JP2015040106A - エレベータ釣合おもり装置用調整おもり - Google Patents

エレベータ釣合おもり装置用調整おもり Download PDF

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克巳 岩崎
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登 瀬水
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康明 佐藤
誉之 俵田
Yoshiyuki Tawarada
誉之 俵田
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Abstract

【課題】汎用性を向上させることができるエレベータ釣合おもり装置用調整おもりを得る。【解決手段】一対の縦枠11を有した釣合おもり枠1と、一対の縦枠11の間に設けられた通しボルト2と、一対の縦枠11に渡って設けられた釣合おもり3とを備えたエレベータ釣合おもり本体に取り付けられる調整おもり4Aであって、一対の縦枠11の間に設けられ、釣合おもり枠1の幅方向に間隔をおいて並べられた調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43と、調整おもり本体41と調整おもり本体42との間の距離が調整可能となるように、調整おもり本体41と調整おもり本体42を連結する連結装置44と、調整おもり本体42と調整おもり本体43との間の距離が調整可能となるように、調整おもり本体42と調整おもり本体43を連結する連結装置45とを備えている。【選択図】図2

Description

この発明は、エレベータ釣合おもり本体に取り付けられるエレベータ釣合おもり装置用調整おもりに関する。
従来、一対の縦枠を有した釣合おもり枠と、一対の縦枠の間であって幅方向に離れて設けられ、高さ方向に延びた2本の通しボルトと、一対の縦枠に渡って設けられた釣合おもりとを備えたエレベータ釣合おもり本体に取り付けられるエレベータ釣合おもり装置用調整おもりであって、一対の縦枠の間に設けられ、釣合おもり枠の幅方向に並べて配置された一対の調整おもり本体を備えたエレベータ釣合おもり装置用調整おもりが知られている。それぞれの調整おもり本体における長手方向についての寸法は、一対の縦枠の間の寸法を2分割した寸法となっており、それぞれの調整おもり本体の縦枠側の端部には、通しボルトが挿入される溝が釣合おもり枠の幅方向に延びて形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−15136号公報
しかしながら、調整用おもり本体における長手方向についての寸法が一定となっているので、釣合おもり枠の幅方向の寸法が異なるエレベータ釣合おもり装置に用いることができず、エレベータ釣合おもり装置用調整おもりの汎用性がないという問題点があった。
この発明は、汎用性を向上させることができるエレベータ釣合おもり装置用調整おもりを提供するものである。
この発明に係るエレベータ釣合おもり装置用調整おもりは、一対の縦枠を有した釣合おもり枠と、一対の縦枠の間に設けられ、高さ方向に延びた通しボルトと、一対の縦枠に渡って設けられ、通しボルトが挿入される貫通孔が形成された釣合おもりとを備えたエレベータ釣合おもり本体に取り付けられるエレベータ釣合おもり装置用調整おもりであって、一対の縦枠の間に設けられ、釣合おもり枠の幅方向に間隔をおいて並べられた複数の調整おもり本体と、隣り合う調整おもり本体の間の距離が調整可能となるように、隣り合う調整おもり本体を連結する連結装置とを備えている。
この発明に係るエレベータ釣合おもり装置用調整おもりによれば、一対の縦枠の間に設けられ、釣合おもり枠の幅方向に間隔をおいて並べられた複数の調整おもり本体と、隣り合う調整おもり本体の間の距離が調整可能となるように、隣り合う調整おもり本体を連結する連結装置とを備えているので、釣合おもり枠の幅方向の寸法が異なるエレベータ釣合おもり装置に用いることができる。その結果、エレベータ釣合おもり装置用調整おもりの汎用性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ釣合おもり装置を示す正面図である。 図1の調整おもりを示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係る調整おもりを示す平面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ釣合おもり装置を示す正面図である。図において、エレベータ釣合おもり装置は、釣合おもり枠1と、釣合おもり枠1に取り付けられた一対の通しボルト2と、釣合おもり枠1の内側に設けられた複数の釣合おもり3と、釣合おもり3の上に載せられる調整おもり(エレベータ釣合おもり装置用調整おもり)4Aとを備えている。釣合おもり枠1、通しボルト2および釣合おもり3からエレベータ釣合おもり本体が構成されている。
釣合おもり枠1は、高さ方向に延び幅方向に離れて配置された一対の縦枠11と、一対の縦枠11の上端部を連結する上枠12と、一対の縦枠11の下端部を連結する下枠13とを有している。
一対の通しボルト2は、高さ方向に延びるとともに、釣合おもり枠1の幅方向に離れて配置されている。また、一対の通しボルト2は、一対の縦枠11の間を通っている。それぞれの通しボルト2は、上端部がナットを用いて上枠12に固定され、下端部がナットを用いて下枠13に固定されている。
複数の釣合おもり3は、下枠13の上に重ねて配置されている。釣合おもり3は、一対の縦枠11に渡って配置されている。釣合おもり3は、長手方向両端部が縦枠11に係合されている。これにより、釣合おもり3は、釣合おもり枠1の奥行方向についての移動が規制されている。ここで、釣合おもり枠1の奥行方向とは、釣合おもり枠1を上方から見た場合に、釣合おもり枠1の幅方向に垂直な方向である。また、釣合おもり3は、釣合おもり枠1の幅方向についての移動も縦枠11によって規制されている。
調整おもりA4は、重ねられた複数の釣合おもり3の上に重ねられている。図2は図1の調整おもり4を示す平面図である。調整おもり4Aは、一対の縦枠11の間に設けられ釣合おもり枠1(図1)の幅方向に間隔をおいて並べられた調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43と、調整おもり本体41と調整おもり本体42とを連結する連結装置44と、調整おもり本体42と調整おもり本体43とを連結する連結装置45とを備えている。調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43は、調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43の順に並べられている。
調整おもり本体41には、一方の縦枠11に形成された凹部111に係合するように、縦枠11に向かって突出した突出部411が形成されている。突出部411が凹部111に係合することによって、調整おもり本体41は、釣合おもり枠1の奥行方向についての移動が規制される。また、調整おもり本体41は、釣合おもり枠1の幅方向外側についての移動も縦枠11によって規制されている。
調整おもり本体41における調整おもり本体42側の面には、2個の穴412が形成されている。2個の穴412は、釣合おもり枠1の奥行方向に離れて配置されている。それぞれの穴412は、釣合おもり枠1の幅方向に延びて形成されている。
調整おもり本体43には、調整おもり本体41と同様に、他方の縦枠11に形成された凹部111に係合するように、縦枠11に向かって突出した突出部431が形成されている。突出部431が凹部111に係合することによって、調整おもり本体43は、釣合おもり枠1の奥行方向についての移動が規制される。また、調整おもり本体43は、釣合おもり枠1の幅方向外側についての移動も縦枠11によって規制されている。
調整おもり本体43における調整おもり本体42側の面には、2個の穴432が形成されている。2個の穴432は、釣合おもり枠1の奥行方向に離れて配置されている。それぞれの穴432は、釣合おもり枠1の幅方向に延びて形成されている。
調整おもり本体42には、2個の貫通孔421が形成されている。2個の貫通孔421は、釣合おもり枠1の奥行方向に離れて配置されている。それぞれの貫通孔421は、釣合おもり枠1の幅方向に延びて形成されている。
連結装置44は、調整おもり本体41と調整おもり本体42とに渡って設けられた一対のボルト部材441と、それぞれのボルト部材441に固定された固定ナット442と、それぞれのボルト部材441に回転可能に設けられた回転ナット443とを有している。ボルト部材441の直径は、穴412および貫通孔421のそれぞれの直径よりも小さくなっている。連結装置44は、調整おもり本体41および調整おもり本体42に対して着脱可能となっている。
ボルト部材441の一端部は、穴412に挿入されている。ボルト部材441の一端部は、穴412の底面に当接している。ボルト部材441の他端部は、貫通孔421に挿入されている。回転ナット443は、固定ナット442と調整おもり本体42との間に配置されている。回転ナット443が調整おもり本体42に当接することによって、ボルト部材441が貫通孔421に挿入される方向についてのボルト部材441の移動が規制される。つまり、回転ナット443によって、貫通孔421へのボルト部材441の挿入深さが決められる。回転ナット443がボルト部材441に対して周方向に回転することによって、貫通孔421へのボルト部材441の挿入深さが調整される。回転ナット443をボルト部材441に対して周方向に回転させる場合には、固定ナット442を保持して、ボルト部材441が回転ナット443とともに回転することを防止する。貫通孔421へのボルト部材441の挿入深さが調整されることによって、調整おもり本体41と調整おもり本体42との間の距離が調整される。
一対のボルト部材441は、釣合おもり枠1の奥行方向に通しボルト2を挟んでいる。これにより、調整おもり4が釣合おもり枠1から外れてしまうことが防止されている。
連結装置45は、連結装置44と同様に、調整おもり本体42と調整おもり本体43とに渡って設けられた一対のボルト部材451と、それぞれのボルト部材451に固定された固定ナット452と、それぞれのボルト部材451に回転可能に設けられた回転ナット453とを有している。連結装置45は、調整おもり本体42および調整おもり本体43に対して着脱可能となっている。
ボルト部材451の一端部は、穴432に挿入されている。ボルト部材451の一端部は、穴432の底面に当接している。ボルト部材451の他端部は、貫通孔421に挿入されている。回転ナット453は、固定ナット452と調整おもり本体42との間に配置されている。回転ナット453が調整おもり本体42に当接することによって、ボルト部材451が貫通孔421に挿入される方向についてのボルト部材451の移動が規制される。つまり、回転ナット453によって、貫通孔421へのボルト部材451の挿入深さが決められる。回転ナット453がボルト部材451に対して周方向に回転することによって、貫通孔421へのボルト部材451の挿入深さが調整される。回転ナット453をボルト部材451に対して周方向に回転させる場合には、固定ナット452を保持して、ボルト部材451が回転ナット453とともに回転することを防止する。貫通孔421へのボルト部材451の挿入深さが調整されることによって、調整おもり本体42と調整おもり本体43との間の距離が調整される。
一対のボルト部材441は、釣合おもり枠1の奥行方向に通しボルト2を挟んでいる。これにより、調整おもり4が釣合おもり枠1から外れてしまうことが防止されている。
次に、調整おもり4Aの取付手順について説明する。まず、調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43を釣合おもり3の上に載せる。その後、連結装置44および連結装置45を調整おもり本体42に取り付ける。このとき、固定ナット442と調整おもり本体42との間に回転ナット443が配置され、固定ナット452と調整おもり本体42との間に回転ナット453が配置されるようにする。
その後、ボルト部材441における調整おもり本体42からの突出寸法が調整おもり本体41と調整おもり本体42との間の寸法よりも短くなるように、回転ナット443を周方向に回転させる。また、ボルト部材451における調整おもり本体42からの突出寸法が調整おもり本体42と調整おもり本体43との間の寸法よりも短くなるように、回転ナット453を周方向に回転させる。
その後、ボルト部材441の一端部を穴412に挿入し、ボルト部材451の一端部を穴432に挿入して、ボルト部材441およびボルト部材451が調整おもり本体42から引き抜かれる方向に移動するように、回転ナット443および回転ナット453を周方向に回転させる。これにより、調整おもり4における釣合おもり枠1の幅方向の寸法が伸張する。
突出部411および突出部431が一対の縦枠11の凹部111に係合するまで、回転ナット443および回転ナット453を周方向に回転させる。以上により、調整おもり4Aの取付手順が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る調整おもり4によれば、一対の縦枠11の間に設けられ、釣合おもり枠1の幅方向に間隔をおいて並べられた調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43と、調整おもり本体41と調整おもり本体42との間の距離が調整可能となるように、調整おもり本体41と調整おもり本体42とを連結する連結装置44と、調整おもり本体42と調整おもり本体43との間の距離が調整可能となるように、調整おもり本体42と調整おもり本体43とを連結する連結装置45とを備えているので、釣合おもり枠1の幅方向の寸法が異なるエレベータ釣合おもり装置に用いることができる。その結果、調整おもり4の汎用性を向上させることができる。また、調整おもり4が調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43に分割されているので、エレベータ釣合おもり本体に調整おもり4を容易に着脱することができる。
また、連結装置44は、調整おもり本体41および調整おもり本体42に着脱可能となっており、連結装置45は、調整おもり本体42および調整おもり本体43に着脱可能となっているので、調整おもり本体41、調整おもり本体42および調整おもり本体43のそれぞれを別々に釣合おもり3の上に載せることができる。
また、連結装置44は、調整おもり本体41と調整おもり本体42とに渡って設けられた一対のボルト部材441を有し、連結装置45は、調整おもり本体42と調整おもり本体43とに渡って設けられた一対のボルト部材451を有し、一対のボルト部材441および一対のボルト部材451は、釣合おもり枠1の奥行方向に通しボルト2を挟むので、調整おもり4が釣合おもり枠1から外れてしまうことを防止することができる。
なお、上記実施の形態1では、回転ナット443および回転ナット453が周方向に回転することによって、貫通孔421へのボルト部材441およびボルト部材451の挿入深さが調整される構成について説明したが、これに限らず、例えば、貫通孔421の内壁にねじ溝を形成し、ボルト部材441およびボルト部材451が周方向に回転することによって、貫通孔421へのボルト部材441およびボルト部材451の挿入深さが調整される構成であってもよい。これにより、調整おもり4Aにおける釣合おもり枠1の幅方向についての寸法を容易に調整することができる。
また、上記実施の形態1では、ボルト部材441の一端部が穴412の底面に当接し、ボルト部材451の一端部が穴432の底面に当接する構成について説明したが、これに限らず、調整おもり本体41と固定ナット442との間であって調整おもり本体41に当接する回転ナットと、調整おもり本体43と固定ナット452との間であって調整おもり本体43に当接する回転ナットとを備えた構成であってもよい。
また、上記実施の形態1では、貫通孔421へのボルト部材441およびボルト部材451の挿入深さを調整することによって、調整おもり4における釣合おもり枠1の幅方向についての寸法を調整する構成について説明したが、穴412へのボルト部材441の挿入深さおよび穴432へのボルト部材451の挿入深さを調整することによって、調整おもり4における釣合おもり枠1の幅方向についての寸法を調整する構成であってもよい。この場合、調整おもり本体41および調整おもり本体43に当接する回転ナットを用いたり、または、穴412および穴432の内壁にねじ溝を形成したりしてもよい。これにより、調整おもり4における釣合おもり枠1の幅方向についての寸法を容易に調整することができる。
また、上記実施の形態1では、1個の調整おもり4Aを備えたエレベータ釣合おもり装置について説明したが、複数の調整おもり4Aを備えたエレベータ釣合おもり装置であってもよい。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2に係る調整おもり4Bを示す平面図である。図において、調整おもり4Bは、一対の縦枠11の間に設けられ釣合おもり枠1(図1)の幅方向に間隔をおいて並べられた調整おもり本体46および調整おもり本体47と、調整おもり本体46と調整おもり本体47とを連結する連結装置48とを備えている。
調整おもり本体46には、一方の縦枠11の凹部111に係合するように幅方向外側に突出した突出部461が形成されている。突出部461が凹部111に係合することによって、調整おもり本体46は、釣合おもり枠1の奥行方向についての移動が規制される。また、調整おもり本体46は、釣合おもり枠1の幅方向外側についての移動も縦枠11によって規制される。
また、調整おもり本体46には、突出部461から釣合おもり枠1の幅方向内側に延びた溝462が形成されている。溝462には、通しボルト2が挿入されている。これにより、調整おもり本体46が釣合おもり枠1から外れてしまうことが防止される。
また、調整おもり本体46における調整おもり本体47側の面には、2個の穴463が形成されている。2個の穴463は、釣合おもり枠1の奥行方向に離れて配置されている。それぞれの穴463は、釣合おもり枠1の幅方向に延びて形成されている。
調整おもり本体47には、調整おもり本体46と同様に、他方の縦枠11の凹部111に係合するように、縦枠11に向かって突出した突出部471が形成されている。突出部431が凹部111に係合することによって、調整おもり本体47は、釣合おもり枠1の奥行方向についての移動が規制される。また、調整おもり本体47は、釣合おもり枠1の幅方向外側についての移動も縦枠11によって規制される。
また、調整おもり本体47には、突出部471から釣合おもり枠1の幅方向内側に延びた溝472が形成されている。溝472には、通しボルト2が挿入されている。これにより、調整おもり本体47が釣合おもり枠1から外れてしまうことが防止される。
また、調整おもり本体47における調整おもり本体46側の面には、2個の穴473が形成されている。2個の穴473は、釣合おもり枠1の奥行方向に離れて配置されている。それぞれの穴473は、釣合おもり枠1の幅方向に延びて形成されている。
連結装置48は、調整おもり本体46と調整おもり本体47とに渡って設けられた一対のボルト部材481と、それぞれのボルト部材481に固定された固定ナット482と、それぞれのボルト部材481に一対ずつ回転可能に設けられた回転ナット483とを有している。
それぞれのボルト部材481には、固定ナット482を挟むように一対の回転ナット483が取り付けられている。それぞれのボルト部材481に取り付けられた回転ナット483の中で、調整おもり本体46と固定ナット482との間に配置された回転ナット483は、調整おもり本体46に当接している。これにより、ボルト部材481が穴463に挿入される方向についてのボルト部材481の移動が規制され、穴463へのボルト部材481の挿入深さが決められる。回転ナット483がボルト部材481に対して回転することによって、穴463へのボルト部材481の挿入深さが調整される。一方、それぞれのボルト部材481に取り付けられた回転ナット483の中で、調整おもり本体47と固定ナット482との間に配置された回転ナット483は、調整おもり本体47に当接している。これにより、ボルト部材481が穴473に挿入される方向についてのボルト部材481の移動が規制され、穴473へのボルト部材481の挿入深さが決められる。回転ナット483がボルト部材481に対して回転することによって、穴473へのボルト部材481の挿入深さが調整される。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る調整おもり4Bによれば、一対の縦枠11の間に設けられ、釣合おもり枠1の幅方向に間隔をおいて並べられた調整おもり本体46および調整おもり本体47と、調整おもり本体46と調整おもり本体47との間の距離が調整可能となるように、調整おもり本体46と調整おもり本体47とを連結する連結装置48とを備えているので、釣合おもり枠1の幅方向の寸法が異なるエレベータ釣合おもり装置に用いることができる。その結果、調整おもり4の汎用性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態2では、回転ナット483が周方向に回転することによって、穴463および穴473へのボルト部材481の挿入深さが調整される構成について説明したが、これに限らず、例えば、穴463または穴473の内壁にねじ溝を形成し、ボルト部材481が周方向に回転することによって、穴463または穴473へのボルト部材481の挿入深さが調整される構成であってもよい。これにより、調整おもり4Bにおける釣合おもり枠1の幅方向についての寸法を容易に調整することができる。
また、上記実施の形態1では、固定ナット482を挟むように一対の回転ナット483がボルト部材481に取り付けられた構成について説明したが、これに限らず、調整おもり本体46と固定ナット482との間または調整おもり本体47と固定ナット482との間の何れか一方に位置するボルト部材481の部分にのみ回転ナット483を取り付けて、固定ナット482との間に回転ナット483が配置されていない調整おもり本体46の穴463または調整おもり本体47の穴473の底面にボルト部材481の端部が当接する構成であってもよい。
また、上記実施の形態2では、1個の調整おもり4Bを備えたエレベータ釣合おもり装置について説明したが、複数の調整おもり4Bを備えたエレベータ釣合おもり装置であってもよい。
1 釣合おもり枠、2 通しボルト、3 釣合おもり、4A、4B 調整おもり(エレベータ釣合おもり装置用調整おもり)、11 縦枠、12 上枠、13 下枠、41 調整おもり本体、42 調整おもり本体、43 調整おもり本体、44 連結装置、45 連結装置、46 調整おもり本体、47 調整おもり本体、48 連結装置、111 凹部、411 突出部、412 穴、421 貫通孔、431 突出部、432 穴、441 ボルト部材、442 固定ナット、443 回転ナット、451 ボルト部材、452 固定ナット、453 回転ナット、461 突出部、462 溝、463 穴、471 突出部、472 溝、473 穴、481 ボルト部材、482 固定ナット、483 回転ナット。

Claims (4)

  1. 一対の縦枠を有した釣合おもり枠と、一対の前記縦枠の間に設けられ、高さ方向に延びた通しボルトと、前記一対の縦枠の間に渡って設けられ、前記通しボルトが挿入される貫通孔が形成された釣合おもりとを備えたエレベータ釣合おもり本体に取り付けられるエレベータ釣合おもり装置用調整おもりであって、
    一対の前記縦枠の間に渡って設けられ、前記釣合おもり枠の幅方向に間隔をおいて並べられた複数の調整おもり本体と、
    隣り合う前記調整おもり本体の間の距離が調整可能となるように、隣り合う前記調整おもり本体を連結する連結装置と
    を備えていることを特徴とするエレベータ釣合おもり装置用調整おもり。
  2. 前記連結装置は、隣り合う前記調整おもり本体の少なくとも一方に着脱可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ釣合おもり装置用調整おもり。
  3. 前記連結装置は、隣り合う前記調整おもり本体に渡って設けられたボルト部材を有し、前記ボルト部材が周方向に回転することによって、隣り合う前記調整おもり本体の間の距離が調整されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ釣合おもり装置用調整おもり。
  4. 前記連結装置は、隣り合う前記調整おもり本体に渡って設けられた一対のボルト部材を有し、
    一対の前記ボルト部材は、前記釣合おもり枠の奥行方向に前記通しボルトを挟むことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のエレベータ釣合おもり装置用調整おもり。
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CN202670974U (zh) * 2012-06-15 2013-01-16 广东威得利电梯有限公司 一种电梯对重块
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