JP2015033160A - モータアクチュエータ及びターミナル - Google Patents

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Abstract

【課題】ターミナルの製造コストを抑えることができるモータアクチュエータ及びこれに用いられるターミナルを提供する。
【解決手段】モータアクチュエータは、モータ本体21と、モータ本体21から突出して設けられたモータ端子25と、を有するモータと、導電性を有する線材71により構成され、線材71の一端側に設けられたモータ接続部72を有するターミナル70と、を備える。モータ接続部72は、線材71の一端側の一部を螺旋状に巻き回して構成される螺旋部73を有し、螺旋部73の軸線方向P1に隣り合う線材71の間にモータ端子25が挟み込まれ、モータ端子25に通電されるように接続されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、パワーウィンドウ等の駆動源として用いられるモータアクチュエータ及びこれに用いられるターミナルに関する。
パワーウインドウ等の駆動源として用いられるモータアクチュエータは、通常、モータと、モータを収容するハウジングとを備える。ハウジングは、外部電源等の外部装置に接続するためのコネクタ部が設けられており、そのコネクタ部に接続された外部装置と、モータのモータ端子とを電気的に接続するため、通常、ハウジング内にターミナルが設けられる。
このターミナルとしては、金属板をプレス加工することによって、外部装置に接続される外部接続部と、モータ端子に接続されるモータ接続部とを一体成形したものが知られている(特許文献1参照)。
特開2012−253894号
しかしながら、ターミナルをプレス加工品により構成すると、打ち抜き加工時に端材が生じ、歩留まりの低下により製造コストの増大を招いてしまう。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、ターミナルの製造コストを抑えることのできるモータアクチュエータ及びこれに用いられるターミナルを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明のある態様は、モータアクチュエータに関する。モータアクチュエータは、モータ本体と、モータ本体から突出して設けられたモータ端子と、を有するモータと、導電性を有する線材により構成され、線材の一端側に設けられたモータ接続部を有するターミナルと、を備え、モータ接続部は、線材の一端側の一部を螺旋状に巻き回して構成される螺旋部を有し、螺旋部の軸線方向に隣り合う線材の間にモータ端子が挟み込まれ、モータ端子に通電されるように接続されていることを特徴とする。
また、本発明のある態様は、ターミナルに関する。ターミナルは、モータ本体から突出して設けられたモータ端子に接続される。ターミナルは、導電性を有する線材により構成され、線材の一端側に設けられたモータ接続部を備え、モータ接続部は、線材の一端側の一部を螺旋状に巻き回して構成される螺旋部を有し、螺旋部の軸線方向に隣り合う線材の間にモータ端子が挟み込まれ、モータ端子に通電されるように接続可能であることを特徴とする。
本発明のある態様によると、ターミナルが線材により構成されるため、ターミナルの製造に端材が生じる打ち抜き加工が不要となり、歩留まりの増加により製造コストを抑えることが可能となる。
本発明によれば、ターミナルの製造コストを抑えることができる。
第1の実施の形態に係るモータアクチュエータの構成を示す部分断面平面図である。 第1の実施の形態に係るモータアクチュエータの構成を示す正面断面図である。 第1の実施の形態に係る第1ターミナルの構成を示す平面図である。 (a)は第1の実施の形態に係る第1ターミナルの構成を示す正面図であり、(b)はその側面図である。 第1の実施の形態に係る第2ターミナルの構成を示す側面図である。 第1の実施の形態に係るモータ端子に接続されたターミナルの構成を示す拡大平面図である。 第1の実施の形態に係るモータ端子に接続されたターミナルの構成を示す拡大側面図である。 従来の線材により構成されるターミナルがモータ端子に接続された状態を示す図である。 第2の実施の形態に係る第1ターミナルの構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、便宜上、図示の状態を基準に各構成要素の位置関係を表現する場合がある。また、同一の名称の構成要素について、「第1」、「第2」と記載し、その符号の末尾に「A」、「B」と記載して区別するが、両者を特に区別しない場合、これらの記載を省略する。
以下の実施の形態に係るモータアクチュエータは、ターミナルの製造コストを抑えるため、ターミナルを線材により構成している。また、モータ信頼性の向上を図るため、ターミナルのモータ接続部に線材を螺旋状に巻き回した螺旋部を設け、その螺旋部の軸線方向に隣り合う線材の間にモータ端子を挟み込み、モータ接続部とモータ端子とが通電されるように接続している。
[第1実施形態]
図1は、第1の実施の形態に係るモータアクチュエータ10の構成を示す部分断面平面図であり、図2は、その正面断面図である。図2は、図1のA−A断面を示す。モータアクチュエータ10は、モータ20と、ハウジング40と、出力軸50と、減速ギアセット60と、ターミナル70と、を備える。
モータ20は、直流モータとして構成され、モータ本体21と、回転軸23と、モータ端子25と、を有する。モータ本体21は、筒状に形成され、その軸方向の両側である前部21a及び後部21bがブラケットにより閉塞されている。回転軸23は、モータ本体21の前部21aから突出して設けられる。
モータ端子25は、モータ本体21の後部21bから突出して設けられる。モータ本体21は、その後部21bの外側面として、モータ端子25が突出する端子突出面21cが設けられる。端子突出面21cは、回転軸23に略直交する平坦面として形成される。モータ端子25は、モータ本体21の後部21bに間隔を空けて、互いに略平行に設けられる。一対のモータ端子25は、それぞれ板状に形成される。一対のモータ端子25は、モータ本体21に電源電圧を供給するための電源端子として構成され、一対のモータ端子25に電源電圧を供給することにより回転軸23が回転駆動する。
ハウジング40は、上ケース41(第1ケース)と、下ケース43(第2ケース)とを含み、これらが組み付けられることで構成される。ハウジング40は、その内部にモータ20、出力軸50、減速ギアセット60及びターミナル70を収容する。
ハウジング40は、その側部に突出して設けられた筒状のコネクタ部45を有する。コネクタ部45は、その先端部に差込口47が設けられ、その差込口47から外部装置のコネクタ(図示せず)が差し込まれる。外部装置は、そのコネクタをコネクタ部45に差し込んだとき、コネクタ部45内に設けられたターミナル70の外部接続部83(後述する)と電気的に接続される。外部装置は、第1の実施の形態において、ターミナル70を通して、モータ本体21に電源電圧を供給する外部電源として構成される。
出力軸50は、上ケース41の上部に形成された貫通孔から外部に露出するようにハウジング40に設けられる。減速ギアセット60は、ウォームギア61と、第1中間ギア63と、第2中間ギア65と、出力ギア67と、を備え、これらが順に噛み合うように構成される。ウォームギア61は、回転軸23と同軸状に取り付けられる。出力ギア67は、出力軸50と同軸状に取り付けられる。減速ギアセット60は、各ギアにより回転軸23の回転を減速して出力軸50に伝達する。
ターミナル70は、モータ端子25と外部装置とを電気的に接続するために設けられる。ターミナル70には、一対のモータ端子25のうちの一方の第1モータ端子25A(図1中右側)に接続される第1ターミナル70Aと、他方の第2モータ端子25B(図1中左側)に接続される第2ターミナル70Bとが含まれる。
図3は、第1ターミナル70Aの構成を示す平面図であり、図4(a)はその正面図であり、(b)はその側面図である。図5は、第2ターミナル70Bの構成を示す側面図である。第1ターミナル70Aと第2ターミナル70Bの構成は、その大半が共通なため、ターミナル70の構成については、主として図3、図4を参照しながら説明する。
ターミナル70は、導電性を有する銅、金のような金属等の線材71により構成される。ターミナル70は、第1の実施の形態において、断面角形の線材71により構成されるが、その断面形状については限定されない。ターミナル70は、金属等の線材71を芯材として、その芯材の表面にめっき処理が施されためっき線材により構成されてもよい。
ターミナル70は、線材71の一端側(モータ端子25側)から他端側(コネクタ部45側)にかけて、モータ接続部72と、中間連結部81と、外部接続部83とが順に設けられる。ターミナル70は、線材71をフォーミング加工等することによって、モータ接続部72、中間連結部81、外部接続部83が一体成形される。
モータ接続部72は、線材71の一端側の一部を螺旋状に巻き回して構成される螺旋部73と、螺旋部73より線材71の一端側に設けられた余長部75とを有する。余長部75は、線材71の螺旋部73となるべき部位より一端側の部位を残して、その螺旋部73となるべき部位を螺旋状に巻き回すことで設けられる。中間連結部81は、螺旋部73より線材71の他端側に設けられる。
螺旋部73は、第1の実施の形態において、螺旋の中心軸を通る軸線Lからの垂線が略一定となるように巻き回される。螺旋部73は、第1の実施の形態において、その周方向の全周に亘る範囲が湾曲した円弧状部78により構成される。
螺旋部73は、その巻き数が少なくとも1巻き以上となり、第1の実施の形態においては、その巻き数が略5/4巻きとされている。螺旋部73は、材料コスト、占有空間を抑える観点から、その巻き数が3巻き以下であると好ましく、その巻き数が2巻き以下であるとより好ましい。
図6は、モータ端子25に接続されたターミナル70の構成を示す拡大平面図である。図7(a)は第1モータ端子25Aに接続された第1ターミナル70Aの構成を示す拡大側面図であり、図7(b)は図7(a)から第1ターミナル70Aの一部を省略した図である。
モータ接続部72は、図6に示すように、螺旋部73の軸線方向P1がモータ本体21の端子突出面21cと略平行となるように配置される。モータ接続部72を構成する線材71、つまり、螺旋部73と余長部75とを構成する線材71は、螺旋部73の軸線方向P1に間隔を空けて設けられる。モータ接続部72は、螺旋部73の軸線方向P1に隣り合う線材71の間に差込スリット77が形成される。モータ端子25は、螺旋部73の差込スリット77を通して螺旋部73の内側に差し込まれ、螺旋部73の軸線方向P1に隣り合う線材71の間にモータ端子25が挟み込まれる。
モータ端子25の板厚方向両側の端子側面26と、その端子側面26と対向するモータ接続部72の軸線方向P1の端面76とは、半田付けにより接続され、モータ接続部72は、モータ端子25に通電されるように接続されることになる。第1の実施の形態においては、モータ端子25の一方の第1端子側面26A(図6右側の第1モータ端子25Aの右側の端子側面26)と、その第1端子側面26と対向する螺旋部73の軸線方向P1の第1端面76Aとが半田付けにより接続される。モータ接続部72は、螺旋部73の巻き数の略1/3巻きに相当する部分を接続範囲S1(図7(a)参照)として、モータ端子25の第1端子側面26Aに接続される。また、モータ端子25の他方の第2端子側面26B(図6右側の第1モータ端子25Aの左側の端子側面26)と、その第2端子側面26Bと対向する余長部75の軸線方向P1の端面76Bとが半田付けにより接続される。モータ接続部72は、モータ端子25の第2端子側面26Bと対向する余長部75の部分を接続範囲S2(図7(b)参照)として、モータ端子25の第2端子側面26に接続される。なお、図6、図7においては、半田の肉盛り部分を省略している。
モータ接続部72は、図7(a)に示すように、モータ端子25に接続されたとき、モータ端子25の先端面25bに対して、モータ本体21の端子突出面21c寄りの位置に、螺旋部73の軸線Lが位置するように構成されている。これにより、モータ端子25の先端面25bからの螺旋部73の突出長さが抑えられ、ハウジング40内での螺旋部73の占有空間が抑えられる。
モータ接続部72は、図7に示すように、螺旋部73において、線材71の他端側(コネクタ部45側)に設けられた巻き始め部73cと、線材71の一端側(モータ端子25側)に設けられた巻き終わり部73dとを有する。螺旋部73は、巻き始め部73cからモータ本体21の端子突出面21cに向けて巻き回されている。これにより、螺旋部73の巻き始め部73cから逆向きに巻き回すよりも、巻き始め部73cの近傍に差込スリット77を形成するために必要な巻き数が抑えられ、螺旋部73を構成する線材71量が抑えられる。
余長部75は、螺旋部73の巻き終わり部73dから延びるように設けられ、中間連結部81は、螺旋部73の巻き始め部73cから延びるように設けられる。モータ接続部72が余長部75を有することにより、モータ接続部72をモータ端子25に接続等するとき、余長部75を作業員、ロボットアーム等により把持した状態で作業でき、作業性が良好となる。モータ接続部72は、この余長部75と中間連結部81とが螺旋部73を間に挟んで互いに逆側に延びるように構成される。第1の実施の形態において、余長部75は、螺旋部73から上側に延びるように設けられ、中間連結部81は、余長部75とは逆側、つまり、螺旋部73から下側に延びるように設けられる。これにより、中間連結部81が余長部75と逆側に延びているので、中間連結部81により遮られずに余長部75を把持できる。
第1ターミナル70Aと、第2ターミナル70Bとは、図6に示すように、それぞれの螺旋部73の軸線Lが同軸状に配置される。第1ターミナル70Aと第2ターミナル70Bとは、図4、図5に示すように、それぞれの巻き始め部73cが、螺旋部73の異なる周方向位置に設けられる。つまり、第1ターミナル70Aの巻き始め部73cは、図4(b)に示すように、螺旋部73の軸線Lの下方に設けられる。一方、第2ターミナル70Bの巻き始め部73cは、図5に示すように、螺旋部73の軸線Lの下方から周方向にずれた位置に設けられる。これにより、図6に示すように、第1ターミナル70A、第2ターミナル70Bそれぞれの中間連結部81が、螺旋部73の軸線Lと略平行に設けられたときに、各中間連結部81の配置位置をずらすことが可能となる。
図1に戻り、中間連結部81は、モータ接続部72の配置位置から外部接続部83の配置位置まで、ターミナル70のモータ接続部72と外部接続部83とをつなげるために設けられる。中間連結部81は、ハウジング40の下ケース43の内部形状に沿うように、複数箇所で曲げ加工されている。
外部接続部83は、コネクタ部45の底面(ハウジング40の側部)に形成された端子挿通孔45aを通して、コネクタ部45内に突出して設けられる。外部接続部83は、線材71の他端部によりコネクタピンとして構成されている。外部接続部83は、外部装置のコネクタがコネクタ部45に差し込まれたとき、その外部装置と電気的に接続される。
以上の実施の形態に係るモータアクチュエータ10によれば、ターミナル70が線材71により構成されるため、ターミナル70の製造に端材が生じる打ち抜き加工が不要となり、歩留まりの増加により製造コストを抑えることが可能となる。また、ターミナル70がめっき線材により構成される場合、めっき線材の軸方向両端面のみを切断面とすることができ、その切断面以外がめっきにより覆われるため、腐食による悪影響が効果的に抑えられる。
また、上述の実施の形態によれば、螺旋部73の軸線方向P1に隣り合う線材71の間にモータ端子25が挟み込まれ、モータ接続部72がモータ端子25に通電されるように接続されている。このため、線材71とモータ端子25との接続範囲を広くして、これらの接続強度を増大させることにより、モータ信頼性の向上が図られる。
また、上述の実施の形態によれば、次のような効果が得られる。図8は、従来の線材171により構成されるターミナル170がモータ端子125に接続された状態を示す図である。
従来、線材171とモータ端子125と接続する場合、線材171とモータ端子125との接続範囲を広くしてモータ信頼性を確保するため、モータ端子125の板厚方向の両面に線材171が接触するように、線材171をU字状に折り曲げていた。このため、線材171の折り曲げ部172での曲率半径がモータ端子125の板厚の半分程度となり、線材171の折り曲げ部172での曲率が非常に大きくなり、折り曲げ部172での破壊が生じ易くなることで、かえってモータ信頼性の低下を招いていた。
一方、上述の実施の形態によれば、線材71とモータ端子25との接続範囲を広くするため、線材71を螺旋状に巻き回した螺旋部73を設けており、その螺旋部73の曲率半径をモータ端子25の板厚より十分に大きくできる。このため、螺旋部73での曲率が小さくなり、螺旋部73での破壊を防止でき、線材71とモータ端子25との接続範囲を広くしつつも、モータ信頼性を確保できる。
また、上述の実施の形態によれば、線材71の一端側にモータ接続部72が設けられ、他端側に外部接続部83が設けられているため、モータ接続部72と外部接続部83とを、回路基板やリードワイヤ等の別部品を用いて電気的に接続することが不要となる。このため、回路基板等が不要となることにより部品点数が抑えられるうえ、電気的な接続箇所の低減により組立工数の削減が図られる。
[第2実施形態]
図9は、第2の実施の形態に係る第1ターミナル70Aの構成を示す側面図である。なお、以下の実施形態では、第1の実施の形態で説明した要素と同一の要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第1ターミナル70Aの螺旋部73は、第1の実施の形態において、その周方向の全周に亘る範囲が湾曲した円弧状部78により構成された。第2の実施の形態において、螺旋部73は、その周方向の一部に亘る範囲に設けられた複数の円弧状部78と、複数の円弧状部78の間に設けられた直線状の直線部79とを含んで構成される。図示の例では、螺旋部73は、四角形状の角部分に円弧状部78が設けられ、側辺部分に直線部79が設けられ、側面視が四角形状をなすように構成される。このように、螺旋部73は、その側面視の形状について特に限定するものではなく、その側面視の形状として、円形状、四角形状の他に、三角形状等の多角形状や楕円状等に構成されていてもよい。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示すにすぎない。また、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
上述の実施の形態では、ターミナル70のモータ接続部72が、モータ本体21に電源電圧を供給するための電源端子として構成されるモータ端子25に接続される例を説明したが、モータ本体21に通電するためのモータ端子25に接続されていればよい。このようなモータ端子25としては、電源端子として構成されるモータ端子25の他、モータ本体21を制御する制御信号を入出力するための信号端子や、外部に接地するための接地端子として構成されるモータ端子25が含まれる。
また、上述の実施の形態では、モータ端子25とモータ接続部72とが半田付けにより接続される例を説明したが、モータ接続部72は、モータ端子25に通電可能に接続されれば、その接続手段について限定されない。半田付けの他の接続手段としては、スポット溶接等の溶接や、熱溶着、接着等により接続されてもよい。また、上述の実施の形態では、モータ接続部72の螺旋部73と余長部75とを構成する線材71の間にモータ端子25を挟み込んで、これらを通電可能に接続したが、螺旋部73を構成する線材71の間にモータ端子25を挟み込んで接続してもよい。
10 モータアクチュエータ、20 モータ、21 モータ本体、21c 端子突出面、23 回転軸、25 モータ端子、26 端子側面、40 ハウジング、45 コネクタ部、50 出力軸、60 減速ギアセット、61 ウォームギア、63 第1中間ギア、65 第2中間ギア、67 出力ギア、70 ターミナル、72 モータ接続部、73 螺旋部、73a 端面、73b 内周面、73c 巻き始め部、73d 巻き終わり部、75 余長部、77 差込スリット、81 中間連結部、83 外部接続部。

Claims (7)

  1. モータ本体と、前記モータ本体から突出して設けられたモータ端子と、を有するモータと、
    導電性を有する線材により構成され、前記線材の一端側に設けられたモータ接続部を有するターミナルと、を備え、
    前記モータ接続部は、前記線材の一端側の一部を螺旋状に巻き回して構成される螺旋部を有し、前記螺旋部の軸線方向に隣り合う線材の間に前記モータ端子が挟み込まれ、前記モータ端子に通電されるように接続されていることを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 前記モータ接続部は、前記螺旋部より前記線材の一端側に設けられた余長部を更に有することを特徴とする請求項1に記載のモータアクチュエータ。
  3. 前記ターミナルは、前記螺旋部より前記線材の他端側に設けられた中間連結部を更に有し、
    前記モータ接続部は、前記余長部と前記中間連結部とが前記螺旋部を間に挟んで互いに逆側に延びるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のモータアクチュエータ。
  4. 前記モータ接続部は、前記螺旋部において前記線材の他端側に設けられた巻き始め部を有し、前記巻き始め部から前記モータ本体の端子突出面に向けて巻き回されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモータアクチュエータ。
  5. 前記ターミナルは、前記線材の他端側に設けられ、外部装置と電気的に接続可能な外部接続部を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のモータアクチュエータ。
  6. 前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられた出力軸と、
    前記モータの回転軸の回転を減速して前記出力軸に伝達可能な減速ギアセットと、を更に備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のモータアクチュエータ。
  7. モータ本体から突出して設けられたモータ端子に接続されるターミナルであって、
    導電性を有する線材により構成され、前記線材の一端側に設けられたモータ接続部を備え、
    前記モータ接続部は、前記線材の一端側の一部を螺旋状に巻き回して構成される螺旋部を有し、前記螺旋部の軸線方向に隣り合う線材の間に前記モータ端子が挟み込まれ、前記モータ端子に通電されるように接続可能であることを特徴とするターミナル。
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