JP2015034885A - 単焦点レンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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洋輔 大久保
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洋輔 大久保
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Abstract

【課題】大口径比でありながら高性能かつ広画角でコンパクトな単焦点レンズを提供する。【解決手段】物体側から負レンズG1、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4を有する単焦点レンズにおいて、前記正レンズG2の光軸部分の肉厚をtG2、シェイプファクターをG2SF、前記負レンズG3のシェイプファクターをG3SF、全系の焦点距離をfとするとき、下記条件式(1)(2)(3)満足する。G3SF>−3.57?G2SF+3.57・・・(1)、0.0<G3SF<5.0・・・(2)、0.1<tG2/f<0.6・・・(3)、ただし、G2SF=(G2r2+G2r1)/(G2r2-G2r1)、G3SF=(G3r2+G3r1)/(G3r2-G3r1)、G2r1=正レンズG2の物体側の曲率半径、G2r2=正レンズG2の像側の曲率半径、G3r1=負レンズG3の物体側の曲率半径、G3r2=負レンズG3の像側の曲率半径。【選択図】図1

Description

本発明は、単焦点レンズ及びそれを有する撮像装置において、レンズ全長が短くコンパクトながら、広角かつ口径比の大きいデジタルカメラや携帯用カメラに好適な単焦点レンズに関するものである。
近年、CCD(Charge CoupledDevice)やCMOS(Complementary Metal−OxideSemiconductor)などの固体撮像素子を用いた撮像装置においては、高機能化とともに、装置全体の小型化がなされている。それに伴い、これらに用いる撮影光学系としてレンズ全長が短く、特に広画角かつ大口径比を有するレンズが強く要求されている。
従来、小型のデジタルカメラなどに搭載される単焦点レンズにおいて、負・正・負・正の4枚構成で、比較的広画角なレンズとして、従来、特許文献1の実施例に示されるようなレンズがある。
例えば特許文献1では35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm、口径比2.8程度の単焦点レンズが提供されており口径比はある程度あるものの、コンパクトさに物足りなさがある。
また口径比の拡大、コンパクト化を図ろうとすると、非点収差、コマ収差、球面収差の増大を招くため、良好な光学性能を得ることが困難となる。
特開2008−193231号公報
そこで、本発明は、近年のコンパクト化、大口径化のニーズに応えつつ、固体撮像素子を用いた撮影系に好適な、広画角でありながらコンパクトでさらに口径比の大きい優れた光学性能を有する単焦点レンズ、及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
物体側から負レンズG1、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4を有する単焦点レンズにおいて、前記正レンズG2の光軸部分の肉厚をtG2、シェイプファクターをG2SF、前記負レンズG3のシェイプファクターをG3SF、全系の焦点距離をfとするとき、
G3SF>−3.57×G2SF+3.57 ・・・(1)
0.0<G3SF<5.0 ・・・(2)
0.1<tG2/f<0.6 ・・・(3)
条件式(1)及び(2)を満足する領域と、条件式(4)満足している。
ただし、G2SF=(G2r2+G2r1)/ (G2r2-G2r1)
G3SF=(G3r2+G3r1)/ (G3r2-G3r1)
G2r1=前記正レンズG2の物体側の面の曲率半径
G2r2=前記正レンズG2の像側の面の曲率半径
G3r1=前記負レンズG3の物体側の面の曲率半径
G3r2=前記負レンズG3の像側の面の曲率半径
本発明によれば、大口径比でありながら高性能かつ広画角でコンパクトな単焦点レンズを提供することができる。
本発明の数値実施例1のレンズ断面図 本発明の数値実施例1の収差図 本発明の数値実施例2のレンズ断面図 本発明の数値実施例2の収差図 本発明の数値実施例3のレンズ断面図 本発明の数値実施例3の収差図 本発明の数値実施例4のレンズ断面図 本発明の数値実施例4の収差図 本発明の数値実施例5のレンズ断面図 本発明の数値実施例5の収差図 本発明の数値実施例6のレンズ断面図 本発明の数値実施例6の収差図 本発明の数値実施例7のレンズ断面図 本発明の数値実施例7の収差図 本発明の光学機器の要概略図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1を参照して本発明の典型的な構成について説明する。この図に示す単焦点レンズは後述の実施例1におけるものである。物体側から順に負レンズG1、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4からなっている。各実施例において、実施例1と同様な構成を基本としている。また全実施例に共通して、負レンズG1と正レンズG2の間に開放Fナンバー光束を決定するFナンバー決定部材SPを有している。
本発明の光学系は負の屈折力を有する前群、正の屈折力を有する後群で構成されるレトロフォーカス型となっているのが特徴である。このように構成する事によりバックフォーカスをある程度確保でき、光学系とイメージャーとの間に、ローパスフィルターや赤外線カットフィルターを配置する事が容易になる。レトロフォーカス型の光学系においては、一般的に絞りより物体側に負の屈折力の前群が配置されるため、この前群により軸外主光線の光軸となす角度を小さくすることができる。正の後群においては絞りより像面側の正レンズにより軸外主光線の光軸となす角度を小さくすることができる。レトロフォーカス型の光学系は前群、後群ともに射出瞳を像面から離す効果があるため、撮影画角が広画角な場合は大変効果的である。
本発明においては前群に負レンズを1枚、後群に正レンズ、負レンズ、正レンズを有する光学系となっている。
以下に本発明における前群、後群の構成について説明する。本発明では前群は負レンズG1の1枚で構成されている。1枚という最少枚数で前群を構成することでレンズ径の増大を抑制し、更に光学全長の短縮を達成している。
本発明では後群は正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4を有した構成となっている。口径比の大きい光学系においては、透過する光束が大きくなるので、コンパクト化を図って構成枚数を最小限にした光学系において、軸外光も含めた収差特性を良好にする為には、各々1つのレンズで発生する収差を最小限に抑えるのが望ましい。この時、Fナンバー決定部材SPより像側に正レンズを2枚配置し、光線を徐々に収斂させることで球面収差や非点収差の発生を抑制している。負レンズG3は負レンズG1で補正がなされていないペッツバール和をキャンセルさせ全系でのペッツバール和を小さくする役割、また正レンズで発生した色収差の補正を行っている。
次に本発明における好ましいレンズの形状、特に負レンズG1、正レンズG2、負レンズG3の好ましい形状について説明する。
本発明においての負レンズG1は像側に強い曲率半径を持つ形状が好ましい。射出瞳を像面から遠く離すには軸外主光線を屈曲させる作用を負レンズG1にある程度持たせる必要がある。よって、負レンズG1はある程度の負の屈折力が必要であるが、結果として負レンズG1において球面収差や非点収差が発生しやすい。これらの収差の発生を最小限にするには、軸外光束の主光線がレンズ面へ入射する角度を最小とすると効果的である。例えばコンセントリックな曲率半径とすれば軸外光線の入射角度を0とできるが、これでは前述のようなある程度の負の屈折力を有することができない。
よって本発明の光学系では物体側の面は曲率半径を大きく、像面側の面は曲率半径を小さくして負の屈折力を強めるものの、像側の曲率半径が小さい形状を維持して球面収差や非点収差の発生を抑えている。正レンズG2は物体側に強い曲率半径を、負レンズG3は物体側に強い曲率半径をもつ形状が好ましい。正レンズG2の物体側に強い曲率半径を持たせることで、負レンズG1で発散させた光束を収斂させる効果があり、口径比の大きい光学系を達成している。また負レンズG3の物体側に強い曲率半径を持たせることで、正レンズG2で発生した球面収差や非点収差をキャンセルさせ性能のバランスをとっている。
本発明では物体側から負レンズG1、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4を有する単焦点レンズにおいて、前記正レンズG2の光軸部分の肉厚をtG2、シェイプファクターをG2SF、前記負レンズG3のシェイプファクターをG3SF、全系の焦点距離をfとするとき、
G3SF>−3.57×G2SF+3.57 ・・・(1)
0.0<G3SF<5.0 ・・・(2)
0.1<tG2/f<0.6 ・・・(3)
条件式(1)及び(2)を満足する領域と、条件式(3)満足している。
ただし、G2SF=(G2r2+G2r1)/ (G2r2-G2r1)
G3SF=(G3r2+G3r1)/ (G3r2-G3r1)
G2r1=前記正レンズG2の物体側の面の曲率半径
G2r2=前記正レンズG2の像側の面の曲率半径
G3r1=前記負レンズG3の物体側の面の曲率半径
G3r2=前記負レンズG3の像側の面の曲率半径
条件式(1)及び(2)は正レンズG2、負レンズG3の形状を規定する式である。
条件式(1)は正レンズG2と負レンズG3の形状の関係を表す式である。この領域の範囲内にあることで、諸収差を補正し性能のバランスを取っている。例えばG2SFが小さくなった場合、球面収差が負の方向、像面湾曲が正の方向、コマ収差が負の方向に増大する。これに対しG3SFを大きくし、球面収差を正の方向、像面湾曲を負の方向、コマ収差を正の方向へ出すことで、上記収差がキャンセルする関係となり、画面全体において良好な光学性能を達成している。この逆も同様である。
従って良好な光学性能を得るためには条件式(1)の位置に境界を定めるのが適当である。条件式(1)の領域から外れてしまうと、上記に列挙した収差の過補正、もしくは補正不足が発生し良好な光学性能を得ることが困難となる。
条件式(2)の下限値を下回ると、非点収差、球面収差、増大するため好ましくない。条件式(2)の上限値を上回ると像面湾曲、コマ収差が増大し、こちらの場合も良好な光学性能を得る事が困難となる。条件式(3)は正レンズG2の厚みを規定する式である。
条件式(3)の下限値を下回ると、コンパクト化には有利に働くが、コンパクト化のために必要な屈折力をえることができない。条件式(3)の上限値を上回ると、正レンズG2の光軸上の厚みが増加してしまい、小型化に不利になるため好ましくない。なおさらに好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(1)、(1a)、(2a)、(3a)、を満足することが好ましい。
G3SF>−3.57×G2SF+3.57 ・・・(1)
G3SF<−3.57×G2SF+14.28 ・・・(1a)
0.0<G3SF<3.5・・・(2a)
0.1<tG2/f<0.5 ・・・(3a)
条件式(1a)の範囲からはずれると上記収差のキャンセル関係が崩れてしまい、良好な光学性能を得ることが困難となってしまう。なおさらに好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(2b)、を満足することが好ましい。
0.0<G3SF<1.5 ・・・(2b)
また更に好ましくは以下の条件式を満足することが好ましい。
前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG1のシェイプファクターをG1SFとするとき、
− 1.1<G1SF<0.0 ・・・(4)
なる条件式を満足している。
ただし、G1SF=(G1r2+G1r1)/ (G1r2-G1r1)
G1r1=前記負レンズG1の物体側の面の曲率半径
G1r2=前記負レンズG1の像側の面の曲率半径
条件式(4)は負レンズG1の形状を規定する式であり、良好な光学性能を達成するための式である。条件式(4)の下限値を下回ると、非点収差の補正が困難となるため好ましくない。条件式(4)の上限値を上回ると球面収差の補正が困難となるため好ましくない。なおさらに好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(4a)を満足することが好ましい。
− 1.03<G1SF<0.0 ・・・(4a)
また更に好ましくは以下の条件式を満足することが好ましい。
前記単焦点レンズにおいて、前記正レンズG2の焦点距離をfG2とするとき、
0.5<fG2/f<1.5 ・・・(5)
なる条件式を満足している。条件式(5)は正レンズG2のパワーに関する式である。
条件式(5)の下限値を下回り正レンズG2のパワーが強まりすぎると、球面収差、非点収差が多く発生し良好な光学性能を得ることができない。また、大口径比になるほど深度が浅くなるため、像面湾曲を良好に補正することが要求されるが、条件式(5)の下限値を下回るとペッツバール和が大きくなり、像面湾曲が発生するため好ましくない。条件式(5)の上限値を上回り正レンズG2のパワーが弱くなりすぎると、バックフォーカスが長くなり、レンズ系が大型化してしまうので好ましくない。なおさらに好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(5a)を満足することが好ましい。
0.8<fG2/f<1.3 ・・・(5a)
また更に好ましくは以下の条件式を満足することが望ましい。
前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG3の焦点距離をfG3とするとき、
0.5<|fG3/f|<1.5 ・・・(6)
なる条件式を満足している。条件式(6)は負レンズG3のパワーに関する式である。
条件式(6)の下限値を下回ると負レンズG3の負のパワーが強まる。このため、レンズ系全体のバックフォーカスが伸びすぎて、撮影時のレンズ全長が伸び、レンズ系全体の小型化が難しくなる。条件式(6)の上限値を上回ると負レンズG3の負のパワーが弱くなりすぎるため、主に球面収差・コマ収差・像面湾曲・非点収差等の補正が困難になる。
なおさらに好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(6a)を満足することが好ましい。
0.7<|fG3/f|<1.0 ・・・(6a)
また更に好ましくは以下の条件式を満足することが望ましい。
前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG1の焦点距離をfG1とするとき、
1.1<|fG1/f|<2.9 ・・・(7)
なる条件式を満足している。条件式(7)は負レンズG1のパワーに関する式である。
条件式(7)の下限値を下回ると、球面収差、像面湾曲が増大し良好な光学性能をえることが困難となる。また非点収差の補正が困難となる。条件式(7)の上限値を上回ると、レトロフォーカス型の効果が十分に発揮できず、前玉径の小型化と広画角の両立が困難となる。
なお更に好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(7a)を満足することが好ましい。
1.5<|fG1/f|<2.0 ・・・(7a)
なお更に好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(7b)を満足することが好ましい。
1.5<|fG1/f|<1.8 ・・・(7b)
また更に好ましくは以下の条件式を満足する事が望ましい。前記単焦点レンズにおいて、前記正レンズG4の焦点距離をfG4とするとき、
0.7<fG4/f<1.5 ・・・(8)
なる条件式を満足している。条件式(8)は正レンズG4のパワーに関する式である。
条件式(8)の下限値を下回り正レンズG4のパワーが強くなりすぎると、倍率色収差の補正が困難となる。条件式(8)の上限値を上回り正レンズG4のパワーが弱くなりすぎると、撮像素子への軸外光束の入射角が大きくなり、色シェーディングの発生量が多くなり好ましくない。なお更に好ましくは、実施の形態の効果を大きくするために条件式(8a)を満足することが好ましい。
85<fG4/f<1.3 ・・・(8a)
また更に好ましくは以下を満足する事が望ましい。
前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG1と前記正レンズG2の間に開放Fナンバー光束を決定するFナンバー決定部材を有している。
負レンズG1と正レンズG2の間にFナンバー決定部材SPを設けて、テレセントリック性の維持と小型化の両立を図っている。射出瞳を像面からできるだけ離すためにFナンバー決定部材SPを負レンズG1よりも物体側に配置した場合、光学性能を良好に保つのが難しくなり、またFナンバー決定部材SPがレンズ全系の外側にあるため、鏡筒を含めた光学部品としては大型化を招くことになる。また正レンズG2より像側に配置した場合には射出瞳を像面から十分に離すことが困難となる。更には負レンズG1と正レンズG2の間にFナンバー決定部材を設けることで、軸外光束の光量を制御しフレアーの発生を抑制している。また更に好ましくは以下を満足する事が望ましい。
前記単焦点レンズにおいて、負レンズG1と正レンズG2と正レンズG4の少なくとも1面に非球面を有している。これにより主に球面収差、非点収差、コマ収差を良好に補正している。また更に好ましくは以下の条件式を満足することが望ましい。
前記単焦点レンズにおいて、前記正レンズG2のd線に対する屈折率をNdG2、前記正レンズG4のd線に対する屈折率をNdG4とするとき、
1.84≦NdG2 ・・・(9)
1.82≦NdG4 ・・・(10)
なる条件式を双方満足している。
条件式(9)及び(10)は正レンズG2と正レンズG4のd線に対する屈折率を規定する式である。条件式(9)及び(10)の下限値を下回ると、ある程度のレンズのコンパクト化は達成することができるが、ペッツバール和が大きくなり、特に像面湾曲が大きく発生し、良好な光学性能を得ることが困難となってしまう。更には大口径比を達成するためにはFナンバー決定部材に隣接する正レンズG2のレンズ径を大きくしなくてはならないため、球面収差が増大し良好な光学性能を得ることが困難となってしまう。
なお、以上の各条件式に共通して、各条件式範囲をより限定した下位の条件式の上限値のみ、又は、下限値のみをその上位の条件式の上限値あるいは下限値にして限定すうようにしても良い。また以上の条件式は任意に複数組み合わせることで、より本発明の効果を高めることができる。
<数値実施例1>
図1は、数値実施例1の単焦点レンズの断面図、図2は数値実施例1の単焦点レンズの収差図である。物体側から順に負レンズG1、Fナンバー光束決定部材、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4の順に構成されている。数値実施例1は開口比2.1程度、35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm程度である。
<数値実施例2>
図3は、数値実施例2の単焦点レンズの断面図、図4は数値実施例2の単焦点レンズの収差図である。物体側から順に負レンズG1、Fナンバー光束決定部材、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4の順に構成されている。数値実施例2は開口比2.8程度、35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm程度である。
<数値実施例3>
図5は、数値実施例3の単焦点レンズの断面図、図6は数値実施例3の単焦点レンズの収差図である。物体側から順に負レンズG1、Fナンバー光束決定部材、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4の順に構成されている。数値実施例3は開口比2.8程度、35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm程度である。
<数値実施例4>
図7は、数値実施例4の単焦点レンズの断面図、図8は数値実施例3の単焦点レンズの収差図である。物体側から順に負レンズG1、Fナンバー光束決定部材、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4の順に構成されている。数値実施例4は開口比2.1程度、35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm程度である。
<数値実施例5>
図9は、数値実施例5の単焦点レンズの断面図、図10は数値実施例5の単焦点レンズの収差図である。物体側から順に負レンズG1、Fナンバー光束決定部材、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4、正レンズG5の順に構成されている。数値実施例5は開口比2.1程度、35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm程度である。
<数値実施例6>
図11は、数値実施例6の単焦点レンズの断面図、図12は数値実施例6の単焦点レンズの収差図である。物体側から順に負レンズG1、Fナンバー光束決定部材、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4の順に構成されている。数値実施例6は開口比2.8程度、35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm程度である。
<数値実施例7>
図13は、数値実施例6の単焦点レンズの断面図、図14は数値実施例6の単焦点レンズの収差図である。物体側から順に負レンズG1、Fナンバー光束決定部材、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4の順に構成されている。数値実施例7は開口比2.8程度、35mm銀塩カメラ換算焦点距離で28mm程度である。
次に、本発明の数値実施例を示す。各数値実施例において、rはレンズ面の曲率半径、dは次のレンズ面との間のレンズ肉厚および空気間隔、nd、νdはそれぞれd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。
非球面形状は光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、
X=(h^2 /R)/[1+{1−(1+k)(h/R)^2}]^(1/2)
+A4h^4+A6h^6 +A8h^8+A10h^10+A12h^12
で表される。
但し、kは円錐定数、A4、A6、A8、A10、A12は2次、4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数、Rは近軸曲率半径である。又、「e−00X」は「×10−x」を意味している。又、前述の各条件式と各数値実施例との関係を表1に示す。
[実施例1]
面データ
面番号 r d nd vd
1* 592.938 0.50 1.58313 59.4
2* 4.760 7.15
3(絞り) ∞ 1.17
4* 4.425 1.95 1.85135 40.1
5* 42.840 1.31
6 -5.773 0.50 1.94595 18.0
7 24.618 1.30 1.85135 40.1
8* -5.914 5.82
9 ∞ 0.80 1.51633 64.1
10 ∞ 0.90
像面 ∞

非球面データ
第1面
K =-1.82128e+008 A 4=-8.36381e-004 A 6= 4.05254e-005 A 8=-2.90089e-006 A10= 1.75358e-007 A12=-4.00457e-009

第2面
K =-7.06599e-002 A 4=-1.05485e-003 A 6= 4.80046e-005 A 8=-1.57561e-005 A10= 1.43962e-006 A12=-4.43794e-008

第4面
K =-5.77179e-002 A 4= 9.43802e-004 A 6=-2.01958e-005 A 8= 2.41097e-005 A10=-2.80288e-006 A12= 2.24141e-007

第5面
K =-4.35810e+002 A 4= 2.54674e-003 A 6=-4.17717e-005 A 8= 1.58764e-006 A10= 1.00873e-006

第8面
K =-5.85484e+000 A 4=-8.99294e-004 A 6= 4.10372e-004 A 8=-4.08063e-005 A10= 1.05607e-005 A12=-3.78103e-007

焦点距離 5.05
Fナンバー 2.06
画角 33.42
レンズ全長 21.40
BF 0.90

入射瞳位置 4.14
射出瞳位置 -12.48
前側主点位置 7.29
後側主点位置 -4.15

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -8.23
2 4 5.66
3 6 -4.90
4 7 5.71

[実施例2]
面データ
面番号 r d nd vd
1* 382.570 0.50 1.58313 59.4
2* 4.796 5.96
3(絞り) ∞ 0.55
4* 3.669 1.95 1.85135 40.1
5* 326.161 0.72
6 -6.283 0.50 1.94595 18.0
7 13.021 0.18
8* 30.051 1.10 1.85135 40.1
9* -6.865 4.81 3.32
10 ∞ 0.80 1.51633 64.1 10.00
11 ∞ 0.90 10.00
像面 ∞

非球面データ
第1面
K =-1.82128e+008 A 4=-1.68915e-003 A 6= 1.86063e-005 A 8= 5.93702e-007 A10= 1.62853e-007 A12=-9.79688e-009

第2面
K =-1.77369e+000 A 4= 2.17857e-004 A 6=-6.47491e-005 A 8=-1.10730e-005 A10= 2.51727e-006 A12=-1.28821e-007

第4面
K = 3.01453e-001 A 4= 5.14156e-004 A 6= 5.95075e-005 A 8= 3.07870e-005 A10=-6.39096e-006 A12= 7.24826e-007

第5面
K =-6.64028e+005 A 4= 6.10395e-003 A 6=-1.90500e-004 A 8= 5.89677e-005 A10=-6.80509e-006 A12=-1.13093e-006

第8面
K = 8.90308e+001 A 4= 6.75282e-003 A 6=-2.36257e-003 A 8= 1.24710e-003 A10=-4.01797e-004 A12= 2.91643e-005

第9面
K =-1.66775e+001 A 4= 7.05381e-004 A 6= 1.58687e-003 A 8=-3.18266e-004 A10= 8.52736e-005 A12=-1.70217e-005

焦点距離 5.15
Fナンバー 2.06
画角 32.91
レンズ全長 17.69
BF 1.43

入射瞳位置 3.79
射出瞳位置 -9.27
前側主点位置 6.33
後側主点位置 -4.25

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -8.33
2 4 4.35
3 6 -4.42
4 8 6.66

[実施例3]
面データ
面番号 r d nd vd
1* 679.331 0.30 1.58313 59.4
2* 4.618 2.67
3(絞り) ∞ 1.89
4* 4.202 1.30 1.85135 40.1
5* -30.142 1.40
6 -3.219 0.50 1.94595 18.0
7 -46.996 1.60 1.85135 40.1
8* -3.555 4.63
9 ∞ 0.80 1.51633 64.1
10 ∞ 0.90
像面 ∞

非球面データ
第1面
K =-1.81758e+008 A 4=-5.32388e-003 A 6= 3.58695e-004 A 8=-2.29636e-005 A10= 5.69002e-006 A12=-4.34376e-007

第2面
K =-9.13991e+000 A 4= 4.92295e-003 A 6=-8.68141e-004 A 8=-7.12026e-005 A10= 5.12944e-005 A12=-4.13155e-006

第4面
K =-5.22422e+000 A 4= 1.09032e-002 A 6=-7.01081e-004 A 8=-6.71062e-005 A10= 5.62381e-005 A12=-5.95093e-006

第5面
K =-6.50639e+002 A 4= 4.93121e-004 A 6= 6.35896e-004 A 8=-2.82916e-004 A10= 3.96124e-005

第8面
K =-1.06128e+000 A 4= 2.83991e-004 A 6= 1.74786e-004 A 8=-6.12989e-006 A10= 5.45490e-006

焦点距離 5.00
Fナンバー 2.88
画角 33.69
レンズ全長 15.99
BF 0.90

入射瞳位置 2.19
射出瞳位置 -19.86
前側主点位置 5.99
後側主点位置 -4.10

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -7.98
2 4 4.41
3 6 -3.67
4 7 4.44

[実施例4]
面データ
面番号 r d nd vd
1* 475.755 0.50 1.58313 59.4
2* 4.834 7.20
3(絞り) ∞ 0.30
4* 4.413 2.15 1.85135 40.1
5* 62.086 1.15
6 -5.067 0.50 1.94595 18.0
7 44.315 1.30 1.85135 40.1
8* -5.173 5.61
9 ∞ 0.80 1.51633 64.1
10 ∞ 0.90
像面 ∞

非球面データ
第1面
K =-1.82128e+008 A 4=-9.55400e-004 A 6= 5.54836e-005 A 8=-3.29594e-006 A10= 1.42274e-007 A12=-3.21426e-009

第2面
K = 4.62388e-001 A 4=-1.73955e-003 A 6= 4.30968e-005 A 8=-1.75100e-005 A10= 1.49372e-006 A12=-7.64961e-008

第4面
K = 1.06689e-002 A 4= 6.97383e-004 A 6= 4.66415e-005 A 8= 6.73945e-006 A10=-7.65627e-007 A12= 7.70652e-008

第5面
K =-1.88017e+003 A 4= 2.65354e-003 A 6=-1.65389e-005 A 8=-3.06401e-006 A10=-2.50332e-006 A12= 1.73457e-007

第8面
K =-8.98284e+000 A 4=-5.51776e-003 A 6= 1.07259e-003 A 8=-4.40052e-005 A10=-1.19780e-005 A12= 2.53744e-006

焦点距離 5.10
Fナンバー 2.06
画角 33.17
レンズ全長 20.41
BF 0.90

入射瞳位置 4.19
射出瞳位置 -11.00
前側主点位置 7.10
後側主点位置 -4.20

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -8.38
2 4 5.49
3 6 -4.78
4 7 5.51

[実施例5]
面データ
面番号 r d nd vd
1* 1015.438 0.50 1.58313 59.4
2* 4.521 4.70
3(絞り) ∞ 1.96
4* 5.096 1.95 1.85135 40.1
5* 105.839 2.10
6 -4.930 0.50 1.94595 18.0
7 41.842 1.95 1.85135 40.1
8* -5.263 0.26
9 19.677 1.50 1.88300 40.8
10 174.666 4.69
11 ∞ 0.80 1.51633 64.1
12 ∞ 0.90
像面 ∞

非球面データ
第1面
K =-1.82128e+008 A 4=-1.61069e-003 A 6= 5.20776e-005 A 8= 2.05514e-006 A10=-1.86436e-007 A12= 2.58426e-010

第2面
K = 1.12501e-002 A 4=-1.94025e-003 A 6=-2.24787e-004 A 8= 3.81208e-005 A10=-2.42466e-006

第4面
K = 1.64725e+000 A 4=-5.13558e-004 A 6=-1.51711e-004 A 8= 2.09515e-005 A10=-2.57394e-006

第5面
K =-8.90531e+001 A 4= 2.16923e-003 A 6= 8.28818e-005 A 8=-5.30985e-007 A10= 2.85758e-006

第8面
K =-1.28063e+000 A 4=-4.41206e-005 A 6= 6.49111e-005 A 8=-1.62450e-006 A10= 4.10362e-007

焦点距離 5.00
Fナンバー 2.06
画角 33.66
レンズ全長 21.81
BF 0.90

入射瞳位置 3.25
射出瞳位置 -29.39
前側主点位置 7.43
後側主点位置 -4.10

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -7.79
2 4 6.23
3 6 -4.64
4 7 5.60
5 9 25.00

[実施例6]
面データ
面番号 r d nd vd
1* 1015.438 0.50 1.58313 59.4
2* 4.521 4.70
3(絞り) ∞ 1.96
4* 5.096 1.95 1.85135 40.1
5* 105.839 2.10
6 -4.930 0.50 1.94595 18.0
7 41.842 1.95 1.85135 40.1
8* -5.263 0.26
9 19.677 1.50 1.88300 40.8
10 174.666 4.69
11 ∞ 0.80 1.51633 64.1
12 ∞ 0.90
像面 ∞

非球面データ
第1面
K =-1.82128e+008 A 4=-1.61069e-003 A 6= 5.20776e-005 A 8= 2.05514e-006 A10=-1.86436e-007 A12= 2.58426e-010

第2面
K = 1.12501e-002 A 4=-1.94025e-003 A 6=-2.24787e-004 A 8= 3.81208e-005 A10=-2.42466e-006

第4面
K = 1.64725e+000 A 4=-5.13558e-004 A 6=-1.51711e-004 A 8= 2.09515e-005 A10=-2.57394e-006

第5面
K =-8.90531e+001 A 4= 2.16923e-003 A 6= 8.28818e-005 A 8=-5.30985e-007 A10= 2.85758e-006

第8面
K =-1.28063e+000 A 4=-4.41206e-005 A 6= 6.49111e-005 A 8=-1.62450e-006 A10= 4.10362e-007

焦点距離 5.00
Fナンバー 2.06
画角 33.66
レンズ全長 21.81
BF 0.90

入射瞳位置 3.25
射出瞳位置 -29.39
前側主点位置 7.43
後側主点位置 -4.10

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -7.79
2 4 6.23
3 6 -4.64
4 7 5.60
5 9 25.00

[実施例7]
面データ
面番号 r d nd vd
1* -590.540 0.30 1.58313 59.4
2* 5.027 2.11
3(絞り) ∞ 2.31
4* 6.342 1.30 2.30000 40.1
5* -50.070 1.46
6 -3.215 0.50 1.94595 18.0
7 -47.958 1.60 1.85135 40.1
8* -3.530 4.45
9 ∞ 0.80 1.51633 64.1
10 ∞ 0.90
像面 ∞

非球面データ
第1面
K =-1.81758e+008 A 4=-2.28255e-003 A 6=-7.33180e-005 A 8=-7.15428e-005 A10=-1.29145e-005 A12= 1.30542e-005

第2面
K =-1.25396e+001 A 4= 7.84818e-003 A 6=-3.86528e-004 A 8=-4.45400e-004 A10= 6.68228e-005 A12= 3.95691e-005

第4面
K =-1.78641e+001 A 4= 8.52628e-003 A 6=-8.63622e-004 A 8=-4.81760e-006 A10= 8.28894e-005 A12=-1.31704e-005

第5面
K =-2.26547e+002 A 4=-6.68260e-004 A 6= 5.97302e-004 A 8=-1.35951e-004 A10= 4.36116e-005

第8面
K =-1.08412e+000 A 4= 6.97402e-004 A 6=-2.23276e-005 A 8=-3.90358e-006 A10= 1.73158e-006

焦点距離 5.04
Fナンバー 2.88
画角 33.47
レンズ全長 15.72
BF 0.90

入射瞳位置 1.88
射出瞳位置 -25.09
前側主点位置 5.94
後側主点位置 -4.14

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -8.55
2 4 4.39
3 6 -3.66
4 7 4.40
5 9 0.00

各実施例の単焦点レンズはビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。レンズ断面図において、左方が被写体側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、iは物体側からのレンズの順番を示し、Giは第iレンズである。Gは光学フィルター、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が置かれる。収差図において、d、gは各々d線及びg線、ΔM,ΔSはメリディオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。ωは半画角、FnoはFナンバーである。
G1…第1レンズ
G2…第2レンズ
G3…第3レンズ
G4…第4レンズ
G5…第5レンズ
d…d線
g…g線
ΔM…メリディオナル像面
ΔS…サジタル像面
SP…開放Fナンバー決定部材
IP…結像面
G…CCDのフォースプレートやローパスフィルター等のガラスブロック
球面収差…実線:d線、2点鎖線:g線
非点収差…実線:d線ΔS、点線:d線ΔM
歪曲…d線
倍率色収差…2点鎖線:g線

Claims (10)

  1. A 物体側から負レンズG1、正レンズG2、負レンズG3、正レンズG4を有する単焦点レンズにおいて、
    B 前記正レンズG2の光軸部分の肉厚をtG2、シェイプファクターをG2SF、前記負レンズG3のシェイプファクターをG3SF、全系の焦点距離をfとするとき、
    下記条件式(1)及び(2)を満足する領域と、条件式(3)満足することを特徴とする単焦点レンズ。
    G3SF>−3.57×G2SF+3.57 ・・・(1)
    0.0<G3SF<5.0 ・・・(2)
    0.1<tG2/f<0.6 ・・・(3)
    ただし、G2SF=(G2r2+G2r1)/ (G2r2-G2r1)
    G3SF=(G3r2+G3r1)/ (G3r2-G3r1)
    G2r1=前記正レンズG2の物体側の面の曲率半径
    G2r2=前記正レンズG2の像側の面の曲率半径
    G3r1=前記負レンズG3の物体側の面の曲率半径
    G3r2=前記負レンズG3の像側の面の曲率半径
  2. 前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG1のシェイプファクターをG1SFとするとき、下記条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の単焦点レンズ。
    − 1.1<G1SF<0.0 ・・・(4)
    ただし、G1SF=(G1r2+G1r1)/ (G1r2-G1r1)
    G1r1=前記負レンズG1の物体側の面の曲率半径
    G1r2=前記負レンズG1の像側の面の曲率半径
  3. 前記単焦点レンズにおいて、前記正レンズG2の焦点距離をfG2とするとき、下記条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の単焦点レンズ。
    0.5<fG2/f<1.5 ・・・(5)
  4. 前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG3の焦点距離をfG3とするとき、下記条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の単焦点レンズ。
    0.5<|fG3/f|<1.5 ・・・(6)
  5. 前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG1の焦点距離をfG1とするとき、下記条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の単焦点レンズ。
    1.1<|fG1/f|<2.9 ・・・(7)
  6. 前記単焦点レンズにおいて、前記正レンズG4の焦点距離をfG4とするとき、下記条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の単焦点レンズ。
    0.7<fG4/f<1.5 ・・・(8)
  7. 前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG1と前記正レンズG2の間に開放Fナンバー光束を決定するFナンバー決定部材を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の単焦点レンズ。
  8. 前記単焦点レンズにおいて、前記負レンズG1と前記正レンズG2と前記正レンズG4のうち、少なくとも1面非球面を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の単焦点レンズ。
  9. 固体撮像素子上に像を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の単焦点レンズ。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載の単焦点レンズと、該単焦点レンズによって形成される像を受光する固体撮像素子とを有していることを特徴とする撮像装置。
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