JP2015033729A - クランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランプ本体のロッド孔や出力部材の環状の壁面を有効活用して、アンクランプ検知用のエア通路を開閉する開閉弁機構を構成したクランプ装置を提供する。【解決手段】環状壁面14bと環状弁面14aとで開閉弁機構47を構成し、出力部材11がアンクランプ位置になった状態では開閉弁機構47が遮断され、検知用エア通路40のうちの開閉弁機構47よりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成した。【選択図】図4

Description

本発明は、クランプ装置に関し、特に出力部材がアンクランプ位置(上限位置)に切換えられたことを検知可能にしたクランプ装置に関する。
特許文献1には、機械加工に供するワークを固定する為のワークパレットを工作機械のテーブル等のベース体に位置決め固定するワークパレット位置決め固定装置が開示されている。このワークパレット位置決め固定装置においては、ベース体に4組のクランプ装置が装備され、ワークパレットには、4組のクランプ装置に対応する4つの環状係合部材が装備されている。
クランプ装置は、クランプ本体と、出力部材を皿ばね積層体によりクランプ駆動し且つ加圧油によりアンクランプ駆動する油圧シリンダと、クランプ本体に形成された筒状軸部と、複数の球体を有するボールロック機構とを有する。筒状軸部はテーパ係合面を有し、クランプ本体は環状着座面を有する。
環状係合部材は、テーパ係合面にテーパ係合可能な環状テーパ面と、前記環状着座面に着座可能な環状着座部と、ボールロック機構の複数の球体が係合する球体係合部を有する。クランプ本体には、テーパ係合面、環状テーパ面、環状着座面、環状着座部等をエアブローする加圧エアを供給するブロー用加圧エア通路と、環状着座部が環状着座面に着座したことを検知する為に環状着座面に開口されたエア噴出孔に加圧エアを供給する着座検知用エア通路通路が形成されている。
特許文献2には、特許文献1に記載のようなワークパレットにおいて、油圧シリンダのシールの損傷等により出力部材を上方へアンクランプ駆動できなくなるという問題が開示されている。上方へアンクランプ駆動できない状態で、ワークパレットを交換した場合、ボールロック機構が噛み合ったままなので、クランプ装置やベース体、ワークパレットが損傷する虞がある。
特許文献3には、ボールロック機構と、このボールロック機構を介して圧縮スプリングの弾性力でクランプ駆動し且つ加圧油の油圧力でアンクランプ駆動する油圧シリンダとを有するクランプ装置が開示されている。このクランプ装置は、クランプ対象物側の突入部材をボールロック機構の中心側に挿入させ、その突入部材を油圧シリンダによりボールロック機構を介してクランプする。
このクランプ装置においては、クランプ本体に加圧エアを流すエア通路を形成し、このエア通路の途中部に、上記の突入部材が正しく挿入された場合だけ開弁する第1開閉弁機構と、油圧シリンダのピストン部材が正規のクランプ位置に切換わった場合だけ開弁される第2開閉弁機構が設けられている。突入部材が正しい挿入状態になり且つピストン部材がクランプ位置に切換わった場合に、第1,第2開閉弁機構が開弁するため、正常なクランプ状態になったことを前記エア通路の上流側加圧エアのエア圧から検知できる。
WO2005/110671号公報 特開2005−34949号公報 EP2177309号公報
特許文献2のクランプ装置のように、クランプ状態やアンクランプ状態になったことをエア圧を介して検知する為には、クランプ本体内にエア通路を形成すると共に、そのエア通路を開閉する開閉弁機構を設けなければならない。その開閉弁機構は、通常、少なくとも、弁体とその弁体を収容する装着穴等を必要とし、これらをクランプ本体内に組み込むため、クランプ装置の構造が複雑になり、製作費も高価になる。
特許文献1に示すように、ブロー用エア通路と、着座検知用のエア通路は独立に形成していたため、エア通路の数が多くなる。例えば、特許文献1のワークパレット位置決め固定装置の場合、1組のクランプ装置に2系統のエア通路と1系統の油圧通路が必要であるため、ベース体に形成する流体圧系統が多くなる。
その上、各クランプ装置に、アンクランプ状態検知用の1系統のエア通路を追加的に設ける場合には、各クランプ装置に3系統のエア通路が必要であるため、ベース体に12系統のエア通路と4系統の油圧通路が必要になり、ベース体の設計・製作費が高価になる。
本発明の目的は、クランプ本体のロッド孔や出力部材に形成された環状の壁面を有効活用して、アンクランプ検知用のエア通路を開閉する開閉弁機構を構成したクランプ装置を提供することである。
請求項1のクランプ装置は、クランプ本体と、このクランプ本体に昇降可能に装備された出力部材と、この出力部材を上方へアンクランプ駆動する流体圧作動室と、クランプ対象物をクランプするように出力部材を下方へクランプ駆動するクランプ駆動手段とを備えたクランプ装置において、前記クランプ本体に形成されたシリンダ孔およびロッド孔と、
前記出力部材を構成するピストン部およびロッド部であって、前記シリンダ孔に装着されたピストン部および前記ロッド孔に挿入されたロッド部と、前記ロッド孔の内面壁部に形成された下向きの環状壁面と、前記出力部材がアンクランプ位置になったとき前記環状壁面に密着するように前記ロッド部の外周部に形成された環状弁面と、前記クランプ本体と出力部材を用いて形成され、一端が加圧エア供給源に接続されると共に他端が外界に開放される検知用エア通路と、前記検知用エア通路の途中部を開閉可能な開閉弁機構であって、前記環状壁面と前記環状弁面とで構成した開閉弁機構とを備え、前記出力部材がアンクランプ位置になった状態では前記開閉弁機構が遮断され、前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成したことを特徴としている。
請求項2のクランプ装置は、請求項1の発明において、前記ロッド部が、大径ロッド部と小径ロッド部を備え、前記環状弁面が前記大径ロッド部と前記小径ロッド部の境界部に形成されたことを特徴としている。
請求項3のクランプ装置は、請求項1の発明において、前記クランプ本体は、上方へ突出すると共に前記出力部材のロッド部が挿入された筒状軸部と、この筒状軸部の外周面又は外周側に設けたテーパ係合面と、前記筒状軸部の外周面より外側に環状に形成された環状着座面とを備え、クランプ対象物であるワークパレットは、その下面側開放の凹穴に固定され且つ前記筒状軸部に外嵌可能な環状係合部材であって、前記テーパ係合面に密着可能な環状テーパ面と、前記環状着座面に着座可能な環状着座部とを有する環状係合部材を備え、前記筒状軸部の複数の保持孔に可動に保持された複数の球体と、前記出力部材に形成した球体駆動部を含み、複数の球体を前記環状係合部材の球体係合部に係合可能にしたボールロック機構を設けたことを特徴としている。
請求項4のクランプ装置は、請求項3の発明において、前記クランプ本体に、加圧エア供給源に接続されるブロー用エア通路と、このブロー用エア通路から供給された加圧エアを少なくとも前記環状着座面と前記テーパ係合面に向けて噴出するエアブローノズルを形成したことを特徴としている。
請求項5のクランプ装置は、請求項4の発明において、前記検知用エア通路の一部は前記出力部材の内部の内部エア通路で構成されると共にこの内部エア通路の前記他端側の端部が前記ブロー用エア通路に接続され、前記内部エア通路に、前記検知用エア通路の前記一端から前記他端への加圧エアの流れのみを許すチェック弁を設けたことを特徴としている。
請求項6のクランプ装置は、請求項1〜5の何れか1項の発明において、前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側検知用エア通路のエア圧からアンクランプ状態になったことを検知可能に構成したことを特徴としている。
請求項7のクランプ装置は、請求項4又は5の発明において、前記クランプ駆動手段で前記出力部材を下方へクランプ駆動した状態において、前記ブロー用エア通路のエア圧から前記環状係合部材の環状着座部が環状着座面に密着したことを検知可能に構成したことを特徴としている。
請求項8のクランプ装置は、請求項1の発明において、前記クランプ駆動手段は、前記シリンダ孔のうち前記ピストン部の上側に形成された流体圧作動室を有することを特徴としている。
請求項9のクランプ装置は、請求項1の発明において、前記クランプ駆動手段は、金属製スプリング又はガススプリングからなるスプリング手段で構成されたことを特徴としている。
請求項10のクランプ装置は、請求項5の発明において、前記検知用エア通路の一部は、前記小径ロッド孔の内周面と小径ロッド部の外周面との間の隙間で構成され、前記チェック弁は、前記小径ロッド孔の内周壁部に装着されたダストシールで構成されたことを特徴としている。
請求項11のクランプ装置は、クランプ本体と、このクランプ本体に昇降可能に装備された出力部材と、この出力部材を上方へアンクランプ駆動する流体圧作動室と、クランプ対象物をクランプするように出力部材を下方へクランプ駆動するクランプ駆動手段とを備えたクランプ装置において、前記クランプ本体に形成されたシリンダ孔およびロッド孔と、前記出力部材を構成するピストン部およびロッド部であって、前記シリンダ孔に装着されたピストン部および前記ロッド孔に挿入されたロッド部と、前記シリンダ孔の上端壁部に形成された下向きの環状壁面と、前記出力部材がアンクランプ位置になったとき前記環状壁面に密着するように前記ピストン部の外周近傍部に形成された環状弁面と、前記クランプ本体と出力部材を用いて形成され、一端が加圧エア供給源に接続されると共に他端が外界に開放される検知用エア通路と、前記検知用エア通路の途中部を開閉可能な開閉弁機構であって、前記環状壁面と前記環状弁面とで構成された開閉弁機構とを備え、前記出力部材がアンクランプ位置になった状態では前記開閉弁機構が遮断され、前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成したことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、クランプ本体のロッド孔の内面壁部に形成した環状壁面と、環状壁面に密着するように出力部材のロッド部の外周部に形成した環状弁面とで開閉弁機構を構成し、この開閉弁機構で検知用エア通路の途中部を開閉可能に構成し、出力部材がアンクランプ位置になった状態では前記開閉弁機構が遮断され、前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成したので、クランプ本体に形成した環状壁面と、ロッド部の外周部に形成した環状弁面とを有効活用して開閉弁機構を構成することができる。そのため、簡単でコンパクトな構造で安価に製作可能な開閉弁機構を実現することができる。
請求項2の発明によれば、大径ロッド部と小径ロッド部の境界部を活用して前記環状弁面を形成できる。
請求項3の発明によれば、ワークパレットを固定する場合、筒状軸部とロッド部をワークパレット側の環状係合部材に挿入し、筒状軸部のテーパ係合面に環状係合部材の環状テーパ面を当接させ、クランプ駆動手段によりボールロック機構をクランプ駆動し、複数の球体を環状係合部材の球体係合部に係合させて下方へ押圧することで、クランプ本体の環状着座面に環状係合部材の環状着座部を当接させ、ワークパレットを水平方向と鉛直方向に位置決めしてクランプすることができる。
請求項4の発明によれば、クランプ本体に形成したブロー用エア通路に加圧エアを供給し、エアブローノズルからテーパ係合面と環状着座面に向けて加圧エアを噴出することでクリーニングすることができる。
請求項5の発明によれば、検知用エア通路の一部が出力部材の内部の内部エア通路で構成され、この内部エア通路の下流側の端部がブロー用エア通路に接続され、内部エア通路に検知用エア通路の一端から他端への加圧エアの流れを許すチェック弁を設けたため、検知用の加圧エアを一端側から他端側へ流すことができるうえ、ブロー用エア通路の加圧エアが内部エア通路を逆流するのを防止できる。
請求項6の発明によれば、前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側検知用エア通路のエア圧からアンクランプ状態になったことを検知することができる。
請求項7の発明によれば、出力部材を下方へクランプ駆動した状態において、ブロー用エア通路のエア圧から前記環状係合部材の環状着座部が環状着座面に密着したことを検知することができる。そのため、着座検知専用の加圧エア供給系統を省略可能になるため、スペースと製作費の面で有利である。
請求項8の発明によれば、クランプ駆動手段は、前記ピストン部の上側に形成された流体圧作動室を有するため、流体圧でクランプ駆動することができる。
請求項9の発明によれば、クランプ駆動手段は、金属製スプリング又はガススプリングからなるスプリング手段で構成されたため、クランプ駆動手段の構造が簡単になる。
請求項10の発明によれば、検知用エア通路の一部は、前記小径ロッド孔の内周面と小径ロッド部の外周面との間の隙間で構成され、前記チェック弁は、小径ロッド孔の内周壁部に装着されたダストシールで構成されたため、チェック弁の構造が簡単になる。
請求項11の発明によれば、シリンダ孔の上端壁部に形成された下向きの環状壁面と、出力部材がアンクランプ位置になったとき環状壁面に密着するようにピストン部の外周近傍部に形成された環状弁面とで、簡単な構造でコンパクトな開閉弁機構を構成することができる。
本発明の実施例に係るワークパレット位置決め固定装置の斜視図である。 位置決め固定装置(アンクランプ状態)の断面図である。 図2のIII −III 線断面図である。 クランプ装置の拡大断面図である。 図2のA部拡大図である。 位置決め固定装置(クランプ途中状態)の断面図である。 位置決め固定装置(クランプ状態)の断面図である。 位置決め固定装置(アンクランプ途中状態)の断面図である。 クランプ装置の流体圧回路図である。 実施例2の位置決め固定装置の断面図である。 実施例3の位置決め固定装置の断面図である。 実施例4のクランプ装置の断面図である。 実施例5のクランプ装置の断面図である。 実施例6のクランプ装置の断面図である。 図14のXV−XV線断面図である。 実施例7の位置決め固定装置の断面図である。 実施例8のクランプ装置の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
本実施例に係るワークパレット位置決め固定装置について、図1〜図9に基づいて説明する。図1〜図5に示すように、ワークパレット位置決め固定装置1は、ベース体2と、このベース体2に位置決めして固定されるワークパレット3(クランプ対象物)を有する。ベース体2には例えば4つの位置決め固定装置4が装備され、ワークパレット3には4つの位置決め固定装置4に含まれる4つの環状係合部材5が装備されている。
位置決め固定装置4は、ボールロック機構6を含む油圧式クランプ装置7と、水平方向位置決め機構8と、鉛直方向位置決め機構9とを備えている。
次に、ボールロック機構6を含むクランプ装置7について説明する。
クランプ装置7は、クランプ本体10と、出力部材11と、油圧作動室12a,12bと、ボールロック機構6を備えている。
クランプ本体10は、平面視にて円形の上部本体部10aと、この上部本体部10aよりも小径で上部本体部10aの下端から下方へ延びる筒状の下部本体部10bと、上部本体部10aの上端の中央部分から上方へ延びる筒状軸部10cとを備えている。下部本体部10bはベース体2に形成された装着穴2aに嵌合され、下部本体部10bの外周部にはシール部材13aが装着されている。クランプ本体10は、上部本体部10aの下端の取付け面10sをベース体2の上面に当接させた状態で、複数のボルト10fでベース体2に固定されている。
出力部材11は、ピストン部11aと、このピストン部11aの上端から上方へ延びる大径ロッド部11bと、この大径ロッド部11bから上方へ延びる小径ロッド部11cとを備えている。ピストン部11aの外周部にはシール部材13cが装着されている。大径ロッド部11bと小径ロッド部11cの境界部の外周部(大径ロッド部11bの環状の上端部)に上向きの水平な環状弁面14aが形成されている。クランプ本体10の下部本体部10bに形成されたシリンダ孔15にピストン部11aが昇降可能に装着され、シリンダ孔15内でピストン部11aの上側にクランプ用油圧作動室12aが形成され、ピストン部11aの下側にアンクランプ用油圧作動室12bが形成されている。シリンダ孔15の下端近傍部にはピストン部11aの脱落を防止するストップ部材28が装着されている。
図9に示すように、油圧作動室12aに加圧油を供給・排出する油圧系統は、油圧供給源50と、レギュレータ51と、油圧通路52と、電磁方向切換弁53と、油圧通路54と、クランプ本体10内の油圧通路55を備えている。また、油圧作動室12bに加圧油を供給・排出する油圧系統は、油圧供給源50と、レギュレータ51と、油圧通路52 と、電磁方向切換弁53と、油圧通路56を備えている。
図2〜図4に示すように、上部本体部10aと下部本体部10bには、シリンダ孔15の上端から上方へ連なる大径ロッド孔16aが形成され、上部本体部10aと筒状軸部10cには、大径ロッド孔16aの上端に連なる小径ロッド孔16bが形成されている。この大径ロッド孔16aに大径ロッド部11bが油密摺動自在に挿入され、シール部材13bでシールされている。小径ロッド部11cは小径ロッド孔16bに気密摺動自在に挿入され、小径ロッド孔16bの内周壁部に装着されたシール部材18で気密にシールされている。大径ロッド孔16aと小径ロッド孔16bの境界部の内面壁部(大径ロッド孔16aの上端部)に、前記環状弁面14aが密着可能な水平な環状壁面14bが形成されている。
次に、クランプ装置7のボールロック機構6について説明する。
図2、図4に示すように、筒状軸部10cの上端近傍部に形成された複数の球体保持穴19には、複数の球体20(鋼球)が水平方向へ可動に装着されている。出力部材11の上端近傍部には、複数の球体20に対応する複数の球体駆動部21が形成されている。この球体駆動部21は、球体20の約半分を収容可能な凹部21aと、この凹部21aの上方へ延びる溝状の傾斜部21bであって球体20を半径方向外側へ駆動する為の傾斜部21bとで形成されている。
ワークパレット3の環状係合部材5は、ワークパレット3の下部に下面側開放状に形成された収容凹穴22に内嵌状に装着されて複数のボルト23で固定されている。上記の収容凹穴22の上端部には浅い小径凹穴22aが形成されている。収容凹穴22の上端壁面と環状係合部材5の間には環状係合部材5の高さ位置を調整する為のライナー24が装着され、環状係合部材5は収容凹穴22に装着され、環状係合部材5の外周面と収容凹穴22の内周壁面間は気密になっている。
環状係合部材5には、筒状軸部10cが挿入される挿入穴5aが形成されている。環状係合部材5の上端部の内周部分には、外側に向かって上り傾斜状の半円筒溝からなる球体係合部25が形成されている。尚、複数の球体係合部25は1つの環状テーパ面で構成してもよい。
次に、水平方向位置決め機構8について説明する。
図2、図4に示すように、筒状軸部10cの下部に上方に向かって小径になるテーパ係合面8aが形成され、環状係合部材5の下部には、テーパ係合面8aに密着状に係合可能な環状テーパ面8bが形成されている。これらテーパ係合面8aと環状テーパ面8bとで前記水平方向位置決め機構8が構成されている。環状テーパ面8bは、環状係合部材5に形成された下端開放状の環状溝26を介して半径方向へ弾性変形可能に構成され且つ適当な大きさの半径方向剛性を有する弾性リング部27の内周面に形成されている。尚、環状溝26の代わりに、周方向適当間隔おきに形成された半径方向のリブを介して分断された複数の円弧溝を形成してもよい。
ワークパレット3をベース体2に対して位置決めして固定する際に、前記弾性リング部27の微小な径拡大方向への弾性変形を介して、環状テーパ面8bがテーパ係合面8aに密着状に係合した状態になり、環状係合部材5が水平方向の全方向へ精密に位置決めされた状態になる。
次に、鉛直方向位置決め機構9について説明する。
図2、図4に示すように、クランプ本体10の上部本体部10aの上端には、筒状軸部10cの外周面より外側に位置する環状の環状着座面9aが水平に形成されている。環状係合部材5の下端部には、環状着座面9aに密着状に着座可能な環状着座部9bが形成されている。これら環状着座面9aと環状着座部9bとで前記鉛直方向位置決め機構9が構成されている。ワークパレット3をベース体2に対して位置決めして固定する際に、弾性リング部27の微小な弾性変形を介して、環状テーパ面8bがテーパ係合面8aに密着状に係合すると共に環状着座部9bが環状着座面9aに密着することにより、環状係合部材5が鉛直方向に精密に位置決めされた状態になる。
上記のように、環状テーパ面8bとテーパ係合面8aの密着と、環状着座部9bと環状着座面9aの密着は、油圧作動室12aの加圧油により出力部材11を下方へクランプ駆動した場合に実現される。油圧作動室12aの加圧油を排出させながら、油圧作動室12bに加圧油を供給して出力部材11をアンクランプ位置(上限位置)にした状態で、ワークパレット3をベース体2の上方から下降させて、筒状軸部10cと小径ロッド部11cを環状係合部材5に挿入させ、小径ロッド部11cの上端で小径凹穴22aの上壁面を支持する。このとき、複数の球体20が複数の凹穴21aに夫々部分的に退避するため、球体20が筒状軸部10cの外周面から突出しないから、筒状軸部10cと小径ロッド部11cを環状係合部材5に挿入することができる。
次に、油圧作動室12bの加圧油を排出しながら油圧作動室12aに加圧油を供給すると、筒状軸部10cに対して相対的に小径ロッド部11cが下降するため、複数の傾斜部21bが複数の球体20を夫々半径方向外側へ駆動し、複数の球体20が複数の球体係合部25に夫々係合して環状係合部材5を下方へ押圧するため、環状テーパ面8bがテーパ係合面8aに密着し、環状着座部9bが環状着座面9aに密着し、クランプ状態になる。
次に、ブロー用エア通路30と、環状着座面9aとテーパ係合面8aに向けて加圧エアを噴出するエアブローノズル31a,31bについて図2、図4に基づいて説明する。
前記ブロー用エア通路30は、上部本体部10aに形成されたエア通路30aと環状エア通路30bとを備えている。
エア通路30bの上面側に環状の金属製のノズル形成部材31が装着され、このノズル形成部材31には、環状着座面9aに向けて水平方向に加圧エアを噴出する環状のエアブローノズル31aが形成され(図5参照)、ノズル形成部材31と筒状軸部10cの間にはテーパ係合面8aに向けて加圧エアを噴出する環状のエアブローノズル31bが形成されている。エア通路30aの端部から小径ロッド孔16bに流入する加圧エアは、小径ロッド部11cと筒状軸部10cの間の隙間30cを通って上方へ噴出する。
図9に示すように、エア通路30aにエアブロー用加圧エアを供給する加圧エア供給系統は、加圧エア供給源60と、レギュレータ61と、電磁方向切換弁62,63と、エア通路64となどを備えている。前記エア通路30に着座検知用加圧エアを供給する加圧エア供給系統は、加圧エア供給源70と、圧力センサ71と、電磁方向切換弁72と、エア通路64に接続されたエア通路73などを備えている。
次に、アンクランプ状態を検知する為の検知用加圧エアを流す検知用エア通路40と、この検知用エア通路40を開閉可能な開閉弁機構47について説明する。
この検知用エア通路40は、クランプ本体10と出力部材11とを用いて形成されたエア通路であり、一端が加圧エア供給源に接続されると共に他端が外界に開放されている。
図2、図4に示すように、この検知用エア通路40は、上部本体部10a内に形成された縦向きのエア通路40a及び水平なエア通路40bと、シール部材18よりも下側において小径ロッド部11cの外周側に形成されたエア通路40cと、環状弁面14aと環状壁面14bの間の隙間からなるエア通路40dと、大径ロッド孔16a内の大径ロッド部11bの上側のエア通路40eと、出力部材11内に形成された内部エア通路41と、小径ロッド部11cの外周側の環状エア通路40f及び筒状エア通路40gとを備えている。
前記エア通路40bは、環状壁面14bの上方近傍位置でエア通路40cに接続されている。環状エア通路40fは、小径ロッド部11cの外周側の筒状エア通路30cを介してブロー用エア通路30に接続されている。
上記の内部エア通路41には、前記検知用エア通路40の一端から他端への加圧エアの流れのみを許すチェック弁42が設けられている。このチェック弁42を構成する為に、出力部材11内の装着穴43に軸状部材44が装着され、軸状部材44の上端近傍部に合成樹脂製の弁部材45が装着されている。軸状部材44の外周部にはシール部材46が装着されている。
内部エア通路41は、エア通路40eを装着穴43に接続する傾斜状の複数のエア通路41aと、このエア通路41aに接続され且つチェック弁42が装着された筒状エア通路41bと、軸状部材44に形成された横断エア通路41c及び縦向きエア通路41dと、縦向きエア通路41dに連なるように出力部材11の中心部に形成されたエア通路41eと、このエア通路41eをエア通路40fに接続する水平なエア通路41fとを備えている。
前記開閉弁機構47は、検知用エア通路40の途中部を開閉可能に構成され、環状弁面14aと環状壁面14bとで構成されている。出力部材11がアンクランプ位置(上限位置)になった状態では、環状弁面14aが環状壁面14bに密着して開閉弁機構47が閉弁状態になり、検知用エア通路40のうちの開閉弁機構47よりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成してある。
図9に示すように、検知用エア通路40に加圧エアを供給する加圧エア供給系統は、加圧エア供給源80と、圧力センサ81と、電磁方向切換弁82と、前記エア通路40aに接続されたエア通路83などを備えている。電磁方向切換弁53,62,63,72,82と、圧力センサ71,81は制御ユニット90に電気的に接続され、電磁方向切換弁53,62,63,72,82は制御ユニット90により制御され、圧力センサ71,81の検出信号は制御ユニット90に供給されている。
油圧作動室12a(クランプ駆動手段に相当する)に加圧油を供給して出力部材11を下方へクランプ駆動した状態において、環状着座部9bが環状着座面9aに密着状に着座した状態では、ブロー用エア通路30から供給される加圧エアは、環状係合部材5の内周側と外周側から外界へリークすることがなく、検知用エア通路40のチェック弁42により検知用エア通路40へのリークが阻止されるため、ブロー用エア通路30のエア圧から環状係合部材5の環状着座部9bが環状着座面9aに密着したことを検知するように構成してある。
次に、ワークパレット位置決め固定装置1の作用、効果について説明する。
図1に示すように、4組のクランプ装置7をアンクランプ状態にし、出力部材11を上限位置にしたアンクランプ状態で、ワークパレット3を上方からベース体2へ接近させていき、図2に示すように、筒状軸部10cと小径ロッド部11cを環状係合部材5へ挿通させる。
上記の表1は、クランプ装置7をアンクランプ状態からクランプ状態へ切換え、そのクランプ状態においてワークパレット3に固定したワークに機械加工を施し、その後、クランプ状態からアンクランプ状態に切換える際の、切換弁53,62,63,72,82等の切換え態様を示すものである。
「エアブロー」は、ブロー用加圧エア通路30にエアブロー用加圧エアを供給して、エアブローノズル31a,31bから加圧エアを噴出してエアブローすることを意味する。「着座確認」は、環状着座部9bが環状着座面9aに密着したか否か確認することを意味する。「アンクランプ確認」は、検知用エア通路40に加圧エアを供給して開閉弁機構47が閉弁状態になっているか否か確認することを意味する。
図2、図4に示すように、クランプ装置7が待機中でアンクランプ状態のとき、電磁切換弁53がONとされ、油圧作動室12aの加圧油は排出され、油圧作動室12bに加圧油が充填されている。このアンクランプ状態からクランプ状態に切換えるクランプ開始時には、電磁切換弁53をOFFとし、油圧作動室12bから加圧油を排出しながら油圧作動室12aに加圧油を供給すると共に、電磁切換弁62,63をONにしてブロー用エア通路30に加圧エアを供給することにより、エアブローを行う。クランプ開始からタイマーにセットした所定時間の間、電磁切換弁53,62,63,72,82を上記の位置に保持し、エアブローを行う。
このエアブローにより、テーパ係合面8aと環状テーパ面8bがクリーニングされ、環状着座部9bと環状着座面9aがクリーニングされ、小径ロッド部11cと筒状軸部10cの間の隙間及び複数の球体20の付近がクリーニングされる。図6は、このクランプ開始からクランプ途中の状態を示し、出力部材11が複数の球体20を外側へ移動させつつある。このとき、環状テーパ部8bがテーパ係合面8aに当接し、環状着座部9bが環状着座面9aに当接する。
タイマーにセットした所定時間が経過すると、複数の球体20が環状係合部材5の球体係合部25に完全に係合して環状係合部材5を下方へ強力に押圧したクランプ状態になる(図7参照)。このクランプ状態において、電磁方向切換弁62,63をOFFにし、電磁方向切換弁72をONにして、圧力センサ71の検出信号に基づいて着座確認を行う。上記のように電磁方向切換弁63をOFFに切換えるため、この電磁方向切換弁63から加圧エアはリークしなくなる。
一方、環状テーパ面8bがテーパ係合面8aに密着し、環状着座部9bが環状着座面9aに密着した正規のクランプ状態(着座状態)になると、加圧エア供給源70から圧力センサ71と電磁方向切換弁72を介してエア通路73からブロー用エア通路30に供給される加圧エアは、収容凹穴22から外部へリークできず、また、チェック弁42により検出用エア通路40へのリークも阻止されるため、ブロー用エア通路30と収容凹穴22に封入状態になり、そのエア圧が高くなる。
そのため、圧力センサ71の検出信号から(ブロー用エア通路30のエア圧から)正規の着座状態になったことを検知することができる。上記のクランプ状態において、ワークパレット3に固定されたワークに対する機械加工等が実施される。このクランプ状態の間、電磁方向切換弁53,62,63,72,82は全てOFFに保持される。
次に、アンクランプを開始する際には、エアブローを実行するため電磁方向切換弁62,63をONに切換え、電磁方向切換弁53をONに切換える。タイマーにセットした所定時間の間上記の状態を維持してから、アンクランプ状態の確認を行う。
この場合、電磁方向切換弁62をOFFに切換えて電磁方向切換弁62から加圧エアがリーク可能に設定する。そして、電磁方向切換弁82をONに切換えて、検知用エア通路40に加圧エアを供給すると、出力部材11が上限位置になる正規のアンクランプ状態になった場合には、開閉弁機構47が閉弁状態となるため、エア通路40cからエア通路40eへ加圧エアが流れなくなり、エア通路40a,40bのエア圧が高くなるため、圧力センサ81の検出信号からアンクランプ状態になったことを確認することができる。
出力部材11が上限位置に達しない場合には、開閉弁機構47が開弁状態で、検知用エア通路40に供給される加圧エアは、チッェク弁42を通ってブロー用エア通路30へリークし、電磁方向切換弁62から外界へ放出されるため、検知用エア通路40のエア圧が低いままとなるため、圧力センサ81の検出信号から正規のアンクランプ状態になっていないことを検知することができる。アンクランプ状態において、ワークパレット3を取り外す際には、電磁方向切換弁62,63をONにしてエアブローを行なう。このとき、電磁方向切換弁82をOFFに切換え、検知用エア通路40への加圧エアの供給を停止する。
クランプ本体10と出力部材11に検知用エア通路40を設け、この検知用エア通路 40の途中部を開閉可能な開閉弁機構47を設け、この開閉弁機構47を環状弁面14aと環状壁面14bとで構成するため、環状弁面14aと環状壁面14bを有効活用して、簡単でコンパクトな構造で安価に製作可能な開閉弁機構47を実現することができる。
検知用エア通路40の他端側(下流側)の端部がブロー用エア通路30に接続され、検知用エア通路40の途中部に前記チェック弁42を設けたため、ブロー用エア通路30から検知用エア通路40へ加圧エアが侵入するのを確実に防止することができ、クランプ装置7の内部に切粉等が侵入するのを防止できる。
ブロー用エア通路30に供給する加圧エアを有効活用して着座確認を実施可能に構成したため、着座確認専用のエア通路を省略することができ、ベース体2の設計、製作費を節減できる。
次に、実施例2のワークパレット位置決め固定装置について説明する。但し、実施例1と同様の構成要素に同様の符号を付して説明を省略する。図10に示すように、このワークパレット位置決め固定装置4Aにおいては、環状係合部材5Aの外周部にシール部材22sが装着され、環状係合部材5Aと収容凹部22の内周面間が気密にシールされている。それ故、ブロー用エア通路30に供給する加圧エアを用いて、実施例1よりも高い信頼性で着座確認を行うことができる。
次に、実施例3のクランプ装置7Bについて説明する。但し、実施例1と同様の構成要素に同様の符号を付して説明を省略する。図11に示すように、このクランプ装置7Bにおいては、前記チェック弁42に代えて、鋼球91を有するチェック弁42Bが採用され、検知用エア通路40Bのうちの出力部材内の内部エア通路41Bが変更されている。出力部材11Bに形成した装着穴43Bに軸状部材44Bが装着され、装着穴43Bの上端に連なるスプリング収容穴92が形成されている。
内部エア通路41Bは、複数の傾斜状のエア通路93と、軸状部材44Bに形成した横断エア通路94と、縦エア通路95と、スプリング収容穴92と、中心部のエア通路96と、このエア通路96をエア通路40fに接続するエア通路97とを有する。チェック弁42Bはスプリング収容穴92に組み込まれている。チェック弁42Bは、縦エア通路95の上端に当接する鋼球91と、この鋼球91を付勢する圧縮スプリング98とを有する。
それ故、耐久性に優れるチェック弁42Bとなる。
次に、実施例4のクランプ装置7Cについて説明する。但し、実施例1と同様の構成要素に同様の符号を付して説明を省略する。図12に示すように、このクランプ装置7Cにおいては、前記実施例1のチェック弁42及び出力部材11Cの内部の内部エア通路41が省略され、前記シール部材18に代わるダストシール部材18Cにより上向きの流れのみを許容するチェック弁が構成されている。また、エア通路40bの先端は、環状壁面14bに開口されている。検知用エア通路40Cは、エア通路40a,40b,40e,40cと、小径ロッド部11cの外周側の筒状エア通路30cであってダストシール部材18Cが介装されたエア通路30c等を有する。ダストシール部材18Cによりチェック弁を構成するため、簡単な構造のチェック弁を実現できる。
次に、実施例5のクランプ装置7Dについて説明する。但し、実施例1と同様の構成要素に同様の符号を付して説明を省略する。図13に示すように、このクランプ装置7Dにおいては、前記油圧作動室12aが省略され、クランプ本体10と出力部材11Dに環状のスプリング収容室100が形成され、このスプリング収容室100に環状の圧縮状態の皿バネ積層体101(これがクランプ駆動手段に相当する)が装着され、この皿バネ積層体101により出力部材11Dをクランプ駆動するように構成されている。
検知用エア通路40Dは、エア通路40a,40b,40cと、スプリング収容室100と、内部エア通路41と、エア通路41f,30c等を備えている。このように、皿バネ積層体101により出力部材11Dをクランプ駆動するため、クランプ駆動手段のための油圧供給系統を省略できる。
尚、皿バネ積層体101の代わりに、ガススプリングを組み込んだクランプ駆動手段を採用することも可能である。このガススプリングを組み込む場合、スプリング収容室100に代わるガススプリング収容室を設け、このガススプリング収容室に複数のガススプリングを周方向等間隔おきに組み込むものとする。
次に、実施例6のクランプ装置7Eについて説明する。但し、実施例1と同様の構成要素に同様の符号を付して説明を省略する。
図14、図15に示すように、エア通路111に接続された着座検知用のエア噴出ノズル110が環状着座面9aに開口され、加圧エア供給系統からエア通路111に加圧エアが供給可能に構成され、その加圧エア供給系統に設けた圧力センサの検出信号から着座確認を行うように構成してある。
前記シール部材18に代わるダストシール部材112が設けられている。出力部材11E内の内部エア通路41が省略され、検知用エア通路40Eは、クランプ本体10Eの上部本体部10aに形成されたエア通路113a,113と、環状弁面14aと環状壁面14bの間の隙間のエア通路と、エア通路114,114aとを備え、エア通路113の下流端が環状壁面14bに開口し、エア通路114の上流端が環状壁面14bに開口し、エア通路114に連なるエア通路114aは大気へ開放されている。
尚、加圧エア供給系統からエア通路113aに加圧エアが供給可能に構成され、その加圧エア供給系統に設けた圧力センサの検出信号からアンクランプ確認を行うように構成してある。アンクランプ状態になると、開閉弁機構47Eが閉弁状態になるため、上記圧力センサがエア圧「高」を検出する。出力部材11E内のエア通路を省略したため、検知用エア通路40Eの構造が簡単になる。
次に、実施例7の位置決め固定装置4Fとクランプ装置7Fについて説明する。但し、実施例1と同様の構成要素に同様の符号を付して説明を省略する。
図16に示すように、筒状軸部10fの下部に、環状テーパ部材115が昇降自在に装着され、この環状テーパ部材115の外周面には上方に向って小径化するテーパ係合面116aであって、環状係合部材5Fの環状テーパ面8bが密着状に係合可能なテーパ係合面116aが形成されている。
この環状テーパ部材115は、クランプ本体10Fに形成した環状溝117に装着された圧縮状の皿バネ118で上方へ弾性付勢され、環状テーパ部材115の上端は止輪119で抜け止めされている。前記油圧作動室12aは省略され、クランプ本体10Fと出力部材11Fに環状のスプリング収容室120が形成され、このスプリング収容室120に圧縮状態の皿バネ積層体121が装着されている。
ブロー用エア通路30Fは、ベース体2内のエア通路122aと、上部本体部10a内のエア通路122bと、このエア通路122bを環状溝117に接続するエア通路122cと、小径ロッド部11fの外周部の環状エア通路122dと、出力部材11F内のエア通路122e,122fとを備えている。前記エア通路122aには、図9に示す加圧エア供給系統(60〜64、70〜73)と同様のものが接続されている。
シリンダ孔15Fの上端壁部に下向きの環状壁面123が形成されている。また、出力部材11Fがアンクランプ位置になったとき環状壁面123に密着するようにピストン部11pの外周近傍部に環状弁面124が形成されている。検知用エア通路40Fは、クランプ本体10Fと出力部材11Fに設けられ、一端が加圧エア供給源に接続されると共に他端が外界に開放されている。検知用エア通路40Fの途中部を開閉可能な開閉弁機構47Fは、環状壁面123と環状弁面124とで構成されている。
検知用エア通路40Fは、上部本体部10a内に形成された縦向きのエア通路125aと、このエア通路125aから水平方向へ延びその後下方へ延びて環状壁面123に開口したエア通路125bと、環状弁面124と環状壁面123の間の隙間のエア通路と、スプリング収容室120と、出力部材内の内部エア通路41Fとを備えている。この内部エア通路41Fに前記検知用エア通路の一端から他端方向への流れのみを許すチェック弁42が介装されている。
次に、実施例8のクランプ装置7Gについて説明する。
図17に示すように、このクランプ装置7Gは、出力部材11Gを下降駆動することによりクランプ対象物をクランプする装置である。クランプ装置7Gは、クランプ本体10Gと、このクランプ本体10Gに昇降可能に装備された出力部材11Gと、この出力部材11Gを上方へアンクランプ駆動する油圧作動室130bと、クランプ対象物をクランプするように出力部材11Gを下方へクランプ駆動する油圧作動室130a(クランプ駆動手段)とを有する。
前記クランプ本体10Gには、シリンダ孔131aと、大径ロッド孔131bと、小径ロッド孔131cとが形成されている。出力部材11Gはピストン部132aと大径ロッド部132bと小径ロッド部132cとを備えている。ピストン部132aはシリンダ孔131aに昇降自在に装着され、大径ロッド部132bは大径ロッド孔131bに挿入され、小径ロッド部132cは小径ロッド孔131cに挿入されている。
大径ロッド孔131bの上端部の壁部に下向きの環状壁面133bが形成され、出力部材11Gがアンクランプ位置になったとき環状壁面133bに密着するように大径ロッド部132bの上端部に環状弁面133aが形成されている。即ち、大径ロッド孔131bと小径ロッド孔131cの境界部に環状壁面133bが形成され、大径ロッド部132bと小径ロッド部132cの境界部に環状弁面133aが形成されている。
検知用エア通路40Gは、クランプ本体10Gに設けられ、その一端が加圧エア供給源に接続されると共に他端が外界に開放されている。検知用エア通路40Gは、入力ポート134aとエア通路134bと、環状弁面133aと環状壁面133b間の隙間のエア通路と、エア通路135aと、出力ポート135bとを備えている。エア通路134bが環状壁面133bに開口し、エア通路135aの上流端が環状壁面133bに開口され、出力ポート135bはエアホースを介して大気開放されている。入力ポート134aには、図9の加圧エア供給系統(80〜82)と同様のものが接続される。
検知用エア通路40Gの途中部を開閉可能な開閉弁機構47Gが設けられ、この開閉弁機構47Gは、環状壁面133bと環状弁面133aとで構成されている。出力部材11Gがアンクランプ位置になった状態では開閉弁機構47Gが遮断され、検知用エア通路40Gのうちの開閉弁機構47Gよりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成してある。
次に、前記実施例を部分的に変更する変更例について説明する。
(1)油圧シリンダに代えて加圧エアで駆動するエアシリンダを採用してもよく、本発明は種々の流体圧シリンダを備えたクランプ装置に適用することができる。また、本発明は、種々の形式のクランプ装置にも同様に適用できる。
(2)実施例に記載した開閉弁機構は複数の例を示すものであり、クランプ本体の環状壁面と、出力部材側の環状弁面とを活用して構成される種々の構成の開閉弁機構を採用することができる。
(3)検知用エア通路の構造は、実施例のものに限定されるものではなく、クランプ本体と出力部材内に形成される種々のエア通路を検知用エア通路として適用できる。
(4)その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態をも包含するものである。
3 ワークパレット
5 環状係合部材
6 ボールロック機構
7,7B〜7G クランプ装置
8a テーパ係合面
8b 環状テーパ面
9a 環状着座面
9b 環状着座部
10,10F,10G クランプ本体
11,11B〜11G 出力部材
11a ピストン部
11b 大径ロッド部
11c 小径ロッド部
11f ロッド部
12a,12b 油圧作動室
14a 環状弁面
14b 環状壁面
15,15F シリンダ孔
16a 大径ロッド孔
16b 小径ロッド孔
19 保持穴
20 球体
25 球体係合部
30 ブロー用エア通路
31a,31b エアブローノズル

40,40B〜40G 検知用エア通路
41 内部エア通路
42,42B チェック弁
47,47D〜47G 開閉弁機構
101,121 皿バネ積層体
123 環状壁面
124 環状弁面

Claims (11)

  1. クランプ本体と、このクランプ本体に昇降可能に装備された出力部材と、この出力部材を上方へアンクランプ駆動する流体圧作動室と、クランプ対象物をクランプするように出力部材を下方へクランプ駆動するクランプ駆動手段とを備えたクランプ装置において、
    前記クランプ本体に形成されたシリンダ孔およびロッド孔と、
    前記出力部材を構成するピストン部およびロッド部であって、前記シリンダ孔に装着されたピストン部および前記ロッド孔に挿入されたロッド部と、
    前記ロッド孔の内面壁部に形成された下向きの環状壁面と、
    前記出力部材がアンクランプ位置になったとき前記環状壁面に密着するように前記ロッド部の外周部に形成された環状弁面と、
    前記クランプ本体と出力部材を用いて形成され、一端が加圧エア供給源に接続されると共に他端が外界に開放される検知用エア通路と、
    前記検知用エア通路の途中部を開閉可能な開閉弁機構であって、前記環状壁面と前記環状弁面とで構成した開閉弁機構とを備え、
    前記出力部材がアンクランプ位置になった状態では前記開閉弁機構が遮断され、前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成したことを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記ロッド部が、大径ロッド部と小径ロッド部を備え、
    前記環状弁面が前記大径ロッド部と前記小径ロッド部の境界部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記クランプ本体は、上方へ突出すると共に前記出力部材のロッド部が挿入された筒状軸部と、この筒状軸部の外周面又は外周側に設けたテーパ係合面と、前記筒状軸部の外周面より外側に環状に形成された環状着座面とを備え、
    クランプ対象物であるワークパレットは、その下面側開放の凹穴に固定され且つ前記筒状軸部に外嵌可能な環状係合部材であって、前記テーパ係合面に密着可能な環状テーパ面と、前記環状着座面に着座可能な環状着座部とを有する環状係合部材を備え、
    前記筒状軸部の複数の保持孔に可動に保持された複数の球体と、前記出力部材に形成した球体駆動部を含み、複数の球体を前記環状係合部材の球体係合部に係合可能にしたボールロック機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  4. 前記クランプ本体に、加圧エア供給源に接続されるブロー用エア通路と、このブロー用エア通路から供給された加圧エアを少なくとも前記環状着座面と前記テーパ係合面に向けて噴出するエアブローノズルを形成したことを特徴とする請求項3に記載のクランプ装置。
  5. 前記検知用エア通路の一部は前記出力部材の内部の内部エア通路で構成されると共にこの内部エア通路の前記他端側の端部が前記ブロー用エア通路に接続され、
    前記内部エア通路に、前記検知用エア通路の前記一端から前記他端への加圧エアの流れのみを許すチェック弁を設けたことを特徴とする請求項4に記載のクランプ装置。
  6. 前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側検知用エア通路のエア圧からアンクランプ状態になったことを検知可能に構成したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のクランプ装置。
  7. 前記クランプ駆動手段で前記出力部材を下方へクランプ駆動した状態において、前記ブロー用エア通路のエア圧から前記環状係合部材の環状着座部が環状着座面に密着したことを検知可能に構成したことを特徴とする請求項4又は5に記載のクランプ装置。
  8. 前記クランプ駆動手段は、前記シリンダ孔のうち前記ピストン部の上側に形成された流体圧作動室を有することを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  9. 前記クランプ駆動手段は、金属製スプリング又はガススプリングからなるスプリング手段で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  10. 前記検知用エア通路の一部は、前記小径ロッド孔の内周面と小径ロッド部の外周面との間の隙間で構成され、前記チェック弁は、前記小径ロッド孔の内周壁部に装着されたダストシールで構成されたことを特徴とする請求項5に記載のクランプ装置。
  11. クランプ本体と、このクランプ本体に昇降可能に装備された出力部材と、この出力部材を上方へアンクランプ駆動する流体圧作動室と、クランプ対象物をクランプするように出力部材を下方へクランプ駆動するクランプ駆動手段とを備えたクランプ装置において、
    前記クランプ本体に形成されたシリンダ孔およびロッド孔と、
    前記出力部材を構成するピストン部およびロッド部であって、前記シリンダ孔に装着されたピストン部および前記ロッド孔に挿入されたロッド部と、
    前記シリンダ孔の上端壁部に形成された下向きの環状壁面と、
    前記出力部材がアンクランプ位置になったとき前記環状壁面に密着するように前記ピストン部の外周近傍部に形成された環状弁面と、
    前記クランプ本体と出力部材を用いて形成され、一端が加圧エア供給源に接続されると共に他端が外界に開放される検知用エア通路と、
    前記検知用エア通路の途中部を開閉可能な開閉弁機構であって、前記環状壁面と前記環状弁面とで構成した開閉弁機構とを備え、
    前記出力部材がアンクランプ位置になった状態では前記開閉弁機構が遮断され、前記検知用エア通路のうちの前記開閉弁機構よりも上流側の上流側エア通路のエア圧からアンクランプ状態を検知可能に構成したことを特徴とするクランプ装置。
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