JP2015040341A - フロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置 - Google Patents

フロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015040341A
JP2015040341A JP2013173148A JP2013173148A JP2015040341A JP 2015040341 A JP2015040341 A JP 2015040341A JP 2013173148 A JP2013173148 A JP 2013173148A JP 2013173148 A JP2013173148 A JP 2013173148A JP 2015040341 A JP2015040341 A JP 2015040341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating zone
furnace
steel sheet
furnace temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013173148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6115399B2 (ja
Inventor
智晴 木下
Tomoharu Kinoshita
智晴 木下
上石 進
Susumu Ueishi
進 上石
熊野 晴彦
Haruhiko Kumano
晴彦 熊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2013173148A priority Critical patent/JP6115399B2/ja
Publication of JP2015040341A publication Critical patent/JP2015040341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6115399B2 publication Critical patent/JP6115399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

【課題】既存の設備を用いて焼鈍後に鋼板に反りが発生することを抑制すること。【解決手段】制御装置100は、鋼板の搬送方向における加熱帯の炉温パターンを鋼板の種類及び形状毎に格納する炉温パターンデータベース101と、鋼板に反りが発生する可能性がある温度に関する情報を鋼板の種類及び形状毎に格納する反り温度データベース102と、加熱帯で加熱される鋼板の種類及び形状に対応する加熱帯の炉温パターン及び鋼板に反りが発生する可能性がある温度に関する情報を炉温パターンデータベース101及び反り温度データベース102から読み出し、読み出した情報に基づいて、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度以上である加熱帯部分の炉温を下げ、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度未満である加熱帯部分の炉温を炉温を下げた分だけ上げる加熱帯温度制御部103と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、フロータによって鋼板を浮上させて焼鈍するフロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置に関する。
一般に、冷延鋼板や電磁鋼板等の鋼板は所望の特性を得るために焼鈍されるが、焼鈍後の鋼板の形状は平坦であることが望ましい。例えば無方向性電磁鋼板は、所定の寸法に打ち抜き、積層した後にかしめる又は溶接することによって、モータコアや小型トランスとして利用されている。この打ち抜き、積層、及びかしめ又は溶接の工程はほとんど自動化されている。このため、各工程を円滑に行うために無方向性電磁鋼板には平坦であることが求められている。
フロータを利用して鋼板を浮上させて焼鈍するフロータ式連続焼鈍炉では、鋼板が幅方向に湾曲する、C反りと呼ばれる欠陥が発生することがある。このため、特許文献1には、加熱帯出側の最終ロール入側に進退自在な押込ロールを配置し、押込ロールの押込量を調整することによって鋼板に長手方向曲げを与えることにより、C反りを矯正する技術が提案されている。また、特許文献2には、圧延時の最終段階での上下ロール径に差をつける、又は、圧延ロールを樽形状にすることによって、鋼板の板幅形状を予め下凸形状に湾曲させることにより、上凸形状のC反りが発生することを抑制する技術が提案されている。
特開平05−076935号公報 特開平10−306327号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術によれば、加熱帯出側の最終ロール入側では鋼板の温度が900℃以上になるために、押込ロールは高い耐熱性を有する必要があり、設備コストが嵩む。また、特許文献2記載の技術も同様に、上下ロール径に差をつける、又は、圧延ロールを樽形状にするために設備コストが嵩む。さらに、特許文献1,2記載の技術は共に、C反り発生後に鋼板形状を矯正する、又は、鋼板の圧延形状を予め矯正することによってC反りを矯正する技術であり、C反りが発生することを根本的に抑制する技術ではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、既存の設備を用いて焼鈍後に鋼板に反りが発生することを抑制可能なフロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置を提供することにある。
本発明に係るフロータ式連続焼鈍炉の制御方法は、フロータを利用して鋼板を浮上させて焼鈍するフロータ式連続焼鈍炉の制御方法であって、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度以上である加熱帯部分の炉温を下げ、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度未満である加熱帯部分の炉温を炉温を下げた分だけ上げるステップを含むことを特徴とする。
本発明に係るフロータ式連続焼鈍炉の制御方法は、上記発明において、鋼板の搬送方向上流側の温度に比べて鋼板の搬送方向下流側の温度が高い炉温パターンに従って加熱帯を加熱している場合、鋼板の搬送方向下流側における加熱帯の炉温を下げ、鋼板の搬送方向上流側における加熱帯の炉温を炉温を下げた分だけ上げるステップを含むことを特徴とする。
本発明に係るフロータ式連続焼鈍炉の制御装置は、フロータを利用して鋼板を浮上させて焼鈍するフロータ式連続焼鈍炉の制御装置であって、鋼板の搬送方向における加熱帯の炉温パターンを鋼板の種類及び形状毎に格納する炉温パターンデータベースと、鋼板に反りが発生する可能性がある温度に関する情報を鋼板の種類及び形状毎に格納する反り温度データベースと、加熱帯で加熱される鋼板の種類及び形状に対応する加熱帯の炉温パターン及び鋼板に反りが発生する可能性がある温度に関する情報を炉温パターンデータベース及び反り温度データベースから読み出し、読み出した情報に基づいて、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度以上である加熱帯部分の炉温を下げ、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度未満である加熱帯部分の炉温を炉温を下げた分だけ上げる加熱帯温度制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るフロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置によれば、既存の設備を用いて焼鈍後に鋼板に反りが発生することを抑制できる。
図1は、本発明が適用されるフロータ式連続焼鈍炉の構成を示す模式図である。 図2は、図1に示すフロータの構成を示す斜視図である。 図3は、図2のA−A線断面図である。 図4は、鋼帯にC反りが発生するメカニズムを説明するための模式図である。 図5は、本発明の一実施形態であるフロータ式連続焼鈍炉の制御装置の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の一実施形態であるフロータ式連続焼鈍炉の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、本発明及び従来の加熱帯の炉温パターンを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態であるフロータ式連続焼鈍炉の制御装置の構成及びその動作について説明する。
〔フロータ式連続焼鈍炉の構成〕
始めに、図1〜図3を参照して、本発明が適用されるフロータ式連続焼鈍炉の構成について説明する。図1は、本発明が適用されるフロータ式連続焼鈍炉の構成を示す模式図である。図2は、図1に示すフロータの構成を示す斜視図である。図3は、図2のA−A線断面図である。
図1に示すように、本発明が適用されるフロータ式連続焼鈍炉1は、搬送ロールR1,R2によって搬送される帯状の鋼板(以下、鋼帯と表記)Sを焼鈍する焼鈍炉である。フロータ式連続焼鈍炉1は、加熱帯2と、シール部3によって加熱帯2から熱的に遮断された状態で設けられた冷却帯4と、を備えている。
加熱帯2には、バーナを備えたラジアントチューブ21が加熱器として鋼帯Sの搬送経路の上方及び下方に複数配置されている。ラジアントチューブ21は、図示しない予熱帯で750〜800℃程度の温度に加熱された鋼帯Sを850〜950℃程度の温度まで加熱する。
冷却帯4には、鋼帯Sを上下方向から挟んで対をなす二又状のプレナムチャンバ41が冷却器として配置されている。プレナムチャンバ41には複数のノズル41aが設けられ、ノズル41aから噴出される冷却用ガスによって加熱帯2で加熱された鋼帯Sは750〜800℃程度の温度まで冷却される。
加熱帯2、シール部3、及び冷却帯4には、鋼帯Sの搬送経路の下方に所定間隔を空けて配置された複数のフロータ5が設けられている。なお、加熱帯2及び冷却帯4では、ラジアントチューブ21及びプレナムチャンバ41はフロータ5間に配置されている。
図2に示すように、フロータ5は、配管51を介して内部に炉内雰囲気ガスが送り込まれるヘッダ52と、ヘッダ52の前後に鋼帯Sの幅方向にわたって設けられたスリット状のノズル開口53と、ヘッダ52上面の受圧板52a上に鋼帯Sの搬送方向に沿って設けられた複数列のバッフルプレート54と、ヘッダ52の幅方向両端部に設けられたサイドプレート55と、を備えている。
図3に示すように、フロータ5は、鋼帯Sの下面と受圧板52aとの間にノズル開口53から炉内雰囲気ガスを噴出し、炉内雰囲気ガスによって鋼帯Sを非接触下でカテナリー支持する。またこの際、バッフルプレート54とバッフルプレート54より高さが高いサイドプレート55とが、ノズル開口53から噴出された炉内雰囲気ガスが鋼帯Sの下面に衝突後に鋼帯Sの側縁から逸脱することを抑制する。
〔C反り〕
次に、図4を参照して、上記フロータ式連続焼鈍炉1で発生するC反りについて説明する。
図4は、鋼帯SにC反りが発生するメカニズムを説明するための模式図である。フロータ5は、ノズル開口53から鋼帯Sの下面と受圧板52aとの間に噴出した炉内雰囲気ガスによって鋼帯Sを押し上げることにより、鋼帯Sを浮上させる。この際、炉温が高いと、降伏等によって鋼帯Sは変形しやすくなり、図4に示すように、鋼帯Sの幅方向中央部に圧力が集中し、鋼帯Sの中央部が伸びるような変形が生じることによってC反りが発生する。
そこで、本発明の一実施形態であるフロータ式連続焼鈍炉の制御装置は、以下に示すように加熱帯2の炉温を制御することによって鋼帯SにC反りが発生することを抑制する。以下、図5,図6を参照して、本発明の一実施形態であるフロータ式連続焼鈍炉の制御装置の構成及びその動作について説明する。
〔制御装置の構成〕
図5は、本発明の一実施形態であるフロータ式連続焼鈍炉の制御装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、本発明の一実施形態であるフロータ式連続焼鈍炉の制御装置100は、炉温パターンデータベース(DB)101、C反り温度データベース(DB)102、及び加熱帯温度制御部103を備えている。
炉温パターンDB101は、鋼帯Sの搬送方向における加熱帯2の炉温パターンを鋼帯Sの種類(鋼種)及び形状毎に格納している。
C反り温度DB102は、鋼帯SにC反りが発生する可能性がある温度(高温降伏温度)に関する情報(例えば鋼帯SにC反りが発生した加熱帯2の炉温の実績値)を鋼帯Sの種類及び形状毎に格納している。
加熱帯温度制御部103は、炉温パターンDB101及びC反り温度DB102内に格納されている情報を用いて、鋼帯Sの搬送方向における加熱帯2内の炉温パターンを制御する。
このような構成を有する制御装置1では、加熱帯温度制御部103が以下に示す加熱帯温度制御処理を実行することによって既存の設備を用いて焼鈍後に鋼帯SにC反りが発生することを抑制する。以下、図6に示すフローチャートを参照して、加熱帯温度制御処理を実行する際の加熱帯温度制御部103の動作について説明する。
〔加熱帯温度制御処理〕
図6は、本発明の一実施形態である加熱帯温度制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、フロータ式連続焼鈍炉1の稼働が開始されたタイミングで開始となり、加熱帯温度制御処理はステップS1の処理に進む。加熱帯温度制御処理は、フロータ式連続焼鈍炉1が稼働されている間、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。
ステップS1の処理では、加熱帯温度制御部103が、加熱帯2において加熱される鋼帯Sの種類及び形状に関する情報を上位コンピュータから取得し、取得した情報に対応する加熱帯2の炉温パターン及び鋼帯SにC反りが発生する可能性がある温度に関する情報を炉温パターンDB101及びC反り温度DB102から読み出す。そして、加熱帯温度制御部103は、読み出した情報に基づいて炉温が鋼帯SにC反りが発生する可能性がある温度以上になる加熱帯部分があるか否かを判別する。
判別の結果、炉温が鋼帯SにC反りが発生する可能性がある温度以上になる加熱帯部分がない場合、加熱帯温度制御部103は加熱帯温度制御処理を終了する。一方、炉温が鋼帯SにC反りが発生する可能性がある温度以上になる加熱帯部分がある場合には、加熱帯温度制御部103は加熱帯温度制御処理をステップS2の処理に進める。
ステップS2の処理では、加熱帯温度制御部103は、炉温が鋼帯SにC反りが発生する可能性がある温度以上になる加熱帯部分の炉温を下げる。この結果、C反りが発生する可能性がある温度以上での鋼板Sの炉内滞留時間を低減できる。これにより、ステップS2の処理は完了し、加熱帯温度制御処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、加熱帯温度制御部103は、炉温が鋼帯SにC反りが発生する可能性がある温度未満である加熱帯部分の炉温を上げる。この際、目的とする焼鈍効果(鋼板の結晶粒径、集合組織、硬度、降伏強度、磁気特性(鉄損、磁束密度)等)を達成するために、加熱帯温度制御部103は、ステップS2の処理における温度降下量だけ温度を上げる。
なお、加熱帯2では、前段(鋼帯Sの搬送方向上流側)の温度に比べて後段(鋼帯Sの搬送方向下流側)の温度が高い炉温パターンが採用されることが多い。このような炉温パターンが採用された場合には、加熱帯温度制御部103は、前段の温度を上げて後段の炉温を下げる。また、この際、目的とする焼鈍効果を達成するために、加熱帯温度制御部103は、後段の温度降下量だけ前段の温度を上げる。これにより、ステップS3の処理は完了し、加熱帯温度制御処理は終了する。
〔実施例〕
図7は、Si:1.45%、Al:0.55%、Mn:0.30%を含有し、残部がFeからなる無方向性電磁鋼板用の冷延鋼板(板厚0.5mm、板幅120mm)に対する本発明及び従来の加熱帯の炉温パターンを示す図である。従来の加熱帯の炉温パターンでは、C反りが発生した。このため、本発明の加熱帯の炉温パターンでは、焼鈍後の磁気特性(磁束密度B50)が同等になるようC反りが発生する可能性がある温度(950℃)以上となる加熱帯部分の炉温を下げると共に、C反りが発生する可能性がある温度未満の加熱帯部分の炉温を上げた。その結果、従来の炉温パターンではC反り高さが1.2〜3.0mmであったのに対して、本発明の炉温パターンではC反り高さは0.5mm以下になった。これにより、本発明の炉温パターンによってC反りの発生を抑制できることが確認された。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態である加熱帯温度制御処理では、加熱帯温度制御部103が、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度以上である加熱帯部分の炉温を下げ、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度未満である加熱帯部分の炉温を炉温を下げた分だけ上げるので、既存の設備を用いて焼鈍後に鋼板に反りが発生することを抑制できる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 フロータ式連続焼鈍炉
2 加熱帯
3 シール部
4 冷却帯
5 フロータ
21 ラジアントチューブ
41 プレナムチャンバ
41a ノズル
51 配管
52 ヘッダ
52a 受圧板
53 ノズル開口
54 バッフルプレート
55 サイドプレート
100 制御装置
101 炉温パターンデータベース(DB)
102 C反り温度データベース(DB)
103 加熱帯温度制御部
R1,R2 搬送ロール
S 鋼帯

Claims (3)

  1. フロータを利用して鋼板を浮上させて焼鈍するフロータ式連続焼鈍炉の制御方法であって、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度以上である加熱帯部分の炉温を下げ、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度未満である加熱帯部分の炉温を炉温を下げた分だけ上げるステップを含むことを特徴とするフロータ式連続焼鈍炉の制御方法。
  2. 鋼板の搬送方向上流側の温度に比べて鋼板の搬送方向下流側の温度が高い炉温パターンに従って加熱帯を加熱している場合、鋼板の搬送方向下流側における加熱帯の炉温を下げ、鋼板の搬送方向上流側における加熱帯の炉温を炉温を下げた分だけ上げるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のフロータ式連続焼鈍炉の制御方法。
  3. フロータを利用して鋼板を浮上させて焼鈍するフロータ式連続焼鈍炉の制御装置であって、
    鋼板の搬送方向における加熱帯の炉温パターンを鋼板の種類及び形状毎に格納する炉温パターンデータベースと、
    鋼板に反りが発生する可能性がある温度に関する情報を鋼板の種類及び形状毎に格納する反り温度データベースと、
    加熱帯で加熱される鋼板の種類及び形状に対応する加熱帯の炉温パターン及び鋼板に反りが発生する可能性がある温度に関する情報を炉温パターンデータベース及び反り温度データベースから読み出し、読み出した情報に基づいて、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度以上である加熱帯部分の炉温を下げ、炉温が鋼板に反りが発生する可能性がある温度未満である加熱帯部分の炉温を炉温を下げた分だけ上げる加熱帯温度制御部と、
    を備えることを特徴とするフロータ式連続焼鈍炉の制御装置。
JP2013173148A 2013-08-23 2013-08-23 フロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置 Active JP6115399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173148A JP6115399B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 フロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173148A JP6115399B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 フロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015040341A true JP2015040341A (ja) 2015-03-02
JP6115399B2 JP6115399B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=52694671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013173148A Active JP6115399B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 フロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6115399B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110114A (en) * 1978-02-18 1979-08-29 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Floater control of metal strip*etc*
JPS5696030A (en) * 1979-12-29 1981-08-03 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Float conveyor type furnace and heat treatment furnace
JPH07252535A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Daido Steel Co Ltd 金属ストリップの熱処理炉及び熱処理方法
JPH07252537A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Daido Steel Co Ltd 金属ストリップの矯正装置
JPH07252539A (ja) * 1994-03-14 1995-10-03 Daido Steel Co Ltd 金属ストリップの誘導加熱装置
JPH0920928A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Daido Steel Co Ltd 連続式多目的炉
JPH09310124A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Nippon Steel Corp 形状と磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法
JPH10306327A (ja) * 1997-04-28 1998-11-17 Nippon Steel Corp フローティング式連続焼鈍炉
JP2006169586A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Nippon Steel Corp 形状の優れた鋼板の製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110114A (en) * 1978-02-18 1979-08-29 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Floater control of metal strip*etc*
JPS5696030A (en) * 1979-12-29 1981-08-03 Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd Float conveyor type furnace and heat treatment furnace
JPH07252539A (ja) * 1994-03-14 1995-10-03 Daido Steel Co Ltd 金属ストリップの誘導加熱装置
JPH07252535A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Daido Steel Co Ltd 金属ストリップの熱処理炉及び熱処理方法
JPH07252537A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Daido Steel Co Ltd 金属ストリップの矯正装置
JPH0920928A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Daido Steel Co Ltd 連続式多目的炉
JPH09310124A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Nippon Steel Corp 形状と磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法
JPH10306327A (ja) * 1997-04-28 1998-11-17 Nippon Steel Corp フローティング式連続焼鈍炉
JP2006169586A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Nippon Steel Corp 形状の優れた鋼板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6115399B2 (ja) 2017-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100101690A1 (en) Method for continously annealing steel strip having a curie point and continous annealing facility of the same
KR101701191B1 (ko) 연속 어닐링 설비의 급속 가열 장치
JP4449455B2 (ja) 鋼板の製造方法
EP2412832B1 (en) Grain-oriented electrical steel sheet and producing method therefor
JP6595278B2 (ja) セパレータの製造方法
JP7008532B2 (ja) 冷間圧延方法
TW201326419A (zh) 極薄電磁鋼板
JP6115399B2 (ja) フロータ式連続焼鈍炉の制御方法及び制御装置
JP6083156B2 (ja) 連続焼鈍設備の急速加熱装置および急速加熱方法
JPH11229040A (ja) Fe−Ni合金鋼ストリップの形状矯正を伴なう焼鈍方法及び焼鈍装置
US11008637B2 (en) Method of producing martensitic stainless steel strip
JP4581418B2 (ja) 厚鋼板の熱処理方法
CN103882219A (zh) 一种硅钢热轧工序中板坯加热方法
JP4655684B2 (ja) 鋼板の熱処理方法
JP5277641B2 (ja) 加熱炉の温度制御方法
JP4955940B2 (ja) 厚鋼板の熱処理装置および熱処理方法
JP4760022B2 (ja) 厚鋼板の熱処理装置及び方法並びに厚鋼板の製造方法
JP4635456B2 (ja) 鋼板の連続焼鈍方法
JP2001137943A (ja) 金属板の平坦度制御方法及び装置
JP6083157B2 (ja) 連続焼鈍設備の急速加熱装置および急速加熱方法
JPH07241613A (ja) 鋼板幅方向反り形状の制御方法
JP2022055557A (ja) 冷延鋼板の連続焼鈍方法
JP4456474B2 (ja) 形状の優れた鋼板の製造方法
JP2006002183A (ja) 厚鋼板の熱処理方法および装置
JP2005169458A (ja) 鋼板の熱処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6115399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250