JP2015042028A - ロータ磁石のモールド方法及びロータ - Google Patents

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一路 岡田
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Abstract

【課題】磁石埋込形のロータを効率よく製造することができ、かつ、コストが低いロータ磁石のモールド方法を提供する。【解決手段】ロータコア本体4に樹脂注入穴8を有する端部コアプレート5を取付ける。ロータコア本体4のスロット部6にロータ磁石3を挿入し、ロータコアアセンブリ2を下型12Bにセットする。上型12Aと下型12Bとを型締めし、溶融した樹脂7をプランジャ13によって樹脂注入穴8を介してロータ磁石3とスロット部6との隙間に充填する。樹脂7が硬化した後、金型12を開いてロータ磁石3をモールドしたロータコアアセンブリ2を取り出し、ロータコアアセンブリ2からはみ出た樹脂屑16を除去する。【選択図】図2

Description

本発明は、モータ、ジェネレータ等の電動機に使用されるロータに、樹脂を用いてロータ磁石をモールドするロータ磁石のモールド方法、及び、そのロータに関する。
モータ、ジェネレータ等の電動機のロータにおいて、外周部に磁石が埋め込まれた磁石埋込形のロータがある。従来、磁石埋込形のロータにおいて、ロータ磁石をロータコアにモールドする場合、樹脂注入穴を有するランナープレートを金型側に設け、ロータコアに形成された複数のスロット部にロータ磁石を挿入し、ロータコアを金型にセットし、ランナープレートの樹脂注入穴を介して樹脂をロータ磁石とスロット部との隙間に充填、硬化させるようにしていた。
また、例えば、特許文献1には、金型側に装着されるランナープレートに、単一の注入口から複数のスロット部に放射状に分岐するランナー部を設けて、複数のロータ磁石をスロット部に同時にモールドできるようにしたロータの製造方法が開示されている。
特開2013―59185号公報
しかしながら、上記従来の金型側にランナープレートを設けたロータ磁石のモールド方法では次のような問題がある。金型側に設けられたランナープレートは、モールド終了後、金型から取外されて、残留した樹脂を除去、清掃して再利用される。このため、ランナープレートの金型への着脱及び清掃工程が必要となり、作業効率が悪く、コストもかかる。また、ロータ磁石の配置が異なる複数種類のロータに対して、ロータ毎に異なる専用のランナープレートを設ける必要があり、コストが高くなる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、磁石埋込形のロータを効率よく製造することができ、かつ、コストが低いロータ磁石のモールド方法及びそのロータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、ロータコア本体に形成されたスロット部内にロータ磁石をモールドするロータ磁石のモールド方法において、
前記ロータコア本体に、前記スロット部内に連通する樹脂注入穴を設け、
前記スロット部に前記ロータ磁石を挿入し、
樹脂を前記樹脂注入穴を介して前記スロット部と前記ロータ磁石との隙間に充填することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、ロータコア本体に形成されたスロット部内にロータ磁石がモールドされたロータにおいて、
前記ロータコア本体に、前記スロット部内に連通する樹脂注入穴が設けられ、
前記スロット部と該スロット部内に挿入された前記ロータ磁石との隙間に、樹脂が前記樹脂注入穴を介して充填されていることを特徴とする。
本発明によれば、磁石埋込形のロータを効率よく、かつ、低コストで製造することができる。
本発明の一実施形態に係る磁石埋込形のロータの外周部の縦断面図である。 図1に示すロータのロータ磁石のモールド工程を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る磁石埋込形のロータ1について、図1を参照して説明する。図1は、ロータ1の外周部の概略構造を示している。
図1に示すように、ロータ1は、ロータコアアセンブリ2と、ロータ磁石3とを備えている。ロータコアアセンブリ2は、複数の電磁鋼板を積層したロータコア本体4と、端部コアプレート5とで構成されている。
ロータコア本体4の外周縁近傍には、軸方向に沿って貫通するスロット部6が形成されている。このスロット部6は、周方向に所定の角度間隔で複数形成され、各スロット部6には、ロータ磁石3が挿入されている。また、ロータコア本体4の一端部(図示の例では、下端部)には、端部コアプレート5が取付けられている。
端部コアプレート5には、ロータコア本体4の各スロット部6内に樹脂7を注入するための樹脂注入穴8が形成されている。この樹脂注入穴8は、周方向に所定の角度間隔で複数形成され、ロータコア本体4の各スロット部6と連通している。なお、図示の例では、端部プレート5は、ロータコア本体4の下端部に取付けられているが、上端部に取付けてもよい。
スロット部6に挿入されたロータ磁石3は、スロット部6とロータ磁石3との隙間9に充填された樹脂7によってモールドされて固定されている。
次に、ロータ磁石3をロータコア本体4のスロット部6内にモールドするための樹脂モールド装置11について、図2を参照して説明する。
樹脂モールド装置11は、上型12A及び下型12Bからなる金型12を備えている。下型12Bは、樹脂タブレット14を射出するためのシリンダ15及びプランジャ13が設けられている。シリンダ15は、ロータコアアセンブリ2を下型12Bにセットしたとき、端部コアプレート5の樹脂注入穴8と連通する。プランジャ13は、シリンダ15内に移動可能に設けられ、シリンダ15内で溶融した樹脂7をロータコア本体4のスロット部6内へ射出するようになっている。なお、シリンダ15は、ロータコアアセンブリ2の下端部に設けられた端部コアプレート5に対応して下型12B側に設けられているが、ロータコアアセンブリ2の上端部に端部コアプレート5を設けて、シリンダ15を上型12A側に設けてもよい。
次に、樹脂モールド装置11を用いてロータ磁石3をロータコアアセンブリ2にモールドする方法について説明する。
図2に示すように、本実施形態のモールド方法は、ロータ磁石挿入工程(a)と、セット工程(b)と、型締・充填工程(c)と、型開き工程(d)と、樹脂除去工程(e)とを含んでいる。
ロータ磁石挿入工程(a)において、端部コアプレート5が一体に取付けられたロータコア本体4のスロット部6にロータ磁石3を挿入する。
セット工程(b)において、ロータコアアセンブリ2を下型12Bの上面にセットし、端部プレート5の樹脂注入穴8をシリンダ15に連通させる。また、樹脂タブレット14を下型12Bのシリンダ15内にセットする。
型締・充填工程(c)において、上型12Aと下型12Bとを型締めし、ロータ磁石3が挿入されたスロット部6の開口を閉じてキャビティCを形成する。そして、シリンダ15内で樹脂タブレット14を加熱溶融し、溶融した樹脂7をプランジャ13によって樹脂注入穴8を介してスロット部6内に形成されたキャビティC内に射出して、ロータ磁石3とスロット部6との隙間9に充填する。
型開き工程(d)において、キャビティC内の樹脂7が硬化した後、上型12Aを上昇させ、金型12を開いて、ロータ磁石3をモールドしたロータコアアセンブリ2を離型する。このとき、端部プレート5は、ロータコア本体4に一体に取付けられている。
樹脂除去工程(e)において、シリンダ15内に残留してロータコアアセンブリ2からはみ出た樹脂屑16を除去する。このようにして、ロータ磁石3をロータコアアセンブリ2にモールドすることができる。
このように、ロータコア本体4に、樹脂注入穴8を有する端部コアプレート5を取付け、ロータ磁石3をモールドして、端部コアプレート5をロータ1の一部とすることにより、従来の樹脂注入穴を有するランナープレートが不要になり、ランナープレートの金型への着脱、清掃等の工程も不要になるので、ロータ1を効率良く製造することができ、かつ、製造コストを低減することができる。
1…ロータ、3…ロータ磁石、4…ロータコア本体、5…端部コアプレート、6…スロット部、7…樹脂、8…樹脂注入穴、9…隙間

Claims (2)

  1. ロータコア本体に形成されたスロット部内にロータ磁石をモールドするロータ磁石のモールド方法において、
    前記ロータコア本体に、前記スロット部内に連通する樹脂注入穴を設け、
    前記スロット部に前記ロータ磁石を挿入し、
    樹脂を前記樹脂注入穴を介して前記スロット部と前記ロータ磁石との隙間に充填することを特徴とするロータ磁石のモールド方法。
  2. ロータコア本体に形成されたスロット部内にロータ磁石がモールドされたロータにおいて、
    前記ロータコア本体に、前記スロット部内に連通する樹脂注入穴が設けられ、
    前記スロット部と該スロット部内に挿入された前記ロータ磁石との隙間に、樹脂が前記樹脂注入穴を介して充填されていることを特徴とするロータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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