JP2015035164A - 制御装置、制御プログラム、通信プログラムおよび通信装置 - Google Patents

制御装置、制御プログラム、通信プログラムおよび通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オンラインストレージ等に記憶されたデータをダウンロードする際の利便性を向上させる。【解決手段】携帯電話10からオンラインストレージ62等の記憶領域の要求があった場合に、ウェブサーバ50は、特定のURLを携帯電話に送信する。そして、特定のURLにアクセスされ、記憶領域にデータが記憶されている場合に、ウェブサーバは、記憶領域のデータのダウンロード用URLを携帯電話に送信する。つまり、ウェブサーバが、ダウンロード用URLを管理し、特定のURLにアクセスしてきた携帯電話に、ダウンロード用URLを送信する。これにより、ユーザは特定のURLにアクセスするだけで、ダウンロード用URLを入手できる。また、記憶領域にデータが記憶されていない場合には、ウェブサーバは、記憶領域にデータを記憶させるために必要なURLを携帯電話に送信する。これにより、記憶領域へのアップロードも容易となる。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置と情報の送受信を行う制御装置および、制御装置と情報の送受信を行う通信装置等に関する。
近年、ウェブ上で提供されているオンラインストレージ等の記憶領域に、画像データ等が記憶されており、その画像データをダウンロードするためのURLを用いて、画像データに基づく画像を閲覧する技術開発が進められている。下記特許文献には、そのような技術が記載されている。
特開2006−148611号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、オンラインストレージ等に記憶されたデータを、容易にダウンロードすることが可能となる。ただし、オンラインストレージ等に記憶されているデータの変更等により、データをダウンロードするためのURLが変更されるため、利便性が低い。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、オンラインストレージ等に記憶されたデータをダウンロードする際の利便性を向上させるための技術を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に記載の制御装置は、記憶領域を特定するための記憶領域情報を記憶する記憶部と、プロセッサと、を備える制御装置であって、前記プロセッサは、通信装置から前記記憶領域情報の要求を受け付けた場合に、該通信装置にあてて前記記憶領域情報を、通信部に送信させる第1送信制御手段と、前記通信部に前記記憶領域情報を送信させた後に、該記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域へのアクセス要求があった場合に、前記特定記憶領域に情報が記憶されていない場合に、アクセス要求元の通信装置である特定通信装置にあてて、前記通信装置が送信するコンテンツ情報を前記特定記憶領域に記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を、前記通信部に送信させる第2送信制御手段と、前記通信部に前記記憶領域情報を送信させた後に、該記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域へのアクセス要求があった場合に、前記特定記憶領域に前記送信情報が記憶されている場合に、アクセス要求元の通信装置にあてて、前記特定記憶領域に記憶されているコンテンツ情報を特定するためのコンテンツ特定情報を、前記通信部に送信させる第3送信制御手段と、して機能することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明に記載の通信プログラムは、通信装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、前記通信装置の外部に設けられた記憶領域を特定するための記憶領域情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した記憶領域情報に前記通信装置を特定するための装置特定情報を付加する付加手段と、前記付加手段によって前記装置特定情報が付加された前記記憶領域情報を利用して、前記記憶領域へのアクセス要求を、要求実行部に行わせるアクセス要求実行制御手段と、前記記憶領域情報へのアクセス要求の返信として、前記取得手段によって取得された記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域にコンテンツ情報を記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を取得した場合に、取得したコンテンツ記憶情報を利用して、前記コンテンツ情報を、前記特定記憶領域にあてて通信部に送信させるコンテンツ情報送信制御手段と、前記記憶領域情報へのアクセス要求の返信として、前記特定記憶領域に記憶されているコンテンツ情報を特定するためのコンテンツ特定情報を取得した場合に、取得したコンテンツ取得情報を利用して、前記コンテンツ情報を特定し、前記コンテンツ情報に基づく画像を表示部に表示させる表示制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明に記載の制御装置、および通信装置等によれば、特定の記憶領域情報、つまり、特定のURLに、通信装置によってアクセスし、そのURLによって特定される記憶領域、つまり、オンラインストレージにデータが記憶されている場合に、そのデータをダウンロードするためのURLが、通信装置に送信される。つまり、制御装置が、データをダウンロードするためのURLを管理し、特定のURLにアクセスしてきた通信装置(特定通信装置と記載する場合がある)に、データをダウンロードするためのURLを送信する。これにより、オンラインストレージに記憶されているデータが変更されても、ユーザがアクセスに用いるURLは変化しないため、利便性が向上する。また、オンラインストレージにデータが記憶されていない場合には、オンラインストレージにデータをアップロードするために必要なURLが、特定通信装置に送信される。これにより、オンラインストレージへのアップロードも容易となる。
本明細書に記載の制御装置等では、特定通信装置から送信されたアクセス情報に特定の情報が含まれる場合に、制御装置が、オンラインストレージへのアップロード用のURLを特定通信装置に送信することが可能である。これにより、ユーザは、容易にデータをオンラインストレージにアップロードすることが可能となる。
本明細書に記載の制御装置等では、特定通信装置から送信されたアクセス情報に特定の情報が含まれない場合に、制御装置が、オンラインストレージへデータをアップロードするために必要なプログラム(アップロード用プログラムと記載する場合がある)を取得可能なオンラインストアのURLを特定通信装置に送信することが可能である。これにより、ユーザは、アップロードに必要なプログラムを入手し、データをオンラインストレージにアップロードすることが可能となる。
本明細書に記載の制御装置等では、特定通信装置から送信されたアクセス情報にアップロード用プログラムの使用の痕跡がある場合に、制御装置が、オンラインストレージへのアップロード用のURLを特定通信装置に送信することが可能である。これにより、アップロード用プログラムのユーザのみが、データをオンラインストレージにアップロードすることが可能となる。
本明細書に記載の制御装置等では、特定通信装置によりアップロードされたデータがオンラインストレージに記憶されている場合に、制御装置が、アップロード用URLとダウンロード用URLとを特定通信装置に送信し、特定通信装置と異なる通信装置によりアップロードされたデータがオンラインストレージに記憶されている場合に、制御装置が、ダウンロード用URLを特定通信装置に送信することが可能である。これにより、オンラインストレージにアップロードしたユーザだけが、画像の変更等を行うことが可能となる。
本明細書に記載の制御装置等では、特定通信装置によりアップロードされたデータがオンラインストレージに記憶されている場合に、制御装置が、オンラインストレージに記憶されているデータを新たなデータに変更することが可能なURLを特定通信装置に送信することが可能である。これにより、オンラインストレージにアップロードしたユーザだけが、画像の変更等を行うことが可能となる。
本明細書に記載の制御装置等では、特定通信装置から送信されたアクセス情報にダウンロードを許容する旨の情報が含まれていることを条件として、制御装置が、ダウンロード用URLを特定通信装置に送信し、特定通信装置から送信されたアクセス情報にアップロードを許容する旨の情報が含まれていることを条件として、制御装置が、アップロード用URLを特定通信装置に送信することが可能である。これにより、オンラインストレージに記憶されているデータへのアクセス権限を任意に設定することが可能となる。
本明細書に記載の制御装置等では、アクセス権限が、制御装置に特定のURLの要求を行った通信装置と、その通信装置以外の通信装置との各々に対して設定されている。これにより、オンラインストレージを所望したユーザおよび、他のユーザ毎に、アクセス権限を設定することが可能となり、利便性が向上する。
本明細書に記載の制御装置等では、特定通信装置から送信されたアクセス情報に、オンラインストレージに記憶されているデータの変更を許容する旨の情報が含まれていることを条件として、制御装置が、オンラインストレージに記憶されているデータを新たなデータに変更することが可能なURLを特定通信装置に送信することが可能である。これにより、オンラインストレージに記憶されているデータの編集権限を任意に設定することが可能となる。
通信システム1のブロック図である。 記憶領域IDとデータ名とユーザIDと自分用アクセス権限と他人用アクセス権限とが関連付けられたマップデータを示す図である。 データを選択するための画面を示す図である。 データを編集する際の画面を示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 携帯電話10の動作フローチャートを示す図である。 ウェブサーバ50の動作フローチャートを示す図である。 ウェブサーバ50の動作フローチャートを示す図である。 ウェブサーバ50の動作フローチャートを示す図である。 ウェブサーバ50の動作フローチャートを示す図である。 ウェブサーバ50の動作フローチャートを示す図である。
<通信システムの構成>
図1に、本願に係る実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、携帯電話10、携帯電話40、携帯電話46、ウェブサーバ50、基地局60、複数のオンラインストレージ62、MFP(Multifunction Peripheralの略)80、第1アクセスポイント82を備える。携帯電話10,40,46、および、MFP80は、既知の無線LAN端末装置としての機能を備える。また、MFP80は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備える多機能周辺装置である。第1アクセスポイント82は、既知の無線LANアクセスポイントとしての機能を備える。オンラインストレージ62は、各種データを記憶するためのサービスであり、ネットワーク上で事業者によって提供されている。オンラインストレージ62は、基地局60に接続されており、基地局60を介して、外部装置から送信されたデータを記憶する。
携帯電話10の構成について説明する。携帯電話10は、CPU(Central Processing Unitの略)12、記憶部14、無線送受信部16、無線アンテナ部18、ボタン入力部20、パネル22、携帯電話送受信部24、携帯電話アンテナ部26、カメラ28を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート30を介して互いに通信可能とされている。
CPU12は、記憶部14内のプログラム34に従って処理を実行する。以降、画像処理アプリケーション34aやオペレーティングシステム34bなど、プログラムを実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「画像処理アプリケーション34aが」という記載は、「画像処理アプリケーション34aを実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDD(ハードディスクの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
記憶部14は、プログラム34を記憶する。プログラム34は、画像処理アプリケーション34a、オペレーティングシステム34b(OS34bと略して記載する場合もある)を含む。画像処理アプリケーション34aは、オンラインストレージ62への画像データの送受信等を行うためのプログラムである。記憶部14は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリー、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、non-transitoryな媒体には含まれない。
オペレーティングシステム34bは、画像処理アプリケーション34aに利用される基本的な機能を提供するプログラムである。OS34bは、記憶部14,ボタン入力部20,パネル22などを制御するプログラムなどを含む。
また、記憶部14は、データ記憶領域14aを備える。データ記憶領域14aは、画像データ等を記憶する領域である。画像処理アプリケーション34aは、OS34bを介して、画像データ等をデータ記憶領域14aに記憶させるためのデータを出力する。若しくは、画像処理アプリケーション34aは、OS34bを介して、データ記憶領域14aが記憶している画像データ等を取得する。
無線送受信部16は、無線アンテナ部18を介して、第1アクセスポイント82との間で無線LANのインフラストラクチャーモードに準拠する無線通信90を行う。つまり、携帯電話10は、第1アクセスポイント82へアクセスし、無線LANのインフラストラクチャーモードに準拠する無線通信90を行える状態になれば、第1アクセスポイント82を介して、MFP80とデータ通信することが可能になる。また、携帯電話送受信部24は、携帯電話アンテナ部26を介して、基地局60との間で携帯電話通信の方式に準拠する無線通信92を行う。つまり、携帯電話10は、基地局60へアクセスし、携帯電話通信の方式に準拠する無線通信92を行える状態になれば、基地局60を介して、ウェブサーバ50若しくは、オンラインストレージ62とデータ通信することが可能になる。
パネル22は、携帯電話10の各種機能を表示する表示面を備える。画像処理アプリケーション34aは、表示用の画像データを出力し、OS34bを介してパネル22に画像を表示させる。ボタン入力部20は、携帯電話10の各機能を実行するためのキーであり、タッチパネルとして、パネル22と一体に構成されていてもよい。画像処理アプリケーション34aは、OS34bを介して、ユーザによるボタン操作内容を示すデータを取得する。カメラ28は、撮像を実行する部位である。
なお、携帯電話40、携帯電話46の構成は、携帯電話10の構成と同じであるため、説明を省略する。ただし、携帯電話40の記憶部14には、画像処理アプリケーション34aが記憶されているが、携帯電話46の記憶部14には、画像処理アプリケーション34aが記憶されていない。
また、ウェブサーバ50は、CPU52、記憶部54、ネットワークインターフェース56を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート58を介して互いに通信可能とされている。
CPU52は、記憶部54内のプログラム64に従って処理を実行する。以降、送受信プログラム64aやオペレーティングシステム64bなど、プログラムを実行するCPU52のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「送受信プログラム64aが」という記載は、「送受信プログラム64aを実行するCPU52が」ということを意味する場合がある。なお、記憶部54は、RAM、ROM、フラッシュメモリー、HDD、CPU52が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
記憶部54は、プログラム64を記憶する。プログラム64は、送受信プログラム64a、オペレーティングシステム64b(OS64bと略して記載する場合もある)を含む。送受信プログラム64aは、携帯電話10との間で画像データを送受信するためのプログラムである。記憶部54は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリー、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、non-transitoryな媒体には含まれない。
オペレーティングシステム64bは、送受信プログラム64aに利用される基本的な機能を提供するプログラムである。OS64bは、記憶部54などを制御するプログラムなどを含む。
また、記憶部54は、データ記憶領域54aを備える。データ記憶領域54aは、オンラインストレージ62のURL(Uniform Resource Locatorの略)等の情報を記憶する領域である。送受信プログラム64aは、OS64bを介して、データ記憶領域54aに各種情報を記憶させるためのデータを出力する。若しくは、送受信プログラム64aは、OS64bを介して、データ記憶領域54aが記憶している各種情報を取得する。
ネットワークインターフェース56は、基地局60を介して外部装置と各種データの送受信を行うものである。これにより、ウェブサーバ50は、ネットワークにおいて、クライアント装置に対し、自身の持っている機能やデータを提供する。
ここで、「データ」および「情報」の文言の定義を説明する。本明細書では、「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「情報」は、「データ」としての形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)が異なっていても、同一の意味内容と認識される限り、同一の情報として取り扱われる。例えば、印刷部数が2部であることを示す情報として装置が扱う限り、"COPY=2"というテキスト形式のデータと、"10"というバイナリ形式のデータとは、同じ情報である。
<携帯電話によるオンラインストレージの要求>
通信システム1では、携帯電話10等からの要求により、ウェブサーバ50が複数のオンラインストレージ62から特定のオンラインストレージ62を提供し、その特定のオンラインストレージ62と携帯電話10等との間で、画像データの送受信が行われる。ただし、データの送受信を行うための権限が、携帯電話10等毎に異なっている。つまり、例えば、携帯電話10では、オンラインストレージ62からの画像データのダウンロード、および、オンラインストレージ62への画像データのアップロードを行うことが可能であるが、携帯電話40では、オンラインストレージ62からの画像データのダウンロードのみを行うことが可能である。以下に、通信システム1の動作について説明する。
例えば、携帯電話10からウェブサーバ50にオンラインストレージ62の提供が要求される際に、画像処理アプリケーション34aを用いて、アクセス権限の設定が行われる。詳しくは、アクセス権限として、オンラインストレージ62から画像データをダウンロードすることが可能な権限(READ権限、若しくは、R権限と記載する場合がある)と、オンラインストレージ62に画像データを新規にアップロードすることが可能な権限(CREATE権限、若しくは、C権限と記載する場合がある)と、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを別の画像データに書き換えることが可能な権限(WRITE権限、若しくは、W権限と記載する場合がある)とがある。そして、各権限は、各権限を設定する携帯電話、つまり、本説明では携帯電話10と、各権限を設定する携帯電話と別の携帯電話との各々に対して設定される。つまり、携帯電話10のユーザは、自分用のアクセス権限として、R権限,C権限,W権限の何れかを設定し、他人用のアクセス権限として、R権限,C権限,W権限の何れかを設定することが可能である。
携帯電話10において、自分用のアクセス権限および、他人用のアクセス権限が設定されると、該設定されたアクセス権限に関するデータおよび、オンラインストレージ62の提供を要求する旨のデータが、携帯電話10から、無線通信92を用いて、ウェブサーバ50に送信される。この際、画像処理アプリケーション34aの実行により、設定されたアクセス権限に関するデータおよび、オンラインストレージ62の提供を要求する旨のデータに、ユーザIDが付加され、そのユーザIDが付加されたデータが、ウェブサーバ50に送信される。なお、ユーザIDは、携帯電話10を特定するためのIDであり、携帯電話10の固有のIDである。
<ウェブサーバによるオンラインストレージの提供>
ウェブサーバ50は、携帯電話10からのオンラインストレージ62の要求に関するデータを受け取ると、複数のオンラインストレージ62から1つのオンラインストレージ62を特定し、特定したオンラインストレージ62にID(記憶領域IDと記載する場合がある)を付する。そして、記憶領域IDに関するデータが付加されたURL(リクエストURLと記載する場合がある)を作成し、そのリクエストURLに関するデータを、無線通信92を用いて、携帯電話10に送信する。なお、リクエストURLは、ウェブサーバ50に接続するためのURLであり、リクエストURLを用いてウェブサーバ50に接続することで、ウェブサーバ50は、リクエストURLに付加された記憶領域IDに関するデータから、記憶領域IDを特定することが可能である。
また、ウェブサーバ50は、オンラインストレージ62の要求に関するデータとともに受け取ったアクセス権限とユーザIDとを、記憶領域IDに関連付けて記憶する。具体的には、ウェブサーバ50のデータ記憶領域54aに、図2に示すようなマップデータが記憶される。これにより、ウェブサーバ50では、マップデータを参照することで、複数のオンラインストレージ62の各々の提供先のユーザID、つまり、携帯電話を特定することが可能である。また、オンラインストレージ62に設定されたアクセス権限を特定することも可能である。
例えば、図に示すマップデータから、「DATA B」と付されたオンラインストレージ62は、「USER B」の携帯電話に提供されていることが解る。さらに、「USER B」の携帯電話には、アクセス権限として、R権限,C権限が設定されており、「USER B」の携帯電話以外の携帯電話には、アクセス権限として、R権限が設定されていることが解る。また、例えば、「DATA D」と付されたオンラインストレージ62は、「USER D」の携帯電話に提供されていることが解る。さらに、「USER D」の携帯電話には、アクセス権限として、R権限,C権限,W権限が設定されており、「USER D」の携帯電話以外の携帯電話には、アクセス権限が設定されていない。つまり、「DATA D」のオンラインストレージ62に、「USER D」の携帯電話以外の携帯電話は、新規のアップロード,書き換えのためのアップロード,ダウンロード等を行うことはできない。
なお、図中の「データ名」の欄には、オンラインストレージ62に記憶されている画像データの名称が記載されている。つまり、「DATA B」と付されたオンラインストレージ62には、「FileA.jpg」の画像データが記憶されている。また、「DATA C」および「DATA D」と付されたオンラインストレージ62には、画像データが記憶されていない。
<携帯電話によるURLのコード化>
携帯電話10は、リクエストURLに関するデータをウェブサーバ50から受け取ると、そのデータをQRコード(登録商標)等の2次元コードに変換する。そして、携帯電話10は、その変換した2次元コードに関する画像データを、無線通信90を用いて、MFP80に送信する。MFP80は、2次元コードに関する画像データを受け取ると、該画像データに基づく画像を印刷する。これにより、QRコードを用いて、ウェブサーバ50にアクセスすることが可能となる。
<QRコードを用いたウェブサーバへのアクセス>
携帯電話10では、印刷されたQRコードをカメラ28によって撮像することで、撮像データからリクエストURLが取得される。この際、画像処理アプリケーション34aの実行により、取得したリクエストURLに携帯電話10のユーザIDに関するデータが付加される。そして、ユーザIDに関するデータが付加されたリクエストURLを用いて、ウェブサーバ50に接続される。
また、携帯電話10以外の携帯電話、例えば、携帯電話40および、携帯電話46でも、印刷されたQRコードをカメラ28によって撮像することで、撮像データからリクエストURLが取得される。ただし、上述したように、携帯電話40に画像処理アプリケーション34aは、インストールされているが、携帯電話46に画像処理アプリケーション34aは、インストールされていない。このため、携帯電話40では、画像処理アプリケーション34aの実行により、取得したリクエストURLに携帯電話40のユーザIDに関するデータが付加され、ユーザIDに関するデータが付加されたリクエストURLを用いて、ウェブサーバ50に接続される。一方、携帯電話46では、画像処理アプリケーション34aとは異なる一般的なQRコードアプリケーションの実行により、リクエストURLが付加される。QRコードアプリケーションは、ユーザIDに関するデータを付加することなく、取得したリクエストURLを携帯電話46が備える一般的なウェブブラウザに渡す。ウェブブラウザの実行により、ユーザIDに関するデータが付加されていないリクエストURLを用いて、ウェブサーバ50に接続される。QRコードアプリケーションやウェブブラウザはオペレーティングシステム34bの一部として含まれていてもよい。また、QRコードアプリケーションがウェブブラウザを兼ねていてもよい。この場合、QRコードアプリケーションの実行により、ウェブサーバ50に接続される。
<ウェブサーバから携帯電話へのデータの送信>
ウェブサーバ50では、リクエストURLを用いて、携帯電話と接続されると、リクエストURLから、記憶領域IDに関するデータが抽出される。また、リクエストURLに、ユーザIDに関するデータが含まれるか否かが判定され、リクエストURLにユーザIDに関するデータが含まれる場合には、リクエストURLから、ユーザIDに関するデータが抽出される。そして、ユーザIDの有無,取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62内の画像データの有無,接続中の携帯電話のアクセス権限等に応じて、接続中の携帯電話に、ウェブサーバ50から各種のURL等が送信される。
具体的には、リクエストURLにユーザIDに関するデータが含まれている場合、つまり、携帯電話10若しくは携帯電話40によって、リクエストURLを利用してウェブサーバ50にアクセスされた場合に、接続中の携帯電話のアクセス権限が取得される。接続中の携帯電話のアクセス権限は、データ記憶領域54aに記憶されているマップデータ、つまり、図2に相当するマップデータを用いて取得される。具体的には、取得した記憶領域IDに対応して設定されているユーザID(マップデータ内に設定されているユーザIDであり、設定ユーザIDと記載する場合がある)と、リクエストURLから抽出されたユーザID(抽出ユーザIDと記載する場合がある)とが比較される。設定ユーザIDと抽出ユーザIDとが同じ場合には、取得した記憶領域IDに対応して設定されている自分用のアクセス権限が取得される。一方、設定ユーザIDと抽出ユーザIDとが異なる場合には、取得した記憶領域IDに対応して設定されている他人用のアクセス権限が取得される。
接続中の携帯電話のアクセス権限が取得されると、取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62内の画像データの有無が判定される。取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62内の画像データの有無の判定も、図2に相当するマップデータを用いて行われる。具体的には、図から解るように、取得した記憶領域IDに対応して、データ名が設定されている場合には、記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62に画像データが記憶されている。一方、取得した記憶領域IDに対応して、データ名が設定されていない場合には、記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62に画像データが記憶されていない。
そして、取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62内に画像データが記憶されていない場合には、接続中の携帯電話のアクセス権限に、C権限が含まれているか否かが判定される。接続中の携帯電話のアクセス権限に、C権限が含まれている場合には、接続中の携帯電話は新規にオンラインストレージ62に画像データをアップロードする権限を有していることから、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、オンラインストレージ62に画像データをアップロードすることが可能なURL(以下、アップロード用URLと記載する場合がある)に関するデータと、そのアップロード用URLを示すフラグとして、新規モードフラグに関するデータが送信される。一方、接続中の携帯電話のアクセス権限に、C権限が含まれていない場合には、接続中の携帯電話は新規にオンラインストレージ62に画像データをアップロードする権限を有していないことから、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、接続中の携帯電話はアクセス権限を有していないことを示すフラグ(権限無フラグと記載する場合がある)に関するデータが送信される。
また、取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62内に画像データが記憶されている場合には、接続中の携帯電話のアクセス権限に、R権限が含まれているか否かが判定される。接続中の携帯電話のアクセス権限に、R権限が含まれていない場合には、接続中の携帯電話はオンラインストレージ62から画像データをダウンロードする権限を有していないことから、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、権限無フラグに関するデータが送信される。一方、接続中の携帯電話のアクセス権限に、R権限が含まれている場合には、さらに、W権限が含まれているか否かが判定される。接続中の携帯電話のアクセス権限に、R権限とともにW権限が含まれている場合には、接続中の携帯電話はオンラインストレージ62から画像データをダウンロードするとともに、その画像データの代わりに、別の画像データをオンラインストレージ62にアップロードする権限を有していることから、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを別の画像データに更新することが可能なURL(以下、編集用URLと記載する場合がある)に関するデータと、その編集用URLを示すフラグとして、編集モードフラグに関するデータが送信される。
また、接続中の携帯電話のアクセス権限に、R権限は含まれているが、W権限が含まれていない場合には、接続中の携帯電話は、オンラインストレージ62から画像データをダウンロードする権限は有しているが、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを編集する権限を有していない。このため、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、オンラインストレージ62から画像データをダウンロードすることが可能なURL(以下、ダウンロード用URLと記載する場合がある)に関するデータと、そのダウンロード用URLを示すフラグとして、閲覧モードフラグに関するデータが送信される。
また、リクエストURLにユーザIDに関するデータが含まれていない場合、つまり、携帯電話46によって、リクエストURLを利用してウェブサーバ50にアクセスされた場合には、取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62内の画像データの有無が判定される。取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62に画像データが記憶されている場合には、その記憶領域IDに設定されている他人用のアクセス権限が取得され、他人用のアクセス権限にR権限が含まれているか否かが判定される。そして、他人用のアクセス権限にR権限が含まれている場合には、接続中の携帯電話は、オンラインストレージ62から画像データをダウンロードする権限を有しているため、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、ダウンロード用URLに関するデータと、そのダウンロード用URLを示すフラグとして、閲覧モードフラグに関するデータが送信される。一方、他人用のアクセス権限にR権限が含まれていない場合には、接続中の携帯電話はオンラインストレージ62から画像データをダウンロードする権限を有していないことから、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、エラー画像をダウンロードすることが可能なURL(以下、エラー画像URLと記載する場合がある)に関するデータが送信される。
また、リクエストURLにユーザIDに関するデータが含まれておらず、取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62に画像データが記憶されていない場合には、その記憶領域IDに設定されている他人用のアクセス権限が取得され、他人用のアクセス権限にC権限が含まれているか否かが判定される。そして、他人用のアクセス権限にC権限が含まれていない場合には、接続中の携帯電話はオンラインストレージ62に画像データを新規でアップロードする権限を有していないことから、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、エラー画像URLに関するデータが送信される。一方、他人用のアクセス権限にC権限が含まれている場合には、接続中の携帯電話はオンラインストレージ62に画像データを新規でアップロードする権限を有している。しかしながら、接続中の携帯電話が、ウェブサーバ50との接続に用いたリクエストURLには、ユーザIDに関するデータ含まれていない。つまり、接続中の携帯電話には、画像処理アプリケーション34aがインストールされておらず、データをオンラインストレージ62にアップロードすることができない。このため、ウェブサーバ50から、接続中の携帯電話に、画像処理アプリケーション34aを配信しているダウンロードストア等のURL(以下、アプリのダウンロードURLと記載する場合がある)に関するデータが送信される。
<携帯電話によるオンラインストレージへのアクセス>
各種のURL,各種フラグを受信した携帯電話は、受信したURL,フラグに応じた処理を実行する。具体的には、画像処理アプリケーション34aがインストールされている携帯電話がダウンロード用URLに関するデータを受信した場合には、その携帯電話は、画像処理アプリケーション34aの実行により、ダウンロード用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスし、オンラインストレージ62に記憶されているデータをダウンロードする。画像処理アプリケーション34aがインストールされていない携帯電話がダウンロード用URLに関するデータを受信した場合には、その携帯電話は、ウェブブラウザの実行により、オンラインストレージ62に記憶されているデータをダウンロードする。そして、ダウンロードしたデータに基づく画像が、携帯電話のパネル22に表示される。
また、携帯電話がアップロード用URLに関するデータを受信した場合には、その携帯電話では、画像処理アプリケーション34aの実行により、オンラインストレージ62にアップロードするための画像データを選択するための画面が、パネル22に表示される。その画面には、図3に示すように、オンラインストレージ62にアップロードすることが可能な複数の画像データ名および、選択ボタン100が表示される。そして、複数の画像データ名のうちの1つの画像データ名が選択された後に、選択ボタン100が操作されることで、オンラインストレージ62にアップロードするための画像データが決定される。そして、携帯電話は、アップロード用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスし、決定された画像データが、オンラインストレージ62に送信される。これにより、新規の画像データが、オンラインストレージ62にアップロードされる。なお、選択された画像データとともに、ユーザIDと記憶領域IDとに関するデータも、オンラインストレージ62に送信される。
また、携帯電話が編集用URLに関するデータを受信した場合には、編集用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスし、オンラインストレージ62に記憶されている画像データをダウンロードする。そして、ダウンロードした画像データに基づく画像が、携帯電話のパネル22に表示される。また、携帯電話のパネル22には、図4に示すように、ダウンロードした画像データに基づく画像102の下方に、変更ボタン104と削除ボタン106と終了ボタン108とが表示される。変更ボタン104は、ダウンロードした画像データに基づく画像102、つまり、オンラインストレージ62に記憶されている画像データに基づく画像を、別の画像に変更するためのボタンである。この変更ボタン104が操作されると、パネル22には、図3に相当する画面、つまり、オンラインストレージ62にアップロードするための画像データを選択するための画面が表示される。そして、その画面において、画像データが選択されると、携帯電話は、編集用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスし、選択された画像データがオンラインストレージ62に送信される。これにより、オンラインストレージ62に記憶されている画像データの代わりに、別の画像データが、オンラインストレージ62にアップロードされる。なお、選択された画像データとともに、ユーザIDと記憶領域IDとに関するデータも、オンラインストレージ62に送信される。
また、削除ボタン106は、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを削除するためのボタンである。この削除ボタン106が操作されると、携帯電話は、編集用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスし、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを削除する旨の要求がオンラインストレージ62に送信される。なお、その要求とともに、ユーザIDと記憶領域IDとに関するデータも、オンラインストレージ62に送信される。これにより、オンラインストレージ62に記憶されている画像データは削除される。
また、終了ボタン108は、オンラインストレージ62に記憶されている画像データの編集を終了するためのボタンであり、終了ボタン108の操作により、図4に示す画面の表示が終了する。
また、画像処理アプリケーション34aがインストールされていない携帯電話がエラー画像URLに関するデータを受信した場合には、その携帯電話は、ウェブブラウザの実行により、エラー画像URLを用いて、所定のサイトにアクセスし、エラー画像に関するデータをダウンロードする。そして、ダウンロードしたデータに基づくエラー画像が、携帯電話のパネル22に表示される。
また、画像処理アプリケーション34aがインストールされていない携帯電話がアプリのダウンロードURLに関するデータを受信した場合には、その携帯電話は、ウェブブラウザの実行により、アプリのダウンロードURLを用いて、アプリのダウンロードストア等にアクセスする。これにより、携帯電話は、画像処理アプリケーション34aを取得することが可能となる。
また、携帯電話が権限無フラグに関するデータを受信した場合には、画像処理アプリケーション34aの実行により、携帯電話のパネル22に、当該携帯電話には所定のアクセス権限が無い旨、表示される。
<画像処理アプリケーション>
上述した携帯電話でのリクエストURLの要求、ウェブサーバ50とのアクセス、オンラインストレージ62への画像データの送受信等は、画像処理アプリケーション34aが携帯電話10若しくは携帯電話40のCPU12によって実行されることで行われる。以下に、図5を用いて、携帯電話からリクエストURLを要求するためのフローを説明し、図6を用いて、ウェブサーバ50とアクセスし、オンラインストレージ62と画像データを送受信するためのフローを説明し、図7を用いて、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを編集するためのフローを説明する。
携帯電話10若しくは携帯電話40の電源が入り、画像処理アプリケーション34aが起動されると、図5に示すフローの処理が開始される。S100において、CPU12は、設定されたアクセス権限を取得する。詳しくは、CPU12は、アクセス権限の設定を受け付けるための画面をパネル22に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力し、その画面においてアクセス権限の設定が行われたことにより発生したデータを、OS34bを介して取得する。そして、S102に進む。
S102において、CPU12は、<携帯電話によるオンラインストレージの要求>に記載されているように、オンラインストレージ62の提供を要求する旨のデータを、設定されたアクセス権限および、ユーザIDに関するデータとともに、無線通信92を用いてウェブサーバ50に送信するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S104に進む。S104において、CPU12は、ウェブサーバ50から送信されたリクエストURLに関するデータを取得する。そして、S106に進む。
S106において、CPU12は、<携帯電話によるURLのコード化>に記載されているように、受信したリクエストURLをコード化させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S108に進む。S108において、CPU12は、コード化されたURLの印刷指令を、無線通信90を用いてMFP80に送信するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。なお、MFP80では、コード化されたURLの印刷指令の受信により、QRコード等のコード化されたURLが印刷される。
QRコード等のコード化されたURLが、携帯電話のカメラ28により撮像されると、図6に示すフローの処理が開始される。S200において、CPU12は、撮像データからリクエストURLを取得する。そして、S202に進む。S202において、CPU12は、<QRコードを用いたウェブサーバへのアクセス>に記載されているように、取得したリクエストURLにユーザIDを付加する。そして、S204に進む。S204において、CPU12は、ユーザIDが付加されたリクエストURLを用いて、ウェブサーバ50に接続するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S206に進む。
S206において、CPU12は、ウェブサーバ50から無線通信92を利用して、編集モードフラグの取得により発生したデータを、OS34bを介して取得したか否かを判定する。編集モードフラグが取得されている場合(S206:YES)には、S208に進む。S208において、CPU12は、編集モードフラグとともに取得した編集用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスするためのデータを、OS34bを介して出力し、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを取得する。そして、その画像データに基づく画像をパネル22に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。これにより、パネル22に、オンラインストレージ62に記憶されている画像が表示される。そして、S210に進む。S210において、CPU12は、<携帯電話によるオンラインストレージへのアクセス>に記載されているように、パネル22に表示されている画像の下方に、変更ボタン104と削除ボタン106と終了ボタン108とを表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S206で編集モードフラグが取得されていない場合(S206:NO)には、S212に進む。S212において、CPU12は、ウェブサーバ50から無線通信92を利用して、新規モードフラグの取得により発生したデータを、OS34bを介して取得したか否かを判定する。新規モードフラグが取得されている場合(S212:YES)には、S214に進む。S214において、CPU12は、<携帯電話によるオンラインストレージへのアクセス>に記載されているように、オンラインストレージ62にアップロードするための画像データを選択するための画面をパネル22に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S216に進む。S216において、CPU12は、新規モードフラグとともに取得したアップロード用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスするためのデータを、OS34bを介して出力し、選択された画像データおよびユーザIDに関するデータをオンラインストレージ62に送信するためのデータを、OS34bを介して出力する。これにより、選択された画像データがオンラインストレージ62にアップロードされる。そして、本フローの処理が終了する。
また、S212で新規モードフラグが取得されていない場合(S212:NO)には、S218に進む。S218において、CPU12は、ウェブサーバ50から無線通信92を利用して、閲覧モードフラグの取得により発生したデータを、OS34bを介して取得したか否かを判定する。閲覧モードフラグが取得されている場合(S218:YES)には、S220に進む。S220において、CPU12は、<携帯電話によるオンラインストレージへのアクセス>に記載されているように、閲覧モードフラグとともに取得したダウンロード用URLを用いて、オンラインストレージ62にアクセスするためのデータを、OS34bを介して出力し、オンラインストレージ62に記憶されている画像データを取得する。そして、その画像データに基づく画像をパネル22に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。これにより、パネル22に、オンラインストレージ62に記憶されている画像が表示される。そして、本フローの処理が終了する。
また、S218で閲覧モードフラグが取得されていない場合(S218:NO)には、S222に進む。S222において、CPU12は、<携帯電話によるオンラインストレージへのアクセス>に記載されているように、権限無フラグに応じて設定されているエラー画像をパネル22に表示させるためのデータを、OS34bを介して出力する。これにより、エラー画像、詳しくは、当該携帯電話には所定のアクセス権限が無い旨の画像が、パネル22に表示される。そして、本フローの処理が終了する。
編集モードフラグの取得により、図4に示される画面がパネル22に表示されると、図7に示すフローの処理が開始される。S300において、CPU12は、変更ボタン104の操作により発生したデータを、OS34bを介して取得したか否かを判定する。変更ボタン104が操作されている場合(S300:YES)には、S302に進む。S302において、CPU12は、更新すべきデータを選択するための画像、つまり、図3に示される画像をパネル22に表示するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、S304に進む。S304において、CPU12は、<携帯電話によるオンラインストレージへのアクセス>に記載されているように、選択されたデータを、ユーザIDおよび記憶領域IDに関するデータとともに、オンラインストレージ62に送信するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S300で変更ボタン104が操作されていない場合(S300:NO)には、S306に進む。S306において、CPU12は、削除ボタン106の操作により発生したデータを、OS34bを介して取得したか否かを判定する。削除ボタン106が操作されている場合(S306:YES)には、S308に進む。S308において、CPU12は、<携帯電話によるオンラインストレージへのアクセス>に記載されているように、パネル22に表示されている画像を削除する旨の要求を、ユーザIDおよび記憶領域IDに関するデータとともに、オンラインストレージ62に送信するためのデータを、OS34bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S306で削除ボタン106が操作されていない場合(S306:NO)には、S310に進む。S310において、CPU12は、終了ボタン108の操作により発生したデータを、OS34bを介して取得したか否かを判定する。終了ボタン108が操作されていない場合(S310:NO)には、S300に戻る。一方、終了ボタン108が操作されている場合(S310:YES)には、本フローの処理が終了する。
<送受信プログラム>
上述したウェブサーバ50から携帯電話10等へのリクエストURLの送信、ウェブサーバ50から携帯電話10等へのデータの送信等は、送受信プログラム64aがウェブサーバ50のCPU52によって実行されることで行われる。以下に、図8を用いて、ウェブサーバ50から携帯電話10等へリクエストURLを送信するためのフローを説明し、図9乃至図11を用いて、ウェブサーバ50から携帯電話10等へのURLに関するデータを送信するためのフローを説明し、図12を用いて、オンラインストレージ62の画像データの編集および削除を行うためのフローを説明する。
ウェブサーバ50が携帯電話10等からオンラインストレージ62の提供要求を受けると、図8に示すフローの処理が開始される。S400において、CPU52は、複数のオンラインストレージ62から1つのオンラインストレージ62を特定し、その特定されたオンラインストレージ62に記憶領域IDを設定するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、S402に進む。S402において、CPU12は、記憶領域IDと、ユーザIDおよびアクセス権限とを関連付けてデータ記憶領域54aに記憶させるためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、S404に進む。
S404において、CPU52は、<ウェブサーバによるオンラインストレージの提供>に記載されているように、記憶領域IDに関するデータが付加されたリクエストURLを作成するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、S406に進む。S406において、CPU52は、作成したリクエストURLを、無線通信92を利用してオンラインストレージ62の提供を要求した携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
リクエストURLを用いて、携帯電話10等とウェブサーバ50とが接続されると、図9乃至図11に示すフローの処理が開始される。S500において、CPU52は、接続に用いられたリクエストURLから記憶領域IDを取得する。そして、S502に進む。S502において、CPU52は、接続に用いられたリクエストURLからユーザIDを取得したか否かを判定する。リクエストURLからユーザIDが取得された場合(S502:YES)には、S504に進む。
S504において、CPU52は、<ウェブサーバから携帯電話へのデータの送信>に記載されているように、設定ユーザIDと抽出ユーザIDとが一致するか否かが判定される。設定ユーザIDと抽出ユーザIDとが一致する場合(S504:YES)には、S506に進む。S506において、CPU52は、マップデータから本人用のアクセス権限に関する情報を取得する。そして、S508に進む。一方、設定ユーザIDと抽出ユーザIDとが一致しない場合(S504:NO)には、S510に進む。S510において、CPU52は、マップデータから他人用のアクセス権限に関する情報を取得する。そして、S508に進む。
S508において、CPU52は、取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62に画像データが記憶されているか否かを判定する。オンラインストレージ62に画像データが記憶されていない場合(S508:NO)には、S511に進む。S511において、CPU52は、取得したアクセス権限にC権限が含まれているか否かを判定する。取得したアクセス権限にC権限が含まれている場合(S511:YES)には、S512に進む。S512において、CPU52は、新規モードフラグおよび、アップロード用URLを、接続中の携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S511で取得したアクセス権限にC権限が含まれていない場合(S511:NO)には、S514に進む。S514において、CPU52は、権限無フラグを接続中の携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S508でオンラインストレージ62に画像データが記憶されている場合(S508:YES)には、S516に進む。S516において、CPU52は、取得したアクセス権限にR権限が含まれているか否かを判定する。取得したアクセス権限にR権限が含まれていない場合(S516:NO)には、S514に進み、以降の処理が行われる。一方、取得したアクセス権限にR権限が含まれている場合(S516:YES)には、S518に進む。
S518において、CPU52は、取得したアクセス権限にW権限が含まれているか否かを判定する。取得したアクセス権限にW権限が含まれている場合(S518:YES)には、S520に進む。S520において、CPU52は、編集モードフラグおよび、編集用URLを、接続中の携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。一方、取得したアクセス権限にW権限が含まれていない場合(S518:NO)には、S522に進む。S522において、CPU52は、閲覧モードフラグおよび、ダウンロード用URLを、接続中の携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S502でリクエストURLからユーザIDが取得されない場合(S502:NO)には、S524に進む。S524において、CPU52は、取得した記憶領域IDに対応するオンラインストレージ62に画像データが記憶されているか否かを判定する。オンラインストレージ62に画像データが記憶されている場合(S524:YES)には、S526に進む。S526において、CPU52は、取得した記憶領域IDに設定されている他人用のアクセス権限にR権限が含まれているか否かを判定する。他人用のアクセス権限にR権限が含まれている場合(S526:YES)には、S528に進む。S528において、CPU52は、ダウンロード用URLを、接続中の携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。一方、他人用のアクセス権限にR権限が含まれていない場合(S526:NO)には、S530に進む。S530において、CPU52は、エラー画像URLを、接続中の携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S524でオンラインストレージ62に画像データが記憶されていない場合(S524:NO)には、S532に進む。S532において、CPU52は、取得した記憶領域IDに設定されている他人用のアクセス権限にC権限が含まれているか否かを判定する。他人用のアクセス権限にC権限が含まれていない場合(S532:NO)には、S530に進み、以降の処理が行われる。一方、他人用のアクセス権限にC権限が含まれている場合(S532:YES)には、S534に進む。S534において、CPU52は、アプリのダウンロードURLを、接続中の携帯電話10等に送信するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、ウェブサーバ50が、接続中の携帯電話から画像データの削除要求、若しくは、オンラインストレージ62に記憶されている画像データの編集を行うためのデータを受け取ると、図12に示すフローの処理が開始される。S600において、CPU52は、画像データの削除要求、若しくは、オンラインストレージ62に記憶されている画像データの編集を行うためのデータから、ユーザIDを取得する。そして、S602に進む。S602において、CPU52は、画像データの削除要求、若しくは、オンラインストレージ62に記憶されている画像データの編集を行うためのデータから、記憶領域IDを取得する。そして、S604に進む。
S604において、CPU52は、接続中の携帯電話から画像データの削除要求を受け取ったことにより発生したデータを、OS64bを介して取得したか否かを判定する。接続中の携帯電話から画像データの削除要求を受け取った場合(S604:YES)には、S606に進む。S606において、CPU52は、オンラインストレージ62に記憶されている画像データおよび、そのデータに設定されているユーザIDを削除するためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
また、S604で接続中の携帯電話から画像データの削除要求を受け取っていない場合(S604:NO)には、S608に進む。S608において、CPU52は、オンラインストレージ62に記憶されている画像データの編集を行うためのデータを取得する。そして、S610に進む。S610において、CPU52は、記憶領域IDと取得したデータとユーザIDとを関連付けてデータ記憶領域54aに記憶させるためのデータを、OS64bを介して出力する。そして、本フローの処理が終了する。
<変形例>
本実施形態の携帯電話10等では、アクセス権限の設定を行うことが可能であるが、アクセス権限の設定を行うことなく、上記発明を行うことが可能である。つまり、初期設定として、例えば、設定ユーザIDと抽出ユーザIDとが同じである場合のアクセス権限を、R権限とC権限とW権限とに設定し、設定ユーザIDと抽出ユーザIDとが異なる場合のアクセス権限を、C権限とR権限に設定し、リクエストURLからユーザIDが抽出できない場合、つまり、画像処理アプリケーション34aがインストールされていない携帯電話のアクセス権限を、R権限のみに設定することが可能である。
また、上述したウェブサーバ50および、オンラインストレージ62とデータ等の送受信を実行する装置は、携帯電話10等に限られない。具体的には、ネットワーク32を介してデータを送受信可能な装置であれば、スマートフォン等の携帯端末、パーソナルコンピュータ等、種々の装置を採用することが可能である。
本実施形態例の携帯電話10等では、画像処理アプリケーション34aに基づいて実行するCPU12が、各種の処理を行う場合を説明した。しかし、この形態に限られない。画像処理アプリケーション34aに基づいて実行するCPU12が、OS34b、他のシステム、ハード構成に対して、各種の処理を行わせる指示を出す形態であってもよい。また、本実施形態例のウェブサーバ50では、送受信プログラム64aに基づいて実行するCPU52が、各種の処理を行う場合を説明した。しかし、この形態に限られない。送受信プログラム64aに基づいて実行するCPU52が、OS64b、他のシステム、ハード構成に対して、各種の処理を行わせる指示を出す形態であってもよい。
また、上記実施例では、画像処理アプリケーション34aの実行により図5乃至図7に示すフローが実行されるが、そのフローにおいて、S100〜S108,S206〜S210,S222,S300〜S310の処理を行わないことも可能である。なお、上記処理の全てを行わないのではなく、上記処理のうち、いずれかの処理を任意に加えたフローとすることも可能である。また、送受信プログラム64aの実行により図8乃至図12に示すフローが実行されるが、そのフローにおいて、S400〜S404,S500〜S511,S514〜S520,S524,S526,S530,S532の処理を行わないことも可能である。なお、上記処理の全てを行わないのではなく、上記処理のうち、いずれかの処理を任意に加えたフローとすることも可能である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
携帯電話10,40,46は、通信装置の一例である。CPU12は、コンピュータおよびプロセッサの一例である。パネル22は、表示部の一例である。携帯電話送受信部24は、要求実行部および通信部の一例である。画像処理アプリケーション34aは通信プログラムおよびコンテンツ情報送信プログラムの一例である。ウェブサーバ50は、制御装置の一例である。CPU52は、コンピュータおよびプロセッサの一例である。データ記憶領域54aは、記憶部の一例である。ネットワークインターフェース56は、通信部の一例である。オンラインストレージ62は、記憶領域の一例である。送受信プログラム64aは、制御プログラムの一例である。S200を実行するCPU12は、取得手段の一例である。S202を実行するCPU12は、付加手段の一例である。S204を実行するCPU12は、アクセス要求実行制御手段の一例である。S216を実行するCPU12は、コンテンツ情報送信制御手段の一例である。S220を実行するCPU12は、表示制御手段の一例である。S304を実行するCPU12は、コンテンツ更新情報送信制御手段の一例である。S402を実行するCPU52は、受付手段の一例である。S406を実行するCPU52は、第1送信制御手段の一例である。S512、S534を実行するCPU52は、第2送信制御手段の一例である。S522、S528を実行するCPU52は、第3送信制御手段の一例である。画像データは、コンテンツ情報の一例である。アップロード用URLおよび、アプリのダウンロードURLは、コンテンツ記憶情報の一例である。ダウンロード用URLは、コンテンツ特定情報の一例である。アプリのダウンロードURLは、プログラム取得情報の一例である。編集用URLは、コンテンツ更新情報の一例である。R権限は、第1許容情報の一例である。C権限は、第2許容情報の一例である。W権限は、第3許容情報の一例である。ユーザIDは、装置特定情報の一例である。
なお、各プログラムは一つのプログラムモジュールから構成されるものであってもよいし、複数のプログラムモジュールから構成されるものであってもよい。また、各一例は置換可能な他の構成であってもよく、本発明の範疇である。画像処理アプリケーション34a,送受信プログラム64aに基づく処理を実行するCPU12,52などのコンピュータであってもよいし、オペレーティングシステムや他のアプリケーション、プログラムなど、スキャンプログラム以外のプログラムに基づく処理を実行するコンピュータであってもよいし、コンピュータの指示に従って動作するパネル22などのハード構成であってもよいし、コンピュータとハード構成とが連動した構成であってもよい。もちろん、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータであってもよいし、複数のプログラムに基づく処理を連動させて処理を実行するコンピュータの指示に従って動作するハード構成であってもよい。
10:携帯電話、12:CPU、22:パネル、24:携帯電話送受信部、34a:画像処理アプリケーション、40:携帯電話、46:携帯電話、50:ウェブサーバ、52:CPU、54a:データ記憶領域、56:ネットワークインターフェース、62:オンラインストレージ、64a:送受信プログラム

Claims (13)

  1. 記憶領域を特定するための記憶領域情報を記憶する記憶部と、
    プロセッサと、
    を備える制御装置であって、
    前記プロセッサは、
    通信装置から前記記憶領域情報の要求を受け付けた場合に、該通信装置にあてて前記記憶領域情報を、通信部に送信させる第1送信制御手段と、
    前記通信部に前記記憶領域情報を送信させた後に、該記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域へのアクセス要求があった場合に、前記特定記憶領域に情報が記憶されていない場合に、アクセス要求元の通信装置である特定通信装置にあてて、前記通信装置が送信するコンテンツ情報を前記特定記憶領域に記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を、前記通信部に送信させる第2送信制御手段と、
    前記通信部に前記記憶領域情報を送信させた後に、該記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域へのアクセス要求があった場合に、前記特定記憶領域に前記送信情報が記憶されている場合に、アクセス要求元の通信装置にあてて、前記特定記憶領域に記憶されているコンテンツ情報を特定するためのコンテンツ特定情報を、前記通信部に送信させる第3送信制御手段と、
    して機能することを特徴とする制御装置。
  2. 前記第2送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置から送信されたアクセス情報が特定の条件を満たす場合に、前記特定通信装置にあてて、前記特定記憶領域に前記コンテンツ情報を送信して記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を、前記通信部に送信させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第2送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置からの送信されたアクセス情報が特定条件を満たさない場合に、前記特定通信装置にあてて、前記特定記憶領域に前記コンテンツ情報を送信して記憶させるためのコンテンツ情報送信プログラムを取得するために必要なプログラム取得情報を、前記通信部に送信させることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記第2送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置から送信されたアクセス情報が前記コンテンツ情報送信プログラムから送信されたことを示す、という条件を満たす場合に、前記特定通信装置にあてて、前記特定記憶領域に前記コンテンツ情報を送信して記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を、前記通信部に送信させることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記第3送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置が送信したコンテンツ情報が前記特定記憶領域に記憶されている場合に、前記特定通信装置にあてて、前記コンテンツ特定情報と、前記コンテンツ記憶情報とを、通信部に送信させ、前記特定通信装置とは異なる通信装置が送信したコンテンツ情報が前記特定記憶領域に記憶されている場合に、前記特定通信装置にあてて、前記コンテンツ特定情報を、前記通信部に送信させることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記第3送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置が送信したコンテンツ情報が前記特定記憶領域に記憶されている場合に、前記特定通信装置にあてて、前記通信装置が送信する第2のコンテンツ情報を、前記特定記憶領域に記憶されている前記コンテンツ情報の代わりに前記特定記憶領域に記憶させるために必要なコンテンツ更新情報を、前記通信部に送信させることを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記第3送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置から送信されたアクセス情報に、前記コンテンツ情報の特定を許容する旨の第1許容情報が含まれることを条件として、前記特定通信装置にあてて、前記コンテンツ特定情報を、前記通信部に送信させ、
    前記第2送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置から送信されたアクセス情報に前記特定記憶領域へのコンテンツ情報の記憶を許容する旨の第2許容情報が含まれることを条件として、前記特定通信装置にあてて、前記コンテンツ記憶情報を、前記通信部に送信させることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 前記プロセッサは、
    通信装置からの前記記憶領域情報の要求とともに、前記記憶領域情報の要求を行った通信装置と、該通信装置以外の通信装置との少なくとも一方に対して前記コンテンツ情報の特定を許容する旨の情報である第1許容情報と、前記記憶領域情報の要求を行った通信装置と、該通信装置以外の通信装置との少なくとも一方に対して前記コンテンツ情報の記憶を許容する旨の情報である第2許容情報とを、受け付ける受付手段と
    して機能することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記第3送信制御手段は、
    前記特定記憶領域へのアクセス要求が前記特定通信装置からあった場合に、前記特定通信装置から送信されたアクセス情報に前記コンテンツ情報の更新を許容する旨の第3許容情報が含まれることを条件として、前記特定通信装置にあてて、前記コンテンツ更新情報を、前記通信部に送信させることを特徴とする請求項6の何れか1項に記載の制御装置。
  10. 記憶領域を特定するための記憶領域情報を記憶する記憶部と、
    プロセッサと、
    を備える制御装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    通信装置から前記記憶領域情報の要求を受け付けた場合に、該通信装置にあてて前記記憶領域情報を、通信部に送信させる第1送信制御手段と、
    前記通信部に前記記憶領域情報を送信させた後に、該記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域へのアクセス要求があった場合に、前記特定記憶領域に情報が記憶されていない場合に、アクセス要求元の通信装置である特定通信装置にあてて、前記通信装置が送信するコンテンツ情報を前記特定記憶領域に記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を、前記通信部に送信させる第2送信制御手段と、
    前記通信部に前記記憶領域情報を送信させた後に、該記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域へのアクセス要求があった場合に、前記特定記憶領域に前記送信情報が記憶されている場合に、アクセス要求元の通信装置にあてて、前記特定記憶領域に記憶されているコンテンツ情報を特定するためのコンテンツ特定情報を、前記通信部に送信させる第3送信制御手段と、
    して前記コンピュータを機能させることを特徴とする制御プログラム。
  11. 通信装置のコンピュータが読み取り可能な通信プログラムであって、
    前記通信装置の外部に設けられた記憶領域を特定するための記憶領域情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した記憶領域情報に前記通信装置を特定するための装置特定情報を付加する付加手段と、
    前記付加手段によって前記装置特定情報が付加された前記記憶領域情報を利用して、前記記憶領域へのアクセス要求を、要求実行部に行わせるアクセス要求実行制御手段と、
    前記記憶領域情報へのアクセス要求の返信として、前記取得手段によって取得された記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域にコンテンツ情報を記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を取得した場合に、取得したコンテンツ記憶情報を利用して、前記コンテンツ情報を、前記特定記憶領域にあてて通信部に送信させるコンテンツ情報送信制御手段と、
    前記記憶領域情報へのアクセス要求の返信として、前記特定記憶領域に記憶されているコンテンツ情報を特定するためのコンテンツ特定情報を取得した場合に、取得したコンテンツ取得情報を利用して、前記コンテンツ情報を特定し、前記コンテンツ情報に基づく画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
    して前記コンピュータを機能させることを特徴とする通信プログラム。
  12. 前記記憶領域情報へのアクセス要求の返信として、第2のコンテンツ情報を前記特定記憶領域に記憶されている前記コンテンツ情報の代わりに前記特定記憶領域に記憶させるために必要なコンテンツ更新情報を取得した場合に、取得したコンテンツ更新情報を利用して、前記第2のコンテンツ情報を、前記特定記憶領域にあてて前記通信部に送信させるコンテンツ更新情報送信制御手段と
    して前記コンピュータを機能させることを特徴とする通信プログラム。
  13. プロセッサを備える通信装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記通信装置の外部に設けられた記憶領域を特定するための記憶領域情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した記憶領域情報に前記通信装置を特定するための装置特定情報を付加する付加手段と、
    前記付加手段によって前記装置特定情報が付加された前記記憶領域情報を利用して、前記記憶領域へのアクセス要求を、要求実行部に行わせるアクセス要求実行制御手段と、
    前記記憶領域情報へのアクセス要求の返信として、前記取得手段によって取得された記憶領域情報によって特定される記憶領域である特定記憶領域にコンテンツ情報を記憶させるために必要なコンテンツ記憶情報を取得した場合に、取得したコンテンツ記憶情報を利用して、前記コンテンツ情報を、前記特定記憶領域にあてて通信部に送信させるコンテンツ情報送信制御手段と、
    前記記憶領域情報へのアクセス要求の返信として、前記特定記憶領域に記憶されているコンテンツ情報を特定するためのコンテンツ特定情報を取得した場合に、取得したコンテンツ取得情報を利用して、前記コンテンツ情報を特定し、前記コンテンツ情報に基づく画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
    して機能することを特徴とする通信装置。
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