JP2015042138A - 食鳥屠体上半部支持装置 - Google Patents

食鳥屠体上半部支持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 食鳥屠体肩関節部の腱を自動的に切断する装置において使用する、食鳥屠体上半部の支持装置であって、食鳥屠体上半部を上下方向に支持すると共に、食鳥屠体上半部の上下軸線回りの回転を防止する装置を提供する。
【解決手段】 頭部が切除され内蔵が除去された食鳥屠体上半部の胸腔内に下方から内嵌合して食鳥屠体上半部を上下方向に支持する上下支持部材と、上下支持部材に支持された食鳥屠体上半部の首と左右肩関節との間の左右肩部に上方から当接して食鳥屠体上半部の上下軸線回りの回転を防止する回転防止装置とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、食鳥屠体肩関節部の腱を自動的に切断する装置に使用する食鳥屠体上半部支持装置に関するものである。
頭部が切除され内蔵が除去された食鳥屠体の上半部から胸部と手羽部とを分離する作業に先立って、食鳥屠体上半部の左右一対の肩関節部の左右一対の烏口骨上端部と左右一対の上腕骨上端部とを連結する左右複数対の腱を切断する作業が行われる。上記作業は従来人手によって行われていた。
食鳥屠体の解体作業を効率化すべく、食鳥屠体肩関節部の腱を自動的に切断する装置の開発が望まれる。当該装置においては、腱切断に際して食鳥屠体上半部を上下方向に支持すると共に、食鳥屠体上半部の上下軸線回りの回転を防止する必要がある。本発明は食鳥屠体肩関節部の腱を自動的に切断する装置において使用する、食鳥屠体上半部の支持装置であって、食鳥屠体上半部を上下方向に支持すると共に、食鳥屠体上半部の上下軸線回りの回転を防止する装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、頭部が切除され内蔵が除去された食鳥屠体上半部の胸腔内に下方から内嵌合して食鳥屠体上半部を上下方向に支持する上下支持部材と、上下支持部材に支持された食鳥屠体上半部の首と左右肩関節との間の左右肩部に上方から当接して食鳥屠体上半部の上下軸線回りの回転を防止する回転防止装置とを備えることを特徴とする食鳥屠体上半部支持装置を提供する。
上下支持部材が食鳥屠体上半部の胸腔内に下方から内嵌合することにより、食鳥屠体上半部を上下方向に支持することができ、回転防止装置が上下支持部材に支持された食鳥屠体上半部の首と左右肩関節との間の左右肩部に上方から当接することにより、食鳥屠体上半部の上下軸線回りの回転を防止することができる。
本発明の好ましい態様においては、回転防止装置の食鳥屠体肩部との当接部は肩部外形に沿う上方に凸の湾曲部を形成している。
回転防止装置の食鳥屠体肩部との当接部が肩部外形に沿う上方に凸の湾曲部を形成することにより、回転防止装置と食鳥屠体肩部との当接部の長さが大になり、回転防止装置の回転防止機能が向上する。
本発明の好ましい態様においては、上下支持部材は所定方向に移動し、回転防止装置は上下支持部材の移動に連動して回転する回転円板を備え、食鳥屠体肩部との当接部は回転円板の外周部に形成された凹部である。
多数の食鳥屠体上半部の肩関節部の腱を切断処理する場合、食鳥屠体上半部を支持した多数の上下支持部材を所定間隔で配設して所定方向へ移動させ、所定の作業ステーションで当該ステーションを通過する食鳥屠体上半部を順次処理するのが好ましい。この場合、回転防止装置を上下支持部材の移動に連動して回転する回転円板とし、食鳥屠体上半部の肩部との当接部を回転円板の外周部に形成した凹部とするのが好ましい。上下支持部材の移動に連動して回転する回転円板の外周部に凹部を形成することにより、当該凹部を食鳥屠体肩部に確実に係合させることができる。
本発明の好ましい態様においては、回転円板の外周部に周方向に互いに間隔を隔てて複数の凹部が形成されている。
互いに間隔を隔てて配設された複数の上下支持部材が所定方向に移動する場合、回転円板の外周部に周方向に互いに等間隔を隔てて複数の凹部を形成しておけば、回転円板の1回転で複数の食鳥屠体上半部の支持を連続的に行うことが可能になり、回転円板の消耗を抑制することができる。
本発明の好ましい態様においては、食鳥屠体上半部支持装置は、上下支持部材の移動と回転円板の回転とを機械的に連動させ連動機構を備える。
上下支持部材の所定方向への移動と回転円板の回転とは、それぞれ単純な運動なので、機械的な連動機構によって精度良く連動させることができる。
本発明の好ましい態様においては、食鳥屠体上半部支持装置は、上下支持部材の移動方向に関して回転円板の上流側に配設されて、胸腔を上下支持部材に上方から外嵌合させた食鳥屠体上半部の肩部に上方から当接して肩部を所定高さまで押し込む押込装置を備える。
食鳥屠体上半部の上下支持部材への外嵌合作業は、作業員が人手で行うが、一人の作業員が移動する多数の上下支持部材に食鳥屠体上半部を順次外嵌合させるので、一羽当たりの作業時間を充分にとることができず、食鳥屠体上半部を上下支持部材に充分に押し込むことができない。従って、胸腔を上下支持部材に上方から外嵌合させた食鳥屠体上半部の肩部に上方から当接して食鳥屠体上半部を上下支持部材に押し込む装置を配設する必要がある。当該押込装置は、食鳥屠体上半部の肩部を、回転防止装置を形成する回転円板の凹部との係合に適した所定高さまで押し込む。
食鳥屠体肩関節部の腱の模式図である。 本発明の実施例に係る食鳥屠体上半部支持装置を備える食鳥屠体肩関節部腱切断装置の全体図である。(a)は側面図であり、(b)は上面図であり、(c)は(a)のc−c矢視図である。 図1の食鳥屠体肩関節部腱切断装置が備える第1切断刃の構成図である。(a)は側面図であり、(b)は上面図であり、(c)は(a)のc−c矢視図である。 第1切断刃による背側腱切断の効果を示す食鳥屠体上半部の上面図である。(a)は背側腱切断前の状態を示し、(b)は背側腱切断後の状態を示す。 図1の食鳥屠体肩関節部腱切断装置が備える回転防止装置の構成図である。(a)は側面図であり、(b)は(a)のb−b矢視図である。 図1の食鳥屠体肩関節部腱切断装置が備える第2切断刃の作動を示す図である。(a)は側面図であり、(b)は(a)のb−b矢視図である。
本発明の実施例に係る食鳥屠体上半部支持装置を備える食鳥屠体肩関節部腱切断装置を説明する。
図1に示すように、食鳥屠体上半部100の左右一対の肩関節部において、左右一対の烏口骨上端部と左右一対の上腕骨上端部とが、左右一対の背側腱と、左右一対の上部腱と、左右一対の胸側腱とで連結されている。頭部が切除され内蔵が除去された食鳥屠体の上半部から胸部と手羽部とを分離する作業に先立って、左右一対の肩関節部の前記左右一対の背側腱と、左右一対の上部腱と、左右一対の胸側腱とを切断する。本実施例に係る食鳥屠体肩関節部腱切断装置を用いて、左右一対の肩関節部の上記左右一対の背側腱と、左右一対の上部腱と、左右一対の胸側腱とを自動的に切断することができる。
以下の説明において、図1〜6の矢印I、II、III、IV、V、VIの方向を前方、後方、左方、右方、上方、下方と呼ぶ。
図2に示すように、食鳥屠体肩関節部腱切断装置Aは、上側走行部が矢印αの方向、即ち前方へ走行する無端ベルトコンベア1に等間隔で固定された多数の三角錐形状の上下支持部材2を備えている。食鳥屠体肩関節部腱切断装置Aは、更に、無端ベルトコンベア1上側走行部の上方に配設され、且つ無端ベルトコンベア1上側走行部の走行方向に関して上流側から下流側へ向けて順次配設された、押込装置3、肩関節位置検知装置4、第1切断刃5、回転防止装置6、第2切断刃7を備えている。
無端ベルトコンベア1上側走行部の走行方向に関して押込装置3よりも上流側で、作業員が、頭部が切除され内蔵が除去された食鳥屠体上半部100を手に持ち、無端ベルトコンベア1の上側走行部から上方へ突出する上下支持部材2に、背側又は胸側を前方へ差し向けて食鳥屠体上半部100の胸腔を上方から外嵌合させる。尚図1〜6及び以下の説明においては、便宜上、食鳥屠体上半部100は、背側を前方へ差し向けて、上下支持部材2に外嵌合しているものとする。
押込装置3は、図2から判るように、左右方向に延在する軸によって回転可能に支持された左右一対の従動回転円板3aを備えている。
一人の作業員が移動する多数の上下支持部材2に食鳥屠体上半部100を順次外嵌合させるので、一羽当たりの作業時間を充分にとることができず、食鳥屠体上半部100を上下支持部材2に充分に押し込むことができない。
押込装置3の左右一対の従動回転円板3aは、食鳥屠体上半部100の左右一対の肩部に上方から当接し、後述する切断刃5、7との係合や回転防止装置6を形成する回転円板の凹部との係合に適した所定高さまで左右一対の肩部を押し込む。
押込装置3は、次々に到着する食鳥屠体上半部100の肩部を順次押し込む。
肩関節位置検知装置4は、左右軸線回りと上下軸線回りとに回転可能な左右一対の腕部材4aと、腕部材4aの前端部が下方へ移動するように腕部材4aを付勢する左右一対の図示しないバネと、腕部材4a前端部の最下位置を規定する図示しない左右一対のストッパーと、腕部材4a前端部のコンベア1上側走行部からの垂直距離を検知する左右一対の図示しない第1検知装置と、腕部材4a前端部のコンベア1上側走行部からの水平距離を検知する左右一対の図示しない第2検知装置とを備えている。
肩関節位置検知装置4は、バネで下方へ付勢された腕部材4a前端近傍部を、移動中の食鳥屠体100の肩関節近傍部に上方から押し当て、上腕骨上端部または烏口骨上端部の丸みに沿って腕部材4a前端近傍部を肩関節部の窪みへ移動させ、移動中の食鳥屠体100の肩関節部窪みに腕部材4a前端部の下向きの突部が当接して乗り上げた時の腕部材4a前端部のコンベア1上側走行部からの垂直距離と水平距離とを検知する。検知した垂直距離と水平距離とが、肩関節部のコンベア1上側走行部からの垂直距離と水平距離である。
肩関節位置検知装置4は、次々に到着する食鳥屠体上半部100の肩関節部位置を順次検知する。
肩関節位置検知装置4の構造詳細は、特開2011−177096号公報に開示されている。
図3に示すように、第1切断刃5は左右一対の回転刃5aと、左右一対の回転刃5aを回転駆動する左右一対のモータ5bと、左右一対の回転刃5aを、図3(b)で二重矢印で示す方向に、上下軸線回りに揺動させる図示しない左右一対の揺動付勢装置と、肩関節位置検知装置4が検知した左右の肩関節部位置に左右の回転刃5aを自動的に位置決めする図示しない回転刃位置決め装置とを備えている。
食鳥屠体上半部100が回転刃5aに到着する前に、肩関節位置検知装置4の検知信号を受けて、回転刃位置決め装置が、左右の回転刃5aを、左右の肩関節部位置に位置決めする。
第1切断刃5の直近後方に、換言すれば無端ベルトコンベア1上側走行部の走行方向に関して第1切断刃5の直近上流に、コイル8aと可動鉄心8bとを備える接触式変位センサー8が配設されている。可動鉄心8bの先端が前方へ移動する食鳥屠体上半部100の肩部に接触することにより、食鳥屠体上半部100が第1切断刃5の配設位置に到着したことを接触式変位センサー8が検知する。接触式変位センサー8の検知信号を受けて左右一対のモータ5bが始動し、回転する左右一対の回転刃5aが、食鳥屠体上半部100の左右一対の肩関節部の背側に当接し、左右一対の背側腱と上部腱の背側の一部とを切断すると共に、腱近傍の皮と肉とを浅く且つ比較的長く切断する。切断直後に、左右一対の揺動付勢装置が作動して左右一対の回転刃5aは前方左右方向へ揺動し、食鳥屠体上半部100から離れる。食鳥屠体上半部100が前方へ移動して第1切断刃配設位置から離れると、左右一対の回転刃5aは後方へ揺動して肩関節位置に戻る。
回転刃5aは、次々に到着する食鳥屠体上半部100の肩関節部の背側腱と上部腱の背側の一部とを順次切断する。
図4に示すように、第1切断刃5の回転刃5aが烏口骨上端部と上腕骨上端部とを連結する背側腱、上部腱、胸側腱中の背側腱と上部腱の背側の一部とを切断すると、上腕骨が残余の胸側腱に引っ張られて、切断した腱の近傍部が口開く。
回転刃5aは、烏口骨上端部と上腕骨上端部とを連結する複数対の腱中の背側腱と上部腱の背側の一部のみならず、当該腱近傍の皮膚と肉とを浅く且つ比較的長く切断するので、切断した腱の近傍部が確実に口開く。
回転防止装置6は、図2、5に示すように、左右一対の回転円板6aを備えている。回転防止装置6は更に、ベルトコンベア1上側走行部の駆動チェーン1aに作動係合するスプロケット6bと、スプロケット6bの回転軸6cと回転円板6aの回転軸6dとを所定の回転数比で作動係合させる無端チェーン6eとから成る回転円板駆動装置6fを備えている。回転円板6aの外周部に、周方向に互いに等間隔を隔てて3個の凹部6gが形成されている。凹部6gの形状は食鳥屠体上半部の肩部の外形に沿う湾曲形状とされている。回転円板駆動装置6fにより、左右一対の回転円板6aは上下支持部材2の移動に連動して、ひいては食鳥屠体上半部100の移動に連動して、図2(a)、図5(a)で二重矢印で示す方向に回転し、食鳥屠体上半部100の左右一対の肩部を左右一対の凹部6g内に受け入れ、首と左右一対の肩関節部との間の左右一対の肩部に左右一対の凹部6gが上方から当接し、上下支持部材2と協働して食鳥屠体上半部100の上下軸線回りの回転を防止する。上下支持部材2の移動に連動して回転する回転円板6aの外周部に形成された凹部6gは、食鳥屠体上半部100の肩部に確実に係合することができる。
周方向に互いに等間隔を隔てて回転円板6aの外周部に形成された3個の凹部6gが、次々に到着する食鳥屠体上半部100の肩部に順次当接し、食鳥屠体上半部100の上下軸線回りの回転を防止する。回転円板6aの1回転で複数の食鳥屠体上半部100の支持を連続的に行うことが可能であり、回転円板6aの消耗が抑制される。
凹部6gは、食鳥屠体上半部の肩部の外形に沿う湾曲形状なので、食鳥屠体肩部との当接部の長さが大であり、回転防止機能に優れる。
上下支持部材2の前方への移動と回転円板6aの回転とは、それぞれ単純な運動なので、上述の機械的な連動機構によって精度良く連動させることができる。
回転円板6aの回転軸6dに固定された円板の外周縁部に周方向に互いに等間隔を隔てて3個のセンサードグ9aが固定されている。センサードグ9aと凹部6gとは周方向に互いに60度ずれて配設されている。最上位置にあるセンサードグ9aに正対して近接センサー9bが配設されている。回転円板6aの何れかの凹部6gが食鳥屠体100の肩部に上方から当接している時、前記凹部6gから周方向に180度隔たったセンサードグ9aが最上位置にあり、近接センサー9bが前記センサードグ9aの接近を検知し、ひいては回転円板6aの凹部6gが食鳥屠体上半部100の肩部に上方から当接して食鳥屠体上半部100の上下軸線回りの回転を防止していることを検知する。
第2切断刃7は、図2(a)、図6に示すように、左右一対の直進刃7aと、直進刃7aを上下駆動する図示しない直進刃駆動装置と、肩関節位置検知装置4が検知した左右の肩関節部位置の上方に直進刃7aを位置決めする図示しない直進刃位置決め装置とを備えている。食鳥屠体上半部100が直進刃7aの配設位置に到着する前に、肩関節位置検知装置4の検知信号を受けて、直進刃位置決め装置が、左右の直進刃7aを、左右の肩関節部位置の上方に位置決めする。近接センサー9bの検知信号を受けて、直進刃駆動装置が作動し、左右一対の直進刃7aが、上方から食鳥屠体上半部の左右一対の肩関節部に接近し、左右一対の回転刃5aが形成した左右一対の肩部の口開き部に案内されて左右一対の肩関節部に進入し、左右一対の回転刃5aが切り残した残余の腱を切断する。食鳥屠体上半部100の上下軸線回りの回転が防止されているので、直進刃7aは肩関節部の口開き部に確実に進入することができ、残余の腱を確実に切断することができる。この結果、左右一対の肩関節部の左右一対の背側腱、上部腱、胸側腱が、完全に切断される。腱切断直後に、直進刃7aは上方へ移動し、食鳥屠体上半部100から離れる。
直進刃7aは、次々に到着する食鳥屠体上半部100の肩関節部の残余の腱を順次切断する。
上記実施例では、背側を前方へ差し向けて、食鳥屠体上半部100を上下支持部材2に外嵌合させたが、胸側を前方へ差し向けて、食鳥屠体上半部100を上下支持部材2外嵌合させても良い。
本発明は、食鳥屠体肩関節部の腱を切断する作業に広く利用可能である。
1 無端ベルトコンベア
2 上下支持部材
3 押込装置
4 肩関節位置検知装置
5 第1切断刃
6 回転防止装置
7 第2切断刃
8 接触式変位センサー
9a センサードグ
9b 近接センサー

Claims (6)

  1. 頭部が切除され内蔵が除去された食鳥屠体上半部の胸腔内に下方から内嵌合して食鳥屠体上半部を上下方向に支持する上下支持部材と、上下支持部材に支持された食鳥屠体上半部の首と左右肩関節との間の左右肩部に上方から当接して食鳥屠体上半部の上下軸線回りの回転を防止する回転防止装置とを備えることを特徴とする食鳥屠体上半部支持装置。
  2. 回転防止装置の食鳥屠体肩部との当接部は肩部外形に沿う上方に凸の湾曲部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の食鳥屠体上半部支持装置。
  3. 上下支持部材は所定方向に移動し、回転防止装置は上下支持部材の移動に連動して回転する回転円板を備え、食鳥屠体肩部との当接部は回転円板の外周部に形成された凹部であることを特徴とする請求項2に記載の食鳥屠体上半部支持装置。
  4. 回転円板の外周部に周方向に互いに間隔を隔てて複数の凹部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の食鳥屠体上半部支持装置。
  5. 上下支持部材の移動と回転円板の回転とを機械的に連動させ連動機構を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の食鳥屠体上半部支持装置。
  6. 上下支持部材の移動方向に関して回転円板の上流側に配設されて、胸腔を上下支持部材に上方から外嵌合させた食鳥屠体上半部の肩部に上方から当接して肩部を所定高さに押し込む押込装置を備えることを特徴とする、請求項3乃至5の何れか1項に記載の食鳥屠体上半部支持装置。
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