なしの状態で示す駆動装置ハウジングの平面図である。 ラチェット工具の駆動装置を備えた駆動装置ハウジングを開いた状態で示す平面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
図1には、符号10でラチェット工具が示されている。このラチェット工具10は、下側から見た図として図示されている。ラチェット工具10は駆動装置ハウジング12を有する。駆動装置ハウジング12にはレバー14が設けられている。プラスチックグリップ16により、ラチェット工具10の握り易さもしくは操作簡便性が高められている。駆動装置ハウジング12は、着脱可能なハウジングボトム18によって下側から閉じられている。差込み結合部20だけが、ハウジングボトム18に設けられた開口22を通じて突出している。差込み結合部20は、四角形突起である差込み角部24として形成されている。差込み角部24は駆動装置28の回転部分26に結合されている(図3参照)。駆動装置ハウジング12は駆動装置28と共に工具ヘッド29を形成している。回転部分26は駆動装置ハウジング12内に回転可能に支持されている。
図2には、ラチェット工具10を上側から見た図が示されている。ラチェット工具10は駆動装置ハウジング12を有し、この駆動装置ハウジング12にはレバー14が設けられている。レバー14の一方の端部には、プラスチックグリップ16が設けられている。駆動装置ハウジング12はハウジングカバー30によって閉じられている。差込み角部24の反対の側には、操作ボタン32が配置されている。この操作ボタン32は、係止解除機構34(たとえば図3もしくは図4参照)に所属している。係止解除機構34は、差込み結合部20の結合を簡単に解除する。ハウジングカバー30に設けられた凹部36には、切換機構40(たとえば図4参照)の操作部分38が設けられている。切換機構40を用いて、トルク伝達のための左回転もしくは右回転を調節することができる。
図3には、図1および図2に示したラチェット工具10の工具ヘッド29の範囲の縦断面図が示されている。レバー14は部分的にしか図示されていない。図1および図2に示した構成要素に相当する構成要素については、図1および図2の場合と同一の符号が使用されている。駆動装置ハウジング12内には、回転部分26が回転可能に支持されている。この回転部分26は歯車として形成されている。このためには、回転部分26が、ハウジングボトム18に設けられた開口22内と、ハウジングカバー30に設けられた開口42内とに回転可能に支持されている。回転部分26には差込み結合部20が設けられており、この差込み結合部20は、四角形突起である差込み角部24として形成されている。係止解除機構34は、コイルばね44によってばね付勢された係止解除ピン46を有する。この係止解除ピン46は、回転部分26に設けられた中央の係止解除孔48内に軸方向で配置されていて、差込み結合部20に突入するまで延びている。係止解除ピン46に設けられている操作ボタン32を操作することにより、係止解除ピン46はコイルばね44のばね力に抗して係止解除孔48内へ押し込まれる。これにより、ボール切欠き52内の係止ボール50(図4および図7参照)が解放される。こうして、差被せ工具を差込み結合部20から引き抜くことができる。
駆動装置ハウジング12内には、さらに切換機構40の切換ピン54が突入している。このためには、切換ピン54が、ハウジングカバー30に設けられたハウジング開口56を通って案内されていて、上端部において切換機構40の操作部分38と連結されている。操作部分38を操作することにより、切換ピン54を軸方向で切換のために回転させることができる。切換機構40の切換ピン54は、突出部58を有する。この突出部58は、ロック爪62に設けられたジョイント切欠き60内に突入している。突出部58とジョイント切欠き60とは、ジョイント結合部64を形成している。ロック爪62は駆動装置ハウジング12内に可動に設けられている。操作部分38が操作されると、切換ピン54はジョイント結合部64を介してロック爪62に作用する。次いで、ロック爪62はその旋回軸線66を介して旋回する。ロック爪62は、回転部分26に向けられた歯列68を有する(図4も参照)。切換ピン54には、ばね72を備えた直径方向の孔70が設けられている。
ハウジングボトム18は、駆動装置ハウジング12内部の溝状の切欠き74内にクリップ留めされる。したがって、駆動装置ハウジング12の側壁76は、ハウジングボトム18を固定するための1つまたは複数の溝状の切欠き74を有する。ハウジングボトム18はプラスチックから製作されており、したがって十分な弾性率を有する。1つまたは複数のクリップリップ79を用いて、ハウジングボトム18は溝状の切欠き74内に位置固定される。
図4には、本発明によるラチェット工具10の分解斜視図が示されている。図1〜図3に示した構成要素に相当する構成要素については、図1〜図3の場合と同一の符号が使用されている。ラチェット工具10の駆動装置ハウジング12は、レバー14に結合されている。回転部分26は、精密な歯列78を備えており、この歯列78はロック爪62の歯列68に対して平行に設けられている。こうして、ロック爪62の歯列68を、回転部分26の歯列78に噛み合わせることができる。
切換機構40に関しては、ハウジング開口56の範囲に設けられた凹部36が明りょうに図示されている。この場合に、切換ピン54は操作部分38と共に取り外されている。この分解斜視図では、切換ピン54の突出部58が良く判るように図示されている。切換ピン54に設けられた直径方向の孔70は、この突出部58を貫いて貫通案内されていて、取り出されたばね72を収容する。ばね72は、突出部58の側でジョイントピン80にプリロードをかけている。したがって、直径方向の孔70は突出部58をも貫通している。ジョイントピン80とは反対の側では、ばね72が係止ボール82(図7および図9参照)にプリロードをかけている。この係止ボール82はやはり直径方向の孔70内に位置しているが、このことは図4の斜視図では判らない。係止解除ピン46は、操作ボタン32が操作されると、コイルばね44のばね力に抗して係止ボール50を係止解除する。係止解除ピン46は、図3の断面図から判るように、係止解除孔48内へ、軸方向で回転部分26に挿入される。駆動装置ハウジング12内に回転部分26を回転可能に取り付けるためには、たとえばスナップリング84が使用される。このスナップリング84は回転部分26に設けられた溝86内に係合する。プラスチックから製作されたハウジングボトム18は、クリップリップ79を用いて駆動装置ハウジング12の側壁76に固定される。
図5には、本発明によるラチェット工具10を、駆動装置ハウジング12用のハウジングボトム18なしの状態で見た平面図が示されている。図1〜図4に示した構成要素に相当する構成要素については、図1〜図4の場合と同一の符号が使用されている。ロック爪62の歯列68は、回転部分26の歯列78に噛み合っている。ロック爪62は、それぞれ側方に楔状の形状88を有する。この楔状の形状88は、回転部分26の回転方向に応じて、駆動装置ハウジング12に設けられた対応するハウジング面90と楔止めされる。これにより、この回転方向でレバー14に加えられたトルクをワークに伝達することができる。このためには、ロック爪62の歯列68が、回転部分26の歯列78を、相応する噛合いによってしっかりと保持する。しかし、レバー14が他方の回転方向に運動させられると、ロック爪62の楔止めは解除される。回転部分26はロック爪62に沿って空回りする。この回転方向では、レバー14に加えられたトルクは伝達されない。切換機構40を操作することによってはじめて、トルク伝達のためのその都度の回転方向を切り換えることができる。このためには、切換機構40の操作部分38が操作される。ジョイント結合部64は、操作部分38の位置に応じて、切換ピン54を介して、ロック爪62をあるときは一方の回転方向に運動させ、またあるときは逆向きの他方の回転方向に運動させる。
駆動装置ハウジング12は、切換機構40の範囲において先細りになって、先細りになった形状を成している。この場合、ハウジング面90の脚部は、ロック爪62を楔止めするために働く。先細りになった形状のヘッド92には、係止部94が設けられている。これらの係止部94は切欠きとして形成される。これらの係止部94内には、切換ピン54の係止ボール82が係止され、切換機構40の意図しない設定変更を回避する。ヘッド92では、切換のために切換ピン54を回転させることができる。
切換ピン54の、係止ボール82に対して直径方向で反対の側には、図面には見えていないジョイントピン80(図7および図9参照)が設けられている。ジョイントピン80は特に、ばね付勢されたジョイント結合部64を生ぜしめる。これにより、切換機構40によるロック爪62の運動が保証される。
図6には、ハウジングボトム18が取り除かれた状態でラチェット工具10を下側から見た斜視図が示されている。図1〜図5に示した構成要素に相当する構成要素については、図1〜図5の場合と同一の符号が使用されている。回転部分26は一方の回転方向ではロック爪62によってロックされる。これによって、レバー14に加えられたトルクは、差込み結合部20を介してこの回転方向に伝達され得る。切換機構40は、必要に応じてロック爪62を切り換える。すなわち、トルクは両回転方向において伝達され得る。それぞれ他方の回転方向では、回転部分26の歯列78が、ロック爪62の歯列68に沿って空回りする。
図7には、ラチェット工具10の工具ヘッド29の範囲の別の縦断面図が示されている。図1〜図6に示した構成要素に相当する構成要素については、図1〜図6の場合と同一の符号が使用されている。図7からは、切換機構40が特に良く判る。駆動装置ハウジング12内には、切換機構40の切換ピン54が回転可能に支持されている。突出部58はロック爪62に設けられたジョイント切欠き60内に突入している。トルクを伝達するための、回転部分26の歯列78へのロック爪62の歯列68の噛合いも、同じく概略的に図示されている。
この断面図では、切換ピン54と突出部58とを貫いて、直径方向の孔70が見えている。直径方向の孔70内には、ばね72が設けられており、このばね72は突出部58寄りの一方の側ではジョイントピン80を、他方の側では係止ボール82を、それぞれ同時にばね付勢している。係止ボール82は、切換機構40の操作部分38が操作されると、係止部94内にロックされる。係止部94により、切換機構40の切換位置が規定される。切換ピン54は、係止部94を通り過ぎてのみ運動され得る。これによって、ラチェット工具10の位置変更による意図しない切換は、十分に阻止される。ジョイント結合部64は常にばね付勢によってプリロードをかけられている。ロック爪62のいかなる変位の際でも、ジョイント結合部64は正確に係合し、これにより回転部分26は、トルクの伝達のために一方の回転方向においてロックされる。
回転部分26には、差込み結合部20が差込み角部24として設けられている。係止ボール50は差込み角部24の1つの面96において見えている。係止ボール50は、係止解除機構34のためのボール切欠き52内に位置している。係止解除機構34を操作するための操作ボタン32が見えている。支承孔98により、回転部分26はハウジングボトム18に設けられた開口内に支持されている。ハウジングボトム18は、駆動装置ハウジング12に設けられた溝状の切欠き74内に固定される。
図8には、本発明によるラチェット工具10の駆動装置28および切換機構40なしの状態で駆動装置ハウジング12の平面図が示されている。図1〜図7に示した構成要素に相当する構成要素については、図1〜図7の場合と同一の符号が使用されている。駆動装置ハウジング12は切換機構40の範囲において先細りになっていて、先細りになった形状を成している。この場合、脚部、つまりハウジング面90は、ロック爪62を楔止めするために働く。先細りになった形状のヘッド92には、切換機構40の係止ボール82のための係止部94が設けられている。
図9には、工具ヘッド29の駆動装置ハウジング12を開かれた状態で示す平面図が示されている。トルクを伝達するためのレバー14は部分的にしか図示されていない。図1〜図8に示した構成要素に相当する構成要素については、図1〜図8の場合と同一の符号が使用されている。駆動装置ハウジング12は駆動装置28を取り囲んでいる。駆動装置ハウジング12の、先細りになった形状のヘッド92の範囲には、切換機構40の切換ピン54が回転可能に支持されている。突出部58は、ロック爪62に設けられたジョイント切欠き60内に突入している。トルクを伝達するために、回転部分26の歯列78にロック爪62の歯列68が噛み合っているのが判る。このためには、ロック爪62の歯列68が、相応する噛合いによって回転部分26の歯列78をしっかりと保持する。しかし、レバー14が他方の回転方向に運動させられると、ロック爪62の楔止めは解除される。回転部分26はロック爪62に沿って空回りすることができる。この回転方向では、レバー14に加えられたトルクは伝達されない。
この図面においても、切換ピン54と突出部58とを貫いた直径方向の孔70が見えている。直径方向の孔70内には、ばね72が位置しており、このばね72は、突出部58寄りの一方の側ではジョイントピン80を、他方の側では係止ボール82を、それぞれ同時にばね付勢している。係止ボール82は、切換機構40の操作部分38が操作されると、係止部94内に係止される。係止部94により、それぞれ切換機構40の切換位置が規定される。切換ピン54は、係止部94を越えてしか運動され得ない。これによって、ラチェット工具10の位置変更による意図しない切換は阻止される。ジョイント結合部64は常にばねによってプリロードをかけられている。ロック爪62のいかなる変位時でも、ジョイント結合部64は正確に係合し、これにより回転部分26は、一方の回転方向へのトルクの伝達のためにロックされる。
10 ラチェット工具
12 駆動装置ハウジング
14 レバー
16 プラスチックグリップ
18 ハウジングボトム
20 差込み結合部
22 開口
24 差込み角部
26 回転部分
28 駆動装置
29 工具ヘッド
30 ハウジングカバー
32 操作ボタン
34 係止解除機構
36 凹部
38 操作部分
40 切換機構
42 開口
44 コイルばね
46 係止解除ピン
48 係止解除孔
50 係止ボール
52 ボール切欠き
54 切換ピン
56 ハウジング開口
58 突出部
60 ジョイント切欠き
62 ロック爪
64 ジョイント結合部
66 旋回軸線
68 歯列
70 直径方向の孔
72 ばね
74 溝状の切欠き
76 側壁
78 歯列
79 クリップリップ
80 ジョイントピン
82 係止ボール
84 スナップリング
86 溝
88 楔状の形状
90 ハウジング面
92 ヘッド
94 係止部
96 面
98 支承孔

Claims (6)

  1. ねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具(10)であって、
    a)駆動装置ハウジング(12)を備え、該駆動装置ハウジング(12)が、ハウジングカバー(18)によって閉鎖可能に形成されており、
    b)前記駆動装置ハウジング(12)に設けられた操作レバー(14)を備え、
    c)前記駆動装置ハウジング(12)内に配置された駆動装置(28)を備え、該駆動装置(28)が、歯列(78)を備えた回転部分(26)を有し、該回転部分(26)が、前記駆動装置ハウジング(12)内に回転可能に支持されており、
    d)差被せ工具または差込み工具を収容する差込み結合部(20)を備え、該差込み結合部(20)が前記回転部分(26)に設けられており、
    e)ロック爪(62)を備え、該ロック爪(62)が、前記駆動装置ハウジング(12)内に可動に配置されており、該ロック爪(62)が歯列(68)を有し、該歯列(68)が、一方の回転方向にトルクを伝達するために前記回転部分(26)の歯列(78)に噛み合っており、
    f)外部から操作可能な切換スイッチ(38,54)を備え、該切換スイッチ(38,54)を用いて、トルクの伝達のための回転方向および前記回転部分(26)の歯列(78)内への前記ロック爪(62)の歯列(68)の噛合いが調節されるようになっており、
    g)前記ロック爪(62)を前記切換スイッチ(38,54)に結合するジョイント結合部(64)を備え、前記切換スイッチ(38,54)が、前記駆動装置ハウジング(12)内に回転可能に支持された切換ピン(54)を有しており、該切換ピン(54)が突出部(58)を備えており、該突出部(58)が、前記ロック爪(62)に設けられた切欠き(60)内に切換のために係合するようになっており、
    h)係止機構(82,94)を備え、該係止機構(82,94)を用いて前記切換スイッチ(38,54)が、所定の位置に係止可能に設けられている、
    ラチェット工具(10)において、
    i)前記切換スイッチ(38,54)の前記切換ピン(54)に、ばね(72)を備えた直径方向の孔(70)が設けられており、
    −該直径方向の孔(70)内に一方の側で、ばね付勢された係止ボール(82)が設けられており、該係止ボール(82)が、係止のために、前記駆動装置ハウジング(12)に設けられた対応する係止部(94)内に係合しており、
    −前記直径方向の孔(70)の他方の側に、ばね付勢されたジョイントピン(80)が設けられており、該ジョイントピン(80)が、前記切換ピン(54)に設けられた前記突出部(58)を貫いて、前記ロック爪(62)に設けられた前記切欠き(60)内に案内されている、
    ことを特徴とする、ねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具(10)。
  2. 前記差込み結合部(20)が、差被せ工具を収容するための多角形ピンとして形成されており、該多角形ピンが、前記回転部分(26)に同心的に配置されていて、前記駆動装置ハウジング(12)を貫いて案内されている、請求項1記載のねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具(10)。
  3. 前記ロック爪(62)が、楔状の範囲(88)を有し、該楔状の範囲(88)が、トルクの伝達時に、前記駆動装置ハウジング(12)の側壁(76)に支持される、請求項1または2記載のねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具(10)。
  4. 前記駆動装置ハウジング(12)の側壁(76)および/または前記駆動装置(28)が、溝状の切欠き(74)を有し、該溝状の切欠き(74)内に、前記ハウジングボトム(18)を取り付けるための取付け手段が設けられている、請求項1から3までのいずれか1項記載のねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具(10)。
  5. 前記ハウジングボトム(18)が、全体的または部分的にプラスチックから形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具(10)。
  6. 前記ハウジングボトム(18)が、縁部を有し、該縁部が、クリップリップ(79)として形成されていて、取付け手段として、前記駆動装置ハウジング(12)の前記溝状の切欠き(74)内に、閉鎖のためにクリップ止めされている、請求項4または5記載のねじ結合部を締め付けるか、または緩めるためのラチェット工具(10)。
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